Ibanez RGA Series RGA8 User manual



Table of Contents
Instruction Manual
NGLISH 2 ..................................................... 2
NGLISH 2 .............................................................. 4
NGLISH 2 ............................................................................... 6
ENGLISH Maintenance Manual ....................................................................... 15
Adjustment Manual .......................................................................... 17
DEUTSCH Wartungs- und Pflegehinweise ....................................................... 28
Einstellungsanleitung ...................................................................... 30
FRANÇAIS Manuel d'entretien ........................................................................... 41
Réglage manuel ............................................................................... 43
ESPAÑOL Manual de mantenimiento ............................................................... 54
Manual de ajustes ............................................................................ 56
ITALIANO Manuale di manutenzione ............................................................... 67
Manuale di regolazione....................................................................69
Maintena 2 ................................................................................. 80
a2
......................................................................................... 82
Guitar Electronics
..................................................................................93
Guitar Controls
........................................................................................95
Thank you for purchasing an Ibanez guitar. In order to keep your guitar in
the best possible condition, please read this manual for information on
care and adjustment.
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2
はじめにお読みください
安全にお使いいただくために
本製品をお買い上げいただきまして、まことにありがとうござい
ます。この冊子では、安全にお使いいただく上でお気をつけてい
ただきたい点と、お手入れの際の注意点がまとめてあります。
お使いになる前に、取扱説明書とあわせてよくお読みください。
表示記号について
本書では、本機を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の
人々への危害や財産への損害を未然に防ぐために事項を下記の記
号で表示しています。
内容をよく理解してから取扱説明書をお読みください。
注意
楽器を振り回さないでください。
プロのステージアクションをま
ねて、演奏中にギターを振り回
したり体のまわりでギターを回
したりすると、ギターがスト
ラップから外れたりし、まわり
の人に当たってけがをさせるな
どの事故の原因になりますので
おやめください。
演奏中に顔を楽器に近づけないでください。
ギターの低音弦やベース等の太い弦が切
れた場合、手や顔に当たってけがをする
恐れがあります。弦が切れる前にこまめ
に新しいものと交換してください。特に
目に弦が当たった場合などは失明の危険
がありますので演奏中に弦に顔を近づけ
ることはおやめください。
ギター、ベース用弦は消耗品です。弦が
古くなっていると、通常の弾きかたをし
ているにもかかわらず(特別に強く弾い
たりしなくても)、演奏中に弦が切れて
しまう場合があります。
極端な大音量で鳴らさないでください。
ギターアンプ、ヘッドフォンを使用する場合に、長時間大音量で
使用していると回復できない難聴になる恐れがあります。またア
ンプの故障の原因にもなりますので、極端な大音量での使用は避
けてください。
さびた弦を使わないでください。
弦(特にギターの1、2、3弦)が
さびてくると、弦で指を切ってけが
をする恐れがあります。こまめに弦
を新しいものと交換してください。
ストラップがゆるんだまま演奏しないでください。
ストラップを使って立って演奏する場合は、ストラップが確実に
ストラップビンにかかっていることを確認してください。ギター
が足の上などに落下してけがをする恐れがあります。
ピックガードの尖ったところに注意してください
。
エレクトリックギターの一部のモデルでは、デザイン上ピックカー
ドの先端部分が非常に鋭くなっています。ピッキングの際やクロス
で清掃するときなどにけがをしないようにご注意ください。
警告
湿気の多い場所では演奏しないでください。
感電の恐れがありますので、直接雨がかかる野外や風呂場などの
湿気の多い場所では演奏しないでください。
警告
注意
お願い
この表示を無視して、誤った取り扱いをす
ると、人が死亡または重傷を負う可能性が
想定される内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをす
ると、人が傷害を負う可能性が想定される
内容および物的損害のみの発生が想定され
る内容を示しています。
この表示を無視して、誤った取り扱いをす
ると、本商品の本来の性能を発揮できな
かったり、機能停止をまねく内容を示して
います。
●外部要因によって生じた本機の故障、不具合などの損害に
つきましては、当社は一切の責任を負いかねますので、あ
らかじめご了承ください。

3
注意
フレットのエッジ部分でのけがに注意してください。
ギターのネックは木製品ですので、モデルによってはまれにネック
の乾燥によってフレットがネックからはみ出してくることがありま
す。このような状態で演奏すると、フレットの端で手を傷つける恐
れがあります。万一このようになった場合は、直ちに演奏を中止し
てお買い求めになった販売店に修理を依頼してください。
無理に弦を張らないでください。
弦を張る場合は、本来の音程以上に強く巻かないよう、チューニン
グをしながら丁寧に巻いてください。必要以上に強く弦を巻いてし
まうと、新品の弦であっても切れてけがをする恐れがあります。ま
た、切れた弦が目に当たった場合などは失明の危険がありますの
で、弦を交換する際は、弦に顔を近づけることはおやめください。
トレモロに指をはさまないよう注意してください。
トレモロシステムには弦の張力
を支えるために非常に強いばね
を使用しています。弦を交換す
る場合など、トレモロ部分で指
をはさんでけがをしないように
ご注意ください。
弦で手を傷つかないよう注意してください。
弦の切断部分(特にギターの1、2、
3弦)は非常に鋭くなっており、直接
触れると手を傷つける恐れがありま
す。特にギターのヘッドをクロスな
どで清掃する場合に、糸巻きの部分
に手が当たってけがをしないように
ご注意ください。弦を交換したら、
弦の余った部分が指に当たらない程
度まで短く切っておきましょう。
換気の悪い場所ではスプレー式クリーナーを使
わないでください。
スプレー式のギタークリーナーなど
を使用する場合は、換気に注意して
ください。風通しの悪い場所で使用
すると中毒症状を起こす恐れがあり
ます。また可燃性のものは火気に十
分注意して作業してください。
ケースのふたやバッグのファスナーを開けたまま
持ち運ばないでください。
ギターケース、バッグに入れて持ち運ぶ場合は、ケースの留め金
やファスナーがしっかりとかかっていることを確認してくださ
い。ふたが開いてギターが落下する場合があります。
お願い
古くなった電池を楽器に入れたままにしないで
ください。
乾電池を使用した製品では、乾電池の液漏れ等にご注意くださ
い。また、乾電池は使用しない場合でも自然に放電してしまう特
性がありますので、定期的に交換することをおすすめします。乾
電池を捨てる場合は、自治体、電気店等の専用の回収箱をご利用
ください。また、使用済みの乾電池を火の中に入れると爆発する
恐れがあり非常に危険です。
ギターの表面を樹脂製品などに接触させたまま
保管しないでください。
樹脂製品や家具などの塗装されたものに、ギターの表面を直接長
時間接触させた場合、色移りしたり溶着したりしてお互い損なう
恐れがあります。ギターケース、バッグに入れておくか、布製の
袋に入れるなどして直接それらに接触しないように保管してくだ
さい。
ベンジン、シンナーでは拭かないでください。
ギターの表面をクリーニングする場合にベンジン、シンナー等の
薬品を使用すると、変質したり変色したりする恐れがあります。
ギター用として販売されているクリーナーをご使用ください。
保管、運送などでは以下のような点にお気をつけて
ください。
●ギターは木製品です。投げたり落としたりすると容易に破損
してしまいます。丁寧にお取り扱いください。
●高温・多湿の場所、砂やほこりの多い場所を避け、換気の良
い場所に保管してください。
●
直射日光が当たると、塗装等の色があせてくる恐れがあります。
●雨の中で演奏するなどしてギターに直接水分がかかったり、
炎天下での演奏など高温の場所に長時間さらされると、ボ
ディー、ネック等の木部に狂いを生じる恐れがあります。
●宅急便などを利用して輸送する場合は専用のハードギター
ケースを使用するか、丈夫なカートンを使用して緩衝材を
十分つめて梱包し、ワレモノ扱いにしてください。楽器店
で購入したときのカートンは運送用には適していない場合
があり、そのまま出荷すると破損する恐れがあります。

4
メンテナンス
お手入れ
演奏後は弦の裏側やフレット、ブリッジサドルやナットに付着
した汗や脂を拭き取ることで、錆を防ぎます。ボディーやネッ
クの塗装面のよごれは揮発性の薬品や研磨剤を避け、また、こ
びり付いた汚れは楽器専用ポリッシュを染み込ませた楽器用ク
ロスでていねいに拭き取ってください。オイル仕上げ面の汚れ
や黒ずみは消しゴムや#1000以上の細目のサンドペーパー、
#0000スチールウール等で落とし、年に1〜2回は無色の家具
用仕上げオイルやガンオイルを適度に染み込ませた#0000ス
チールウールや布で拭くことで乾燥を防止できます。また、塗
装仕上げが施されていない指板面も、指板用オイルや良質のレ
モンオイルなどを少量含ませた布で、フレットの際までていねいに拭いてください。フレットの錆やくもりは指板
面をマスキングテープで保護した上で、#0000のスチールウールで磨き、さらにギターケーブルのプラグの先端
など、丸く滑らかな金属で磨くことでより滑らかになります。その他、時々、金属部品類のほこりを取り、軽く油
を染み込ませた柔らかい布で拭いてください。
弦・糸巻
弦は錆や変色が発生したり、音がこもって聴こえる時、あるいはビリつきがひ
どくなった時にできるだけすべての弦を同時期に交換してください。交換作業
は1本ごとに行うことで、ネックにかかる力が急激に変化することを防ぎま
す。また、異なるゲージに交換した場合はネックの反り具合が変化してしまう
ため、ネックだけでなく、弦高やイントネーション、トレモロの取り付け角度
など、各部の再調整が必要になります。別紙の各ブリッジの調整方法にした
がって再調整してください。(同じゲージの場合でもイントネーションは弦交
換ごとに再調整をおすすめします。出荷時のゲージは裏面の取扱説明書をご覧
ください。)
弦は糸巻ポストの上から下へ2〜3回、順にきちんと巻きます。ギターの1〜3
弦は先端を図のように巻くことで、不用意にポスト部から弦が抜けることを防
ぎます。また、ポスト内部に弦の先端を挿入するタイプの糸巻は、あらかじめ
ニッパー等で弦の先を切って長さを調整してから巻いてください。
ギア部分が密閉されている糸巻はあらかじめ潤滑油が注入されていますので注
油の必要はありません。また、つまみの先端部分につまみの回転の堅さが調整
できるスクリューが付いている糸巻は、プラスドライバーで調整スクリューを
締め付けるほどつまみの回転が固くなります。お好みの堅さに調整してお使い
ください。
粗悪な弦をご使用になると、弦が原因によるビレ音や音程のくるいが生じることがあります。また、弦がねじれた
り折れたままでのご使用は、ビレやサスティーンの劣化を招きます。あらかじめねじれや折れがないことをご確認
ください。
締める
ゆるめる
1
2
3
STRINGGAUGES
Solidguitarsw/Tremolo,NDM2,JTK&ALLGio
RG321MH,SZR,AXS,AR,ART,ARX,VBI&IC
7-Stringmodel
MMM1
MTM1
MTM2
ARTCOREguitars
Baseguitars(AFB、AGB、ARTB)
.009/.011/.016/.024/.032/.042inch
.010/.013/.017/.026/.036/.046inch
.010/.013/.017/.026/.036/.046/.054inch
.014/.017/.030/.040/.056/.074inch
.011/.014/.018/.028/.038/.049inch
.011/.015/.018/.028/.038/.054inch
.010/.013/.017/.030/.042/.052inch
.050/.070/.085/.105inch

5
日本語
ネック
ネックには弦の張力がかかっています。チューニング状態や弦のゲー
ジが変わったときだけでなく、温度や湿度の変化によっても反り具合
が微妙に変化してしまいます。そのため、ネックは内蔵されたアジャ
ストナットを回すことで、反り具合を微調整できる仕組みになってい
ます。正しくチューニングし、演奏時の状態にギターを持って、1弦
の1フレットとボディーとの接合部分にもっとも近いフレットを同時
に押さえた状態(1フレット部にカポタストを装着すると便利です。)
で、8フレット部での弦とフレットのすき間を計ります。同様に低音
弦側でも同じ測定を行い、それぞれのすき間がおおよそ0.3mm〜
0.5mmになることを目安とした、わずかな順反り状態に調整します。
ネックの形状やボディーとのジョイント方法によって症状はさまざまですが、弦高が高く、
高音部の弦ビレがひどくなり、イントネーションが合いにくい場合は、ネックが順反りしす
ぎている可能性があり、このすき間が大きくなります。弦高が低くなって低音部の弦ビレや
音づまりが発生する場合は、ネックが逆反り状態になっている可能性があり、このすき間が
小さくなります。見た目だけの判断ではなく、症状と合わせた調整が必要です。
アジャストナットはヘッド側(モデルによってはトラスロッドカバーの内部)か、ネックの
付け根側に取り付けられています。ギターに付属の六角レンチ、またはソケットレンチ
を使用して、アジャストナットを右方向に締め込むほどネックは逆ゾリ方向に曲がり、左
方向にゆるめるほど順ゾリ方向に曲がります。四分の一回転ずつを目安に、少しずつ
チューニングと調整をくり返してください。
*ネックの調整には十分な注意が必要です。アジャストナットが上手く回らない時や正しく調整できない場合は、無理な調整は避け、お
買い求めの楽器店か弊社にご相談ください。
弦高
弦高とはフレットと弦との距離を示し、特に弦を押さえたときの演奏性に大きく影響しま
す。正しいネックの反り状態で正しくチューニングを行ってからフレットと弦のすき間を
計って判断します。ギター14フレット、ベース12フレット部で表の値が一般的な演奏性
のための目安となります。弦高が高すぎると運指が難しくなり、逆に低すぎると弦ビレや
音づまり、サスティーンの劣化を発生します。弦高調整はブリッジ本体またはブリッジサ
ドルの高さを変化させて調整します。別紙調整マニュアルにしたがって調整してくださ
い。また、ネック調整やゲージの異なる弦への交換後も弦高の再調整が必要です。
*表示以外の弦は1弦と最低音弦の間で徐々にすき間が大きくなるように調整します。また、弦高を高くする場合は弦切れの可能性があ
りますので、あらかじめ弦をゆるめてから調整を行ってください。
弦長(イントネーション)
新しい弦に交換した時やネックの調整を行った後には、すべて
のフレットで正しい音程が得られるように、弦の長さを微調整
(イントネーション調整)することが必要です。正しくチューニ
ングし、演奏時の状態にギターを持って、それぞれの弦の12
フレットを押さえた時の音と、12フレット上でのハーモニク
ス音がおおよそ等しいかどうかを判断する方法が一般的です。
ハーモニクス音を基準として、フレット音が低い場合はブリッ
ジサドルを前方(ヘッド側)へ移動させて弦長を短くします。
逆にフレット音が高い場合は、ブリッジサドルを後方(ヘッド側
と逆方向)へ移動させて弦長を長くします。別紙調整マニュアルにしたがって調整してください。
*正確なイントネーション調整にはチューニングメーターが必要です。特にサドルを後退させる場合は弦切れの原因になりますので、必
ず弦をゆるめてから調整を行ってください。
ゆるめる 締める
ゆるめる 締める
ゆるめる
締める
0.3〜0.5mm
8フレット
ゆるめる
締める
ソリッド、セミアコースティックギター
フルアコースティックギター
ベース(AFB、AGB、ARTB)
1.5〜1.7mm
1.7〜2.0mm
2.0〜2.3mm
2.0〜2.3mm
2.3〜2.5mm
2.5〜2.7mm
1弦 最低音弦

6
ギターブリッジ
ジブラルタルカスタムブリッジ
弦高はブリッジ上部の固定スクリュー(A)を付属の3mm六角レンチで緩めてから、
ブリッジ上部の4箇所の高さ調整スクリュー(B)を付属の2mm六角レンチで調整しま
す。調整後は、必ず固定スクリュー(A)を締めてください。
イントネーションの調整はサドル上部の固定スクリュー(C)を付属の2mmレンチで
緩めてから、サドル後方のイントネーション調整スクリュー(D)を付属の2mm六角
レンチでサドルを移動させて調整します。調整後は固定スクリュー(C)を締めてサド
ルをロックしてください。
*固定スクリューを緩めずに調整するとブリッジの破損あるいは不具合がでることがございますので、
ご注意ください。7弦用も調整方法は同じです。
A
B
C
D
ピックアップ
ピックアップの高さを調整することでも音
量や音質が微調整できます。プラスドライ
バーでピックアップ両側のアジャストスク
リューを調整し、最終フレットを押さえた
状態でピックアップまたはポールピースと
弦のすき間が、3〜5mm程度になる状態が
一般的ですが、ピックアップの種類だけで
なく、演奏形態やアンプ側の特性によって
も異なりますので、実際に音を確認しなが
ら調整してください。ピックアップと弦の
距離が近いほど音量が増しますが、近すぎると音ワレやピックアップの磁力による弦ビレの原因になります。逆に
距離が遠いほどひずみの少ないクリアな音質になりますが、高域が減少したり音量が低下してしまいます。
ポールピースの高さ調整が可能なタイプは、あくまで各弦ごとのバランス補正として調整してください。ポール
ピースのタイプによって、マイナスドライバーか六角レンチを使用します。特にマイナススクリュータイプには調
整範囲に限りがありますのでご注意ください。
アーチトップブリッジは、ブリッジ本体を前後に移動してイントネーションを調整することができます。(アーチ
トップブリッジのページ参照)下図は工場出し標準位置です。
AF,AFS,AK AG AFB
バッテリー
プリアンプやイコライザーなどを搭載し、バッテリーを必要とするギターは、音量が小さくなる、音が歪むなど機
能が低下した場合にバッテリー交換が必要です。
交換するバッテリーには006P(9V)または単三形(1.5V)をご使用ください。
機種によって異なりますが、バッテリーはバッテリーボックスあるいはコントロールキャビティの内部に収納され
ています。
出力ジャックが電源スイッチを兼ねており、出力ジャックにプラグを差し込むことで電源がオンになります。
ご注意
二つのバッテリーが必要なギターは、新しいバッテリーと古いバッテリー、また、アルカリバッテリーとマンガ
ンバッテリーを同時に使用しないでください。
バッテリーの液漏れ、消耗を防ぐために、長時間ご使用にならないときは、ギターからプラグを抜いて保管して
ください。
プラグを差し込んだときにアンプなどの機器にダメージを与えるのを防ぐために、接続する機器は電源を切った
状態、またはボリュームを絞った状態で接続してください。
*本体に付属しているバッテリーはテスト用となります。

7
日本語
フィックスドブリッジ
弦はギターボディー裏側から、弦止めフェラルを通して取り付けます。
弦高は各サドルの高さを付属の六角レンチ(1.5mm)で回して調整しま
す。イントネーションはブリッジ後方から各サドルのイントネーション
調整ボルトをプラスドライバーで回して調整します。
*7弦用も調整方法は同じです。
アジャスタブルアーチトップブリッジ
弦高調整は、アーチトップブリッジの2本の回転リングを回して行います。
回転リングを右回しすることで弦高を低くすることができ、左回しする
ことで弦高を高く調整できます。
イントネーション調整は、弦を緩めてブリジッジ本体を前後させて調整
してください。
弦交換の時には、ブリッジの位置がずれない為に、弦を1本ずつ交換す
ることをお勧めします。
ジブラルタルIII(ギター、ベース)、CB3&フルチューンIII、ARTブリッジ
弦高はブリッジ両側にある弦高調整スク
リュー(A)をマイナスドライバーで回し
て調整します。イントネーション調整は、
ブリッジ後部の調整スクリュー(B)をプ
ラスあるいはマイナスドライバー、または
付属の六角レンチで回し、サドルを移動さ
せて調整します。
CB3ブリッジの弦交換は、ブリッジ前部から弦穴を通過させて行います。
(A)
(B)
(A)
(B)
GIBRALTARIII,CB3
FULLTUNEII,
ART1,ART2
ジブラルタルスタンダード
弦はギターボディー裏側から、弦止めフェラルを通して取り付ける方式とブ
リッジ後方部よりボールエンドを引っ掛けて止める方式(A)の2通りが可能
です。
弦高は各サドルの高さを付属の六角レンチ(1.5mm)で回して調整します
(B)。
イントネーションはブリッジ後方から各サドルのイントネーション調整ボル
トを付属の六角レンチ(2.5mm)で回して調整します(C)。
(A)
(B)
(C)

8
テールピース
クイックチェンジIII テールピース
クイックチェンジIIIテールピースは、両側のアジャストボルト(C)を
マイナスドライバーやコインで回すことで高さ調整が行えます。高く
するほど弦のテンションが弱まり、弦のタッチがやわらかくなります。
QUIKCHANGEULTRA/FINETUNNINGクイック
チェンジウルトラ/ファインチューニング機能
クイックチェンジウルトラは、ファインチューンスクリュー
(E)にて音程の微調整ができます。
QUIKCHANGECLASSIC
QUIKCHANGEIII
(C)
QUIKCHANGEMINI
QUIKCHANGEULTRA
(E)
(B)
ビンテージビブラート
ビンテージビブラートの弦交換は1本ずつ交換を願います。
1本ずつ交換することで、ホロー構造ギターに対して急なテンション変
化を与えないことで、交換前の状態を保ちながらとなるため、ビンテー
ジビブラートの再調整が容易になります。
弦交換は、図のようにボールエンドを(B)バー上にあるポストに引っ掛け
てから(B)バーの上を渡していきます。
VBX60,VBS80は、リテイナーバー(A)がありますので、そのバーの下
を通過させてください。
VBF70は リテイナーバーはありません。
交換作業の間は、絶えず弦を糸巻き側に軽く引寄せて、ボールエンドが
ポストから外れないように留意してください。
同時に弦がブリッジサドルに正しく位置していることを確認してください。
1本の弦の交換と音程調整が終了しましたら、他の弦も同様な手順で交
換をします。
全ての弦交換が終わりましたらもう1度チューニングを再調整してくだ
さい。
(A)
(B)
VBF70
VBX60
VBS80

9
日本語
Tight-Tuneブリッジ
Tight-Tuneブリッジは、ブリッジの各部分をロックすることにより、無駄な振動を抑え、効率の良いサステインを
得られるブリッジです。
弦高調整
まず両サイドのロックナット(A)を緩め、3mm六角レンチ(E)でス
タッドボルト(B)を回して弦高調整をします。
弦高調整が終わった後にロックナット(A)を締めて完了です。
ご注意
*弦高調整をするときは必ずイモネジ(F)を反時計回りに十分に緩めてから行ってく
ださい。破損の原因になります。
スタッドロック機能
Tight-Tuneブリッジには、スタッドロック機能がついています。これは
弦高調整を終えた後、スタッドボルト(B)とギターのボディをより強
固に固定するものです。
(手順)
上記の手順で弦高調整を終えた後、2mm六角レンチ(H)でスタッドボ
ルト内部にあるイモネジ(F)を時計回りに回します。イモネジ(F)が
アンカーナット(G)に接触してそれ以上回らなくなったらロック完了
です。
ご注意
*再び弦高調整をするときは必ずイモネジ(F)を反時計回りに十分に緩めてから行っ
てください。破損の原因になります。
イントネーション調整
調整したいサドルのサドルロックボルト(C)を緩めて、イントネー
ション調整ボルト(D)を回して、サドルの位置を調整します。
調整が終わったら再びサドルロックボルト(C)を締めて調整完了で
す。
*イントネーション調整ボルト(D)が緩い場合、共振を起こす場合があります。こ
の場合はサドルが動かない程度にイントネーション調整ボルト(D)を軽く締めて
ください。
弦交換
Tight-Tuneテールピースは弦交換の際にテールピースからボールエンドが外れないボールエンドロック機能を装備
しています。弦をつける場合は図の1の向きで、ボールエンドをテールピースの溝にはめてください。弦を外す場合
は図の2の方向に弦を引っ張れば簡単に取り外すことができます。
1
2

10
ロッキングブリッジ
FXEDGE、FXEDGEIII-フィックスドブリッジ
IbanezFX-Edge、FX-EdgeIIIブリッジは、IbanezLo-ProEdge
トレモロをベースとしたロッキングタイプのフィックスドブリッジです。
スリースタッド構造
FX-Edgeブリッジは2本のメインスタッドとリアスタッドの合計3本
のスタッドボルトで支持されています。リアスタッドはブリッジ全体
の不要なガタつきや振動を防止するだけでなく、弦振動をより効率的
にボディーへ伝える役割があります。
弦高調整
弦高調整は3本のスタッドボルトすべてを回して行います。最初に
メインスタッドをドライバーやコインで調整した後、ギターに付属の
3mm六角レンチでリアスタッドを回し、ブリッジ全体がギターボ
ディーとおおよそ平行になるように調整してください。
メインスタッド
リアスタッド
メインスタッド
平行
ご注意
*メインスタッド1/2回転で、おおよそ弦高は0.3mm〜0.5mm変化します。弦高調整は3本のスタッドボルトを少しずつ回すこと
を繰り返して行ってください。
*リアスタッドの調整によっても弦高が変化します。最終的な弦高は、リアスタッドの調整後に今1度確認をしてください。
トレモロの取り付け角度調整
トレモロの取り付け角度は弦の張力と、ギターボディーの裏側に装着されたトレモロスプリングの張力バランスで
調整します。正しくチューニングした状態で、ギターボディー裏のトレモロスプリングカバー内のトレモロスプリ
ングフックのスクリューをプラスドライバーで回します。トレモロが前方へ傾きすぎている場合はトレモロスプリ
ングの力が弱いため、スクリューを締め込んでスプリングを長くします。逆にトレモロが後方へ傾きすぎている場
合は、スプリングの力が強すぎますので、スクリューをゆるめ、スプリングを短くします。再度チューニングを行
いボディー表面とトレモロ本体がおおよそ平行になるまで繰り返し調整してください。
異なるゲージの弦に交換した場合は、トレモロスプリングの取り付け方や本数を調整する事でもトレモロの取り付
け角度を調整する事が出来ます。
EDGEIIIトレモロ
ロッキングトレモロ

11
日本語
ファイン・チューニング
ロッキング・ナットをロックした後でもファイン・チューナーによって各弦ごとに
チューニングの微調整が行えます。
ロッキング・ナットをロックする前に、あらかじめすべてのファイン・チューナー
(C)を可動範囲の中央付近に調整しておくことがポイントです。
弦高調整
トレモロ本体左右のスタッドボルト(E)を3mm六角レンチで回して、トレモロ全体
の高さを上下に調整します。(各弦ごとの調整は行えません。)
イントネーション調整
イントネーション調整の前に、ロッキング・ナットのプレッシャー・パッド・スク
リュー(D)を3mm六角レンチで緩めて、糸巻きで十分に弦を緩めておきます。各サ
ドルのサドルロックスクリューを2.5mmの六角レンチで緩め(F)、サドルを移動さ
せます。サドルロックスクリュー(F)をしっかりと締め、チューニングを行ってから
イントネーションを確認します。正しいイントネーションが得られるまで同じ調整を
繰り返した後、ロッキング・ナットのプレッシャー・パッド・スクリューを締めます
(D)。
ご注意
*サドルロックスクリューを緩めるときにはかならず十分に弦を緩めてから調整を行ってください。
弦交換
ロッキングナットのプレッシャー・パッド・スクリューを3mmの六角レンチで緩
めて糸巻きから弦を取り外します。(D)
トレモロ本体のストリング・ストッパー・ボルトを3mm六角レンチで緩め、弦を
引き抜いて取り外します。(G)
新しい弦は先端のボールエンド部分をニッパー等で切り落とします。
ボールエンド部を切り落とした側の先端の弦を外した時と逆の要領でサドルとストリ
ング・ホルダー・ブロックの間に挿入しストリング・ストッパー・ボルトを締めて弦
を固定して下さい。
同様に、逆の要領で糸巻きで弦を巻き上げ、正しいチューニングを行ってください。
ロッキングナットのプレッシャー・パッド・スクリューを締めて完了です。
ご注意
*全ての弦を一度に取り外すとトレモロの取り付け角度が大きく変化するため、弦は1本ずつ交換して下さい。
*弦をチューニングする前に、ストリング・ストッパー・スクリューがしっかりと締め付けられていることを確認して下さい。
トレモロアーム
トレモロアームはトレモロベースプレートのアーム挿入
穴に確実に挿し込んで取り付けます。
アームの取り付け固さは挿入穴の後方、ベースプレート
側面の調整穴から2mm六角レンチを挿入して、固さ調
整スクリューを回して調整します。
スクリューを時計方向に締め込む事で取り付けが固くな
り、逆に緩めることで取り付けが緩くなります。(A)
アームの取り付け高さはギター裏側のトレモロスプリン
グカバーを取り外し、トレモロブロック底面に取り付けられた高さ調整スクリューを
3mm六角レンチで回して調整します。時計方向に締め込むほど取り付け高さが高く
なります。(B)
ご注意
*アームの取り付け固さ用調整スクリューは、(A)の位置と、更にもう1箇所(B)調整スクリュー
の下方に設けてあります。同調整スクリューはあらかじめ出荷時に調整されていますが、調整が
必要な場合はトレモロをギターから取り外した状態で行ってください。
(A)
(B)
(C)
(G)
(F) (E)
(D)

12
ZRトレモロ
トレモロアーム
スクリューキャップを緩め、アームを
トレモロ本体に挿入後、回転させて締
め込みます(FIG.1)。アームの高さ
は、アームを回転させながら好みの高
さに設定します。アームのトルクは、
スクリューキャップの締め込み具合で
調整します。
アームの取り外しは、スクリュー
キャップを緩め、アームを反時計回り
に回します(FIG.2)。
ファイン・チューニング
ロッキング・ナットをロックした後でもファイン・チューナー(FIG.3A)
によって各弦ごとにチューニングの微調整が行えます。
ロッキング・ナットをロックする前に、あらかじめすべてのファイン・
チューナーを可動範囲の中央付近に調整しておくことがポイントです。
弦高調整
トレモロ本体左右のスタッドボルト(FIG.3B)を六角レンチで回して上下さ
せ、トレモロ全体の高さを調整します。(各弦ごとの調整は行えません。)
イントネーション調整
ロッキング・ナットのストリングストッパーボルト(FIG.4)を緩めます。
ブリッジ本体に収納されているイントネーション調整ボルト(FIG.5B)を取
り外し、サドル後部のネジ穴に締め込み、ボルトの先端がブリッジ本体のボ
ストに接触するまで締め込みます。サドルロックボルト(FIG.3C)を緩め
て、イントネーション調整ボルトを回してサドル位置を調整します。調整後
は、チューニング時にサドルが前方へ移動しないよう、サドルロックボルト
を十分に締め、イントネーション調整ボルトをブリッジ本体に収めて下さ
い。
弦交換
ロッキング・ナットのストリングストッパーボルト(FIG.4)を緩め、糸巻
で完全に弦を緩めてからブリッジサドルのストリングストッパーボルト
(FIG.3A)を六角レンチで緩めて古い弦を取り外します。新しい弦はあら
かじめニッパーなどでボールエンド部を(FIG.6)の様に切り落とし、切り
落とした側をブリッジサドルに挿入してストリングストッパーボルトをしっ
かり固定してから、糸巻きで弦を巻き上げます。チューニング後、トレモロ
本体の取り付け角度を確認してからロッキング・ナットのストリングストッ
パーボルトを固定して完了です。
ZEROPOINTSYSTEMの調整
ZEROPOINTSYSTEMは、フローティングトレモロのチューニングが簡
単に行え、アーミング後のチューニングをより安定させ、弦が切れたとき
にもチューニングのくるいを抑えることができるシステムです。
正しくチューニングした状態で、ストップロッドがトレモロブロックとス
トッパーに接した状態であることを確認します。
ストップロッドがトレモロブロックに接していないときは、メインスプリ
ング調整ネジを反時計回りに回して、メインスプリングを緩めて下さい。
ストップロッドがストッパーに接していないときは、メインスプリング調
整ネジを時計回りに回して、メインスプリングを締めて下さい。
*ZEROPOINTSYSTEMが正常な位置に調整されていない場合は、完全にフローティ
ングしているか、ZEROPOINTSYSTEMと弦の張力で釣り合っている状態になり機
能が十分発揮できませんので、調整は正確に行ってください。
A
BC
FIG.1
FIG.4
FIG.6
FIG.5
FIG.3
FIG.7
FIG.2

13
日本語
フローティングへの切り替え
ZEROPOINTSYSTEMの機能を停止させることで、トレモロを完全にフ
ローティングさせることが可能です。
アームアップをしながら、ストップロッドとサブスプリングを外します。
正しくチューニングした状態で、トレモロの取り付け角度をメインスプリ
ング調整ネジで調整します(FIG.7E)。
トレモロが、ネック側に対して前方へ傾きすぎている場合は、スプリング調
整ネジを時計回りに回します。反対にトレモロが、ネック側に対して後方へ
傾きすぎている場合は、スプリング調整ネジを反時計回りに回します。
*フローティング状態でのトレモロ取り付け角度の調整は、メインスプリング調整ネジ
を調整するたびに、チューニングがくるってしまいますので、チューニングを繰り返し
ながら根気良く調整して下さい。
*通常のロッキングトレモロでは演奏中に弦が切れた場合ネックのテンションバランスが変化し、チューニングが大きく変化してしまう
事があります。適正に調整されたゼロポイントシステムは、テンションバランスの変化に対してチューニングの狂いを最小限に抑える
働きがあります。
ZPS(ゼロポイントシステム/ZRトレモロ標準装備)
ゼロポイントシステムは、ストップロッドにトレ
モロブロックとストッパーの双方が接するように
調整する事で正しく機能します(FIG.8)。
ギターが正しくチューニングされている事を確認
した上で、メインスプリングを調整します。
ストップロッドに対してトレモロブロックが接していない場合(FIG.9)には、メインスプリング調整ローラを右に
回してスプリング長を短くします。逆に、トレモロブロックがストップロッドを押してしまい、ストップロッドが
ストッパーから離れてしまっている場合(FIG.10)には、メインスプリング調整ローラを左に回して調整します。
FIG.8
FIG.9 FIG.10

14
ノンロッキングトレモロ
SAT/FATトレモロ
トレモロアームの取り付け
トレモロアームはトレモロプレートのアーム取り付け穴に挿し込むだけで取り付けられます。
FAT6トレモロのみトレモロアームはスクリュータイプのアームを採用しています。FAT6のトレモロアームは時計
方向に回しながら装着を行います。また、反時計方向に回すことにより取り外しができます。
トレモロアームのトルク調整
1:トレモロアーム取り付け部後方のトレモロブロック上にアームのトルク調整スク
リューがあります。トレモロをダウンさせた状態で付属の1.5mm六角レンチで
調整し、アームの取り付け固さが変えられます。
弦高調整
2:トレモロ全体の高さは付属の3mm六角レンチで左右のトレモロスタッドを回し、
トレモロプレートの高さを変えて調整します。スムースなトレモロアクションの
ために左右の高さはできるだけ均等にあるように調整してください。
3:サドルごとに弦高調整が可能なタイプのブリッジは、付属の1.5mm六角レンチで
サドルごとに調整スクリューを回して弦高の微調整を行います。
イントネーション調整(FAT20)
4:各サドルはトレモロプレートに固定されています。イントネーション調整の前に
付属の2mm六角レンチでサドル固定スクリューを軽くゆるめてください。
5:イントネーション調整は付属の2.5mm六角レンチでイントネーション調整ボルト
を回してサドルを前後させます。調整後はふたたびサドル固定スクリューを固定
してください。
イントネーション調整(SATPRO2,SAT10,FAT6,FAT10)
5:イントネーション調整はプラスドライバーまたは6角レンチを使用して調
整スクリューを回しサドルを前後させます。
弦交換
新しい弦はギターの裏側からトレモロブロックを通して取り付けてください。
トレモロの取り付け角度調整
SAT/FATトレモロは通常、アームダウン、アップの両方向が行えるフ
ローティングと呼ばれる状態で使用します。
トレモロの取り付け角度は弦の張力と、ギターボディーの裏側に装着され
たトレモロスプリングの張力バランスで調整します。正しくチューニング
した状態で、ギターボディー裏のトレモロスプリングカバー内のトレモロ
スプリングフックのスクリューをプラスドライバーで回します。トレモロ
が前方へ傾きすぎている場合は、トレモロスプリングの力が弱いため、スクリューを
締め込んでスプリングを長くします。逆にトレモロが後方へ傾きすぎている場合は、
スプリングの力が強すぎますので、スクリューをゆるめ、スプリングを短くします。
トレモロをギターボディーに密着させる場合、トレモロスプリングの張力を余分に強
めておくことで、チョーキング時にも他の弦の音程変化のない、より安定した状態が
得られます。(アームダウンは堅くなります。)
*トレモロ取り付け角度の調整は、トレモロスプリングの長さを変えるたびにチューングがくるってしまいますので、何度もチューニング
を繰り返しながら、根気よく調整してください。
・トレモロスプリング
フローティング状態は、通常3本のスプリングを用いることが一般的です。3本のスプリングでも力が足りない
場合は、両側の2本を斜めにフックにかけることで、更に力を強めることができます。逆に3本では力が強すぎ
る場合は、中央の1本を外し、両側の2本だけを使用します。また、トレモロをボディーに密着させる場合は、
スプリングを4本以上に増やして、完全にトレモロを固定する場合もあります。
トレモロスプリングの取り付け、取り外しは、かならず完全に弦をゆるめた状態で注意深く行ってください。
3
2
5
約3mm
2
4
5
1

15
ENGLISH
FX_EDGE3_8_English
Maintenance
Our congratulations and deepest thanks on making Ibanez your choice of instrument.
Ibanez standards are second to none. All Ibanez instruments are set up to our strict quality
control standards before shipping. The purpose of this manual is to explain how to
maintain your instrument’s finish and to keep your guitar playing as well as it did when it
left our factory.
CLEANING
Regular cleaning of your guitar is one the most important ways
you can maintain the finish and lengthen string life. After
playing, wipe down your instrument to remove any perspiration
from the instrument. Perspiration can actually contain acids
that can be corrosive to the strings and metal parts of the
guitar. Gloss finish guitars should be polished with polish
formulated specifically for musical instruments, and a soft,
treated guitar cloth or a cotton rag. Abrasive rags such as
polyester can scratch the finish. Oil finished guitars should be
wiped clean immediately after playing with a dry cotton rag only. If your guitar has become discolored due to
extended use or heavy perspiration, factory appearance, see a qualified guitar repair person about methods to
restore the oil finish to its original factory appearance.
STRINGS AND TUNING MACHINES
If strings become dirty, discolored, or produce a dull sound or buzz, replace the
strings with new ones. For best results we recommend replacing one string at a
time, this will help to avoid removing the string tension from the neck. When
replacing strings with different gauge strings, it may be necessary to adjust the
truss rod tension. (We recommend only qualified technicians perform this.)
Instruments that have tremolo systems installed may need to be adjusted after
string replacement as changes in string tension can cause the tremolo to raise
or lower. Ibanez guitars and basses are factory equipped with the following
string gauges. Please follow the instructions below for your particular model.
The strings should be tightly wound on to the tuning machines from top to
bottom with 2 to 3 string wraps around the post. In the case of unwound guitar
strings, the ends of the strings should be prepared as shown in the diagram to
prevent unintentional slippage from the posts. In the case of tuning machines,
where the string ends are inserted into the posts, the string can be cut to length
in advance using a pair of string cutters.
If the tuning machines are sealed gear units, they are self-lubricating types. The set screws for the tuning knob
are adjustment screws that can be tightened with a small Phillips head screwdriver to increase the tension.
*The use of coarse strings may lead to buzzing and sound distortion. Using strings that have twists or kinks may cause buzzing or
decreased sustain. Make sure that the new strings are smooth and free from any defects before installing.
TIGHTEN
LOOSEN
1
2
3
STRING GAUGES
Solid guitars w/Tremolo, NDM2, JTK & ALL Gio
RG321MH, SZR, AXS, AR, ART, ARX, VBI & IC
7-String model
MMM1
MTM1
MTM2
ARTCORE guitars
Bass guitars (AFB, AGB, ARTB)
.009/.011/.016/.024/.032/.042 inch
.010/.013/.017/.026/.036/.046 inch
.010/.013/.017/.026/.036/.046/.054 inch
.014/.017/.030/.040/.056/.074 inch
.011/.014/.018/.028/.038/.049 inch
.011/.015/.018/.028/.038/.054 inch
.010/.013/.017/.030/.042/.052 inch
.050/.070/.085/.105 inch

16
FX_EDGE3_8_English
NECK
Ibanez steel string models are equipped with adjustable truss
rods. The purpose of a truss rod is to adjust the neck to
counteract string tension. There are many reasons for truss rod
adjustments. One of the most frequent reasons is changing string
gauges or tuning pitch which can affect string tension. String
tension changes may affect the string height and cause fret buzz
or notes that don’t ring true. To adjust the truss rod, locate the
truss rod nut and adjust it by inserting the correct wrench into the
nut and tightening (clockwise) or loosening (counter clockwise)
the rod. Truss rod tension can be measured by installing a capo at the first fret the
holding the strings down at the fret position where the neck joins the body. Insert a
thickness gauge between the string and the fret at the 8th fret. There should between
0.3 mm to 0.5mm clearance. That clearance is referred to as “neck relief.” Too much
neck relief can cause the neck to have higher action in the middle of the neck causing
poor intonation and uncomfortable playability. No neck relief can cause fret buzz.
*Appropriate care must be taken when adjusting the neck and we recommend only qualified technicians
perform this procedure.
ACTION
Ibanez guitar and bass string action is set at the factory. However there are many
reasons that an instrument’s string height can change. Instruments can be affected by
changes in temperature and moisture. High string action can make the guitar difficult to
play. If the string action is too low, fret buzz or unclear notes can occur. To remedy this,
follow the instructions for the particular type of bridge installed. In the case of string
action, make sure the guitar is in tune and the truss rod is adjusted properly. Ibanez
action is set at the guitar 14th fret bass 12th fret. The action may also need to be
readjusted after the neck has been adjusted or strings have been changed to a different
gauge. Follow the instructions in the relevant bridge manual to make adjustments.
*If strings other than those described above are used, gradually increase the action clearance from the treble
side through to the bass side.
0.3~0.5mm
8th fret
LOOSEN
TIGHTEN
LOOSEN
TIGHTEN
LOOSEN TIGHTEN
LOOSEN
TIGHTEN
.009-string's guitars except Gio Ibanez
all Gio Ibanez & .010-, .014- string's guitars
Bass guitars (AFB, AGB, ARTB)
1.5mm
1.7mm
2.0mm
2.0mm
2.3mm
2.5mm
TREBLE SIDE BASS SIDE
INTONATION
Intonation adjustment is the operation of adjusting the
location of the string at the saddle to compensate for different
string gauges or different tunings. Follow the instructions of
the particular bridge intonation below. Intonation is properly
set when the 12th fret note and the 12th fret harmonic are
exactly the same note . This is the center point of the scale
and the most accurate way of setting a standard scale length.
With the harmonic note as the standard, if the fretted note is
flat move the bridge saddle forward toward the headstock (a) to decrease the string length. If the fretted note is
sharp, move it back away from the headstock (b) to increase the string length intonation adjustments.
*Please note that strings can be broken when the saddle is moved, so always loosen the strings before making adjustments.

17
ENGLISH
FX_EDGE3_8_English
Guitar Bridges
GIBRALTAR CUSTOM BRIDGE
The height adjustment can be adjusted by 4 pcs of 2.0mm of allen screws (B) on the
bridge. Since the adjustment screws are locked by the bridge lock screw (A), you must
loosen the bridge lock screw by 3.0mm Allen wrench before adjustment.
Each saddle is also locked by a saddle lock screw (C). To adjust the intonation, use a
2.0mm Allen wrench to loosen the saddle locke screws, and then adjust the Intonation
screw (D) by a 2.0mm Allen wrench. When you are finished with the adjustment, lock the
saddle and tune the guitar.
* The same should be applied for the seven string version.
A
B
C
D
PICKUPS
The output level of the instrument as well
as the quality of the signal can be affected
by the pickup height. Pickup height should
be adjusted until the volume of neck and
bridge pickups are almost equal with both
volumes wide open. The volume may drop
drastically if the pickup height is too low.
As the pickups are magnetic, fret buzzing
and distortion may occur if the pickup is
too close to the strings. Use a small screwdriver to make adjustments to raise or lower the pickup.
*Instruments that have adjustable pole pieces can be adjusted to balance the output of each string.
Below is the standard location of the bridge for AF, AFS and AG guitars.
Adjust the location to obtain proper intonation.
AGAF, AFS, AK AFB
BATTERY
For guitars with Pre-Amps or EQs, please use 006P (9V) or AA (1.5V) high-quality batteries according to your
guitar's specifications. Batteries are located either in a battery box or inside the control cavity of your instrument.
Old batteries or batteries with a low-charge should be replaced as they can cause poor sound performance
including low volume and unwanted distortion.
The output plug of your instrument also acts as power switch for the battery: when a guitar cable is plugged in,
the battery will be connected and then disconnected when the guitar cable is unplugged from the output jack.
Attention
If your guitar or bass requires two batteries, do not use a new battery and with an old battery together. Do not use any
combination of different battery types such as an alkaline battery with a carbon battery, or alkaline battery with a
rechargeable battery, etc.
Unplug your instrument when not in use for extended periods. For the longest battery life and to prevent battery fluid
leakage, which could damage your instrument, always unplug your cable from your guitar or bass when it will be
unplayed for long periods of time.
To avoid unwanted noise and possible speaker, electronics or hearing damage, always turn the volume control to the
off position ("0") on your amp or any device your instrument is connected to when unplugging the cable from the
output jack of your guitar or bass.
* The non-alkaline battery(s) your instrument may come with is for circuit testing purposes only and should be replaced.

18
FX_EDGE3_8_English
GIBRALTAR III (GUITAR & BASS),
CB3, & FULL TUNE III, ART1, ART2
The action can be adjusted by using a slot
head (-) screwdriver to turn the adjustment
bolt at either end (A).
Intonation can be adjusted by moving the
saddle forward or backward by turning the
intonation adjustment screw (B) at the rear
of the bridge. You can use either a Phillips
(+), a flat head (-) screwdriver, or the
optional hex wrench.
HARDTAIL BRIDGE
To change strings, thread the new strings through the string grommets
located on the back of the guitar and bring them up and over the saddle.
The intonation can be adjusted by adjusting the saddle forward or
backward using a Phillips (+) head screwdriver on the intonation
adjustment screw at the rear of the bridge. String height is controlled by
raising or lowering the small Allen screws using a wrench on either side
of the saddle.
(A)
(B)
(A)
ADJUSTABLE ARCH TOP BRIDGE
The string height of an arch top bridge can be adjusted by turning the
thumb wheel screws located on either side of the bridge. Clockwise
lowers the string action; counter clockwise raises the string action.
As the bridge is not fixed to the body, intonation can be adjusted by
loosening the strings and moving the location of the bridge forward or
backward.
(B)
REPLACING THE STRINGS : CB3
Install strings by inserting them from the front of the bridge.
GIBRALTAR III, CB3
FULL TUNE II,
ART1, ART2
GIBRALTAR STANDARD
There are two methods to attach the strings: One method is to thread
the strings through the string grommets located on the back of the
guitar, and the other is to hook and stop the ball-end on the back of the
bridge (A).
To adjust the height of the strings, use a 1.5mm hexagonal wrench to
turn and adjust the height of each saddle (B).
To adjust the intonation, use a 2.5mm hexagonal wrench to turn the
intonation adjustment screws of each saddle on the back of the bridge
(C).
(B)
(C)
(A)
This manual suits for next models
38
Table of contents
Languages:
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Pyle Pro PGEKT18 manual

Bfb
Bfb BAROQUE owner's manual

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Yamaha Arius YDP-S31 Brugervejledning

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Baldwin Piano & Organ Company FunMachine 121 Technical manual

Kawai
Kawai Concert Artist Classic series CS4 owner's manual

Kurzweil
Kurzweil MARK 12 V2.0 - ADDENDUM user guide