Korg KM-402 User manual

1

42
安全上のご注意
ご使用になる前に必ずお読みください
ここに記載した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あ
なたや他の方々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
注意事項は誤った取り扱いで生じる危害や損害の大きさ、または切迫
の程度によって、内容を「警告」、「注意」の2つに分けています。これ
らは、あなたや他の方々の安全や機器の保全に関わる重要な内容で
すので、よく理解した上で必ずお守りください。
マークについて
製品には下記のマークが表示されています。
マークには次のような意味があります。
このマークは、機器の内部に絶縁されていない「危険な電
圧」が存在し、感電の危険があることを警告しています。
このマークは注意喚起シンボルであり、取扱説明書などに
一般的な注意、警告、危険の説明が記載されていることを
表しています。
火災・感電・人身障害の危険を防止するには
図記号の例
記号は、注意(危険、警告を含む)を示しています。
記号の中には、具体的な注意内容が描かれています。左の図は
「一般的な注意、警告、危険」を表しています。
記号は、禁止(してはいけないこと)を示しています。
記号の中には、具体的な注意内容が描かれることがあります 。左の
図は「分解禁止」を表しています。
記号は、強制(必ず行うこと)を示しています。
記号の中には、具体的な注意内容が描かれることがあります 。左の
図は「電源プラグをコンセントから抜くこと 」を表しています。
以下の指示を守ってください
警告
この注意事項を無視した取り扱いをすると、
死亡や重傷を負う可能性が予想されます
・電源プラグは、必ずAC100Vの電源コンセントに差し
込む。
・電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりを拭
き取る。
感電やショートの恐れがあります。
・本製品はコンセントの近くに設置し、電源プラグへ容易
に手が届くようにする。
・次のような場合には、直ちに電源を切って電源プラグを
コンセントから抜く。
○電源コードやプラグが破損したとき
○異物が内部に入ったとき
○製品に異常や故障が生じたとき
修理が必要なときは、コルグ・サービス・センターへ依頼
してください。
・本製品を分解したり改造したりしない。
・修理、部品の交換などで、取扱説明書に書かれているこ
と以外は絶対にしない。
・電源コードを無理に曲げたり、発熱する機器に近づけな
い。また、電源コードの上に重いものをのせない。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
・大音量や不快な程度の音量で長時間使用しない。
大音量で長時間使用すると難聴になる可能性がありま
す。万一、聴力低下や耳鳴りを感じたら、専門の医師に
相談してください。
・本製品に異物(燃えやすいもの、硬貨、針金など)を入
れない。
・温度が極端に高い場所(直射日光の当たる場所、暖房
機器の近く、発熱する機器の上など)で使用や保管はし
ない。
・振動の多い場所で使用や保管はしない。
・ホコリの多い場所で使用や保管はしない。
・風呂場、シャワー室で使用や保管はしない。
・雨天時の野外のように、湿気の多い場所や水滴のかか
る場所で、使用や保管はしない。
・本製品の上に、花瓶のような液体が入ったものを置か
ない。
・本製品に液体をこぼさない。
・濡れた手で本製品を使用しない。

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注意
この注意事項を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性
または物理的損害が発生する可能性があります
・正常な通気が妨げられない所に設置して使用する。
・ラジオ、テレビ、電子機器などから十分に離して使用す
る。
ラジオやテレビ等に接近して使用すると、本製品が雑音
を受けて誤動作する場合があります。また、ラジオ、テレ
ビ等に雑音が入ることがあります 。
・外装のお手入れは、乾いた柔らかい布を使って軽く拭
く。
・電源コードをコンセントから抜き差しするときは、必ず
電源プラグを持つ。
・本製品を使用しないときは、電源プラグをコンセントか
ら抜く。
電源スイッチをオフにしても、製品は完全に電源から切
断されていません。
・付属の電源コードは他の電気機器で使用しない。
付属の電源コードは本製品専用です。他の機器では使
用できません。
・他の電気機器の電源コードと一緒にタコ足配線をしな
い。
本製品の定格消費電力に合ったコンセントに接続して
ください。
・スイッチやツマミなどに必要以上の力を加えない。
故障の原因になります。
・外装のお手入れに、ベンジンやシンナー系の液体、コン
パウンド質、強燃性のポリッシャーを使用しない。
・不安定な場所に置かない。
本製品が転倒してお客様がけがをしたり、本製品が故障
する恐れがあります。
・本製品の上に乗ったり、重いものをのせたりしない。
本製品が転倒または損傷してお客 様がけがをしたり、本
製品が故障する恐れがあります。
*記載されているすべての製品名および会社名は、各社の商標また
は登録商標です。
目次
1. はじめに ....................................... 44
各部の名称 ........................................................ 44
2. 準備 ............................................. 47
接続.................................................................... 47
電源を入れる .................................................... 48
電源を切る ........................................................ 48
3. ミキサーを使う.............................. 49
基本操作 ............................................................ 49
モニターする ..................................................... 49
イコライザー ...................................................... 50
4. KAOSSPADを使う ................... 51
エフェクトをかけるチャンネルを選択する ...... 51
タッチ・パ ッドを操作する .................................. 51
エフェクト・プログラムを選ぶ .......................... 51
PROGRAMMEMORYボタンを使う ........... 51
BPMを設定する ............................................... 51
工場出荷時の状態に戻す方法 ......................... 52
5. 付録 ............................................. 53
故障かなと思う前に .......................................... 53
クロスフェーダーの調整設定 ........................... 53
仕様.................................................................... 54

44
1. はじめに
このたびは、コルグDYNAMICDJMIXERKM-402/KM-202をお買い上げいただきまして誠にありがとう
ございます。
本機を末永くご愛用いただくためにも、この取扱説明書をよくお読みになって正しい方法でご使用ください。
各部の名称
トップ・パネル
1
2
4
5
6
7
8
3
14
11
10
9
1
2
13
44
5
8
3
14
12
10
9
1. INPUTSELECTスイッチ
ミキサー・チャンネルにアサイン(割り当て)する入力端子を選択します。
2. TRIMノブ
INPUTSELECTスイッチで選択した入力端子からの、音声信号の入力レベルを調整します。
3. EQSELECTORノブ
EQのタイプを設定します。タイプを切り替えることにより、HI、MID、LOの各帯域のEQノブを調整したとき
の音質効果を変更することができます。
4. EQノブ
HI、MID、LOの各ノブにより、各帯域の音質を調整します。
5. KAOSSボタン
本機搭載のKAOSSPADを使用するミキサー・チャンネルを選択します。点灯しているミキサー・チャンネ
ルの音声にエフェクトがかかります。再度押すと、消灯しオフになります。
6. (402のみ)CUEボタン
ミキサー・チャンネルのプリ・フェーダ ー 音 が CUEバスに送られます。CUEバスの音は、MONITORBAL-
ANCEノブをCUE側に設定することで、ヘッドホンからモニターすることができます。
7. (402のみ)CHSELECTボタン
クロスフェーダーのAチャンネル(緑)または B チャンネル(赤)に割り当てます。
ボタンを押すごとに、緑→赤→消灯と切り替わります。Aチャンネル、Bチャンネルのどちらにも割り当ててい
ない(LED消灯時)ときは、ミキサー・チャンネルの音はクロスフェーダーを通りません。
8. チャンネル・フェーダー
ミキサー・チャンネルにアサインした各入力音のレベルを調節します。チャンネル間の音量バランスを調整し
ます。

45
9. クロスフェーダー
クロスフェーダーを使用することで2つのチャンネルの音声を切り替えたり、クロスフェードさせて、DJプレ
イが行えます。
(402の場合)CHSELECTボタンでAチャンネル、Bチャン ネルに割り当てた音声をクロスフェードします。
(202の場合)PGM1とPGM2をクロスフェードします。
10. MASTERLEVELノブ、MASTERPANノブ
MASTEROUT端子からの出力レベルを調節します。MASTERPANノブで音声のL/Rバランスを調整
します。
11. (402のみ)MONITORBALANCEノブ、MONITORLEVELノブ
MONITORBALANCEノブ:CUE側に回すと、各チャンネルからCUEバスに送られた音が、MASTER側
に回すと、MASTEROUT端子から出力している音と同じ音が、ヘッドホンでモニターすることができます。
MONITORLEVELノブ:ヘッドホン端子から出力する音量の調節をします。
12. (202のみ)CUE/MASTERセレクト・スイッチ、CUEMIXフェーダー、MONITORLEVELノブ
CUE/MASTERセレクト・スイッチ:CUE側に倒すと、CUEバスの音が、MASTER側に倒すと、MASTER
OUT端子から出力している音と同じ音が、ヘッドホンでモニターすることができます。
CUEMIXフェーダー:PGM1とPGM2のCUEバスの音声バランスを調節をします。
MONITORLEVELノブ:ヘッドホン端子から出力する音量の調節をします。
13. (202のみ)MICLEVELノブ、MICBALANCEノブ
MICLEVELノブ:MIC端子からの入力レベルを調節します。
MICBALANCEノブ:MIC端子からの入力音を、PGM1、PGM2に送るバランスを調節します。
14. KAOSSPADセクション
15. ディスプレイ
KAOSSPADのエフェクト・プログラムのナンバーや、BPMを表
示します。
16. DRY/WETノブ
エフェクトのかかり具合を設定します。
17. PROGRAM/BPMノブ
KAOSSPADのエフェクト・プログラムの選択や、BPMを設定
します。
18. PROGRAMMEMORYボタン
1〜3の各ボタンにエフェクト・プログラムのナンバーを記憶する
ことができます。ボタンを押すとそれぞれに記憶しておいたプロ
グラムを瞬時に呼び出すことができます。
19. タッチ・パッド
20. PADHOLDボタン
タッチ・パッドを使用するエフェクト操作時にホールドのオン/オフを設定します。
22. TAPボタン
このボタンを押したタイミングで BPM値を設定します。
15
16 18
19
21
17
20

46
フロント・パネル
12
1. X-FADERCURVEノブ
クロスフェーダーのカーブを設定します。
2. ヘッドホン端子
リア・パネル
1234 6
7
58
12 34 6
7
58
1. 電源スイッチ
電源をオン、オフします。
2. 電源端子
付属の電源コードを接続します。
3. MASTEROUT端子
マスター・バ ス の音声を出力します。RCAタイプ出力端子です。
4. BOOTHOUT端子
MASTEROUTと同じ音声を出力します。ただし、MASTERLEVELノブで音量を調整することはできま
せん。RCAタイプ出力端子です。
5. INPUT(LINE)端子
ラインレベルの機器を接続します。RCAタイプ入力端子です。
6. MIC端子
マイクを接続します。標準フォーン端子です。
7. INPUT(PHONO)端子
ターンテーブルを接続します。RCAタイプ入力端子です。
8. GND端子
ターンテーブル接続用のグランド端子です。PHONO端子を使用するときは、必ずGND端子にターンテー
ブルのグランド線を接続してください。

47
2. 準備
機器の接続を行うときは、必ず電源スイッチを切り、電源コードをコンセントから抜いてください。
接続
接続する機材によって接続する端子を選んでください。
KM-402
TURNTABLE
CD PLAYER
PA Mixer
KM-202
TURNTABLE
CD PLAYER
PA Mixer

48
電源を入れる
本機の電源を入れるときは、以下の手順で行ってください。
1. 電源コードを接続します。
付属の電源コードを電源端子に接続します。
2. 入力端子に接続した外部機器の電源を入れます。
3. 本機のすべてのチャンネル・フェーダーとMASTERVOLUMEノブを絞ります。
4. 本機のリア・パネルにある電源スイッチをオンにします。
モニターアンプなどMASTEROUT端子に接続した機器の電源を入れてください。
電源コードの接続について
1. 本機の電源スイッチがオフになっていることを確認します。
2. 付属の電源コードを本機リア・パネルのAC電源端子に接続します。
電源コードは必ず付属のものをお使いください。他の電源コードを使用した場合、故障などの原因となりま
す。
3. 付属の電源コードには、アース端子がついています。感電と機器の損傷を防ぐためにアース接続を確実に行っ
て、コンセントに接続してください。
電源は必ずAC100Vを使用してください。
接地コンセントに接続する場合
電源コードのプラグをコンセントに直接差し込んでください。
アースターミナル付きコンセントに接続する場合
a.電源コードのプラグに2P-3P変換器(市販)を取り付けます。
b.2P-3P変換器のアース線をコンセントのアースターミナルに接続します。
c.2P-3P変換器をコンセントに差し込みます。
アースターミナル
付きコンセント
2P-3P変換器
(市販)
アース線 2P-3P変換器(市販)
電源コード
接地コンセント
アースターミナル付きコンセントでは、必ずアース端子を先に接続してからコンセントにプラグを差し込んで
ください。コンセントから外す場合は、必ずプラグを先に抜いてからアースを外してください。接続方法が分
からないときは、コルグお客様相談窓口にご相談ください。
電源を切る
1. 本機のすべてのチャンネル・フェーダーとMASTERVOLUMEノブを絞ります。
2. モニターアンプやMASTEROUT端子に接続したアンプ等の電源を先に切ります。
3. 本機のリア・パネルにある電源スイッチをオフにします。

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3. ミキサーを使う
基本操作
入力を選択する
ミキサー・チャンネルごとにトップ・パネルのINPUTSELECTスイッチで入力端子を選びます。
入力レベルを調整する
TRIMノブで各ミキサー・チャンネルの 入力レベルを調整します。
チャンネル・フェーダーを最大にして最大のレベルを入力したときに、レベル・インジケ ーターが黄色に点灯するよ
うに調整します。
202の場合
MIC端子に接続したマイクの入力レベルは、MICLEVELノブで調整します。MICBALANCEノブでPGM1
とPGM2の各ミキサー・チャンネルに送るレベル・バ ラ ン ス を調節します。
音をミキシングする
各ミキサー・チャンネル の音量レベルを、それぞれのチャンネル・フェーダーで調整します。
クロスフェーダーを使う
クロスフェーダーでミックスした 音声はマスター・バスまたはFXバスに出
力します。
クロスフェーダーのカーブ(効き具合)は、フロント・パネルのX-FADER
CURVEノブで調整します。
402の場合
各ミキサー・チャンネルのCHSELECTボタンでクロスフェーダーのチャンネルを設定します。
CHSELECTボタンを押すごとに、Aチャンネル(緑点灯)→Bチャンネル(赤点灯)→選択無し(消灯)と切
り替わります。
202の場合
PGM1、PGM2のミキサー・チャンネルの音声が、クロスフェーダーによりクロスフェードします。
マスターレベルを調節する
MASTEROUT端子から出力される全体の音量レベルをMASTERLEVELノブで調整します。
モニターする
ヘッドホン端子にヘッドホンを接続し、ミキシングした音や入力音をモニターします。
CUE(キュー)
演奏中に自分の演奏音を確認するために、MASTEROUT端子に出力する音声とは別に、チャンネル・フェー
ダーの前の音声をモニターする機能です。CUEバスの音は、ヘッドホンからモニターすることができます。こ
れによりフェーダーを下げた状態で、入力音やEQのかかり具合をヘッドホンでチェックしておき、チャンネル・
フェーダーを 上げることで狙った音をマスターから出力することができます。
CUEによるモニタリング
402の場合
1. モニターするミキサー・チャンネル の CUEボタンをオンにします 。
2. MONITORBALANCEノブでマスター出力音とCUEバス音の音量バランスを調整します。
全体の音量は、MONITORLEVELノブで調節します。
202の場合
1. CUE/MONITORセレクト・スイッチで CUEを選択します。
2. CUEMIXフェーダーでPGM1とPGM2の音量バランスを調整します。全体の音量は、MONITORLEVEL
ノブで調節します。
緑点灯 赤点灯

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イコライザー
イコライザーで音を調整する
イコ ライザ ー(EQ)は、ヒスノイズなどの耳障りな周波数帯域をカットしたり、
効果的な音質変化を加えるために、低域や高域をカットまたはブーストしま
す。
1. EQSELECTノブでイコライザーのタイプを選びます。
2. EQタイプで設定したEQをコントロールします。
各チャンネルごとにHI/MID/LOの各ノブで好みの音質変化を与えま
す。
EQタイプ・リスト
KM-Q
初代KAOSSMIXERを愛用する様々な著名なアーティストの意見を参考に改良を施したイコライザーです。
HI: -25dB~+15dB MID: -25dB~+15dB LO: -25dB~+15dB
ROUND-Q
様々なジャンルの曲に対して馴染みやすいように作られたオール・ラウンド・タイプの EQ です。
HI: -28dB~+12dB MID: -28dB~+12dB LO: -28dB~+12dB
BOOST
ブースターとしての用途に効果的です。中高域の変化幅を広めに確保して、迫力のあるサウンドを引き出します。
HI: -20dB~+18dB MID: -12dB~+12dB LO: -20dB~+18dB
SLAMMING
中域の音を積極的に加工するため、通常よりHIは低め、MIDは高めの帯域に設定されています。LOには+方向へ
は緩やかに、ー方向へは急激に変化する特殊なカーブを採用していますので、メリハリの効いたイコライジングが可
能です。
HI: -30dB~+6dB MID: -30dB~+6dB LO: -60dB~+6dB
ISOLATOR
台形のカーブ曲線を持ち、各帯域がカバーする音色に対して均等に作用します。音を完全にカットすることができ
るアイソレーターとしても機能し、特定パートの音色を瞬時にカット可能です。
HI: -∞dB~+9dB MID: -∞dB~+9dB LO: -∞dB~+9dB
HYPED
緩やかなカーブを持ったEQです。曲全体の雰囲気作りや音色調整にも効果的です。
HI: -∞dB~+9dB MID: -∞dB~+9dB LO: -∞dB~+9dB

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4. KAOSSPADを使う
エフェクトをかけるチャンネルを選択する
各ミキサー・チャンネルのKAOSSボタンを押して点灯させると、そのミキサー・チャンネルの音声にKAOSSPAD
によるエフェクトをかけることができます。
SOLOエフェクト
KAOSSボタンを長押し(約2秒間)すると、他のオンしているエフェクトがすべてバイパス(解除)され、押した
KAOSSボタンが点滅し、そのPGMのみにエフェクトをかけることができます。
タッチ・パッドを操作する
タッチ・パッドを指でこすったり、タッピン グ(軽く叩く)して、音色を操作します。
ホールド
HOLDボタンを押すと、HOLDインジケーターが点灯し、タッチ・パッドから手を離しても、離す直前のポジションの
エフェクトの音色を保持します。
エフェクト・プログラムを選ぶ
PROGRAM/VALUEノブを回して、00〜99のエフェクト・プログラムを選択します。エフェクトのかかり具合は
DRY/WETノブで調節します。
FXRELEASEのオン、オフ
1. PROGRAMMEMORY2ボタンを押しながら、TAPキーを押します。
2. r.On(FXRELEASEオン)、r.Of(FXRELEASEオフ)をPROGRAM/BPMノブで選択します。
3. 再度PROGRAMMEMORY2ボタンを押しながらTAPキーを押すと、プログラム選択に戻ります。
または、設定の操作を3秒間行わない場合も、プログラム選択の状態に戻ります。
FXRELEASEとは
タッチ・パッドから手を離した瞬間(エフェクトをオフにした瞬間)から、BPMテンポに同期したディレイ・エフェクトが
かかり始め、徐々に減衰していきます。
PROGRAMMEMORYボタンを使う
PROGRAMMEMORYボタンは、それぞれのボタンにエフェクト・プログラム、HOLDボタンのオン/オフ状態、
HOLD時のタッチ・パッドのポジション を 記 憶 す ること が で き ま す 。
各PROGRAMMEMORYボタンを押すと、それらの状態を瞬時に呼び出すことができます。
PROGRAMMEMORYボタンに記憶するには
1. あらかじめ、記憶するプログラムを選んでおきます。ホールド状態で記憶する場合は、HOLDボタンを押して、
ホールドをオンにします。タッチ・パッドの位置は、最後に触れたポジションが記録されます。
2. 記録したいPROGRAMMEMORYボタンを押しながら、HOLDボタンを押すと、押しているPROGRAM
MEMORYボタンに記録されます。
BPMを設定する
1. TAPボタンを押すと、現在設定しているBPM値がディスプレイに表示されます。
2. 曲のテンポに合わせてTAPボタンを数回押すと、そのBPM値を検出しテンポにあったBPM値が設定され
ます。
3. BPM値を表示しているときに、PROGRAM/BPMノブを回すと、BPM値を変更することができます。
4. TAPボタンを長押しすると、BPM設定からプログラム選択に戻ります。
または、設定の操作を5秒間行わない場合も、プログラム選択の状態に戻ります。

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工場出荷時の状態に戻す方法
工場出荷状態に戻すには、EQ SELECTORノブを「KM-Q」に設定した状態で、TAPボタンとPROGRAM
MEMORY1ボタンを押しながら電源をオンにすると、KAOSSPADのすべての設定が工場出荷時の状態に戻
ります 。

53
5. 付録
故障かなと思う前に
電源が入らない
□電源コードがコンセントに接続されていますか?
□リア・パネルの電源スイッチがオンになっていますか?
音が出ない
□本機および接続している機器の電源がオンになっていますか?
□チャンネル・フェーダーまたは、MASTERLEVELノブが下がっていませんか?
□チャンネルの音量レベルが下がっていませんか?
□ TRIMノブが適正なレベルまで上がっていますか?
□ 各入力端子に接続後、各ミキサー・チャンネルに正しく入力しましたか?
→ INPUTSELECTスイッチで各ミキサー・チャンネルに入力してください。
□音声が入力されているかを確認してください。
ノイズやひずみが多い
□ TRIMノブの値が大きすぎると音がひずみ、小さすぎるとノイズが多くなります。
→TRIMノブは、最大レベルのときにレベル・メーターの赤が点灯しない範囲で、できるだけ大きい値になるよ
うに調整することによって適正値が得られます。赤で点灯するとクリップし、音声はひずみます。
□KAOSSPAD機能を使用していませんか?
→KAOSSPAD機能のエフェクトの中に、ひずみやノイズを加えるエフェクトがあります。エフェクトを使用し
ない状態で、ひずみやノイズがないことを確認してください。
□EQを使用するとひずむ場合、EQノブを上げてもひずまないようにTRIMノブを下げてください。
クロスフェーダーの調整設定
クロスフェーダーの左右のあそび(音量調節の効かない範囲、不感帯)を調整することができます。
フェーダーの最端部で、音ギレが悪い場合やフェーダーのストロークを短く使いたいときなどに、調整を行ってください。
1. 電源を切ります。
2. EQSELECTORノブを「KM-Q」に設定した状態で、PROGRAMMEMORY3ボタンとTAPボタンを押
しながら、電源をONします。
ディスプレイにAdJと表示され、クロスフェーダー・アジャスト・モードに入ったことを示します。
3. クロスフェーダーを操作して、利き始めるポイントに設定したい箇所にフェーダーを合わせます。
左側にフェーダーを動かすとディスプレイにL**と表示します。右側にフェーダーを動かすとr**が表示
します。それぞれ**は00〜50の範囲で設定できます。
注意:最も端にしたときに01や02など00にならない場合もあります。
4. 左右それぞれの設定したいポイントでTAPボタンを押します。
ディスプレイにL.またはr.のドットが点灯し、そのポイントに設定されます。(--と表示されているポ
イント で は設 定できません。)
5. 左右それぞれのポイントを決定したら、HOLDボタンを押しながらPROGRAMMEMORY3ボタンを押し
ます。
ディスプレイにSETと点滅表示し、設定の記録が開始します。記録が終了するとディスプレイにEndに
なります。
6. 設定を終了するには、電源を一旦切ってから、通常の方法で電源を入れ直してください。
注意: KAOSSPAD機能を工場出荷状態に初期化する操作を行うと、クロスフェーダーの調整設定も初期化され
ます。

54
仕様
電源: AC100V
消費電力: KM-202:16W
KM-402:19W
外形寸法: 288mm(W)×384mm(D)×107mm(H)
重量: 5.0kg
周波数特性: 20Hz〜20kHz±1.0dB(Typ.)(LINE時)
S/N: 90dB@IHF-A(Typ.)(LINE 時)
INPUT(LINE)
コネクタ: RCAジャックL/R
入力インピーダンス: 10kΩ
規定レベル: 0dBu
PHONO
コネクタ: RCAジャックL/R
入力インピーダンス: 40kΩ
RIAA準拠
MIC
コネクタ:φ6.3mmモノラル・フォー ンジャック
入力インピーダンス: 50kΩ
規定レベル: -50dBu
MASTEROUTPUTL/R
コネクタ: RCAジャックL/R
規定レベル: 0dBu
負荷インピーダンス: 10kΩ以上
BOOTHOUTPUTL/R
コネクタ: RCAジャックL/R
規定レベル: 0dBu
負荷インピーダンス: 10kΩ以上
PHONESOUTPUT
コネクタ:φ6.3mmステレオ・フォーンジャック
出力インピーダンス: 32Ω
最大レベル: 80mW+80mW@32Ω
付属品
電源コード
取扱説明書
※ 製品の外観および仕様は予告無く変更することがあります。

55
EFFECT PROGRAM LIST
Program Name X AXIS Y AXIS Fx Release BPM Sync
00 LPF(Low Pass Filter) Cutoff Frequency Resonance
01 HPF(High Pass Filter) Cutoff Frequency Resonance
02 BPF+(Band Pass Filter+) Cutoff Frequency Resonance
03 72dB/oct LPF Cutoff Frequency Resonance
04 LPF & Delay Delay Time LPF Cutoff & Resonance
05 HPF & Delay Delay Time HPF Cutoff & Resonance
06 BPF+ & Delay Delay Time BPF Cutoff & Resonance
07 LPF & Reverb Reverb Depth LPF Cutoff & Resonance
08 HPF & Reverb Reverb Depth HPF Cutoff & Resonance
09 BPF+&Reverb Reverb Depth BPF Cutoff & Resonance
10 Morphing Filter LPF - BPF+ - HPF Cutoff & Resonance
11 Radio Filter Band Width Noise Level
12 Radio Isolator Mid+Low - Mid - Mid+Hi Level & Drive
13 Isolator Low - Mid - Hi Level & Drive
14 Isolator & Distortion Low - Mid - Hi Distortion
15 Isolator & Delay Low - Mid - Hi Delay Depth
16 Jet(Manual Flanger) Delay Time Feedback
17 Manual Phaser Frequency Resonance
18 Talk Filter 1st Formant 2nd Formant
19 Digi Talk 1st Formant 2nd Formant
20 Ring Mod & HPF Ring Mod Frequency HPF Cutoff & Resonance
21 Pitch Shifter & HPF Pitch Shift HPF Cutoff & Resonance
22 Mid Pitch Shifter Pitch Shift
Mix Balance(Original - Mix - Pitch Shift)
.
23 Pitch Shifter & Delay Pitch Shift Delay Depth
24 Broken Modulation Frequency Depth
25 Fuzz Distortion Low Boost - Low Cut Distortion
26 Decimator Sampling Frequency Sampling Bit
27 Decimator & HPF Decimator Frequency & Bit HPF Cutoff & Resonance
28 LFO LPF LFO Speed Resonance
29 LFO HPF LFO Speed Resonance
30 LFO BPF+ LFO Speed Resonance
31 LFO HPF+ & Delay Delay Time HPF Level, Delay Depth
32 Infinite LFO HPF+ LFO Speed Resonance
33 Random LFO LPF LFO Speed LFO Depth
34 Random LFO HPF+ LFO Speed LFO Depth
35 Flanger LFO Speed Feedback
36 Deep Flanger LFO Speed Feedback
37 Mid Flanger LFO Speed Feedback
38 Flanger & LPF Flanger LFO Speed LPF Cutoff & Resonance
39 Flanger & Delay Delay Time Flanger Feedback, Delay Depth
40 Infinite LFO Flanger LFO Speed Feedback
41 Phaser LFO Speed Resonance
42 Mid Phaser LFO Speed Resonance
43 Phaser & Delay Delay Time Phaser Resonance, Delay Depth
44 Step Phaser Frequency Resonance
45 Auto Pan LFO Speed Mono Mix - Auto Pan
46 Mid Auto Pan LFO Speed LFO Depth
47 Slicer LFO Speed LFO Depth
48 Mid Slicer LFO Speed LFO Depth
49 Slicer & LPF Slicer LFO Speed LPF Cutoff & Resonance
Program Name X AXIS Y AXIS Fx Release BPM Sync
50 Slicer & HPF Slicer LFO Speed HPF Cutoff & Resonance
51 Delay Delay Time Delay Depth
52 Smooth Delay Delay Time Delay Depth
53 Low Cut Delay Delay Time Delay Depth
54 Ping Pong Delay Delay Time Delay Depth
55 LCR Delay Delay Time Delay Depth
56 3 band Delay Low - Mid - Hi Delay Depth
57 Multi Tap Delay Delay Tone Delay Depth
58 BPF Time Slide Delay Time BPF Frequency
59 Reverse Delay & HPF Delay Time HPF Cutoff & Resonance
60 Reverse Delay Mix Delay Time Delay Depth
61 Gate Reverb & Delay Delay Time Delay Depth, Reverb Depth
62 Delay & Reverb Delay Time Delay Depth, Reverb Depth
63 Tape Echo Delay Time Delay Depth
64 Dub Echo Delay Time Delay Tone
65 Feedback Echo Delay Time Delay Depth
66 Reverb Reverb Time Reverb Depth
67 Reverb 2 Reverb Time Reverb Depth
68 Spring Reverb Reverb Time Reverb Depth
69 Gate Reverb Gate Time Reverb Depth
70 Reverse Gate Reverb Gate Time Reverb Depth
71 3 band Gate Reverb Low - Mid - Hi Reverb Depth
72 Grain Shifter Cycle Speed Length
73 Mid Grain Shifter Cycle Speed Length
74 Mid Grain Shifter+ Cycle Speed Length
75 Grain&HPF Grain Cycle Speed & Length HPF Cutoff & Resonance
76 Grain&HPF+ Grain Speed HPF Cutoff & Resonance
77 Looper’ Forward/Reverse Looper Beat Reverse - Forward(Cross Fade)
78 Vinyl Looper’ Looper Beat Reverse - Forward (Pitch)
79 Rewind Spin Looper’ Looper Beat Rewind Spin - Forward
80 Looper’ & LPF Looper Beat LPF Cutoff & Resonance
81 Looper’ & HPF Looper Beat HPF Cutoff & Resonance
82 Looper’ & Flanger Looper Beat Flanger Feedback
83 Looper’ & Pitch Shifter Looper Beat Pitch Shift
84 Looper’ & Decimator Looper Beat Decimator Frequency & Bit
85 Looper’, Isolator & HPF Looper Beat HPF Cutoff & Resonance
86 Looper’ & Isolator+ Looper Beat Low - Mid - Hi
87 Bass Looper’ Looper Beat Reverse - Forward(Cross Fade)
88 Looper’ & Oscillator Looper Beat Oscillator Pitch, etc.
89 Looper’ & Noise Looper Beat Noise Level, etc.
90 Unison Saw Bass Synth Pitch HPF Cutoff & Resonance
91 Unison Squ Bass Synth Pitch HPF Cutoff & Resonance
92 Unison Saw Synth Synth Pitch HPF Cutoff & Resonance
93 Unison Squ Synth Synth Pitch HPF Cutoff & Resonance
94 Metalic Synth Synth Pitch, BPF Cutoff etc... LFO Speed etc...
95 Siren LFO Speed etc... LFO Intensity
96 LFO Sin Synth Pitch, LFO Speed HPF Cutoff & Resonance
97 LFO Squ Synth Pitch, LFO Speed HPF Cutoff & Resonance
98 Noise Noise Tone Noise Level
99 Synth & Looper’ Synth Tone Looper Off - Looper On (Beat)

56
BLOCK DIAGRAM
KM-402
Hi Mid Lo
Hi Mid Lo
Hi Mid Lo
Hi Mid Lo
PAN
Only one position
MIC
LINE
PGM1
PHONO
LINE
PGM2
PHONO
LINE
PGM3
PHONO
LINE
PGM4
MIC AMP
SELECT
TRIM
SELECT
TRIM
SELECT
TRIM
SELECT
TRIM
Channel
Fader
CUE
Channel
Fader
CUE
Channel
Fader
CUE
Channel
Fader
CUE
A/D 3Band EQ
A/D 3Band EQ
A/D 3Band EQ
A/D 3Band EQ
FX
Dry/Wet
CH SELECT
X-Fader
FX
Dry/Wet
CH SELECT
X-Fader
X-Fader
FX
Dry/Wet
CH SELECT
X-Fader
FX
Dry/Wet
CH SELECT
X-Fader
FX
FX
FX
FX
FX
Dry/Wet
BALANCE
LEVEL
LEVEL
Meter
Lch/Rch
D/A
D/A
Meter
CUE
L
BOOTH
MONITOR
X-FADER CURVE
Phono
EQ
Phono
EQ
Phono
EQ
R
L
R
L
R
MASTER
SCHÉMA TECHNIQUE

57
KM-202
Hi Mid Lo
A/D 3Band EQ
Hi Mid Lo
A/D 3Band EQ
Only one position
MIC
MIC AMP
LEVEL
FX
FX
FX
Dry/Wet
BALANCE BALANCE
Meter
Meter
X-FADER CURVE
PHONO
LINE
PGM1
SELECT
TRIM
Phono
EQ
PHONO
LINE
PGM2
SELECT
TRIM
Phono
EQ
PAN
BALANCE
LEVEL
D/A
MONITOR
L
R
Channel
Fader FX
Dry/Wet
X-Fader
Channel
Fader FX
Dry/Wet
LEVEL
D/A
L
BOOTH
R
L
R
MASTER
BLOCKDIAGRAMM

58

URL: http://www.korg.co.jp/
■保証書
本製品には、保証書が添付されています。
お買い求めの際に、販売店が所定事項を記入いたしま
すので、「お買い上げ日」、「販売店」等の記入をご確
認ください。記入がないものは無効となります。
なお、保証書は再発行致しませんので、紛失しないよ
うに大切に保 管してください。
■保証期間
お買い上げいただいた日より一年間です。
■保証期間中の修理
保証規定に基づいて修理いたします。詳しくは保証書
をご覧ください。
本製品と共に保証書を必ずご持参の上、修理を依頼し
てください。
■保証期間経過後の修理
修理することによって性能が維持できる場合は、お客
様のご要望により、有料で修理させていただきます。
ただし、補修用性能部品(電子回路などのように機能
維持のために必要な部品)の入手が困難な場合は、修
理をお受けすることができませんのでご了承くださ
い。また、外装部品(パネルなど)の修理、交換は、類
似の代替品を使用することもありますので、あらかじ
めサービス・セ ンターへお問い合わせください。
■修理を依頼される前に
故障かな?とお思いになったら、まず取扱説明書をよ
くお読みのうえ、もう一度ご確認ください。
それでも異常があるときは、サービス・センターへお
問い合わせください。
■修理時のお願い
修理に出す際は、輸送時の損傷等を防ぐため、ご購入
されたときの箱と梱包材をご使用ください。
■ご質問、ご相談について
アフターサービスについてのご質問、ご相談は、サー
ビス・セ ンターへお問い合わせください。
商品のお取り扱いについてのご質問、ご相談は、お客
様相談窓口へお問い合わせください。
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Properly qualified service is not available for this
product if purchased elsewhere. Any unauthorised
modification or removal of original serial number
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アフターサービス
お客様相談窓口 TEL 03(3799)9086
●サービス・センター:〒143-0001東京都大田区東海5ー4ー1
明正大井5 号営業所コルグ物流センター内 TEL 03(3799)9085

2007 KORG INC.
4015-2 Yanokuchi, Inagi-city, Tokyo 206-0812 Japan
1
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quirements that are applicable in the country in which it is intended that this product
should be used. If you have purchased this product via the internet, through mail order,
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via l’internet, par vente par correspondance ou/et vente par téléphone, vous devez
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anforderungen hergestellt, die im Bestimmungsland gelten. Wenn Sie dieses Produkt
über das Internet, per Postversand und/oder mit telefonischer Bestellung gekauft ha-
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