IDEC SE4D Series User manual

QUICK INSTRUCTION MANUAL
Light Curtain Type4 SE4D Series
English
簡易説明書
ライトカーテン Type4 SE4Dシリーズ
Japanese
B-1427(3)
0053-57V MJE-SE4D

2
このたびは、ライトカーテンSE4Dシリーズをお買い上げいただき、ありがとうございます。
ご使用の前にこの取扱説明書をよくお読みになり、正しく最適な方法でご使用ください。
尚、この取扱説明書は大切に保管してください。
Thank you for purchasing IDEC’s Ultraslim Light Curtain, SE4D series.
Please read this instruction manual carefully and thoroughly for the correct and optimum
use of this device.
Kindly keep this manual in a convenient place for quick reference.
1)本取扱説明書の一部または全部を無断で複写、転載することを禁じます。
2)本取扱説明書の内容に関しては、将来改良のため予告なしに変更することがありま
す。
3)本取扱説明書の作成に関しては万全を期していますが、万一不審な点や誤り、乱丁
や落丁を発見された場合は、お手数ですが最寄りの営業所までご連絡ください。
4)本取扱説明書(日本語、英語)がオリジナル版となります。
1) All the contents of this instruction manual are the copyright of the publishers, and may
not be reproduced (even extracts) in any form by any electronic or mechanical means
(including photocopying, recording, or information storage and retrieval) without per-
mission in writing from the publisher.
2) The contents of this instruction manual may be changed without prior notice for fur-
ther improvement of the device.
3) Though we have carefully drawn up the contents of this instruction manual, if there
are any aspects that are not clear, or any error that you may notice, please contact
our local IDEC ofce of the nearest distributor.
4) English and Japanese are original instructions.

3
Japanese
本書は、取り付けおよび配線などを簡易的にまとめたものです。
取り扱いの詳しい内容については、付属の「CD-ROM内の取扱説明書」をご参照ください。
1. 安全にご使用いただくために
■本装置は、仕様の範囲内でご使用ください。また、本装置を改造されますと、機能およ
び性能を保証できません。
■本装置は、工業環境に使用する目的で開発/製造された製品です。
■屋外で使用しないでください。
■以下に示すような条件や環境で使用することは想定しておりません。やむをえずご使用
になる場合は、弊社までご相談ください。
1)本取扱説明書に記載のない条件や環境での使用
2)原子力制御・鉄道施設・航空施設・車両・燃焼設備・医療システム・宇宙開発などへの使用
■本装置が動作する機械の周辺で発生する危険から、人体保護を強化するために使用する
場合は、国や地域の安全関係当局(労働安全保険局:OSHA、欧州標準化委員会など)の
規制があります。詳細については、該当する機関にお問い合わせください。
■特定の機械に本装置を設置する場合は、適切な使用方法、取り付け(設置)、操作および
メンテナンスを含む項目に基づいた安全上の規制に従ってください。設置者および使用
責任者は、項目に従って本装置を導入する責任があります。
■本装置は、落下等の強い衝撃を与えると破損するおそれがありますので、ご注意くださ
い。
■本装置が故障した場合を想定して、損害を防止する安全対策を施した上、ご使用くださ
い。
■本装置を動作させる前に、機能および性能が設計仕様に沿った正常動作を行なっている
ことを確認後、ご使用ください。
■本装置を廃棄するときは、産業廃棄物として処理してください。
警告
♦機械設計者・設置責任者・使用責任者および機械使用者について
• 機械設計者・設置責任者・使用責任者および機械使用者は、本装置の設置や使用に関
する法令を遵守し、また、取扱説明書に含まれる設置および保守点検指示事項に従
ってください。
• 本装置が当社の意図された通りに機能し、本装置を含むシステム装置が安全基準に
準拠するかどうかは本装置の適切なアプリケーション・設置・保守点検および操作方
法に依存します。機械設計者・設置責任者・使用責任者および機械使用者は、これら
の項目について責任があります。
♦専門技術者について
• 専門技術者とは、機械設計者・設置責任者および使用責任者など専門的な教育、広範
な知識および経験を有し、業務遂行の上で発生する諸問題を解決できる人のことで
す。
♦作業者について
• 作業者は、本装置を正しく動作させるために、本取扱説明書を熟読し、内容を良く
理解してから手順に従って作業を行なってください。
• 作業者は、本装置が正しく動作しない場合は、使用責任者に報告し、直ちに機械を
停止させてください。正常動作が確認されるまでは、機械を作動させないでくださ
い。

4
Japanese
警告
♦使用環境について
• 本装置の近くで携帯電話や無線機などを使用しないでください。
• 本装置を設置する箇所に光沢面が存在する場合は、光沢面からの反射光が受光器に
入光しないように本装置を設置するか、もしくは光沢面を加工(塗装・マスキング・粗
面処理・材質の変更など)するかの対策を行なってください。光沢面への対策を行な
わない場合、本装置が検出不能状態となり、死亡または重傷を負うおそれがありま
す。
• 以下に示すような場所には設置しないでください。
1)高周波点灯式(インバータ式)やラピッドスタート式蛍光灯およびストロボ光、太
陽光などの外乱光が本装置の受光部に直接当たる場所
2)湿度が高く、結露するおそれがある場所
3)腐食性、爆発性ガスがある場所
4)振動や衝撃が激しい場所
5)水がかかる場所
6)蒸気、ホコリの多い場所
♦設置について
• 本装置と危険部の間には、必ず正しく計算された安全距離を確保してください。
• 人体が検出領域を通過してのみ、機械の危険部に到達するように追加安全装置を設
置してください。
• 危険部で作業を行なうときに、必ず人体の一部が検出領域に残るように設置してく
ださい。
• 本装置の投・受光面が壁面反射の影響を受けないように設置してください。
• 本装置を複数のセットで使用するときは、相互干渉が発生しないように設置してく
ださい。詳細については、「4. 本装置の配置方法」をご参照ください。
• 反射型、回帰反射型の配置では、使用しないでください。
• 対向する投光器と受光器は同じシリアルNo.の組み合わせで使用し、正しい方向で設
置してください。
♦設置する機械について
• 本装置を「PSDIモード」で使用するには、本装置と機械の間に適切な制御回路を構成
する必要があります。詳細については、国や地域に該当する規格/規制をご参照くだ
さい。
• 本装置は、日本および韓国ではプレス安全用として使用しないでください。
• 本装置を、非常停止装置により動作サイクルの途中で急停止できない機械には、使
用しないでください。
• 本装置は、電源投入の2秒後に動作を開始します。このタイミングで制御システムが
正しく作動するようにしてください。
♦配線について
• 電気的配線を行なうときは、必ず電源を切ってから行なってください。
• すべての電気的配線は、各地域の電気的規約、法律に従って、専門技術者が行なっ
てください。
• 高圧線や動力線との並行配線や、同一配線管の使用は避けてください。誘導による
誤動作の原因となります。
• ミューティングランプを使用する場合は、全長40m以下(投・受光器各)でご使用くだ
さい。
• 制御出力(OSSD1/2)の片側1点のみで機械を制御しないでください。
• 制御出力(OSSD1/2)線の地絡によって出力がONにならないように、PNP出力で使
用する場合は0V側、NPN出力で使用する場合は+V側に必ず接地してください。

5
Japanese
警告
♦メンテナンスについて
• 交換部品を使用する場合は、常に純正供給交換部品だけを使用してください。別の
メーカーからの部品を代用した場合は、本装置が検出不能状態となり、死亡または
重傷を負うおそれがあります。
• 定期点検は、決められた時期に専門技術者が行なってください。
• メンテナンス、調整の後および設置機械を起動する前に、「10. メンテナンス」で決め
られた手順に従って点検を行なってください。
• 清掃の際は、揮発性の薬品を使用せず、清浄なウエスなどで清掃を行なってくださ
い。
♦その他
• 本装置は絶対に改造しないでください。本装置が検出不能状態となり、死亡または
重傷を負うおそれがあります。
• 検出領域を飛来する物体に対しての検出には使用しないでください。
• 透明体や半透明体および規定された最小検出物体を下回る大きさの物体の検出には、
使用しないでください。
2. 梱包物の確認
□本体:投光器(EMITTER)、受光器(RECEIVER) 各1台
□テストロッド:SE9Z-TR25(φ25×220mm) 1本
□中間保持金具SE9Z-SED-2 0~3セット
(注1):中間保持金具SE9Z-SED-2は、下記の製品に付属されています。製品によって付属されている個数が下
記のように異なります。
セット数 型式名
1セット 40~56光軸
2セット 64~80光軸
3セット 88~96光軸
□簡易説明書(本書) 1部
□CD-ROM(取扱説明書・PDFデータ形式) 1枚

6
Japanese
3. 各部の名称と機能
<投・受光器共通>
名 称 機 能
光軸合わせ表示灯
(赤色/緑色)
A
本装置の上部全光軸入光時:赤色点灯
本装置の最上端光軸入光時:赤色点滅
制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯
B本装置の中上部全光軸入光時:赤色点灯
制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯
C本装置の中下部全光軸入光時:赤色点灯
制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯
D
本装置の下部全光軸入光時:赤色点灯
本装置の最下端光軸入光時:赤色点滅
制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯
入光量表示灯
(緑色/橙色)
余裕入光時(入光量130%以上):緑色点灯
安定入光時(入光量115~130%):消灯
不安定入光時(入光量100~115%):橙色点灯
遮光時:消灯
異常表示灯(黄色) 異常時:点灯または点滅
デジタルエラー表示灯
(赤色)
ロックアウト時に異常内容を点灯表示
並列接続時のスレーブ側のセンサのみ、デジタル
エラー表示灯の下側が点灯
PNP表示灯(橙色) PNP出力設定時:点灯
NPN表示灯(橙色) NPN出力設定時:点灯
<投光器>
名 称 機 能
動作表示灯
(赤色/緑色)
動作時:点灯
[但し、制御出力(OSSD1/2)に連動]
制御出力(OSSD1/2)OFF時:赤色点灯
制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯
投光量制御表示灯
(橙色)
ショートモード時:点灯
ノーマルモード時:消灯
投光停止表示灯(橙色) 投光停止時:点灯
投光時:消灯
<受光器>
名 称 機 能
OSSD表示灯
(赤色/緑色)
制御出力(OSSD1/2)OFF時:赤色点灯
制御出力(OSSD1/2)ON時:緑色点灯
機能設定表示灯(橙色) ブランキング機能有効時:点灯
ハンディコントローラ接続時:点滅
インタロック表示灯
(黄色)
インタロック有効時:点灯
インタロック無効時:消灯
光軸合わせ表示灯の
表示位置
投光器側の表示灯部
異常表示灯
PNP表示灯
NPN表示灯
投光量制御表示灯
投光停止表示灯
入光量表示灯
光軸合わせ表示灯
動作表示灯
デジタルエラー表示灯
受光器側の表示灯部
異常表示灯
PNP表示灯
NPN表示灯
機能設定表示灯
インタロック表示灯
入光量表示灯
光軸合わせ表示灯
OSSD表示灯
デジタルエラー表示灯

7
Japanese
4. 本装置の配置方法
●2セット以上の投光器と受光器を直列または並列接続せずに、複数台対向させたときの
配置方法です。配線上に問題があるときや、設備追加などに伴うシステム評価のときに
使用します。
●テストロッドを用いて動作テストを行なってください。
警告
●本装置の配置方法は以下に示す例を参考に、よく理解した上で配置を行なってくださ
い。適切な配置が行なわれないことに起因して、死亡または重傷を負うおそれがあり
ます。
●本装置を複数のセットで使用するときは、相互干渉が発生しないように設置してくださ
い。相互干渉が発生することに起因して、死亡または重傷を負うおそれがあります。
<本装置の配置例>
1)左右配置 2)上下配置
3)前後配置 4)遮光物あり
上記はあくまで例ですので、不明な点、お困りな点がありましたら、弊社までご連絡ください。
受光器 投光器 投光器 受光器 投光器 受光器
受光器 投光器
受光器
投光器
投光器
受光器
受光器 投光器 受光器 投光器
遮光物
<参考>

8
Japanese
5. 取り付け
注意
●取付金具は設置環境に応じて選べるように、本装置には付属されていません。
設置環境に合わせて別売の取付金具をご購入ください。
●本装置のケーブルに無理な曲げなどの負荷がかからないようにしてください。
断線するおそれがあります。
●ケーブルの最小曲げ半径はR6mmです。ケーブルの曲げ半径を考慮した取り付けを行な
ってください。
注意
本装置にボトムキャップケーブルおよび直列接続用ケーブルを取り付けた後に取付金具
を取り付ける場合、六角穴付ボルトを締め付ける際にケーブルがかみ込まないように取
付穴の反対側へケーブルを寄せてください。
投光器と受光器は平行に取り付けてください。本装置の有効開口角は、検出距離3mのとき±2.5°以下
です。
<参考>

9
Japanese
<中間保持金具SE9Z-SED-2(付属)を使用する場合>
①中間保持金具SE9Z-SED-2の六角穴付ボルト[M4(長さ12mm)]を緩めてください。
②本装置側面に中間保持金具を挟み、六角穴付ボルト[M4(長さ12mm)]で固定します。
そのときの締め付けトルクは、1.2N・m以下としてください。
本装置側面に中間保持金具を挟む際、本装置両側面の4本の凹凸形状と中間保持金具両
側面の凹凸形状を合わせてください。
③光軸調整を行なってから、六角穴付ボルト[M5(別途ご用意ください)]2本で中間保持金
具を取り付け面に設置してください。
六角穴付
ボルト(M5)
別途ご用意
ください
本装置
中間保持金具SE9Z-SED-2(付属)
六角穴付ボルト
[M4(長さ12mm)]
本装置
本装置両側面の凹凸形状と中間保
持具両側面の凹凸形状を合わせる

10
Japanese
<ボトムキャップケーブル(別売)の取り付け>
注意
●ビスをなくさないように注意して作業を行なってください。
●投光器および受光器に接続するケーブルを間違えのないように取り付けてください。
①
本装置のコネクタ部にボトムキャップケーブル(別売)のコネクタ部を差し込みます。差し
込む際、ケーブルを本装置のミゾにはめてください。
②
M2.6ビス2本を締め付けてください。そのときの締め付けトルクは、0.3N・m以下としてく
ださい。
M2 6ビス
ボトムキャップ
ケーブルに付属
ボトムキャップケーブル(別売)
ケーブル
本装置
コネクタ
コネクタ
ミゾ

11
Japanese
6. 接続
警告
●本装置を取り付ける機械または支柱は、フレームグランド(F.G.)に接続し接地してくだ
さい。接続しないでご使用になると、ノイズによる誤動作を起こし、死亡または重傷
を負うおそれがあります。また、配線はフレームグランド(F.G.)に接続された金属製の
配線ボックス内で処理してください。
●本装置を使用するシステムが、接地障害による危険な動作を生じないよう考慮してく
ださい。
●システムを停止できず、死亡または重傷を負うおそれがあります。
●制御出力(OSSD1/2)線の地絡によって出力がONにならないように、PNP出力で使用す
る場合は0V側、NPN出力で使用する場合は+V側に必ず接地してください。
●同期+線(橙)および同期-線(橙/黒)を専用ケーブル以外で延長する場合、0.2mm2以上
のシールド付ツイストペアケーブルを使用してください。
●インタロック機能を使用する場合、危険領域に作業者がいないことを必ず確認してく
ださい。このことに起因して死亡または重傷を負うおそれがあります。
●リセットボタンは、常に危険領域全体が把握でき、かつ危険領域外で操作できる場所
に設置してください。
●オーバーライド機能を起動させるための装置は、必ず手動で行なってください。また、
オーバーライド機能を起動させる装置は、常に危険領域全体が把握でき、かつ危険領域
外で操作できるように設置してください。
●オーバーライド機能を使用する場合、危険領域に作業者がいないことを必ず確認して
ください。このことに起因して死亡または重傷を負うおそれがあります。
注意
使用しないリード線の末端は、必ず絶縁処理を行なってください。
FSDには、セーフティリレーユニットまたは相当の安全性のある制御回路をご使用ください。
●電源ユニット
注意
電源ユニットは、本装置を使用する地域の法律(規格)に適合したものを正しく配線して
ください。不適合なものを使用したり誤配線をすると、本装置を破壊したり、誤動作の
原因となります。
配線は、専門の業者に依頼するか、専門技術者が行なってください。
電源ユニットは、以下に示す項目を満足させてください。
1)使用する地域で認定されている電源ユニット。
2)
EMC指令、低電圧指令に適合したSELV(安全特別低電圧)/PELV(保護特別低電圧)の電源ユニット
(CEマーキング適合が必要な場合)。
3)低電圧指令に適合し、出力が100VA以下の電源ユニット。
4)市販のスイッチングレギュレータを使用するときは、フレームグランド(F.G.)端子を接地する。
5)出力保持時間が20ms以上の電源ユニット。
6)サージが発生するときは、発生源にサージアブソーバを接続するなどの対策をとる。
7)
CLASS 2対応の電源ユニット(cTUVusマーク適合が必要な場合)。
<参考>
<参考>

12
Japanese
●入・出力回路図
<PNP出力で使用する場合>
※S1
スイッチS1
●投光停止入力/リセット入力
手動リセットの場合:Vs~Vs-2.5V(流入電流5mA以下):投光停止(注1)、開放:投光
自動リセットの場合:Vs~Vs-2.5V(流入電流5mA以下):投光(注1)、開放:投光停止
●インタロック設定入力、オーバーライド入力、ミューティング入力A/B、外部デバイスモニタ入力
Vs~Vs-2.5V(流入電流5mA以下):有効(注1)、開放:無効
(注1):
Vsは、使用している電源電圧です。
K1、K2:外部デバイス(強制ガイド式リレーまたはマグネットコンタクタ)
<参考>
(茶)+V
(桃)投光停止入力/リセット入力
(薄紫)インタロック設定入力
(黄)オーバーライド入力
(赤)ミューティングランプ出力
(黄緑/黒)補助出力
(シールド)出力極性設定線
(青)0V
(橙)同期+
(橙/黒)同期-
外部接続例
(橙/黒)同期-
(橙)同期+
(茶)+V
(空/白)ミューティング入力A
(空/黒)ミューティング入力B
(黄緑)外部デバイスモニタ入力
(黒)制御出力1(OSSD1)
(白)制御出力2(OSSD2)
(シールド)出力極性設定線
(青)0V
内部回路
主回路
※S1 ※S1 ※S1
負荷
+
-
24V DC±10%
K1
K2
K1
K2
投光器
受光器
リード線の色
端子No.
(灰)干渉防止+
(灰/黒)干渉防止-
(灰)干渉防止+
(灰/黒)干渉防止-
外部接続例内部回路
※S1 ※S1
主回路

13
Japanese
<NPN出力で使用する場合>
※S1
スイッチS1
●投光停止入力/リセット入力
手動リセットの場合:0~+1.5V(流出電流5mA以下):投光停止、開放:投光
自動リセットの場合:0~+1.5V(流出電流5mA以下):投光、開放:投光停止
●インタロック設定入力、オーバーライド入力、ミューティング入力A/B、外部デバイスモニタ入力
0~+1.5V(流出電流5mA以下):有効、開放:無効
K1、K2:外部デバイス(強制ガイド式リレーまたはマグネットコンタクタ)
<参考>
(茶)+V
(桃)投光停止入力/リセット入力
(薄紫)インタロック設定入力
(黄)オーバーライド入力
(赤)ミューティングランプ出力
(黄緑/黒)補助出力
(シールド)出力極性設定線
(青)0V
(橙)同期+
(橙/黒)同期-
外部接続例
(橙/黒)同期-
(橙)同期+
(茶)+V
(空/白)ミューティング入力A
(空/黒)ミューティング入力B
(黄緑)外部デバイスモニタ入力
(黒)制御出力1(OSSD1)
(白)制御出力2(OSSD2)
(シールド)出力極性設定線
(青)0V
内部回路
主回路
※S1 ※S1 ※S1
負荷
+
-
24V DC±10%
K1
K2
K1
K2
投光器
受光器
リード線の色
端子No.
(灰)干渉防止+
(灰/黒)干渉防止-
(灰)干渉防止+
(灰/黒)干渉防止-
外部接続例内部回路
※S1
※S1
主回路

14
Japanese
<ボトムキャップケーブルの端子配列図>
端子No. リード線の色 名 称
投光器
1薄紫 インタロック設定入力
2茶 +V
3桃 投光停止入力/リセット入力
4黄緑/黒 補助出力
5橙 同期+
6橙/黒 同期-
7青0V
8(シールド) 出力極性設定線
9灰 干渉防止+
10 灰/黒 干渉防止-
11 黄 オーバーライド入力
12 赤 ミューティングランプ出力
受光器
1白 制御出力2(OSSD2)
2茶 +V
3黒 制御出力1(OSSD1)
4黄緑 外部デバイスモニタ入力
5橙 同期+
6橙/黒 同期-
7青0V
8(シールド) 出力極性設定線
9灰 干渉防止+
10 灰/黒 干渉防止-
11 空/白 ミューティング入力A
12 空/黒 ミューティング入力B

15
Japanese
●基本配線
<PNP出力で使用する場合>
(茶)+V
(桃)投光停止入力/リセット入力
(薄紫)インタロック設定入力
(黄)オーバーライド入力
(赤)ミューティングランプ出力
(黄緑/黒)補助出力
(シールド)出力極性設定線
(青)0V
(橙)同期+
(橙/黒)同期-
(橙/黒)同期-
(橙)同期+
(茶)+V
(空/白)ミューティング入力A
(空/黒)ミューティング入力B
(黄緑)外部デバイスモニタ入力
(黒)制御出力1(OSSD1)
(白)制御出力2(OSSD2)
(シールド)出力極性設定線
(青)0V
+
-
24V DC±10%
K1
K2
(灰)干渉防止+
(灰/黒)干渉防止-
(灰)干渉防止+
(灰/黒)干渉防止-
投光器
受光器
灰色ケーブル
灰色ケーブル
(黒ライン付)

16
Japanese
<NPN出力で使用する場合>
(茶)+V
(桃)投光停止入力/リセット入力
(薄紫)インタロック設定入力
(黄)オーバーライド入力
(赤)ミューティングランプ出力
(黄緑/黒)補助出力
(青)0V
(橙)同期+
(橙/黒)同期-
(橙/黒)同期-
(橙)同期+
(茶)+V
(空/白)ミューティング入力A
(空/黒)ミューティング入力B
(黄緑)外部デバイスモニタ入力
(黒)制御出力1(OSSD1)
(白)制御出力2(OSSD2)
(シールド)出力極性設定線
(青)0V
+
-
24V DC±10%
K1
K2
(灰)干渉防止+
(灰/黒)干渉防止-
(灰)干渉防止+
(灰/黒)干渉防止-
投光器
受光器
灰色ケーブル
灰色ケーブル
(黒ライン付)
(シールド)出力極性設定線

17
Japanese
7. 光軸調整
①本装置に電源を供給してください。
②投光器および受光器のデジタルエラー表示灯(赤色)および異常表示灯(黄色)がそれぞれ
消灯していることを確認してください。
デジタルエラー表示灯(赤色)および異常表示灯(黄色)が点灯または点滅しているときは、
「11. トラブルシューティング」を参照し、その内容を専門技術者に連絡してください。
③中間保持金具SE9Z-SED-2を取り付けている場合、中間保持
金具の六角穴付ボルト(M5)2本を緩めてください。
④取付金具の光軸調整用六角穴付ボルトを緩め、投光器および
受光器を回転させ、光軸合わせ表示灯が点灯する位置へ調整
してください。
投光器および受光器を±15°の範囲で微調整することができ
ます。
光軸合わせ表示灯は、本装置を4ブロックに分けた各部位の入光状態を示しています。また、A(D)の
表示灯は、本装置の最上端(最下端)の入光状態も示します。
例えば、本装置が24光軸の場合、1ブロックは24÷4=6光軸となります。本装置の最上端(最下端)が
入光すると、光軸合わせ表示灯のA(D)が赤色点滅します。
(例)本装置が24光軸の場合
各ブロックに割り当てられた6光軸すべての光軸が入光すると、光軸合わせ表示灯が赤色点灯します。
順次光軸が合ったブロックから赤色が点灯し、すべての光軸が入光状態になり、かつ制御出力
(OSSD1/2)がON状態になると光軸合わせ表示灯(4個)はすべて緑色点灯に変わります。
⑤調整後、取付金具の光軸調整用六角穴付ボルトを締め付け固定します。そのときの締め
付けトルクは、2N・m以下です。
⑥中間保持金具の六角穴付ボルト(M5)2本を締め付け固定します。
投光器および受光器の表示灯部にある光軸合わせ表示灯が点灯していることを確認して
ください。
注意
光軸調整終了後、すべてのボルトが規定トルクで締め付けられていることを確認してく
ださい。
<参考>
光軸調整用六角
穴付ボルト
15° 15°
最上端を含まず5光
軸入光
光軸合わせ
表示灯
すべて:消灯
<上部6光軸入光>
光軸合わせ
表示灯
A:点灯
B~D:消灯
光軸合わせ
表示灯
A:点滅
B~D:消灯
最上端を含む5光軸
入光
入光
遮光
光軸合わせ
表示灯
A:点滅
B~D:消灯
<上端のみ入光>

18
Japanese
8. 表示灯の動作
●通常動作
:赤色点滅、 :赤色点灯、 :緑色点灯、 :橙色点灯、 :消灯
本装置の状態 表示灯部 制御出力
投光器 受光器 OSSD1 OSSD2
入光状態
(全光軸入光) ON
遮光状態
1光軸以上が遮光 OFF
最上端以外が遮光 OFF
最下端以外が遮光 OFF
(注1):
PNP出力に設定した場合です。NPN出力に設定した場合は、NPN表示灯(橙色)が点灯します。
光軸合わせ表示灯(緑色)
動作表示灯(緑色)
入光量表示灯(緑色)
PNP表示灯(橙色)
OSSD表示灯(緑色)
光軸合わせ表示灯(緑色)
入光量表示灯(緑色)
PNP表示灯(橙色)
OSSD表示灯(赤色)
光軸合わせ表示灯(赤色)
PNP表示灯(橙色)
光軸合わせ表示灯(赤色)
動作表示灯(赤色)
PNP表示灯(橙色)
OSSD表示灯(赤色)
光軸合わせ表示灯(赤色)
PNP表示灯(橙色)
光軸合わせ表示灯(赤色)
動作表示灯(赤色)
PNP表示灯(橙色)
OSSD表示灯(赤色)
光軸合わせ表示灯(赤色)
PNP表示灯(橙色)
光軸合わせ表示灯(赤色)
動作表示灯(赤色)
PNP表示灯(橙色)

19
Japanese
●異常発生時
:黄色点滅、 :赤色点灯、 :橙色点灯、 :消灯
本装置の状態 表示灯部 制御出力
投光器 受光器 OSSD1 OSSD2
異常状態 OFF
(注1):
PNP出力に設定した場合です。NPN出力に設定した場合は、NPN表示灯(橙色)が点灯します。
9. 機能
●本装置の機能(インタロック機能および外部デバイスモニタ機能など)の詳細については、
「CD-ROM内の取扱説明書」をご参照ください。
デジタルエラー表示灯
(赤色)
投光停止表示灯(橙色)
異常表示灯(黄色)
PNP表示灯(橙色)
デジタルエラー表示灯
(赤色)
異常表示灯(黄色)
PNP表示灯(橙色)

20
Japanese
10. メンテナンス
異常が発見されたときは、「11. トラブルシューティング」を参照し、その内容を専門技術者に連絡して
ください。
対処方法が不明な場合は、弊社までご連絡ください。
点検項目表をコピーなどして、チェック欄記入後、保管してください。
●日常点検
警告
始業前に、以下に示す項目を点検し、異常がないことを確認してください。点検を怠った
り、異常状態のまま本装置を動作させると、死亡または重傷を負うおそれがあります。
点検項目表(日常点検)
チェック欄
点検項目
□ 本装置の検出領域を通過しないと、機械の危険部へ到達できないこと。
□ 機械の危険部で作業を行なうとき、人体の一部もしくは全部が本装置の検出領域内に残ること。
□ 本装置の設置領域が計算から求められた安全距離以上あること。
□ 安全柵や保護構造物に破損がないこと。
□ 配線に傷、折れ、破損がないこと。
□ コネクタが確実に接続していること。
□ 本装置の光軸面に汚れや破損がないこと。
□ テストロッドに変形や破損がないこと。
□
検出領域に何も物体がない状態で、投光器の動作表示灯(緑色)と受光器のOSSD表示灯(緑色)が点
灯していること。制御出力(OSSD1/2)がONであること。
このとき外来ノイズの影響を点検できます。外来ノイズの影響があるような場合は、原因を排除
して再点検を行なってください。
□
1,600mm/s以下のスピードでテストロッド(φ25mm)を動かして、投光器直前(A)、投光器と受光器
の中間(B)、受光器の直前(C)の3箇所で検出できること。
テストロッドが(A)~(C)の検出領域内に存在する限り、受光器のOSSD表示灯(赤色)と投光器の
動作表示灯(赤色)が点灯を続けること。
□機械を作動する状態にして検出領域に何も物体がない状態では、危険部が作動する(停止しない)
こと。
□機械を作動する状態にして投光器直前(A)、投光器と受光器の中間(B)、受光器の直前(C)の3箇所
へテストロッドを進入させると、危険部が急停止すること。
□ テストロッドが検出領域内に存在する限り、危険部が停止を続けること。
□ 本装置の電源を切ったとき、危険部が急停止すること。
□
投光停止入力/リセット入力線(桃)を開放(手動リセットの場合、0Vまたは+Vに接続)したときに
制御出力(OSSD1/2)がOFFすることを確認してください。このとき外来ノイズの影響を点検でき
ます。外来ノイズの影響があるような場合は、原因を排除して再点検を行なってください。
□ミューティング機能を使用する前に必ず、動作確認を行なってください。
また、ミューティングランプの状態(汚れや明るさなど)も確認してください。
<参考>
(A)(B)(C)
投
光
器
受
光
器
テストロッド
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