NEC N8154-27 User manual

本書は製品とともに大切に保管してください
N8154-27
3.5型ディスクケージ
ユーザーズガイド
まえがき
このたびは、本ディスクケージをお買い上げいただきまことにありがとうございます。
本書は、N8154-27 3.5 型ディスクケージ(以降「本製品」と呼ぶ)を正しく、安全に設置、使用するための手
引きです。本製品を取り扱う前に必ずお読みください。また、本製品を使用する上でわからないこと、不具
合が起きた時にもぜひご利用ください。本書は、必要な時にすぐに参照できるように必ずお手元に保管して
ください。
本製品を取り付ける本体装置の取り扱いについての説明は、本体装置のユーザーズガイドを参照してくださ
い。また、本製品を取り扱う前に「使用上のご注意」を必ずお読みください。
ご注意
(1) 本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されています。
(2) 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。
(3) NECの許可なく複製・改変などを行うことはできません。
(4) 本書は内容について万全を期して作成いたしましたが、万一ご不審な点や誤り、記載もれなどお気づきのことがあ
りましたら、お買い求めの販売店にご連絡ください。
(5) 運用した結果の影響については(4)項にかかわらず責任を負いかねますのでご了承ください。
(6) 落丁、乱丁本はお取り替えいたします。
*856-128648-001-01T*
製品をご使用になる前に必ず本書をお読みください。
本書は熟読の上、大切に保管してください。
*856-128648-001-01 *

ii
このユーザーズガイドは、必要なときすぐに参照できるよう、お手元に置いておくようにしてください。
「使用上のご注意」を必ずお読みください。
使用上のご注意 ~必ずお読みください~
本製品を安全に正しくご使用になるために必要な情報が記載されています。
安全に関わる表示について
本書では、安全にお使いいただくためにいろいろな絵表示をしています。表示を無視し、誤った取り扱いを
することによって生じる内容を次のように区分しています。内容をよく理解してから本文をお読みください。
人が死亡する、または重傷を負うおそれがあることを示します。
火傷やけがなどを負うおそれや物的損害を負うおそれがあることを示します。
危険に対する注意・表示は次の3種類の記号を使って表しています。それぞれの記号は次のような意味を持
つものとして定義されています。
注意の喚起 この記号は危険が発生するおそれがあることを表します。記号の中の絵
表示は危険の内容を図案化したものです。
(例)
(感電注意)
行為の禁止 この記号は行為の禁止を表します。記号の中や近くの絵表示は、しては
ならない行為の内容を図案化したものです。
(例)
(分解禁止)
行為の強制
この記号は行為の強制を表します。記号の中の絵表示は、しなければな
らない行為の内容を図案化したものです。危険を避けるためにはこの行
為が必要です。
(例)
(プラグを抜け)

iii
本書で使用する記号とその内容
注意の喚起
特定しない一般的な注意・警告を示します。
感電のおそれがあることを示します。
高温による障害を負うおそれがあることを示します。
発煙または発火のおそれがあることを示します。
行為の禁止
特定しない一般的な禁止を示します。
分解・修理しないでください。感電や火災のおそれがあります。
行為の強制
電源コードをコンセントから抜いてください。火災や感電のおそれがあります。
特定しない一般的な使用者の行為を指示します。説明に従った操作をしてください。

iv
安全上のご注意
本製品を安全にお使いいただくために、ここで説明する注意事項をよく読んでご理解していただき、安全に
ご活用ください。記号の説明については巻頭の『安全にかかわる表示について』の説明を参照してください。
<全般的な注意事項>
人命に関わる業務や高度な信頼性を必要とする業務には使用しない
本製品は、医療機器、原子力設備や機器、航空宇宙機器、輸送設備や機器など人命に関わる設備や機器、
および高度な信頼性を必要とする設備や機器などへの組み込みや制御等の使用は意図されておりません。
これら設備や機器、制御システムなどに本製品を使用され、人身事故、財産損害などが生じても、当社は
いかなる責任も負いかねます。
煙や異臭・異音がしたまま使用しない
万一、煙、異臭、異音などが生じた場合は、ただちに本体装置の電源をOFFにして電源コードをACコンセ
ントから抜き、本製品のDCケーブルを抜いてください。その後、お買い求めの販売店または保守サービス
会社にご連絡ください。そのまま使用すると火災の原因となります。
針金や金属片を差し込まない
通気孔やカートリッジ挿入口から金属片や針金などの異物を差し込まないでください。感電するおそれが
あります。
装置内に水や異物を入れない
装置内に水などの液体、ピンやクリップなどの異物を入れないでください。火災や感電、故障の原因とな
ります。もし入ってしまったときは、すぐに本体装置の電源をOFFにして電源コードをACコンセントから
抜き、本製品のDCケーブルを抜いてください。分解しないで販売店または保守サービス会社に連絡してく
ださい。

v
<電源・電源コードに関する注意事項>
電源がONのまま取り付け・取り外しをしない
本体装置への取り付け・取り外しの際や、周辺機器との接続の際は必ず主電源に接続している電源コード
をACコンセントから抜き、本製品のDCケーブルを抜いてください。電源コードがACコンセントに接続され
たまま取り付け・取り外しや接続をすると感電するおそれがあります。
中途半端に差し込まない
DCケーブルはしっかりと差し込んでください。中途半端に差し込むと接触不良のため発熱し、火災の原因
となるおそれがあります。また差し込み部にほこりがたまり、水滴などが付くと発熱し、火災の原因とな
るおそれがあります。
指定以外の接続をしない
DCケーブルの接続や配線は本書の説明に従って正しく行ってください。指定以外の接続や配線は火災や感
電の原因となるおそれがあります。
破損したケーブルを使用しない
ケーブルを接続する前にコネクタが破損していたり、コネクタピンが曲がっていたり、汚れたりしていな
いことを確認してください。破損や曲がっているコネクタおよび汚れたコネクタを使用するとショートに
より火災を引き起こすおそれがあります。
ぬれた手で電源コードをもたない
本製品の取り付け・取り外しの場合は、ぬれた手で本体装置の電源コードの抜き差しをしないでください。
感電するおそれがあります。
電源コードのケーブル部を持って引き抜かない
本体装置の電源コードの抜き差しは、ケーブル部を持って引っ張らないでください。ケーブルが傷み、感
電や火災の原因となります。

vi
<設置・移動・保管・接続に関する注意事項>
プラグを差し込んだままインタフェースケーブルの取り付けや取り外しをしない
インタフェースケーブルの取り付け/取り外しは本体装置の電源コードをコンセントから抜いて行って
ください。たとえ電源をOFFにしても電源コードを接続したままケーブルやコネクタに触ると感電したり、
ショートによる火災を起こしたりすることがあります。
指定以外のインタフェースケーブルを使用しない
インタフェースケーブルは、NECが指定するものを使用し、接続する装置やコネクタを確認した上で接続
してください。指定以外のケーブルを使用したり、接続先を誤ったりすると、ショートにより火災を起こ
すことがあります。
また、インタフェースケーブルの取り扱いや接続について次の注意をお守りください。
ケーブルを踏まない。
ケーブルの上にものを載せない。
ケーブルの接続がゆるんだまま使用しない。
破損したケーブルを使用しない。
破損したケーブルコネクタを使用しない。
ネジ止めなどのロックを確実に行ってください。
腐食性ガスの存在する環境で使用または保管しない
腐食性ガス(二酸化硫黄、硫化水素、二酸化窒素、塩素、アンモニア、オゾンなど)の存在する環境に設
置し、使用しないでください。
また、ほこりや空気中に腐食を促進する成分(塩化ナトリウムや硫黄など)や導電性の金属などが含まれ
ている環境へも設置しないでください。装置内部のプリント板が腐食し、故障および発煙・発火の原因と
なるおそれがあります。もしご使用の環境で上記の疑いがある場合は、販売店または保守サービス会社に
ご相談ください。
高温注意
本体装置の電源をOFFにした直後は、内蔵型のハードディスクドライブなどをはじめ装置内の部品が高温
になっています。十分に冷めたことを確認してから取り付け/取り外しを行ってください。

vii
<お手入れに関する注意事項>
自分で分解・修理・改造はしない
本製品の分解や、修理・改造は絶対にしないでください。装置が正常に動作しなくなるばかりでなく、感
電や火災の危険があります。
プラグを差し込んだまま取り扱わない
お手入れは、本体装置の電源をOFFにして、電源コードをACコンセントから抜き、本製品のDCケーブルを
抜いてください。たとえ電源をOFFにしても、電源コードを接続したまま装置内の部品に触ると感電する
おそれがあります。
中途半端に取り付けない
DCケーブルやインタフェースケーブルは確実に取り付けてください。中途半端に取り付けると接触不良を
起こし、発煙や発火の原因となるおそれがあります。
<運用中の注意事項>
雷がなったら触らない
雷が鳴りだしたら、本製品内蔵の本体装置には、触れないでください。感電するおそれがあります。
ペットを近づけない
本製品が内蔵された本体装置にペットなどの生き物を近づけないでください。排泄物や体毛が装置内部に
入って火災や感電の原因となります。
近くで携帯電話やPHSを使用しない
本製品が内蔵された本体装置のそばでは、携帯電話やPHS、ポケットベルの電源をOFFにしてください。電
波による誤動作の原因となります。

viii
使用上のご注意 ~装置を正しく動作させるために~
本製品を使用するときに注意していただきたいことを次に示します。これらの注意を無視して本製品を使用
した場合、資産(データやその他の装置)が破壊されるおそれがありますので必ずお守りください。
本製品は Express5800 シリーズ用ハードディスクドライブを接続するためのディスクケージです。
他の目的では使用しないでください。
本製品と接続することができる RAID コントローラについては、お買い求めの販売店にお問い合わせ
ください。
本製品に接続できるハードディスクドライブについては、お買い求めの販売店にお問い合わせくだ
さい。
本製品を取り付けることができる本体装置については、本体装置のユーザーズガイドを参照するか、
お買い求めの販売店にお問い合わせください。
本製品は大変デリケートな電子装置です。本製品を取り扱う前に、本体装置の金属フレーム部分な
どに触れて身体の静電気を逃がしてください。
本製品を落としたり、ぶつけたりしないでください。

ix
本書について
本書は、Windows などのオペレーティングシステムやキーボード、マウスといった一般的な入出力装置など
の基本的な取り扱いについて十分な知識を持ったユーザを対象として記載されています。
<本書の記号について>
本書の中には安全に関わる注意記号の他に次の3種類の記号を使用しています。それぞれの記号は次のよう
な意味をもつものとして定義されています。
装置を取り扱う上で、守らなけれ
ばいけないことや、特に注意すべ
き点を示します。
知っておくと役に立つ情報や便
利なことを示します。
装置を取り扱う上で、確認をして
おく必要がある点を示します。
梱包箱の中身について
梱包箱の中には本製品以外に色々な添付品が同梱されています。本製品に添付の構成品表を参照し、全ての
添付品が揃っていることを確認してください。万一、足りないものや損傷しているものがあった場合には、
本製品をご購入された販売店にご連絡ください。
保証について
本製品には「保証書」が添付されています。「保証書」は販売店で所定事項を記入しお渡ししますので、記載
内容をご確認の上、大切に保管してください。保証期間中に故障した場合には、「保証書」の記載内容に基づ
き無償修理致します。保証後の修理については、ご購入された販売店もしくはご契約されているNEC保守
サービス会社にご相談ください。
廃棄について
本製品の廃棄については、各自治体の廃棄ルールに従って分別廃棄して下さい。詳しくは、各自治体にお問
い合わせ下さい。
ハードディスクドライブやバックアップデータカートリッジ、フロッピーディス
ク、その他書き込み可能なメディア(CD-R/CD-RWなど)に保存されてい
るデータは、第三者によって復元や再生、再利用されないようお客様の責任にお
いて確実に処分してから廃棄してください。個人のプライバシーや企業の機密情
報を保護するために十分な配慮が必要です。
第三者への譲渡について
本製品を第三者に譲渡(または売却)する時には、必ず本書を含む全ての添付品をあわせて譲渡(または売
却)してください。

x
ハードディスクドライブ内のデータについて
譲渡する装置内に搭載されているハードディスクドライブに保存されている大切なデータ(例えば顧客
情報や企業の経理情報など)が第三者へ漏洩することの無いようにお客様の責任において確実に処分し
てください。
WindowsやLinuxなどのオペレーティングシステムの「ゴミ箱を空にする」操作やオペレーティングシス
テムの「フォーマット」コマンドでは見た目は消去されたように見えますが、実際のデータはハードディ
スクドライブに書き込まれたままの状態にあります。完全に消去されていないデータは、特殊なソフト
ウェアにより復元され、予期せぬ用途に転用されるおそれがあります。
このようなトラブルを回避するために市販の消去用ソフトウェア(有償)またはサービス(有償)を利用
し、確実にデータを処分することを強くお勧めします。データの消去についての詳細は、お買い求めの
販売店または保守サービス会社にお問い合わせください。
なお、データの処分をしないまま、譲渡(または売却)し、大切なデータが漏洩された場合、その責任
は負いかねます。
ソフトウェアに関しては、譲渡した側は一切の複製物を所有しないでください。また、インストールした装
置から削除した後、譲渡してください。
データの保管について
オペレータの操作ミス、衝撃や温度変化等による装置の故障によってデータが失われる可能性があります。
万一に備えて、ハードディスクドライブに保存されている大切なデータは、定期的にバックアップを行って
ください。
輸送について
本製品を輸送する際は、本書末尾の「本製品の交換・取り外しについて」を参考に本体装置から本製品を取
り出し、本製品とすべての添付品を購入時の梱包箱に入れてください。
本製品の寿命について
本製品の製品寿命は5年です。

xi
【ソフトウェアのご使用条件】
日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソフトウェア・プログラム(以下「許
諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客様も下記条項にご
同意いただくものとします。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾プログラムの導入、使用
および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。
本許諾プログラムは、GNU General Public License(以下「GPL」といいます。)またはGNU Lesser General Public License
(以下「LGPL」といいます。)に基づき許諾されるソフトウェア等(以下、「GPL対象モジュール」といいます。)を使
用しています。GPL対象モジュールにつきましては、本使用条件の適用範囲外です。
本許諾プログラムは、以下のGPL対象モジュールを含んでいます。
<GPL対象モジュール>
isolinux.bin
memdisk
COMMAND.COM
KERNEL.SYS
HIMEM.EXE
お客様は、Free Software Foundationが定めたGNU General Public License Version 2または当該ライセンス条件の改
訂版が定める条件に従って、かかるモジュールを再頒布、変更することができます。かかるモジュールは有用と思います
が、弊社は、いかなる保証も行ないません。また、弊社の著作物であるGPL対象モジュールについて、いかなる著作権も
放棄いたしません。GNU General Public License Version 2の詳細については、COPYINGファイルをご確認ください。な
お、GPL対象モジュールの内容等についてのご質問についてはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
お客様はGPL対象モジュールを含む本許諾プログラムを使用することにより、GPLに定める条件にご同意いただいたものと
みなされます。
本使用条件は前述のGPL対象モジュール以外の許諾プログラムに適用します。
1.期間
(1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
(2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても本使用条件により許諾される許諾
プログラムの使用権を終了させることができます。
(3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許諾プログラムの使用権を終了させ
ることができるものとします。
(4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続します。
(5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の権利も同時に終了するものとし
ます。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許
諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。
2.使用権
(1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバにおいてのみ、使用することができます。
(2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用することができます。
3.許諾プログラムの複製、改変および結合
(1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することができます。ただし、許諾プログラ
ムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りではありません。この場合、お客様は、許諾プログラムの記憶媒体を
滅失、毀損に備える目的でのみ保管することができます。
(2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作権表示およびその他の権利表示
を付すものとします。
(3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、改変、結合、書籍雑誌やネット
ワークへの転載またはその他の処分を行うことはできません。
(4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を複製、書籍雑誌や
ネットワークへ転載することはできません。
(5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではありません。

xii
4.許諾プログラムの移転等
(1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の権利を譲渡することができます。
(イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに提供されたマ
ニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切保持しないこと。
(ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
(2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使用権の第三者に対する再使用許諾、
譲渡、移転またはその他の処分をすることはできません。
5.逆コンパイル等
お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブルすることはできません。
6.保証の期限
(1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関し発生する問題はお客様の責任
および費用負担をもって処理されるものとします。
(2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、弊社は、自己の裁量により、か
かる誤りを修正したプログラムもしくは修正のためのプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プログラム」
といいます。)または、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。
7.責任の制限
弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生につき弊社が予見し、または予見
し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切責任をお
いません。
8.その他
(1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許諾プログラムとともに提供された
マニュアル等の関連資料を日本国から輸出してはなりません。
(2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決するものとします。

1
ステップ1 梱包箱の中身を確認する
梱包箱には次のものが入っています。ご確認ください。
項番 品 名 数量 備 考
1 3.5 型ディスクケージ 1 本体、ダミートレー4個内蔵
2 ユーザーズガイド 1 本書
3 保証書 1
4 SGPIO ケーブル 1
5 HDD 固定ネジ 4 本体装置に取り付けるためのネジ
6 GLOBAL LED ケーブル 1 T110b に搭載時に使用します
7 SDR/PIA UPDATE TOOL 1 T120b-E,GT120b に搭載時に使用します
保証書は記載内容を確認の上、大切に保管してください。
3.5 型ディスクケージ本体は下図のように、バックボードが取り付けられています。

2
各部の名称と機能
1 SAS/SATA コネクタ(MINISAS_1)
ディスクアレイコントローラと接続する SAS/SATA コネクタです。
本体装置内蔵の MINI SAS ケーブルまたは別売の MINI SAS ケーブルを接続します。
2 電源コネクタ(2箇所) (CN1 , CN2)
本体装置の電源ケーブルと接続する電源コネクタです。必ず2つのコネクタに電源ケーブルを接続してくだ
さい。
3 SGPIO コネクタ(J1)
本製品に添付のSGPIOケーブルを接続する4ピンのコネクタです。
4 グローバル LED コネクタ
本製品に添付のグローバル LED ケーブルを接続する3ピンのコネクタです。
T110b,NS300Ta に搭載時のみ使用します。T120b-E,GT120b に搭載時は使用しません。
5 ジャンパ
接続するコントローラによって設定を変更する必要があります。
※ジャンパ設定の説明は本体ユーザーズガイドあるいはコントローラのユーザーズガイドを参照してくだ
さい。
1
2
3
4
5

3
ステップ2 本製品を取り付ける
1. すべてのアプリケーションを終了して、システムを終了します。
2. 本体装置の電源を OFF にして、電源ユニットに接続されているすべての電源コードをコンセントか
ら取り外します。
3. 本体装置のユーザーズガイドを参照して、レフトサイドカバーを取り外し、フロントマスクを開き
ます。
4. ハードディスクドライブをすでに搭載している場合は、ハードディスクドライブに接続しているイ
ンターフェースケーブルと電源ケーブルを外し、2.5 型ディスクケージあるいは、3.5 型 Fixed ディ
スクケージを取り付けているネジを外してディスクケージを取り外します。
5. 本体前面からドライブキャリアを固定しているネジ2本を外します。
6. トレイの横を押して引き出します。
同様に残り3つのドライブキャリアも外します。
取り外したドライブキャリアや余ったネジは大切に保管してください。

4
7. ディスクケージを図に示す向きに持って本体装置の取り付けスロットにゆっくりと差し込みます。
なお正しい向きは本製品のハードディスクドライブ挿入口 右側の「HDD SLOT刻印」の「0」
が下側になります。
8. 増設ディスクケージに添付のネジ(4本)で本体に固定します。
本製品を本体装置に取り付ける際は本装置前面を持って挿入してください。取り外す際にも同様に実施して
ください。なお、本製品の内側の左右のガイドレール部分に手を触れないようにして下さい。

5
9. フロントマスクを閉じます。
RAIDコントローラの取り付け方法については、本体装置のユーザーズガイドあるいはRAIDコント
ローラのユーザーズガイドを参照してください。

6
ステップ3 ケーブルを接続する
【T110b に搭載する場合】
10. 以下の図を参照して、別売の SAS ケーブル、SGPIO ケーブル(ディスクケージに添付)、
グローバル LED ケーブル(ディスクケージに添付)、電源ケーブルを接続します。
本体装置またはディスクアレイコントローラのポート番号は、本製品におけるハードディスクドライ
ブの物理的な位置により、一通りに定められています。本製品と本体装置またはディスクアレイコン
トローラにSASケーブルをつなぐ際は、必ずポート番号に対応したコネクタを確認し、ケーブルを差
し込んでください。間違えて差し込むと故障の原因になります。本体装置またはディスクアレイコン
トローラのポート番号については、本体装置のユーザーズガイドをご覧ください。
11. SGPIO ケーブルとグローバル LED ケーブルをマザーボードに接続します。

7
12. RAID コントローラ接続の場合はケーブルを接続します。
別売の SAS ケーブル(K410-174(00))を RAID コントローラに接続します。

8
[マザーボード接続の場合]
別売の SAS ケーブル(K410-174(00))をマザーボード上の SAS コネクタに接続します。
13. 取り外した本体装置のレフトサイドカバーを取り付けます。
Table of contents
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