Tomei ARMS MX7760 User manual

2018_03 M-TB401A-SB01#-01
ターボチャージャーキット ARMS MX7760/7960/8265/7960F
EJシングルスクロール
TURBOCHARGER KIT ARMS MX7760/7960/8265/7960F EJ SINGLE SCROLL
品番
PART NUMBER
適合
APPLICATION
⽬次 / INDEX
このたびは弊社製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。
ご使⽤前にこの説明書をよくお読みのうえ正しくお使いください。
お読みになった後もすぐ取り出せる場所に⼤切に保管してください。
説明書に書かれている注意事項は必ず守ってください。
各⾃動⾞メーカーの発⾏する整備要領書が必要になります。本書と合わせて
お使いください。
不適切な使⽤により事故が⽣じた場合、弊社では責任を負いかねますので、
あらかじめご了承ください。
Thank you for purchasing a TOMEI product.
Please read this installation manual carefully prior to installation/use.
Ensure you keep this document stored in a safe location for future reference.
Pay close attention to and adhere to the various warnings/cautions contained herein.
You should also consult the official servicing manual for your vehicle when installing
this product.
Please note that inappropriate installation/use of this product will be at the owner's
own risk and/or responsibility.
Retailers/Workshops should ensure this document is given to the end user.
MX7960F
TB401A-SB01D
EJ20/25 SINGLE SCROLL
LEGACY GT 05-09
WRX 08-14
WRX STI SINGLE SCROLL
MX7760
TB401A-SB01A
MX7960 MX8265
TB401A-SB01B TB401A-SB01C
取扱説明書
INSTALLATION MANUAL
P2 ⽇本語
P23 ENGLISH
1

注意
■ 本取扱説明書は製品に関わる特記事項についてのみ記載しています。
実際の作業や⼿順については各⾃動⾞メーカー発⾏の整備要領書をご確認ください。
■ 本製品は⾃動⾞競技部品です。サーキットなどの公道ではない閉鎖された場所で
使⽤してください。
■ 本製品を取り付けることにより、エンジン出⼒が向上します。そのためエンジン制御や
その他周辺装置の最適化が必要になります。
■ ターボメーターなどで常にコンディションの確認をしてください。
警告
■ 適合する⾞種以外へのご使⽤はおやめください。本製品および、エンジンを破損する
恐れがあります。
■ 本製品の取り付けは設備の整った環境で、資格をもった整備⼠が⾏ってください。
■ 本製品を取り付ける際には、適切な⼯具、保護具を使⽤してください。
ご使⽤にならないとけがにつながり危険です。
■ 本製品の取り付けはエンジンが⼗分に冷えた状態で⾏ってください。
エンジンが冷えていない状態の作業は⽕傷の恐れがあります。
■ 本製品の取り付けに必要な各部品の脱着の際には指定トルクなどを守り、無理な⼒を
加えないでください。本製品および、エンジンを破損する恐れがあります。
■ エンジンを始動する際には必ずオイル/冷却⽔の漏れなどの点検を⾏ってください。
オイル/冷却⽔の漏れはエンジンの破損につながります。
取付作業に必要な⼯具類
■エンジン整備⼯具⼀式 ■トルクレンチ ■整備要領書
注意
MX8265はターボ⼊⼝径をΦ60で設計しているため、ターボ⼊⼝径が純正より
⼤きくなっています。純正サクションホースは⼝径があわないため、取り付けられません。
別途、TOMEIターボサクションホース（品番：451002/451004）をご⽤意ください。
2

部品構成 下記の部品・数量が揃っているかご確認ください。
名称 ターボ本体
同梱数量 1
単品品番 -
補修部品名称
MX7760 TB401B-CRA20
MX7960 TB401B-CRA21
MX7960F TB401B-CRA21
MX8265 TB401B-CRA22
MX7760 TB401B-RBK01
MX7960 TB401B-RBK01
MX7960F TB401B-RBK01
MX8265 TB401B-RBK01
MX7760 TB401B-ACT13
MX7960 TB401B-ACT13
MX7960F TB401B-ACT14
MX8265 TB401B-ACT13
MX7760 TB401B-COH01
MX7960 TB401B-COH01
MX7960F TB401B-COH13
MX8265 TB401B-COH02
MX7760 TB401B-COW10
MX7960 TB401B-COW10
MX7960F TB401B-COW10
MX8265 TB401B-COW07
MX7760 TB401B-TBH01
MX7960 TB401B-TBH02
MX7960F TB401B-TBH02
MX8265 TB401B-TBH03
MX7760 TB401B-TBW01
MX7960 TB401B-TBW02
MX7960F TB401B-TBW02
MX8265 TB401B-TBW03
CHRA
リビルトキット
アクチュエーター
コンプレッサーハウジング
コンプレッサーホイール
タービンハウジング
タービンホイール
品番
①
3

部品構成
下記の部品・数量が揃っているかご確認ください。
オイルフィード
M12*P1.0 4AN F
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TB401B-FIT03 単品品番 TB401B-OFP01
フィッティング
4AN M to F 90° M10*P1.5 4AN
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TB401B-FIT01 単品品番 TB401B-FIT02
ワッシャ− M10
同梱数量 1
単品品番 TB401B-WAS01
フィッティング
③
④⑤
②
フィッティング
名称
⑥
名称
名称 名称 メッシュホース 210mm
名称
4

部品構成
下記の部品・数量が揃っているかご確認ください。
オイルリターン
ボルト M6*P1.0 16mm
同梱数量 1 同梱数量 2
単品品番 TB401B-ODP01 単品品番 TB401B-WBT01
オイルリターンガスケット
同梱数量 1
単品品番 TB401B-ORG01
ウォーターフィード
ウォータークーラント
パイプ B
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TB401B-WCP02 単品品番 TB401B-WTB01
同梱数量 2
単品品番 TB401B-WAS02
ウォーターボルト
名称
⑫
名称 ワッシャー M14
⑪⑩
⑦⑧
名称 オイルドレインパイプ
⑨
名称 名称
名称
5

部品構成
下記の部品・数量が揃っているかご確認ください。
ウォーターリターン
MX7760/7960/8265 MX7960F
パイプ A パイプ A
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TB401B-WCP01 単品品番 TB401B-WCP09
名称 ウォーターボルト
同梱数量 1 同梱数量 2
単品品番 TB401B-WTB01 単品品番 TB401B-WAS02
同梱数量 1
単品品番 TB401B-WBT04
名称
⑭
ウォータークーラント
名称
⑯
名称 ボルト M6*P1.0 12mm
⑮
名称 ワッシャー M14
⑬
ウォータークーラント
⑬
6

部品構成
下記の部品・数量が揃っているかご確認ください。
ショートパーツ
⑱とセット ⑰とセット
MX7960Fには付属しません MX7960Fには付属しません
同梱数量 1 同梱数量 2
単品品番 TB401B-COP05 単品品番 TB401B-COP05
タービン OUT ガスケット タービン IN ガスケット
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TB401B-TOG01 単品品番 TB401B-TIG01
㉒とセット ㉑とセット
M10*P1.25 35mm
同梱数量 3 同梱数量 3
単品品番 TB401B-BNS01 単品品番 TB401B-BNS01
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TB401B-TIT01 単品品番 TB401B-SLH03
⑳
名称
名称 名称 ナット M10*P1.25
㉔
名称 バキュームホース
名称 ホースバンド
㉒
㉓
スタッドボルト
名称 耐熱ホース
⑰⑱
コンプレッサーアウトホース
⑲
名称
㉑
名称
7

部品構成
下記の部品・数量が揃っているかご確認ください。
同梱数量 2
単品品番 TB401B-HBD01
その他
⿊
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 PB6150-BSP01 単品品番 TB401B-SPR07
アクチュエータースプリング
⾚ ピンク
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TB401B-SPR10 単品品番 TB401B-SPR11
アクチュエーターニップル
⻘ （ストレート）
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TB401B-SPR12 単品品番 TB401B-SAN01
アクチュエータースプリング
㉖
㉕
名称 ホースバンド 10-12.2mm
アクチュエータースプリング
名称 ボルトスムースペースト
㉗
名称
㉚
名称
㉛
㉘
名称 アクチュエータースプリング
㉙
名称
名称
8

部品構成
下記の部品・数量が揃っているかご確認ください。
その他
同梱数量 2 同梱数量 2
単品品番 TG201A-0000A 単品品番 TG204A-0000A
エンブレム 取扱説明書（本書）
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 TE501A-0000A 単品品番
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 単品品番 -
同梱数量 1 同梱数量 1
単品品番 - 単品品番 -
保証登録のお願い
㉜
名称
㉟
名称
名称
㉝
㊱
名称
㊲
名称
㊳㊴
名称 保証登録カード 名称
アクチュエーター取扱説明書 スペックシート
名称TOMEIステッカー ARMSステッカー
㉞
9

部品構成
下記の部品・数量が揃っているかご確認ください。
その他
同梱数量 1
単品品番 -
1. 純正ターボチャージャーの取り外し
バッテリーのマイナス端⼦を取り外し、ターボチャージャーや周辺装置を取り外してください。
■ 各部の詳細な脱着⽅法は必ず整備要領書を参照してください。
■ 再使⽤する部品は取り外し時に破損させないように注意してください。
■ 部品を取り外した後の開⼝部には異物が⼊らないようテープなどで塞いで作業してください。
過給圧設定時のご注意
㊵
名称
☓マークは再使⽤しません
10

チューブ清掃、チューブ詰まりの点検
オイルインレットパイプ内をクリーナーで洗浄後、エアブローし、
錆やつまりなどがないか点検を⾏ってください。
ヘッド側オイルラインのバンジョーボルトを確認してください
ヘッド側オイルラインのバンジョーボルトを確認してください。
オリフィスボルトの場合はスバル純正部品14445AA090に
交換してください。
オリフィスタイプボルト オリフィス無しタイプボルト
スバル純正部品14445AA090
2. スタッドボルトの取り付け
ARMSターボチャージャーにスタッドボルト（部品番号㉑）を取り付ける。
スタッドボルトの向きに注意
※ 短い⽅がタービン側。
※ 取り付けにはダブルナットを
使⽤してください。
※ ナットを取り外す時、ボルトが
動かないよう注意してください。
この3ヶ所に取り付ける
短長
11

3. オイルラインの取り付け
フィッティングM12*P1.0 4AN F(部品番号②）
を⾞両側オイルパイプに取り付ける。
ワッシャ− M10（部品番号⑥）
フィッティング M10*P1.5 4AN（部品番号⑤）
フィッティング 4AN M to F 90°（部品番号④）
メッシュホース210mm（部品番号③）
をターボチャージャーのオイルフィード部に取り付ける。
耐熱ホース（部品番号㉓）
をメッシュホースに取り付ける。
16N・m（1.6kgm）
締め付けトルク
⑤
部品番号
部品番号 締め付けトルク
② 16N・m（1.6kgm）
②
③
④
⑤⑥
㉓
12

4. ターボチャージャーの取り付け
付属のパーツを⽤い、ターボチャージャーを⾞両に装着する。
⑦ オイルドレインパイプ
⑧ ボルト M6*P1.0 16mm
⑨ オイルリターンガスケット
⑩ ウォータークーラントパイプB
⑪ ⑭ ウォーターボルト
⑫ ⑮ ワッシャーM14
⑬ ウォータークーラントパイプA
⑲ タービンOUTガスケット
⑳ タービンINガスケット
㉒ ナット M10*P1.25
A 純正ボルト/ナット
締め付けトルク
⑧ 4.4N・m (0.45kgm)
※ Aは純正を再使⽤ ⑪ ⑭ 35N・m (3.6kgm)
※ MX7960Fはボルト M6*P1.0 12mm（部品番号⑯）を ㉒ 35N・m (3.6kgm)
使⽤し、ウォータークーラントパイプAを ※ 35N・m (3.6kgm)
コンプレッサーハウジングに固定してください。
⑰ コンプレッサーOUTホース
⑱ ホースバンド
※ GR,GVで純正インタークーラーレイアウトをそのままお使いの⽅は上記部品を付属の
部品に交換してください。
※ MX7960Fには上記部品は付属していません。
純正のガスケットとボルトを使ってインタークーラーと接続してください。
パイプやチューブ類をエンジン本体に取り付ける際は無理に締め付けないでください。
⾓度などに無理な不可がかかると破損の原因になります。
MX8265はターボ⼊⼝径をΦ60で設計しているため、ターボ⼊⼝径が純正より
⼤きくなっています。純正サクションホースは⼝径があわないため、取り付けられません。
別途、TOMEIターボサクションホース（品番：451002/451004）をご⽤意ください。
部品
番号 名称
部品
番号 名称
部品 トルク
番号
⑱
⑰
⑦
⑧
⑨⑩⑪
⑭
⑮
⑫
⑬
⑲
⑳
㉒
A
A
A
A
13

5. エンジンオイルと冷却⽔の補充
ターボチャージャー交換作業で不⾜した冷却⽔とオイルを補充してください。
補充⽅法や交換部品などは整備要領書を参照し、確実に補充してください。
6. 本運⽤前の点検と使⽤上の注意
① ギアをニュートラルにし、サイドブレーキを確認してください。
② エンジンを始動せず、15秒程クランキングを繰り返してください。
③ エンジンを始動し、アイドリング状態で冷却⽔やオイルが漏れ出ていないことを確認してください。
④ エンジンを停⽌し、冷却⽔とオイルが規定量⼊っていることを確認してください。
また、リザーブタンクも同様に確認してください。
⑤ 再度エンジンを始動し、エンジン回転を3000回転程度まで上げ、排気漏れや異⾳がしないことを
確認してください。
⑥ 試運転を⾏い、過給がかかることを確認してください。
■ 出荷時のアクチュエーターの設定過給圧はアクチュエーター単体で
2mmのプリロードをかけた状態で1.0kgです。
■ 実際の過給圧の設定は1次排圧の影響や他の部品の仕様により⼤きく異なる場合が
あります。過給圧の決定はブーストコントローラーを併⽤のうえ、実⾛に等しい環境で
確認しながら慎重に⾏ってください。
■ アクチュエータースプリングの交換は別冊のアクチュエーター取扱説明書を参照のうえ、
慎重に⾏ってください。
■ ブースト計を使⽤し、過給圧を監視してください。
⑦ 各部の取り付け状態や冷却⽔/オイル漏れの点検を⾏ってください。
■ ⾼負荷運転の直後はすぐにエンジンを停⽌しないでください。
■ エンジンオイルを定期的に交換してください。
14

7.ターボチャージャー仕様
MX7760
MX7960
MX8265
MX7960F
コンプレッサーハウジング タービンハウジング
⼊⼝径（mm） 出⼝径（mm） A/R ⼊⼝ 出⼝ A/R
53.5 44.2 0.78 45.0 EJ S/S 0.57
タービンホイール
出⼝径（mm） 外径（mm) トリム ブレード数 材質 製法
54.0 61.0 79 11 K418 鋳造
コンプレッサーホイール
⼊⼝径（mm） 外径（mm) トリム ブレード数 材質 製法
52.6 68.0 60 6 A2618 CNC削出
コンプレッサーハウジング タービンハウジング
⼊⼝径（mm） 出⼝径（mm） A/R ⼊⼝ 出⼝ A/R
55.8 41.5 0.78 45.0 EJ S/S 0.57
タービンホイール
出⼝径（mm） 外径（mm) トリム ブレード数 材質 製法
58.8 67.0 77 11 K418 鋳造
54.8 76.2 52 6 A2618 CNC削出
コンプレッサーハウジング タービンハウジング
⼊⼝径（mm） 出⼝径（mm） A/R ⼊⼝ 出⼝ A/R
53.6 41.6 0.78 45.0 EJ S/S 0.57
K418 鋳造
⼊⼝径（mm） 外径（mm) トリム ブレード数 材質 製法
52.6 68.0 60 6 A2618 CNC削出
54.0
コンプレッサーホイール
⼊⼝径（mm） 外径（mm) トリム ブレード数 材質 製法
45.0
⼊⼝
CNC削出
製法
A2618
材質
61.0 79 11
コンプレッサーホイール
タービンホイール
製法材質ブレード数トリム外径（mm)出⼝径（mm）
鋳造K4181277
A/R
EJ S/S
出⼝
6
ブレード数
60
トリム
68.0
外径（mm)
52.6
⼊⼝径（mm）
56.049.1
コンプレッサーハウジング
0.78
A/R
41.6
出⼝径（mm）
53.6
⼊⼝径（mm）
タービンハウジング
0.57
コンプレッサーホイール
タービンホイール
出⼝径（mm） 外径（mm) トリム ブレード数 材質 製法
15

8.アクチュエータースプリング
本製品はアクチュエータースプリングを交換することで、ブースト設定値を変更することができます。
下記を参考に⽬的に合ったアクチュエータースプリングを選択してください。
アクチュエータースプリングの選択について
右ページ⼀覧表に記載の各スプリングの単体圧⼒/設定圧⼒はアクチュエーターが動作し、
スイングバルブが開き始める圧⼒となっています。
実際のスプリング選択は⽬的に合わせ実測したうえで設定してください。
交換⽅法などは別紙のアクチュエーター取扱説明書を参照してください。
※ 右ページ⼀覧表の数値はアクチュエーター単体で2mmのプリロードをかけた状態での
数値です。
※出荷時の本製品には右ページ⼀覧表の1.0kgf/cm2の組み合わせのスプリングが
装着されています。
※ 右ページ⼀覧表の設定値はあくまでも⽬安です。ブースト値は⾞両の仕様により
変化します。
※ 実際のブースト値の設定はブーストコントローラーを併⽤してください。
ブーストコントローラーの設定を主とし、アクチュエーターを補助として
調整することで、安定したブーストセッティングが可能となります。
アクチュエータースプリング選択⽅法の⼀例
■ アクチュエーターを動かないように固定する。
■ 計測器（マイクロメーターなど）アクチュエーターロッドのトラベル量が
計測できるようセットする
■ 圧⼒計を通してアクチュエーターにエアを⼊れる
■ 計測器の動きでアクチュエーターの動作圧⼒を確認する。
■ 本書のアクチュエータースプリング⼀覧表を参考に⽬的にあったスプリングに⼊れ替える
16

スプリング kgf/cm2
単体圧⼒ Kpa
PSI
設置位置
品番
識別⾊
サイズ 外径 mm
⻑さ mm
2.05 201.04 29.16 0.40 0.90 0.75
1.95 191.23 27.74 0.40 0.90 0.65
1.85 181.42 26.31 0.20 0.90 0.75
1.75 171.62 24.89 0.40 0.60 0.75
1.75 171.62 24.89 0.20 0.90 0.65
1.65 161.81 23.47 0.90 0.75
1.65 161.81 23.47 0.40 0.60 0.65
1.55 152.00 22.05 0.90 0.65
1.55 152.00 22.05 0.20 0.60 0.75
1.45 142.20 20.62 0.20 0.60 0.65
1.35 132.39 19.20 0.60 0.75
1.30 127.49 18.49 0.40 0.90
1.25 122.58 17.78 0.60 0.65
1.15 112.78 16.36 0.40 0.75
1.10 107.87 15.65 0.20 0.90
1.05 102.97 14.93 0.40 0.65
1.00 98.07 14.22 0.40 0.60
0.95 93.16 13.51 0.20 0.75
0.90 88.26 12.80 0.90
0.85 83.36 12.09 0.20 0.65
0.80 78.45 11.38 0.20 0.60
0.75 73.55 10.67 0.75
0.65 63.74 9.25 0.65
0.60 58.84 8.53 0.60
0.40 39.23 5.69 0.40
0.20 19.61 2.84 0.20
32 36 43 52 57 68
設定圧⼒
kgf/cm2Kpa PSI
⿊銀紫⾚ピンク⻘
29 29 36.5 36.5 44 44
TB401B TB401B TB401B TB401B TB401B TB401B
-SPR07 -SPR08 -SPR09 -SPR10 -SPR11 -SPR12
2.84 5.69 8.53 12.80 9.25 10.67
インナー インナー ミドル ミドル アウター アウター
0.20 0.4 0.6 0.9 0.65 0.75
19.61 39.23 58.84 88.26 63.74 73.55
17

セットアップガイド
ブースト圧設定
MX7760
MX7960(F)
MX8265
ブースト1.6㎏/cm2 （22.8psi）でMX7760：380ps、MX7960(F)：400ps、MX8265：450psの
出⼒を出すことが可能な ターボチャージャーです。ノーマルエンジン場合、ガスケット抜けや
エンジン強度に不安があるため、 最低でもヘッドガスケットをメタルタイプに変更することを
おすすめします。ノーマルエンジンでガスケット交換をした場合、 MX7760/MX7960(F)で約350psが
限界⽬安となります。その際の設定ブースト1.4〜1.5㎏/cm2 (19.9〜21.3psi）位 です。
鍛造ピストン、H断⾯コンロッドに交換することで1.6㎏/cm2 ( 22.8psi）まで設定可能になりますが、
⾞両の仕様や状態によって変わりますでご注意ください。
ブースト設定する際は４/５ギヤで⾏ってください。 低いギヤで設定すると、⾼いギヤで
負荷が⼤きくなるため設定値以上ブーストがかかってしまいます。
（設定した際、ピークブーストから回転が上がるにつれてブーストが下がる場合がありますが、
異常でありません。）
想定出⼒
MX7760
MX7960(F)
MX8265
MX7760 ノーマルエンジンの場合、ガスケット抜けやエンジン強度に不安があるため、
MX7960(F) ヘッドガスケットを 交換した上で約350ps｛設定ブースト1.4〜1.5㎏/cm2
（19.9〜21.3psi）｝がノーマルエンジンでの限界⽬安となります。
ブースト1.6㎏/cm2 で使⽤する際、鍛造ピストンに変更することをお薦めします。
MX8265 基本的に排気量2.2L以上でチューニングを施したエンジンに使⽤することを想定とした
ターボチャージャーです。 ノーマルエンジンではその性能を発揮させることが難しく、
エンジン破損可能性も考えられますで熟慮の上ご使⽤ください。
ピストン
MX7760
MX7960(F)
MX8265
ノーマルピストンで⾼出⼒を出した場合、強度に不安があるため約350psが限界⽬安となります。
設定ブーストである1.6㎏/cm （22.8psi）といった⾼ブーストで使⽤する場合、燃焼圧⼒も⾼くなり、
ノーマルピストンのままでは、いわゆる棚落ちと呼ばれる状態になる可能性があります。
⾼ブーストで使⽤する際は、ヘッドガスケットとあわせて鍛造ピストンに変更することを
おすすめします。
チューニングエンジン
推奨 TOMEI鍛造ピストン
推奨 TOMEI鍛造ピストン
ノーマルエンジン
1.4〜1.5㎏/cm2
(19.9〜21.3psi)
ブーストコントローラー使⽤
2.2/2.5L等
チューニングエンジン
項⽬ 推奨設定
1.6㎏/cm2
(22.8psi)
ブーストコントローラー使⽤
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
350PS 380PS
350PS 400PS
450PS
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
18

コンロッド
MX7760
MX7960(F)
MX8265
ノーマルコンロッドは⾼出⼒を出した場合、強度に不安があるため、約350psを⽬安に
強化コンロッドへの変更をおすすめします。
カムシャフト
MX7760
MX7960(F)
MX8265
カムシャフトを作⽤⾓/リフトが⼤きい物に変更することで、より⼤きな排気圧⼒を得ることが
できます。これにより、 ターボチャージャーのピックアップが良くなり、さらにピークパワーも
あげることができます。エンジンのチューニング内容にあわせて選択することをおすすめします。
ヘッドガスケット
MX7760 推奨
MX7960(F) TOMEIメタルヘッドガスケット
MX8265
ノーマルガスケットもメタル製ですが、⾼ブーストをかけた際の⾼い燃焼圧⼒には不安があります。
そこで、⾯圧の安定したメタルヘッドガスケットに変更することでシール性能を⾼めることができます。
かけるブーストによってガスケット厚を変更し、圧縮⽐調整を⾏ってください。
必要
インジェクター
容量 MX7760
MX7960(F)
MX8265
⽬標⾺⼒×5.9÷気筒数＝１気筒あたりが必要とする毎分吐出量
安定した霧化状態を確保するために、インジェクター容量の80〜90%で使⽤するのが理想となります。
必要
燃料ポンプ容量
MX7760
MX7960(F)
インジェクター容量×気筒数×0.06＝必要とする毎時吐出量（フューエルポンプ容量）です。
ポンプの追従性を考慮し、80〜90％位で使⽤できるように選択してください。
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
推奨 TOMEI鍛造H断⾯コンロッド
推奨 TOMEI鍛造H断⾯コンロッド
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
TOMEI PONCAM相当
TOMEI PONCAM相当
ノーマルエンジン
（燃圧3kg/cm2 時）
185L/h以上（燃圧3kg/cm2 時）
推奨 TOMEI 255/h（燃圧3kg/cm2 時）
MX8265 推奨 TOMEI 255/h
185L/h以上（燃圧3kg/cm2 時）
項⽬ 推奨設定
2.2/2.5L等
チューニングエンジン
ノーマル
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
650cc以上
830cc以上
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
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燃圧
レギュレーター
MX7760
MX7960(F)
燃料ポンプ変更に伴い、燃圧調整が必⽤です。イニシャル燃圧、⼤気圧で3kg/cm2に設定します。
エアクリーナー
MX7760
MX7960(F)
MX8265
エアフロメーターを活かす場合、純正交換タイプをおすすめします。
エアフロ
MX7760
MX7960(F)
MX8265
上限⽬安として、純正エアフロが400ps位です。
サクションパイプ
MX7760
MX7960(F)
⾼ブーストをかけた場合、純正サクションでは変形等が起こる場合があります。これを交換することで
吸⼊効率を良くすることができます。ただし、インプレッサ場合、サクションパイプを変更すると
エアフロ特性が変わってしまいます。交換する際、必ずエアフロマップ書き換えを実施してください。
インタークーラー
MX7760
MX7960(F)
MX8265
タービンで加圧された空気は、圧縮されてエンジンへと送り込まれます。その際、圧縮された空気は
熱を持ち膨張してしまいます。そうすると過給された空気密度も下がり、燃焼効率が悪くなり本来の
性能が出せません。そこで、タービンとエンジンの間にインタークーラーを設けることで圧縮された
空気を通し、⾛⾏⾵を当てることで圧縮空気を冷却します。こうすることで、密度の⾼い圧縮空気を
エンジンへ送り込むことが可能になり、燃焼効率が向上され本来の性能を得ることが可能になります。
チューニングエンジン
交換が望ましい
要交換
⾼効率タイプ
⾼効率タイプ
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
純正もしく、エアフロレス
エアフロレス
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
任意 専⽤セッティングが必要です
MX8265 要交換
推奨 TOMEI サクションホース
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
調整式に変更が必要 推奨 TOMEI TYPE-S
推奨 TOMEI TYPE-S
MX8265 調整式に変更が必要
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
項⽬ 推奨設定
ノーマルエンジン 2.2/2.5L等
チューニングエンジン
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