Audio Technica NARUKAMI HPA-KG NARU User manual

HPA-KG NARU
NARUKAMI
Tube headphone amplifier / pre-amplifier
User Manual
取扱説明書
用户手册
使用說明書
真空管ヘッドホンアンプ/プリアンプ
电子管耳机放大器/前置放大器
真空管耳機擴大機/前置擴大機

1
この度は、本製品をお選びいただき、誠にありがとうございます。私たちは、お客様のオーディオ体験を向上させ、高品質のサウ
ンドを提供する機会を得ることができ、大変うれしく思っています。
ご使用の前に、必ず取扱説明書(本書)をお読みください。本書には、基本的な注意事項や正しい使いかたなど、重要な情報が
記載されています。本書をお読みいただくことで、お客様にシームレスな体験と新しい製品を最大限に活用できるようにしていた
だきたいと考えております。
オーディオテクニカは、お客様の期待を超え、卓越した価値を提供する製品づくりに誇りを持っています。お客様のお時間が貴
重なものであることを理解し、本製品がユーザーフレンドリーで直感的に操作できるよう、あらゆる努力をして設計しています。
改めまして、本製品をお選びいただき、ありがとうございます。ご質問やご意見がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
今後とも何卒よろしくお願いいたします。
株式会社オーディオテクニカ
お買い上げいただいたお客様へ

2
お買い上げありがとうございます。ご使用の前にこの取扱説明書を必ずお読みのうえ、正しくご使用ください。また、いつでもすぐ
読める場所に保管しておいてください。
●本製品は、販売国でのみ使用できます。
●本製品の電圧、電源ケーブル(別売)のプラグがお住まいの国に適合していることをご確認ください。
安全上の注意
本製品は安全性に充分な配慮をして設計していますが、使いかたを誤ると事故が起こることがあります。事故を未然に防ぐため
に次の内容を必ずお守りください。
警告 この表示は「取り扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負う可能性があります」を意味してい
ます。
注意 この表示は「取り扱いを誤った場合、使用者が傷害を負う、または物的損害が発生する可能性があり
ます」を意味しています。
アンプについて
警告 ● 異常(音、煙、臭いや発熱、損傷など)に気付いたら使用しない
異常に気付いたらすぐに使用を中止して、コンセントから電源ケーブルを抜き「鳴神(NARUKAMI)専用窓口」に連絡してください。
そのまま使用すると、火災など事故の原因になります。
● 火気に近づけない/火の付いたキャンドルなどを上に置かない
タバコの灰皿などを本製品の上に置かないでください。火災の原因になります。
● 分解や改造はしない
感電によるけがや、火災など事故の原因になります。真空管カバー内やトランスカバー内を清掃する場合、真空管を交換する場
合は、「鳴神(NARUKAMI)専用窓口」に連絡してください。
● 強い衝撃を与えない
感電によるけがや、火災など事故の原因になります。
● 濡れた手で触れない
感 電 によるけが の 恐 れが あります。
● 水をかけない/水滴や水しぶきのかかる場所に置かない
水の入ったカップなどを本製品の上に置かないでください。感電によるけがや、火災など事故の原因になります。
● 本製品に異物(燃えやすい物、金属、液体など)を入れない
感電によるけがや、火災など事故の原因になります。
● じゅうたんや布などで覆わない
過熱による火災など事故の原因になります。
● 同梱のポリ袋は幼児の手の届く所や火のそばに置かない
事故や火災の原因になります。
はじめに

3
はじめに
注意 ● 本製品をラックなどに設置する場合は、本製品の天面50cm 以上、背面、左右それぞれ20cm 以
上、隙間をあける。またほかの機器に近づけない
内部に熱がこもり、火災の原因となります。
● すぐにコンセントから電源プラグを抜くことができる場所に置く
電源スイッチを切っても、コンセントからは完全に遮断されていません。万一の事故防止のため、本製品をコンセントの近くに置き、
すぐにコンセントから電 源プラグを抜くことができるようにしてください。
● 不安定な場所に置かない
本製品の落下などにより、けがや故障の原因になります。
● 本製品を設置する際、本製品のフットが机や家具を傷つける場合があるため注意する
本製品の重量は約50kgあります。設置する場所などに合わせて、あらかじめフットの下にラバーやコルクなどのシートをご使用
ください 。
● 換気の良い場所に置く
熱がこもり、火災など事故の原因になります。ラックなどに入れるときは、放熱をよくするために本製品の周りに隙間を空けてく
ださい。本製品を使用する場合は、室温が10℃~40℃の範囲で使用してください。
● 直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、高温多湿やほこりの多い場所に置かない
感電によるけがや、火災など事故の原因になります。また、故障、不具合の原因になります。
● 本製品の上に物(花瓶・植木鉢・水の入ったコップ・金属)などを置かない
万一、倒れた場合、感電によるけがや、火災など事故の原因になります。
● ベンジン、シンナー、接点復活保護剤など薬品は使用しない
変形、故障の原因になります。

4
はじめに
電源ケーブル(別売)について
警告 ● 表示している電源電圧以外で使用しない
過熱による火災など事故の原因になります。
● 本製品以外には使用しない
電流容量などの違いにより、火災・感電の原因になります。また、故障・不具合の原因になります。
● 異常(音、煙、臭いや発熱、損傷など)に気付いたら使用しない
異常に気付いたらすぐに使用を中止して、コンセントから抜き、「鳴神(NARUKAMI)専用窓口」に連絡してください。そのまま使
用すると、火災など事故の原因になります。
● ケーブルは釘などで固定しない、束ねたまま使用しない
過熱による火災など事故の原因になります。
● コンセントや本体にプラグを差し込むときは根元まで確実に差し込む
過熱による火災など事故の原因になります。
● ケーブルを引っ張らず、プラグを持ってまっすぐ抜き差しする
断線、故障の原因になります。
● ケーブルの上に物を置いたり、敷物や家具などの下に入れたりしない
感 電 によるけが の 恐 れが あります。
● 分解や改造はしない
感電によるけがや、火災など事故の原因になります。
● 強い衝撃を与えない
感電によるけがや、火災など事故の原因になります。
● 濡れた手で触れない
感 電 によるけが の 恐 れが あります。
● 布などで覆わない
事故や火災の原因になります。
● プラグにたまったほこりなどは乾いた布で定期的に拭き取る
長い間掃除をしないと、火災など事故の原因になります。
● アース付きコンセントに必ず接続する
本製品はClassⅠ機器のため、アース付きコンセントに接続してください。火災の原因になることがあります。
● すぐにコンセントから電源プラグを抜くことができるようにする
電源のスイッチを切ってもコンセントからは完全に遮断されていません。
万一の事故防止のため、本製品をコンセントの近くに置き、すぐにコンセントから電源プラグを抜くことができるようにしてくださ
い。
注意 ● 長時間使用しないときは、コンセントから抜く
火災の原因になることがあります。安全のため、必ずコンセントから抜いてください。また、省エネルギーにご配慮ください。
● 足に引っ掛かりやすい場所にケーブルを引き回さない
故障や事故の原因になります。
● ベンジン、シンナー、接点保護剤など薬品は使用しない
変形、故障の原因になります。

5
●ご使用の際は接続機器の取扱説明書も必ずお読みください。
●強い衝撃を与えないでください。
●直射日光の当たる場所、暖房器具の近く、高温多湿やほこりの多い場所に置かないでください。また水がかからないようにし
てください 。
●本製品のヘッドホン出力端子はステレオヘッドホン専用です。ステレオヘッドホン以外の製品は絶対に接続しないでください。
●φ3.5mmステレオミニプラグのヘッドホンを接続する場合は、別売の変換プラグアダプターをご使用ください。変換プラグア
ダプター の 形 状 によっては 、ジャックから 抜けなくなりますのでご 注 意ください 。
●本製品のジャックは、音質を向上させるため接点圧力を強めに設計しています。一部のプラグ(指かかり部分の寸法が短いプ
ラグなど)ではジャックから抜けなくなる恐れがあります。
●電源をON/OFFする際やヘッドホンを接続するときは、必ず音量を最小にしてください。予期しない大音量で、聴力に悪
影響を与えることがあります。また、接続したヘッドホンの故障の原因になることがあります。
●接続する機器に合わせて適切なケーブルをお買い求めください。
●接続するケーブルのプラグは根元まで確実に差し込んでください。
●ケーブルを抜き差しする際は、音楽の再生を停止した状態で行ってください。
●本製品は真空管を使用しているため熱くなりますが、異常ではありません。
●インバータータイプの蛍光灯、LEDランプ、携帯電話やWi-Fiなどの無線機器から本製品を2m以上離してください。近くで
使用するとノイズが入る場合があります。
●AC 電源の環境が悪い場合は、市販のオーディオ用電源を使用してください。AC電源にノイズや変動があると、本製品の性
能が発揮できない場合があります。
●本製品を輸送の際は必ず、本製品専用の輸送用ケースが必要になります。「鳴神(NARUKAMI)専用窓口」ご相談ください。
●本製品は真空管を採用しています。充分な音質を得るために、ご使用前に必ず電源を入れてエージングを行ってください。
(初めて使用する前:72時間以上)
(毎回使用する前:15分以上)
●本製品は天然木を採用しています。天然木は変形・変色の恐れがありますので高温多湿・乾燥・紫外線(日光、蛍光灯)の環
境 に 注 意 してご 使 用ください 。
●天 然木に衝 撃を与えると、傷が 付いたり割れたりすることがあります。落 下させたり、尖ったものを当てたりしないでください。
使用上の注意

6
本製品をご使用になる前に、下記同梱品がすべて揃っていることを確認してください。万一、同梱品に不足や損傷がある場合は、「鳴
神(NARUKAMI)専用窓口」までご連絡ください。
1 2
3
1 アンプ本 体
2 真空管(TA-300B)(交換用)×4
3 機能説明プレート
アンプ本体のスイッチやダイヤルには表示がありません。この機能説明プレートをアンプ本体の前に置いてご使用ください。
電源ケーブルについて
本製品には電源ケーブルは付属していません。本製品の仕様をご確認のうえ、電源ケーブル(3芯・3P)をお買い上げいただき、
ご 使 用ください 。
同梱品の確認

7
フロントパネル
1 2 3 4 5 7 8 96
1 電源インジケーター
電源スイッチをONにすると、約90秒間点滅後、点灯状態になります。点滅中はウォームアップ中です。
2 電 源 スイッチ
3 入 力 切 替 スイッチ
BAL1:Balanced1
BAL2:Balanced2
LINE:LINE1
4 出 力 切 替 スイッチ
PRE:PRE出力
XLR4:XLR4バランスヘッドホン出力
HP:φ6.3mmヘッドホン出力
5 ヘッドホン イン ピー ダ ンス 切 替 スイッチ
ヘッドホンのインピーダンスに合わせて選択します。
32:32Ω~80Ω
150:80Ω~250Ω
600:250Ω~600Ω
また、ヘッドホンの種類や再生音楽のジャンルに合わせてお好みの音質になるようにインピーダンスポジションを選択してく
ださい。
PRE出力時は自動的に内部で600Ωに設定されます。
各部の名称と機能

8
各部の名称と機能
6 音量調整ダイヤル
ヘッドホン出力、PRE出力の音量を調節します。
7 左右バランス調整ダイヤル
左右の音量バランスを調整します。
8 XLR4バランス出力端子
ヘッドホン を 接 続 しま す。
9 φ6.3mmヘッドホン出力端子
ヘッドホン を 接 続 しま す。

9
各部の名称と機能
リアパネル
321 54 6 7
1 PRE LINE出力端子
オーディオケーブルを使用してパワーアンプなどと接続します。
2 XLR PRE BALANCED 出力端子
XLRバランスケーブルを使用してパワーアンプなどと接続します。
3 LINE 入力端子
オーディオケーブルを使用してCDプレーヤーなどと接続します。
4 バランス入力端子2
XLR3ピンのバランス入力です。
XLRケーブルを使用してCDプレーヤーなどと接続します。
ピンアサインは「コネクターとプラグについて」(p.11)を参照してください。
5 バランス入力端子1
XLR3ピンのバランス入力です。
XLRケーブルを使用してCDプレーヤーなどと接続します。
ピンアサインは「コネクターとプラグについて」(p.11)を参照してください。
6 電源ケーブル用インレット(~ AC IN)
電源ケーブル(別売)を接続します。必ず表示AC電圧が使用する国の電圧と一致していることを確認してください。異なる
場合は、本体内部の電圧設定を変更する必要があります。「鳴神(NARUKAMI)専用窓口」へご相談ください。本製品には
電源ケーブルは付属していません。本製品の仕様をご確認のうえ、電源ケーブル(3芯・3P)をお買い上げいただき、ご使用く
ださい。

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各部の名称と機能
7 ヒューズホルダー
指 定 の ヒューズ を 使 用 してください 。
電源電圧 ヒューズ(定格/モデル名/製造元)
AC100V T5.0AH250V/215005/リテルヒューズ
AC110V T5.0AH250V/215005/リテルヒューズ
AC120V T5.0AH250V/215005/リテルヒューズ
AC220V T2.5AH250V/21502.5/リテルヒューズ
AC230V T2.5AH250V/21502.5/リテルヒューズ
AC240V T2.5AH250V/21502.5/リテルヒューズ

11
バランスプリ出力コネクター
2
3
1
1SHIELD/GROUND
2
+(HOT)
3
-(COLD)
バランス入力コネクター
1
2
3
1
SHIELD/GROUND
2
+(HOT)
3
-(COLD)
XLR4バランスヘッドホン出力コネクター
1
2
3
4
1
L( + )
2
L( - )
3
R( + )
4 R( - )
コネクターとプラグについて

12
コネクターとプラグについて
φ6.3mm ヘッドホン出力プラグ
321
1
Tip(Lch)
2
Ring(Rch)
3
Sleeve(GND)

13
リアパネル
●本製品は、2系統のバランス入力(バランス1、バランス2)と1系統のアンバランス入力(LINE1)の3系統のオーディオ信号を
入力することができます。バランスオー ディオは 、一 般 的にプロフェッショナルやハイエンドのコンシューマーオーディオシステ
ムで使用され、非反転信号と反転信号の電圧差として3本のワイヤーで伝送されるため、ノイズや干渉を抑えたクリーンなオー
ディオ信号となります。これに対し、民生用機器に見られるアンバランス・オーディオは、オーディオ信号を保護するために2
本のワイヤーとシールドに頼っています。
●本製品はヘッドホンアンプとしての機能だけでなく、プリアンプとしても使用することができます。高品質のルンダール・トラン
スと真空管により、卓越した音質を実現し、極めて高性能なプリアンプの音声出力を実現しました。このプリアンプは、ソース
コンポーネントから出力される低レベルのオーディオ信号を増幅し、真空管による温かみのあるナチュラルなサウンドキャラ
クターを生み出し、パワーアンプを駆動するのに適したレベルまで持っていくように設計されています。プリアンプの出力端子
は、バランス接続とアンバランス接続の両方に対応しており、さまざまなパワーアンプに適しています。
CDプレーヤー/DVDプレーヤー
オーディオケーブル(別売)
オーディオケーブル(別売)
XLRケーブル(別売)
XLRケーブル(別売)
パワーアン プ スピーカー
接続のしかた

14
接続のしかた
フロントパネル
●フロントパネルにはφ6.3mmヘッドホン出力端子、XLR4バランス出力端子を装備しています。ヘッドホン出力は、1チャンネ
ルあたり最大1600mWの出力が可能で、32~600Ωのインピーダンスのヘッドホンに対応しています。
●本製品はフルバランスヘッドホンアンプで、XLR4バランスヘッドホン出力を選択すると、左右のチャンネルがそれぞれ左+、
左-、右+、右 -と別々に接続されます。オーディオ信号をプラスとマイナスの配線で伝送することで、ノイズや干渉を最小限に
抑えます。プラス信号とマイナス信号は逆位相で伝送されるため、一方のプラス信号に影響するノイズや干渉は、同時にマイ
ナス信号にも同じように影響し、結果としてノイズがキャンセルされます。接続されるヘッドホンには、プラス信号とマイナス
信号用に、両側にそれぞれ2本のワイヤーを備えた4ピンXLRコネクターが必要です。
X L R 4バランスプラグ
Φ6.3 mmステレオ標 準プラグ
●ヘッドホンの2本同時使用はできません。
●PRE、φ6.3mm、XLR4の出力端子は同時に使用できません。出力の選択は、フロントパネルにある出力切替スイッ
チで 行う必 要 があります。

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本製品を使い始めるには、次の手順に従ってください。
1 オーディオ機器と本製品を接続し、ヘッドホンのケーブルを適切な出力端子にしっかりと取り付けます。
2 電源ケーブルを本製品のリアパネルにある電源ケーブル用インレットに接続し、もう一方をアース接続されたコンセン
トに差し込みます。
3 オーディオ機器とその他の機器の電源をON にします。オーディオ出力はミュートにしておいてください。
4 フロントパネルの電源スイッチをONにするとウォームアップが開始され、電源インジケーターが点滅します。点灯する
まで待ちます。
●本製品には自動ミュート回路があり、本製品がアクティブになる前に電圧を安定させるため、約90秒間ウォームアッ
プを行います。一度アクティブになると電源インジケーターが常時点灯になります。
5 オーディオ機器の接続端子に合わせて、入力切替スイッチを選択します。
6 PRE出力、XLR4バランスヘッドホン出力、φ6.3mmヘッドホン出力など、視聴方法と接続端子に合わせて、出力切替
スイッチ を 選 択 しま す。
7 ヘッドホンで聴く場合は、接続するヘッドホンに適したインピーダンスを選択します。
8 すべての入出力を設定したあと、オーディオ機器出力のミュートを解除し、音楽再生を開始し、必要に応じて音量を調
整します。
本製品の使用を終了するには、次の手順に従ってください。
1 オーディオ機器出力をミュートにします。
2 本製品のフロントパネルの電源スイッチをOFFにします。
3 オーディオ機器とその他すべての機器の電源をOFF にします。
●本製品の電源をOFFにしたあと、再度電源をONにするときは少なくとも約5分間お待ちください。そうすることで、
大容量の電源コンデンサーのエネルギーを完全に排出することができます。十分な時間を待たないと、ヒューズが
飛んだり、故障の原因になります。
使いかた

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リレー&LED のコントロール
BALANCED1
BALANCED2
LINE1
Lch Cold
ECC83S+300B アンプ
ヒーター電源
(ECC83S&300B)
バランス
ボリュ ーム ボリュー ム
入力
B 電源
(ECC83S&300B)
出力トランス
インピーダンスマッチング
PRE BALANCED
PRE LINE
BALANCED
HEADPHONE
XLR4
Φ6.3 mm
HEADPHONE
Lch Hot
ECC83S+300B アンプ
出力トランス
インピーダンスマッチング
Rch Cold
ECC83S+300B アンプ
出力トランス
インピーダンスマッチング
Rch Hot
ECC83S+300B アンプ
出力トランス
インピーダンスマッチング
出力
セレクター
&
ミュート
入 力マトリクスセレクタ ー
コントロ ール 回 路
BALANCED→UNBALANCED
UNBALANCE→BALANCED
BALANCED→BALANCED
UNBALANCE→UNBALANCED
出力
アンプ回路ブロックダイヤグラム

17
本製品は真空管を使用しているため、スピーカーから大音量再生を行った場合、十分な音質が得られない場合があります。本
製品のPRE出力をスピーカーで使用する場合は、次のような配置をお勧めします。
スピーカーのウーハーが前面にある場合
本製品をスピーカーの音が出る位置に直接向けないことをお勧めします。その代わりに、本製品をウーファー背面の中央に設置
することをお勧めします。そうすることで、大きな音が真空管に与える影響を最小限に抑え、最適な性能と音質を確保することが
できます。本製品をこの位置に設置することで、スピーカーからの音波が真空管に直接影響を与えず、歪みが生じて音質に悪影
響を与えるのを防ぐことができます。
本製品をプリアンプとして使用する際の
注意

18
本製品をプリアンプとして使用する際の注意
スピーカーのウーハーが背面・側面にある場合
音波が直接真空管に衝突して歪みを引き起こすのを防ぐため、本製品をリスナーの前方または側方に配置することをお勧めしま
す。そうすることで、スピーカーのウーハーからの音波が最初にリスナーに届き、音質が向上し、最適な性能を確保することがで
きます。
本製品の正確な位置は、スピーカーのセットアップやリスナーの好みに左右されます。さまざまな配置を試すことで、最適な配置
を決定することができます。

19
本製品をプリアンプとして使用する際の注意
さらに大きな音で再生する場合や、より低音を改善する
場合
本製品のプリアンプでさらに大きな音で再生したい、より良い低音で再生したいとお考えの場合、使用環境に合わせた音響遮蔽
板を設置するのも一つの方法です。音響遮蔽板は、プリアンプの性能や音質に悪影響を与える不要なノイズや振動を抑える効
果があります。
音響遮蔽板は通常、ガラス繊維やアコースティックパネルなどの素材で作られており、アンプの周囲に設置することで、音波を吸
収または偏向させることができます。音響遮蔽板を選ぶ際には、プリアンプが使用される特定の環境に適した素材を選ぶことが
重要です。例えば、表面が硬い狭い部屋で使用する場合、音の反射や反響を防ぐために吸収性の高い素材が必要になる場合が
あります。一方、柔らかい表面を持つ広い部屋で使用する場合は、音を空間全体に分散させるために反射材が必要になる場合
があります。
使用環境に合わせて音響遮蔽板を設置することで、本製品のプリアンプの性能と音質を最適なものにすることができます。
Table of contents
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