ORIENT STAR SDE00002W0 User manual

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自動巻き ( 手巻き付 ) 機械式時計
取扱説明書
この度は、当社製品をお買い上げいただきありがとうございました。
この時計を末永くご愛用いただくため 、 本取扱説明書をよくお読みの上、
正しくご使用下さいますようお願い申しあげます。
尚 、 この取扱説明書はお手元に保管し 、 必要に応じてご覧下さい 。
◆安全上のご注意
ご使用になられる方や他の人への危害及び財産の損害を未然に防ぐため、
次の表示で区分されている内容につきましては必ずお守り下さい。
… この表示の欄は 、 表示内容と異なった使い方をしたとき
に『死亡または重傷などを負う可能性が想定される』内
容です 。
… この表示の欄は 、 表示内容と異なった使い方をしたとき
に『人的傷害または物的損害のみが発生する可能性が想
定される』内容です 。
警告警告
注意注意

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◆製品の特徴
1この時計は 、 自動巻(手巻き付)機械式時計です 。
2秒針停止装置が付いています。
3てんぷを衝撃から守る、耐震軸受を使用しています。
424 時針を用いて、他の都市の時刻を表示できます。
(デュアルタイム機能) ※ DJ(40P) のみ
5曜日はレトログラード式表示です。※ DE(40A) のみ
◆製品仕様
キャリバー
パワー
リザーブ
機能
日付 曜日 24 時針
秒針
停止
機能
クリック
ボタン
DA 40R ○ - - - ○ -
DE 40A ○ 針表示 針表示 - ○ -
DG 405 - - - - ○ -
DJ 40P ○ ○ - 針表示 ○ -
EJ 40G ○ ○ - - ○ ○
EL 40N ○ ○ - - ○ -
(1)振 動 数…21,600 振動/1時間
(2)精度日差…+ 25 秒〜− 15 秒
(3)駆動方式…ぜんまい巻
(4)石 数…22 石
(5)持続時間…40 時間以上(最大巻上げ時)

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※製品仕様はキャリバー No. によって異なります。
キャリバー No. はケース裏蓋に刻印されていますケース No.上2桁をご
参照ください。
( 例 )ケース No. : DJ02-C0
※精度日差は室温において、ぜんまいを全巻にし、文字板上で静置した状態
で、24 時間経過した時の日差 ( 進み、遅れ ) です。
※自動巻機械時計の特性上、ご使用になる条件(携帯時間・時計の姿勢・腕
の動き・ぜんまいの巻き上げ具合等)によっては、精度日差の範囲を超え
る場合があります。
※製品仕様は改良のため予告なく、変更することがあります。
上2桁
上2桁

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◆各部の名称とはたらき
A: 時針
B: 分針
C: 秒針
D: 日付 / 日針
E: 曜日 / 曜針
F: パワーリザーブ
G: 24 時針
H: りゅうず
I: クリックボタン
J: 文字板
< DE(40A) >
F
A
C
B
D
G
< DJ(40P) >
H
J
A
B
C
D
E
F
H
J
< DE(40A) >
F
A
C
B
D
G
< DJ(40P) >
H
J
A
B
C
D
E
F
H
J

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※モデルにより、りゅうず・クリックボタン・日付・曜日・パワーリザーブ
針等の位置が異なるものがあります。
※最初に表示される曜日が異なるものがあります。※ DE(40A)) のみ
< EJ(40G) >
0
4
20
0
3
01
0
B
F
J
D
A
C
I
H
< EL(40N) >
0
4
20
03
0
1
0
B
F
J
D
A
C
H
< EJ(40G) >
0
4
20
0
3
01
0
B
F
J
D
A
C
I
H
< EL(40N) >
0
4
20
03
0
1
0
B
F
J
D
A
C
H
< DA(40R) >
0
4
20
0
3
0
1
0
B
F
J
A
C
H
< DG(405) >
B
J
A
C
H
< DA(40R) >
0
4
20
0
3
0
1
0
B
F
J
A
C
H
< DG(405) >
B
J
A
C
H

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◆自動巻 ( 手巻き ) 機構について
1この時計は自動巻(手巻き付)機械時計です。
2ぜんまいは時計を腕に付けている間、腕の動きでぜんま
いを自然に巻き上げることができます。
また、りゅうずを回してぜんまいを巻くこともできます。
3止まっている時計をご使用になるときは 、 時計を振るか、
りゅうずを回してぜんまいを巻いて始動させて下さい 。
秒針が動き出したら日付、曜日 ( 日付、曜日表示のある
モデル )、時刻を合わせてください。
4ぜんまいを巻く際にはりゅうずを通常位置で右(時計回り)にゆっくり
回して下さい。
なお、りゅうずは左回り(反時計回り)では空転するようになっています。
止まっている状態からは、りゅうずを約20回転させれば充分に巻上げ
ることができます。
巻上げが完了してもりゅうずは回りますので、上記回転数を目安に巻い
ていただくか、パワーリザーブインジケーターが付いているモデルにつ
きましては、パワーリザーブインジケーターの目盛りを目安に巻いて下
さい。
5この時計は、ぜんまいが充分に巻き上げられた状態で約 40 時間動き続
けます。ぜんまいの巻き上げが不足すると進み遅れの原因になります。
巻き上げを十分に行い 、 精度を保つために 1 日 8 時間以上携帯するこ
とをおすすめします。
◆ねじロック式りゅうずモデルの場合
商品によっては、りゅうずをケースにねじ込むことでロック(固定)できる
構造のモデルがあります。
このタイプの時計については、次の操作方法を行って下さい。
• ぜんまい巻(手巻き)時、時刻合わせおよび日付・曜日合わせ時は 、 先に
りゅうずを左に回し、ねじを緩めてから行って下さい。
• ぜんまい巻(手巻き)時、時刻合わせおよび日付・曜日合わせ終了後は、りゅ
うずを押しながら右に回し、ねじを止まるところまでしっかり締め込んで
下さい。

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◆ねじロック式クリックボタンモデルの場合 ※ EJ(40G)) のみ
商品によっては、ボタンリング(ボタンの外周部)をねじ込むことでロック
(固定)できる構造のモデルがあります。
このタイプの時計については、次の操作方法を行って下さい。
• ボタン操作の際は、先にボタンリングを左に回して、ねじを止まるまでゆ
るめてから行なってください。
※充分にゆるめない場合、ボタン操作ができない場合があります。必要
以上に強く回さないでください。
• ボタン操作終了後は、ボタンリングを右に回して、ねじを止まるところま
でしっかり締め込んでください。
※必要以上に強く締め込まないでください。

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◆時刻の合わせ方 [DE(40A)、DJ(40P)、EL(40N)]
1秒針が 12 時(60 秒)の位置にきた時、
りゅうずを2段目まで引き出します。
(秒針は停止します。)
2りゅうずを右に回して現在の時刻に合わ
せます。
※日付表示付きのモデルは午前・午後を
間違えないようにセットして下さい。
日付は、午前 0 時ごろ変わります。
※時刻を合わせる際には、針を一旦正し
い時刻よりやや遅らせておき、それか
ら進めて合わせるようにして下さい。
3時報と同時にりゅうずを通常の位置(0
段目)まで押し込みます。

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◆時刻の合わせ方 [DA(40R)、DG(405)、EJ(40G)]
1秒針が 12 時(60 秒)の位置にきた時、
りゅうずを引き出します。
(秒針は停止します。)
2りゅうずを右に回して現在の時刻に合わ
せます。
※日付表示付きのモデルは午前・午後を
間違えないようにセットして下さい。
日付は、午前 0 時ごろ変わります。
※時刻を合わせる際には、針を一旦正し
い時刻よりやや遅らせておき、それか
ら進めて合わせるようにして下さい。
3時報と同時にりゅうずを通常の位置(0
段目)まで押し込みます。

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◆日付の合わせ方 [EL(40N)]
注意
※時刻が午後 10 時から午前 2 時までの間は日付の切換作動中ですので、
日付合わせは避けて下さい。この時間帯に日付合わせをしますと、翌日に
なっても日付が変わらないことがあり、故障の原因となる場合がありま
す。
※日付合わせを行う場合は、この時間外に針を移動させてから行って下さ
い。
1りゅうずを 1 段目まで引き出します。
※この時計のりゅうずは 2 段に引けます。
2りゅうずを左に回して今日の日付に合わせ
ます 。
3りゅうずを通常の位置(0 段目)まで押し
込みます。
◎月末の日付修正について
ひと月が 30 日、もしくは 30 日以下の月で
は、日付の修正が必要になりますので、翌月
の1日になりましたら、日付を「1 日」に合
わせて下さい。

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◆日付の合わせ方 [DJ(40P)]
注意
※時刻が午後 9 時から午前 2 時までの間は日付の切換作動中ですので、日
付合わせは避けて下さい。この時間帯に日付合わせをしますと、翌日に
なっても日付が変わらないことがあり、故障の原因となる場合がありま
す。
※日付合わせを行う場合は、この時間外に針を移動させてから行って下さ
い。
1りゅうずを 1 段目まで引き出します。
※この時計のりゅうずは 2 段に引けます。
2りゅうずを右に回して今日の日付に合わせ
ます 。
3りゅうずを通常の位置(0 段目)まで押し
込みます。
◎月末の日付修正について
ひと月が 30 日、もしくは 30 日以下の月で
は、日付の修正が必要になりますので、翌月
の1日になりましたら、日付を「1 日」に合
わせて下さい。

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◆日付の合わせ方 [EJ(40G)]
注意
※時刻が午後 9 時から午前 2 時までの間は日付の切換作動中ですので、日
付合わせは避けて下さい。この時間帯に日付合わせをしますと、翌日に
なっても日付が変わらないことがあり、故障の原因となる場合がありま
す。
※日付合わせを行う場合は、この時間外に針を移動させてから行って下さ
い。
1クリックボタンを押して日付を合わせます。
※商品によっては、ボタンが指で押せないタイプがあります。
日付を修正する際は、先の細いもの(精密ドライバー、ピンセット、爪楊
枝等)でボタンを押して、日付を合わせてください。
◎月末の日付修正について
ひと月が 30 日、もしくは 30 日以下の月では、日付の修正が必要にな
りますので、翌月の1日になりましたら、日付を「1 日」に合わせて下さい。

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◆日付の合わせ方 [DE(40A)]
注意
※時刻が午後 10 時から午前 4 時までの間は日付・曜日の切換作動中です
ので、日付・曜日合わせは避けて下さい。この時間帯に日付・曜日を合わ
せますと、翌日になっても切り替わらないことや故障の原因となる場合が
あります。日付・曜日合わせを行う場合は、この時間外に針を移動させて
から行って下さい。
1りゅうずを 1 段目まで引き出します。
※この時計のりゅうずは 2 段に引けます。
2りゅうずを左に回して今日の日付に合わせ
ます 。
3りゅうずを通常の位置(0段目)まで押し
込みます。
※引き続き曜日合わせを行う場合はりゅう
ずを押し込まずに曜日合わせを行ってく
ださい。その際の手順は◆曜日の合わ
せ方[DE(40A)] をご参照下さい。
◎月末の日付修正について
ひと月が 30 日、もしくは 30 日以下の月では、日付の修正が必要にな
りますので、翌月の1日になりましたら、日付を「1 日」に合わせて下さい。

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◆曜日の合わせ方 [DE(40A)]
◎曜針の動きについて
レトログラード表示の特徴として最後の曜日から先頭の曜日まで戻ると
きに、針は瞬時に移動します。曜日合わせの際はりゅうずをゆっくり回し
て曜日を合わせてください。
1りゅうずを 1 段目まで引き出します。
※この時計のりゅうずは 2 段に引けま
す。
2りゅうずを右に回して今日の曜日に合わ
せます 。
3りゅうずを通常の位置(0段目)まで押
し込みます。
※曜日、りゅうずの位置は、モデルによって異なります。また、最初に表示
されている曜日が異なるものがあります。

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◆第二時間帯(デュアルタイム)機能の使い方 [DJ(40P)]
※第二時間帯(デュアルタイム)機能とは、同時に二つの異なった時刻を表
示することができる機能です。
この商品は、時・分針による時刻表示と、単独修正可能な 24 時針によって、
同時に二つの異なった時刻を表示することができます。第二時間帯(デュ
アルタイム)として選択できるのは、時差が 1 時間単位の都市に限られ
ます。
◆24 時針の合わせ方
24 時針合わせを行う前に、時刻表示が現在の時刻に合っていることを確
認します。時・分針と 24 時針は連動しています。24 時針を合わせる前
に時刻合わせを行ってください。(◆時刻の合わせ方[DJ(40P)]参照)
1りゅうずを 1 段目まで引き出します。
※この時計のりゅうずは 2 段に引けま
す。
2りゅうずをゆっくり左に回して、任意の
時刻に 24 時針を合わせます。
※24 時針は1時間単位で時刻の進む方
向へ回転します。
※24 時針の 1 時間単位の動きを確認し
ながらゆっくり回して下さい。
※24 時針を修正している時、その他の
針が少し動きますが故障ではありませ
ん。

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3りゅうずを押し込みます。
※りゅうずの位置は、モデルによって異なります。
◎第二時間帯(デュアルタイム)の使用例
日本時刻午後5時00分のときに、第二時間帯でニューヨークを表示さ
せる場合。
時差が -14 時間(◆標準時比較一覧 参照)ですので 24 時針を午前 3
時に合わせます。(◆24 時針の合わせ方を参照)
時差は標準時比較一覧を参考にしてください。

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◆24 時間リング(回転ベゼル、内装リング)の使い方
商品によっては、24 時間リング(回転ベゼル、内装リング)付きのモデル
がありますので、お買い求めの時計をご確認の上、正しくご使用下さい。
24 時針の指す、24 時間リングの目盛りを読み取ることにより、使用します。
◆ 24 時針の合わせ方 では、24 時針を修正しましたが、24時間目盛り
付リング(回転ベゼル、内装リング)を回転させることでも、同様に合わせ
られます。
例)日本時刻午後5時00分のときに、第二時間帯でニューヨークを表示
させる場合。
時差が -14 時間(◆標準時比較一覧 参照)ですので、24 時間リングを
午前 3 時に合わせます。

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◆標準時比較一覧
※国によっては、夏時間(サマータイム)がある場合もあり、各国の時差お
よびサマータイムは国の都合により変更となる場合があります。
都市名 その他の都市 GMT との時差
グリニッジ標準時 ロンドン、カサブランカ、ダカール 0
パリ ローマ、アムステルダム、トリポリ、フランクフルト、ベルリン +1
カイロ アテネ、イスタンブール、ケープタウン +2
モスクワ メッカ、ナイロビ、キエフ +3
デュバイ +4
カラチ +5
ダッカ タシケント +6
バンコック プノンペン、ジャカルタ +7
ホンコン シンガポール、北京、マニラ +8
東京 ソウル、平壌 +9
シドニー グアム島、ババロフスク +10
ヌーメア(ニューカレドニア) ソロモン諸島 +11
ウエリントン オークランド、フィージー諸島 +12
ミッドウエイ −11
ホノルル −10
アンカレッジ ドーソン(カナダ)−9
ロサンジェルス サンフランシスコ、バンクーバー −8
デンバー エドモントン(カナダ)−7
シカゴ メキシコシティー −6
ニューヨーク ワシントン、モントリオール −5
サンチャゴ(チリ) −4
リオデジャネイロ ブエノスアイレス −3
ペルデ岬島 −2
アゾレス −1

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◆パワーリザーブインジケーター
パワーリザーブインジケーターとは、ぜんま
いの巻上げ状態を時間で示し、残り駆動時間
がひと目でわかる機能です。ぜんまいの巻上
げ残量の表示はパワーリザーブ針によって表
示していますので、針の指す時間が巻上げ残
量時間です。
※このぜんまいの巻上げ残量時間はあくまで
も目安ですので、表示の時間と実際の残量
時間には差がありますので予めご了承下さい。
腕に付けている間は腕の動きにより、ぜんまいが常に巻上げられ、パワー
リザーブ針の表示は全巻(40H)方向を表示しています。
尚、腕の動きによりぜんまいの巻上げ量は異なりますので、常に全巻き
方向を表示しているとは限りませんのでご了承下さい。腕から外し、ぜ
んまいを巻上げなければ時間の経過とともにパワーリザーブ針の表示は
ゼロ方向へと移動します。
また、本製品は手巻き機構が付いていますので、りゅうずを回してぜん
まいを巻くことによりパワーリザーブ針は全巻(40H)方向に移動し
ます。
パワーリザーブ針

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◆回転ベゼルの使い方
商品によっては、回転ベゼル付きのモデル
がありますので、お買い求めの時計をご確
認の上、正しくご使用下さい。回転ベゼル
を回して、▽マークを分針に合わせて下さ
い。ある時間が経過した後に分針の示す回
転ベゼル上の数字を読むことにより、経過
時間を知ることができます。また、目的時
刻に合わせておくことにより、残り時間を
知ることもできます。
回転ベゼルは逆回転防止機構の付いた、ラ
チェット装置が付いていますので、ショッ
クによる不用意な回転を防止し、また目盛
りのセットがしやすくなっています。
回転ベゼル
経
過
時
間
上図は、10 時 10 分から 20 分経
過したことを示しています。
回転ベゼル
経
過
時
間
上図は、10 時 10 分から 20 分経
過したことを示しています。
This manual suits for next models
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