Sony HDLA1500 User manual

LARGE LENS ADAPTOR
HDLA1500
HDLA1505
LARGE VIEWFINDER ADAPTOR
HDLA1507
OPERATION MANUAL [Japanese/English]
1st Edition (Revised 4)
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と
製品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルを
よくお読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、
いつでも見られるところに必ず保管してください。
*3-903-904-05*

2
安全のために
ソニー製品は安全に充分配慮して設計されています。しかし、電気製品はまちがっ
た使い方をすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につながるこ
とがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4 〜 5 ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめしま
す。点検の内容や費用については、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご
相談ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
m
a電源を切る。
b接続コードを抜く。
cソニーのサービス担当者、または営業担当者に修理を依頼する。
m
すぐに電源を切り、消火する。
•異常な音、におい、煙が出たら
•落下させたら
炎が出たら
警告表示の意味
オペレーションマニュアルおよび
製品では、次のような表示をして
います。表示の内容をよく理解し
てから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、
火災や感電などにより死亡や大け
がなど人身事故につながることが
あります。
この表示の注意事項を守らないと、
感電やその他の事故によりけがを
したり周辺の物品に損害を与えた
りすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
日本語

3
目次
警告 .................................................................................................................................. 4
注意 .................................................................................................................................. 5
はじめに.................................................................................................................................. 6
このオペレーションマニュアルでの表記について ..................................................... 6
概要......................................................................................................................................... 6
機種による主な相違点................................................................................................. 6
本機の特長................................................................................................................... 6
システム構成 ............................................................................................................... 7
使用上のご注意....................................................................................................................... 9
各部の名称と働き ................................................................................................................. 10
側面............................................................................................................................ 10
後面............................................................................................................................ 12
コントロールパネル .................................................................................................. 13
設置....................................................................................................................................... 16
カメラの準備(HDLA1500/1505)............................................................................. 16
本機の準備................................................................................................................. 16
カメラのマウント...................................................................................................... 17
大型ビューファインダーの取り付け (HDLA1500/1507) ........................................... 20
スタジオ用大型レンズの取り付け(HDLA1500/1505) ............................................. 22
三脚への取り付け...................................................................................................... 22
カメラケーブルの接続............................................................................................... 23
ナンバープレートの取り付け.................................................................................... 23
仕様....................................................................................................................................... 23
JP

4
分解しない、改造しない
分解したり、改造したりすると、感電の
原因となります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因とな
ります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに
電源を切り、接続コードを抜いて、ソ
ニーのサービス担当者または営業担当者
にご相談ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの
多い場所では設置・使用しな
い
上記のような場所で設置・使用すると、
火災や感電の原因となります。
運搬時にカメラのハンドルを
持たない
運搬時に組み込まれたカメラのハンドル
を持つと、ハンドルが破損して機器が落
下し、けがの原因となることがあります。
三脚の雲台を水平状態でロッ
クしてからカメラ、レンズ、
ビューファインダー、本機を
装着する
三脚の雲台を水平状態でロックしてから
カメラ、レンズ、ビューファインダー、
本機を装着しないと、機器が落下してけ
がの原因となることがあります。
警告

5
カメラの重量にあった三脚を
使用する
カメラの重量に耐えきれない三脚または
三脚以外に取り付けて使用すると、本機
やレンズが落下し、けがをすることがあ
ります。
三脚・雲台は確実に固定する
三脚・雲台を確実に固定せずにカメラか
ら離れると、不意にカメラが動いてけが
をすることがあります。
安定した場所に設置する
ぐらついた台の上や傾いたところなどに
三脚・雲台を設置すると、カメラが落下
してけがをすることがあります。
機器の着脱は正しく行う
本機に以下の機器を着脱するときは、こ
のオペレーションマニュアルの該当する
ページをよく読んだうえ、確実に着脱し
てください。着脱方法を誤るとカメラ等
が落下し、けがをすることがあります。
•カメラ
•レンズ
•ビューファインダー
•V ウェッジシュー
後面パネルは確実に閉める
きちんと閉まっていないと、不意に後面
パネルが開くなどして、けがの原因とな
ることがあります。
乱暴に運搬しない
本機は重量物ですので、落下に注意して
運搬してください。
後面パネルを開閉する際には
指はさみに注意する
不用意に後面パネルを閉じると、指をは
さんでけがの原因となることがあります。
後面パネルの開閉は三脚に載
せた状態で行う
本機が固定されていない状態で、ビュー
ファインダーを載せたまま後面パネルを
開閉すると、本機が倒れてけがをするこ
とがあります。
HDVF-9900を使用すると
きはストッパーを取り付ける
HDLA1500/1507 と大型ビューファイン
ダー HDVF-9900 を組み合わせて使用す
るときは、必ず付属のストッパーを取り
付けてください(16 ページ参照)。
注意

はじめに/概要
6
はじめに
このオペレーションマニュアルでの表
記について
機種固有の機能を示す表記について
このオペレーションマニュアルでは、ラージレンズアダプ
ター HDLA1500、HDLA1505、およびラージビューファイ
ンダーアダプター HDLA1507 の 3 機種について説明してい
ます。
機種による形状、機能、操作の違いについては、文中にモデ
ル名を記載するか、下記のような表記によって区別していま
す。
[1500]
HDLA1500 に適合する説明文、イラストなど
[1505]
HDLA1505 に適合する説明文、イラストなど
[1507]
HDLA1507 に適合する説明文、イラストなど
特に記載のない部分は、3 機種共通です。
概要
HDLA1500 シリーズは、HD カラーカメラ HDC1500/1600/
3300(ポータブルカメラ)に、スタジオ用の大型レンズや大
型ビューファインダーを取り付けるためのアダプターです。
ラージレンズアダプター HDLA1500/1505 では、高倍率、高
速コントロールの可能な大型レンズと各種ビューファイン
ダーと組み合わせたスタジオ、中継車用のシステムカメラ運
用が可能になります。
ラージビューファインダーアダプター HDLA1507 では、
ポータブルカメラにレンズを取り付けたままマウントし、大
型ビューファインダーと組み合わせて使用できます。
機種による主な相違点
機種によって、収納したカメラと組み合わせて使用できるレ
ンズ、ビューファインダーが異なります。
本機の特長
ソニー仕様の大型レンズに対応
[1500][1505]
ソニーハンガーマウントタイプ仕様の大型レンズを取り付け
られます。フルサーボタイプ、手動調整タイプのいずれにも
対応できます。
インスタントドッキングメカニズム
カメラの取り付けは、ケーブルレス、調整レスを実現してい
ます。カメラ底部に設けられた特殊コネクターにより本機と
接続され、信号、電源、制御のインターフェースをケーブル
レスで行えます。また、レンズとの接合も、調整が不要な特
殊メカニズムを採用しています。
HDLA1500 HDLA1505 HDLA1507
レンズ
スタジオ用
大型レンズ
前面パネルの
レンズマウン
トに取り付け
て使用可
前面パネルの
レンズマウン
トに取り付け
て使用可
−
ポータブル
カメラ用
レンズ
−−
カメラにマウ
ントしたまま
使用可
ビューファインダー
大型(例:
HDVF-700A
HDVF-9900)
後面上部の
テーブルに取
り付けて使用
可
−
後面上部の
テーブルに取
り付けて使用
可
小型(例:
HDVF-C730W
HDVF-C950W)
−
カメラにマウ
ントしたまま
使用可
−

概要 7
レンズのみの脱着
レンズのみの脱着が可能で、ポータブルカメラを本機から取
り外すことなくレンズのみを取り外した状態での搬送、保管
が可能です。
大型ビューファインダーに対応
[1500][1507]
大型ビューファインダー HDVF-700A(7 インチ白黒)、
HDVF-9900(9 インチカラー)をビューファインダーテーブ
ルに取り付けて使用します。
ビューファインダーの取り付け位置が前後にスライドする構
造を持たせ、スタジオ大型カメラ HDC1000/1100 とまった
く同じ前後長にまでシフトさせることが可能です。これによ
り、ポータブルカメラでありながら、大型カメラと同じ運用
感覚を実現できます。
スタジオカメラと同等な操作パネル
後面の操作パネルには、スタジオ大型カメラ HDC1000/1100
とほぼ同じ機能を備えており、本機にポータブルカメラを組
み込んだ状態で、スタジオ大型カメラと同じ操作性を実現で
きます。
システム構成
本機の周辺機器および関連機器を図に示します。
ご注意
図に記載されている周辺機器や関連機器は、「生産完了」と
なっている場合があります。
機器の選定にあたっては、ソニーの営業担当者またはお買い
上げ店にお問い合わせください。
HDLA1500
HDLA1500
V ウェッジシュー
(三脚に付属)
三脚
ビューファインダー
HDVF-700A
HDVF-9900
HD カラーカメラ
HDC1500/1600/3300
リターンビデオセレクター
CAC-6
インターカム用ヘッドセット
スクリプトホルダー
BKP-7911
カメラハンガー a)(付属)
レンズ
(スタジオカメラ用)
カメラコントロールユニット
HDCU1000/1500/3300
a) 部品番号:A-1128-405-A

概要
8
HDLA1505
HDLA1507
HDLA1505
V ウェッジシュー
(三脚に付属)
三脚
HD カラーカメラ
HDC1500/1600/3300
リターンビデオセレクター
CAC-6
インターカム用ヘッドセット
スクリプトホルダー
BKP-7911
カメラハンガー a)(付属)
レンズ
(スタジオカメラ用)
カメラコントロールユニット
HDCU1000/1500/3300
ビューファインダー
HDVF-C730W/C950W
a) 部品番号:A-1128-405-A
HDLA1507
V ウェッジシュー
(三脚に付属)
三脚
ビューファインダー
HDVF-700A
HDVF-9900
リターンビデオセレクター
CAC-6
インターカム用ヘッドセット
スクリプトホルダー BKP-7911
カメラコントロールユニット
HDCU1000/1500/3300
HD カラーカメラ HDC1500/1600/3300
+レンズ

使用上のご注意 9
使用上のご注意
強い衝撃を与えない
内部構造や外観の変形などの損傷を受けることがあります。
使用、保管場所
水平な場所、空調のある場所に保管してください。
次のような場所での使用および保管は避けてください。
•極端に暑い所や寒い所
•湿気の多い所
•激しく振動する所
•強い磁気を発生する所
•直射日光が長時間あたる所や暖房器具の近く
結露
本機を寒いところから暖かい場所に急に移動したり、湿度の
高い部屋で使用したりすると、空気中の水分が水滴となって
レンズや製品内部に付着することがあります。この現象を結
露といいます。
本機には結露を警告するランプなどは備えていません。外筐
やレンズに水滴が付着したときは、電源を切り、結露が解消
するまで 1 時間程度待ってから使用してください。

各部の名称と働き
10
各部の名称と働き
側面
DC OUT
12V 1.5A
DC OUT
12V 1.5A
bカメラハンドル固定部
eDCOUT 端子
レンズロックと
固定つまみ
(22 ページ参照)
aタリーランプ
レンズマウント(前面)
(22 ページ参照)
ビューファインダーテーブル
固定レバ−(逆サイド)
ビューファインダーテーブル
リリースつまみ
cナンバープレートホルダー
後面パネルロック解除レバー
ビューファインダーテーブル
(20 ページ参照)
bカメラハンドル固定部
レンズロックと
固定つまみ
(22 ページ参照)
aタリーランプ
レンズマウント(前面)
(22 ページ参照)
cナンバープレートホルダー
eDCOUT 端子
後面パネルロック解除レバー
HDLA1500
HDLA1505
dケーブルクランプ fアクセサリー取り付け金具
dケーブルクランプ fアクセサリー取り付け金具

各部の名称と働き 11
aタリーランプ [1500][1505]
マウントしたカメラにレッドタリー信号が入力されると点灯
します。
付属のアップタリー用ナンバープレートを取り付けるか、カ
メラのメニューでナンバーを選択して、カメラナンバーを表
示します。
bカメラハンドル固定部 [1500][1505]
ビューファインダーを前寄りの位置で使用するとき、カメラ
のハンドルを固定します。
◆ 詳しくは、「ビューファインダーの位置を変えるには」(21 ペー
ジ)をご覧ください。
cナンバープレートホルダー
付属の側板用ナンバープレートを取り付けて、カメラナン
バーを表示します。
◆ 詳しくは、「ナンバープレートの取り付け」(23 ページ)をご覧
ください。
dケーブルクランプ
カメラケーブルを固定します。
eDCOUT(DC 電源出力)端子(4 ピン)
スクリプトホルダー BKP-7911 のスクリプトライトなどに電
源(12V、最大 1.5A)を供給します。
fアクセサリー取り付け金具
別売りのスクリプトホルダー BKP-7911 などのアクセサリー
を、必要に応じて取り付けます。
◆ 取り付け方法については、取り付けるアクセサリーのオペレー
ションマニュアルをご覧ください。
DC OUT
12V 1.5A
eDCOUT 端子
ビューファインダーテーブル
固定レバ−(逆サイド)
ビューファインダーテーブル
リリースつまみ
cナンバープレートホルダー
後面パネルロック解除レバー
ビューファインダーテーブル
(20 ページ参照)
HDLA1507
dケーブルクランプ fアクセサリー取り付け金具

各部の名称と働き
12
後面
aメモクリップ
メモなどを挟みます。下に開くとコントロールパネルを操作
できます。
bDCIN(DC 電源入力)端子(4 ピン)
カメラコントロールユニットを接続しないでカメラを単体で
使用するとき、カメラへの DC 電源とは別に本機用の DC 電
源(10.5 〜 17V)を接続します。
単体使用時は、本機からの電源供給が 6.5A に制限されま
す。接続する機器の消費電力をご確認のうえお使いくださ
い。
cケーブルハンガー
カメラケーブルを引っ掛けます。
DC IN
1
234
1
234
R
POWER
RET 1
1 2 3
CALL
RET 2
GB
CURSOR
VF DTL
OFF ON
1
234
1
234
R
POWER
RET 1
1 2 3
CALL
RET 2
GB
CURSOR
VF DTL
OFF ON
DC IN
aメモクリップ bDCIN 端子
コントロールパネル
(13 ページ参照)
HDLA1505
HDLA1500
aメモクリップ bDCIN 端子
コントロールパネル
(13 ページ参照)
cケーブルハンガー
cケーブルハンガー
ご注意
DC IN
1
234
1
234
R
POWER
RET 1
1 2 3
CALL
RET 2
GB
CURSOR
VF DTL
OFF ON
HDLA1507
aメモクリップ bDCIN 端子
コントロールパネル
(13 ページ参照)
cケーブルハンガー

各部の名称と働き 13
コントロールパネル
aPOWER(電源)インジケーター
カメラへの電源供給の状態により、次のように点灯します。
緑色:カメラに電源が供給されているとき
赤色:カメラの電源は供給されているが、マスターセット
アップユニット MSU-900/950 または RCP-700/900 シ
リーズのリモートコントロールパネルの CAMPW ボタ
ンが OFF になっているとき
黄色:カメラの電源は供給されているが、MSU-900/950 ま
たは RCP-700/900 シリーズの VFPW ボタンが OFF に
なっていて、ビューファインダーに電源が供給されてい
ないとき
消灯:カメラに電源が供給されていないとき
bビデオ信号切り換えボタン
ビューファインダーへのビデオ出力信号(R、G、B)を切り
換えます。
R、G、B ボタンは、それぞれ単独で押すことも、複数を同
時に押すこともできます。押したボタンに対応する信号が出
力されます。2 つのボタンを押したときは、両方の信号が
ミックスされて出力されます。R、G、B すべてのボタンを押
したときは、Y 信号が出力されます。
R、G、B いずれのボタンも押さない状態では、カラー
ビューファインダーの場合はカラー信号が、白黒ビューファ
インダーの場合は Y 信号が出力されます。
カメラの TESTOUT 端子に接続したモニターへのビデオ出
力信号も、これらのボタンの設定に従います(ただし、いず
れの場合も白黒信号になります)。
cRET1(リターン 1)ボタンと選択つまみ
つまみを回して CCU から入力される4種類のリターン信号
(1 〜 4)を選択します。
ボタンを押し込むと、つまみで選択されたリターンビデオ信
号をビューファインダー画面で見ることができます。再度ボ
タンを押すと、ビューファインダー画面およびモニター出力
が、撮影中の映像信号に戻ります。
dCURSOR(カーソルメモリー)1 〜 3 ボタン
ビューファインダーの画面上に表示されるボックスカーソル
の大きさと位置を登録します。
1 〜 3 のボタンを使って 3 種類の設定を登録できます。ま
た、ボタンを押すだけで、登録した大きさのボックスカーソ
ルを登録した位置に表示させることができます。
1
234
1
234
1
234
5A
BCD
E
R
POWER
RET 1
1 2 3
ON
CALL
RET 2
GB
CURSOR
STORE
H-POSI V-POSI
HEIGHT
ASSIGN-
ABLE
WIDTH
FILTER
LOCAL
VF DTL
OFF ON
ND CC
CANCEL ENTER
MENU
ON
ON
ON
OFF
OFF
OFF
ON 16:9
4:3OFF
OFF
ON
UP TALLY
DISPLAY
MARKER MARKER
MIX VF
VF SCAN
SCREEN SIZE
bビデオ信号切り換えボタン
cRET1 ボタンと選択つまみ
dCURSOR1 〜 3 ボタン
eCURSORSTORE ボタン
fCURSORON ボタン
gH-POSI 調整つまみ
hV-POSI 調整つまみ
iWIDTH 調整つまみ
jHEIGHT 調整つまみ
kFILTERLOCAL ボタン
aPOWER インジケーター
lフィルターつまみ
oVFDTL スイッチ
pCALL ボタン
qVFDTL 調整つまみ
rVFSCAN スイッチ
sMIXVF スイッチ
tSCREENSIZEMARKER スイッチ
uMARKER スイッチ
vUPTALLY スイッチ
wDISPLAY スイッチ
xMENU スイッチと選択つまみ
nRET2 ボタンと選択つまみ
yASSIGNABLE スイッチ
mバックタリーランプ

各部の名称と働き
14
CURSOR1 〜 3 ボタンが点灯しているときは、H-POSI、V-
POSI、WIDTH、HEIGHT 調整つまみは動作しません。
eCURSORSTORE(カーソルストア)ボタン
ボックスカーソルの大きさと位置を登録するとき、このボタ
ンを押します。
CURSORON ボタンが点灯していないと登録できません。
fCURSORON(カーソル)ボタン
押すと点灯し、ボックスカーソルがビューファインダーの画
面上に表示されます。再度押すと消灯し、ボックスカーソル
が消えます。
gH-POSI(水平位置)調整つまみ
ビューファインダーの画面上に表示されるボックスカーソル
の水平方向の位置を、エフェクトエリア(有効画素)の範囲
内で調整します。
hV-POSI(垂直位置)調整つまみ
ビューファインダーの画面上に表示されるボックスカーソル
の垂直方向の位置を、エフェクトエリア(有効画素)の範囲
内で調整します。
iWIDTH(幅)調整つまみ
ビューファインダーの画面上に表示されるボックスカーソル
の幅を、エフェクトエリア(有効画素)の範囲内で調整しま
す。
jHEIGHT(高さ)調整つまみ
ビューファインダーの画面上に表示されるボックスカーソル
の高さを、エフェクトエリア(有効画素)の範囲内で調整し
ます。
kFILTERLOCAL(フィルターローカルコントロール)ボ
タン
押すと点灯し、CC フィルターつまみ、および ND フィル
ターつまみで、色温度変換フィルター、ND フィルターの切
り換えが可能になります。再度押すと消灯し、フィルターの
コントロールがマスターセットアップユニット MSU-900/
950 または RCP-700/900 シリーズのリモートコントロールパ
ネルに移ります。
lフィルター切り換えつまみ
FILTERLOCAL ボタン点灯時に、これらのつまみで ND
フィルターまたは CC(色温度変換)フィルターを切り換え
ることができます。
左のつまみで ND フィルターを、右のつまみで CC フィル
ターを切り換えます。
mバックタリーランプ
カメラにレッドタリー信号が供給されているとき赤く点灯し
ます。マスターセットアップユニット MSU-900/950 および
リモートコントロールパネル RCP-700/900 シリーズの
CALL ボタンを押すと、ランプが点灯していた場合は消灯
し、消灯していた場合は点灯します。
グリーンタリー信号が供給されているときは緑に点灯しま
す。
メニューで選択したカメラナンバーを表示できます。
nRET2(リターン 2)ボタンと選択つまみ
つまみを回して CCU から入力される4種類のリターン信号
(1 〜 4)を選択します。
ボタンを押し込むと、つまみで選択されたリターンビデオ信
号をビューファインダー画面で見ることができます。再度ボ
タンを押すと、ビューファインダー画面およびモニター出力
が、撮影中の映像信号に戻ります。
RET1、RET2 ボタンを両方とも押し込んだ場合は、RET1
ボタンが優先されます。
oVFDTL(ビューファインダー輪郭補正)スイッチ
ON:ビューファインダー内の画像の輪郭を強調します。こ
の位置にすると VFDTL 調整つまみでディテール量を調
整できます。
OFF:輪郭強調機能が OFF になります。
pCALL(呼び出し)ボタン
•カメラコントロールユニット HDCU1000/1500/3300、マス
ターセットアップユニット MSU-900/950、または RCP-
700/900 シリーズのリモートコントロールパネルのオペ
レーターを呼ぶときに押します。押すと、カメラのレッド
タリーランプが、点灯している場合は消灯し、消灯してい
る場合は点灯します。また、接続したコントロール機器の
CALL ボタンが点灯します。
•マスターセットアップユニットまたはリモートコントロー
ルパネルの CALL ボタンを押すと、このボタンが点灯し
ます。
qVFDTL(ビューファインダーディテール量)調整つまみ
VFDTL スイッチが ON のときに、ビューファインダーの
画像のディテール量を調整します。カメラの出力には影響し
ません。
ご注意
ご注意
ND フィルター 色温度変換フィルター
1 素通し A クロスフィルター
2 1/4ND B 3200K(素通し)
3 1/8ND C 4300K
4 1/16ND D 6300K
5 1/64ND E 8000K
ご注意

各部の名称と働き 15
rVFSCAN(ビューファインダースキャン)スイッチ
ビューファインダー画面の表示をコントロールします。
16:9:ビューファインダー画面の表示を 16:9 にします。
4:3:ビューファインダー画面の表示を 4:3 にします。
このスイッチは、HDVF-700A 使用時のみ有効です。
sMIXVF(ミックスビューファインダー)スイッチ
ビューファインダー上でカメラの出力信号とリターンビデオ
信号を合成することができます。
ON:本機能が動作します。RET1 ボタンまたは RET2 ボ
タンを押すと、選択したリターン信号とカメラの出力信
号とを合成した信号を、ビューファインダーで見ること
ができます。
OFF:本機能は動作しません。
tSCREENSIZEMARKER(スクリーンサイズマー
カー)スイッチ
スクリーンサイズマーカーの表示をコントロールします。
ON( ):指定されたスクリーンサイズ以外の部分が暗く
なります。
ON( ):スクリーンサイズマーカー(白い線)が入りま
す。
OFF:スクリーンサイズマーカーは表示されません。
uMARKER(マーカー)スイッチ
マーカーの表示をコントロールします。
ON:カメラのメニューで選択したマーカーを、ビューファ
インダー画面に表示します。
OFF:マーカーは表示されません。
vUPTALLY(アップタリー)スイッチ [1500][1505]
カメラにレッドタリー信号が供給されているとき、カメラの
アップタリーランプとレンズのタリーランプを点灯させるか
どうかを選択します。
ON:点灯します。
OFF:点灯しません。
wDISPLAY(ディスプレイ)スイッチ
以下のように機能します。
ON:ビューファインダー画面にカメラの設定や動作の状態
を示す文字やメッセージが表示されます。
OFF:ビューファインダー画面の文字表示がすべて消えま
す。
MENU:ビューファインダー画面に設定メニューが表示さ
れます。
xMENU(メニュー)スイッチと選択つまみ
つまみを回して、ビューファインダー画面に表示されたカメ
ラのメニュー項目を選択したり設定値を変更します。
スイッチは次のように機能します。
ENTER:MENU つまみで選択したメニューやページを確定
したり、設定値を確定します。
CANCEL:メニュー設定の内容を取り消したり、前の画面
に戻ります。
yASSIGNABLE(アサイナブル)スイッチ
カメラのメニュー操作で機能を割り付けることができます。
ご注意

設置
16
設置
カメラの準備(HDLA1500/1505)
あらかじめ本機に付属のカメラハンガーをカメラに取り付け
ます。
1
カメラの前面パネルから 4 箇所のブラインドブッシュを
取りはずす。
2
図のように本機に付属のカメラハンガー(部品番号A-
1128-405-1、2 個 1 組)を、付属のネジでしっかり締め
付けて取り付ける。
本機の準備
フロントカバーの取りはずし [1500][1505]
前面からフロントカバーを取りはずします。
V ウェッジシューの取り付け
三脚に設置して使用する場合は、まず V ウェッジシュー
(三脚に付属)を本機に取り付けます。
1
水平で安定した台の上で、底面が見えるように本機を横
倒しにする。
2
三脚に付属のネジで、本機の底面に V ウェッジシューを
取り付ける。
V ウェッジシューの取り付け位置は、本機、カメラ、スタジ
オ用レンズ、およびビューファインダーの重量のバランスを
考慮して決めてください。
三脚によっては、本機の足やケーブルハンガーを取りはずさ
ないと取り付けできない場合があります。その際は、足、
ケーブルハンガーを取りはずして使用してください。
ストッパーの取り付け [1500][1507]
ビューファインダー HDVF-9900 と組み合わせて使用すると
きは、付属のストッパーを側面に取り付けます。
カメラハンガー
ご注意
Vウェッジシュー
本機底面
足足
ケーブルハンガー
足
例:Vウェッジシュー側の足をはずすには

設置 17
カメラのマウント
•マウント時は、カメラの電源を必ず OFF にして作業してく
ださい。
•カメラの電源を ON にしたままマウントすると、本機の保
護回路が働きます。いったんカメラを取りはずし、電源を
OFF にして 30 秒以上待ってからマウントしなおしてくだ
さい。
マウント手順
以下の説明で使用しているアダプターの図は、大型レンズお
よび大型ビューファインダーが付いていない状態を示してい
ますが、アダプターに大型レンズおよび大型ビューファイン
ダーを取り付けてからマウントすることも可能です。
HDLA1507 の場合は手順 2から開始してください。
1
前面のカメラロックレバーが上の位置になっていること
を確認する。
HDLA1500 の場合は手順 2に進んでください。
HDLA1505 の場合は手順 3に進んでください。
2
ビューファインダーテーブル固定レバー 1を後面パネ
ル側に倒し、ビューファインダーテーブルリリースつま
み2を引いてロックをはずし、ビューファインダー
テーブルを矢印 3の方向にスライドさせる。
3
左側面の後面パネルロック解除レバーを押し下げて、後
面パネルを開く。
4
カメラにビューファインダーが取り付けてある場合は取
りはずす。
5
カメラをマウントする。
ご注意
側面のネジ穴から
ブラインドブッシュ
を取りはずす。
付属のネジで
ストッパーを
取り付ける。
[1500][1507]
カメラロック
レバー
[1500][1505]
2
3
1
[1500][1507]
1
2
( 図は HDLA1500)

設置
18
HDLA1500/1505 の場合
1カメラからレンズ(レンズキャップ)を外し、レン
ズマウントレバーを押し下げる。
2カメラの SHUTTER スイッチのカバーが閉まってい
ることを確認する。
3カメラのビューファインダー取り付け部をハンドル
側に固定する。
4本機後方からカメラをのせ、ロックするまで前方向
にスライドさせる。
5前面のカメラロックレバーを下まで押し下げてカメ
ラをロックする。
HDLA1507 の場合
本機後方からカメラをのせ、ロックするまで前方向にス
ライドさせる。
6
後面パネルを閉める。
2SHUTTER スイッチ
3ビューファインダー取り付け部
1レンズマウントレバー
[1500][1505]( 図は HDLA1500)
[1500][1505]
[1507]
本機底面のカメラリリースレバーは、カメラを取り
はずすとき使用します(19 ページ)。
( 図は HDLA1500)

設置 19
パネルが確実に閉まったことを確認してください。
カメラを取りはずすには
以下の説明で使用しているアダプターの図は、大型レンズお
よび大型ビューファインダーを先に取りはずした状態を示し
ていますが、アダプターに大型レンズおよび大型ビューファ
インダーを取り付けたままカメラを取りはずすことも可能で
す。
HDLA1505 の場合は手順 2から開始してください。
1
ビューファインダーテーブル固定レバー 1を後面パネ
ル側に倒し、ビューファインダーテーブルリリースつま
み2を引いてロックを外し、ビューファインダーテー
ブルを矢印 3の方向にスライドさせる。
2
左側面の後面パネルロック解除レバーを押し下げて、後
面パネルを開く。
3
カメラを取り外す。
HDLA1500/1505 の場合
本機の前面のカメラロックレバーを上に引き上げなが
ら、カメラを後方に止まるまで引いて取りはずす。
HDLA1507 の場合
底面のカメラリリースレバーを前方に引きながら、カメ
ラを後方に止まるまで引いて取りはずす。
4
後面パネルを閉める。
ご注意
2
3
1
[1500][1507]
( 図は HDLA1500)
カメラロック
レバー
[1500][1505]( 図は HDLA1500)
カメラリリースレバー
[1507]

設置
20
パネルが確実に閉まったことを確認してください。
大型ビューファインダーの取り付け
(HDLA1500/1507)
本機のパンベース受け台に、大型ビューファインダーを取り
付けます。
ビューファインダー HDVF-9900 を使用するときは、あらか
じめ側面に、付属のストッパーを取り付けてください(16
ページ参照)。
HDLA1505 では、ビューファインダーはカメラ本体に取り
付けます。取り付け方法については、ビューファインダーの
取扱説明書をご覧ください。
ビューファインダー取り付け機構
例:7 型 /9 型ビューファインダーの取り付
け
◆ 取り付けについて詳しくは、ビューファインダーの取扱説明書も
併せてご覧ください。
ビューファインダーを取り付ける前に、本機のパンベース受
け台の VF 端子が、下記手順 1の図のように後面操作パネル
と直角になっていることを確認してください。
1
ビューファインダーのパンベース裏側にあるマウント
ウェッジが、本機のパンベース受け台の V 字型溝の中
に入るように、またパンベース裏側の突起部が図に示す
溝の位置にくるように、ビューファインダーをパンベー
ス受け台にのせる。
2
取っ手を押して、ビューファインダーをパンベース受け
台にしっかり差し込む。
カメラとビューファインダーは、本機の VF 端子を介し
て接続されます。
取っ手を引っ張り、ビューファインダーが確実に固定さ
れていることを確認してください。
ご注意
ご注意
( 図は HDLA1500)
VF 端子
V 字型溝
ビューファインダー
ロック解除ボタン
溝
パンベース受け台 パンロックレバー
ご注意
ビューファインダー
底面
突起部
マウントウェッジ
パンベース
VF 端子
パンベース受け台
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1
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2
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