Solid State Logic XL-Desk User manual

XL-Desk
The smart dumb analogue console
Owner’s Manual 日本語版www.solid-state-logic.co.jp
XL-Desk This is SSL.

Page B XL-Desk – Owner’s Manual
Document History
82BMLM01A Initial Release September 2014
82BMLMJ1A Japanese version Initial Release ebruary 2015

XL-Desk – Owner’s Manual Page C
Table of Contents
1. Introduction 1
About This User Guide 1
Manual Conventions 1
Overview 2
Key eatures: 2
Workflow 3
Subjects covered in the Tutorials section: 3
Website and Registration Information 3
2. Installation 5
What’s in The Wooden Crate? 5
Installation Notes 5
Power Connection 5
Thermal Considerations 5
Rear Panel Connections 5
Connector Summary 5
D-sub to XLR Breakout Leads 5
3. Studio Integration 7
Connectivity Example 7
Using XL-Desk Without a Patchbay 7
Using XL-Desk With a Patchbay 8
Patchbay Guidelines 8
Line Level Input/Outputs 8
Mic Inputs 8
4. Tutorials 9
The VHD preamplifier 9
Using the preamplifier 9
Mono Channels 9
Input 9
Trim 10
Stereo Cue and Mono Auxes 11
Using the ALT input button when mixing 11
Pan Pot, Mix Bus Assignments, CUT, SOLO and aders 11
Stereo Channels 12
500-series Rack 13
Slots 1–16 13
Slots 9–16 13
Stereo Sidechain Link for odd/even pairs 14
Slots 17-18 14
Using the 500-series Rack With or Without a Patchbay 14
Bus Compressor 15

Page D XL-Desk – Owner’s Manual
Centre Section 16
Stereo Returns 16
Master Trims 16
Mix B, Mix C, Mix D Master Controls 16
Mix A Master Controls 17
Solo Master Section 17
Monitoring Section 18
Mon Select 18
Mon Source 18
oldback 19
Bargraph Metering 19
How to track with XL-Desk 20
Example 1 - Recording a small ensemble in a ‘split’ console style. 20
Example 2 - Recording a ull Band and Monitoring Back Via Stems 22
Creating Headphone Mixes for Tracking 24
Using 500-series Rack Slots 9-16 with Microphone Preamplifiers 25
5 - Configuration 27
Adjusting the Level of MINI 1 and MINI 2 Monitor Outputs 27
Option DIP Switches 28
6. Appendices 29
Appendix A – Signal low Block Diagram 29
Appendix B – Console dimensions 30
Appendix C – Connector Pinouts 31
Appendix D – 500-series Rack Specifications 32
Appendix E – Technical & Environmental Specifications 33
Appendix – Hardware 34
Notes 35

XL-Desk – Owner’s Manual Page 1
1. Introduction
このマニュアルについてこの度はXL-Desk をお買い上げいただき誠にありがとうございます。このマニュアルにはコンソールの操作をする上で必要な全ての情報が掲載されています。このマニュアルは、以下のセクションに分かれています。Introduction XL-Desk の概要 Installation XL-Desk をスタジオに設置する時に有益な情報 Studio Integration スタジオ内のその他の機器との接続についてTutorials XL-Desk の操作方法についてConfiguration メーターやスイッチの設定切替等についてAppendices その他の技術的参考情報Manual Conventions このマニュアルで使用されている用語や表記法は以下の通りです。•コントロールサーフェス前面のラベル表記に関連した物は太文字で表記しています。( Bold )
•リアパネルのラベル表記に関連した物は太文字の斜体で表記しています。( Bold Ital c )
注釈やその他の有益な情報はこのような上下を青い線で囲まれた形式で表記します。

Page 2 XL-Desk – Owner’s Manual
Overview — XL-Desk の概要XL-Desk は伝統的なアナログコンソールに現代的な工夫を取り入れたコンソールです。DAW を中心としたスタジオでアナログコンソールを必要としているものの SSL の他のコンソールのようにDAW コントロールやオートメーションまでは必要としていないというエンジニアに向けてデザインされています。XL-Desk は16 個のモノチャンネルと4 つのステレオチャンネルを持ち、1 – 8 チャンネルにはVHD 付きのマイクプリアンプが内蔵されています。500 Series のラックマウントスロットを18 スロット備えており、そのうちの17 & 18 スロットにはSSL のステレオバスコンプレッサーが標準で内蔵されています。4つのステレオミックスバス(A, B, C, D) を持ち、B, C, D バスからはMix A バスへサミングする事もできます。バスやチャンネルには500 ラックのエフェクターをそれぞれインサートする事ができます。2つのモノAux センドと2つのステレオリターンがあり全てのチャンネルにはダイレクトアウトプットがあります。全てのチャンネルにはステレオキューセンドがありレコーディング時は演奏者へのモニターミックスに使用できると同時にミックスダウン時にはDAW リターン信号を立ち上げてMix A スにサミングする事もできます。この時は16 モノインプットと16 Cue ST インプットと4ステレオインプットで40 チャンネル分のサミングができます (ステレオリターンやMix A のインサートサミング機能を使えば50 チャンネル以上のサミングをする事も可能です)。ベースマネージメントなど十分な機能を有したモニターセクションや(3 セットのスピーカー+ サブウーファー)、それぞれ別のトークバックスイッチ付きフォールドバックA とB やコンプレッサー付きリッスンマイクインプットもあります。ey Features:
• 20 + 1 フェーダー、40 系統以上の入力を持つSuperAnalogue™ クオリティーのSSL コンソール• 8 個の内蔵Variable Harmonic Drive (VHD) マイクプリアンプ• 16 のデュアル入力モノラルチャンネル(メインインプットとDAW リターンで切替え可能)
• 4 つのステレオチャンネル(トラッキング時にはモノラルに切り替え可能)
•ハイパスフィルターを搭載したSSL ステレオバスコンプレッサー• 18 スロットの500 シリーズラックを内蔵、チャンネル及びバスからアクセスが可能•全てのモノラルチャンネルは500 シリーズラックのインサートポイントと 通常の外部機器インサートポイントの両方を装備• 4 系統のステレオミックスバスは それぞれ独自のインサートポイントから500 シリーズラックにアクセス• 1 系統のステレオAux と2 系統のモノラルAux を装備、専用のステレオリターンを装備•全てのチャンネルにダイレクトアウトを装備、ステレオリターンとミックスバスをDAW へのステム戻しに使用可能•必要とされる全ての機能を有し、ベースマネージメント機能も搭載したモニタリングセクション•ヘッドフォンミックスのためのフォールドバックA 、B はそれぞれ独立したトークバック機能を装備•内蔵のリッスンマイク入力にクラシックなコンプレッサーの回路を実装、コンプレッサーは専用のダイレクトアウトを装備• Solo Clear やSolo Safe (Protect) 機能付きのA L、Solo-In-Place solo モード•バランス接続の入出力は背面のD-Sub 端子、前面にはヘッドフォン端子とiJack 端子を装備•ハイスペック電源ユニットを内蔵

XL-Desk – Owner’s Manual Page 3
Workflow (ワークフロー)一流とされるエンジニアやプロデューサーがコンソールでミックスするのは様々なことが挙げられます。それは音響的な理由や、ワークフロー上の理由であったりだったりします。コンソールでのミックスは、プラグインでは出せない音の広がりと音色をもたらし、マウスより直感的で素早いミックス作業を可能にします。XL-Desk は小型でありながらフルコンソールとしての機能やワークフローを搭載しており、プロジェクトスタジオにも最適な製品です。XL-Desk の各チャンネルに装備された2 つのインサートポイントを使用し、ラックマウントされている外部エフェクターや、500 シリーズラックを統合して操作することができます。接続に最大の柔軟性を持たせ、ミックスの修正を簡単にできるようにするため、XL-Desk をパッチベイに接続し、ダイレクトアウトやバスをDAW との接続に使用するのがよいでしょう。Tutorials (チュートリアル)このマニュアルには様々なワークフローに対応する一連の詳細な使用例を必要な接続も含めた形で掲載しています、是非参考にしてください。チュートリアルには以下の様な項目があります:•小さなアンサンブルをスプリットコンソールスタイルでレコーディング•ステムを使ってモニターを行うフルバンドレコーディング•レコーディング時のヘッドフォンミックスの作り方• 500 シリーズラックのスロット9-16 にマイクプリをマウントして使用Website and Registration Information
SSL のウェブサイトにてXL-Desk のユーザー登録をお願い致します: http://store.solidstatelogic.com/user
8
系統の
HD
マイクプリ
16 + 2
スロット
500
シリーズ用ラック
G
シリーズ・ステレオバスコンプレッサー(
HPF
コントロール付き
)
4
本のステレオまたはモノチャンネル
16
本のモノチャンネル
(
各チャンネルは
2
系統の入力
)
ステレオ
Cue
、
2
系統のモノ
Aux
2
系統のステレオリターンタブレット用の棚
Mix
バス
B
、
C
、
D
、のマスターセクションモニタリングセクション
(
ベースマネージメント機能を装備
)
コミュニケーション系
(
フォールドバック、リッスン
)
Mix A
のマスターフェーダー

Page 4 XL-Desk – Owner’s Manual
Rear Panel Audio Connectors (XL-Desk 背面パネルのオーディオ接続)
MONITOR OUTS
STEREO OUT 1 - 4
MISC OUTS 2 INSERT RETURN 1 - 8
INSERT SEND 9 - 16
INSERT RETURN 9 - 16
MIC INPUT 1 - 8
DAW INPUT 1 - 8
CHANNEL OUT 1 - 8
CHANNEL OUT 9 - 16
LINE INPUT 9 - 16
INSERT SEND 1 - 8
DAW INPUT 9 - 16
500 SLOT IN 1 - 8
MISC INPUTS
500 SLOT OUT 1 - 8
500 SEND 1 - 8
500 RETURN 1 - 8
500 SLOT IN 9 - 16
500 SLOT OUT 9 - 16
500 SEND 9 - 16
500 RETURN 9 - 16
STEREO INPUT 1 - 4
MISC OUTS 1
AJ CJ
MIX A B C D OUT
MIX A B C D SEND
MIX A B C D RETURN
DB25 Connector Signals Notes
MIC INPUT 1 - 8 VHD マイクプリアンプ入力DAW INPUT 1 - 8 ラインレベル入力(オーディオインターフェイスから接続)
INSERT SEND 1 - 8 モノチャンネル1-8 のメインインサートセンドINSERT RETURN 1 - 8 モノチャンネル1-8 のメインインサートリターン(フロントパネルのINS ボタンにより動作)
CHANNEL OUT 1 - 8 モノチャンネル1-8 のダイレクト出力500 SEND 1 - 8 モノチャンネル1-8 のセカンダリインサートセンド500 SEND 9 - 16 も同様に500 SLOT IN 1 - 8 500 シリーズラックへの入力1-8 500 SLOT IN 9 - 16 も同様に500 SLOT OUT 1 - 8 500 シリーズラックからの出力1-8 500 SLOT OUT 9 - 16 も同様に500 RETURN 1 - 8 モノチャンネル1-8 のセカンダリーインサートリターン1-8 (フロントパネルの500
ボタンにより動作)500 RETURN 9 - 16 も同様にLINE INPUT 9 - 16 ラインレベル入力DAW INPUT 9 - 16 ラインレベル入力(オーディオインターフェイスから接続)
INSERT SEND 9 - 16 モノチャンネル9-16 のメインインサートセンドINSERT RETURN 9 - 16 モノチャンネル9-16 のメインインサートリターン(フロントパネルのINS ボタンにより動作)
CHANNEL OUT 9 - 16 モノチャンネル9-16 のダイレクト出力MONITOR OUTS モニタースピーカへの出力 ( Main L, R; Mini 1L, 1R; Mini 2L, 2R; Sub ) DB25 to XLR-M loom
STEREO INPUT 1 - 4 ステレオチャンネル1-4 ラインレベル入力DB25 to XLR-F loom
STEREO OUT 1 - 4 ステレオチャンネル1-4 のダイレクト出力DB25 to XLR-M loom
MISC INPUTS ステレオリターン入力2系統( 1L, 1R と2L, 2R )、エクスターナル入力( L, R ) DB25 to XLR-F loom
MISC OUTS 1
ステレオリターンアウトプット1 と2、メーターアウト( L, R )、リッスンマイクアウト
DB25 to XLR-M loom
MISC OUTS 2
フォールドバックアウトA とB、CUE ステレオアウト、モノ AUX アウト1 と2
DB25 to XLR-M loom
MIX A B C D SEND ミックスバス4系統A B C D のインサートセンドMIX A B C D RETURN ミックスバス4系統A B C D のインサートリターンMIX A B C D OUT ミックスバス4系統A B C D の出力AJ and CJ Top secret!
DB25 Connector Summary (XL-Desk 背面 Dサブ 25ピンコネクター)

XL-Desk – Owner’s Manual Page 5
2. Installation
WHAT’S IN THE WOODEN CRATE? (同梱物)
•コンソール本体•電源ケーブル•Dサブ–Dサブ・リンクケーブル(4本)•インスタレーションガイドINSTALLATION NOTES
Power Connection (電源)
コンソールは100v〜230v (±10%) の電源に対応しています。Thermal Considerations (熱に関する考慮)
コンソールは、冷却用のファンを内蔵しておりフロントトリムの下と背面に通気口があります。家具などに組み込む場合、通気口をふさがないようにしてください。
注意:背面のヒートシンクは熱くなりますので触れないようご注意下さい。
Rear Panel Connections (背面の接続)
ヘッドフォンアウトとiJack ソケットを除いた他のコネクターは背面パネルにあります。•Dサブコネクターは25 ピンメスコネクターです。•コネクターのネジの規格はUNC-440 (インチネジ) です。•全てのDサブコネクターはバランス接続で、ピン配列はタスカム配列です。• XLR コネクターは2番ホットです。Connector Summary (コネクターの概要)
Analogue I/O 25ピンDサブソケット
4ページを参照
Monitor L 3ピンXLR オスMain LS Left*
Monitor R 3ピンXLR オスMain LS Right*
Listen In 3ピンXLR メスListen Mic Input
USB Type-B ソケット使用しません(SSL サービス用)
Power Supply IEC320 3ピンコネクター*
これらの信号は
D
サブコネクターの
MONITOR OUTS
からも出力されています。
詳細なピン配列に関してはAppendix C の31 ページを参照して下さい。D-sub to XLR Breakout Leads (Dサブ ー XLRケーブル)
パッチベイ等を介さずに直接外部のアンプやメーター等に接続する際は、Dサブ 25ピン—8 x XLR の変換ケーブルが必要となります。
5A
1
USB
MONITOR R
LISTEN IN
2
3
1
MONITOR L
Not to scale!

Studio Integration Diagram
Page 6 XL-Desk – Owner’s Manual
Live Room
POWER
MADI RATE CLOCK LEVEL OUTPUTS INPUTS
MX
16 - 4
POWER
MADI RATE CLOCK LEVEL OUTPUTSINPUTS
MX
4 - 16
POWER
MADI RATE CLOCK LEVEL OUTPUTSINPUTS
MX
4 - 16
3 sets of Speakers plus Subwoofer
Outboard Mic Preamps
AlphaLink MX
HD Mic In
1–8
8 x
2 x
Line In
9–16
DAW Line
Inputs Channel
Direct Outs
Mix Bus
Outputs
MP3 Player
Headphones
Stereo return
Outputs
Monitor
Outputs
Stereo Channel
Inputs
Foldback
Outputs A & B
Listen Mic
Outboard Rack Gear Outboard FX
(Rever /Delays)
MADI
DAW
Cue/Aux
Sends
Stereo
Return Input
Insert
Sends
Insert
Returns

XL-Desk – Owner’s Manual Page 7
3. Studio Integration
CONNECTIVITY EXAMPLE
接続例は6 ページを参照してください。USING XL-DES WITHOUT A PATCHBAY (パッチベイを使わない XL-Desk の使用)
外部のパッチベイを使用しない場合は、XL-Desk のパッケージに同梱されている4つの D-Sub ー D-Sub ケーブルを下記の様に接続します。1500 SEND 1-8 と500 SLOT IN 1-8
チャンネルから
500
ラックへ
2500 SLOT OUT 1-8 と500 RETURN 1-8 500
ラックからチャンネルへのリターン
3500 SEND 9-16 と500 SLOT IN 9-16
チャンネルから
500
ラックへ
4500 SLOT OUT 9-16 と500 RETURN 9-16 500
ラックからチャンネルへのリターン
これら500 ラックとのコネクションを使用するには500 ボタンを押して下さい。
MONITOR OUTS
STEREO OUT 1 - 4
INSERT RETURN 1 - 8
INSERT SEND 9 - 16
INSERT RETURN 9 - 16
DAW INPUT 1 - 8
CHANNEL OUT 1 - 8
CHANNEL OUT 9 - 16
INSERT SEND 1 - 8
DAW INPUT 9 - 16
500 SLOT OUT 1 - 8
500 SEND 1 - 8
500 SLOT OUT 9 - 16
500 SEND 9 - 16
STEREO INPUT 1 - 4
Link 3 Link 1
Link 4 Link 2

Page 8 XL-Desk – Owner’s Manual
USING XL-DES WITH A PATCHBAY (パッチベイを使用した XL-Desk の接続)
XL-Desk に、より柔軟性を持たせて使用するにはパッチベイを接続することをお勧めします。(パッチベイの背面がD-Sub 25ピンのパッチベイを選択すると接続しやすいでしょう) これにより 500 ラックモジュールとの接続が容易になります。以下のパッチレイアウトはその一例です。Notes
1. AB 段1–8 はフルノーマル接続(または アンノーマル–パッチケーブルでの接続が必要)
2. その他の段はハーフノーマル接続(B 41–48 を除く)
Patchbay Guidelines (パッチベイガイドライン)
Line Level Input/Outputs
グラウンドループを避ける為、ケーブルのシールドはコンソール側に接続しパッチ側には接続しない事をお勧めします。パッチのジャック側のシールドはリンクし共通のポイントに一点接続します。これを太いグランドケーブル(6mm 以上) – でXL-Desk の背面のシャーシスタッドに接続します。XL-Desk の各アナログインプット・アウトプットコネクターのスクリーンピンはマイクインプットを除いて、XL-Desk のシャーシにダイレクトに接続されています。Mic Inputs
もしマイクインプットをパッチベイ経由で接続するときは、ジャックのスクリーンがパッチベイのシャーシに接続されていないパッチを使用して下さい。各マイクロフォンのグランド接続はパッチのジャックを経由して、XL-Desk 背面のMIC INPUT 1-8 に障害なく接続される必要があります。
A
B
C
D
E
F
G
H
LR
MINI BMAIN LS
AMP IN
LR
LR
MINI A
LR
AMP IN
LR
AMP IN
OUTBOARD OUTPUTS
91011121314151612345678
CHANNEL INSERT SENDS
17181920212223249 10 11 12 13 14 15 161 2345678 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
17181920212223249 10 11 12 13 14 15 161 2345678 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
17 18 19 20 21 22 23 249 10 11 12 13 14 15 161 2345678 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
17181920212223249 10 11 12 13 14 15 161 2345678 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
17181920212223249 10 11 12 13 14 15 161 2345678 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
17 18 19 20 21 22 23 249 10 11 12 13 14 15 161 2345678 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
INPUT LINES
910 11 12 13 14 15 161 2345678 9101112131415161234567 8 1718192021222324
CHANNEL VHD MIC INPUTS
91011121314151612345678 91011121314151612345678
91011121314151612345678
OUTBOARD INPUTS
FX OUT
OUT
LSN
17 18 19 20 21 22 23 249 10 11 12 13 14 15 161 2345678 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
17 18 19 20 21 22 23 249 10 11 12 13 14 15 161 2345678 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48
MIX INSERT SEND
DAW INPUT
CHANNEL LINE INPUTS CHANNEL DAW INPUTS
DAW OUTPUTS
STEREO CHANNEL INPUTS
17 18 19 20 21 22 23 24
1L 1R 2L 2R 3L 3R 4L 4R
500 SLOT SEND 1 – 16
91011121314151612345678
91011121314151612345678
CHANNEL INSERT RETURNS
500 SLOT OUT 1 – 16
CHANNEL DIRECT OUTPUTS
91011121314151612345678
DAW INPUTS
91011121314151612345678
91011121314151612345678
91011121314151612345678
500 SLOT INPUT 1 – 16
91011121314151612345678
91011121314151612345678
500 SLOT RETURNS 1 – 16
LR
SUB
MM
LR
AMP IN
METER
LR
1L 1R 2L 2R 3L 3R 4L 4R
OUTBOARD IN
LR
CUE AUX
12
AL AR BL BR CL CR DL DR
MIX OUT
MIX INSERT RETURN
AL AR BL BR CL CR DL DR
LR
FX IN
12
1L 1R 2L 2R
ST RETURN IN
1L 1R 2L 2R
EXT IN
LR
2526272829303132
LRLR
F/B A OUT F/B B OUT
17 18 19 20 21 22 23 24
OUTBOARD OUTPUTS EXT SRC
12
17 18 19 20 21 22 23 24 LR
AMP IN
LR
AMP IN
25 26 27 28 29 30 31 32
DAW INPUT
1L 1R 2L 2R 3L 3R 4L 4R
STEREO CHANNEL OUTPUTS STEREO RET OUT
1L 1R 2L 2R
USER INPUT
12345678
A
B
C
D
E
G
H

XL-Desk – Owner’s Manual Page 9
4. Tutorials
THE VHD PREAMPLIFIER (VHD プリアンプ)
XL-Desk はVHD (Variable Harmonic Drive) 付きマイクプリアンプを8 個内蔵しています。VHD とはバリアブル・ハーモニック・ドライブというSSL 独自の回路です。原音に2次倍音 (2nd) から 3次倍音 (3rd) の間で可変可能な倍音成分を付加する機能です。赤いポットは最大+75 dB のゲインです。黒のポットを回すとミックスするVHD の倍音成分を変化させます。(VHD ボタンを押す事が必要です)
この8 個のプリアンプからの出力はそのままモノインプットチャンネル1-8 へそれぞれ送られます。VHD VHD 回路がON になります。HI-Z プリアンプの入力インピーダンスを1.2K から10K へ変更します。+48V ファンタム電源をON にします。PAD -20 dB のPAD をON にします。Using the preamplier (マイクプリアンプの使用法)
VHD ボタンを押していないときは、プリアンプのサウンドはとてもクリアな音質です。アコースティックギターや、ボーカル、ストリングスなどによく合います。VHD ボタンが押されるとプリアンプのサウンドにオーバードライブサウンドが付加されます。ドラムや電子楽器などに使用してみてください。VHD はInput ゲインポットを上げる程よくかかります。ただし上げすぎるとクリップしますので、後段にあるライントリムポットを下げてレベルを調整しつつ、好みのサウンドに調整してください。もし既にレコーディング済みのオーディオをプリアンプに立ち上げる場合は、PAD スイッチを使用して下さい。MONO CHANNELS (モノチャネル)
Input
XL-Desk のそれぞれのチャンネルは2つのインプットを持っています。入力切替はDAW スイッチで行います。1-8 チャンネルの1つめのインプットはVHD マイクプリアンプです。これは背面のMIC INPUT 1-8 から入力されます。DAW スイッチを押すとDAW INPUT 1-8 からの入力に切り替わります。9-16 チャンネルの1つめのインプットはLINE INPUT 9-16 で、1-8 チャンネルと同様にDAW スイッチを押すとDAW INPUT 9-16 に切り替わります。一般的にはDAW のオーディオインターフェイス出力をDAW INPUT 1-8 とDAW INPUT 9-16 に接続します。LINE INPUT 9-16 は外部のマイクプリアンプやラインレベルの楽器などを接続します。Mono
Channels
1 –8
Mono
Channels
9 – 16

Page 10 XL-Desk – Owner’s Manual
Trim (トリム)黒いポットは+/- 20dB のトリムです。VHD を使用するときのレベル調整やインサートにコンプレッサーなどが接続されているときのセンドレベル調整等に使用します。2つのINPUT のうち、選択されているINPUT に対して動作します。トリムポットの下にあるLED は右表に示す通り3色でレベルを表示しています。
メーターのスケール切替はリアパネルの
DIP
スイッチにより行います。詳細は
28
ページを参照してください。
DAW インプットソースをDAW INPUT 1-8 もしくはDAW INPUT 9-16 に切替えます。以下のボタンの機能は、選択されているインプットチャンネルに対して動作します。Ø位相反転スイッチ500 通常は500 シリーズラックスロットをインサートします。*
INS 通常はINSERT SEND/RETURN に接続されている外部機器をインサートします。CHOP ダイレクトアウトプットをポストフェーダーに切替ます。押していなければプリフェーダーです。*
シグナルフローなど詳細については
13
ページ以降の
500
シリーズラックの項目を参照してください。
POST
LED +24dB Scale +18dB Scale
Green: –24 dBu –24dBu
Yellow: +4 dBu 0dBu
Red: +21 dBu + 16 dBu

XL-Desk – Owner’s Manual Page 11
Stereo Cue and Mono Auxes (Stereo Cue とMono Auxes)
XL-Desk はSTEREO CUE のバスを持っています。パネル上はCUE ST と表記されている場所の緑と青のポットでセンドレベルとパンをコントロールします。Stereo Cue からの送りは各チャンネルのPOST ボタンでプリフェーダーとポストフェーダーを切替える事ができます。レコーディング中はアーティストヘッドフォンへの送りに使えますし、ミックス時はリバーブやディレイへの送りにも使用できます。Aux 1 とAux 2 はモノセンドです。通常はポストフェーダーでリバーブやディレイへの送り等に使用しますが、MASTER TRIMS セクションにあるPRE ボタンを押す事で、全体でプリフェーダーにすることもできます。Using the ALT input button when mixing (ミックス時にオルタネートインプットボタンを使用する)
ミックス時、STEREO CUE にはメインインプットで選択していないインプットソースを立ち上げる事ができます。CUE ST ボリュームのとなりにあるALT (Alternate Input) ボタンを押しボリュームを上げます。これによりオルタネートインプットがCUE バスへ送られます。最後にSTEREO CUE MASTER TRIM の下にあるTO A ボタンを押す事で、CUE バスの信号がMix Bus A へ送られます。この機能を使うと16 インプットが追加されます。Pan Pot, Mix Bus Assignments, CUT, SOLO and Faders
(パンポット、ミックスバスアサイン、カット、ソロ、フェーダー)
XL-Desk は、SSL アナログコンソールのトラディショナルなファンクションをベースにして配置されています。青のPAN ポットはステレオミックスバスの左右ポジションレベルをコントロールします。A B C D ボタンはステレオミックスバス: Mix A, Mix B, Mix C, Mix D へのアサインボタンです。CUT ボタンはチャンネルからのアウトプットをミュートします。SOLO ボタンのアクションは : Solo-in-place (SIP) モードとAFL (After-Fader-Listen) モードがあります。
詳細は
page 17
を参照してください。
SOLO ボタンの下の部分はドラフティングテープ等を貼ってトラック名などを書き込むスペースです。100mm ストロークのアナログフェーダーは、ステレオバスへの送りレベルをコントロールしています。もしCHOP POST が選択されていれば、ポストフェーダーに設定されているダイレクトアウトや AUX への送りレベルをコントロールします。

Page 12 XL-Desk – Owner’s Manual
STEREO CHANNELS (ステレオチャンネル)
XL-Desk は4つのステレオインプットチャンネルを持っています。Mix A バスのマスターフェーダーの左側に配置されています。XL-Desk のステレオチャンネルはモノチャンネルと以下の部分が違います: •各チャンネルのステレオインプットは1つです。•信号を確認するため左右それぞれのLED が装備されています。•インサートポイントはありません。•ステレオ時にはパンポットはバランスコントロールになります。それぞれのステレオチャンネルはMONO ボタンを押す事で、モノチャンネルとして使用する事もできます。

XL-Desk – Owner’s Manual Page 13
500-SERIES RAC
Slots 1–16
XL-Desk の最上部には500-series ラックマウントモジュールをマウントするスロットが16 + 2 スロット分あります。 上記の図ではすべてのスロットにSSL のモジュールが実装されていますが、右側の 2 スロット分のエリアには標準で SSL
Stereo Bus Compressor モジュールがマウントされています。左側から16 スロット部分は 他社製の500-series ラックマウントモジュールを実装することも可能です。左から16 スロット分のスペースにマウントされているモジュールは各モノチャンネルの500 ボタンを押す事で各チャンネルにインサートすることができます。Slots 9–16
...また9-16 のスロットに関しては、マスターコントロールセクションにある500 ボタンを押す事によって各ミックスバスに以下の様にインサートする事もできます。500 スロット9–10 は、Mix A へ500 スロット11–12 は、Mix B へ500 スロット13–14 は、Mix C へ500 スロット15–16 は、Mix D へThe slots are stolen by pressing the 500 button in the master controls section for each mix bus. See the following section
for more information.
500
スロット
9 – 16
500
ボタン、
(Mix B
、
C
、
D)
500
ボタン
(Mix A)
500
スロット
1 –8

Page 14 XL-Desk – Owner’s Manual
Stereo Sidechain Link for odd/even pairs (ステレオサイドチェーンリンク)
500 シリーズのステレオコンプレッサー等を使用する時、サイドチェーンの信号をリンクする必要がある場合は、各奇数番のスロットに設けられたジャンパーを動かす必要があります。‘A’ の場合はリンクされておらず、‘B’ の場合は再度チェーンリンクされます。NOTE :
このジャンパーはモジュールの背面のバスボードに設置されているため、これを動かす場合には
500
モジュールを該当箇所だけでなく時には隣接したモジュールも抜く必要があります。モジュールを抜き差しする場合は必ずコンソールの電源を
OFF
にして下さい。
Slots 17-18
スロット17 – 18 にはSSL のステレオバスコンプレッサーが実装されており、Mix A のマスターコントロールセクションにあるCOMP
ボタンを押す事で、Mix A バスにインサートされます。もちろんこのスロットに他の500 シリーズモジュールを実装する事もできます。Using the 500-series Rack With or Without a Patchbay
(パッチベイを使用の有無による500シリーズラック)XL-Desk の背面パネルには500 シリーズラックの入出力へ接続できるD-Sub コネクターがあります。これらのコネクターは500
SLOT IN 1-8、500 SLOT IN 9-16、500 SLOT OUT 1-8、500 SLOT OUT 9-16 です。もしパッチベイを使用しない場合、同梱されている4本のD-Sub − D-Sub ケーブルをこのコネクターに接続する必要があります。
(詳細は
page 7
をご参照ください)
D-Sub コネクターのリンクケーブルを取り外し、各系統のセンドとリターンを個々にパッチ盤にワイヤリングすることで、さらに自由度が高い構成が可能です。これによりモジュール間のルーティングが可能となり、一つのチャンネルに複数の500 ラックモジュールを組み合わせて使用できます。
INSERT RETURN 1 - 8
INSERT SEND 9 - 16
INSERT RETURN 9 - 16
MIC INPUT 1 - 8
DAW INPUT 1 - 8
CHANNEL OUT 1 - 8
CHANNEL OUT 9 - 16
LINE INPUT 9 - 16
INSERT SEND 1 - 8
DAW INPUT 9 - 16
500 SLOT IN 1 - 8
500 SLOT OUT 1 - 8
500 SEND 1 - 8
500 RETURN 1 - 8
500 SLOT IN 9 - 16
500 SLOT OUT 9 - 16
500 SEND 9 - 16
500 RETURN 9 - 16
INSERT RETURN 1 - 8
INSERT SEND 9 - 16
INSERT RETURN 9 - 16
MIC INPUT 1 - 8
DAW INPUT 1 - 8
CHANNEL OUT 1 - 8
CHANNEL OUT 9 - 16
LINE INPUT 9 - 16
INSERT SEND 1 - 8
DAW INPUT 9 - 16
500 SLOT IN 1 - 8
500 SLOT OUT 1 - 8
500 SEND 1 - 8
500 RETURN 1 - 8
500 SLOT IN 9 - 16
500 SLOT OUT 9 - 16
500 SEND 9 - 16
500 RETURN 9 - 16
MINI BMAIN LS MINI A
16
17 18 19 20 21 22 23 2416252627282930313233
17 18 19 20 21 22 23 2416252627282930313233
17 18 19 20 21 22 23 2416252627282930313233
17 18 19 20 21 22 23 2416252627282930313233
16
LSNF/B A OUT F/B B OUT
17
500 SLOT SEND 1 – 16
16
16
500 SLOT OUT 1 – 16
91011121314151612345678
91011121314151612345678
500 SLOT INPUT 1 – 16
910 11 12 13 14 15 161 2345678
91011121314151612345678
500 SLOT RETURNS 1 – 16
SUBMETER
STEREO CHANNEL DIRECT OUTPUT
1L
ST RETURN OUT
1L
ST RETURN IN
1L
MINI BMAIN LS MINI A
16
17 18 19 20 21 22 23 2416252627282930313233
17 18 19 20 21 22 23 2416252627282930313233
17 18 19 20 21 22 23 2416252627282930313233
17 18 19 20 21 22 23 2416252627282930313233
16
LSN
F/B A OUT F/B B OUT
17
500 SLOT SEND 1 – 16
16
16
500 SLOT OUT 1 – 16
91011121314151612345678
91011121314151612345678
500 SLOT INPUT 1 – 16
91011121314151612345678
91011121314151612345678
500 SLOT RETURNS 1 – 16
SUBMETER
STEREO CHANNEL DIRECT OUTPUT
1L
ST RETURN OUT
1L
ST RETURN IN
1L
B A B A B A B A
Position
B
Position
A
各コネクターを下記の様にパッチベイに接続すると、
500
シリーズラックをよりフレキシブルに活用する事ができます。こうする事で、
500
モジュール間でルーティングが可能になるため、1つのチャンネルに対していくつかの
500
モジュールをチェインしてインサートする事ができます。

XL-Desk – Owner’s Manual Page 15
Bus Compressor (バスコンプレッサー)
XL-Desk にはSSL の500 シリーズ・ステレオバスコンプレッサーが標準装備されています。このユニットはシンプルな目的をもったユニットで、完成したミックスサウンドをより大きくパワフルにし、パンチやドライブ感を増す効果があります。このユニットがもたらす効果によって明瞭度を下げる事なくミックスをより濃密なものとします。新しい機能としてサイドチェーンにハイパスフィルターが追加されました。ATTAC 、RATIO 、RELEASE 、HPF (High Pass ilter) のつまみはノッチ式で、THRESHOLD とMA E-UP のつまみは連続可変式となっています。上部にあるメーターはゲインリダクションを表示しています。

Page 16 XL-Desk – Owner’s Manual
CENTRE SECTION (センターセクション)Stereo Returns (ステレオリターン)ステレオリターンは通常、外部のリバーブやディレイなどのエフェクターのアウトプットを接続する為に設けてありますが、他のラインレベルの信号を接続してもかまいません。XL-Desk は2つのステレオリターンを持っていますが、それぞれ青のポットが LR バランスのコントロール、黒のポットがボリュームのコントロールをしています。ST CUE ステレオリターンの信号をステレオキューバスに送ります。MONO ステレオソースをモノにサミングします。青のバランスポットはパンポットに変わります。A B C D ステレオリターンの信号を選択したステレオバスA B C D に送ります。AFL ステレオリターンの信号がA L バスに送られ、スピーカーで確認できます。AFL
のマスターポットを上げることを忘れないでください。
Master Trims (マスタートリム)このセクションでは、レベルトリムのコントロールについて記述します。緑色のST CUE ポットはステレオキューバスのレベルを+10dB まで上げる事ができます。12時の位置は0dB です。AFL はステレオキューバスの信号をスピーカーで確認できます。TO A はステレオキューバスの信号をステレオバス A へ送ります。緑色のAUX 1 ポットはAux 1 バスのレベルを+10dB まで上げる事ができます。12時の位置は0dB です。AFL はAux 1 の信号をスピーカーで確認できます。PRE は各チャンネルからの Aux 1 送りをプリフェーダーにします。AUX 2 については Aux 1 と同様です。Mix B, Mix C, Mix D Master Control (Mix B, Mix C, Mix D マスターコントロール)XL-Desk の4つのミックスバスのうちMix A を除いた3つのミックスバスコントロールについて説明します。Mix Buss B 、C 、D はMix Buss A のように専用の500-series ラックのスロットは持っていませんが、500 ボタンを押す事で以下の様に500 ラックのスロットをインサートすることができます。Mix B – 500 ボタンを押すと500 ラックのスロット11-12 を Mix B にインサートできます。Mix C – 500 ボタンを押すと500 ラックのスロット13-14 を Mix B にインサートできます。Mix D – 500 ボタンを押すと500 ラックのスロット15-16 を Mix B にインサートできます。このやり方の場合、500 シリーズラックに挿入されたモジュールはモノチャンネルまたはステレオミックスバスを切り替えて使用できます。(
詳しくは
page 13
の図を参照してください。
)
ミックスバスで500 ラックをインサートしている時は、モノチャンネル側で500 ラックを使用する事はできません。モノチャンネル側で500 ラックを使用したい時は ミックスバスの 500 ボタンを解除してください。INS ボタンを押すと、背面のMIX A B C D SEND とMIX A B C D RETURN コネクターを使って外部のアウトボードをミックスバスにインサートできます。SUM ボタンはINS と同時に使用すると、ミックスバスとミックスバスインサートリターン信号をミックスする事ができます。これは外部のミキサーなどのミックスアウトをXL-Desk のミックスバスとサミングする時などに便利です。TO A ボタンを押すと各ミックスバスをMix A へサミングします。黒色のポットはミックスバスのレベルをコントロールします。12時の位置は0dB で、+10dB までレベルを上げる事ができます。AFL ボタンを押すとミックスバスの信号がA L バスに送られ、スピーカーで確認できます。
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2
Table of contents
Languages:
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Solid State Logic XLogic SDI-MADI User manual

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Solid State Logic XLogic Super-Analogue User manual

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Solid State Logic SSL12 User manual

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