
4接点 RJ-11 クロス
4接点 RJ-11 ストレート
■AyreLink : エアーリンクポート(リアパネル)の使用
●エアーリンク・ポートを装備した Ayre のプリアンプを使用する場合、本機と相互にエアーリンク接続すると、プリアンプが ON/OFF(ス
タンバイ)するのと連動して同時に本機をパワーON/OFF(スタンバイ)する機能が働きます。
※本機は、二個のエアーリンク・ポートを装備していますが、
どちらのポートでも使用できます。
●エアーリンクの接続に使用するケーブルは、四接点モジュラープラグ(RJ-11)のク
ロス結線タイプです。
・RJ-11 - 電話機用に広く用いられているコネクタ形状ですが、 家電量販店等
で一般に販売されているケーブルはストレート結線タイプですのでご注意くださ
い。
・二接点の RJ-11 モジュラーケーブルはエアーリンク接続には使用できません。
■AyreLink ポートをトリガーコントロールとして利用する
●本機のエアーリンク・ポートは、エアーリンク接続していない場合、トリガー入力端子として使用でき、トリガー出力を備えた他のプリ
アンプからのトリガー信号を受け、その ON/OFF に連動して本機の電源をパワーON/OFF(スタンバイ)することができます。
●トリガー接続ケーブルは、一般的なトリガー端子がミニプラグなどを使用していますので、RJ-11 モジュラーケーブルの端末加工が必
要です。端末の一端を外し、出力機器が採用しているプラグに付け替えます。結線は、下図に示す本機エアリンクポートのトリガー信
号をご参照ください。また、トリガー出力機器のコネクターの詳細は、出力機器の取扱説明書も併せてご参照ください。
●本機のトリガー電圧の許容範囲は 5V~12V、消費電流は 5mA です。
・トリガー信号には、レベル・モードとパルス・モードがありますが、本機は自動的にどちらも認識します。
(250msec より長いパルス幅のトリガー信号はレベル・モードとして働き、それより短いパルス幅のトリガー信号はパルス・モードとして
働きます。パルス・モードの最短検知幅は 200μsec です。)
・レベル・モードでは、トリガー入力があると本機は ON になります。また、トリガー入力が無くなるとスタンバイになります。
・パルス・モードでは、トリガー入力の都度、パワーON とスタンバイが切り替わります。
パワーON/スタンバイ・ボタンは、トリガー接続時でも操作可能ですが、パワーON/スタンバイ・ボタンを一度操作するとトリガー出力機
との同期は解除されます。その場合、レベル・モード時には、トリガー出力機器の電源 ON/OFF により同期は復活します。パルス・モー
ド時には、同期を復活するにはもう一度パワーON/スタンバイ・ボタンを押す必要があります。