
(J) 1
1. 使用上のご注意
•本装置に過度の衝撃が加わる場所でのご使用はおやめください。内部を破損、また
は正常な出力信号が得られないことがあります。
•コネクタの抜き差しは、破損や誤動作を防ぐため、必ず電源を切ってから行なって
ください。
•接続コネクタは表示ユニットのコネクタにロックされるまで差し込みます。コネク
タ着脱の際は必ず表示ユニットの電源をOFFにしてから行なってください。
•特に強力な磁気が発生するものは、測長ユニットから10cm以上離してください。
•ケーブルを強く引張ったり、ケーブルをつかんで取付けや取外しをしますと、断線
の恐れがあります。
•測長ユニット本体は、ケーブルのシールド線により、表示ユニットのフレームGND
(アース端子)と電気的に短絡されています。工作機械等へ取付けて他の信号処理装
置と組み合せる場合は、アースレベルにご注意ください。
•防水型ではありませんので、直接水や油がかからないように使用してください。
•エアーリフター取付口を通じて、真空ポンプなどの利用で測定子操作をする場合に
は、図1のような構成の空圧回路を用いますと、エアー駆動が可能となります。真
空圧は0.04〜0.067MPa程度が適当です。また、吸排気速度をコントロールするた
め、専用チューブの先には図2のようなオリフィスを設けてください。
測定子は排気により引込み操作となります。
•キャリブレーションは1年毎に行なってください。
•本装置は、スピンドル部に防塵ベローズが付いています。ご使用の雰囲気中の有機
溶剤やオゾンや紫外線などによって、防塵ベローズが著しく劣化する場合がありま
す。この場合、防塵ベローズの定期的(6ヶ月〜1年)な交換、または耐有機溶剤用
防塵ベローズのご使用で対処してください。(耐有機溶剤用防塵ベローズについて
は、営業所またはサービスセンターにお問い合わせください。)
DK805AFLR/DK805AFLR5/
DK805BFLR/DK805BFLR5
図1.空圧回路
図2.オリフィスの寸法
単位:mm
VG
VAC
EXH
オリフィス
ケーブル
フィッティング
フィルタ 真空発生源
バルブ
φ0.3 333
φ3
C0.5
φ2.5
1
フィッティング
チューブへ
VAC.側
取付部