Canon VC-C50iR User manual

使用説明書
INSTRUCTION MANUAL
MODE D’EMPLOI
MANUAL DE INSTRUCCIONES
GEBRAUCHSANLEITUNG
MANUALE DI ISTRUZIONI
日本語
ENGLISH
DEUTSCH
ITALIANO FRANÇAIS
ESPAÑOL

2
はじめに
このたびは、キヤノンコミュニケーションカメラ VC-C50i/VC-C50iR(以下、本機)をお買
い上げいただき、誠にありがとうございます。
本機を正しく安全にお使いいただくために、必ずこの使用説明書をお読みください。また、「a
安全にお使いいただくために」を最初によくお読みになった上、記載事項を必ずお守りくださ
い。
主な特長
■26倍光学ズーム、12 倍電子ズームによる高倍率撮影
■1ルクスの低照度下で可視光撮影が可能
■内蔵赤外光照明により 0 ルクス撮影可能(ナイトモード)
■高速/高精度カメラヘッド駆動
■ノイズリダクションによるクリアーな映像
著作権について
お客様が撮影した映像や画像は、個人で利用するほかは著作権法上、権利者に無断で使用
することはできませんのでご注意ください。
ご注意
1. 本書のすべての著作権はキヤノン株式会社にあります。本書の内容の一部、または全部
を無断で転載することは禁止されています。
2. 本書の内容について、将来予告無しに変更することがあります。
3. 本書の内容については万全を期して作成しましたが、お気づきの点がございましたらご
連絡くださるようお願い申しあげます。
4. 運用した結果の影響につきましては、3. 項に関わらず責任を負いかねますのでご了承く
ださい。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づくクラス B 情
報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、この装置
がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがあ
ります。使用説明書に従って正しい取扱いをしてください。

日本語
3
a安全にお使いいただくために........................................................... 4
本書で使用しているマークについて ..........................................................4
日常のお手入れ .............................................................................................7
ご使用の前に ..................................................................................... 8
本機および付属品を確認してください ..................................................8
各部の名称 ................................................................................................8
設置する ....................................................................................................9
接続する .................................................................................................10
電源の ON/OFF .................................................................................... 14
LED の表示と本機の状態について .............................................................14
リモコンで操作する ........................................................................ 15
各部の名称 .............................................................................................15
リモコンに電池を入れる ...................................................................... 16
リモコンの届く範囲 .....................................................................................16
カメラヘッドの向きを変える(パン / チルト / ホーム).................. 17
カメラヘッドの動作範囲 ..............................................................................17
ズームイン / ズームアウト(テレ / ワイド)...................................... 18
ピントを調節する(フォーカス)........................................................ 19
明るさを調節する(ブライト)............................................................ 20
カメラの状態を記憶させる(プリセット)......................................... 21
カメラを ON/OFF する .......................................................................22
いろいろな設定 ............................................................................... 23
設定操作に使用するボタン .................................................................. 23
設定画面の説明 .............................................................................................23
時計を合わせる ..................................................................................... 24
文字の設定 .............................................................................................25
時計、文字の表示 / 非表示の設定 ....................................................... 25
カメラヘッドの動作スピードおよびパン動作の設定 ....................... 26
カメラヘッドの動作範囲の設定 .......................................................... 27
AE、フリッカ防止の設定 ....................................................................28
ナイトモードの設定 .............................................................................. 29
VC-C4 モードの場合の設定画面 ........................................................ 29
RS-232C の設定 ................................................................................. 30
複数のカメラを個別に操作する......................................................... 31
ID 番号を設定する ................................................................................31
個別に操作したいカメラを選択する................................................... 32
個別操作を解除する ..............................................................................33
故障かなと思ったら ........................................................................ 34
工場出荷時の初期設定 ..................................................................... 36
主な仕様 ........................................................................................ 37
もくじ

4
本機をお使いいただくにあたり、必ず守っていただかなければならない注意事項について説明し
ます。守られない場合、けがや死亡事故、物的損害が発生することがありますので、よく
お読みになった上、必ずお守りください。
本書で使用しているマークについて
本書では特にお読みいただきたい説明に、次のマークを使用しています。
本機を記憶装置(ビデオデッキなど)に接続して映像を記録する場合、内部的、外部的要因の如
何にかかわらず、記録内容や映像の欠損およびそれにともなう経済損失が生じても、当社は一切
の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
a安全にお使いいただくために
この表示を無視して取扱いを誤った場合に、死亡または重傷を負う可
能性が想定される内容を示しています。安全にお使いいただくため
に、必ずこの注意事項をお守りください。
この表示を無視して取扱いを誤った場合に、傷害または物的損害が発
生する可能性が想定される内容を示しています。安全にお使いいただ
くために、必ずこの注意事項をお守りください。
これらの表示を無視して取扱いを誤った場合に、火災の発生や感電、
破裂の可能性が想定される内容を示しています。
これらの表示は火気を近づけることや分解すること、またその他の行
為の禁止を示しています。
この表示は必ずプラグをコンセントから抜かなければならないことを
示しています。
操作上必ず守っていただきたい重要事項や禁止事項が書かれていま
す。機械の故障や損傷を防ぐために、必ずお読みください。
操作の参考となることや補足説明が書かれています。お読みになるこ
とをおすすめします。
a警告
a注意
i k
火災注意感電注意
j
破裂注意
b
禁止
o e
火気禁止分解禁止
g
プラグをコンセ
ントから抜く
マーク 意 味

a安全にお使いいただくために
日本語
5
a使用上の注意
次のような場合はただちに使用を中止し、電源プラグをコンセントから
抜いて、最寄りの販売店にご連絡ください。
そのまま使用すると火災や感電の原因になります。
●発煙、異音、発熱、異臭などの異常を発見したと
き
●金属や液体が内部に入ってしまったとき
●何らかの理由で機器が破損したとき
ご使用の際は次のことをお守りください。
守られない場合、火災や感電の原因になります。
●機器の近くで可燃性のスプレーを使用しないでく
ださい。
●分解、改造はしないでください。
●衝撃を与えないでください。
●
長期間使用しないときは AC アダプタの電
源プラグをコンセントから抜いてください。
a警告
i k
火災注意感電注意
g
プラグをコンセ
ントから抜く
b e
禁止 分解禁止
i k
火災注意感電注意
a警告
a設置上の注意
次のような場所には設置しないでください。
火災や感電の原因になります。
●高温のところ
●火気の近く
●湿気やほこりの多いところ
●直射日光の当たるところ
●潮風の当たるところ
●引火性溶剤の近く
(アルコールやシンナーなど)
不安定なところや傾斜したところには設置しな
いでください。
落下などによるけがの原因になることがあります。
a警告
i k
火災注意感電注意
b o
禁止 火気禁止
a注意
b
禁止
a警告 設置は確実に行ってください。
天井への設置は、本体と取付け金具を含む重量に充分
耐えられる強度があることをお確かめください。充分
な強度がないと、落下して大けがの原因となります。
また、1 年に 1 度は、必ず取付け部(およびオプショ
ンのワイドコンバータ使用時はワイドコンバータ取付
け部)がゆるんでいないか点検してください。
(ワイドコンバータ WL-37 は VC-C50iR に取付けて
使用することはできません。)

a安全にお使いいただくために
6
a電源に関する注意
ご使用の際は次のことをお守りください。
守られない場合、火災や感電の原因になります。
●必ず付属の専用 AC アダプタを使用してください。
また、付属の AC アダプタは、本製品以外には使用
しないでください。
●電源コードに重いものを載せる、引っ張る、無理に
曲げる、傷つける、加工するなどしないでください。
●ACアダプタを布や布団でおおったり、つつんだり
しないでください。
●濡れた手で操作しないでください。
●プラグは奥まで確実に差し込んでください。
プラグをコンセントから抜くときは、プラグを持って
抜いてください。
守られない場合、コードが傷つくなどして火災や感電の原因と
なることがあります。
i k
火災注意感電注意
a警告
i k
火災注意感電注意
a注意
b
禁止
電池を取扱う際は次のことをお守りください。
守られない場合、破裂、発熱、発火、漏液の原因になります。
●火の中に入れたり、加熱、ショート、分解したりしないでください。
●乾電池は充電しないでください。
電池を取扱う際は次のことをお守りください。
守られない場合、破裂、発熱、発火、漏液の原因になることがあります。
●電池を使いきったときや、長時間使用しないときは電池を取りはず
してください。
●電池を交換するときは 2 本いっしょに交換してください。また、種
類の違う電池をいっしょに使用しないでください。
●+と−の向きを正しく入れてください。
●万一、液漏れなどで内部の液体が体についたときは、水でよく洗い
流してください。
a警告
b
禁止
i j
火災注意破裂注意
a注意
a電池の取扱いに関する注意[リモコン使用時]
i j
火災注意破裂注意
b
禁止
AC100V

a安全にお使いいただくために
日本語
7
お手入れの際は次のことをお守りください。
守られない場合、火災や感電の原因になります。
●電源プラグをコンセントから抜いてください。
●アルコールやシンナー、ベンジンなどの引火性溶剤
は使用しないでください。
i k
火災注意感電注意
a警告
g
プラグをコンセ
ントから抜く
aお手入れに関する注意
b
禁止
日常のお手入れ
外装のお手入れ
1. 電源プラグをコンセントから抜く
2. 柔らかい布を水またはうすい中性洗剤で湿らせ、軽く汚れ
を拭き取る
3. 乾いた布で拭く
4. 終了したら電源プラグをコンセントに差し込む
レンズのお手入れ
市販のレンズクリーナーを使用し、レンズ表面の汚れを落とす
■レンズ表面にほこりや汚れがついていると、オートフォーカスがうまく動作しない
ことがあります。
■レンズ表面に傷を付けると、画像不良の原因となります。
a持ち運ぶときの注意
持ち運ぶときは、次の点に注意してください。
●電源プラグをコンセントから抜いてください。
●接続コードやケーブルなどを外してください。
コードやケーブルが傷つき、火災や感電の原因にな
ることがあります。
●カメラヘッド部を持たないでください。
カメラヘッド部をパン方向、チルト方向に手でまわ
すと故障の原因になります。
i k
火災注意感電注意
a注意
g
プラグをコンセ
ントから抜く
b
禁止

8
ご使用の前に
●単三乾電池(2 本)
●VC-C50i/VC-C50iR 使用説明書
●インターフェースアダプタ
VC-EX3 使用説明書
●保証書
本機および付属品を確認してください
本機を設置する前に、パッケージに以下に示すものがすべて揃っているかどうかをお確かめく
ださい。万が一不足しているものがある場合は、お買い上げの販売店までご連絡ください。
各部の名称
※三脚取付け用のネジ穴は本機底面の中央にあります。
または
VC-C50i 本体 VC-C50iR 本体
AC ケーブル
(ケーブル長:1m)
AC アダプタ PA-V16
(ケーブル長:1.5m)
マルチコネクタ用
プラグ
カメラヘッド
(→ P.17)
LED
(→ P.14)
リモコン受光部
(→ P.16)
カメラヘッド
(→ P.17)
ビデオ出力端子
(→ P.10)
DCIN13V 端子
(→ P.10)
マルチコネクタ(→ P.10)
マルチコネクタ(→ P.10)
ビデオ出力端子(→ P.10)
DCIN13V 端子(→ P.10)
雲台(→ P.9) LED(→ P.14)
リモコン受光部
(→ P.16)
雲台(→ P.9)
VC-C50i VC-C50iR
(正面)
(背面) 赤外光照明窓
(→ P.29)
赤外光照明窓
(→ P.29)
BNC-RCA 変換
コネクタ
リモコン WL-V5 インターフェース
アダプタVC-EX3
■オプション商品
●ワイドコンバータWL-37
(→ P.10)
VC-C50iR では使用できません。

ご使用の前に
日本語
9
設置する
三脚を使う
三脚取付け用のネジ穴は、本機底面の中央にあります。
(取付け寸法)
•ネジ穴間 :114mm
•ネジ穴径 :直径 6mm
•取付け板厚 :1mm
30mm
以上
6.0mm
未満
取付け
ネジ
a警告 設置は確実に行ってください
●天井に設置する場合は、お買い上げの販売店にご相談ください。
●天井への設置は、本体と取付け金具を含む重量に充分耐えられる強度
があることをお確かめください。充分な強度がないと、落下して大け
がの原因となります。
●1年に 1 度は、必ず取付け部(およびオプションのワイドコンバータ
使用時はワイドコンバータ取付け部)がゆるんでいないか点検してく
ださい。
本体の設置角度は水平に対して± 20°(オプションのワイドコンバータ使用時
は± 15°)です。
●取付けネジを強く締め付けないでください。
ネジを強く締め付けすぎると、カメラヘッド
が動かなくなるなどの故障の原因になります。
●三脚は、必ず取付けネジの長さが 6.0mm 未
満のものを使用してください。6.0mm 以上
のものを使用すると、本体が破損することが
あります。また、三脚の台座は直径 30mm
以上のものを使用してください。
取付け板
ネジ VC-C50iR
ネジ
VC-C50i の設置
平らで安定したところに置いて
ご使用ください。
VC-C50iR の設置
ネジ 2ヶ(付属されていません)で
しっかり固定してください。

ご使用の前に
10
VIDEO OUT A1
B1
A10
B10
DC IN 13V
ワイドコンバータを使う
オプションのワイドコンバータ WL-37 を使用すると、広角撮影(焦点距離約 0.74 倍)がで
きます。
ワイドコンバータは水平に、正しく装着し、しっかり締めてください。正しく装着すると、ワ
イドコンバータは約 3 回転して止まります。
ワイドコンバータ
a警告 ワイドコンバータ WL-37 は VC-C50iR に取付けて使用するこ
とはできません。使用すると、次第に取付け部がゆるみ、落下し
てけがの原因になります。
●ワイドコンバータ WL-37 以外のものを使用すると、正しく動作しない場合
があります。
●ワイドコンバータ WL-37 をご使用の際は、ズームのワイド側でご使用くだ
さい。ズームのテレ側では、解像感が落ちたりオートフォーカスが合わない
ことがあります。
●ワイドコンバータ取付け時の本体の設置角度は、水平に対して± 15°です。
●ナイトモード時はワイドコンバータの使用はできません。(→ P.29)
接続する
VIDEO 入力端子へ
・パソコン
・他のVC-C50i/
VC-C50iR
・ネットワーク
カメラサーバー
・センサー
・アラーム
・モニタ
モニタ
AC ケーブル
マルチコネクタ用プラグ
BNC コネクタ
AC アダプタ
(本体背面)

ご使用の前に
日本語
11
マルチコネクタで接続する
マルチコネクタ用プラグにリード線(AWGNo.28 〜 18)を取り付ける
1. リード線取り付け穴に隣接しているスロットへ、マ
イナスドライバーを奥まで差し込む
■リード線取り付け穴の内部が開きます。
2. マイナスドライバーを差し込んだまま、リード線取
り付け穴にリード線を差し込む
3. リード線が穴から抜けないように押さえながら、マ
イナスドライバーを引き抜く
■リード線が取り付け穴に固定されます。
同様の手順で、必要なリード線をすべて接続します。
マルチコネクタで接続する場合は、お買い上げの販売店にご相談ください。
マルチコネクタを本機に取りつける
1. マルチコネクタ用プラグのレバーを上げる
2. マルチコネクタ用プラグをマルチコネクタに差し込
む
3. マルチコネクタ用プラグを押し込む
■マルチコネクタ用プラグが、本体背面のポートに固
定されます。
取り外すときは、両側のレバーを同時に押し下げます。
リード線
A10
B1B10
A10
B1B10
A10
B1 B10

ご使用の前に
12
マルチコネクタのピン配列
A1 YGND YOUT B1
A2 CGND COUT B2
A3 RTSOUT CTSOUT B3
A4 TXOUT RXOUT B4
A5 GND GND B5
A6 RTSIN CTSIN B6
A7 TXIN RXIN B7
A8 LightON/OFF- LightON/OFF+ B8
A9 Alarm- Alarm+ B9
A10 Sensor- Sensor+ B10
項目
ピン NO
ピン名称
入出力
信号方向 備考
S 映像出力 A1 YGND 出力 ⇒ MONITOR S ビデオの輝度出力
GND
B1 YOUT 出力 ⇒ MONITOR S ビデオの輝度出力
A2 CGND 出力 ⇒ MONITOR S ビデオのクロマ出力
GND
B2 COUT 出力 ⇒ MONITOR S ビデオのクロマ出力
A3 RTS 出力 ⇒ NEXTCAMERA RS-232C カスケード出
力の送信要求
B3 CTS 入力 NEXTCAMERA ⇒ RS-232C カスケード出
力の送信可
A4 TXD 出力 ⇒ NEXTCAMERA RS-232C カスケード出
力の送信データ
B4 RXD 入力 NEXTCAMERA ⇒ RS-232C カスケード出
力の受信データ
A5 GND − − RS-232C カスケード出
力の GND
B5 GND − − RS-232C 入力の GND
A6 RTS 出力 ⇒ PC RS-232C 入力の送信要
求
B6 CTS 入力 PC ⇒ RS-232C 入力の送信可
A7 TXD 出力 ⇒ PC RS-232C 入力の送信
データ
B7 RXD 入力 PC ⇒ RS-232C 入力の受信
データ
RS-232C
(カスケード接
続の次のカメラ
側に接続)
RS-232C
(カスケード接
続の PC 側に接
続)
A1
B1
A10
B10

ご使用の前に
日本語
13
項目
ピン NO
ピン名称
入出力
信号方向 備考
A8 LightON/OFF- 出力 電流吸い込み 外部照明スイッチ FET
SW50V/200mA
(MAX)
B8 LightON/OFF+ 出力 電流はきだし
外部照明スイッチFET
SW50V/200mA
(MAX)
A9 Alarm- 出力 電流吸い込み アラーム制御 FETSW
50V/200mA(MAX)
B9 Alarm+ 出力 電流はきだし アラーム制御 FETSW
50V/200mA(MAX)
A10 Sensor- 入力 電流吸い込み GND
B10 Sensor+ 入力 電流はきだし 5V にプルアップダイ
オード保護
アラーム制御信
号
外部センサー入
力
外部デバイス入出力端子
外部デバイス入力端子
SENSOR 端子は 2 個の端子(+端子、−端子)で構成されています。−端子は本機内部の
GND に接続されており、+端子は保護ダイオードを介して 10K Ωで +5V にプルアップされ
ています。+端子と−端子にそれぞれリード線を取り付けて両端子間を電気的に短絡(ON)
または開放(OFF)することにより、内部コントローラに対して割り込みを発生させます。
なお接続するセンサーやスイッチは、それぞれの電源や GND と電気的に分離された端子を接
続してください。ON を検知するとホスト PC に対してイベント発行を通知します。
外部デバイス出力端子
ALARM 端子及び LIGHTON/OFF 端子は各々 2 個の端子で構成されており、それぞれの組
において双方の端子は対等です。内部コントローラの制御により、2 個の端子間を導通状態と
絶縁状態に切り替えることができます。また出力端子には光結合素子が使用されており、本体
の内部回路とは分離されています。
なお出力端子に接続する負荷は次の定格の範囲内で使用してください。
出力端子間の定格
DC 最大電圧:50V
連続負荷電流:120mA
外部照明の制御
信号

ご使用の前に
14
電源の ON/OFF
本機には電源スイッチがありません。AC アダプタの電源プラグを差し込むことで電源 ON と
なります。電源を ON にすると、本機の LED が緑色に点灯します。また、モニタの電源が
ON になっていれば映像が映ります。
LED の表示と本機の状態について
LED の状態 本機の状態
緑色で点灯 カメラ ON の状態(→ P.22)
0.1 秒間隔の点滅 リモコンのボタン操作中
緑色で点滅 0.5 秒間隔の点滅 プリセットを登録中または実行中(→ P.21)、または設定画
面を表示中(→ P.23)
1秒間隔の点滅 カメラヘッド位置を初期化中
オレンジ色で点灯 個別操作を実行中で、個別操作に選択されていないカメラ
(→ P.32)
0.1 秒間隔の点滅 リモコンのボタン操作中で、個別操作に選択されていないカメ
ラ(→ P.32)
オレンジ色で点滅
0.5 秒間隔の点滅 個別操作をするカメラを選択中または解除中(→ P.32)
赤色で点灯 カメラ OFF の状態(→ P.22)
消灯 電源 OFF(本機に電源が接続されていない状態)
モニタ
本機
AC アダプタ
AC100V
50/60Hz
AC ケーブル
●電源を OFF から ON にした後で、最初にパソコンまたはリモコンを操作する
と、カメラヘッド位置の初期化が行われます(数秒で終わります)。なお初期
化中は、本機の LED が緑色で点滅(1 秒間隔)します。
●初期化動作中は絶対にカメラヘッドに触らないでください。正しく初期化さ
れなかったり、故障の原因になります。
●電源を OFF にした後、再度 ON にする場合は、5 秒以上の間隔をあけてくだ
さい。間隔が短いと動作不良の原因となります。また、電源プラグを抜き差
しする場合は、「a安全にお使いいただくために・電源に関する注意」
(→ P.6)を必ずお守りください。

日本語
15
リモコンで操作する
リモコンのボタン操作中は、本機の LED は緑色で点滅(0.1 秒間隔)します。
各部の名称
本機を使用しないときは、できるだけカメラを OFF(→ P.22)にしてください。節電にな
ります。また、長期間使用しないときは、AC アダプタの電源プラグを抜いて電源 OFF
(→ P.14)の状態にしておくことをお勧めします。ただし、電源を OFF にすると日付、時
刻はクリアされます。
321
AF
654
MF
987
0
MENUID
HOME
Fn
BRIGHT
ON SCREEN
∞
SET/OK CANCEL
ZOOM
T
W
WL-V5
WIRELESS CONTROLLER
BRIGHT ボタン(→ P.20)
モニタの映像の明るさを調節
します。
•+:明るくします。
•−:暗くします。
SET/OK ボタン
(→ P.21、23、31)
プリセットの登録操作で使用
します。また、設定画面では
項目を設定して次の階層に進
めます。
FOCUS ボタン
(→ P.19、20)
ピントを調節します。
•AF :ピント合わせを自動に
します。
•MF:ピントを固定します。
•▲ :ピントを遠くに合わせ
ます。
•▼ :ピントを近くに合わせ
ます。
ONSCREEN ボタン
(→ P.23、25)
日付、時刻、文字を表示した
り、消したりします。
Fn ボタン
使用しません。
カメラ ON/OFF ボタン(→ P.22)
カメラを ON/OFF します。
ZOOM ボタン(→ P.18)
モニタ画面上の被写体を大きくしたり、
小さくしたりします。
•T:被写体を大きくします(ズーム
イン)。
•W:被写体を小さくします(ズーム
アウト)。
カメラコントロールボタン
(→ P.17、23、31)
カメラヘッドの向きを変えたり、カー
ソルを移動させたりします。
•
^
V
<
>
:上下左右に動かします。
•HOME:カメラヘッドの向きを正
面にします。
CANCEL ボタン(→ P.21、23、31)
プリセットの登録操作を中止します。ま
た、設定画面では項目を設定しないでひ
とつ前の階層に戻します。
番号ボタン(→ P.21、32、33)
プリセットの登録 / 実行、および複数の
カメラを個別に選択するときに使用しま
す。*、#ボタンは使用しません。
MENU ボタン(→ P.23、31)
MAINMENU 画面を表示したり、消し
たりします。
ID ボタン(→ P.32、33)
複数のカメラを個別に操作するときに
使用します。また、カメラが OFF のと
きでも、このボタンを押すと個別操作
が開始できます。
電池カバー
電池の入れ方は P.16 を参照してください。

リモコンで操作する
16
2. 電池を入れる
■+と−の向きに注意して入れてください。
3. 電池カバーを取付ける
リモコンの届く範囲
図に示す範囲内で、リモコンをカメラのリモコン受光部に向けて操作してください。ただし、
電池の残量や障害物などによって、リモコンの届く範囲は変わります。(VC-C50iR も同様で
す。)
90°30°
30°
90°
5m
リモコンに電池を入れる
単3乾電池 2 本が必要です。
1. 電池カバーを取りはずす

日本語
リモコンで操作する
17
カメラヘッドの向きを手で変えないでください。
カメラヘッドの向きを誤って手で変えたり、ものなどが当たっ
たりしてカメラヘッドが直接動いてしまった場合は、必ず h
ボタンを押してください。カメラが記憶しているパン / チルト
位置と、実際のパン / チルト位置のずれがなくなり、正常に動
作するようになります。
カメラヘッドの動作範囲
カメラヘッドの水平位置からの動作範囲を示します。VC-C50i の上方向の初期設定は
30°ですが、90°まで設定することができます(→ P.27)。
170°
10°
90°
30°
30°
100°
100°
VC-C50i VC-C50iR
170°
カメラヘッドの向きを変える(パン / チルト / ホーム)
カメラヘッドの向きを変えます。
左右に動かすとき(パン)
4、6ボタンを押す
■カメラに向かってリモコンを操作しているとき、モニタの映
像は押されたボタンの矢印と同じ方向に動き、カメラヘッド
は矢印と逆の方向に動きます。
DIRECTIONMIRROR(→ P.26)を[ON]に設定すると、
カメラヘッドは押されたボタンの矢印と同じ方向に動きま
す。
■ボタンを押し続けると速度が次のように変化します。
低速→中速→高速
上下に動かすとき(チルト)
8、5ボタンを押す
■ボタンを押し続けると速度が次のように変化します。
低速→中速→高速
正面に戻すとき(ホーム)
hボタンを押す
■高速でカメラヘッドを正面に戻します。
321
AF
654
MF
987
0
MENUID
HOME
Fn
BRIGHT
ON SCREEN
SET/OK CANCEL
ZOOM
T
W

リモコンで操作する
18
ズームイン / ズームアウト(テレ / ワイド)
モニタの画面上の被写体を大きく(ズームイン)したり、小さく(ズームアウト)したりしま
す。
321
AF
654
MF
987
0
MENUID
HOME
Fn
BRIGHT
ON SCREEN
∞
SET/OK CANCEL
ZOOM
T
W
ズームインするとき(テレ)
t側を押す
■ボタンを押し続けるとズーム速度が次のように変化します。
低速 高速
ズームアウトするとき(ワイド)
w側を押す
■ボタンを押し続けるとズーム速度が次のように変化します。
低速 高速
ピントの合う範囲
ズームの位置によっては、ピントが合わない場合があります。
カメラが近づける距離の変化
ズームのワイド端
約1cm まで(ナイトモード時は約 2cm まで)
ズームのテレ端
約1.6m まで(ナイトモード時は約 2.3m まで)
距離 1.6m
1cm
ズームの位置
ピントの合う範囲

日本語
リモコンで操作する
19
ピントを調節する(フォーカス)
被写体にピントを合わせます。ピントを自動で合わせるオートフォーカスと、手動で合わせる
マニュアルフォーカスがあります。(初期設定はオートフォーカスです。)
321
AF
654
MF
987
0
MENUID
HOME
Fn
BRIGHT
ON SCREEN
∞
SET/OK CANCEL
ZOOM
T
W
オートフォーカスにするとき
aボタンを押す
■ピントは自動的に合います。
オートフォーカスではピントの合いにくい被写体
次のような被写体は、オートフォーカスではピントが合いにくいことがあります。そのよう
なときは、マニュアルフォーカス(→ P.20)でピントを合わせてください。
ガラス越しのもの炎や煙などの実体のな
いもの
横じまのあるもの
強い光が反射している
もの
斜めになっているもの白い壁など明暗の差が
ないもの

リモコンで操作する
20
321
AF
654
MF
987
0
MENUID
HOME
Fn
BRIGHT
ON SCREEN
∞
SET/OK CANCEL
ZOOM
T
W
ピントを固定にするとき
nボタンを押す
■オートフォーカスを解除し、ピントが固定になります。
近くにピントを合わせるとき
rボタンを押す
■マニュアルフォーカスになり、近くにピントを合わせること
ができます。
■ボタンを押し続けると、ピントの合う位置が近くに移動し続
けます。
遠くにピントを合わせるとき
eボタンを押す
■マニュアルフォーカスになり、遠くにピントを合わせること
ができます。
■ボタンを押し続けると、ピントの合う位置が遠くに移動し続
けます。
■ズームの位置によってはピントが合わない場合があります
(→ P.18)。
321
AF
654
MF
987
0
MENUID
HOME
Fn
BRIGHT
ON SCREEN
∞
SET/OK CANCEL
ZOOM
T
W
■標準の明るさが AEREFERENCE の[5]に相当します
(→ P.28)。また、最大の明るさが[10]に、最大の暗さが
[1]に相当します。
■いちじるしく暗い場所では、明るさを調節することができな
い場合があります。
明るくする、暗くする
明るくするときは z側を、暗くするときは x側を押す
■ボタンを押している間、だんだん明るく(暗く)なります。
明るく標準の明るさ暗く
明るさを調節する(ブライト)
映像を明るくしたり、暗くしたりします。電源を ON にしたときは標準の明るさになります。
This manual suits for next models
1
Table of contents
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Canon VB-S30D MKII User manual

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