Sony CBK-55BK User manual

EFP STYLE BUILDUP KIT
CBK-55BK
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災や人
身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製品
の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよくお読
みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見
られるところに必ず保管してください。
OPERATION MANUAL
[Japanese/English/French/German/Italian/Spanish/Chinese/Russian]
1st Edition

2
安全のために
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災や感電などにより死亡や
大けがなど人身事故につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4 〜 7 ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検をする
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめしま
す。点検の内容や費用については、ソニーのサービス担当者または営業担当者に
ご相談ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
m
a電源を切る。
b電源コードや接続ケーブルを抜く。
cソニーのサービス担当者、または営業担当者に修理を依頼する。
m
すぐに電源を切り、消火する。
異常な音、におい、煙が出たら
炎が出たら
警告表示の意味
オペレーションマニュアルおよび
製品では、次のような表示をして
います。表示の内容をよく理解し
てから本文をお読みください。
この表示の注意事項を守らないと、
破裂・発火・発熱・液漏れにより、
死亡や大けがになることがありま
す。
この表示の注意事項を守らないと、
火災や感電などにより死亡や大け
がなど人身事故につながることが
あります。
この表示の注意事項を守らないと、
感電やその他の事故によりけがを
したり周辺の物品に損害を与えた
りすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
日本語

目次 3
目次
警告 ............................................................................................................................4
注意 ............................................................................................................................4
電池についての安全上のご注意.....................................................................................6
電池のリサイクルについて.............................................................................................6
その他の安全上のご注意.................................................................................................7
概要 ...................................................................................................................................7
各部の名称と働き ............................................................................................................8
前面........................................................................................................................................................................8
後面........................................................................................................................................................................9
ハンドル..........................................................................................................................................................12
バッテリーアダプター..........................................................................................................................13
準備 ................................................................................................................................13
電源..................................................................................................................................................................... 13
CBK-55BK 用バッテリーアダプターを取り付ける ........................................................ 13
AC 電源を使う(DCIN 電源)....................................................................................................... 14
AXS-R5 を使う...........................................................................................................................................14
PMW-F55/F5 を取り付ける ............................................................................................................14
ハンドルを取り付ける..........................................................................................................................15
ビューファインダーを取り付ける...............................................................................................15
外部マイクを使う ....................................................................................................................................16
UHF ポータブルチューナーを取り付ける(UHF ワイヤレスマイクロホン
使用時)............................................................................................................................................17
ライン入力用オーディオ機器を接続する .............................................................................. 18
三脚への取り付け ....................................................................................................................................18
ビデオライトの接続............................................................................................................................... 19
ショルダーベルトの取り付け ......................................................................................................... 19
ショルダーパッドの位置調整 ......................................................................................................... 20
ヘッドホンプラグアダプターを使う ......................................................................................... 20
セットアップメニューの基本操作 ..............................................................................21
音声レベルの調整 .........................................................................................................22
AUDIOINCH-1/CH-2 端子からの音声レベルを手動調整する ........................... 22
MICIN 端子からの音声レベルを手動調整する................................................................ 22
チャンネル 3、4 への音声の記録について............................................................................ 23
使用上のご注意.............................................................................................................24
仕様 ................................................................................................................................25
外形寸法..........................................................................................................................................................26
JP

4
警告 注意
指定の電源で使用する
取扱説明書に記されているバッテリー
パックまたは AC アダプターでお使いく
ださい。
指定以外の製品でのご使用は、火災の原
因となります。
AC 電源コードや DC 電源接
続コードを傷つけない
AC 電源コードや DC 電源接続コードを
傷つけると、火災や感電の原因となりま
す。
•コードを加工したり、傷つけたりしな
い
•重い物をのせたり、引っ張ったりしな
い
•熱器具に近づけたり、加熱したりしな
い
•コードを抜くときは、必ずプラグを
持って抜く
万一、コードが傷んだら、ソニーのサー
ビス担当者または営業担当者に交換をご
依頼ください。
分解しない、改造しない
分解したり、改造したりすると、感電の
原因となります。
油煙、湯気、湿気、ほこりの
多い場所では設置・使用しな
い
上記のような場所で設置・使用すると、
火災や感電の原因となります。
指定された接続ケーブルを使
う
この取扱説明書に記されている接続ケー
ブルを使わないと、火災や故障の原因と
なることがあります。
機器や部品の取り付けは正し
く行う
取り付け方法を誤ると本機が落下し、け
がの原因となることがあります。
カメラと機器の接続は慎重に
行う
カメラと機器との間に指を挟み、けがの
原因となることがあります。
ケーブルの抜き差しは慎重に
行う
機器とケーブルの間に指を挟み、けがの
原因となることがあります。
警告/ 注意

5
コード類は正しく配置する
電源コードや接続ケーブルは、足に引っ
かけると本機の落下や転倒などによりけ
がの原因となることがあります。
充分注意して接続・配置してください。
製品の上に乗らない、重い荷
物を乗せない
倒れたり、落ちたり、壊れたりして、け
がの原因となることがあります。
カメラの重量にあった三脚を
使用し、三脚・雲台を確実に
固定する
カメラの重量に耐え切れない三脚または
三脚以外に取り付けて使用すると、本機
やレンズが落下し、けがをすることがあ
ります。また、三脚・雲台を確実に固定
せずにカメラから離れると、不意にカメ
ラが動いてけがをすることがあります。
指定されたカメラ以外は接続
しない
指定外のカメラを接続すると火災や故障
の原因となることがあります。
ケーブル着脱の際に指を挟ま
ない
ケーブル着脱時に指を挟むと、けがの原
因となる恐れがあります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると、火災の原因となりま
す。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに
電源を切り、電源コードや接続ケーブル
を抜いて、ソニーのサービス担当者また
は営業担当者にご相談ください。
ケーブルを接続したままの運
用時には最善の注意をする
電源コードや接続ケーブルを引っかける
と、転倒や落下の原因となることがあり
ます。
雷が鳴り出したら、使用を中
止する
落雷すると、感電のおそれがあります。
雷が鳴り出したらすぐに使用を中止して
本機から離れてください。
ハンドルの取り付けネジは確
実に締める
ハンドルをカメラに固定後、ネジが緩ん
でいないか確認してください。緩んでい
るとカメラが落下し、けがの原因になり
ます。
注意

電池についての安全上のご注意/電池のリサイクルについて
6
電池の使いかたを誤ると、液漏れ・発熱・破裂・発火・誤
飲による大けがや失明の原因となるので、次のことを必ず
守ってください。
万一、異常が起きたら
•煙が出たら
1機器の電源スイッチを切るか、バッテリーチャー
ジャーの電源プラグを抜く。
2ソニーのサービス窓口に連絡する。
•電池の液が目に入ったら
すぐきれいな水で洗い、直ちに医師の治療を受ける。
•電池の液が皮膚や衣服に付いたら
すぐにきれいな水で洗い流す。
•バッテリー収納部内で液が漏れたら
よくふきとってから、新しい電池を入れる。
ここでは、本機で使用可能なソニー製リチウムイオン電池
についての注意事項を記載しています。
•充電には、ソニーの専用バッテリーチャージャーを使用
する。
•火の中に投げ入れたり、加熱、半田付け、分解、改造を
しない。
•直射日光の当たるところ、炎天下の車内、ストーブのそ
ばなど高温の場所で、使用・放置・充電をしない。
•ハンマーでたたくなどの強い衝撃を与えたり、踏みつけ
たりしない。
•接点部や 3極と #極をショートさせたり、金属製のもの
と一緒に携帯・保管をしない。
•所定の充電時間を超えても充電が完了しない場合は、充
電をやめる。
•電池使用中や充電、保管時に異臭がしたり、発熱・液漏
れ・変色・変形などがあったときは、すぐに使用や充電
をやめる。
•水や海水につけたり、濡らしたりしない。
充電のしかたについてはバッテリーチャージャーの取扱説
明書をよく読む。
リチウムイオン電池は、リサイクルできます。不要になっ
たリチウムイオン電池は、金属部にセロハンテープなどの
絶縁テープを貼ってリサイクル協力店へお持ちください。
充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店に
ついては、一般社団法人 JBRC ホームページ
http://www.jbrc.net/hp/contents/index.html を参照してく
ださい。
電池についての安全上のご注意 電池のリサイクルについて

その他の安全上のご注意/概要 7
警告
直射日光の下や火気の近くなど、高温のところにバッテ
リーを置かないでください。
注意
指定以外の電池に交換すると、破裂する危険があります。
必ず指定の電池に交換してください。
使用済みの電池は、国または地域の法令に従って処理して
ください。
概要
CBK-55BK は PMW-F55/F5に取り付けることにより、
ショルダーカムコーダースタイルならではの安定性と操作
性を向上させるためのアクセサリーキットです。
豊富な Audio 入出力端子や肩載せ撮影時にビューファイン
ダーを覗いたまま手元でコントロールできるダイレクトス
イッチ類、ワイヤレスオーディオレシーバースロット、
オーディオコントロールパネルを備えています。
フロントコントロール部とショルダーパッドは前後に最大
70mm スライドすることができ、PL レンズや大型ポータブ
ル B4 レンズを装着した際もバランスよく肩に載せて撮影
することが可能です。
その他の安全上のご注意

各部の名称と働き
8
各部の名称と働き
前面
aAUDIOIF 端子
PMW-F55/F5 と接続するときに使用します。
bMICIN(マイク入力)(+ 48V)端子(XLR 型、5 ピ
ン、凹)
ステレオマイクを接続する端子です。マイク用の電源
(+ 48V)はこの端子から供給されます。
cロッドロックレバー
φ15 ロッドの取り付けや取りはずしに使用します。
取り付けるときは、ロッドロックレバーを回してロッドを
固定します。レバーが回しにくい場合は、レバーを引き出
してから操作しやすい位置まで回転させ、押してもとに戻
します。
ロッドを取り付けていない状態では、ロックレバーを無理
に回さないでください。
dφ15 ロッド
マットボックスやフォローフォーカスが取り付け可能です。
e操作部(前面)(「操作部(前面)参照」
fオーディオ操作部(「オーディオ操作部」参照)
gオーディオ操作部の保護カバー
開くとオーディオ操作部が現れます(11 ページ)。
h拡張 IF 端子
PMW-F55/F5 と接続するときに使用します。
i操作部(側面)(「操作部(側面)」参照)
jロゼット(左右 2 箇所)
汎用のハンドグリップが取り付け可能です。
k三脚マウント
本機を三脚に固定するとき、三脚アタッチメント(別売)
を取り付けます。
ご注意

各部の名称と働き 9
後面
aUHF ポータブルチューナー取り付け部
UHF ポータブルチューナーを取り付けます(17 ページ)。
bバッテリーアダプター取り付け部
付属のバッテリーアダプターを取り付けます(13 ページ)。
cTALLY(タリー)ランプ(赤)
記録中に点灯します。CBK-55BK 本体または PMW-F55/F5
に異常が発生すると点滅します。
(異常については PMW-F55/F5 の取扱説明書をご覧くださ
い。)
d拡張 IF 端子
バッテリーアダプターや AXS-R5 を接続するときに使用し
ます。
e端子部(後面)(「端子部(後面)」参照)
fリリースボタン / 脱着レバー
本機を PMW-F55/F5 に取り付けるときに使用します。
(14 ページ)。
gフロントブロック
フロントブロック固定レバーを解除すると、前後方向に位
置を調整できます。
本機を肩にのせた状態で操作しやすくなるように、フロン
トブロックの位置を調整します(20 ページ参照)。
hAUDIO スライドノブ
本機を PMW-F55/F5 に取り付けるときに使用します。
(14 ページ)。
iカメラロックレバー
本機を PMW-F55/F5 に取り付けるときに使用します。
(14 ページ)。
jショルダーパッド
ショルダーパッド固定レバーを持ち上げると、前後方向に
位置を調節できます。
本機を肩にのせた状態で操作しやすくなるように、適当な
位置に調節します(20 ページ)。

各部の名称と働き
10
操作部(前面)
aRECSTART(記録開始)ボタン
押すと記録が始まり、もう一度押すと止まります。レンズ
にある REC ボタンと同じ動作をします。
bSHUTTER(シャッター)スイッチ
電子シャッターを使うときに ON にします。SELECT 側に
押すと、シャッタースピードの表示が切り換わります。ス
イッチの設定を切り換えると、新しい設定がビューファイ
ンダー画面に約 3 秒間表示されます。
Camera メニューの Shutter の Select が Step のときは、
SELECT 側に押すとシャッタースピードが切り換わり、
Continuous のときは、SELECT 側に押すと現在のシャッ
タースピードが表示され、メニューつまみを回すことで
シャッタースピードが切り換わります。
cMICLEVEL(マイクレベル)つまみ
音声チャンネル 1/2/3/4 の入力レベルを調整します。
dAUTOW/BBAL(ホワイトバランス/ブラックバラン
ス自動調整)スイッチ
次のようにホワイトバランスやブラックバランスを自動調
整します。
•WHITE:ホワイトバランスを自動調整する。このとき
WHITEBAL スイッチ(11 ページ)を A または B にし
ておくと、調整された値がメモリー A または B に記憶さ
れる。WHITEBAL スイッチが PRST のときは動作しな
い。
•BLACK:ブラックセットとブラックバランスを自動調
整する。
オートホワイトバランス実行中に再度 WHITE 側に倒すと、
オートホワイトバランスは中止され、元のホワイトバラン
ス状態に戻ります。
オートブラックバランス実行中に再度 BLACK 側に倒すと、
オートブラックバランスは中止され、元のブラックバラン
ス状態に戻ります。
eMENU つまみ
各メニュー内の項目選択や設定値の変更をするときに使い
ます(21 ページ)。
操作部(側面)
aGAIN/EI(ゲイン切り換え)スイッチ
撮影時の照明状態に合わせて、映像アンプのゲイン(利得)
を切り換えます。H、M、L の設定に対応するゲイン値は、
あらかじめ PMW-F55/F5 のメニューで指定します。
(設定については PMW-F55/F5 の取扱説明書をご覧くださ
い。)
CineEI モード時は、プリセットした 3 つの EI 値に切り換
えます。
bMENUON/OFF(メニュー表示オン/オフ)スイッチ
ビューファインダー画面やテスト出力画面上に設定メ
ニューを表示するときに使用します。スイッチを押し下げ
るたびに、メニューの表示/非表示が切り換わります。
cASSIGN.(アサイナブル)6/7/8 スイッチ
System メニューの AssignableButton で機能を割り当てま
す。
工場出荷時には Off が割り当てられています。オン/オフ
が確認できるインジケーターが付いています。
(設定については PMW-F55/F5 の取扱説明書をご覧くださ
い。)
dASSIGN.(アサイナブル)5 スイッチ
System メニューの AssignableButton で機能を割り当てま
す。
工場出荷時には ColorBars(カラーバー信号の出力)が割
り当てられています。
(設定については PMW-F55/F5 の取扱説明書をご覧くださ
い。)

各部の名称と働き 11
eWHITEBAL(ホワイトバランスメモリー切り換え)ス
イッチ
以下のようにホワイトバランスの調整方法を切り換えます。
•PRST:色温度をプリセット値(工場出荷時の設定は
3200K)に調整する。ホワイトバランスを調整する時間
がないときなどに合わせる。
•A または B:あらかじめ A または B に保存しておいたホワ
イトバランスの調整値を呼び出す。AUTOW/BBAL ス
イッチ(10 ページ)を WHITE 側に押すと、ホワイトバ
ランスを自動的に調整し、調整値をメモリー A またはメ
モリー B に記憶する。
CineEI モードでは、Preset3200K、Preset4300K、Preset
5500K を切り換えます。
工場出荷時、CineEI モードでは以下の設定になっていま
す。
PRST:Preset3200K
A:Preset4300K
B:Preset5500K
fMENUCANCEL/BACK(メニュー設定取消し/戻
る)スイッチ
CANCEL/BACK の位置に押し下げると、1つ前の階層に
戻ります。設定前の変更はキャンセルされます。
オーディオ操作部
aMONITOR(オーディオモニター選択)スイッチ
2 つのスイッチの組み合わせによって、内蔵スピーカーや
ヘッドホンから聞こえる音声を以下のように選択します。
右側のスイッチ:CH-1/2
右側のスイッチ:CH-3/4
*HEADPHONE 端子にステレオヘッドホンを接続すると、音声を
ステレオで聞くことができます。(設定については PMW-F55/
F5 の取扱説明書をご覧ください。)
bLEVELCH-1/CH-2/CH-3/CH-4(音声チャンネル 1/
2/3/4 録音レベル調整)つまみ
AUDIOSELECTCH-1/CH-2 スイッチ、および AUDIO
SELECTCH-3/4 スイッチを MANUAL にすると、音声
チャンネル 1、2、3、4 に記録する音声レベルを調整できま
す。
cAUDIOSELECTCH-1/CH-2(音声チャンネル 1/2
自動/手動レベル調整切り換え)スイッチ
音声チャンネル 1 と 2 の音声レベル調整方法を個別に選択
します。
•AUTO:自動
•MANUAL:手動
音声入力信号に AES/EBU 信号が選択されているチャンネ
ルは、録音レベルが固定になります。
dMONITOR(音量調節)つまみ
内蔵スピーカーやヘッドホンから聞こえる音量を調節しま
す。最小にすると、音声は聞こえなくなります。
eAUDIOSELECTCH-3/4(音声チャンネル 3/4 自動/
手動レベル調整切り換え)スイッチ
音声チャンネル 3 と 4 の音声レベル調整方法を同時に選択
します。
•AUTO:自動
•MANUAL:手動
fAUDIOINCH-1/CH-2/CH-3/CH-4(音声入力切り
換えチャンネル 1/2/3/4)スイッチ
音声チャンネル 1、2、3、4 に記録する入力信号を選択しま
す。
•FRONT:MICIN 端子に接続したマイクからの音声入力
信号
•REAR:AUDIOINCH-1/CH-2 端子に接続したオーディ
オ機器からの音声入力信号
•WIRELESS:本機にスロットイン UHF ポータブル
チューナーを装着したときの音声入力信号
左側のスイッチ 音声出力
CH-1/CH-3 チャンネル 1 の音声
MIX チャンネル1と2の混合音声(ステレオ)*
CH-2/CH-4 チャンネル 2 の音声
左側のスイッチ 音声出力
CH-1/CH-3 チャンネル 3 の音声
MIX チャンネル3と4の混合音声(ステレオ)*
CH-2/CH-4 チャンネル 4 の音声
ご注意

各部の名称と働き
12
端子部(後面)
aAUDIOIN(音声入力切り換え)スイッチ
AUDIOINCH-1/CH-2 端子に入力される音声の音源を切り
換えます。
•LINE:ステレオアンプなど、外部のオーディオ信号源を
接続する場合
•AES/EBU:外部のデジタルオーディオ信号源を接続す
る場合
•MIC:マイクを接続する場合
bHEADPHONE(LIVEMON)端子(ステレオ、ミニ
ジャック)
ヘッドホンを接続すると E-E* 音をモニターできます。警告
ランプや警告表示の点滅・点灯に合わせて警告音も聞こえ
ます。PMW-F55/F5 の内蔵スピーカーからの音は自動的に
聞こえなくなります。
*E-E:ElectrictoElectric
本機に入力され、本機内部の電気回路のみを通って出力端子か
ら出力される映像信号または音声信号のことです。これによっ
て入力信号を確認できます。
再生音は出力されません。
cボトムカバー
後面の端子に接続するケーブル類を保護するためのパーツ
です。
底面の取り付けネジをゆるめると、接続するマイクケーブ
ルまたはオーディオケーブルのプラグの形状に応じて、ボ
トムカバーの位置を調整することができます。調整後は、
ネジを締めてカバーを固定してください。
d+48V/OFF(+48V 外部電力供給オン/オフ)スイッ
チ
音声入力に使用するマイクによって、以下のように切り換
えます。
•+48V:外部電源供給方式のマイク
•OFF:内部電源供給方式のマイク
eLIVEAUDIOOUT(音声出力)端子(XLR 型、5 ピン、
凸)
オーディオチャンネル 1、2 または、オーディオチャンネル
3、4 に入力された音声信号を出力します。
出力する音声信号は、MONITOR スイッチで選択します。
再生音は出力されません。
fAUDIOINCH-1/CH-2(音声入力チャンネル 1/2)端
子(XLR 型、3 ピン、凹)
オーディオ機器やマイクを接続します。
ハンドル
aマイクホルダー
外部マイクを取り付けます(16 ページ)。
bビューファインダー固定リング
ビューファインダーの位置を左右方向に調整するときにゆ
るめます(15 ページ)。
cビューファインダーシュー
ビューファインダーを取り付けます(15 ページ)。
dショルダーベルト取り付け金具
付属のショルダーベルトを取り付けます(19 ページ)。
eアクセサリー取り付けネジ穴
•ネジ種:1/4-20UNC(× 9)
•ネジ種:3/8-16UNC(× 8)
•ネジ勘合長:9mm以下
取り付けたアクセサリーに過度の衝撃を加えないでくださ
い。ネジ部が破損する恐れがあります。
ご注意
ご注意
ご注意

準備 13
バッテリーアダプター
バッテリーアダプターの取り付け / 取りはずし方は、
「CBK-55BK 用バッテリーアダプターを取り付ける」(13
ページ)をご覧ください。
aリリースボタン / 脱着レバー
bバッテリーリリースレバー
c拡張 IF 端子
dDCIN(DC 電源入力)端子(14 ページ)
eLIGHT(ライト)端子(2 ピン、凹)
アントンバウアー社製のウルトラライト 2 または同等品で、
50W 以下のビデオライトを接続します(19 ページ)。
ビデオライトの点灯は記録に連動しません。
fバッテリーパック取り付け部
gDCOUT(DC 電源出力)端子
消費電流が 1.8A 以下の機器を接続してください。
準備
電源
バッテリーパック、または AC アダプターを介して AC 電
源を使用できます。
安全のため、下記ソニー純正以外のバッテリーを使用しな
いでください。
リチウムイオンバッテリーパック
BP-FL75
BP-L80S
AC アダプター
AC-DN2B
AC-DN10
CBK-55BK 用バッテリーアダプター
を取り付ける
1
バッテリーアダプターのリリースボタンを押すと
(1)、脱着レバーがポップアップするので、脱着レ
バーを上まで引き上げる(2)。
ご注意
ご注意
バッテリーパック
取り付け部
バッテリーリリース
レバー

準備
14
2
本機後面の溝にバッテリーアダプターのツメを差し込
み(1)、脱着レバーをリリースボタンによりロックさ
れるまで倒す(2)。
•脱着レバーを確実に引き上げてから装着してください。
•4 か所のツメを確実に装着してから脱着レバーを倒してく
ださい。装着不良、または破損の原因となります。
バッテリーパックを使う
バッテリーパックをバッテリーアダプターのバッテリー
パック取り付け部に差し込んで、下にスライドさせてロッ
クします。
•装着する前に、バッテリーチャージャーを使用して充電
してください。
•使用直後でバッテリーパックの温度が上昇した状態で充
電すると、完全に充電されないことがあります。
取りはずすには
バッテリーリリースレバーを押しながらバッテリーパック
を上にスライドさせてロックをはずし、取りはずします。
バッテリーアダプターを取りはずすには
リリースボタンを押して脱着レバーを引き上げたのち、
バッテリーアダプターを上にスライドさせながら手前に引
いてはずします。
バッテリーアダプターを取りはずす際は、必ず手で支えな
がらはずしてください。
AC 電源を使う(DCIN 電源)
本機は AC アダプター AC-DN2B/AC-DN10(別売り)を使
用することによって、AC 電源に接続して動作させること
ができます。
AXS-R5 を使う
AXS-R5 の取り付けについては、PMW-F55/F5 の取扱説明
書をご覧ください。
PMW-F55/F5 を取り付ける
◆ PMW-F55/F5 の取り扱いについて詳しくは、PMW-F55/F5 に
付属の取扱説明書をご覧ください。
•PMW-F55/F5のソフトウェアバージョン5.0以降で使用で
きます。
•PMW-F55/F5 の取り付け/取りはずしは、電源を切った
状態で行ってください。
1
付属のスライドプレートを、PMW-F55/F5 の底面にコ
インなどを使って確実に締めつけて取り付ける。
前後の取り付け向きに注意してください。
ご注意
ご注意
ご注意
ご注意
ご注意
スライドプレート

準備 15
2
カメラロックレバー、着脱レバー、AUDIO スライドノ
ブのロックを解除する。
3
PMW-F55/F5 を本機にのせて、後ろにスライドさせる。
PMW-F55/F5 底面に取り付けたスライドプレートと本
機の溝が合うようにのせ、PMW-F55/F5 が確実に止ま
るところまで後方にスライドさせてください。
4
PMW-F55/F5 を固定する。
1カメラロックレバーを回す。
2着脱レバーをロックするまで倒す。
3AUDIO スライドノブを押し込む。
ハンドルを取り付ける
1
PMW-F55/F5 に取り付けてあるハンドルをはずす。
2
六角ネジで本機のハンドルを取り付ける(六角レンチ
サイズ:3/16)。
ビューファインダーを取り付ける
PMW-F55/F5 で使用できるビューファインダー
DVF-L350:LCD カラービューファインダー
DVF-L700:LCD カラービューファインダー
DVF-EL100:OLED カラービューファインダー
接眼レンズを太陽に向けて放置しないでください。太陽光
が接眼レンズを通してビューファインダー内部に焦点を結
び、火災の原因となることがあります。
着脱レバー
AUDIO スライドノブ
カメラロックレバー

準備
16
•ビューファインダーの取り付け / 取りはずしは、PMW-
F55/F5 の電源を切った状態で行ってください。
•DVF-L700 を取り付ける場合は、DVF-L700 側の POWER
(電源)スイッチを ON にした状態で PMW-F55/F5 の電
源を入れてください。
◆ ビューファインダーの取り付けについて詳しくは、ビューファ
インダーの取扱説明書をご覧ください。
1
ビューファインダーシューの固定リングをゆるめ、
ビューファインダーの溝を合わせて水平方向にスライ
ドさせて取り付ける。
2
ビューファインダーの左右位置が決まったら固定リン
グを回して締め、ビューファインダーケーブルを
PMW-F55/F5 の VF 端子に接続する。
ビューファインダーを取りはずすには
ビューファインダー固定リングをゆるめ、ストッパーを上
げて、ビューファインダーを取り付けたときと逆の方向に
スライドさせて抜き取ります。
VF 端子プロテクターを取り付けるには
PMW-F55/F5 および本機に付属のメジャーフックと VF 端
子プロテクターのネジで取り付けます。
外部マイクを使う
マイクホルダー(付属)にステレオマイクロホン ECM-
680S/678/674(別売)を取り付けて使用することができま
す。
ECM-678/674 を取り付けるには、変換ケーブル(EC-
0.5X3F5M)が必要です。
マイクホルダーを取り付けるには
マイクホルダーの外形をハンドルに合わせ、ねじを確実に
締めつけてハンドルに取り付けます。
マイクを取り付けるには
1
外部マイク取り付け部の取っ手を引き上げてカバーを
開ける。
ご注意
ビューファインダーシュー
ご注意
VF 端子プロテクター
メジャーフック
マイクホルダー

準備 17
2
マイクを取り付け、外部マイク取付け部のカバーを元
どおり閉めてマイクを固定する。
3
マイクケーブルを MICIN 端子に接続し、このマイクロ
ホンの音声を記録したいチャンネルの AUDIOIN ス
イッチ(11 ページ)を FRONT に設定する。
UHF ポータブルチューナーを取り付
ける(UHF ワイヤレスマイクロホン
使用時)
ソニー UHF ワイヤレスマイクロホンシステムを使用する
ときは、PMW-F55/F5 の電源をオフにしてから次のいずれ
かの UHF ポータブルチューナーを取り付けます。
•デジタルワイヤレスレシーバー DWR-S02D
•UHF シンセサイザーチューナーユニット WRR-855S
•UHF シンセサイザーダイバーシティーチューナー WRR-
860A/861/862
◆ UHF ポータブルチューナーの取扱説明書も併せてご覧くださ
い。
WRR-862 を取り付けるには、別売の WRR 取り付け金具
(サービスパーツ番号:A-8278-057-B)が必要です。
詳しくは、ソニーのサービス担当者、または営業担当者に
お問い合わせください。
DWR-S02D/WRR-855S を取り付けるに
は
1
挿入口のカバーを固定している 4 本のネジをゆるめ、カ
バーを取りはずす。
2
DWR-S02D または WRR-855S を挿入し、4 本のネジを締
めて固定する。
3
入力したいチャンネルの AUDIOIN スイッチ(11 ペー
ジ)を WIRELESS に設定する。
WRR-862 を取り付けるには(バッテリー
パック BP-L80S 使用時)
1
別売の WRR 取り付け金具(サービスパーツ番号:A-
8278-057-B)を本機の後部に取り付ける。
1次図のように、プラスドライバーを使って取り付
け金具に付いているネジ(4 本)を締める。
4 本のネジが確実に締められていることを確認してく
ださい。
2取り付け金具の調整ネジをゆるめる。
3バッテリーパックBP-L80Sの厚みに応じて取り付け
金具の位置を調整してから、調整ネジを締めて位
置を固定する。
ご注意
ご注意
DWR-S02D または WRR-855S

準備
18
4WRR-862 に付属のマウントプレートを取り付ける。
◆ WRR 取り付け金具(サービスパーツ番号:A-8278-057-B)
については、ソニーのサービス担当者または営業担当者に
お問い合わせください。
2
バッテリーパックを取り付ける。
◆ バッテリーパックの取り付けかたについては、「バッテ
リーパックを使う」(14 ページ)をご覧ください。
3
チューナーを取り付け金具に取り付ける。
4
チューナーの電源コードを付属のバッテリーアダプ
ターの DCOUT 端子に、音声出力ケーブルを AUDIO
INCH-1 または CH-2 端子に接続する。
5
スイッチを以下のように設定する。
•音声出力ケーブルをつないだチャンネルに対応する
AUIDOIN切り換えスイッチを MIC に設定する。
•音声出力ケーブルをつないだチャンネルに該当する
AUDIOINCH-1/CH-2/CH-3/CH-4 スイッチを REAR
に設定する。
ただし、XLR 接続自動検出機能が ON になっている
場合は、記録音声が自動で選択されるため、この操
作は不要です。
ライン入力用オーディオ機器を接続す
る
ライン入力信号源として使うオーディオ機器の音声出力端
子を、AUDIOINCH-1 または CH-2 端子に接続します。
スイッチを設定する
音声信号源を接続したチャンネルに対応する AUDIOIN 切
り換えスイッチを LINE に設定します。
三脚への取り付け
1
三脚アタッチメント VCT-14/U14(別売)を雲台に取り
付ける。
2
本機を三脚アタッチメントに取り付ける。
3
カメラを前後に動かして、はずれないことを確認する。
BP-L80S
調整ネジ
マウントプレート
(WRR-862 に付属)
プラスドライバー
WRR-862
三脚アタッチメント
雲台
アタッチメントの溝に沿って、カ
チッと音がするまで本機を前方へ
スライドさせる

準備 19
三脚アタッチメントから本機を取りはずす
には
赤いボタンを押したまま、レバーを矢印の方向へ動かしま
す。
本機を取りはずした後、三脚アタッチメントのピンが元の
位置に戻らないときは、赤いボタンを押したままレバーを
矢印の方向へ動かして、ピンを元の位置に戻します。ピン
が残ったままでは、取り付けができません。
ビデオライトの接続
本機には、アントンバウアー社製のウルトラライト 2 また
は同等品のビデオライト(電源電圧 12V、最大消費電力
50W)を取り付けて使用できます。
本機の LIGHT 端子は、入力電圧(DC 入力またはバッテ
リー電圧)が 12V 以上の場合は 12V に安定化されるため、
バッテリー電圧の変化によってライトの明るさや色温度が
変化することはありません。
•消費電力が 50W より大きいビデオライトを接続しないで
ください。
•入力電圧(DC 入力またはバッテリー電圧)が 12V 以下に
なった場合は、入力電圧の変化によってライトの明るさ
や色温度が変化します。
ショルダーベルトの取り付け
ショルダーベルトを取り付けるには
1
片方のクリップをショルダーベルト取り付け金具に取
り付ける。
2
同様にもう一方のクリップを、反対側のショルダーベ
ルト取り付け金具に取り付ける。
ショルダーベルトを取りはずすには
ご注意
ご注意
レバー
赤いボタン
ベルトを上に引っ張ってきちんと固定する
クリップ
ここを押したまま矢印の方向へ引く

準備
20
ショルダーパッドの位置調整
ショルダーパッドは、フロントブロックをスライドさせる
ことで、本機とショルダーパッドの位置を以下のように変
更できます。
本機を肩にのせた状態で操作しやすくなるように、フロン
トブロックとショルダーパッドの位置を調整してください。
フロントブロックの位置を調整するには
1
本機底面のフロントブロック固定レバーを回して、
ロックをはずす。
2
フロントブロックを前後にスライドして、適当な位置
を選ぶ。
3
フロントブロック固定レバーを回して固定する。
ショルダーパッドの位置を調整するには
1
ショルダーパッドの中央のレバーを引き上げてロック
をはずす。
2
ショルダーパッドを前後方向にスライドして、適当な
位置を選ぶ。
3
レバーを倒して固定する。
ヘッドホンプラグアダプターを使う
PMW-F55/F5 本体のヘッドホン端子を使用するときに、ス
トレートタイプ端子のヘッドホンが使いづらい場合は、付
属のヘッドホンプラグアダプターをお使いください。
37mm
33mm
70mm
フロントブロック
固定レバー
フロントブロック
レバー
ショルダーパッド
ヘッドホンプラグ
アダプター
Table of contents
Languages:
Other Sony Camera Accessories manuals

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Sony VCT-D680RM User manual

Sony
Sony VF-62CPK User manual

Sony
Sony DVF-EL100 User manual

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