TEXIO FG-274 User manual

ファンクション・ジェネレータ
FG-274
取扱説明書
お買い上げいただきましてありがとうございました。
ご使用の前に、この取扱説明書をよくお読みのうえ、
説明どおり正しくお使いください。
また、この取扱説明書は大切に保管してください。
© PRINTED IN CHINA B65-0241-18

保証について
このたびは、当社計測器をお買上げいただきまして誠にありがとうございます。
ご使用に際し、本器の性能を十分に発揮していただくために、本説明書を最後までお読
みいただき、正しい使い方により、末永くご愛用くださいますようお願い申し上げます。
お買い上げの明細書(納品書、領収書等)は保証書の代わりとなりますので、大切に保
管してください。
サービスに関しましては、お買上げいただきました当社代理店(取扱店)にお問い合わ
せくださいますようお願い致します。
なお、商品についてご不明な点がございましたら、当社の各営業所までお問い合わせく
ださい。
当社計測器は、正常な使用状態で発生する故障について、お
買い上げの日より1ヵ年無償修理を致します。
保証期間内でも次の場合は有償修理になります。
1.火災、天災、異常電圧等による故障、損傷。
2.不当な修理、調整、改造がなされた場合。
3.取り扱いが不適当なために生ずる故障、損傷。
4.故障が本製品以外の原因による場合。
5.お買い上げ明細書類のご提示がない場合。
この保証は日本国内で使用される場合にのみ有効です。
※ 本説明書中に マークが記載された項目があります。この マークは本器を使
用されるお客様の安全と本器を破壊と損傷から保護するために大切な注意項目です。
良くお読みになり正しくご使用ください。
保
証

目次
保証について
製品を安全にご使用いただくために ·······················································Ⅰ-Ⅳ
1. 特長.........................................................................................................1
2. 定格.........................................................................................................2
3. フロント・リアパネル..................................................................................5
3.1. フロント・パネル ............................................................................5
3.2. リア・パネル..................................................................................9
4. 操作...................................................................................................... 10
4.1. 機器の設定............................................................................... 10
4.2. 電源投入時の設定 .................................................................... 10
4.3. 出力の設定............................................................................... 11
4.4. 周波数の設定 ........................................................................... 11
4.5. 振幅と減衰器の設定 ................................................................. 12
4.6. DCオフセットの設定 .................................................................. 12
4.7. デューティ比の設定(方形波のみ) ............................................. 13
4.8. TTL/CMOS 出力...................................................................... 14
4.9. 設定の保存............................................................................... 15
4.10. 設定の呼出............................................................................... 16
4.11. 設定の消去............................................................................... 17
4.12. SHIFT キーとFunctions ........................................................... 17
4.13. エラーメッセージ ........................................................................ 18

I
製品を安全にご使用いただくために
■ はじめに
製品を安全にご使用いただくため、ご使用前に本説明書を最後までお読みく
ださい。製品の正しい使い方をご理解のうえ、ご使用ください。
本説明書をご覧になっても、使い方がよくわからない場合は、取扱説明書の
裏表紙に記載された、当社・各営業所までお問い合わせください。本説明書
をお読みになった後は、いつでも必要なときご覧になれるように、保管してお
いてください。
■ 取扱説明書をご覧になる際のご注意
取扱説明書で説明されている内容は、説明の一部に専門用語も使用されて
いますので、もしも理解できない場合は、ご遠慮なく当社・営業所までお問い
合わせください。
■ 絵表示および警告文字表示について
本説明書および製品には、製品を安全に使用するうえで必要な警告、および
注意事項を示す、下記の絵表示と警告文字表示が表示されています。
< 絵 表 示 >
製品および取扱説明書にこの絵表示が表示されてい
る箇所がある場合は、その部分で誤った使い方をす
ると使用者の身体、および製品に重大な危険を生ず
る可能性があることを表します。
この絵表示部分を使用する際は、必ず、取扱説明書
を参照する必要があることを示します。
<警告文字表示>
警 告
注 意
この表示を無視して、誤った使い方をすると、使用者が死亡
または重傷を負う可能性があり、その危険を避けるための
警告事項が記載されていることを表します。
この表示を無視して、誤った使い方をすると、使用者が軽度
の障害を負うか、または製品に損害を生ずる恐れがあり、
その危険を避けるための警告事項が記載されていることを
表します。
お客様または第三者が、この製品の誤使用、使用中に生じた故障、その他の不具合
またはこの製品の使用によって受けられた損害については、法令上の賠償責任が認
められる場合を除き、当社は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承くださ
い。

II
製品を安全にご使用いただくために
警 告
■ 製品のケースおよびパネルは外さないでください
製品のケースおよびパネルは、いかなる目的があっても、使用者は絶対に外
さないでください。使用者の感電事故、及び火災を発生する危険があります。
■ 製品を使用する際のご注意
下記に示す使用上の注意事項は、使用者の身体・生命に対する危険、およ
び製品の損傷・劣化などを避けるためのものです。必ず下記の警告・注意事
項を守ってご使用ください。
■ 電源に関する警告事項
●電源電圧について
製品は、定格電圧により『AC100V 専用モデル』と『AC115V/AC230V 切換モ
デル』の2種類があります。必ず製品の定格電圧を確認し、付属の電源コー
ドを使用してください。ただし、付属された電源コードが定格 AC125V仕様で、
製品の定格電圧を切り替えて AC125Vを超えた電源電圧で使用される場合
は電源コードの変更が必要になります。電源コードを AC250V 仕様のものに
変更しないで使用された場合、感電・火災の危険が生じます。
●電源コードについて
(重要) 同梱の電源コードセットは、本装置以外に使用できません。付属の電
源コードが損傷した場合は、使用を中止し、当社・営業所までご連絡くださ
い。電源コードが損傷したままご使用になると、感電・火災の原因となること
があります。
●保護用ヒューズについて
入力保護用ヒューズが溶断した場合、製品は動作しません。ヒューズが溶断
した場合、使用者がヒューズを交換することができません。ヒューズ交換する
には、製品のケースやパネルをはずす必要があります。お買上げいただきま
した当社代理店(取扱店)または当社営業所までご連絡ください。
●電源電圧の変更について
定格電源電圧が AC100V 専用の製品は、定格電源電圧の変更はできませ
ん。定格電源電圧が AC115V/AC230V 切換の製品は、AC230V 又は
AC115V に変更できます。(ただし、設定電圧に対応した電源コードを使用し
てください。) 製品に表示された定格電源電圧以外での使用はしないでくだ
さい。火災の危険があります。

III
製品を安全にご使用いただくために
警 告
■ 接地に関する警告事項
製品には使用者の感電防止および製品保護のため、電源コードの保護用接
地導線をアースグラウンドに接続する必要があります。安全に使用するた
め、必ず接地してからご使用ください。
■ 設置環境に関する警告事項
●動作温度について
製品は、定格欄に示されている動作温度の範囲内でご使用ください。製品の
通風孔をふさいだ状態や、周辺の温度が高い状態で使用すると、火災の危
険があります
●動作湿度について
製品は、定格欄に示されている動作湿度の範囲内でご使用ください。湿度差
のある部屋への移動時など、急激な湿度変化による結露にご注意ください。
また、濡れた手で製品を操作しないでください。感電および火災の危険があり
ます。
●ガス中での使用について
可燃性ガス、爆発性ガスまたは蒸気が発生あるいは貯蔵されている場所、お
よびその周辺での使用は、爆発および火災の危険があります。このような環
境下では、製品を動作させないでください。また、腐食性ガスが発生または充
満している場所、およびその周辺で使用すると製品に重大な損傷を与えます
ので、このような環境でのご使用はお止めください。
●異物を入れないこと
通風孔などから製品内部に金属類や燃えやすい物などを差し込んだり、水を
こぼしたりしないでください。感電および火災の危険があります。
■ 使用中の異常に関する警告事項
製品を使用中に、製品より“発煙”“発火”などの異常を生じた場合は、ただち
に使用を中止し、電源スイッチを切り、電源コードのプラグをコンセントから抜
いてください。他への類焼などがないことを確認した後、当社・営業所までご
連絡ください。

IV
製品を安全にご使用いただくために
注 意
■ 入出力端子について
入力端子には、製品を破損しないために最大入力の仕様が決められていま
す。製品取扱説明書の“定格”欄、または“使用上のご注意”欄に記載された
仕様を超えた入力は供給しないでください。製品故障の原因になります。
また、出力端子へは外部より電力を供給しないでください。製品故障の原因
になります。
■ 長期間使用しないとき
必ず電源プラグをコンセントから抜いておいてください。
《校正について》
製品は工場出荷時、厳正な品質管理のもと性能・仕様の確認を実施していま
すが、部品などの経年変化などにより、その性能・仕様に多少の変化が生じ
ることがあります。製品の性能・仕様を安定した状態でお使いいただくため、
定期的な校正をお勧めいたします。製品校正についてのご相談は、お買い上
げになりました取扱代理店または当社・各営業所へご連絡ください。
《日常のお手入れについて》
製品のケース、パネル、つまみ等の汚れを清掃する際は、シンナーやベンジ
ンなどの溶剤は避けてください。塗装がはがれたり、樹脂面が侵されたりする
ことがあります。ケース、パネル、つまみなどを拭くときは、中性洗剤を含ませ
た柔らかい布で軽く拭き取ってください。
また、清掃のときは製品の中に水、洗剤、その他の異物などが入らないよう
ご注意ください。製品の中に液体・金属などが入ると、感電および火災の原
因となります。清掃のときは電源プラグをコンセントから抜いてください。
以上の警告事項および注意事項を守り、正しく安全にご使用ください。
また、取扱説明書には個々の項目でも、注意事項が記載されていますので、
使用時にはそれらの注意事項を守り正しくご使用ください。
取扱説明書の内容でご不審な点、またはお気付きの点がありましたら、当社
の営業所までご連絡いただきますよう、併せてお願いいたします。

1
1. 特長
FG-274 は、DDS(Direct Digital Synthesis)技術を使用したシンセサイズ
ドファンクションジェネレータです。従来のアナログファンクションジェネレ
ータは周囲温度の影響を受けやすく、温度変化によって抵抗・コンデンサ
や他の部品の値が変化し、そのことで周波数が変化します。FG-274 は、
アナログ方式ではなく DDS 方式により、高精度・高安定度・高分解能を実
現しました。
zDDS 技術と FPGA を採用したことによる高品質な波形。
z周波数高安定度、高精度: 20ppm。
z低歪率: -55dBc。
z最高出力周波数: 4MHz。
z出力波形: 正弦波、方形波、三角波。
z最高周波数分解能: 100mHz。
zTTL/CMOS 出力。
zDC オフセット機能。
z設定メモリ機能。

2
2. 定格
1. メイン出力
出力波形 正弦波、方形波、三角波
周波数範囲 0.1Hz ~4MHz (正弦波、方形波)
0.1Hz ~1MHz (三角波)
周波数分解能 0.1Hz
周波数安定度 ±20ppm
周波数精度 ±20ppm
エージング・レート ±5ppm/年
振幅範囲 10Vp-p (50Ω負荷時)
出力インピーダンス 50Ω±10%
減衰器 -20dB±1dB × 2段
DC オフセット範囲 ±5V 以上 (50Ω負荷時)
デューティ可変範囲 20% ~80% (1Hz~1MHz,方形波のみ)
デューティ可変分解能 1%
表示 9桁LED 表示
2. 正弦波
歪率
(最大出力、ATT OFF、
TTL/CMOS OFF)
-55dBc 以下 (0.1Hz ~200kHz)
-40dBc 以下 (0.2MHz ~4MHz)
平坦性
(最大出力、1kHz 基準)
±0.3dB 以内 (0.1Hz ~1MHz)
±2.0dB 以内 (1MHz ~4MHz)
3. 三角波
直線性 2%以下 (0.1Hz ~100kHz)
5%以下 (100kHz ~1MHz)
4. 方形波
シンメトリ ±(周期の 1% + 4ns)以下(0.1Hz ~100kHz)
立上り/立下り時間 25ns 以下 (最大出力、50Ω負荷時)

3
5. CMOS 出力
レベル 4V±1Vp-p ~14.5V±1Vp-p (連続可変)
立上り/立下り時間 120ns 以下
6. TTL 出力
レベル 3Vp-p 以上
ファンアウト 20 TTL
立上り/立下り時間 25ns 以下
7. 保存/呼出機能
メモリ数 10 セッティングメモリ
8. 設置環境
電源電圧 AC100V ±10%、50/60Hz
または AC115V/230V ±10%、50/60Hz
定格消費電力 17W (21VA)
ヒューズ (内蔵 ※1) T 0.250A/250V ×1個(AC100V モデル)
T 0.125A/250V ×2個(AC115V/230V モデル)
使用環境 室内使用
高度 2,000m 以下
動作温度範囲 0℃~40℃
仕様保証温度範囲 18℃~28℃
相対湿度 80%以下 (0℃~35℃)
70%以下 (35℃~40℃)
設置カテゴリ II
動
作
環
境
汚染度 2
保存温度範囲 -10℃~70℃
保存湿度範囲 70%以下
付属品
アクセサリコード (BNC-ワニグチ) ×1
取扱説明書 ×1
AC ケーブル ×1
最大寸法 266(W) ×97(H) ×293(D) mm
質量 約3.1kg

4
9. 適合規格
EMC EN 61326-1: 1997+A1: 1998+A3: 2003
低電圧指令 IEC/EN 61010-1: 2001
※1 ヒューズはお客様において交換することはできません。ヒューズ交
換するには、お買上げいただきました当社代理店(取扱店)または当社営
業所までご連絡ください。
【注意】電源の投入・遮断時、OUTPUT 端子から過渡的な出力(定格内)
が出る場合があります。接続される機器の耐電圧にご注意ください。
【注意】方形波にて DUTY が50%以外の時、シンメトリ規格の範囲内でジ
ッタが発生する場合があります。

5
3. フロント・リアパネル
3.1. フロント・パネル
①POWER
主電源を ON/OFF するスイッチです。押し込むと電源が ON になり、
表示部が点灯します。
注: 電源の投入・遮断時、OUTPUT 端子から過渡的な出力(定格内)が
出る場合があります。接続される機器の耐電圧にご注意ください。
②WAVE
WAVE キーを押すとメイン出力の波形を選択できます。正弦波、
三角波、方形波と順次変わります。 出力している波形の LED⑥が点
灯します。
③数値キー
各設定値入力用の数値キーです。
セカンダリ・ファンクション・キー
SHIFT キーを押すと数値キーのセカンダリファンクションが有効に
なります。各数値キーの上部に青文字で表記されています。

6
•DEFAULT ( SHIFT + 2 (DEFAULT) ) は、デフォルトの
設定を呼び出します。
•STORE ( SHIFT + 6 (STORE) ) は、10 個まで設定を保
存できます。(周波数、デューティ比、等)
•RECALL ( SHIFT + 3 (RECALL) )は、保存された設定
を呼び出します。
•DUTY ( SHIFT + 7 (DUTY) ) は、方形波のデューティ比
を編集します。
注: 同じキー操作をするとオンとオフを繰り返します。
例えば、 SHIFT + 2 (DEFAULT) キーを押すとデフォルトの設
定が呼び出されます。
④単位キー
数値入力した場合の単位キーです。周波数設定の場合、 MHz
kHz Hz/% のいずれかを押します。デューティ比では、
Hz/% を押してください。
⑤ロータリエンコーダ
入力数値を可変できます。 ◄►キーを押すことによって、入力
数値の可変させる桁を変更できます。時計方向に回すと増加し、反時
計方向で減少します。
⑥波形 LED
波形の種類を表示する LED です。
⑦SHIFT キーLED
SHIFT キーの状態を表示します。LED がオンなら、テンキーのセカ
ンダリファンクションが有効です。

7
⑧単位 LED
単位を表示する LED です。
⑨アッテネータ LED
SHIFT + 8 (-20dB) キーで 20dB アッテネータを ON にすると点
灯します。AMPL ⑮ツマミをひいて 20dB アッテネータを ON にした場
合は点灯しません。
⑩DUTY LED
DUTY LED が点灯しているときは、ディスプレイはデューティ比を表示
しています。編集待ち状態です(方形波のみ)。
⑪TTL/CMOS LED
TTL/CMOS 出力がオンのとき、TTL LED が点灯します。(MAIN 出力
波形が方形波のときは、常にオンになります。)
⑫表示ユニット
周波数、デューティ比、設定・保存メモリなどの設定の表示をします。
⑬MAIN OUTPUT
出力インピーダンス 50Ωのメイン出力端子です。
⑭TTL/CMOS OUTPUT
TTL/CMOS 出力端子です。 SHIFT + 9 (TTL) キーを押して、
TTL/CMOS 出力をオンにすると出力されます。TTL/CMOS ツマミ ⑰
を押した状態で TTL レベル、引いた状態で CMOS レベルになります。
CMOS レベルを可変するには、TTL/CMOS ツマミ ⑰を回してくださ
い。

8
⑮AMPL
レベル可変ボリュームです。ツマミを時計方向に回すと出力レベルが
増加し、反時計方向に回すと減少します。 ツマミを引くと 20dB アッテ
ネータが入ります。このアッテネータでは、アッテネータ LED ⑨は点灯
しません。
⑯OFFSET
DC オフセット調整ボリュームです。ツマミを引いて回すと、波形の DC
オフセットを可変できます。可変範囲は、-5V から+5V です(50Ω負荷
時)。時計方向にまわすと正方向に、反時計方向に回すと負方向にか
わります。
⑰TTL/CMOS
TTL/CMOS OUTPUT ⑭の TTL とCMOS の切換器です。
TTL/CMOS 出力がオンのとき、押した状態で TTL、引いた状態で
CMOS です。CMOS の時に、つまみを回すとレベルを可変できます。

9
3.2. リア・パネル
AC100V 専用モデル
AC115V/230V 切換モデル
⑱電源入力コネクタ
AC インレットです。付属の電源コードを接続してください。
⑲電源切換器
115V/230V モデルの場合の、電源電圧切換器です。100V モデルに
はありません。

10
4. 操作
4.1. 機器の設定
1) リア・パネルの電源セレクタを確認してください(AC115V/230V 切
換モデルのみ)。AC 電源が適切であることを確認してください。
2) 付属の電源コードで AC 電源に接続してください。
3) 電源をオンするとモデル名が表示され、工場出荷の設定にて出力
が開始されます。
4.2. 電源投入時の設定
工場出荷時の設定とメモリ初期化後の各設定
項目 工場出荷時
設定
4.12.1)
“DEFAULT”
4.11
設定の消
去
1) 波形 正弦波 ○×
2) 周波数 10.0000kHz ○×
3) デューティ比 50% ○×
4) 20dB アッテネータ OFF ○×
5) TTL/CMOS 出力 OFF ○×
6) カーソル位置 0.1Hz 桁○×
7) STORE メモリ すべて
“nuLL”※
×○
電源 OFF 時の設定は、次回起動時に引き継がれます。
工場出荷時の設定に戻すためには、“DEFAULT”コマンドと“設定の消
去”をおこなってください。
《4.12.1)“DEFAULT“,4.11 ”設定の消去“を参照》
※メモリ内データ無し
注: 電源の投入・遮断時、OUTPUT 端子から過渡的な出力(定格内)が
出る場合があります。接続される機器の耐電圧にご注意ください。

11
4.3. 出力の設定
1) WAVE キーを押すと出力波形を選択できます。キーを押す毎
に正弦波、方形波、三角波と変わります。波形に相当する LED ⑥
が点灯します。
2) 方形波でパルス幅を変える場合は、デューティ比を設定してくださ
い。 (『4.7 デューティ比の設定(方形波のみ)』を参照)
4.4. 周波数の設定
1) ディスプレイ ⑫がデューティ比設定モードでないこと(DUTY LED
がオフ)を確認してください。
2) 設定する数値をテンキーで入力してください。
3) 単位キーを選択してください。
4) さらに、 ◄►キーとロータリエンコーダ ⑤を使って、可変す
ることもできます。
周波数の設定例
(1) 250Hz に設定する場合… 2 5 0 Hz/% と押します。
(2) 850Hz に変更する場合… ◄または ►を使って“2” の桁を
点滅させます。ロータリエンコーダ ⑤を時計方向に回して”8”に変更
します。
注: 1) テンキー入力中は、 SHIFT + MHz (←) にてバックスペ
ースが可能です。また、 SHIFT + kHz (CLEAR) にて数
値入力の全桁クリアが可能です。
2)
テンキー入力中は、単位キー MHz ,kHz ,Hz/% を
押したときに設定が更新されます。一方、ロータリエンコーダで変
更中は常に設定が更新されます。

12
4.5. 振幅と減衰器の設定
1) AMPL ⑮を回すとレベルを可変できます。
2) AMPL ⑮ツマミを引くと 20dB アッテネータが有効になります。 ま
たSHIFT + 8 (-20dB) キーを押すと 20dB アッテネータが
有効になり、-20dB LED ⑨が点灯します。両方有効にすると
40dB になります。
注: 1) -20dB LED ⑨は、 SHIFT + 8 (-20dB) の場合のみ点灯し
ます。
2)
20dB アッテネータをオフするときは、再度 SHIFT +
8 (-20dB) を押します。
4.6. DC オフセットの設定
1) OFFSET ⑯ツマミを引くと、DC オフセット機能が有効になります。
DC オフセットの可変範囲は、-5V ~+5V です。
2) つまみを時計方向に回すと DC レベルは正方向に、反時計方向に
回すと負方向に変化します。
注: 1) オフセットを加えられた波形は、±20V(無負荷時) または±10V
(50Ω負荷時)に制限されます。波形振幅に対しオフセットが大き
い場合は波形がクリップします。
2)
20dB アッテネータをオンにすると、オフセット可変範囲も 20dB 小
さくなります。

13
4.7. デューティ比の設定(方形波のみ)
1) SHIFT + 7 (DUTY) キーを押すとデューティ LED ⑩が点灯
します。
2) 設定したいデューティ比の数値キーを押し、 Hz/% キーを押しま
す。 デューティ比が設定され、周波数表示に戻ります。
3) さらに、 ◄►キーとロータリエンコーダ ⑤を使って、可変す
ることもできます。( Hz/% キーを押すか、ロータリエンコーダを
止めて約 5秒経過すると、周波数表示に戻ります。)
注: 設定可能範囲外を入力した場合、またはテンキー入力中に
Hz/% キーを押さなかった場合は、直前の有効な設定に戻り
ます。
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