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5.設定(WindowsXP)
タスクトレイの Xear3D アイコンをダブルクリックすると、設定画面が立ち上がります。
メイン設定画面
アナログ出力
アナログ出力又は、MLD(マルチチャンネルリニア PCM デジタル出力)がドライブする対象のス
ピーカー数を選びます。ヘッドホンアウトには対応していないので 2,4,6,8 のいずれかを選択し
てください。(2=2 チャンネル、4=4.0 チャンネル、6=5.1 チャンネル、8=7.1 チャンネル)
S/PDIF 出力
パススルーデジタル出力、アナログ出力、MLD のフォーマットを選びます。
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アナログ出力と MLD でDolby Digital、DTS を再生するには、デジタルオーディオ
44.1KHz~192KHz を選択してください。
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パススルーデジタル出力を使い、外部の AV アンプのデコーダーで Dolby Digital、DTS を再
生するには、Dolby Digital Live 又は、DTS Interactive を選択してください。
ヒント
S/PDIF 出力のデジタルオーディオ 44.1KHz~192KHz で示される各周波数は、アナログ
出力(DAC)およびMLD のサンプリング周波数となります。ソースのサンプリング周波数は自動
的にこの周波数にオーバーサンプリング又はアンダーサンプリングされます。アナログ出力をご使
用になる場合には 192KHz がベストパフォ-マンスになります。MLD を使う場合には、外部
のDAC が対応している最高周波数にあわせるのがベストパフォ-マンスです。
バランス調整
矢印のボタンをクリックすると、各チャンネルのレベル調整画面になります。表示されたスピーカ
ーの絵をクリックすると、ナレーションが流れますので同じ音量になるように調整してください。な
お、Reset ボタンをクリックすると、全てのレベル調整が 0dB になるます。
ヒント 1
使用しているサウンドチップは、リニア PCM ソースで約+4dB ほどのデジタルゲインがあります。
録音レベルの高いソースで歪まないようにするには、このバランス調整画面で-4dB 以上の設
定をしないことを推奨します。後述する DSP やエフェクトを使うとよりゲインが高くなる場合があ
ります。このようなケースではよりレベルを落としておく必要があります。(ミキサ画面でレベルを落
としても同じです)
ヒント 2
映画館に比べ、Blu-ray やDVD はサラウンド、バックサラウンドのレベルが控えめのソースが
多いので、フロント側のレベルを絞ると、映画館のような迫力を味わえます。
略語について : マルチチャンネルオーディオでは各チャンネルの名称に略語が使われます。
(本説明書でも以下の略語を使うことがあります)
FL 又は L : フロント(メイン)左チャンネル FR 又は R : フロント(メイン)右チャンネル
C : フロントセンタチャンネル SW: サブウーハー
SL 又は Ls : サラウンド左チャンネル SR又は Rs : サラウンド右チャンネル
BL 又は Lb : バックサラウンド左チャンネル BR 又は Rb: バックサラウンド右チャンネル