Luxman L-505uX User manual

Owner`s
Manual
INTEGRATED AMPLIFIER
L-505uX


INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
このたびは、ラックスマンのインテグレーテッド・アンプリファイヤー L-505uX
をお求めいただきまして、誠にありがとうございます。
NHK がラジオの本放送を開始した 1925 年、錦水堂ラジオ部として創業された
ラックスマンは、80 余年にわたって数多くの製品をオーディオファンや音楽ファン
に届けてまいりました。その間、いつの時代にあってもオーディオと音楽を愛する
人たちの熱い心は変わりませんでした。
音楽に込められたアーティストの情念を余さず忠実に再現する、そのときの感動
の深さと機器への愛着の深さこそがオーディオにとっての最高の価値であると私た
ちは考えます。
縁あってラックスマン製品をお選びいただきましたことは、オーディオと音楽に
対して私たちと同じ情熱と価値観を共有できることであると、心から嬉しく思って
おります。
本機を正しく安全にお使いいただくため、ご使用前に必ずこのオーナーズマニュ
アルをよくお読みください。それによって本機の性能が充分に発揮され、最高のグ
レードで音楽再生をお楽しみいただくことができます。お読みになった後は保証書、
安全上のご注意と共に大切に保管してください。
末永くご愛用いただきますよう、お願い申しあげます。

目次
1
2
4
10
14
16
18
19
20
21

INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
1
使用上の注意
アンプの置き場所について
換気や放熱が充分行われる場所に設置してください。
特に、直射日光の当たる場所、ストーブのすぐそばなど
高温になる場所、湿気の多い場所、ホコリの多い場所な
どに設置すると、放熱がスムーズでも、故障の原因にな
ることがあります。このような場所への設置は避けてく
ださい。
通風孔について
天板・底板の通風孔は塞がないでください。なお、ラッ
クなどへ設置する場合は、充分な空間を取り、扉は開放
して使用し、他の機器を積み重ねたり、物を載せたりし
ないでください。故障の原因になります。
天板の上部は 10cm 以上の空間を空け、左右は 5cm 以
上の空間を空けてください。
底板の下部には 4本の脚の高さの空間を空けてくださ
い。
併用機器との接続時の注意
本機に CD プレーヤー、スーパーオーディオ CD プレー
ヤー、チューナー 、 レコーダーなどの入力機器を接続す
るときには、本機をはじめ、すべての併用機器の電源ス
イッチを必ず切ってください。スピーカーを破損するほ
どのノイズが発生したり、場合によっては故障の原因に
なることがあります。
本機の各入力端子に差し込むピンプラグは、しっかりと
差し込んでください。アース側が浮いているとハムなど
のノイズが発生し、S/N 比悪化の原因になります。
スピーカー接続時のご注意
スピーカーシステムを接続するときには、本機のスピー
カー端子やスピーカーの入力端子のところで、!@ 間が
ショートすることのないよう充分に注意してください。
ショートしたままアンプに大信号が加わると出力回路に
大電流が流れ、場合によっては故障の原因になります。
電源オン後すぐには音が出ません
本機には出力回路を切り離すためのタイム・ミューティ
ング回路が組み込まれているため、電源オン後すぐには
音が出ません。
このタイム・ミューティング回路が解除されるまでに音
量が上がっていると 、 急に大きな音が出てくることにな
ります。ボリューム・コントロールは必ず小さく絞って
おき、スピーカーから音が出はじめてから適度な音量に
セットしてください。
保護回路について
本機にはアンプやスピーカー保護のため、過電流検出、
異常高温検出、DC ドリフト検出による保護回路を設け
ています。この保護回路が動作した場合、スピーカー端
子への出力を中断するとともに、スタンバイ・インジケー
ターが点滅し、本機がミューティング状態に入ったこと
を表示します。電源プラグをコンセントから抜き、一定
時間経過後に、再度電源プラグをコンセントにつなぎ電
源を投入しても保護回路がたびたび動作する場合には、
弊社サービスセンターにご相談ください。
修理・調整について
修理、調整などが必要なときは、お買い上げの販売店、
もしくはお近くの弊社サービスセンターへご依頼ください。
お手入れについて
お手入れは、市販のクリーニングクロスなどの柔らかい
布で拭いてください。汚れがひどいときは、中性洗剤を
少量含ませた柔らかい布で汚れを落とし、乾いた布で拭
き取ってください。なお、ベンジン、シンナーなどの溶
剤は、外観を損ねるため使用しないでください。
安全上のご注意
警告

2
本機の特徴
LECUA — LUXMAN Electric Controlled
Ultimate Attenuator
抵抗を組み合わせて減衰量を得る電子制御アッテネー
ター LECUA を搭載。
専用のソリッドステート IC を採用し、ボリュームノブ
の角度に相当する音量にアッテネーターを制御すること
で、従来の摺動型ボリュームと同様の操作フィーリング
を実現。
ODNF — Only Distortion Negative
Feedback —
増幅時に発生した歪成分だけをフィードバックすること
で主アンプを無帰還に近いピュアな音質に保ち、高速の
初期スルーレートと超高帯域を獲得した増幅帰還回路。
アンプ回路の初段、2段目をパラレル化し、伝送路の低
インピーダンス化と高 S/N 比を実現したバージョン 2.3
を搭載。
パラレルプッシュプル出力段
バイポーラ ・ トランジスタのパラレル・プッシュプル構
成。
100W+100W(8Ω)の定格出力。
ハイイナーシャ電源
大容量の EI コアタイプ電源トランスとカスタム仕様の
10,000μF×4本のコンデンサーブロックを組み合わせ
た、ハイイナーシャ(高慣性)電源回路。
パラレル・スピーカーリレー
低抵抗値の大型スピーカーリレーを 2パラレル構成で搭
載しスピーカー出力ラインのインピーダンスを低減。
ビーライン・コンストラクション
入力された音声信号をスピーカー出力まで最適最短の
ルートで構成する、新設計ビーライン・コンストラクショ
ン。
セレクター・スイッチ IC
フラグシップ・コントロールアンプ C-1000fにも採用さ
れた、セパレーションとクロストーク性能を高める高音
質セレクター・スイッチ IC。
ショットキーバリア・ダイオード
電源整流回路にはスイッチング・ノイズが少なく直流電
圧への変換効率の高い、日本インター製ショットキーバ
リア・ダイオードを採用。
オリジナル OFC ワイヤー
内部配線は各芯スパイラルラップ・シールドと芯線の非
メッキ処理で自然な信号伝送を実現した、オリジナルの
OFC ワイヤーを採用。

INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
3
ラウンド・パターン基板
デリケートな音楽信号の流れに配慮し、スムーズな電流
伝送を実現するためのラウンド・パターン採用の基板配
線。
フォノアンプ
専用のフォノアンプを買い足すことなく、ハイグレード
なアナログレコード再生を楽しめるMM/MC 対応のフォ
ノアンプを搭載。(サブソニックフィルタ内蔵)
セパレート機能
パワーアンプを追加したバイアンプ構成や AV システム
との共存も可能にする、プリ/パワー分離機能:セパレー
トスイッチ。
ループレス・シャーシ構造
シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇を
シャットアウトする、独立コンストラクションのループ
レス・シャーシ構造。
18mm ピッチ RCA 端子
大型のプラグを装着した高音質ケーブルにも対応する、
18mm ピッチの RCA 入出力端子(全 RCA 端子)。
大型スピーカー端子
極太のスピーカーケーブルも装着しやすく、Yラグやバ
ナナ端子に対応したインライン(LR 同一特性)レイア
ウトのスピーカー端子(A、B2系統)。
新スタンダード・サイズ
ラックスマンの新スタンダード・サイズへの対応(セパ
レートアンプシリーズ、SACD プレーヤーシリーズと共
通の横幅 440mm)。
ヘッドフォン端子
深夜のリスニングに便利なヘッドフォン出力端子。
AC インレット
外付け電源ケーブルの装着を可能にする AC インレット。
針式メーター
リスニングルームに映える LED 照明付きの針式メー
ター。
アルミ製リモコン
対応する CD /SACD プレーヤーの操作も可能なアルミ
製・高級リモコン。
電源ケーブル
ノンツイスト構造を採用し、聴感上の周波数のうねりを
排除したラックスマン標準電源ケーブル JPA-10000。

4
各部の名称と用途
1. オペレーション・スイッチ(OPERATION)
電源をオン /オフするスイッチです。
配線、接続時には必ずこのスイッチをオフにしてくだ
さい。
2. オペレーション・インジケーター
(OPERATION)
オペレーション・スイッチをオンにするとタイム・
ミューティング中は点滅しその後動作状態になると点
灯します。また、ミューティング中やリモコンで音量
調節をしたときは点滅します。
3. インプット・セレクター
(INPUT SELECTOR)
CD プレーヤー、スーパーオーディオ CD プレーヤー、
チューナーなど各入力端子に接続した入力機器を選択
するためのスイッチです。
左 から LINE-4、LINE-3、LINE-2、LINE-1、BALLINE、
PHONO の6つの位置があり、それぞれリアパネルの
入力端子と対応しています。再生したい入力機器のイ
ンプット・インジケーターが点灯するようにツマミを
合わせてください。
4. インプット・インジケーター
インプット・セレクターやリモコンで選択された、入
力機器の位置で点灯します。
5. 表示窓
本機の動作状況を表示します。
5個のインジケーターと 2個のパワーメーターで構成
されます。
6. リモコン受光部(REMOTE)
付属のリモコンからの信号を受信するためのセンサー
です。
7. ボリューム・コントロール
(VOLUME CONTROL)
音量を調節するためのツマミです。左側へ回し切った
位置では音が出ず、右に回してゆくと音量は徐々に大
きくなっていきます。
891011121314151617
5 6 7
1 2 43
本体正面

INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
5
8. ヘッドフォン・ジャック(PHONES)
ステレオ・ヘッドフォンで聴くときに、この出力ジャッ
クにヘッドフォンのプラグを差し込んでください。プ
ラグを差し込んでもスピーカー出力端子への信号は切
れません。したがって、ヘッドフォンだけで聴くときは、
スピーカー・セレクターを “OFF” にしてください。
9.セパレート・スイッチ(SEPARATE)
このスイッチは、プリ・アンプ部とメイン・アンプ部
を分離します。
通常のプリ・メイン・アンプとして使用する
場合は、このポジションにします。
外部からの信号をリアパネルの MAININ 端
子からメイン・アンプ部に送りこむことがで
きます。
・1回押すたびにセパレート・オンとセパレート・オフ
を繰り返します。
セパレート・オンのときにセパレート・インジケーター
が点灯します。
10. ライン・ストレート・スイッチ
(LINE STRAIGHT)
バランス・コントロールやトーン・コントロール回路
などをバイパス(飛び越し)することによって音質の
純度をより高めるためのスイッチです。
ライン・ストレート・オフ /バイパス・オフ
ライン・ストレート・オン /バイパス・オン
・1回押すたびにライン・ストレート・オンとライン・
ストレート・オフを繰り返します。
ライン・ストレート・オンのときにライン・ストレー
ト・インジケーターが点灯します。
11. バランス・コントロール(BALANCE)
左右チャンネル間の音量バランスを調節するためのツ
マミです。
左に回せば音量のバランスが左に片寄り、右に回せば
音量のバランスが右に片寄ります。
通常は中央位置で使用し、必要に応じて調節してくだ
さい。
なお、ライン・ストレート・スイッチがオンの状態で
は調節できません。
12. 高域用トーン・コントロール
TONE CONTROL(TREBLE)
高音域の周波数特性を変化させるためのレベル・コン
トロールです。
中央位置でフラットな周波数特性になり、これより右
に回せば高音域が増強し、左に回せば減衰します。
なお、ライン・ストレート・スイッチがオンの状態で
は調節できません。

6
各部の名称と用途
13. 低域用トーン・コントロール
TONE CONTROL(BASS)
低音域の周波数特性を変化させるためのレベル・コン
トロールです。
中央位置でフラットな周波数特性になり、これより右
に回せば低音域が増強し、左に回せば減衰します。
なお、ライン・ストレート・スイッチがオンの状態で
は調節できません。
14. スピーカー・セレクター(SPEAKERS)
リアパネルのスピーカー端子“A”、“B”に 2系統のスピー
カーを接続することができ、それらを選択するための
スイッチです。
ヘッドフォンだけで聴くとき、スピーカーか
ら音を出さないときに、このポジションにし
ます。
A 系統のスピーカー端子を選択します。
B 系統のスピーカー端子を選択します。
2系統のスピーカーを同時に鳴らすことがで
きます。両方の出力端子は、並列接続になっ
ていますので同時に鳴らすときは、インピー
ダンス 8Ω 以上のスピーカーを接続してくだ
さい。
15. レコーディング・スイッチ(REC OUT)
本機に接続したレコーダーに録音用信号を送りだすた
めのスイッチです。
リアパネルの RECOUT 端子に出力しない場
合、このポジションにしてください。
レコーダーを接続しない場合は、このポジ
ションで使用します。
録音するソース信号をインプットセレクター
で選び、本機の RECOUT 端子に接続したレ
コーダーに録音用信号を送り出します。
16. カートリッジ・セレクター(CARTRIDGE)
イコライザー・アンプ(アナログレコードを再生する
ときに必要なアンプ回路)のゲイン(利得)を切り替
えるスイッチです。
出力電圧が低い MC(ムービング・コイル)
型カートリッジを選択します。
MM 型カートリッジを使用中に “MC” にする
と、音量が大きくなり、インピーダンスの関
係で高域が出ないバランスのくずれた音にな
りますのでご注意ください。
高出力電圧の MM(ムービング・マグネット)
型カートリッジを選択します。
17. モニター・スイッチ(MONITOR)
リアパネルにあるモニター入力端子(MONITOR)を
選択する入力セレクタースイッチです。
レコーダーの再生ができるようになります。
インプット・セレクターで選択したソースか
らの再生ができます。
・1回押すたびにモニター・オンとモニター・オフを繰
り返します。
モニター・オンのときにモニター・インジケーターが
点灯します。

INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
7
1. モニター・インジケーター(MONITOR)
モニター・スイッチ オンのときに点灯します。
2. パワーメーター
左側が Lチャンネル、右側が Rチャンネルの出力を表
示します。メーターの表示は、デシベル表示となって
います。
電源をオンにするとメーター照明が点灯します。
3. ラウドネス・インジケーター(LOUDNESS)
ラウドネス・スイッチ オンのときに点灯します。
4. スタンバイ・インジケーター(STAND BY)
AC プラグがコンセントに差し込まれていてオペレー
ション・スイッチがオフのとき、このインジケーター
は点灯しています。
電源オンのとき、および AC プラグがコンセントから
外れたときはこのインジケーターは消灯します。また、
保護回路動作中は点滅します。
5. リモコン受光部(REMOTE)
付属のリモコンからの信号を受信するためのセンサー
です。
6. ライン・ストレート・インジケーター
(LINE STRAIGHT)
ライン・ストレート・スイッチ オンのときに点灯し
ます。
7. セパレート・インジケーター(SEPARATE)
セパレート・スイッチ オンのときに点灯します。
本体表示窓部
5 22
1 3 4 6 7

8
各部の名称と用途
1. シグナル・グラウンド
(アース端子)(SIGNAL GROUND)
本機に接続する機器のアース用端子です。この端子は
他の機器を接続した場合の雑音の低減をはかるための
ものです。安全のためのアースではありません。
2. フォノ入力端子(PHONO)
アナログレコード・プレーヤーを接続するための入力
端子です。
3. LINE-1、LINE-2、LINE-3、LINE-4 入力
端子(アンバランス)(LINE-1、LINE-2、
LINE-3、LINE-4)
CD プレーヤー、スーパーオーディオ CD プレーヤー、
チューナー、DVD プレーヤー、TV 音声などのハイレ
ベル信号入力の端子です。入力感度は180mV、インピー
ダンスは 47kΩ です。これらの入力端子はすべて同じ
働きをします。
4. レコーダー入出力端子(REC)
レコーダーの音声入出力を接続するための端子で
す。RECOUT にはレコーダーの音声入力を接続し、
MONITOR にはレコーダーの音声出力を接続します。
1 2 3 4 5 7
8
6
11 10 9
本体後面

INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
9
5. プリアウト端子(PRE OUT)
プリ・アンプ部の出力をとり出すときに使います。
この端子は、セパレート・スイッチのオン /オフにか
かわらず、常に出力していますので、外部のパワーア
ンプと組み合わせて Bi-AMP(バイ・アンプ)接続を
行うことができます。
6. メインイン端子(MAIN IN)
セパレート・スイッチをオンにすることでプリ部、メ
イン部を分離して、この端子からメイン・アンプ部に
入力を送りこむことができます。
7. バランス入力端子(BAL LINE)
キャノンコネクターによる LINE レベルのバランス型
入力端子です。
8. フェーズ・インバーター(PHASE)
バランス入力端子使用時の位相切替スイッチです。入
力機器の位相に合わせてください。
normal ポジション①GROUND
②COLD
③HOT
invert ポジション①GROUND
②HOT
③COLD
9. AC アウトレット(UNSWITCHED)
他の機器へ電源を供給するための補助電源コンセント
です。
本機のオペレーション・スイッチのオン・オフに関係
なく、電力を供給します。
10. AC インレット(AC IN)
付属の電源ケーブルを接続します。電源は AC100V家
庭用コンセントをご使用ください。
11. スピーカー端子(SPEAKERS)
この端子にスピーカーシステムを接続します。
RIGHT 側には右スピーカーの端子を、LEFT 側には左
スピーカーの端子を、極性を合わせて接続してくださ
い。
バナナプラグ
の場合
一般型端子
の場合
※一般型端子の場合、上側からだけでなく、
下側からも差し込むことができます。

10
接続方法
RECORDER
SPEAKER SYSTEM(A)
L R L R
SPEAKER SYSTEM(B)
ANALOG PLAYER
–+ –+ –+ –+
CD/SACD PLAYER CD/SACD PLAYER

INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
11
接続する前に
他の機器を接続する前に、付属の電源ケーブルのジャッ
ク部(穴が 3つある方)を本機の AC インレットに接続
してください。
電源の接続
付属の電源ケーブルを使用し、AC プラグをリスニング
ルームなどにある AC100Vのコンセントに差し込んで
ください。ケーブル本体に印字された Luxman ロゴが見
えるように(極性マークがコンセントに向かって左側に
あるように)AC プラグを差し込むと、電源極性が正し
く設定されます。
CD プレーヤー、スーパーオーディオ CD プレー
ヤー、チューナーなどの接続
CD プレーヤー、スーパーオーディオ CD プレーヤー、
チューナー等の入力機器の OUTPUT 端子(出力端子)と、
本機の LINE-1入力端子間を L、R2本のピンケーブル
または、バランスケーブルで接続してください。
LINE-2、LINE-3、LINE-4の入力端子も LINE-1と同様
の接続をすることで LINE-1入力端子と同等の再生をす
ることができます。
スピーカーの接続
本機の LEFTSPEAKER 端子に左チャンネル用のスピー
カーを、RIGHTSPEAKER 端子に右チャンネル用のス
ピーカーを接続してください。
スピーカーシステムの !端子を本機のスピーカー端子
の赤(!側)端子に、スピーカーシステムの @端子を
本機のスピーカー端子の黒(@側)端子に、確実に接続
してください。
このとき、左右スピーカーシステムの(どちらか一の)!
端子、@端子を逆に接続すると、左右のスピーカーシス
テムから再生される音波の位相が逆になり、低音が減少
したり、音の定位が悪くなるなど、正常なステレオ再生
ができなくなりますので、充分に注意してください。
極性マーク
Luxmanロゴ

12
接続方法
RECORDER
SPEAKER SYSTEM(A)
L R L R
SPEAKER SYSTEM(B)
ANALOG PLAYER
–+ –+ –+ –+
CD/SACD PLAYER CD/SACD PLAYER

INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
13
レコード・プレーヤーの接続
アナログレコード・プレーヤーの出力端子と本機の
PHONO 端子間をL、R2本のピンケーブルで接続します。
プレーヤーによってはフォノモーターやトーンアームか
らのアース線を本機のアース端子に接続します。
本機のフォノイコライザー部は MM、MC カートリッジ
用に対応しています。出力電圧の低い MC カートリッジ
などをお使いになる場合には、フロントパネルのカート
リッジ・セレクターを MC ポジションにしてお使いくだ
さい。
レコーダーの接続
1. モニター端子への接続(再生)
レコーダーに付いているライン出力端子(LINEOUT)
と本機のモニター端子に L、Rを間違えないようピン
ケーブルで接続します。これでフロントパネルまたは
リモコンのモニター・スイッチをオンにするとテープ・
レコーダーなどの再生が行えます。
2. REC OUT 端子への接続(録音)
本機の PHONO 端子、LINE 端子などに接続された、
いろいろな入力機器のソースを再生するとき、レコー
ディング・スイッチをオンにするとその信号は REC
OUT 端子に供給されます。
レコーダーに録音するときには、本機の RECOUT 端
子とレコーダーのライン入力端子(LINEIN)をピン
ケーブルで接続します。これでスピーカーシステムか
ら再生される音を楽しみながら、同時に録音できます。
なお、これらの録音用出力信号は、コントロール機能
(ボリューム・コントロール、トーン・コントロール機
能など)の影響は受けません。
PRE OUT/MAIN IN 端子の接続
本機ではプリ部のみ、またはメイン部のみを分離して使
用することができます。
プリ部、メイン部を分離して使用する場合は、フロント
パネルのセパレート・スイッチをオンにしてください。
プリ部のみを使用するときには本機の PREOUT 端子を
ほかのパワーアンプの入力端子に、メイン部のみを使用
するときには、本機の MAININ 端子をほかのコントロー
ルアンプの出力端子にそれぞれ接続します。

14
操作する前に
1.接続が確実に行われているか確認してください。(L、
Rや!、@の接続に誤りがあると正常な再生ができ
ません。)
2.電源オン/オフ時やインプット・セレクターを切り替
えるときは、ボリューム・コントロールを最小にして
から行ってください。
再生の手順
1.ボリューム・コントロールの音量が下がっていること
を確認し、オペレーション・スイッチを押してオンに
します。
2.再生するソースをインプット・セレクターで選択しま
す。
3.音量をボリューム・コントロールで調整します。
4.再生するソースに応じてライン・ストレート・スイッ
チ、バランス・コントロール、トーン・コントロール
を操作します。
ライン・ストレート・スイッチの操作
インプット・セレクターで選んだソースの純度を高める
ため、最短の信号経路で再生するとき使用します。この
スイッチがオンのときは、バランス・コントロールとトー
ン・コントロールとラウドネスはバイパスされます。
バランス・コントロールの操作
左右チャンネル間の音量バランスを調節することができ
ます。
左右チャンネル間の音量バランスの調節が不要なとき
は、中央位置で使用します。
トーン・コントロール機能の操作
本機のトーン・コントロール機能には、低域用と高域用
とがあります。
低域用は、300Hz 以下の低音域を変化させるものです。
中央位置でフラットな周波数特性となるように設定され
ており、この位置より右に回すと低音域が増強し、左に
回せば減衰します。
高域用は、3kHz 以上の高音域を変化させるものです。
低域用と同様に、中央位置でフラット、右に回すと高音
域が増強し、左に回すと減衰します。
なお、低域用も高域用も左右チャンネルが連動して働き
ます。
ソースの録音
1.録音するソースをインプット・セレクターで選択しま
す。
2.レコーディング・スイッチをオンにします。
3.録音するソースを再生して、レコーダーを録音状態に
します。
※トーン・コントロール、バランス・コントロールを操
作しても、録音中の信号に影響はありません。
※レコーディング・スイッチは電源オンの状態で働きま
す。
操作方法

INTEGRATED AMPLIFIER L-505uX
15
タイマー録音の手順
1.オペレーション・スイッチをオンにして本機を動作状
態にしてください。
2.インプット・セレクターをタイマー録音したいソース
に設定してください。
3.レコーディング・スイッチをオンにします
4.手持ちのタイマーで開始および終了時間を設定してく
ださい。
5.詳しくは、併用するタイマーおよび組み合わせ機器の
取扱説明書を参照してください。
タイマー再生の手順
1.オペレーション・スイッチをオンにして本機を動作状
態にしてください。
2.インプット・セレクターをタイマー再生したいソース
に設定してください。
3.ボリューム・コントロールで音量を設定してください。
4.手持ちのタイマーで開始および終了時間を設定してく
ださい。
5.詳しくは、併用するタイマーおよび組み合わせ機器の
取扱説明書を参照してください。
メモリー
本機は電源オフのときに下記の項目を記憶します。
メモリー・リセット
全ての設定を出荷時の設定に戻すには、以下の操作を行
います。
(1)電源オフ状態にします。
(2)本体のオペレーション・スイッチを 5秒以上押し続け、
オペレーション・スイッチを押した状態で本体のライ
ンストレート・スイッチを 1回押します。
すると、電源オン状態から電源オフ状態へ移ります。
これで操作完了です。

16
リモコンの使用方法
リモートコントローラー(RA-17)
1
2
4
5
11
10
9
8
6
3
7
1. オペレーション ・スイッチ(OPERATION)
電源をオン /オフするスイッチです。
配線、接続時には必ずこのスイッチをオフにしてくだ
さい。
2. インプット ・ セレクター
(LINE-1, LINE-2, LINE-3, LINE-4,
BAL-1, BAL-2, PHONO, MONITOR)
リアパネルにあるアンバランス入力端子(LINE-1,
LINE-2,LINE-3,LINE-4,PHONO,MONITOR)とバラ
ンス入力端子(BALLINE)を選択する入力セレクター
スイッチです。
※バランス入力端子(BALLINE)は BAL-1、BAL-2
どちらを押しても選択されます。
3. モノラル・スイッチ(MONO)
このスイッチは、L-505uX では動作しません。
4. セパレート・スイッチ(SEPARATE)
プリ・アンプ部とメイン・アンプ部を分離します。
通常のプリ・メイン・アンプとして使用する
場合は、このポジションにします。
外部からの信号をリアパネルの MAININ端
子からメイン・アンプ部に送りこむことがで
きます。
・約1秒間長押しするたびにセパレート・オンとセパ
レート・オフを繰り返します。
セパレート・オンのときにセパレート・インジケーター
が点灯します。
5. ミュート・スイッチ(MUTE)
このボタンを押してミュート・オン状態にするとパワー
オン・インジケーターが点滅し、音声が出ません。
再び押してオフにすると音が出ます。
6. メーター・スイッチ(METER)
メーター照明をオフにする場合に使用します。メーター
照明が消灯します。
もう一度このボタンを押すと、メーター照明が再び点
灯します。
Other manuals for L-505uX
2
Table of contents
Other Luxman Amplifier manuals

Luxman
Luxman C-10X User manual

Luxman
Luxman M-900u User manual

Luxman
Luxman L-595ASE User manual

Luxman
Luxman L116A User manual

Luxman
Luxman M-700U User manual

Luxman
Luxman L-507Z User manual

Luxman
Luxman C-900u User manual

Luxman
Luxman L-430 User manual

Luxman
Luxman LV-117 User manual

Luxman
Luxman M-05 User manual

Luxman
Luxman LV-105 User manual

Luxman
Luxman SQ700X User manual

Luxman
Luxman LV-100 User manual

Luxman
Luxman LV-105u User manual

Luxman
Luxman C-600f User manual

Luxman
Luxman SQ-N100 User manual

Luxman
Luxman L80 User manual

Luxman
Luxman P-200 User manual

Luxman
Luxman L-507u User manual

Luxman
Luxman M-10X User manual