Olympus FL-700WR User manual

FL - 700WR
JP
取扱説明書
3
EN
INSTRUCTIONS
36
FR
MODE D’EMPLOI
70
ES
INSTRUCCIONES
102
DE
BEDIENUNGSANLEITUNG
134
KR
사용설명서
166
CHT 198
TH
คําแนะนําการใชงาน
230
VI
CÁC HƯỚNG DẪN
262
Model No.: IM011

2
Information for Your Safety
IMPORTANT SAFETY
INSTRUCTIONS
When using your photographic equipment, basic safety precautions
should always be followed, including the following:
• Read and understand all instructions before using.
• Close supervision is necessary when any flash is used by or near
children. Do not leave flash unattended while in use.
• Care must be taken as burns can occur from touching hot parts.
• Do not operate if the flash has been dropped or damaged - until it has
been examined by qualified service personnel.
• Let flash cool completely before putting away.
• To reduce the risk of electric shock, do not immerse this flash in water
or other liquids.
• To reduce the risk of electric shock, do not disassemble this flash, but
take it to qualified service personnel when service or repair work is
required. Incorrect reassembly can cause electric shock when the flash
is used subsequently.
• The use of an accessory attachment not recommended by the
manufacturer may cause a risk of fire, electric shock, or injury to
persons.
SAVE THESE INSTRUCTIONS

3
JP
このたびは当社製品をお買い上げいただきありがとうございます。
ご使用前にこの取扱説明書の内容をよくご理解の上、安全に正しくご使用ください。
この取扱説明書はご使用の際にいつでも見られるところに大切に保管してください。
本製品を購入した国・地域以外での使用については、その国・地域の規則に
違反する恐れがありますので、当社では一切の責任は負えません。
同梱品の確認
フラッシュ：FL-700WR フラッシュスタンド：
FLST-1
フラッシュケース
取扱説明書（本書） 保証書

4
JP
各部名称
1
2
g
3
4
9
0
5f
h
6e
a
i
8
7
c
d
j
b
1コントロールパネル .....................P. 5
2MODE ボタン........................P. 9, 19
3CHARGE/TEST ボタン...............P. 8
4ロックレバー ...............................P. 7
5ロック解除ボタン.........................P. 7
6#/l（電波通信モード切り替え）
ボタン ...................................P. 9, 19
7ON/OFF ボタン...........................P. 8
8OK ボタン .............................P. 9, 19
9PUSH（ロック解除）ボタン......P. 14
0電池カバー...................................P. 6
aキャッチライトプレート.............P. 15
bワイドパネル .............................P. 15
c発光窓 .......................................P. 14
dAF イルミネータ /
LED ライト .........................P. 25, 26
e光通信受光窓 .............................P. 16
ダイヤル /十字ボタン
fダイヤル..........................P. 9, 19, 26
ga（発光量補正 /発光量）/
Hボタン...........P. 10, 11, 12, 13, 19
hMENU/b（キーロック）/
Gボタン ..................................P. 25
iZOOM/Fボタン
...................P. 10, 11, 12, 13, 14, 19
jLED/Iボタン...........................P. 25

5
JP
表示（コントロールパネル） 表示（コントロールパネル）
フラッシュモード（P. 10 〜13）
MODE LEDZOOM
A
mm750.0 Off
M
RANGE
1.4~5.5 m
FP
MODE LEDZOOM
A
mm75
–Off
M
M
1/8
DISTANCE
7.1 m
RATIO
MODE LEDZOOM
A
mm75
–Off
M
MULTI
Hz
10
TIME
51/128
RATIO
TTL
421 3 1 0
88
413 43
579a
6
TTL/FP TTL モード M/FP M モード MULTI モード
電波ワイヤレスコマンダーモード
（P. 19）
電波ワイヤレスレシーバーモード
（P. 21）
MODE
A
B
C
ZOOM CH
M
mm75
Off
0.0 1
FP
RATIO
0.0
1/128
TTL
TTL
M
MODE
A
B
C
FP CH
0.0 1
RATIO
0.0
1/128
TTL
TTL
M
Off
d
b281 3
c
f
e
b281 c
h
d
f
e
#CMD モード CMD モード
MODE ZOOM
A
mm75
M
1/128
RATIO
G/CH
A11
MODE ZOOM
A
mm75
GROUP
A
CH
1
G/CH
gb13 3
g8
b
h
X-RCV モード
RCV モード
光ワイヤレスモード（P. 23）
MODE LEDZOOM
RC
M
mm28 Off
M
GROUP
A
CH
1
MODE LEDZOOM
M1/8
M
mm25 Off
SL
1/128
RATIO
g
b
8
413 4213
SL M モード
RC モード
1MODE（調光モード）
2#+/-（発光量補正）
3ZOOM（照射角）
4LED ライト
5RANGE（調光範囲）
6d（キーロックモード）
7r（温度警告）
8RATIO（発光量）
9DISTANCE（最適撮影距離）
0Hz（発光間隔）
aTIME（発光回数）
bCH（通信チャンネル）
cFP（スーパー FP）発光
dグループ A設定値
eグループ B設定値
fグループ C設定値
gGROUP（通信グループ）
hl（電波ワイヤレスモード）

6
JP
準備する
電池（別売）を入れる電池（別売）を入れる
使用する電池
電池は次のどちらかをご使用ください。
• 単3形ニッケル水素電池（4本）
• 単3形アルカリ乾電池（4本）
x単3形マンガン電池は使用できません。
x単3形リチウム電池は使用しないでください。一部の単 3形リチウム電池を使用
した際に、まれに電池が非常に高温になる場合があります。
電池を入れる
1電池カバーを開く
2電池を入れる
• +/-の向きを正しく入れてください。
3電池カバーを閉じる

7
JP
カメラに取り付ける カメラに取り付ける
x本機とカメラの電源が切れていることを確認してください。
x接点に汚れや水分があると誤作動の原因になります。取り付ける前に汚れや水分を
拭き取ってください。
1ロック解除ボタンを押しながら（1）、
ロックレバーを矢印の方向にスライドする
（2）
ロック解除ボタン
ロックレバー
2奥に突き当たるまで、本機をホットシューに
差し込む
ホットシュー
接点
3ロックレバーを矢印の方向にスライドする
取り外す
上記手順 1を行ってから、本機をホットシューから取り外します。
フラッシュスタンドに取り付ける
「カメラに取り付ける」と同様の手順で、フラッシュをフラッシュスタンドに
取り付けます。

8
JP
電源を入れる
ON/OFF ボタン
CHARGE/TEST
ボタン
1ON/OFF ボタンを押す
• CHARGE/TEST ボタンがオレンジ色に点灯し、コントロールパネルが表示され
ます。
xON/OFF ボタンを押して電源を入れてから、CHARGE/TEST ボタンが点灯
するまでの時間が以下のようになったら、早めに電池を交換してください。
（P. 6）
ニッケル水素電池： 10 秒以上
アルカリ乾電池： 30 秒以上
xコントロールパネルの中央に qマークが表示されたときは、電池が著しく消
耗しています。必ず新しい電池と交換してください。
テスト発光を行う テスト発光を行う
オレンジ色に点灯している CHARGE/TEST ボタンを押すと、テスト発光が
できます。
電源を切る電源を切る
ON/OFF ボタンを押します。
スリープモード /オートパワーオフスリープモード /オートパワーオフ
• カメラによってはカメラがスリープモードになると、本機も自動的にスリープモー
ドになります。
• 何も操作をしないと約 60 分後に自動的に電源が切れます。本機を使うときは、
ON/OFF ボタンを押してください。

9
JP
フラッシュ撮影をする
#/lボタン
OK ボタン
ダイヤル
CHARGE/
TEST ボタン
MODE ボタン
1カメラの発光モードを設定する
• 詳しくはカメラの取扱説明書をご覧ください。
2#/lボタンを押してからダイヤルを回して
#（フラッシュ）モードを選び、
OK ボタンを押して確定する
• CHARGE/TEST ボタンがオレンジ色に点灯します。
RCV
CMD
X-RCV
CMD
3MODE ボタンを押してからダイヤルを回して調光モードを選び、各
設定を行う
• 詳しくは各調光モードの説明（P. 10 〜13）をご覧ください。
4シャッターボタンを半押しする
• TTL モードのときは、被写体が RANGE（調光範囲）の中に入っていることを確
認します。
• M モードのときは、被写体が DISTANCE（最適撮影距離）の中に入っているこ
とを確認します。
5シャッターボタンを全押しして撮影する
x連続発光すると発光窓の周辺が熱くなり、劣化や故障の原因となります。内部
温度が上昇すると、
r（温度警告）が表示され、しばらく発光できなくなります。
連続発光は 40 回まで（フル発光時）を目安とし、発光後は 10 分以上使用をお
控えください。
xレンズやフードによっては、フラッシュ光がケラレる（被写体にレンズなどの
影ができる）ことがあります。

10
JP
TTL 自動調光する（TTL モード）
カメラのレンズを通した明るさで調光します。本モードは、オリンパスの TTL
モードに対応するカメラでご使用いただけます。対応するカメラは当社ホーム
ページでご確認ください。
1MODE ボタンを押してからダイヤルを回し
てTTL を選び、OK ボタンを押す
MODE LEDZOOM
A
mm750.0 Off
M
RANGE
0.7~8.0 m
TTL
2各設定を行う
発光補正量（#+/-）を設定する
aボタンを押して #+/- をハイライトしてからダイヤルを回す
• -5 〜+5 の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
照射角（ZOOM）を設定する
ZOOM ボタンを押して ZOOM をハイライトしてからダイヤルを回す
• A（オート）は 12 〜75mm の範囲で自動的に照射角が設定されます。
• 発光窓がバウンス位置にあるときは、A（オート）は選べません。
• M（マニュアル）は 12 〜75mm の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
手動で発光量を設定する（Mモード）
設定した発光量で発光します。オリンパスの通信機能に対応していないカメラで
も使用できます。
1MODE ボタンを押してからダイヤルを回し
てMを選び、OK ボタンを押す
MODE LEDZOOM
A
mm75
–Off
M
M
1/128
DISTANCE
1.14 m
RATIO
2各設定を行う

11
JP
照射角（ZOOM）を設定する
ZOOM ボタンを押して ZOOM をハイライトしてからダイヤルを回す
• A（オート）は 12 〜75mm の範囲で自動的に照射角が設定されます。
• 発光窓がバウンス位置にあるときは、A（オート）は選べません。
• M（マニュアル）は 12 〜75mm の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
発光量（RATIO）を設定する
aボタンを押して RATIO をハイライトしてから
ダイヤルを回す
• 1/1 〜1/128 の範囲で設定できます。*1
スケール表示 *2
MODE LEDZOOM
A
mm25
–Off
M
M
RATIO
1/100
DISTANCE
2.5 m
1/32
1/64
1/128
*1 調整ステップは 1/2 と1/3EV から選べます。（P. 26 ）
*2
スケール表示の tは選択中の設定値、uは直前の設定
値です。
OK ボタンを押す
• TTL モードでフラッシュ撮影したあと、Mモードにすると、直前の発光量がマニュ
アル発光量に設定されます。
高速のシャッター速度でフラッシュ撮影する
（FP TTL モード /FP M モード）
フラッシュ同調速度より高速のシャッター速度に設定しているときもフラッシュ
撮影ができます。絞りを開けることにより、背景をぼかしたポートレート撮影や、
高速シャッターにより、背景の白とびをおさえた撮影などに効果的です。
ガイドナンバーは通常の TTL モード、Mモードより下がります。
1MODE ボタンを押してからダイヤルを回し
てFP TTL または FP M を選び、OK ボタン
を押す
MODE LEDZOOM
A
mm750.0 Off
M
RANGE
1.4~5.5 m
TTL
FP
2各設定を行う

12
JP
発光補正量（#+/-）を設定する（FP TTL のとき）
aボタンを押して #+/- をハイライトしてからダイヤルを回す
• -5 〜+5 の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
照射角（ZOOM）を設定する
ZOOM ボタンを押して ZOOM をハイライトしてからダイヤルを回す
• A（オート）は 12 〜75mm の範囲で自動的に照射角が設定されます。
• 発光窓がバウンス位置にあるときは、A（オート）は選べません。
• M（マニュアル）は 12 〜75mm の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
発光量（RATIO）を設定する（FP M のとき）
aボタンを押して RATIO をハイライトしてから
ダイヤルを回す
• 1/1 〜1/128 の範囲で設定できます。*1
スケール表示 *2
MODE LEDZOOM
A
mm25
–Off
M
M
FP
RATIO
1/100
DISTANCE
2.5 m
1/32
1/64
1/128
*1 調整ステップは 1/2 と1/3EV から選べます。（P. 26 ）
*2
スケール表示の tは選択中の設定値、uは直前の設定
値です。
OK ボタンを押す
露光中、一定間隔で連続発光させる
（MULTI モード）
一度の露光中に複数回、一定の間隔でフラッシュを発光させる連続発光機能です。
被写体の動きを一枚の写真に収めることができます。最大発光回数は、発光量の
設定によって変わります。通常は 60 秒までのスローシャッターを使用します。
オリンパスのマルチ発光機能に対応したカメラでのみ設定できます。
1MODE ボタンを押してからダイヤルを回し
てMULTI を選び、OK ボタンを押す
MODE LEDZOOM
A
mm75
–Off
M
MULTI
Hz
10
TIME
51/128
RATIO
2各設定を行う

13
JP
照射角（ZOOM）を設定する
ZOOM ボタンを押して ZOOM をハイライトしてからダイヤルを回す
• A（オート）は 12 〜75mm の範囲で自動的に照射角が設定されます。
• 発光窓がバウンス位置にあるときは、A（オート）は選べません。
• M（マニュアル）は 12 〜75mm の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
発光量（RATIO）を設定する
aボタンを押して RATIO をハイライトしてから
ダイヤルを回す
• 1/4 〜1/128 の範囲で設定できます。*1
スケール表示 *2
MODE LEDZOOM
A
mm25
–Off
M
RATIO
1/100
DISTANCE
2.5 m
MULTI
1/32
1/64
1/128
*1 調整ステップは 1/2 と1/3EV から選べます。（P. 26 ）
*2
スケール表示の tは選択中の設定値、uは直前の設定
値です。
OK ボタンを押す
発光間隔（Hz）を設定する
MODE ボタンを押し、十字ボタンの HI を押して Hz をハイライトしてから
ダイヤルを回す
• 1 〜100 の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
発光回数（TIME）を設定する
MODE ボタンを押し、十字ボタンの HI を押して TIME をハイライトしてか
らダイヤルを回す
• 発光調整量（RATIO）の設定により、設定できる発光回数は変わります。
OK ボタンを押す

14
JP
カメラのシャッター速度を設定する
シャッター速度は、選択した発光間隔と発光回数に合わせて、以下の通り
設定します。
シャッター速度（秒）≧発光回数（TIME）÷発光間隔（Hz）
例
発光回数（TIME）が 10（回）、発光間隔（Hz）が 5（Hz）のとき、
シャッター速度は 10 ÷5＝2秒以上に設定する
撮影のヒント
配光を切り替える 配光を切り替える
標準モードとワイドモードの 2つの切り替えができます。ワイドモードでは、周
辺をより均一に照らしたいときに有効です。照射角が 12mm 以下のときは、配
光は変わりません。
1コントロールパネルに W（ワイド）が表示
されるまで ZOOM ボタンを長押しする
• 解除するには、W（ワイド）の表示が消えるまで
ZOOM ボタンを長押しします。
MODE LEDZOOM
W
mm250.0 Off
M
RANGE
0.7~8.0 m
TTL
発光窓の向きを変える（バウンス撮影） 発光窓の向きを変える（バウンス撮影）
フラッシュ光が被写体に当たる角度を変えることに
より影の出し方をコントロールしたり、フラッシュ
光を天井や壁に反射させて被写体の影を柔らかく
したりすることができます。
90°
180°
180°
発光窓
PUSH
ボタン
1PUSH ボタンを押しながら、発光窓を上下左右に向ける

15
JP
バウンス光を使う
フラッシュ光を天井や壁に反射させることで、柔らかな光になります。
• ZOOM（照射角）が A（オート）のとき、バウンス撮影時の照射角は Bounce
zoom で設定した値になります。（P. 26）
キャッチライト効果を使う
バウンス撮影時にキャッチライトプレートを使用すると、人物の瞳に反射光が映
りこみ、生き生きとした表情で撮影することができます。
1PUSH ボタンを押しながら発光窓を 90°上に向ける
2ワイドパネルを引き出す
• キャッチライトプレートも一緒に引き出されます。
3ワイドパネルだけを収納する
ワイドパネル
キャッチライト
プレート
照射角を広げる（ワイドパネル） 照射角を広げる（ワイドパネル）
焦点距離が 12mm（24mm*）以下のレンズを付けたカメラでフラッシュを使用
するときには、ワイドパネルを使用します。照射角が 7mm に設定されます。ま
た、撮影距離が 1m より近い撮影などで、より光を拡散させたいときなどにも有
効です。
* 135F（35mm フィルム）換算時の焦点距離
1ワイドパネルを引出して、発光窓の前に
セットする
• キャッチライトプレートも一緒に引き出されます。
• ZOOM（照射角）は Wide Panel で設定した内容
に従います。（P. 26）
ワイドパネル /
キャッチライトプレート
2キャッチライトプレートだけを収納する
xワイドパネルは上側に倒さないでください。

16
JP
ワイヤレス撮影について
一つまたは複数のフラッシュをカメラから離してワイヤレスでフラッシュ撮影す
ることができます。フラッシュの配置や発光の設定を変えて、さまざまなライティ
ングを楽しむことができます。
本機は、電波通信と光通信のワイヤレス撮影に対応しています。
電波通信と光通信の違いについて 電波通信と光通信の違いについて
電波通信によるワイヤレス撮影は、光通信によるワイヤレス撮影と比較して、障
害物や、外光の影響を受けにくく、レシーバーの設置や、撮影環境の自由度が広
がります。
機能面での主な違いは次のとおりです。
機能 電波通信 光通信
通信可能距離 約 30m 最大約 5m*
グループ 3グループ（A、B、C）3グループ（A、B、C）+
マスターフラッシュ
通信チャンネル ch1 〜15 ch1 〜4
* レシーバーの向きやフラッシュの組み合わせにより変化します。
光通信
フラッシュコマンダー
レシーバー
レシーバー
コマンダーの発光窓と
レシーバーの受光窓が
対面していないので、
ワイヤレス撮影ができ
ない。

17
JP
電波通信
コマンダー
レシーバー
レシーバー
コマンダーの発光窓と
レシーバーの受光窓が
対面していなくても、
ワイヤレス撮影ができる。
電波ワイヤレス機能について
オリンパス電波ワイヤレス対応製品との組合せで、本機で複数のレシーバーを電
波通信で発光制御したり（コマンダー機能）、本機を電波通信で発光制御するこ
とができます（レシーバー機能）。
電波ワイヤレス機能対応製品については、当社ホームページでご確認ください。
4つの動作モード 4つの動作モード
本機の電波ワイヤレスモードには、次の 4つの動作モードがあります。
電波ワイヤレスコマンダー： 電波ワイヤレスレシーバー制御
電波コマンダーフラッシュ： 電波ワイヤレスレシーバー制御 +フラッシュ発光
電波ワイヤレスレシーバー
（グループ制御）：
電波ワイヤレスコマンダーによる調光制御
電波ワイヤレスレシーバー
（個別制御）：
電波ワイヤレスレシーバー（本機）による調光制御

18
JP
グループ制御グループ制御
動作モードに電波ワイヤレスコマンダー /電波コマンダーフラッシュを選んだ本
機を使って、最大 3グループまでの電波ワイヤレスレシーバーを、グループ単
位で同じ設定で発光させることができます。この機能により、多彩なライティン
グ撮影をすることができます。
電波コマンダー
フラッシュ
電波ワイヤレス
レシーバー
電波ワイヤレス
レシーバー
グループ B
グループ A
グループ C
電波ワイヤレス
レシーバー
電波ワイヤレスレシーバー
通信可能距離について通信可能距離について
本機の電波ワイヤレス通信可能距離は約 30m です（当社測定条件による）。
• 障害物や遮蔽物、他の機器との電波干渉がないときの距離です。
• 配置条件や周囲の環境、気象条件などにより、通信可能距離が短くなることがあり
ます。
周波数について周波数について
本製品の無線通信は 2.4GHz 帯を使用していますが、他の無線機器も同じ周波
数を使っていることがあります。

19
JP
電波ワイヤレス撮影をする
十字ボタンの I
OK ボタン
ダイヤル
ZOOM/
Fボタン
#/lボタン
十字ボタンの G
a/Hボタン
MODE ボタン
電波ワイヤレスコマンダー /電波コマンダーフラッシュと 電波ワイヤレスコマンダー /電波コマンダーフラッシュと
して使うして使う
1#/lボタンを押してからダイヤルを回して
動作モードを選び、OK ボタンを押して確定
する
• CHARGE/TEST ボタンが緑色に点灯します。
RCV
CMD
X-RCV
CMD
動作モード選択時
CMD モード
• 電波ワイヤレスコマンダーとして使います。（本機は
発光しません）
MODE
A
B
C
FP CH
0.0 1
RATIO
0.0
1/128
TTL
TTL
M
Off
#CMD モード
• 電波コマンダーフラッシュとして使います。（本機は
Aグループに設定されます）
MODE
A
B
C
ZOOM CH
A
mm75
0.0 1
FP
RATIO
0.0
1/8
TTL
TTL
MOff
2MODE ボタンを押してから十字ボタンの
FG を押して、設定するグループの MODE
（調光モード）をハイライトする
MODE
A
B
C
ZOOM CH
A
mm75
0.0 1
FP
RATIO
0.0
1/8
TTL
TTL
MOff
3ダイヤルを回して調光モードを選び、OK ボタンを押す
• 詳しくは各調光モードの説明（P. 10 〜13）をご覧ください。
x使用しないグループがあるときは、Off に設定します。
4各設定を行う

20
JP
発光補正量（#+/-）を設定する（TTL、FP TTL モードのとき）
aボタンを押して +/-RATIO をハイライトしてから
ダイヤルを回す
• -5 〜+5 の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
MODE
A
B
C
ZOOM CH
A
mm75
0.0 1
FP
RATIO
0.0
1/8
TTL
TTL
MOff
発光量（RATIO）を設定する（M、FP M、MULTI モードのとき）
aボタンを押して +/-RATIO をハイライトしてから
ダイヤルを回す
• 1/1 〜1/128 の範囲で設定できます。*1
MODE
A
B
C
ZOOM LED
0.0
RATIO
0.0
1/8
TTL
TTL
M1/4
1/8
1/16
スケール表示 *2
*1 調整ステップは 1/2 と1/3EV から選べます。（P. 26 ）
*2
スケール表示の tは選択中の設定値、uは直前の
設定値です。
OK ボタンを押す
照射角（ZOOM）を設定する（#CMD モードのとき）
ZOOM ボタンを押して ZOOM をハイライトしてからダイヤルを回す
• A（オート）は 12 〜75mm の範囲で自動的に照射角が設定されます。
• 発光窓がバウンス位置にあるときは、A（オート）は選べません。
• M（マニュアル）は 12 〜75mm の範囲で設定できます。
OK ボタンを押す
FP モードを設定する
十字ボタンの HI を押して FP をハイライトにしてからダイヤルを回す
• On（有効にする）または Off（無効にする）から選べます。
MODE
A
B
C
FP CH
0.0 1
RATIO
0.0
1/8
TTL
TTL
M
On
CMD モード
MODE
A
B
C
ZOOM CH
A
mm12
0.0 1
FP
RATIO
0.0
1/8
TTL
TTL
MOn
#CMD モード
• モードについて詳しくは「高速のシャッター速度でフラッシュ撮影する（FP TTL
モード /FP M モード）」（P. 11）をご覧ください。
OK ボタンを押す