PISCO VNE04 User manual

ノズル
止めピン
固定ネジ
真空破壊用バルブ
センサユニット真空ポートブロック
ディフューザ
Oリング
※ . その他詳細につきましては、下記までお問い合わせください。
製造元／販売元／
本社 ･ 営業部／長野県上伊那郡南箕輪村 3884-1 〒 399-4586
TEL : [phone] ㈹ FAX : [phone]
注意事項
電気回路図
制御回路
-0V(黒) +24V(赤)
ANALOG OUT(黒)
+10.8~30VDC(茶)
-0V(青)
主回路
チューブ着脱方法
製品固定方法
6.4
12
真空破壊エア流量調整方法
真空破壊エア流量調整ニードル
左廻り：真空破壊エア流量が大きく 右廻り：真空破壊エア流量が小さく左廻り：真空破壊エア流量が大きく 右廻り：真空破壊エア流量が小さく
フィルタエレメントの交換方法サイレンサエレメントの交換方法
ノズル、ディフューザの脱着、及び洗浄
マニホールド用サイレンサエレメントの交換方法
仕 様
本社工場／長野県岡谷市長地出早 3-9-32 〒 394-0089
TEL : [phone] ㈹ FAX : [phone]
エジェクタ特性
電磁弁仕様
真空破壊機能
真空スイッチ仕様
電圧
電流
約20msec
電磁弁通電時の電流・電圧波形
起動時
(消費電力：2.2W)
保持時
(消費電力：0.6W)
真空流量
20
8＋10.3×連数
10
カートリッジ継手の交換方法
この度は、ピスコ製品をお買い上げいた
だき誠にありがとうございます。
本製品をお客様に安心してお使いいただ
くために、本取扱説明書を必ずお読みく
ださい。また、本書は大切に保管してい
ただきますようお願い申し上げます。
製品カタログには、ピスコ製品、及びピ
スコ真空機器共通の取扱い上の注意事項
が記載されています。本製品のご使用に
あたっては、製品カタログの注意事項に
ついても併せてご確認ください。
真空発生器VN
真空ポンプシステム対応ユニットVNP
取扱説明書
HIR0070-00
●警告
【製品の取扱いについて】
1. 製品の上に乗ったり、物を置かないでください。転落事故、製品の転倒、落下によるケガ、製品の破損による誤作動な
どの原因となります。
2. 水や溶剤による洗浄や塗装は行わないでください。溶剤による樹脂部品の破損や、塗装によりポートが塞がれ作動不良
を起こす原因となります。
3. 圧縮空気は、取扱いを誤ると危険です。空気圧機器を使用した機械・装置の組立てやメンテナンスなどは、十分な知識
と経験を持った人が行ってください。
4. 本製品は、防爆構造ではありません。引火性、爆発性のあるガス、流体、雰囲気中での使用は避けてください。また、
真空回路側に常時 0.1MPa 以上の圧力が印加されるような使い方は避けてください。
【製品のメンテナンスについて】
1. 点検、調整などを行う場合には、電源を切り、供給エアを遮断して、残圧の無いことを確認してから行ってください。
2. 配線、配管は必ず電源が切れた状態で行ってください。また、電源投入またはエア供給の前には、必ず誤配線や誤配管
が無いことを確認してください。
3. 各部のネジ締付けは適正トルクで締付けてください。製品取付けの推奨締付けトルクは、「製品固定方法」の②に、電磁
弁の推奨締付けトルクは、0.15~0.2N·mで締付けてください。適正な締付けが行われない場合には、エア漏れ、製品の脱
落、製品各部の破損の原因となります。
【製品の使用について】
1. 電磁弁を作動させる場合は、漏洩電流は1mA以下であることを確認して
ください。漏洩電流による誤作動の原因となる危険性があります。
2. 製品には仕様外の振動、衝撃を加えないでください。製品の破損や電磁
弁の誤作動原因となる危険性があります。
3. 電磁弁へ長時間連続通電するとコイルより熱が発生します。熱による火
傷、及び周辺機器への影響を与える可能性があります。長時間連続通電
される場合はご相談ください。
4. 本製品の電磁弁は、電流制御回路を採用しており、コイルの通電保持
時に電流値を下げる機構となっております。仕様外の振動・衝撃が加わ
る環境でのご使用は絶対に避けてください。バルブ誤作動につながりま
す。
●注意
【製品の取扱いについて】
1. 電磁弁、及びセンサのリード線には強い引張力や極端な曲げを与えないでください。断線やコネクタ部の破損の原因と
なります。
2. 圧縮空気中には、多量のドレン（水、酸化オイル、タール、異物）が含まれています。ドレンは製品の性能を著しく低下
させますので。アフタクーラ、ドライヤで除湿し、エア質の向上を行ってください。
3. ルブリケータは使用しないでください。
4. 配管内の錆、異物の流入は製品の故障、誤作動、性能低下の原因となります。供給ポートの直前には、5µm以下のフィ
ルタを入れてください。また、ご使用前、及び適当な期間毎に配管内のフラッシングをお勧めします。
5. 腐蝕性ガス、可燃性ガス雰囲気中でのご使用は避けてください。また、使用流体としてのご使用は避けてください。本
製品は防爆構造ではありませんので火災、爆発の原因となる可能性があります。
6. 水滴、油滴、塵などのかかる場所でのご使用は避けてください。本製品は防滴、防塵構造ではありませんので、製品の
破損、性能低下の原因となる可能性があります。
7. 本製品の電磁弁のリード線には、極性があります。極性が違いますと電磁弁が作動しません。
8. 本製品に概ね15分以上の連続通電をする場合、連続通電回数は、10回／日としてください。
【製品のメンテナンスについて】
1. 供給（PS, PV）、真空（V）の各ポートのカートリッジ交換の際には、シール部の付着物を除去した後、止めピンを確実に挿
入してください。
2. エジェクタシステム対応ユニットのサイレンサエレメントや真空ポンプシステム対応ユニット（単体）のフィルタエレメ
ントに塵、埃などが多量に付着していると製品性能の低下につながる可能性があります。エレメントは、適当な時期で
こまめに清掃、交換することをお勧めいたします。
【製品の使用について】
1. 真空（V）ポートに接続する配管は、十分な有効断面積を確保できるよう、配管径、配管長を選定してください。有効断面
積が十分でない場合には、吸込流量、真空破壊エア流量などの製品性能が十分に得られない場合があります。
2. 供給（PS, PV）ポートに接続する配管は、十分な有効断面積を確保できるよう、配管径、配管長を選定してください。有
効断面積が十分でない場合には、圧縮空気や真空の供給量が不足し、製品性能が十分に得られない場合があります。
3. 本製品には、真空フィルタは付いておりません。真空フィルタは、弊社真空フィルタシリーズを必ずご併用ください。
真空フィルタを使用しないと吸い込まれた塵、埃などが製品内部へ堆積し、真空性能低下（エジェクタシステム対応ユニッ
ト）や電磁弁の漏れ・作動不良（エジェクタシステム対応ユニット、真空ポンプシステム対応ユニット）などの原因となり
ます。（推奨真空フィルタ：VFUシリーズ、VFJシリーズ）
4. マニホールドタイプでは、エア供給量（供給ポートサイズ、配管長さ、減圧弁処理流量、その他）、及びエジェクタのエ
ア消費量（真空特性）などの諸条件により、同時に作動できるユニット数に制限があります。マニホールドタイプで同時
作動を行うような使い勝手をする場合には、弊社営業所までご相談ください。
5. 真空発生器VNシリーズのマニホールドタイプは、各ユニット個別の大気開放となっておりますが、真空を発生させてい
るユニットのエジェクタ排気が、真空を発生させていないユニットへ廻り込む現象（排気の廻り込み）が発生する場合が
あります。排気の廻り込みが問題となる場合には、弊社営業所までご相談ください。
■共通
ユニット エジェクタシステム対応ユニット 真空ポンプシステム対応ユニット
使用流体 空気
使用圧力範囲 0 ~ 0.55MPa
使用温度範囲 5 ~ 50°C（凍結なきこと）
使用湿度範囲 35 ~ 85%RH（結露なきこと）
保護構造 IEC規格 IP40相当
耐振動／衝撃性 50m/s2以下／ 150m/s2以下
使用真空圧力 – 0 ~ -100kPa
■エジェクタシステム対応ユニット
形 式 ノズル径
(mm)
定格供給圧力
(MPa)
到達真空度
(-kPa)
吸込流量
(l/min[ANR])
消費流量
(l/min[ANR])
VNE04 0.4 0.35
90.4
2 6
VNH05 0.5 0.5 7 11.5
VNE05 0.35 3 8
VNH06 0.6 0.5 9.5 16
VNE06 0.35 5 12
■共通
ユニット エジェクタシステム対応ユニット 真空ポンプシステム対応ユニット
項 目 真空発生用電磁弁 真空破壊用電磁弁 真空供給用電磁弁 真空破壊用電磁弁
作動方式 直動作動
弁構造 弾性体シール、ポペット弁
定格電圧 DC24V
許容電圧範囲 ±10%
サージ保護回路 サージキラー内蔵
消費電力 起動時：2.2W、保持時：0.6W（省電力回路内蔵）
動作表示インジケータ 緑色LED
使用圧力範囲 0 ~ 0.55MPa 0 ~ 0.55MPa -100 ~ 0kPa 0 ~ 0.55MPa
バルブタイプ ノーマルクローズタイプ
応答時間（※） 真空発生（OFF→ON）／真空停止（ON→OFF）共に5msec以下
結線方式 コネクタ式（ケーブル長さ：500mm）
赤色リード線：+24VDC、黒色リード線：-0V
（※）応答時間は、定格圧力、定格電圧供給時、真空ポートにて圧力変化が検出されるまでの時間です。配管先端部（ワーク）での真空到達時間、及
び真空破壊時間はエジェクタ特性、容積（真空配管長さ）、真空破壊流量などの条件により異なります。
■共通
破壊エア流量 0 ~ 20l/min[ANR]（0.5MPa供給時）
※.真空破壊エア流量調整ニードルにより可変。
■真空ポンプシステム対応ユニット
真空流量 8l/min[ANR]（-80kPa供給時）
■共通
項 目 負圧仕様（-V1） 連成圧仕様（-R1）
結線方式 コネクタ式 グロメット式
供給電圧 DC10.8 ~ 30V（含リップル）
消費電流 20mA以下（DC24V無負荷）
圧力検出方法 拡散半導体圧力センサ、ゲージ圧
使用圧力範囲 -100 ~ 0kPa -100 ~ 300kPa
耐圧性 1,000kPa 600kPa
保存温度範囲 -20 ~ 70°C（大気圧、湿度：65%RH以下）
動作温度範囲 -10 ~ 60°C（凍結なきこと）
動作湿度範囲 35 ~ 85%RH（結露なきこと）
保護構造 IEC規格 IP40相当
アナログ出力
出力電圧 1 ~ 5V
ゼロ点電圧 1±0.04V（=大気圧時） 1±0.1V（=-100kPa時）
最大圧力点電圧 4.6±0.04V（=-90kPa時） 5±0.1V（=300kPa時）
直線性 ±0.5%F.S.以下（at Ta=25°C）
温度特性 ±2%F.S.以下（0 ~ 50°C、Ta=25°C）
出力電流 0.495mA以下（負荷抵抗：10kΩ以下） 1mA以下（負荷抵抗：5kΩ以下）
■電磁弁 ■圧力センサ
① . チューブの装着
真空発生器VNは、チューブを
チューブエンドまで差し込むだけで
ロック爪が固定、弾性体スリーブが
チューブの外周をシールします。装
着の際は、弊社総合カタログ、継手
の共通注意事項「2. チューブ装着上
の注意」を参考に装着してください。
② . チューブの取外し
チューブを取外す場合、開放リング
を押すことによりロック爪が開き、
チューブを抜くことができます。
取外しの際は、必ずエアを止めて
から行ってください。
樹脂本体の取付け穴（2箇所）を利用し、M3ネジで締付け固定します。また、その時の推奨締付けトルクは、0.3~0.5N·mとな
ります。推奨締付けトルク範囲外で締付けた場合には、製品の脱落や破損の原因となる可能性があります。
（取付け穴のピッチにつきましては、下図をご参照ください。）
真空破壊エアの流量調整は、真空破壊エア流量調整ニードルを右（時計方向）に廻すと流量が小さくなり、左（反時計方向）に廻
すと流量が大きくなります。
●警告
1 . 取り外しの際は、必ずエアを止め、残圧を排気してから行ってください。
2 . 配管作業を行う場合には、供給・真空・排気の各ポートを間違えないように、必ず製品カタログ等により、各ポート位
置を確認してください。
●注意
1 . 製品に過大な振動や衝撃を与えないでください。製品の破損、性能低下の原因となる可能性があります。
●注意
1 . 真空破壊エア流量の調整には、必ず適正なマイナスドライバをご使用ください。
2 . 本製品は、内部にスプリングを設け、ニードルの回転止めとしておりますので、ロックナットはありません。六角部は、
スパナなどで回さないでください。製品破損の原因となります。
●注意
1 . コネクタケーブル・センサケーブルに過大な引張力、極端な曲げ、ケーブルの繰り返し動作等は避けてください。製品
の破損、ケーブル断線の原因となる可能性があります。
マニホールドタイプの場合 単体タイプにブラケットを使用し固定する場合 単体タイプを直に固定する場合
真空破壊用電磁弁を外し、真空ポート固定用止めピンを抜き、センサユニット、或いは真空ポートブロックを外した上でラジ
オペンチなどを用いてディフューザを引き抜きます。ノズルの飛び出し防止のため、本体をスポンジなどの緩衝材で塞ぎ、真
空発生用エアを供給、真空発生用電磁弁に通電します。エアの力により、ノズルが飛び出しますので緩衝材を取り除き、ノズ
ルを取出してください。
ノズル、ディフューザの内径、及びシール部の付着物などの除去をエアブロー、拭き取りなどにより行います。
ディフューザにノズルを組み付け、ノズルが脱落しないように本体へ供給します。ディフューザ先端部を傷付けないように、
ディフューザを押し込み、センサユニット、或いは真空ポートを組み付けます。真空ポート固定用止めピンを確実に挿入した
後、真空破壊用電磁弁の固定ネジを0.15~0.2N·mの締付けトルクにて締付けます。サイレンサエレメントの取付けは、「サイ
レンサエレメントの交換方法」を参照ください。
真空ポンプシステム対応ユニット単体タイプのフィルタエレ
メント（形式：VN012B32）の交換は、真空供給用バルブの固
定ネジを適正なプラスドライバを使用し、取り外して交換を
行います。フィルタエレメント交換後、真空供給用バルブの
パッキンが脱落していない事を確認の上、0.15 ~ 0.2N·mの締
付けトルクにて固定ネジを締め、確実に取付けを行ってくだ
さい。
エジェクタシステム対応ユニット単体タイプのサイレンサエ
レメント（形式：VN012B33）の交換は、マイナスドライバを
使用し、止めピンを抜いてから交換を行います。サイレンサ
エレメント交換後は、止めピンを確実に挿入してください。
エジェクタシステム対応ユニットマニホールドタイプのサイレンサエレメント（形
式：VN013B19）の交換は、真空破壊用電磁弁を適正なプラスドライバを使用し取り
外します。サイレンサエレメント交換後は、止めピンを確実に挿入した後、真空供
給用バルブのパッキンが脱落していない事を確認の上、0.15 ~ 0.2N·mの締付けト
ルクにて固定ネジを締め、確実に取付けを行ってください。
●注意
1 . フィルタエレメント交換後は、固定ネジの締付けトル
ク0.15 ~ 0.2N·mにて確実に締付けを行ってください。
●注意
1 . サイレンサエレメント交換後は、止めピンを確実に挿
入してください。
2 . 止めピンの向きに注意してください。逆の向きでピン
を挿入した場合には、使用中の振動などによる止めピ
ン脱落の可能性があります。
●警告
1 . 製品にエアを供給している間は、ノズル取出口を人体に向けないでください。ノズルが飛出し、ケガをする恐れがあります。
2 . 真空破壊用バルブを取り外したままエアを供給するとエアがユニット本体の角穴より吹き出します。真空破壊用バルブ
を取り外したままエアを供給する場合には、真空破壊エア流量調整ニードルを全閉にしてください。
●注意
1 . サイレンサエレメント交換後は、固定ネジの締付けトルク0.15 ～0.2N·mに
て確実に締付けを行ってください。
●注意
1 . 真空ポートブロックを本体に装着する際には、Oリングにゴミ、毛羽などの付着物が無い事を必ず確認してください。
2 . ノズル、ディフューザの内径、シール部、及びシール部品（Oリング）や本体内径部には、傷を付けないでください。性
能低下の原因となります。
止めピン
サイレンサエレメント
固定ネジ
真空供給用バルブ
フィルタエレメント
固定ネジ
真空破壊用バルブ
サイレンサエレメント
●注意
1 . カートリッジ継手を本体に装着する際には、Oリングにゴミ、毛羽などの付着物が無い事を必ず確認してください。また、
Oリング、及び本体内径部に傷を付けないでください。真空回路の漏れによる性能低下の原因となります。
＜単体タイプ＞
■真空ポートの場合
真空ポートのカートリッジ継手は、センサユニットボ
ディ、或いは、真空ポートブロックの側面部から挿入され
ているスプリングピン(2本)をø1mmのピンなどの治具によ
り抜き、カートリッジ継手を交換してください。
■供給ポートの場合
真空発生用電磁弁、或いは真空供給用電磁弁を適正なプラ
スドライバを使用し取り外します。真空発生用エア供給
ポートと真空破壊用エア供給ポート、或いはエア供給ポー
トの止めピンをマイナスドライバなどで引き抜き、カート
リッジ継手を交換後、真空供給用バルブのパッキンが脱落
していない事を確認の上、0.15 ~ 0.2N·mの締付けトルクに
て固定ネジを締め、確実に取付けを行ってください。
＜マニホールドタイプ＞
■真空ポートの場合
真空破壊用電磁弁を適正なプラスドライバを使
用し取り外します。真空ポートブロック、或い
はセンサユニットボディ固定用の止めピンをマ
イナスドライバなどで引き抜き、本体より外し
ます。真空ポートのカートリッジ継手は、セン
サユニットボディ、或いは、真空ポートブロッ
クの側面部から挿入されているスプリングピン
(2本)をø1mmのピンなどの治具により抜き、
カートリッジ継手を交換後、真空供給用バルブ
のパッキンが脱落していない事を確認の上、
0.15 ~ 0.2N·mの締付けトルクにて固定ネジを
締め、確実に取付けを行ってください。
■供給ポートの場合
止めピンをマイナスドライバなどで引き抜き、
カートリッジ継手を交換してください。
※ 止めピンの向きに注意してください。逆の
向きでピンを挿入した場合には、使用中の振
動などによる止めピン脱落の可能性がありま
す。
固定ネジ
真空破壊用バルブ
真空ポート用止めピン
センサ
ユニット
ボディ
真空ポートブロック
スプリングピン
カートリッジ継手
真空発生用エア供給ポー
ト、エア供給ポート、真空
破壊用エア供給ポート用止
めピン
止め栓
カートリッジ継手
固定ネジ
真空発生用バルブ、または
真空供給用バルブ
真空発生用エア供給ポー
ト、エア供給ポート、真空
破壊用エア供給ポート用止
めピン
カートリッジ継手
スプリングピン
止め栓
カートリッジ継手
センサユニット
ボディ、または
真空ポートブロック

* Please make inquiry about other details to the following.
OVERSEAS MARKETING TEAM
3884-1 MINAMIMINOWA, KAMIINA, NAGANO-PREF, 399-4588, JAPAN TEL: [phone] FAX: [phone] E-mail: [email protected]
Safety Instructions
Nozzle
Lock pin
Fixing screw
Vacuum release solenoid valve
Vacuum port block with sensor unit
Diffuser
O-ring
Circuit diagram
Limit circuit
-0V
(Black)
+24V
(Red)
ANALOG OUT
(Black)
+10.8~30VDC
(Brown)
-0V (Blue)
Main
circuit
How to fit and release Tubing
How to fix Vacuum Generator VN
6.4
12
How to adjust vacuum release flow
Vacuum release air flow adjusting needle
The vacuum release air flow rate can be
increased by turning the needle left.
The vacuum release air flow rate can be
decreased by turning the needle to the right.
The vacuum release air flow rate can be
increased by turning the needle left.
The vacuum release air flow rate can be
decreased by turning the needle to the right.
How to replace the filter elementHow to replace the silencer element
How to install, remove and clean the nozzle and diffuser
How to replace silencer elements for manifold type
Specifications
Ejector characteristics
Solenoid valve specifications
Vacuum release function
Vacuum switch specifications
Voltage
Electric
current
about 20msec
Electric current and voltage waveform at valve excitation
At start-up
(power consumption: 2.2W)
At start-up
(power consumption: 2.2W)
At retention
(power consumption: 0.6W)
Vacuum flow
20
8＋10.3×n
(n=No. of manifold)
10
How to replace cartridge fitting
Thank you for purchasing PISCO
product. Please be sure to read this
User's Manual before using this item in
order to make sure the safety. Please
keep this manual handy with care, so that
you can refer to it whenever necessary.
PISCO products catalogues include
Common Safety Instructions for PISCO
products and Vacuum equipment. Please
confirm the Safety Instructions as well
before using this item.
Vacuum GeneratorVN
Vacuum pump system-compatible unitVNP
User's Manual
HIR0070-00
●Warning
[Products Handling]
1. Do not step onto or place objects on the devices. These may cause falling accident, fall of devices, injuries from falling and
malfunctions from device breakage.
2. Do not wash or paint the devices with solvent or water. Solvent use may cause breakage of resin parts and malfunction by
port clogs.
3. Mishandling of compressed air is dangerous. Conduct assembly and maintenance of devices with pneumatic equipment
by persons with enough knowledge and experience.
4. Since this item is not of explosion-proof structure, do not use it with or in surroundings containing flammable or explosive
gases or fluids. Avoid use it where there are constant pressures of 0.1MPa (14.5psi) or above in the vacuum circuit.
[Products maintenance]
1. Carry out maintenance and checks of equipment only after turning power off, shutting air off and making certain that the
residual pressure in the piping has dropped to zero.
2. When installing wiring and piping, be sure to switch off the power and make sure there is no miswiring and mispiping before
applying power and air.
3. In tightening the screw, use the recommended tightening torque. The recommended tightening torque for xing device is
specied on "How to x Vacuum Generator VN". The recommended tightening torque for solenoid valve is 0.15 ~ 0.2N·m.
Improper tightening may cause air leakage, dropout or breakage of the products.
[Products application]
1. For the operation of the valve, make certain that the leakage
current is less than 1mA. Leakage current larger than that may
cause malfunction.
2. Avoid applying excessive vibration or shocks to the devises. It
may damage devises and lead to malfunction of solenoid valve.
3. Long continuous power supply to the valve may raise the
temperature of the coil. Heat may cause burns or affect the
surrounding equipment adversely. Consult PISCO about such
applications.
4. Current limit circuit is adopted for the solenoid valve. It features
the current drop when the coil is energized and retains current.
Therefore, the use in the location having vibration or shock
greater than the specication below must be avoided. It may
cause valve malfunction.
●Caution
[Products Handling]
1. Do not pull or bend lead wires of solenoid valve or vacuum switch excessively. Doing so may result in disconnection of lead
wires or connector components broken.
2. Compressed air contains plenty of drain (Water, oxidized oil, tar and foreign particles etc.). Since drain may cause
performance drop, conduct air dehumidication by the after-cooler and drier, then improve air quality.
3. Never supply rubricated air.
4. Rust and inow of foreign particles in piping cause malfunction and performance drop. Therefore, install a lter (ltration
capacity: max. 5μm) just before the air supply port. On top of it, Prior-to-use and periodic ushing is recommended.
5. Do not use the devises in the atmosphere of corrosive and ammable gas. In addition, do not use the gas as uid admitted.
Since this product is not explosion-proof type, it may cause re and explosion.
6. Do not use the devices in locations where they can be exposed to water drops, oil drops, dust, etc. Since this product is not
drip or dust proof type, they may cause breakage or performance drop.
7. The lead wire of solenoid valve is polarized. Therefore, the solenoid valve is not activated by wrong polarity.
8. If continuous current is supplied to the solenoid for 15 minutes or more, please limit number of such energization to 10 times
per day maximum.
[Products maintenance]
1. When replacing cartridge ttings for air supply (PS, PV) or vacuum (V) port, be sure to remove extraneous matter from the
seal and x the fastening pin rmly in place.
2. The performance of silencer tted ejector unit and lter tted vacuum pump compatible unit may deteriorate due to dust
trapped in the elements. Therefore, we recommend cleaning well or replacing the elements at just the right time.
[Products application]
1. In selecting the piping to the vacuum (V) port, save piping bore and length for enough effective sectional area. Insufcient
effective sectional area may cause performance drop in characteristics such as suction ow and vacuum release airow.
2. In selecting the piping to the supply (PS,PV) port, save piping bore and length for enough effective sectional area.
Insufcient effective sectional area may cause performance drop due to short supply of compressed air and vacuum ow.
3. This product is not equipped with a vacuum lter. Therefore, use PISCO vacuum lter at the same time. If the lter is not
used, dust or other particles are accumulated inside the product and cause vacuum performance drop (ejector unit) and
solenoid valve malfunction such as air leakage. (ejector unit and vacuum pump compatible unit) (Recommended lter: VFU
series and VFJ series)
4. As the series number of manifolds increases, there is limitation on the simultaneous activation-allowable series depending
on the condition of the air supply (supply port size, piping length, regulator processing flow rate and etc.) and/or air
consumption (vacuum characteristics) of ejector and other such problems may possibly be encountered. Consult PISCO
sales ofce on this matter.
5. Although vacuum Generator VN series manifold type is the open to air exhaust by individual unit, the exhaust air from a
vacuum-generating unit may be exhausted to the vacuum port of other non-activating units. If this is a matter, please consult
PISCO sales ofce.
■Common to all VN series
Unit Ejector unit Vacuum pump compatible unit
Fluid admitted Air
Service pressure range 0 ~ 0.55MPa
Service temperature range 5 ~ 50°C (Non condensing)
Service humidity range 35 ~ 85%RH (Non condensing)
Protective structure IEC standard IP40 equiv.
Vibration and shock resistance 50m/s2max. ／150m/s2max.
Working vacuum – 0 ~ -100kPa
■Ejector unit
Model Nozzle dia.
(mm)
Pressure supply
(MPa)
Final vacuum
(-kPa)
Suction ow
(l/min[ANR])
Air consumption
(l/min[ANR])
VNE04 0.4 0.35
90.4
2 6
VNH05 0.5 0.5 7 11.5
VNE05 0.35 3 8
VNH06 0.6 0.5 9.5 16
VNE06 0.35 5 12
■Common to all VN series
Unit Ejector unit Vacuum pump compatible unit
Item
Vacuum making solenoid valve Vacuum release solenoid valve
Vacuum supply solenoid
valve
Vacuum release solenoid valve
Operating system Direct operation
Valve construction Elastic seal, poppet valve
Voltage rating DC24V
Allowable voltage range ±10%
Surge limiting circuit Equipped with surge noise filter
Power consumption On start-up: 2.2W, On retention: 0.6W (Equipped with power saving circuit)
Operation indicator Green LED
Service pressure range 0 ~ 0.55MPa 0 ~ 0.55MPa -100 ~ 0kPa 0 ~ 0.55MPa
Valve type Normally closed
Response time (※)Max. 5msec. at vacuum generation (OFF→ON) and vacuum stop (ON→OFF).
Wiring method Connector type (Cable length: 500mm)
Red color lead wire: +24VDC, Black color lead wire: -0V
(※) The response time is the time elapsed, at supply of a supply pressure and the rated supply voltage, before a change in pressure is detected at
the vacuum port. The time required to reach vacuum and the time required to release the vacuum, both measured at the end of the piping (at
the work piece), depend on factors such as the volume (piping length) and vacuum release airow., etc.
■Common to all VN series
Vacuum release air ow 0 ~ 20l/min[ANR] (Air supply pressure is 0.5MPa)
* Variable by vacuum release flow adjusting needle.
■Vacuum pump compatible unit
Vacuum ow 8l/min[ANR] (Air supply pressure is -80kPa)
■Common to all VN series
Item Negative pressure type (-V1) Compound pressure type (-R1)
Wire connection method Connector type Grommet type
Supply voltage DC10.8 ~ 30V (ripples included)
Current consumption 20mA max. (DC24V at no-load)
Pressure detection Proliferated semiconductor pressure sensor, gauge pressure
Service pressure range -100 ~ 0kPa -100 ~ 300kPa
Proof pressure 1,000kPa 600kPa
Storage temperature range -20 ~ 70°C (Atomospheric pressure, hummidity less than 65%RH)
Operating temperature range -10 ~ 60°C (Non condensing)
Operating humidity range 35 ~ 85%RH (Non condensing)
Protective structure IEC standard IP40 equiv.
Analog output
Output voltage 1 ~ 5V
Zero-point voltage
1±0.04V (= at atmospheric) 1±0.1V (= at -100kPa)
Max. rated pressure voltage
4.6±0.04V (= at -90kPa) 5±0.1V (= at 300kPa)
Linearity ±0.5%F.S. max. (at Ta=25°C)
Temperature characteristics ±2%F.S. max. (0 ~ 50°C、Ta=25°C)
Output current
0.495mA max. (Load resistance: 10kΩmax.) 1mA max. (Load resistance: 5kΩmax.)
■Solenoid valve ■Pressure sensor
(1). Tube insertion
Simply insert a tubing into the tube
end of tting of Vacuum Generator
VN(ejector equipped with tube
fitting) and Vacuum unit VNP
(vacuum pump compatible unit
equipped with tube fitting). The
lock-claws automatically fix the
tubing, and elastic sleeve seals the tube surrounding. Please
refer to ''2. Cautions on the tting of tube'' in Common Safety
Instructions for Quick-Fitting Joint of general catalogue.
(2). Tube Release
In case of releasing the tube, push
the release ring. The lock-claws
open and the tube can be released.
Before releasing the tube, make
certain to turn off the air supply.
Use M3 screws to x the unit with the two mounting holes by the recommended tightening torque of 0.3-0.5N.m. Use of a
torque other than the recommended level may cause dropout or breakage of the products. (Please refer to the following
drawing for the dimension of hole pitch).
Turning the airflow adjustment needle clockwise decreases the flow rate of vacuum release air, while turning the needle
counterclockwise increases the ow.
● Warning
1. When removing tubing from the unit, be sure to turn offthe air supply and discharge residual air pressure completely.
2. Install the piping by checking the location of air supply port, vacuum port and exhaust port in the catalogue.
● Caution
1. Do not apply excessive vibration or shock to the unit. Using it in such condition can lead to malfunctions and/or errors.
● Caution
1. Make sure to use an appropriate at-blade screwdriver for adjusting vacuum release airow.
2. This product incorporates an internal spring as the needle rotation lock. Therefore, a locknut is not equipped on the
needle. Do not use a wrench on the hexagonal part. It may cause breakage.
● Caution
1. Do not pull or bend lead wire, connector cable, and sensor cable excessively or avoid excessive repeated motion. Such
use may cause the disconnection of wire/cable or breakage of the product.
Manifold typeFixing stand alone type using bracketDirect xing of stand alone type
To remove the diffuser, rst remove the vacuum release solenoid valve, locking pin for vacuum port block with or without sensor
unit. Then, pull out the diffuser using needle-nose pliers etc. To prevent the nozzle from jumping out, cover the main body with
a cushioning material (sponge etc.), and supply vacuum making air (*1) and energize vacuum making solenoid valve. After the
nozzle has been blasted out by air, remove the cushioning material and take out the nozzle.
Remove any foreign matter attached to the nozzle, diffuser interior and seal using air blow, through wiping (*2) etc.
Install the nozzle on the diffuser, and insert to the main body, taking care that the nozzle is not detached from the diffuser. Push
in the diffuser by taking care not to damage the tip and install the vacuum port block with or without sensor unit. After inserting
the locking pin to x the vacuum port, tighten the vacuum release solenoid valve by the xing screws with a tightening torque
of 0.15-0.2N.m. For installation of the silencer element, refer to "How to replace the silencer elements".
Replacement of filter elements (Model : VN012B32) of
vacuum pump compatible unit, stand-alone type is conducted
by removing the xing screws of vacuum supply valve by an
appropriate Philips screwdriver. After new lter element has
been put in place, conrm that lter packing for the vacuum
supply solenoid valve is placed in right position, and x the
screws rmly at a tightening torque of 0.15-0.2N.m.
As for the replacement of silencer element (Model
:VN012B33) of ejector system-compatible unit stand-alone
type, pull the locking pin by a flat-blade screwdriver. After
replacing the element, make sure the locking pin is firmly
inserted.
Replacement of silencer elements (Model : VN013B19) of manifold type ejector
unit is conducted by removing the vacuum release valve by an appropriate Philips
screwdriver. After new silencer element has been put in place, confirm that the
rubber gasket for vacuum supply solenoid valve is placed in right position, and x
the screws rmly at a tightening torque of 0.15-0.2N.m.
● Caution
1. After replacing the filter element, be sure to fix the
valve by fixing screws firmly with a tightening torque of
0.15 ~ 0.2N·m.
● Caution
1. After replacing the silencer element, be sure to insert
the lock pin firmly.
2. Be careful of the direction of locking pin. If the locking
pin is inserted in reverse, the pin may drop off due to
vibration.
● Warning
1. When supplying air to the unit, do not direct the nozzle outlet at human body. The nozzle may jump out, causing injury.
2.
By supplying air without having installed the vacuum release valve, the air blows out from the square hole of main unit. In
cases like this, close vacuum release air adjusting needle completely before supplying air.
● Caution
1. After replacing the silencer element, be sure to fix the valve by fixing screws
firmly with a tightening torque of 0.15 ~ 0.2N·m.
● Caution
1. When installing the vacuum port block to the main body, be sure to conrm that no dust, uff, etc. are sticking to the
O-ring.
2. Do not damage the nozzle, diffuser interior, sealing surface, seal parts (O-ring) and interior part of main body. Otherwise,
the unit performance may deteriorate.
Lock pin
Silencer element
Fixing screw
Vacuum supply solenoid valve
Filter element
Fixing screw
Vacuum release
solenoid valve
Silencer element
● Caution
1. When installing cartridge tting, be sure to conrm that no dust, uff, etc. are sticking to the O-ring. Do not damage the
interior part of main body. The damage causes performance drop due to air leakage in vacuum circuit.
＜Stand-alone type＞
■Vacuum port
Pull out the spring pins (2 pieces) inserted from the side of
vacuum port block with or without sensor unit by the jig like
ø1mm pin and replace the cartridge tting.
■Supply port
Using a suitable Philips screwdriver, remove the vacuum
making solenoid valve or vacuum supply solenoid valve.
Pull out the locking pin of ports (air supply port, air supply
port for vacuum generation and air supply port for vacuum
release) using a flat-blade screwdriver and replace the
cartridge ttings. After checking the rubber gasket for the
solenoid valve is not missing, securely tighten the two xing
screws at a torque of 0.15-0.2N.m.
＜Manifold type＞
■Vacuum port
Using a suitable Philips screwdriver, remove
the vacuum release solenoid valve. Pull out
the locking pin using a flat-blade screwdriver
and remove the vacuum port block with or
without sensor unit. Pull out the spring pins (2
pieces) inserted from the side of the vacuum
port block by the jig like ø1mm pin and replace
the cartridge ttings. After checking the rubber
gasket for the solenoid valve is not missing,
securely tighten the two fixing screws at a
torque of 0.15-0.2N.m.
■Supply port
Pull out the locking pin of ports using a flat-
blade screwdriver and replace the cartridge
ttings.
* Be careful of the direction of locking pin. If the
locking pin is inserted in reverse, the pin may
drop off due to vibration.
Fixing screw
Vacuum release solenoid valve
Lock pin for vacuum port
Vacuum port
block with
Sensor unit
Vacuum port block
Spring pin
Cartridge
Lock pin for vacuum
making air supply port &
air supply port
Plug
Cartridge
Fixing screw
Vacuum making solenoid valve or
Vacuum supply solenoid valve
Lock pin for vacuum
making air supply port &
air supply port
Cartridge
Spring pin
Plug
Cartridge
Vacuum port block
with or without
sensor unit