Radiforce RS110 User manual

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usage. Please retain this manual for future reference.
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Lesen Sie die dieses Benutzerhandbuch aufmerksam durch, um sich mit der sicheren
und effizienten Bedienung vertraut zu machen. Bewahren Sie dieses Handbuch zum
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produit et de l’utiliser efficacement et en toute securite. Veuillez conserver ce manuel
pour reference ulterieure.
重要
请仔细阅读用户手册,掌握如何安全、有效地使用本产品。
请保留本手册,以备日后参考。
重要
ご使用前には必ずこの取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。
この取扱説明書は大切に保管してください。
Instructions for Use
■User’s Manual

電源などの差異がありますので、日本国内でのご購入、ご使用の際は、
本書の日本語のページをご覧ください。
その他の国、地域でのご購入、ご使用の際は、その他の言語のページ
をご覧ください。
この製品を用いる装置を設計、使用する場合は、IEC60601-1-1 の規格
要求に従ってください。
日本語

2
絵表示について
絵表示について
本書では以下の絵表示を使用しています。内容をよく理解してから本文をお読みください。
警告
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可能性がある内容を示し
ています。
注意
この表示を無視して誤った取扱いをすると、人が傷害を負う可能性がある内容、および物的損害
のみ発生する可能性がある内容を示しています。
注意(警告を含む)を促すものです。たとえば は「感電注意」を示しています。
禁止の行為を示すものです。たとえば は「分解禁止」を示しています。
「アース線を接続すること」を示しています。
行為を強制したり指示するものです。
この装置は、クラス B 情報技術装置です。この装置は、家庭環境で使用することを目的としていますが、
この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信障害を引き起こすことがありま
す。取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
また、製品の付属品(ケーブルを含む)や当社が指定するオプション品を使用しない場合、VCCI の技
術基準に適合できない恐れがあります。
VCCI-B
この装置は、社団法人 電子情報技術産業協会の定めたパーソナルコンピュータの瞬時電圧低下対策規格
を満足しております。しかし、規格の基準を上回る瞬時電圧低下に対しては、不都合が生じることがあ
ります。
この装置は、高調波電流を抑制する日本工業規格 JIS C 61000-3-2 に適合しております。
製品の仕様は販売地域により異なります。お買い求めの地域に合った言語の取扱説明書をご確認ください。
1. 本書の著作権は EIZO 株式会社に帰属します。本書の一部あるいは全部を EIZO 株式会社からの事前の
許諾を得ることなく転載することは固くお断りします。
2. 本書の内容について、将来予告なしに変更することがあります。
3. 本書の内容については、万全を期して作成しましたが、万一誤り、記載もれなどお気づきの点があり
ましたら、ご連絡ください。
4. 本機の使用を理由とする損害、逸失利益等の請求につきましては、上記にかかわらず、いかなる責任
も負いかねますので、あらかじめご了承ください。
5. 乱丁本、落丁本の場合はお取り替えいたします。販売店までご連絡ください。
Macintosh、Mac OS は Apple Inc. の登録商標です。
Windows、Windows Vista は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
VESA は Video Electronics Standards Association の米国およびその他の国における登録商標または商標で
す。
EIZO、EIZO ロゴ、ColorEdge、DuraVision、FlexScan、FORIS、RadiForce、RadiCS、RadiNET、Raptor、
ScreenManager は EIZO 株式会社の日本およびその他の国における登録商標です。
その他の各会社名、各製品名は、各社の商標または登録商標です。

もくじ
3
もくじ
付録・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ i
もくじ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
使用上の注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
モニターについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
第 1 章 はじめに ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
1-1. 特長 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
1-2. 梱包品の確認 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10
1-3. 各部の名称 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 11
第 2 章 接続手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13
2-1. 接続の前に ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13
2-2. 接続手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 14
2-3. 2 台のコンピュータをつなぐ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17
第 3 章 調整と設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・18
3-1. 操作方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
3-2. ScreenManager メニュー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 19
3-3. 画面調整(アナログ信号入力の場合) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 20
3-4. カラー調整 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
3-5. モード設定機能 <基本設定> - <モード設定> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
3-6. 節電設定 < PowerManager > ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
3-7. タイマー機能 <その他> - <オフタイマー> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27
3-8. 調整ロック機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
3-9. 電源ランプ設定 <その他> - <電源ランプ> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
3-10. メニューの表示方向設定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
3-11. 画像が低解像度の場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29
第 4 章 USB(Universal Serial Bus)の活用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・31
第 5 章 オプションアーム取付方法 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
第 6 章 故障かなと思ったら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・34
第 7 章 仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・38
第 8 章 用語集 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42
廃棄およびリサイクルについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44
日本語

4
使用上の注意
使用上の注意
重要
• この製品は、日本国内専用品です。日本国外での使用に関して、当社は一切責任を負
いかねます。
This product is designed for use in Japan only and cannot be used in any other
countries.
• ご使用前には、「使用上の注意」および本体の「警告表示」をよく読み、必ずお守りく
ださい。
【警告表示位置】
【本体に使われている記号】
記号 使われている場所 意味
背面 主電源スイッチ
この製品の主電源をオフにします。
背面 主電源スイッチ
この製品の主電源をオンにします。
前面
コントローパネル
電源ボタン
この製品の電源をオンまたはオフにします。
背面
ネームプレート
交流
背面 危険警告・感電
背面 注意
本書内、「絵表示について」参照

使用上の注意
5
警告
万一、異常現象(煙、異音、においなど)が発生した場合は、すぐに電
源スイッチを切り、電源プラグを抜いて販売店または EIZO サポートに連
絡する
そのまま使用すると火災や感電、故障の原因となります。
裏ぶたを開けない、製品を改造しない
本製品内部には、高電圧や高温になる部分があり、感電、やけどの原因
となります。また、改造は火災、感電の原因となります。
修理は販売店または EIZO サポートに依頼する
お客様による修理は火災や感電、故障の原因となりますので、絶対にお
やめください。
異物を入れない、液体を置かない
本製品内部に金属、燃えやすい物や液体が入ると、火災や感電、故障の
原因となります。
万一、本製品内部に液体をこぼしたり、異物を落とした場合には、すぐ
に電源プラグを抜き、販売店または EIZO サポートにご連絡ください。
丈夫で安定した場所に置く
不安定な場所に置くと、落下することがあり、けがの原因となります。
万一、落とした場合は電源プラグを抜いて、販売店または EIZO サポート
にご連絡ください。そのまま使用すると火災、感電の原因となります。
次のような場所で使用しない
火災や感電、故障の原因となります。
・ 屋外。車両・船舶などへの搭載。
・ 湿気やほこりの多い場所。
・ 水滴のかかる場所。浴室、水場など。
・ 油煙や湯気が直接当たる場所や熱器具、加湿器の近く。
・ 直射日光が直接製品に当たる場所。
・ 可燃性ガスのある環境。
プラスチック袋は子供の手の届かない場所に保管する
包装用のプラスチック袋をかぶったりすると窒息の原因となります。
付属の電源コードを 100VAC 電源に接続して使用する
付属の電源コードは日本国内 100VAC 専用品です。
誤った接続をすると火災や感電の原因となります。
日本語

6
使用上の注意
警告
電源コードを抜くときは、プラグ部分を持つ
コード部分を引っ張るとコードが傷つき、火災、感電の原因となります。
電源コンセントが二芯の場合、付属の二芯アダプタを使用し、安全(感
電防止)および電磁界輻射低減のため、アースリード(緑)を必ず接地
する
なお、アースリードは電源プラグをつなぐ前に接続し、電源プラグを抜
いてから外してください。順序を守らないと感電の原因となります。
二芯アダプタのアースリード、および三芯プラグのアースが、コンセン
トの他の電極に接触しないようにしてください。
次のような誤った電源接続をしない
誤った接続は火災、感電、故障の原因となります。
・ 取扱説明書で指定された電源電圧以外への接続。
・ タコ足配線。
電源コードを傷つけない
電源コードに重いものをのせる、引っ張る、束ねて結ぶなどをしないで
ください。電源コードが破損(芯線の露出、断線など)し、火災や感電
の原因となります。
雷が鳴り出したら、電源プラグやコードには触れない
感電の原因となります。
アーム(または他のスタンド)を使用する場合は、それらの取扱説明書
の指示にしたがい、確実に設置する
確実に設置されていないと、外れたり、倒れたりしてけがや故障の原因と
なります。設置する前に、アームやスタンドを固定する机や壁などに十分
な強度があるか確認してください。万一、落とした場合は電源プラグを抜
いて、販売店または EIZO サポートにご連絡ください。そのまま使用する
と火災、感電の原因となります。また、取り外したスタンドを再度取り付
ける場合には必ず元のねじを使用し、確実に固定してください。
液晶パネルが破損した場合、破損部分に直接素手で触れない
もし触れてしまった場合には、手をよく洗ってください。
万一、漏れ出た液晶が、誤って口や目に入った場合には、すぐに口や目をよく洗い、
医師の診断を受けてください。そのまま放置した場合、中毒を起こす恐れがあり
ます。
ごみ廃棄場で処分されるごみの中にこの製品を捨てない
蛍光管バックライトには水銀が含まれているため(LED バックライトを
使用した製品は水銀を含有していません)、廃棄は地方自治体の規則に
従ってください。水銀は、体の震え、記憶喪失、頭痛など、神経系の障
害を引き起こす恐れがあります。

使用上の注意
7
注意
運搬のときは、接続コードやオプション品を外す
コードを引っ掛けたり、移動中にオプション品が外れたりして、けがの
原因となります。
この製品を移動させるときは、正しい方法で移動する
落としたりするとけがや故障の原因となります。
・ この製品を移動するときは、下図のように画面の下部をしっかりと持
つ。
・ 大型モニターは重いため、開梱や持ち運びは必ず2人以上で
おこなう。
落としたりするとけがや故障の原因となります。
通風孔をふさがない
・ 通風孔の上や周囲にものを置かない。
・ 風通しの悪い、狭いところに置かない。
・ 横倒しや逆さにして使わない。
通風孔をふさぐと、内部が高温になり、火災や感電、故障の原因となり
ます。
濡れた手で電源プラグに触れない
感電の原因となります。
電源プラグの周囲にものを置かない
火災や感電防止のため、異常が起きた時すぐ電源プラグを抜けるように
しておいてください。
電源プラグ周辺は定期的に掃除する
ほこり、水、油などが付着すると火災の原因となります。
クリーニングの際は電源プラグを抜く
プラグを差したままでおこなうと、感電の原因となります。
長時間使用しない場合には、安全および省エネルギーのため、本体の電
源スイッチを切った後、電源プラグも抜く
この装置は患者の周囲に設置できますが、患者との接触には適していま
せん
日本語

8
モニターについて
モニターについて
• 本製品は、MRI や CT などの医用画像表示用途に適しています。
• 本製品は、日本国内専用品です。日本国外での使用に関して、当社は一切責任を負いかねます。
This product is designed for use in Japan only and cannot be used in any other countries.
• 本書に記載されている用途以外での使用は保証外となる場合があります。
• 本書に定められている仕様は、付属の電源コードおよび当社が指定する信号ケーブル使用時
にのみ適用いたします。
• 本製品には、当社オプション品または当社が指定する製品をお使いください。
• 製品内部の電気部品の動作が安定するまでに 30 分程度かかりますので、調整はモニターの
電源を入れて 30 分以上経過してからおこなってください。
• 経年使用による輝度変化を抑え、安定した輝度を保つためには、ブライトネスを下げて使用
されることをお勧めします。
• 同じ画像を長時間表示することによって、表示を変えたときに前の画像が残像として見える
ことがあります。長時間同じ画像を表示するようなときには、スクリーンセーバーやタイマー
機能の活用をおすすめします。
• 本製品を美しく保ち、長くお使いいただくためにも定期的にクリーニングをおこなうことを
おすすめします(「クリーニングの仕方」(P.9)参照)。
• 画面上に欠点、発光している少数のドットが見られることがありますが、液晶パネルの特性
によるもので、製品本体の欠陥ではありません。
• 液晶パネルに使用されるバックライトには寿命があります。画面が暗くなったり、ちらつい
たり、点灯しなくなったときには、販売店または EIZO サポートにお問い合わせください。
• パネル面やパネルの外枠は強く押さないでください。強く押すと、干渉縞が発生するなど表
示異常を起こすことがありますので取り扱いにご注意ください。また、パネル面に圧力を加
えたままにしておきますと、液晶の劣化や、パネルの破損などにつながる恐れがあります。(液
晶パネルを押した跡が残った場合、画面全体に白い画像または黒い画像を表示すると解消さ
れることがあります。
• パネルを固い物や先のとがった物などで押したり、こすったりしないようにしてください。
傷が付く恐れがあります。なお、ティッシュペーパーなどで強くこすっても傷が入りますの
ご注意ください。
• 本製品を冷え切った状態のまま室内に持ち込んだり、急に室温を上げたりすると、製品の表
面や内部に露が生じることがあります(結露)。結露が生じた場合は、結露がなくなるまで
製品の電源を入れずにお待ちください。そのまま使用すると故障の原因となることがありま
す。

モニターについて
9
クリーニングのしかた
注意点
• アルコール、消毒薬などの薬品は、キャビネットやパネル面の光沢の変化、変色、色
あせ、画質の劣化などにつながる恐れがあります。
• シンナー、ベンジン、ワックス、研磨クリーナは、キャビネットやパネル面をいため
るため絶対に使用しないでください。
参考
• キャビネットやパネル面のクリーニングには ScreenCleaner(オプション品)をご利
用いただくことをお勧めします。
キャビネットやパネル面の汚れは、やわらかい布に少量の水をしめらせてやさしくふき
取ってください。
モニターを快適にご使用いただくために
• 画面が暗すぎたり、明るすぎたりすると目に悪影響をおよぼすことがあります。状
況に応じてモニター画面の明るさを調整してください。
• 長時間モニター画面を見続けると目が疲れますので、1 時間に 10 分程度の休憩を
取ってください。
日本語

10
第 1 章 はじめに
第 1 章 はじめに
このたびは当社カラー液晶モニターをお買い求めいただき、誠にありがとうございます。
1-1.特長
• 2 系統信号入力搭載(DVI-I コネクタ、D-Sub15 ピン(ミニ)コネクタ)
• DVI (p.43) デジタル入力 (TMDS(p.43)) 対応
• 水平周波数:アナログ信号入力時 30 ~ 82kHz、
デジタル信号入力時 30 ~ 65kHz、
• 垂直周波数:アナログ信号入力時 49 ~ 86Hz(1280x1024 モード時 49 ~ 76Hz)、
デジタル信号入力時 59 ~ 61Hz(VGA TEXT 時 69 ~ 71Hz)
• フレーム同期モード対応周波数: 57.5 ~ 62.0Hz
• 表示解像度:1M ピクセル(横型表示 1280 × 1024 ドット(H × V))
• 最適なキャリブレーションモードを選択できる CAL Switch( キャルスイッチ ) 機能
搭載(p. 23)
• DICOM(p. 43) Part 14 に準拠した画面選択が可能
• USB ハブ機能搭載(p. 31)
• キャリブレーションが可能な品質管理ソフトウェア「RadiCS LE(Windows 用 )」を
添付(EIZO LCD ユーティリティディスクを参照)
• マウスやキーボードを使って操作できるユーティリティソフトウェア
「ScreenManager Pro for Medical (Windows 用 )」を添付(EIZO LCD ユーティリティ
ディスクを参照)
•モニターの階調設定をコンピュータからコントロールすることができる、ユーティ
リティソフトウェア「ToneCurve Tuning Utility」を添付(ToneCurve Tuning
Utility ディスクを参照)
• 高さ調整機能付きスタンドによる、自由な高さ調整
• スリムエッジ(狭額縁)仕様
• 縦型表示対応(時計回りに 90°回転)
1-2.梱包品の確認
以下のものがすべて入っているか確認してください。万一、不足しているものや破損し
ているものがある場合は、販売店または EIZO サポートにご連絡ください。
• モニター本体 • ToneCurve Tuning Utility ディスク
• 電源コード ( 二芯アダプタ付) • 取扱説明書(本書)
• デジタル信号ケーブル(FD-C39) • 保証書
• EIZO USB ケーブル(MD-C93) • 出荷試験報告書
• EIZO LCD ユーティリティディスク • ユーザー登録のお願い
• お客様ご相談窓口のご案内
参考
• 梱包箱や梱包材は、本機の移動や輸送用に保管していただくことをおすすめします。

第 1 章 はじめに
11
1-3. 各部の名称
前面
(4) (5) (7)
(3)
(1) (6)
(2)
(1)入力切替ボタン 2 台のコンピュータを接続している場合に、表示する入力信号を切
り替えます。
(2)モードボタン CAL Switch メニュー(P.23)を表示します。
(3)オートボタン 表示画面を自動で調整する機能を実行します。(アナログ信号入力
のみ)
(4)エンターボタン ScreenManager を表示し、各メニューの調整項目を決定したり、
調整結果を保存します。
(5)コントロールボタン※ 1
(左、下、上、右)
ScreenManager を使って詳細な調整をする場合に(P.18)、調整項
目を選択したり、調整値を増減します。
(6)電源ボタン 電源のオン / オフを切り替えます。
(7)電源ランプ※ 2 モニターの動作状態を表します。
青:
橙:
橙 ゆっくり点滅:
消灯:
画面表示
節電モード
電源ボタンオフ状態 ( 主電源スイッチオン)
主電源スイッチオフ
※ 1 モニターの設置方向を縦型にすると、上・左・右・下に変わります。
※ 2 画面表示時の電源ランプ(青)を無灯にすることができます(3-9. 電源ランプ設定 <その他> - <電源ラ
ンプ(p. 28))。また、オフタイマー時の電源ランプ表示については p. 27 を参照してください。
CAL Switch メニュー
ScreenManager ®
メインメニュー
コントロールパネル
主電源スイッチ

12
第 1 章 はじめに
背面
(12)
(10)
(11)
(9)
(8)
(13)
D-SUB DVI
(8) 高さ調整付きスタンド※ 3 高さが調整できます。
(9) 盗難防止用ロック Kensington 社製のマイクロセーバーセキュリティシステム
に対応しています。
(10)信号入力コネクタ D-Sub15 ピン(ミニ)コネクタ(SIGNAL1)
(11)信号入力コネクタ DVI-I コネクタ(SIGNAL2)
(12)USB ポート(UP) ソフトウェアを使用する場合に USB ケーブルを接続します。
(13)USB ポート(DOWN) USB に対応している周辺機器と接続できます。
※ 3
本機はモニターの縦型表示に対応しています。(時計回りに 90°回転させることができます。)
また本機はスタンド部分を取り外してアーム(別のスタンド)を取り付けることができます(p. 33)。
電源コネクタ

第 2 章 接続手順
13
第 2 章 接続手順
2-1.接続の前に
今まで使用していたモニターを本機に置き換える場合、コンピュータと接続する前に、
下表を参考にして、必ず本機で表示できる解像度(p.42)、周波数に変更しておいてくだ
さい。
参考
• DDC に対応したシステムの場合、本機をコンピュータに接続するだけで特別な設定を
することなく、最適な解像度、リフレッシュレートの設定が可能になります。
アナログ信号入力をする場合
解像度 表示モード 垂直周波数 ドットクロック
640 x 480 VGA 60 Hz 135 MHz
( 最大 )
640 x 480 VESA ~ 85 Hz
720 x 400 VGA TEXT 70 Hz
800 x 600 VESA ~ 85 Hz
1024 x 768 VESA ~ 85 Hz
1152 x 864 VESA 75 Hz
1280 x 960 VESA 60 Hz
1280 x 1024 VESA ~ 75 Hz
デジタル信号入力をする場合
解像度 表示モード 垂直周波数 ドットクロック
640 x 480 VGA 60 Hz 108 MHz
( 最大 )
720 x 400 VGA TEXT 70 Hz
800 x 600 VESA 60 Hz
1024 x 768 VESA 60 Hz
1280 x 1024 VESA 60 Hz

14
第 2 章 接続手順
2-2.接続手順
注意点
• モニターとコンピュータの電源が入っていないことを確認してください。
• 接続の際はコンピュータの取扱説明書をよくお読みになり、正しくお使いください。
1
信号ケーブルを信号入力コネクタとコンピュータに接続します。
信号ケーブル接続後、各コネクタの固定ネジを最後までしっかりと回して、確実
に固定してください。
アナログ信号を入力する場合
SINGAL1 (D-Sub15 ピン(ミニ)コネクタ ) に接続します。
ケーブル コネクタ
(コンピュータ側)
コンピュータ
信号ケーブル ( オプション V55) 出力コネクタ / D-Sub15
ピン(ミニ)
・DOS/V マシン
・Power Macintosh G3
(Blue&White)/Power Mac G4
(VGA)
デジタル信号を入力する場合
SINGAL2(DVI-I コネクタ ) に接続します。
ケーブル コネクタ
(コンピュータ側)
コンピュータ
信号ケーブル ( 付属 FD-C39) 出力コネクタ / DVI ・専用グラフィックスボード
(p. 40)
2
付属の電源コードを電源コネクタに接続します。
電源コード
SIGNAL2
DVI-I コネクタ
SIGNAL1
D-Sub15 ピン
(ミニ)
コネクタ

第 2 章 接続手順
15
3
ケーブル類をケーブルホルダーに収納します。
注意点
• ケーブル類をケーブルホルダーに収納する場合、またはケーブルホルダーから
排出する場合は、ケーブルの挿入口の突起をつまんでケーブル挿入口を開閉し
てください。
• ケーブル類を収納する場合は、スタンドの昇降を考慮して、長さに多少の余裕
をもたせてください。また、ケーブル挿入口側にケーブル類を引き回して収納
してください。
4
電源コードを電源コンセントに接続します。
警告
付属の電源コードを 100VAC 電源に接続して使用する
付属の電源コードは日本国内 100VAC 専用品です。誤っ
た接続をすると火災や感電の原因となります。
電源コンセントが二芯の場合、付属の二芯アダプタを使
用し、安全(感電防止)および電磁界輻射低減のため、アー
スリード(緑)を必ず接地する
なお、アースリードは電源プラグをつなぐ前に接続し、
電源プラグを抜いてから外してください。順序を守らな
いと感電の原因となります。二芯アダプタのアースリー
ド、および三芯プラグのアースが、コンセントの他の電
極に触れないようにしてください。
5
コントロールパネルの電源ボタンを押し、モニターの電源を入れま
す。
電源ランプが点灯(青)します。
ケーブルホルダー

16
第 2 章 接続手順
6
コンピュータの電源を入れます。
画面が表示されます。
コンピュータの電源を入れても画面が表示されない場合は、「第 6 章 故障かなと
思ったら(p. 34)」を参照してください。
アナログ信号入力時は、「3-3. 画面調整(アナログ信号入力の場合)(p. 20)」を参
照して、画面を調整してください。
デジタル信号入力の場合は、本機の設定データに基づいて、画面が正しく表示さ
れます。
使用後は、電源を切ってください。
参考
• 画面が暗すぎたり、明るすぎたりすると目に悪影響を及ぼすことがあります。
状況に応じてモニター画面の明るさを調整してください。
• 長時間モニター画面を見続けると目が疲れますので、1 時間に 10 分程度の休憩
を取ってください。
7
「RadiCSLE(Windows 用)」、「ScreenManagerProforMedical
(Windows 用)」、「ToneCurveTuningUtility」を使用する場合、
USB 対応のコンピュータ(あるいは他の USB ハブ)とモニターを
USB ケーブルで接続します。
「第 4 章 USB(Universal Serial Bus)の活用(p. 31)」を参照してください。

第 2 章 接続手順
17
2-3.2 台のコンピュータをつなぐ
SIGNAL1 (D-Sub15 ピン(ミニ)コネクタ )、SIGNAL2 (DVI-I コネクタ ) それぞれにコン
ピュータを接続し、2 台のコンピューターを切り替えて表示することができます。
入力信号の切替方法
コントロールパネルの入力切替ボタンで切り替えます。押すたびに信号が切り替わりま
す。なお、信号を切り替えた時には、現在表示されている信号の種類(入力信号1また
は2/ アナログまたはデジタル)が画面右上に表示されます。
優先的に表示される信号を設定する
ScreenManager の <基本設定>メニューの<入力プライオリティ>を設定して、どち
らか一方のコンピュータを優先的に表示させることができます(ScreenManager の操作
方法は、P. 18 を参照)。コンピュータが 1 台のみ接続している場合は、優先信号が入力
信号1または2のどちらに設定されていても、信号は自動検知されます。
優先設定 機能
1
(「入力信号 1」
からの入力)
以下のような場合に「入力信号 1」の信号が表示されます。
• モニターの電源を入れた場合
• 「入力信号 2」を表示していても、「入力信号 1」のコンピュータの電源を入れ
た場合
• 「入力信号 2」を表示していても、「入力信号 1」のコンピュータが節電モード
から復帰した場合
2
(「入力信号 2」
からの入力)
以下のような場合に「入力信号 2」の信号が表示されます。
• モニターの電源を入れた場合
• 「入力信号 1」を表示していても、「入力信号 2」のコンピュータの電源を入れ
た場合
• 「入力信号 1」を表示していても、「入力信号 2」のコンピュータが節電モード
から復帰した場合
マニュアル コンピュータの信号を自動検知しません。コントロールパネルの入力切替ボタン
で表示させたい信号を選択してください。
参考
• <入力プライオリティ>で「1」または「2」が選択されている場合は、2 台のコンピュー
タの両方が節電モードに入っている場合のみモニターの節電機能が動作します。
入力切替ボタン
SIGNAL1
D-Sub15 ピン(ミニ)
コネクタ
SIGNAL2
DVI-I コネクタ

18
第 3 章 調整と設定
第 3 章 調整と設定
3-1. 操作方法
画面の調整および設定は、ScreenManager(OSD) やモニターのボタンを使用して、おこ
ないます。
注意点
• ScreenManager メニューと CAL Switch メニューを同時に表示することはできません。
1
. メニューの表示
コントロールパネルのエンターボタンを押し、メインメニューを表示します。
2
. 調整 / 設定
(1) コントロールボタンで、調整 / 設定したい項目を選択し、エンターボタンを押
して、 選択した項目のサブメニューを表示します。
(2) コントロ-ルボタンで、調整 / 設定したい項目を選択し、エンタ-ボタンを押
して、選択した項目の調整 / 設定メニュ-を表示します。
(3) コントロ-ルボタンで調整 / 設定し、エンタ-ボタンを押して確定します。
3
. 終了
(1) サブメニューより<リターン>を選択し(下ボタンを 2 回押すと移動します。)、
エンターボタンを押して、メインメニューに戻ります。
(2) メインメニューより<メニューオフ>を選択し(下ボタンを 2 回押すと移動し
ます。)、エンターボタンを押して、ScreenManager を終了します。
参考
• エンターボタンをすばやく続けて 2 回押しても、ScreenManager を終了させる
ことができます。
ScreenManager
メニュー
モードボタン エンターボタン
オートボタン
コントロールボタン
左、下、上、右
CAL Switch メニュー
電源ボタン

第 3 章 調整と設定
19
3-2.ScreenManagerメニュー
画面の調整および設定は ScreenManager のメニューを使用しておこないます。機能の
詳細は、下記一覧表の「調整 / 設定内容」の欄または欄内の参照ページを参考にしてく
ださい。
機能一覧
ScreenManager の調整および設定項目一覧表です。
「*」はアナログ信号入力のみ、「**」はデジタル信号入力のみの機能です。
メインメニュー サブメニュー 調整 / 設定内容
基本設定 モード設定 「3-5. モード設定機能 <基本設定>
- <モード設定>」(p. 26)
入力プライオリティ 優先的に表示される信号を選択する
(p.17)
ピクチャー調整 *クロック 「3-3. 画面調整(アナログ信号入力
の場合)」(p. 20)
フェーズ
ポジション
解像度
レンジ調整
信号フィルタ
カラー※ 1 ブライトネス 「3-4. カラー調整」(p. 23)
色温度
ガンマ
色の濃さ
色合い
ゲイン
6 色調整
リセット
PowerManager DVI DMPM** 「3-6. 節電設定 < PowerManager >
」(p.26)
VESA DPMS*
その他 拡大モード 「3-11. 画像が低解像度の場合」 (p.29)
スムージング
ボーダー
オフタイマー タイマー機能(使用時間)を設定す
る (p.27)
メニュー設定 メニューサイズ メニューサイズを拡大する
メニューポジション メニュー位置を移動する
メニューオフタイマー メニュー表示時間を設定する※ 2
半透明 メニューの透明度を設定する
設置方向 メニューの向きを 90 度回転する
電源ランプ 画面表示時の電源ランプ(青)を無
灯にする (p.28)
リセット 調整/設定状態をすべて初期設定に
戻す (p.39)
インフォメーション インフォメ-ション 設定状況および機種名、製造番号、
モニターの使用時間※ 3 を確認する
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