Kawamoto Pump RCD-40A0.75 User manual

1
87400011
クーラントポンプ RCD形
取扱説明書
このたびは、ダーティタイプクーラントポンプをお買上げい
ただきましてまことにありがとうございます。
ご使用前に取扱説明書を必ずお読みになり、正しく安全にお
使いください。取扱説明書には危害や損害を未然に防止するた
めの注意事項が記載されております。
また、お読みになった後は、お使いになる方がいつでも見ら
れるところに必ず保管してください。
< 目 次 >
特に注意していただきたいこと
1.修理技術者以外の人は、分解したり修理や改造を行わないでください。
修理に不備があると、感電や火災、液漏れなどの原因になります。
2.点検・交換の際は、必ず電源を遮断して作業を実施してください。漏電・感電やけ
がの恐れがあります。
3.接地工事は通電前に必ず行ってください。アース線を確実に取り付けないで運転す
ると故障、漏電・感電・火災の原因になります。
注意
警告
:人が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容。
:人が死亡または重傷を負う危険が差し迫って生じると想定される内容。
:人が傷害を負う可能性および物的損害のみの発生が想定される内容。
適用範囲外での使用、注意書きなどの不遵守、不当な修理・改造、天災地変に起因するも
の、設置環境(電源異常・異物など)によるもの、法令・省令またはそれに準じる基準など
に不適合のもの、不慮・故意による故障・損傷のもの、消耗部品の交換、転売による不具合
などは保証対象外となる場合があります。
また注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取扱いをす
ると生じることが想定される内容を、「危険」「警告」「注意」の3つに区分しています。
いずれも安全に関する重要な内容ですので、必ず守ってください。
1 はじめにご確認ください ・・ 2
2 仕 様 ・・・・・・・・・ 2
3 製品の構成 ・・・・・・・・ 5
4 据 付 ・・・・・・・・・ 7
5 配 管 ・・・・・・・・・ 9
6 電気工事 ・・・・・・・・・・ 9
7 運 転 ・・・・・・・・・ 11
8 保守・点検 ・・・・・・・・ 12
9 故障の原因と対策 ・・・・・ 14
10 廃 棄 ・・・・・・・・・ 15
危険

2
1 はじめにご確認ください
製品がお手元に届きましたら、下記項目を調べ、不具合な点がございましたら、お手数でもご購入先へ
ご連絡ください。
・ 天地を確認の上、注意して開梱してください。けがをする恐れがあります。
・ 包装用のバンドがある場合、バンドを持って荷扱いしないでください。バンドが切れけがをする
恐れがあります。
・ この商品は重心が偏っています。不用意に持ち上げると腰を痛めることがあります。
・ ご注文通りの製品か、銘板を見てご確認ください。(形式、定格出力、定格電圧、周波数、全揚程
など)
・ 輸送中に破損した箇所や、ボルト、ナットなどのゆるみはないか、ご確認ください。
・ ご注文の製品の付属品が全て入っているか、ご確認ください。
・ 弊社にお問い合わせの際は、『形式』及び『製造番号』をご連絡ください。
2 仕 様
●
●
●
●
●
決められた製品仕様以外では使用しないでください。感電や火災、液漏れなどの原因にな
ります。
循環用途に使用し、発錆や金属の腐食・溶出を許容できない場合は注意が必要です。
ポンプや設備全体を含め選定・検討してください。
用途に合った商品をお選びください。不適切な用途で使うと事故の原因になります。
危険・警告・注意ラベル類には人身への危害または財産への損害を引き起こす可能性のあ
る事項が記載してありますので必ず遵守ください。
守らないと機器が故障したり感電、火災、けがなどの原因になります。
仕様液質として記載のない液体などには使用しないでください。ポンプが故障し、漏電・
感電・火災の原因になります。
注 意
●
最高仕様圧力以上では絶対に使用しないでください。重大事故につながる恐れがあります。
危 険

3
2.2 機種別
形式
公称出力[kW]
周波数[Hz]※1
定格電圧[V]※2
定格電流[A]
吐出し量[L/min]
全揚程[m]
概略質量[kg]
200V級
0.75 1.5 2.2 3.0
50
200
3.4
5
60
200
220
230
4.7
4.4
4.2
8.5
50
200
5.8
8
60
200
220
230
8
7.6
7.4
15
50
200
9
12
60
200
220
230
12
11.5
11.5
23.5
50
200
11
14
60
200
220
230
15
14
14
28
27 31(36) 39(44) 43(47)
300 300 300 300
400V級
RCD−40A0 . 75
RCD−40A(B)1.5 RCD−40A(B)2.2 RCD−40A(B)3.0
形式
公称出力[kW]
周波数[Hz]※1
定格電圧[V]※2
定格電流[A]
吐出し量[L/min]
全揚程[m]
概略質量[kg]
0.75 1.5 2.2 3.0
50
380
400
1.7
1.7
5
60
400
440
460
2.4
2.2
2..1
8.5
50
380
400
2.9
2.9
8
60
400
440
460
4
3,8
3.7
15
50
380
400
4.3
4.5
12
60
400
440
460
6
5.7
5.7
23.5
50
380
400
5.4
5.5
14
60
400
440
460
7.5
7
7
28
27 31(36) 39(44) 43(47)
300 300 300 300
RCD−40A0 . 75T4
RCD−40A(B)1 . 5T4 RCD−40A(B)2 . 2T4 RCD−40A(B)3 . 0T4
2.1 全機種共通
クーラント液、切削液
(注) 清水,海水,酸性液,有機溶剤などには、ご使用になれません。
また、油性液の場合、粘度が高すぎるとモータが過負荷になり焼損の恐れがあります。
必ず下表に示します粘度限界以下のものをご使用ください。
なお、粘度は液温が下がると大幅に高くなることがありますので、ご使用に際しては
最低液温時の粘度をご確認ください。
0〜40℃
75㎜2
/s (但し、RCD−40HA(B)3 . 0(T4)形は60㎜2
/s)
屋内 標高1000m以下 爆発性ガス、蒸気のある場所は使用不可
0〜40℃
85%RH 以下 (結露なきこと)
立置き(横置き不可)
Rp11
/2
80 dBA以下
ポンプ底面からタンク底面までの距離は15㎜以上離してください。
最低、最高液面位は項目4据付をご参照ください。
全閉外扇屋内形
3相
50 Hz:200V 60 Hz:200−220−230V
50 Hz:380−400V 60 Hz:400−440−460V
液質
液温
使用粘度限界
周囲温度
湿度
種類
相
200V級
400V級
使用液
設置場所
設置条件
吐出し口配管径
騒音値
吸込条件
モータ
電源電圧

4
【プレミアム効率(IE3)モータ(トップランナー基準適合)】
形式
公称出力[kW]
周波数[Hz]※1
定格電圧[V]※2
定格電流[A]
吐出し量[L/min]
全揚程[m]
概略質量[kg]
200V級
0.75 1.5 2.2 3.0
50
200
3.1
5
60
200
220
230
4.5
4.1
4
8.5
50
200
5.6
8
60
200
220
230
8
7.4
7.2
15
50
200
8
12
60
200
220
230
12
11
11
23.5
50
200
11.5
15
60
200
220
230
16
15
14.5
30
27 33(38) 40(45) 48(52)
300 300 300 300
400V級
※1:周波数変動は−5〜+3%範囲内で運転してください。 ※2:電圧変動は ±10%範囲内で運転してください。
RCD−40AE0 . 75
RCD−40A(B)E1 . 5 RCD−40A(B)E2 . 2 RCD−40A(B)E3 . 0
形式
公称出力[kW]
周波数[Hz]※1
定格電圧[V]※2
定格電流[A]
吐出し量[L/min]
全揚程[m]
概略質量[kg]
0.75 1.5 2.2 3.0
50
380
400
1.6
1.6
5
60
400
440
460
2.3
2.1
2
8.5
50
380
400
2.8
2.8
8
60
400
440
460
4
3.7
3.6
15
50
380
400
4.1
4
12
60
400
440
460
6
5.5
5.4
23.5
50
380
400
5.6
5.7
15
60
400
440
460
8
7.5
7.3
30
27 33(38) 40(45) 48(52)
300 300 300 300
RCD−40AE0 . 75T4
RCD−40A(B)E1 . 5T4 RCD−40A(B)E2 . 2T4 RCD−40A(B)E3 . 0T4
※1:周波数変動は−5〜+3%範囲内で運転してください。 ※2:電圧変動は ±10%範囲内で運転してください。
高揚程タイプ
形式
公称出力[kW]
周波数[Hz]※1
定格電圧[V]※2
定格電流[A]
吐出し量[L/min]
全揚程[m]
概略質量[kg]
3.0 3.0
50
200
11
15
60
200
220
230
15.2
14
14
30
50
380
400
5.4
5.5
15
60
400
440
460
7.6
7
7
30
43(47) 43(47)
300 300
RCD−40HA(B)3.0
RCD−40HA(B)3 . 0T4

5
3 製品の構成
3.1 構造図RCD−40A(E)1.5(T4) 本図は、RCD形の代表機種を示します。機種
によっては図と多少異なるものもあります。
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
名 称
ファンカバー
ファン
オイルシール
波形座金
玉軸受
端子ねじ(M 4)
アースねじ(M4)
玉軸受
オイルシール
吐出しケーシング
プラグ
カバー
水切つば
水切つば
カバー
ねじ
スリーブ
ブシュ
キー
インペラ
中間ケーシング
吸込ケーシング
ライナリング
ボルト
ストレーナ
平座金
アイボルト
フランジ
Oリング
サポートスクリュー
材 料
SPCC
PA
NBR
SK−85M
−
SWRM
C2700
−
NBR
FC200
SWCH10 K
SPCC
S45C
SMF4040
SPCC
C2700
SUS440
S45C
S45C
FC200
FCD500
FCD500
SUS304
SS400
SPCC
SS400
SS400
FC200
FKM
FCD500
1
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
22
21
20
28
27
29
26 25 2430
23
5
6
7
8
9
3
2
4
(注1)No.28、29、30は、特別仕様品の場合
です。
(注2)仕様、構造などは予告なく変更する場合が
あります。

6
1
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
22
21
20
33
34
32
31
30
27
28
26 25
24
29
23
5
6
7
8
9
3
2
4
3.2 構造図RCD−40B(E)3.0(T4)
部品名
フランジセット 40
部品名 数量
取扱説明書 1
3.4 特別付属品
3.3 標準付属品
本図は、RCD形の代表機種を示します。機種
によっては図と多少異なるものもあります。
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
名 称
ファンカバー
ファン
オイルシール
波形座金
玉軸受
端子ねじ(M 4)
アースねじ(M4)
玉軸受
オイルシール
吐出しケーシング
プラグ
カバー
水切つば
水切つば
カバー
ねじ
スリーブ
ブシュ
キー
インペラ
中間ケーシング
吸込ケーシング
ライナリング
ボルト
ストレーナ
平座金
止め輪
キー
オイルシール
スペーサ
アイボルト
フランジ
Oリング
サポートスクリュー
材 料
SPCC
PA
NBR
SK−85M
−
SWRM
C2700
−
NBR
FC200
SWCH10 K
SPCC
S45C
SMF4040
SPCC
C2700
SUS440
S45C
S45C
FC200
FCD500
FCD500
SUS304
SS400
SPCC
SS400
SK5M
SUS403
NBR
STKM13A
SS400
FC200
FKM
FCD500
(注1)No.32、33、34は、特別仕様品の場合
です。
(注2)仕様、構造などは予告なく変更する場合が
あります。

7
4 据 付
●
●
●
●
●
荷下ろし、搬入、据付で本製品を吊り下げる場合は、カタログ、外形寸法図、取扱説明書
などに従って製品の質量や吊り方を確認し、正しく行ってください。また、吊り具の定格
荷重以上の製品は吊らないでください。吊り下げが不完全な場合、落下によるけがの原因
になります。
据付は本書に従って確実に行ってください。据付が不完全な場合、感電や火災、落下によ
るけがの原因になります。
爆発性雰囲気中では使用しないでください。火災の恐れがあります。
適用される法規定(電気設備技術基準・内線規程など)に従って施工してください。法規
定に反するだけでなく感電・火災・落下・転倒によるけがなどの原因になります。
機器の寿命を考慮し、設置は風通しがよく、ほこり、腐食性及び爆発性ガス、塩分、湿気、
蒸気、結露などがなく、風雨、直射日光の当たらない所を選んでください。
悪環境下では、モータ・制御盤の絶縁低下などにより、漏電・感電・火災の原因になりま
す。
警 告
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
機械および化学工場など酸・アルカリ・有機溶剤・塗料などの有害ガス、腐食性成分を含
んだガスが発生する場所または埃の多い場所には設置しないでください。漏電や火災の原
因になることがあります。
排液処理、防液処理されていない場所には設置しないでください。液漏れが起きた場合、
大きな被害につながる恐れがあります。※排液処理、防液処理されていない場合の被害に
ついては責任を負いかねます。
開口部(ファンカバー、吐出し口、吸込口など)に異物や指を入れないでください。けが
や破損の恐れがあります。
周囲にモータ冷却の通風を妨げるような障害物がある場所に据付ないでください。破損、
焼損や火災の原因になります。
配管のねじ部にはシール剤を使用して、確実に締めてください。液漏れの原因になります。
機器に衝撃を与えたり、転倒させないでください。破損する恐れがあります。
据付、点検などの作業を行う前に、周辺を整理してください。滑ったり、つまずいたりし
て、けがをする恐れがあります。
万一のポンプの停止に備えポンプの予備機を準備してください。ポンプの故障により、設
備が停止する恐れがあります。
機器の上に物を載せたり、人が乗ったりしないでください。機器の破損や転倒してけがを
する恐れがあります。
標高1000m以下の場所に設置してください。やむをえず、標高1000mを超える場
所に設置する場合は、ご購入先もしくは最寄りの弊社営業所にご相談ください。
端子箱カバーは、手指の挟みに注意して取り付けてください。手指にけがをする恐れがあ
ります。
製品を包装しているビニール袋をかぶらないでください。窒息の恐れがあります。
注 意

8
B
A
最低液面位
最高液面位
4.1 据付
1.据付には以下の場所をお選びください。
・凹凸のない水平で丈夫な場所(外部からの振動加速度が約6.9m/s2以下の場所)
・風通しがよく、モータへ使用液や直射日光の当たらない場所
・モータの周囲温度が40℃を超えない場所
・保守・点検に便利な場所(狭い場所は避けてください。)
・製品の銘板が良く読める場所(銘板は取り外さないでください。)
2.ポンプを吊り下げて運ぶ場合は、本体の両側面にあるアイボルトに吊り具等を取り付けて運んで
ください。
3.ポンプはタンク底面より15mm以上高くして設置してください。切削粉などの沈殿物によるスト
レーナの目詰まりを防ぐため、タンク底面からできるだけ高く設置することをお勧めします。
4.タンクはできるだけ大きな容量のものをご使用ください。タンク容量はポンプ吐出し量(毎分当
り)の3倍以上をお勧めします。タンク容量が小さいと、液温が上昇する、ストレーナの目詰ま
りが早くなる、気泡を吸込み吐出し量が減少するなどの原因になります。
5.タンクへの取付は、ポンプのフランジにある取付穴で確実に固定してください。取付穴は2×2
ヶ所ありますが、使用範囲を拡大するためのものであり、実際の取付は対角方向の2ヶ所で固定
してください。
取付穴はキャップをしていますので、使用する2ヶ所のキャップのみを取り外してください。
残る2ヶ所はキャップを取り外さずそのままご使用してください。
6.運転水位は下記の通りです。
・最高液面位
液面がこの位置より高くなるとモータ内部に液が浸入する恐れがあるため、表示した値
より低い位置にしてください。
・最低液面位
液面がこの位置より低くなると空気を吸込み吐出し量の減少や揚水不能になるため、表
示した値より高い位置にしてください。空運転(ポンプに水のない状態での運転)防止
のため、できるだけ高い位置にしてください。
形 式
RCD−40A(E)0.75(T4)
RCD−40A(E)1.5(T4)
RCD−40B(E)1.5(T4)
RCD−40A(E)2.2(T4)
RCD−40B(E)2.2(T4)
RCD−40(H)A(E)3.0(T4)
RCD−40(H)B(E)3.0(T4)
(注)使用液をタンクに入れる時は空気を巻き込まないように
静かに入れてください。
20
20
20
20
20
20
20
200
200
350
200
350
250
350
最高液面位
A[ ㎜]
最低液面位
B[㎜]

9
VC81
基本機種
6時
3時
VC82
12 時
端子箱
9時
VC80
吐出し
管用ねじの呼び
Rp 1 1/2
(参考)締付けトルク
180[N・m]
5.1 配管
1.配管の荷重が直接ポンプにかからないように配管
支えを設置してください。
2.配管は下記のようにしてください。
・できるだけ短く、太くする
・エルボ等の曲がりやチーズ等の分岐を少な
くする
・バルブ類などの障害物を少なくする
(注)配管が長かったり細かったり曲がりや障害物が多かったりすると、吐出し量が少なくなり
ます。
3.配管の接続部(ねじ込み部)は漏水しないようにシールテープや液体パッキンなどで確実にシー
ルしてください。但し、ポンプ吐出し口は、配管を無理にねじ込まないでください。吐出し口が
破損する原因になります。
管用ねじの締付けトルクは下表を参考にしてください。
5 配 管
6 電気工事
●
●
●
●
●
電気工事は「電気設備技術基準」および「内線規程」に従い専門技術者により確実に施工
してください。配線、接続に不備があると、漏電や火災の恐れがあります。
接地工事は通電前に必ず行ってください。アース線を確実に取り付けないで運転すると故
障、漏電・感電・火災の原因になります。
電源投入前に配線接続部・結線部が緩んだり外れたりしていないか、確認してください。
一箇所でも緩んだり外れたりしていると、火災・感電の原因となります。
配線接続部・結線部・端子部などのほこりを除去してください。
ほこりの付着などを放置すると発熱し、火災の原因になります。
配線作業などで取り外した端子箱カバーは必ず元通りに取り付けしてください。感電やけ
がの恐れがあります。
警 告
4.ソレノイドバルブ(電磁弁)などを使用して水撃(ウォーターハンマー)が起こる危険のある場合
は、ポンプ吐出し口の配管に圧力緩衝装置やバイパス回路を設けるなどの対策を施してください。
5.吐出し口のフランジは特別付属品(オプション)で用意していますので、ご購入先や最寄りの弊
社営業所にお問合せください。
7.端子箱の位置変更は特殊仕様となります。
現地で変更が必要な場合は専門業者へ依頼してく
ださい。
端子箱の位置は、モータフレームを組み替えるこ
とで90°毎に位置を変更できます。(右図参照)

10
●
●
●
端子箱の電源ケーブル引出口から端子箱内に切削粉や使用液などが浸入しないように、防
塵、防滴処理を施してください。感電や火災の原因になります。
結線は、本書や端子箱内の結線図に従って施工してください。配線を誤ると感電や火災な
どの原因になります。
電源ケーブルや制御線を同一管内またはダクト内に併設させないでください。本製品や他
の機器が誤動作する恐れがあります。
注 意
6.1 端子の接続は端子記号に従って電源へ確実に接続してください。
モータの端子数は3本(U、V、W)です。
3本リード:直入始動
電 源 R S T
モータ U V W
端子ねじの呼び
M4
(参考)締付けトルク
1 . 3[N・m]
6.2 接地端子はモータの端子箱内にマークで表示していますので、必ず接地工事を行ってください。
アースねじの呼び
アース線の色:グリーンイエロー
M4
(参考)締付けトルク 接地工事の種類
定格電圧
[V]
200
400
D種接地工事
C種接地工事
1 . 3[N・m]
6.3 配線の太さは下表を参考にしてください。
6.4 ポンプ設置時に、モータ用過負荷保護装置を、ポンプ銘板に記載の定格電流値を参照して屋内配
線に取り付けてください。
6.5 電圧降下がはなはだしいと電流が増加し、モータの焼損やモータ用過負荷保護装置が作動するこ
とがありますのでご注意ください。
定格電圧
[V]
200
(400)
公称出力
[kW]
0.75
1.5
2.2
3.0
配線の最小銅線太さ
[mm]
1.6
1.6
1.6
2.0(1 . 6)
アース線の最小銅線太さ
[mm]
1.6
1.6
1.6
2.0(1 . 6)
配線の銅線太さ(参考)

11
7 運 転
●
●
●
●
●
●
●
配線を取り付けたり取り外したりする場合、必ず電源を遮断して電気がきていないことを
確認してください。感電する恐れがあります。
モータには水をかけないでください。感電・漏電・火災や故障の原因になります。
運転中は吸込口に手足等を近づけないでください。吸い込まれてけがをする恐れがありま
す。
製品を吊上げ状態での使用及び作業は行わないでください。落下及びけがの恐れがありま
す。
カバー(軸ガード)を外したまま運転しないでください。回転部に巻き込まれたり物が接
触し飛散するなどしてけがの原因になります。
電源を投入後及び通電状態にて制御盤の充電部やモータ端子、ケーブル先端部などに触れ
ないでください。漏電・感電・火災の原因になります。
停電の場合は電源スイッチを切ってください。復電時に製品及び設備機器の破損や急にポ
ンプが運転してけがをする恐れがあります。
警 告
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
定格電圧以外では使用しないでください。火災や感電の原因になることがあります。
運転中は回転部分に触れたり、モータの開口部に指や棒などを入れないでください。感電
やけがの原因になります。
長期間ご使用にならない場合は電源を遮断してください。絶縁劣化による感電や漏電、火
災の原因になります。
インバータで駆動する場合は、周波数60Hzを超えて運転しないでください。焼損や火
災の原因になります。また、400V級インバータで駆動する場合は、インバータ側に抑
制フィルタやリアクトルを設置してください。絶縁破壊による火災、破損の原因になりま
す。
使用液は使用液粘度限界より高粘度のものを使用しないでください。焼損や火災の原因に
なります。
長期保管後や休止後の運転開始時には、「据付」「運転」の順に従い、試運転を実施して
ください。固着などによるポンプ拘束、モータ焼損などの恐れがあります。
ポンプの運転は、仕様範囲内で行ってください。仕様範囲外での運転は、ポンプの故障や
事故の原因になります。
正規の回転方向であることを確認してください。誤った回転方向で運転すると、振動など
によりインペラナットやボルトがゆるみ、事故の原因になります。
運転中、停止直後はポンプ、モータ、インバータの冷却フィンなどに触れないでください。
高温になっている場合がありますので、火傷をする恐れがあります。
空運転、取扱液中に空気を混入させないでください。ケーシング・軸受・軸封などが破損
したり、揚液不能になる恐れがあります。また、ポンプが加熱し火傷をする恐れがありま
す。
ポンプの周辺、ケーブル、制御盤に燃える恐れがあるものを置いたりかぶせたりしないで
ください。過熱して発火する恐れがあります。
注 意

12
8 保守・点検
●
●
●
●
●
修理技術者以外の人は、分解したり修理や改造を行わないでください。修理に不備がある
と、感電や火災、液漏れなどの原因になります。
修理の際は当社純正部品を使用ください。純正部品以外を使用された場合、故障及び事故
の原因になります。また、正常な機能を発揮できない恐れがあります。
動かなくなったり異常(ケーブル破れ、コゲ臭いなど)がある場合、直ちに運転を停止し
て電源を遮断し、ご購入先もしくは最寄りの弊社営業所に点検あるいは修理を依頼してく
ださい。異常のまま運転を続けたり、修理に不備があると、漏電・感電・火災、液漏れな
どの原因になります。
点検・交換の際は、必ず電源を遮断して作業を実施してください。漏電・感電やけがの恐
れがあります。
モータの絶縁抵抗値が1MΩ以下に低下した場合、すぐにご購入先もしくは最寄りの弊社
営業所に連絡してください。モータが焼損したり、感電や火災を起こす恐れがあります。
警 告
7.1 試運転
1.漏電しゃ断器の容量および電源電圧が正しく、配線が正しく行われているかご確認ください。
2.タンクに運転水位まで使用液を入れてください。(4.1の6参照)
3.電源を入れ、ポンプの回転方向がファンカバーの矢印方向と一致するかご確認ください。逆回転
の場合は、電源を切って、電源ケーブル3本の内2本を入れ替えてください。
4.配管(ノズル)から使用液が出ることをご確認ください。また、圧力、電流、振動、騒音等の異
常がないことをご確認ください。
5.圧力計・連成計等のコックは、測定時以外は閉じておいてください。開けておくと故障しやすく
なります。
6.メカニカルシール・レス(軸貫通部の密封装置なし)構造になっているため、ポンプのカバーと
中間ケーシングの間から液が出ますが製品の異常ではありません。
7.2 運転
1.吐出し配管にバルブを設置すれば、バルブの開閉による流量調整が自由に行えます。バルブを締
め切ってもモータは過負荷運転になりません。
2.インバータによる可変速運転でも、流量調整が自由に行えます。周波数5〜60Hz、定格電流
値以下で運転してください。但し、インバータのお取扱いについては、インバータメーカーに従
ってください。インバータの種類や設定によっては、モータが焼損する恐れがあります。インバ
ータで運転する場合は、ご使用になられるインバータとポンプの適合試験を行うことをお勧めし
ます。
3.始動・停止頻度は、最大100回/時を目安に行ってください。高頻度の運転は、モータの絶縁
劣化などの電気部品の故障の原因になります。

13
8.1 日常点検
確認事項 判 定 基 準
電流
電圧
騒 音・振 動
モータの絶縁抵抗
タンク内
銘板電流値以下
定格電圧の ± 10%以内
初期より変化のないこと
1MΩ以上あること
ポンプのストレーナが目詰まりをおこしていないこと
※目詰まりをおこしている場合は清掃してください
異常を早く発見するには、日々の変化を知ることが大切です。そのためにも運転日誌を付けられることを
お勧めします。
8.2 定期点検
確認事項 内 容
モータ表面
タンク内
表面に付着しているほこりや油分などの清掃を行う。
タンク底面に沈殿している切削粉などを除去する。
製品を清掃する場合、溶剤などで中毒を起こすおそれがありますご注意ください。
また、シンナーやベンジンのご使用は製品が変色したり塗装がはがれるなどの原因となります。
8.3 消耗部品:下表の部品は消耗部品です。交換時の目安を参考にして部品を交換してください。
部品名 交換時の目安 状態の目安
玉軸受
ブシュ/スリーブ
インペラ
2年
−
−
軸受が過熱したり、異音・異常振動が発生するとき
摩耗時
摩耗時
日常の保守・点検において異常があれば早めの交換をお勧めします。
下記点検項目を随時点検し、必要に応じてお手入れおよび消耗部品の交換を行ってください。
●
●
●
●
●
●
長期間安心して使用頂くために定期点検と日常点検両方の実施をお勧めいたします。点検
を怠ると、ポンプの故障、事故などの原因になります。定期点検についてはご購入先、も
しくは最寄りの弊社営業所にご相談ください。
消耗品は定期的に交換を行ってください。劣化・摩耗したまま使用になると、液漏れや焼
付き・破損などの事故の原因になります。定期点検、部品交換などは、ご購入先もしくは
最寄りの弊社営業所に依頼してください。
点検は点検項目に従って必ずおこなってください。故障を未然に防止できず、事故につな
がる恐れがあります。
分解・点検時には内部の圧力がゼロであることを確認してください。液が噴き出し事故や
けがをする恐れがあります。
長期保管後や休止後の運転開始時には、「据付」「運転」の順に従い、試運転を実施して
ください。固着などによるポンプ拘束、モータ焼損などの恐れがあります。
定期的に保護継電器の動作確認を行ってください。事故時に正常動作せず、感電や故障の
恐れがあります。
注 意

14
下表の点検項目を実施いただいた後でも異常がある場合は、ご購入先もしくは最寄りの弊社営業所に
ご連絡ください。
ポンプが運転しない
モータは回転するが液が
出ない、または液は出る
が圧力が上がらない
過負荷(過電流)になる
ポンプが振動する
運転音が大きい
液が漏れる
ウォーターハンマー発生
漏電しゃ断器の電源が切れて
いる
電源関係に異常がある
単相結線になっている
ポンプの回転方向が逆
インペラに異物が詰まっている
ストレーナに異物が詰まって
いる
配管に異物が詰まっている
部品が摩耗している
ポンプ内に空気が溜まっている
使用液中に気泡が多い
液面が最低液面位より低い
配管の損失が大きい
電圧の低下、または各相のアン
バランスが大きい
モータの玉軸受が摩耗、または
破損している
使用液の動粘度が高すぎる
据付不良
インペラに異物が詰まっている
モータの玉軸受が摩耗、または
破損している
Oリング(パッキン)が破損
している
バルブ急閉時にハンマリング
発生
故障原因を取り除き、再度電源を
投入する
点検・修理する
正しく結線する
結線を正しくする
専門業者に点検・修理を依頼する
専門業者に点検・修理を依頼する
配管内部を点検し、異物を除去する
専門業者に点検・修理・交換を依頼
する
ポンプを一旦停止して、再始動する
吐出し口の空気抜きから空気を抜く
発泡・吸込みを防ぐ
液面を調整する
配管を再検討する
電源を調べる
専門業者に点検・修理・交換を依頼
する
動粘度の低いものを使用する
据付状態を調べる
専門業者に点検・修理を依頼する
専門業者に点検・修理・交換を依頼
する
Oリング(パッキン)を交換する
配管に圧力緩衝装置やバイパス回路
を設ける
参照
ページ
−
−
10
10、11、12
−
−
−
−
−
−
8
−
−
−
3
8、9
−
−
−
−
対 処 方 法原 因現 象
・故障には予想外のことがありますが、異常を発見したら速やかに対策することが大切です。
・故障の原因が分からないときは、ご購入先、もしくは最寄りの弊社営業所にご連絡ください。
ご連絡の際は、製品の形式、製造番号、故障(異常)の状況をお知らせください。
9 故障の原因と対策
●
●
動かなくなったり異常(ケーブル破れ、コゲ臭いなど)がある場合、直ちに運転を停止し
て電源を遮断し、ご購入先もしくは最寄りの弊社営業所に点検あるいは修理を依頼してく
ださい。異常のまま運転を続けたり、修理に不備があると、漏電・感電・火災、液漏れな
どの原因になります。
点検・交換の際は、必ず電源を遮断して作業を実施してください。漏電・感電やけがの恐
れがあります。
警 告

15
●
ポンプや部品を廃却する場合は、その国(地域)の法律に従って処理してください。
注 意
10 廃 棄

16
87400011
CoolantPumpRCDType
Instruction Manual
ThankyouforpurchasingthedirtytypecoolantpumpRCD.
Thisinstructionmanualprovidesinformationforthecustomer
tosafelyusethispumpunit.
Alwaysreadthismanualthoroughlyandfullycomprehend
thecontentsbeforestartingwork.
Pleasekeepthisinstructionmanualinahandyplacefor
quickreference
< Contents >
SpecialNotes
1.Thisproductmustneverbedisassembled,repairedormodifiedbyany
personotherthanaqualifiedrepairtechnician.Improperrepairscouldlead
toelectricshocks,firesorwaterleaks.
2.AlwaysturnthepowerOFFandmakesurethatpowerisnotbeing
suppliedbeforestartingmaintenanceservicing.Failuretoobservethis
couldresultinelectricshocksorinjuries.
3. Securelyearththeequipment,andinstalladedicatedresidualcurrent
circuitbreakeronthepowersupplyside.Failuretoobservethiscould
resultinearthleakages,electricshocksorfires.
Caution
Warning:Detailswhichifignoredcouldleadtofatalitiesorseriousinjuries.
:
Detailswhichifignoredcouldleadtopersonalinjuriesorphysicaldamage.
Precautionsforusingthisproductsafelyandforpreventingpersonalinjuriesor
physicaldamagearegiveninthismanual.
Thewarrantymayexcludetroubleresultingfromuseinamanneroutsidethe
prescribedrange,failuretoobserveprecautions,inappropriate
repairs/modificationsornaturaldisasters;troubleresultingfrominstallation
environment(powererror,foreignmatter,sand,etc.);troubleresultingfrom
failuretocomplywithlaws,regulationsandapplicablestandards;andtrouble
resultingfromaccidentalorintentionalfaultsanddamage,replacementof
consumablepartsorsaleofproduct,etc.
TheprecautionsareclassifiedasWarningandCautiontoalertofthe
degreeofinjuryordamagethatcouldoccurifhandlingismistaken.
Ineithercase,theseareimportantmattersrelatedtosafety,andmustbe
observed.
1
2
3
4
5
Introduction ・ ・ ・・・・17
Specifications・・・・・・17
Configuration・・・・・・20
Installation ・ ・・・・・ 22
Piping ・ ・・・・・23
6
7
8
9
10
ElectricalWork ・・・・・・・・・24
Operation ・・・・・・・・・・・25
Maintenance&Inspection・・・・・26
Troubleshooting ・・・・・・・・27
Disposal・・・・・・・・・・・・28

17
1 Introduction
Pleasecheckthefollowingitemsuponreceiptoftheproduct.
Ifthereareanyproblems,contactyourdealer.
・ Confirmtheupsideofthepackageandopenthepackagecarefully.Failuretodo
mayresultininjuries.
・ Donotloadhandingwiththeband. Thereisapossibilitythatitmaybeinjured
bythebandoff.
・ Thisproductisskewedcenterofgravity.Liftedcarelesslymayoccurtobelow
backpain.
・ Checkthenameplatetoensurethatthecorrectpumphasbeendelivered.
Checkthetype,output,voltage,frequency,etc.ofthedeliveredpumpinreference
withthenameplatetoverifythatthecorrectproducthasbeendelivered.
・ Checkthatnopartshavebeendamagedduringtransportation,andthatnoneof
thebolts,nuts,etc.,areloose.Tightenanypartthatisloose.
・ Checkthatallorderedaccessorieshavebeendelivered.
2 Specifications
●
●
●
●
●
Alwaysusethispumpwithinthespecifiedproductspecifications.
Failuretodosocouldresultinelectricshocks,fires,waterleaks,etc.
Neverusethisproductabovethemaximumworkingpressure.Thereisariskof
seriousaccidents.
Cautionisrequiredwhenusingthisproductinacirculatoryapplication,inwhich
thereisnotoleranceforrusting,metalcorrosionorelution.Carefullyselectand
reviewthepumpandentiresystem.Thecirculatingwatercouldbecome
concentratedandleadtounforeseendamage.
Selectaproductthatmatchestheapplication.Usingaproductforaninappropriate
applicationwillcausefaults.
TheDanger,WarningandCautionlabelsindicateinformationonmattersthatcould
causebodilyharmorpropertydamage.Alwaysobservetheindicatedinformation.
Failuretodosocouldresultindevicedamage,electricshock,fireorinjury,etc.
Caution
2.1 Allthemodelcommunity
Coolant,Cuttingoil
※Thepumpcannotbeusedwithfreshwater,oceanwater,organicsolvent,
acidliquid.
Also,usinghighviscosityfluidswillshortenthelifeofthemotorandmaycause
themotortoburnout.
Besuretousethefluidswiththeviscositywithinthelimitinthespecificationlist.
Notethattheviscositymaygreatlyincreaseasthefluidtemperaturedecreases.
Checktheviscositywhenthetemperatureofthefluidinuseislowest.
0〜40℃
Contents
Temperature Viscosity Max75mm2/s(RCD-40HA(B)3.0(T4)Type:60mm2/s)
Alwaysusethepumpindoorinalocationfreeofflammablegasorsteam
andatanaltitudeof1,000morless.
0〜40℃ HumidityUnder85%RH
Verticalonly
Becausethesuctionportisonthebottomofthepumpinthepumpsection,secure
atleast15mmbetweenthebottomofthetankandthesuctionport.
Outlet Rp1
1
/
2
Noiselevel Under 80dBA
Type Totallyenclosedfan-cooledindoormodel. Phase 3Phase
200VType 50Hz:200V
60Hz:200-220-230V 400VType 50Hz:380-400V
60Hz:400-440-460V
Ambient
temperature
Fluid
Installation
location
Installationrequirements
Suctionconditions
Motor
Voltage

18
2.2 Table
200VType
※1:Within-5〜+3%ratedfrequencyatmotor.※2:Within±10%ratedvoltageatmotor.
Type RCD-40A0.75 RCD-40A(B)1.5 RCD-40A(B)2.2 RCD-40A(B)3.0
Output[kW]
Frequency[Hz]※1
Quantity[L/min]
Ratedvoltage[V]※2
Ratedcurrent[A]
0.75 1.5 2.2 3.0
27 31(36) 39(44) 43(47)
50
3.4
60
200
220
230
4.7
4,4
4.2
50 60 50 60 50 60
300
Totalhead[m] 58.5
Mass[kg]
200
400VType
Type RCD-40A0.75T4 RCD-40A(B)1.5T4 RCD-40A(B)2.2T4 RCD-40A(B)3.0T4
Output[kW]
Frequency[Hz]※1
Quantity[L/min]
Ratedvoltage[V]※2
Ratedcurrent[A]
0.75 1.5 2.2 3.0
27 31(36) 39(44) 43(47)
50 60
380
400
380
400
380
400
380
400
1.7
1.7
400
440
460
2.4
2.2
2.1
50 60 50 60 50 60
Totalhead[m]
Mass[kg]
400
440
460
4
3.8
3.7
400
440
460
6
5.7
5.7
400
440
460
7.5
7
7
2.9
2.9
4.3
4.5
5.4
5.5
5.8
200
220
230
8
7.6
7.4
300
815
200
9
200
220
230
12
11.5
11.5
300
12 23.5
200
11
200
220
230
15
14
14
300
14 28
200
300
58.5
300
815
300
12 23.5
300
14 28
HighPressureType
Type RCD-40HA(B)3.0 RCD-40HA(B)3.0T4
Output[kW]
Frequency[Hz]※1
Quantity[L/min]
Ratedvoltage[V]※2
Ratedcurrent[A]
3.0 3.0
43(47) 43(47)
50 60
200 380
400
11
200
220
230
15.2
14
14
50 60
Totalhead[m]
Mass[kg]
400
440
460
7.6
7
7
5.4
5.5
300
15 30
300
15 30

19
【PuremiumEfficiency(IE3)Motor】
200VType
※1:Within-5〜+3%ratedfrequencyatmotor.※2:Within±10%ratedvoltageatmotor.
Type RCD-40AE0.75 RCD-40A(B)E1.5 RCD-40A(B)E2.2 RCD-40A(B)E3.0
Output[kW]
Frequency[Hz]※1
Quantity[L/min]
Ratedvoltage[V]※2
Ratedcurrent[A]
0.75 1.5 2.2 3.0
27 33(38) 40(45) 48(52)
50
3.1
60
200
220
230
4.5
4.1
4
50 60 50 60 50 60
300
Totalhead[m] 58.5
Mass[kg]
200
400VType
Type RCD-40AE0.75T4 RCD-40A(B)E1.5T4 RCD-40A(B)E2.2T4 RCD-40A(B)E3.0T4
Output[kW]
Frequency[Hz]※1
Quantity[L/min]
Ratedvoltage[V]※2
Ratedcurrent[A]
0.75 1.5 2.2 3.0
27 33(38) 40(45) 48(52)
50 60
380
400
380
400
380
400
380
400
1.6
1.6
400
440
460
2.3
2.1
2
50 60 50 60 50 60
Totalhead[m]
Mass[kg]
400
440
460
4
3.7
3.6
400
440
460
6
5.5
5.4
400
440
460
8
7.5
7.3
2.8
2.8
4.1
4
5.6
5.7
5.6
200
220
230
8
7.4
7.2
300
815
200
8
200
220
230
12
11
11
300
12 23.5
200
11.5
200
220
230
16
15
14.5
300
15 30
200
300
58.5
300
815
300
12 23.5
300
15 30

20
3 Configuration
3.1 RCD−40A(E)1.5(T4)
1
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
22
21
20
27
28
26 25 2429
23
5
6
7
8
9
3
2
4
Note1)No.27,28,29isaccessoriesspecially.
Note2)Theconstructionetc.maybemodified
withoutanypreliminarynotice.
Thisfigureshowstherepresentationmodel
ofRCD.Theactualmodelmaydifferslightly
fromthisfigure.
No.
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
Name
Fancover
Externalfan
Oilsesl
Wavewasher
Ballbearing
Terminalscrew(M4)
Earthscrew(M4)
Ballbearing
Oilsesl
Dischargecasing
Plug
Cover
Deflector
Deflector
Cover
Screw
Sleeve
Bush
Key
Impeller
Stagecasing
Suctioncasing
Linerring
Bolt
Strainer
Washer
Squareflange
O-ring
Supportscrew
Material
SPCC
PA
NBR
SK-85M
−
SWRM
C2700
−
NBR
FC200
SWCH10K
SPCC
S45C
SMF4040
SPCC
C2700
SUS440
S45C
S45C
FC200
FCD500
FCD500
SUS304
SS400
SPCC
SS400
FC200
FKM
FCD500
This manual suits for next models
31
Table of contents
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Graco
Graco 225006 Instructions-parts list

Lutz
Lutz PP 41-R-GLRD Translation of the original instructions

Almatec
Almatec A Series Operating and installation instructions

Metabo
Metabo TP 7500 Si operating instructions

Ranpump
Ranpump A8-PVX Operating and maintenance manual

Beko
Beko BEKOMAT 21 pro Instructions for installation and operation