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に
録
音
す
る
MDに録音する
この章では、さまざまな録音のしかた
や曲番の付けかた、他の機器とのシン
クロ録音のしかたを説明しています。
録音する
すでに録音済みのMDに録音するときは、自動的に録音済み
の部分の続きに録音します。
1
録音したい音源とミキサーの電源を入れる。
2
ミキサーで音源を選ぶ。
3
本機のPOWERボタンを押して電源を入れる。
4
録音用のMDを入れる。
5
INPUTスイッチで、録音したい音源を選ぶ。
音源が接続されている端子 選ぶ表示
DIGITALCOAXIAL入力 COAX
ANALOG(UNBAL)入力 UNBAL
ANALOG(BAL)入力 BAL
6
録音を始める位置を決める。
新しいMDに録音するとき、または録音済み部分の続き
に録音するときには、この手順は不要です。手順7に進ん
でください。
・ 録音済みの曲の頭から消しながら録音したいとき
AMSつまみを回して(リモコンの./>ボタンを
繰り返し押して)消したい曲の曲番を表示させる。
・ 録音済みの曲の途中以降から消しながら録音したいと
き
AMSつまみを回して(リモコンの./>ボタンを
繰り返し押して)消したい曲の曲番を表示させ、HS
ボタンを押して再生を始め、録音を始めたいところで
HS ボタンをもう一度押す。
7
zボタンを押す。
録音待機状態になります。
8
必要に応じて録音レベルを調節する。
詳しくは、「録音レベルを調節する」(22ページ)をご覧
ください。
9
HS ボタンを押す。
録音が始まります。
10
録音したい音源の再生を始める。
POWER LEVEL / DISPLAY / CHAR TIME
INPUT
AMS
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音
す
る
孔を開く
録音中の基本操作
操作 使うボタン
録音を止める xボタン
録音を一時停止する HS ボタン
一時停止した録音を再開する HS ボタン
MDを取り出す 録音を止めたあと、Aボタン
録音中の表示を切り換える
LEVEL/DISPLAY/CHARボタン(リモコンのDISPLAYボ
タン)を繰り返し押す。
表示の内容については、表示窓の見方(13ページ)をご覧く
ださい。
録音を一時停止したあとで再開すると
曲番が変わります。例えば、4曲目を録音中に録音を一時停
止すると、録音を再開したところから5曲目になります。
録音の誤消去を防ぐには
MDの誤消去防止つまみをずらして、孔が開いた状態にする
と、録音できなくなります。孔を閉じると、再び録音できる
ようになります。
z
録音した曲をすぐに再生して確認できます。
録音を止めた直後に、HS ボタンまたはAMSつまみを押
す。
今回録音した最初の曲から再生が始まります。
z
録音したあと、すぐに1曲目から再生できます。
1録音を止めた直後に、もう一度xボタンを押す。
2HS ボタンを押す。
MDの最初の曲から再生が始まります。
ご注意
・ シャッフル再生(33ページ)、プログラム再生(34ページ)
またはマルチアクセス再生(35ページ)を選んでいるとき
は、録音済み部分を消しながら録音しようとすると
「Impossible」が表示され、操作できません。
・ 本機で録音したMDを漢字表示に対応していないMDデッ
キの一部で使用するとき、録音済み部分を消しながらの録
音と編集操作ができない場合があります。
誤消去防止つまみ
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音
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録音するときのご注意
「Protected」が表示されたときは
MDが誤消去防止状態になっています。誤消去防止つまみをず
らして、孔が閉じた状態にすれば録音できます(「録音の誤消去
を防ぐには」20ページ)。
MDの誤消去防止つまみの孔が閉じていて録音可能な状態なの
に「Protected」と表示され、録音できないことがあります。こ
の場合は、もう1度r(録音)ボタンを押すと録音できます。
「DinUnlock」が点滅したときは
•INPUTスイッチで選択したデジタル音源が正しくつながって
いません。音源を正しくつないでください。
•音源の電源が入っていません。音源の電源を入れてくださ
い。
録音したい音源によって曲番の付きかたが異なります
•CDまたはMDが音源で、デジタル信号として録音するとき、
曲番は音源のCDやMDと同じように付きます。ただし、次の
ようにして録音した部分に対して、曲番が1つしか付かない
ことがあります。
― 同じディスクの同じ曲を繰り返して(1曲リピートなどで)
録音した部分
― 違うディスクの同じ曲番を続けて録音した部分
また、MDが音源のときは、4秒以下の曲には曲番が付かない
ことがあります。
•DATが音源で、デジタル信号として録音するときは、入力信
号のサ
ンプリング周波数が変わると、曲番が自動的に変わり
ます。
TOCインジケーターが点滅しているときは
録音した内容をMDに記録しているので、電源スイッチを切っ
たり、電源プラグをコンセントから抜いたり、本機をゆらした
りしないでください。正しく録音されないことがあります。録
音のあとすぐに電源スイッチを切ったり、電源プラグを抜く
と、録音した内容が記録できない場合があります。
PLAYMODEが「PROGRAM」、「SHUFFLE」または
「M.ACCESS」(33、34、35ページ)のときは
PLAYMODEは「CONTINUE」に自動的に切り換わり、録音
待機状態になります。
「CannotCopy」が点滅したときは
本機はシリアルコピーマネージメントシステムに準拠していま
す。デジタル録音したMDをさらにデジタル録音することはで
きません(67ページ)。
本機のデジタル出力端子は、録音中または録音待機中に
はデジタル入力端子から入力される信号をそのまま出力
します
本機に内蔵のサンプリングレートコンバーターだけを使うと
き
は、インプットモニター機能(23ページ)をお使いください。
長時間録音する
録音時間を2倍長または4倍長(60分のMDなら120分または
240分)にしてステレオ録音することができます(MDLP録
音)。また、モノラル録音では、ステレオ信号をモノラルに
変換して録音します。録音時間は、通常のステレオ録音の約
2倍になります。
ご注意
MDLP録音した曲は、MDLP未対応機器で再生することが
できません。また、S.FEDITなど、使用できないMD編集機
能が一部あります。
1
「録音する」の手順1〜5(19ページ)を行う。
2
MENU/NOボタンを繰り返して2回押す。
「SetUpMenu」が表示されます。
3
AMSつまみを回して(リモコンの./>ボタンを繰
り返し押して)「RecMode」を表示させ、AMSつまみ
を押す。
4
AMSつまみを回して録音モードを選び、AMSつまみま
たはYESボタンを押す。
録音モード 選ぶ表示
ステレオ録音 Stereo
モノラル録音 Mono
LP2ステレオ録音 Long2
LP4ステレオ録音 Long4
5
MENU/NOボタンを押す。
6
「録音する」の手順6〜10(19ページ)を行う。
MDLP録音時には、曲名の最初に「LP:」が隠れて記録さ
れます。
MDLP未対応機器で演奏しようとしたときに、演奏できな
いことを表示する確認用のスタンプです。演奏可能なMD
LP対応器では表示されません。しかし未対応機器で演奏しよ
うしようとすると表示されます。
またMDLP録音した曲の名前を、MONO、STEREO録音
した曲の名前としてコピーすると「LP:」が表示されます。
(50ページ)
MENU / NO YES
AMS
表示窓の左下に選んだモードに
より、「LP2」「LP4」「MONO」
が点灯します。
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録
音
す
る
録音レベルを調節する
必要に応じて、録音レベルを調節できます。
1「録音する」の手順1〜7(19ページ)を行う。
2音源の再生レベルが一番高い部分(音が一番大きい部分)
を再生する。
3LEVEL/DISPLAY/CHARボタン(リモコンの
DISPLAYボタン)を繰り返し押して、入力レベルを表示
させる。
4AMSつまみを回して(リモコンのLEVEL+/−ボタンを
繰り返し押して)録音レベルを調節する。
再生レベルが一番高いときに、ピークレベルメーターの
右端のインジケーターが常に点灯した状態にならないよ
うに調節します。
5録音する音源の再生を止める。
6このまま録音を始めるときは、「録音する」の手順9(19
ページ)以降を行う。
zリモコンでも録音レベルを調節できます。Z
録音中または録音一時停止中に、LEVEL+/−ボタンを繰り
返し押す。
zSetupMenuでも録音レベルを調節できます。
1録音中または録音一時停止中に、MENU/NOボタンを繰り
返し2回押す。
「SetupMenu」が表示されます。
2AMSつまみを回して(リモコンの./>ボタンを繰り
返し押して)「InputLevelCoax」、「InputLevelBAL」
または「InputLevelUNBL」を選び、AMSつまみまたは
YESボタンを押す。
3AMSつまみを回して(リモコンの./>ボタンを繰り
返し押して)録音レベルを調節し、AMSつまみまたはYES
ボタンを押す。
4MENU/NOボタンを押す。
zアナログ入力のときには、SetupMenuで左右の録音レ
ベルのバランス調整ができます。
1MENU/NOボタンを繰り返し2回押します。
「SetupMenu」が表示されます。
2AMSつまみを回して(リモコンの./>ボタンを繰り
返し押して)「BALInL/R」または「UNBLInL/R」を
選び、AMSつまみまたはYESボタンを押す。
3AMSつまみを回し(リモコンの./>ボタンを押して)
バランス調整をする。
右に回すとRに対してL側のレベルが相対的に下がり、左に
回すとLに対しR側のレベルが下がる。
AMSつまみまたはYESボタンを押す。
4MENU/NOボタンを押す。
z本体後面のANALOGINPUTLEVELつまみを回して、
アナログ入力の録音レベルの調節ができます。
ANALOGINPUTLEVELつまみでは−∞〜+15dBの範囲
で調節ができます。接続している機器のアナログ出力レベル
が低すぎたり、高すぎた時の調節に利用できます。
通常は初期設定されているセンター位置(0dB)で使用して
下さい。
zピークホールド機能を使うことができます。
入力信号のレベルが一番高くなったときのピークレベルメー
ターの状態を、そのレベルを超える信号が入力されるまで止
めて表示させることができます。
1停止中または再生中に、MENU/NOボタンを繰り返し2回
押す。「SetupMenu」が表示されます。
2AMSつまみを回して(リモコンの./>ボタンを繰り
返し押して)「PeakHold」を表示させ、AMSつまみまた
はYESボタンを押す。
3AMSつまみを回して(リモコンの./>ボタンを繰り
返し押して)「On」を選び、AMSつまみまたはYESボタン
を押す。
4MENU/NOボタンを押す。
ピークホールド機能をやめるときは、手順3で「Off」を選び
ます。
ご注意
アナログ録音では+12.0dB、デジタル録音では+18.0dB
までしか音量を上げることはできません。接続している機器
の出力レベルが低い場合、録音レベルを最大にすることがで
きないことがあります。
LEVEL / DISPLAY / CHARMENU / NO YES
AMS
ANALOG(BAL)
OUTPUT
LEVEL
LINR L
L
5
010
OUT
OUT
OUT
ANALOG(UNBAL)
ANALOG
INPUT
LEVEL
DIGITAL
COAXIAL
IN
IN
IN PARALLEL RELAY
REMOTE
OUT IN RS-232C
R
R
+4dBu -10dBu
CTRL-S
PUSH PUSH
ANALOG INPUT LEVEL
Coax -5.0dB
In ut Level
ここが点灯しないように調整