Freefly MoVI M15 Operating instructions

ユーザーガイド

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Freeflyは芸術と技術の融合を表現します。私たちのチームは、一つの課題の解決に注力する
業界最先端の専門家集団です。私たちの課題とはカメラの動きの制限のない製品の開発で
す。Freeflyの初めての製品は、スムーズで安定しておりダイナミック撮影を可能にする低空
空撮用マルチコプターCineStarでした。Freeflyはその後数年間カメラの安定化について調査
及び開発を行い、カメラの振動を安定させるジンバルのMōVIを完成させました。MōVIの目
標は手持ち撮影からヘリコプター、その他様々なプラットフォーム上での安定した撮影によ
る映画撮影の新時代に力を与えることなのです。

IN•ER•TIA
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Freefly MōVI は能動型のモーター駆動のパーツと受動型慣性スタビライゼーショ
ンの両方で稼働するデジタル3軸スタビライゼーションのシステムです。 受動型ス
タビライゼーションは慣性の原理(動きの変更に対して抵抗する性質)をベースと
し、カメラのパン、チルト、ロール軸でバランスの均衡が取れていることを必要と
します。 能動型スタビライゼーションはカメラのパン、チルト、ロールの動きをセ
ンサー技術で測定し、3軸に取り付けられているモーターで測定したカメラの動き
を参照しカメラの動きを打ち消します。これら二つの振動を安定化させる方法
は、MōVIがよく知られているスムーズで安定した撮影を行うために一体になって
動作します。
本マニュアルはMōVI M10のセットアップ、バランス調整、
そして調整の仕方について記載されています。
初めてMōVI M10を使用するユーザーに
とっては初めはバランス調整は膨大な量と
感じるかもしれませんが、このマニュアル
に記載のある手順をマスターすることが
できるようになるでしょう。
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1. パンモーター
2. パン軸
3. ロールモーター
4. ロール軸
5. チルトモーター
6. チルト軸
7. チルト前後調整
8. ロール調整点
9. チルト垂直調整
10. パン調整
MŌVI
製品構成:
1
10
2
5
6
4
7
8
9
3

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目次
01 はじめに
バッテリーと充電器:
バッテリーの充電
カメラへのバッテリーマウント
の取り付け
02MŌVIのバランス調整
Step 1: チルト前後バランス調整
Step 2: 垂直チルト調整
Step 3: ロール調整
Step 4: パン調整
03M15からMRへの変換
取付手順
04GUI/調整
初めての調整
マジェスティック調整
パン マジェスティック調整
チルト マジェスティック調整
GUIパラメーター定義
05リモートコントロール
リモートコントロール機能
モードの切り替え (デュアルオペレーター, マジェスティック, キル)
06トラブルシューティング
症状, 考えられる原因と解決法

注意
全ての指示、保証、そして他の文章の内容はFreefly Systems Inc. (“Freefly”)
によって予告なく変更される場合があります。製品資料のアップデートに関し
ては下記サイトで確認してください。
www.freeflysystems.com.
免責事項
これは高度なシネマ用製品です。操作には注意、常識及び基本的な技術能力が
要求されます。安全で責任のある操作を怠った場合は、人身事故及び製品また
は財産の損害を起こす可能性があります。本ユーザーガイドには安全と操作方
法に関する説明が含まれています。セットアップまたは使用する前に、ユー
ザーガイドを全て読み、全ての説明と警告に従うことは、MōVI を正しく操作
し損害や人身事故を防ぐために非常に重要ですので必ず実行してください。
Freeflyはユーザーの知識のために、明確で正確な情報をユーザーガイドに提
供するあらゆる努力をしました。正確であると考えられている間ユーザーガイ
ドへの情報は正確に”現状”を提供します。またFreeflyは誤字脱字や、ユーザー
ガイドで使用している言語においてユーザーの解釈がFreeflyが意図すること
と違う事に起因する問題の責任は負いません。Freeflyはユーザーガイドを改
訂する権利を有し、改訂あるいは変更に関する通知を都度事前に行う責任を負
いません。
いかなる場合も Freefly、従業員または認定販売店は、このユーザーガイドに
含まれる技術または操作情報により生じたいかなる直接的、間接的な損害また
は損失に対しても、一切の責任を負いません。
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同梱品
Qty 1 - MōVI M15 Handheld Stabilizer
Qty 1 - MōVI Top Handle
Qty 1 - MōVI Dock
Qty 2 - Freefly 14.8V 2.6Ah MōVI Batteries
Qty 1 - Freefly LiPo Charger with AC cord and Charge Lead Adapter
Qty 1 - M3 Hex Driver
Qty 1 - M2.5 Hex Driver

01-P7
はじめに
01

01-P8
バッテリーと充電器
警告: バッテリーを充電や使用する前に必ず安全上の注意事項と警告を注意
してお読みください。リチウムポリマー(LiPo) バッテリーの使用中に注意
を怠ったり、次の警告に従わない場合は、バッテリーの故障、電気系統の
問題、過熱、火災、怪我、財産への破損の原因となる可能性があります。
ガイドラインと警告
バッテリーを充電や使用する前に必ず安全上の注意事項と警告を注意して
お読みください。
•バッテリーを破損してしまったり、破損の疑いがある場合、膨らみ膨張し始
めた場合、変形や異臭がした場合、温度が160ºF (71ºC)を超える場合、直ち
にバッテリーの使用、またその他異常が発生した場合は、直ちに使用および
充電を中止してください。破損したバッテリーは遅れて化学反応を起こし発
火する事がありますので、バッテリーを取り外し、建物や乗り物の外の安全
な場所で少なくとも45分は観察してください。
•分解、改造、穴を開ける、衝撃、落下、衝突、回路のクラッシュまたは
ショートをするなどの行為を絶対に行わないでください。漏液、発煙、発
火、爆発または火災などにより、人身事故や財産への損害が起こる可能性が
有ります。
•使用時にはバッテリーと充電器から目を離さないでください。
•バッテリーと充電器を落下させないでください。
•破損しているまたは充電ができないバッテリーは充電をしないでください。
•ケーブルが挟み込まれていたり、ショートしている場合は充電をしないでく
ださい。
•未成年者は大人の監視下でバッテリーの充電およびバッテリーパックの使用
をしてください。
•バッテリーはいかなる時も水分に接触させないでください。
•極端に暑いところや寒いところ( 50º-80ºF/10º-26ºCを推奨します)での充電
や保管、高温の環境(炎天下の車内)、直射日光の場所への放置をしないでくだ
さい。
•ポケットや服に入れておいたり、持ち運んだりしないでください。
•Freefly公認のLiPoバッテリー以外は使用しないでください。
•充電をする前に必ずバッテリーを点検してください。
•必ずバッテリー端子のプラスの赤い導線(+) とマイナスの黒い導線 (-) を充電
器の端子に極性を間違えずに正しく接続してください。
•充電後は必ずバッテリーを取り外してください。そして充電と充電の間で冷
却してください。
•1週間以上バッテリーを使用しない場合は、バッテリーはセル単位で約3.8vIf
の電圧で保管する事を推奨します。フル充電の状態でバッテリーを保管
しないでください。バッテリーは遮光されているか涼しい環境の部屋で
保管してください。( 理想的な温度:50º-80ºF/10º-26ºC).
•バッテリーは通気性および耐火性のある容器で保管してください。また、連鎖
反応を避けるために1つづつ個別で保管してください。32ºF/0ºC 以上
130ºF/54ºC以下の環境で保管してください。破損したバッテリーは温度の変
動に極めて敏感ですので即時の廃棄には注意が必要です。また高温環境はダ
メージのないバッテリーでも火災の原因になります。
注意:全ての説明と警告に正確に従ってください。 LiPoのバッテリーの取り扱
いを間違えると火災の原因になります。LiPoのバッテリーを充電、使用、取り
扱い時には使用者がLiPoのバッテリーに関連する全てのリスクを負います。購
入および使用の際に使用者が全ての責任を承認していない場合は、新品の使用
していない状態で直ちに購入先へ相談する事を推奨します。
重要な注意: MōVIのアクセサリーへ使用したり、充電したりしている場合、常に
電圧チェッカーでバッテリーの電圧を監視する事は、使用者の義務となります。
もしアクセサリーがバッテリーを1セルにつき3.0V以下で消費する場合、バッテ
リーを破損させ、使用不能にします。セルの個々の電圧が3.0V以下の場合は充電
を試みないでください。.
はじめに

01-P9
充電時の警告と安全策
•破損やいかなる損傷が見受けられる場合、内部的に損傷の可能性がありま
すので、LiPoバッテリーを絶対に充電および使用しないでください。保護
カバー、電線、プラグへのいかなる破損が見られる場合も使用を継続しな
いでください。
•リード線をバッテリーからぶらついたままにしないでください。
•バッテリーを充電中は放置しないでください。
•一度に複数のバッテリーを充電しないでください。
•水気のある場所、極端な温度、引火性または発火性の材料の近くで充電し
ないでください。
•MōVIや他の機器に取り付けてあるまたは車内にある場合は充電をしないで
ください。
•破損している、または個々のセルの電圧が3.0V以下の場合はバッテリーへ
の充電を試みないでください。
•充電前にバッテリーを必ず不具合がないか調べてから使用してください。
•特定のLiPoのみ使用してください。ニッケルカドニウム(NiCd) 、ニッケ
ル水素(NiMh)の充電器をLiPoの充電器と類似しているかもしれませんが使
用しないでください。使用する事により火災にの原因になり、人身事故、
財産への損害となる場合があります
•常に充電する前にバッテリーを周囲の温度まで下げてください。
•常に充電中はバッテリーの温度を監視してください。もしバッテリーが触
ると熱くなっている、または膨らみ始めた場合は充電を直ちに止めてくだ
さい。バッテリーをバッテリーチャージャーから取り外し、安全な場所で
少なくとも45分は観察してください。
•バッテリーが常に適切なセル数または電圧が充電器上で選択されているか
確認してください。正しくセル数、電圧が設定されていない場合は、バッ
•テリーによる火災または爆発の原因となります。
•最適な動作と耐用年数を伸ばすために、電圧を3.4V以下に落とさないでく
ださい。電圧チェッカーの使用し常にバッテリーの電圧を監視する事を推
奨します。
バッテリーを捨てる際の注意:
注意: LiPoバッテリーは安全に廃棄するために特別な手順が必要となります。使
用者及び該当のバッテリーの廃棄に携わる人から破損や人身事故、財産への損害
を避けるために以下の処理に従わなければなりません。
バッテリーに損傷がない状況で使用できない場合:
1. バッテリーを安全な放電方法で、セルごとに最高10.Vまで放電してください。
2. バッテリーを充電していない状態にし、24時間後に再度テストをしてくださ
い。もしバッテリーがセルごとに1.0V以上の場合はバッテリーがセルごとに
1.0V以下になるまで手順を繰り返してください。
3. それぞれのリード線は絶縁テープを貼りバッテリーの両側で止めてください。
4. バッテリーを密封したビニール袋に入れビニール袋を通気性、耐火性のある容
器に入れてください。
5. LiPoバッテリー対応と認定されているリサイクルセンターへ耐火性の容器に入
れて持って行ってください。全てのバッテリーリサイクルセンターがLiPoバッ
テリーに対応していませんので注意してください。もしLiPoバッ
テリーの受け入れが可能なリサイクルセンターが近くにない場合は、お住いの
州またはお近くの危険物取扱の事業者へ連絡をし指示に従ってください。
バッテリーに破損がある場合:
1. もし、バッテリーや電線に損傷がある場合はお住いの州またはお近くの危険物
取扱の事業者へ連絡をし指示に従ってください。バッテリーは移動またはリサ
イクルする前に安全に状態になっていなければなりません。
2. バッテリーがセルごとに1.0V以上の場合、または危険物取扱の事業者からの指
示に従わずダメージの兆候が見受けられる場合は移動や配送を行わないでくだ
さい。
はじめに

01-P10
バッテリーの充電
1. AC電源コードを充電器に差し込みます。
2. AC電源コードをコンセントに差し込みます。全てのLEDが1秒点灯し、そ
の後充電状況を表示するLEDが緑に点滅し充電器は充電が可能の状態となり
ます。
3. バッテリータイプスイッチを“LiPo” にします。
4. 同梱のバッテリーを充電する場合は、充電電流スイッチの“3A” 充電電流を
選択します。
5. 充電器の前面にある充電用リード線入力へ、バッテリー側のリード線を接続
します。赤いプラグは充電器の赤いソケットへ、黒いプラグは充電器の黒い
ソケットへ必ず接続してください。
6. Freefly 4s 2.6Ahバッテリーを充電用リード線と接続します。充電器側の
端子と同じ色のプラス(+)の赤いリード線とマイナス(-)の黒い
リード線の端子を接続してください。
7. バッテリーのバランスのリード線を充電器の側面にある“4S”バランす
ソケットへ接続します。
8. 充電状況を表示するLEDとセル状況を表示するLEDが赤く点灯します。1-4
のLEDは4セルのバッテリーパックの表示として常に点灯します。
9. バッテリーがフル充電になった場合は充電状況を示すLEDが緑になります。
10. バッテリーから充電器のバランスポートと充電用リード線を外します。これ
で MōVI M15でバッテリーを使用することができます。
はじめに
‘LiPo’ +
-
+
-
BATT.
‘4S’
BATT.
1. 2. 3. 4. 5.
6. 7-9.
'3A'

01-P11
MŌVIへのバッテリーの取り付け
MōVIのバッテリーはMōVIのバッテリー格納に最適なデ
ザインになっています。 バッテリーは軽量プラスチック
制のラッチ機構により保持されます。バッテリーの取り付
け/取り外しの作業の際にはバッテリーリード線及びバラ
ンスリード線を傷つけないよう細心の注意を払ってくださ
い。
バッテリー 仕様
バッテリータイプ: リチウムポリマー
容量: 2.6Ah
電圧: 14.8v
最大連続放電:3C (7.8A)
最大バースト放電:5C (13A)
最大充電電圧:4.2V per cell
最小放電電圧:3.0V per cell
寸法:[100mm (縦) x 25mm (長さ)
x 30mm (高さ)]質量:200g
充電器仕様
AC入力電圧: 100-240V, 50-60HZ
パワー出力: 20W
充電電力(スイッチで選択):1A,
2A, 3A
均衡化の為のドレイン電流: 200mA
バランシングインジケーター用の4つ
のLED
充電状況の表示の為の1つのLED
1. バッテリーの格納位置に上記と同じく正しい方向で取り付けてください。
2.バッテリーラッチに噛み合わせてください。
はじめに
3.MōVIの電源が”OFF”になっていることを確認し
てからMōVIの電源入力端子にバッテリーを接続し
てください。
注意: バッテリーと入力端子の極性は合うように
なっています。バッテリーと入力コネクターを一
緒に引っ張らないでください。

01-P12
カメラの取り付け
MōVI は簡単にバランス調整、取り付け、カメラ
の取り外しがしやすいようオリジナルの軽量調節
可能なカメラレールを仕様します。 重要な点は
M15にカメラを取り付ける前に、必要なカメラア
クセサリを全てカメラに取り付けておくことで
す。M15でバランスを取ってからアクセサリを追
加すると、再度バランス調整が必要となりますの
で、出来るだけ全てのアクセサリー(フォロー
フォーカスモーター、レシーバー、バッテリーな
ど)をMōVIにカメラを取り付ける前に装着してく
ださい。
1. ¼ - 20ネジでカメラの下部にボトムカメラレールをカメラに取り付けてください。 多くのカメラに対
応できるよう、複数の取り付け用のネジ穴がカメラレールにありますので注意してください。
はじめに
2. ホットシューアダプターをカメラのホットシューに取り付けてください。 Note – For some cameras,
you won’t use the hot shoe adapter–top rail will attach similar to bottom rail in these cases.注
意ーホットシューアダプターを使わない幾つかのカメラの場合ーこの場合はボトムレールと同様のトップ
カメラレールをカメラ上部に取り付ける事ができます。
3. トップカメラレールをホットシューマウントへM3x6の皿ネジで取り付けます。

MōVIのバランス調整
MōVIの最適な性能を引き出す為にもっとも重要な条件の一つは正確なバ
ランスです。カメラとのバランスが保たれるほど安定したショットの為の
モーターの動きは少なくて済みます。正確なバランスは、MōVIが激しい
動きや加速(ランニング、乗馬、自転車、車への取り付け、ヘリコプター
など)での撮影の場合に非常に重要になります。MōVIのセットアップを
ソフトウェアで実行する前に、3軸のバランス調整を正確に行う必要があ
ります。繰り返しになりますが、ジンバルにカメラを取り付けてバラ
ンス調整をする前にカメラには全ての必要なアクセサリーを装着し
ておく必要があります。カメラアクセサリー(フォローフォーカスモー
ター、レシーバーなど)の追加はバランスがシフトする原因になりますの
で、バランス調整のプロセスに入る前にか必要なカメラアクセサリーを装
着する必要があるのです。
02
パン
チルト
ロール
02-P13

02-P14
ステップ 1
チルトの前後バランス調整:
The goal with Step 1 is to balance the camera front-to-back on the Tilt Axis.ス
テップ1のゴールはチルト軸上でカメラの前後のバランスをとることです。
When the proper front/back tilt balance is achieved, the camera will stay level
if you remove your hands.きちんと前後のバランスが取れているとカメラは手
を離しても水平を保ちます。Please note that to confirm proper tilt front/
back balance, the camera and Tilt Axis need to be level.適切なチルトの前後バ
ランスを確かめる為に、カメラとチルト軸は水平である必要がありますの注
意してください。At this stage, we have not balanced the camera vertically
for the Tilt Axis, so it is only possible to confirm tilt front/back balance when
the camera and tilt axis are level.このステージではチルト軸の為のカメラの垂
直のバランスの調整はしませんので、チルトの前後のバランスの確認はカメ
ラとチルト軸が水平な時だけ可能です。 If the camera is sitting too low or
too high with respect to the Tilt Axis, もしカメラの位置がチルト軸に対して低
すぎたり高すぎたりする場合it will mask the issue of front to back balance.前
後のバランスの問題が隠れてしまいます。To adjust the balance, loosen the
middle toggle clamp under the camera and the middle toggle clamp on top of
the camera.バランスを調整する為には カメラの下と上にある真ん中のトグル
クランプを緩めてください。This will allow the camera and mount plates to
slide forwards and backwards. これでカメラとマウントプレートを前後にスラ
イドすることができます。Be careful to ensure that the clamps are fully
engaged and the camera is securely mounted to the adjustable camera plates
as you complete step 1.クランプがきちんと噛み合っているか、カメラが安全
にカメラプレートに取り付けられているか慎重に確認して、ステップを完了
してください。
MōVIのバランス調整
カメラプレートを前後にスライド
することでチルト軸のバランス調
整を行う


02-P16
ステップ2
チルト垂直バランス:
Now that we have successfully balanced the Tilt Axis front-to-back, we need to
adjust the Tilt Axis vertical balance. 今、チルト軸の前後の調整は成功していま
すので次に必要なのはチルト軸の垂直バランスです。
To adjust the vertical balance, there are 4 toggle clamps on the middle of the
four small side tubes. 垂直バランス調整は、4つの小さなサイドチューブの中
央にある4つのトグルクランプで行います。Adjust the camera position
vertically until it is balanced such that you can rotate the camera to any tilt
angle and it will naturally stay wherever you leave it. カメラをどのようなチル
ト角へも回転でき、そして何もしなくても常に位置を保持できる様になるまで
カメラの位置を垂直に調整してください。 If you point the lens down and it
wants to continue tilting forward on its own, then it is top heavy and the
camera needs to shift down vertically. レンズが下向きになり続ける場合は、カ
メラのトップが重いので、カメラを垂直に下方向へ移動する必要がありま
す。If you point the camera lens down and it wants to return to level, then you
know it is bottom heavy and the camera needs to shift upwards vertically.
レンズが下向きになるが、水平に戻ろうとしている場合はカメラの下が重いの
でカメラは上に垂直に移動する必要があります。
チルト垂直バランスの調整にはカメ
ラケージの高さを調整する
MōVIのバランス調整

02-P17
1. カメラレンズの先を20度下へ傾けてカメラがどの方法で調整するのが良いかを確認してください。カメラが水平に戻る場合はチルト軸は下部が重い状況で
す。カメラを離した時に下に回転する場合はチルトの垂直軸は上部が重い状況です。
MōVIのバランス調整
2. カメラレンズが真上を向くまでチルト軸を回
転させます。
5. トグルをしっかりと締めます。
3. 4つの垂直調整トグルを緩めてください。 4. カメラから手を離しても、カメラが真上を向
くのを保持できる様になるまでカメラケージを前
後にスライドさせます。
6. バランスがきちんと取れているかの確認の為、幾つかのチルト角へカメラを動かし、手を離した後も
その角度を保持できるか試してください。

02-P18
ステップ 3
ロールバランス:
チルト軸のバランスが完全にとれたので、次はロール軸のバランス調整をしま
す。ロールバランスの調整の為に 2つの下部の外側にあるトグルクランプと上
部のトグルクランプを緩める必要があります。カメラとケージを左右にスライ
ドすることによりロールバランスをとる事ができます。
MōVIのバランス調整
ロールバランス調整ポイント1
ロールバランス調
整ポイント 2

02-P19
1. 2つの下部外側にあるトグルクランプと1つの上部にあるトグルクランプを緩めて、正しいバランスになるようカメラを左右にスライドしてください。2つの
下部外側にあるトグルクランプと1つの上部にあるトグルクランプをきちんと締めてください
MōVIのバランス調整
2. バランスの調整が十分ではない場合はロールビーム上にある、3つのM4ネジを緩めて アセンブリ全体を左右に動かしバランスを調整してください。注意:3つ
のM4ネジはロールビームが自由にスライドする位、緩めるだけで十分です。警告:ネジを固く締めすぎないでください。
3.ロール軸を幾つかの方向へ動かしてロールバランスを確認してください。そして手を離した後もその角度を保持できるか試
してください。

02-P20
ステップ4
パンバランス:
おそらくパンはバランス調整を視覚的に説明するのにもっとも難しい
軸です。. 最終ゴールはパンモーターの下の全部分がパンモーターの
中心軸上でバランスがとれている事です。パン軸のバランスがとれて
いるか確認するもっとも簡単な方法は、スタンドに装着したMōVIを
少しだけ傾け、パン軸がどちらの方向へ揺れるか確認をする方法で
す。The clamp that holds the vertical beam to the top horizontal
tubes is the only adjustment for Pan Axis balance. 垂直ビームを上部
の水平チューブに保持するクランプはパン軸のバランス調整の為にあ
ります。By sliding this joint fore/aft we can achieve proper Pan
balance.このジョイントを前後にスライドすることにより正しいパン
バランスをとることができます。
MōVIのバランス調整
2- パンバランス
の調整の為にパ
ンナックルをス
ライド
1- パン軸のバランスを確認する為
にジンバルを傾ける
Table of contents
Languages:
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Sound Control Technologies
Sound Control Technologies RemoteCam4-Producer installation instructions

PROAIM
PROAIM SL-051 Assembly manual

Flycam
Flycam FLCM-AB Assembly manual

Panasonic
Panasonic AJ-VF20WBPE operating instructions

Sony
Sony MPK-DVF7 O-ring Maintenance manual

American Technologies Network
American Technologies Network TICO series Operator's manual