Yamaha Clavinova CLP-870 User manual

取扱説明書
CLP-870
CLP-870
R

注意 この表示内容を無視した取り扱いをすると、傷害を負う可能性または物的損害が発生する可能性が想定されます。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、無理に曲
げたり、傷つけたりしない。また、電源コードに重いものをの
せない。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
電源プラグを抜くときは、電源
コードを持たずに、必ず電源プラ
グを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火
災が発生するおそれがあります。
警告 この表示内容を無視した取り扱いをすると、死亡や重傷を負う可能性が想定されます。
電源コード/プラグがいたんだ場合、または、使用中に音が出な
くなったり異常なにおいや煙が出た場合は、すぐに電源スイッ
チを切り電源プラグをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い
上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス
拠点に点検をご依頼ください。
電源は必ず交流100Vを使用する。
エアコンの電源など交流200Vのものがあります。誤って接
続すると、感電や火災のおそれがあります。
手入れをするときは、必ず電源プラグをコンセントから抜く。
また、濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこりをきれい
に拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
この機器の内部を開けたり、内部の部品を分解したり改造し
たりしない。
感電や火災、または故障など
の原因になります。異常を感
じた場合など、機器の点検修
理は必ずお買い上げの楽器
店または巻末のヤマハ電気
音響製品サービス拠点にご
依頼ください。
浴室や雨天時の屋外など湿気の多いところで使用しない。また、
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置かない。
感電や火災、または故障の原因になります。
注意:感電防止のため、パネルやカバーを外さないでください。
この機器の内部には、お客様が修理/交換できる部品はありません。
点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または
巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点にご依頼ください。
注意
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
準
備
CLP-870 安全上のご注意
(1)B-3
2
タコ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が
異常発熱して発火したりすること
があります。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるときは、必ずコ
ンセントから電源プラグを抜く。
感電、ショート、発火などの原因になります。
安全上のご注意 ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防止するためのものです。
注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を「警告」と
「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や機器の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願い致します。
記号表示について
この機器の裏側に表示されている記号や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
記号は、危険、警告または注意を示します。上記の場合、 は機器の内部に絶縁されていない「危険な電圧」が存在し、感電の危険
があることを警告しています。また、 は注意が必要なことを示しています。
記号は、禁止行為を示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。
記号は、行為を強制したり指示したりすることを示します。記号の中に具体的な内容が描かれているものもあります。
*お読みになった後は、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。

3
準
備
CLP-870 安全上のご注意
(1)B-3
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を切った
上で行う。また、電源を入れたり切ったりする前に、必ず機器
のボリュームを最小(0)にする。
感電または機器の損傷のおそれがあります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストーブの近く
など極端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低い
ところ、またほこりや振動の多いところで使用しない。
本体のパネルが変形したり内部の部品が故障したりする原
因になります。
テレビやラジオ、スピーカーなど他の電気製品の近くで使
用しない。
デジタル回路を多用しているため、テレビやラジオなどに
雑音が生じる場合があります。
不安定な場所に置かない。
機器が転倒して故障したり、お客様がけがをしたりする原
因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続ケーブ
ルをすべて外した上で行う。
コードをいためたり、お客様が転倒したりするおそれがあ
ります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗剤、化学
ぞうきんなどは絶対に使用しない。また、本体上にビニール
製品やプラスチック/ゴム製品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色/変質する原因になります。お
手入れは、柔らかい布で乾拭きしてください。
本体の上に乗ったり重いものをのせたりしない。また、ボタ
ンやスイッチ、入出力端子などに無理な力を加えない。
本体が破損したり、お客様がけがをしたりする原因になります。
キーカバーで指などをはさまないように注意する。また、キー
カバーのすき間に手や指を入れない。
お客様がけがをするおそれがあります。
キーカバーや鍵盤のすき間から金属や紙片などを落とさない。
感電、ショート、発火や故障などの原因になります。すぐに電
源を切り、電源プラグをコンセントから抜いた上で、お買い
上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス
拠点に点検をご依頼ください。
本体を壁につけない。
換気が十分でないと、本体内部に熱がこもり、火災が発生す
るおそれがあります。
組み立てる前に、必ず本書または別紙の組み立て方の説明
をよくお読みください。
手順どおりに正しく組み立てないと、楽器が破損したりお客
様がけがをしたりする原因になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
イスについて
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にす
ると、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをす
る原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原
因になります。
イスにすわったままでイスの高さを調節しない。
イスにすわったままイスの高さを調節すると、高低調節機
構に無理な力が加わり、高低調節機構がこわれたりお客様
がけがをしたりする原因になります。
イスを長期間使用すると、イスのボルトがゆるむことがあり
ます。
ネジがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してください。
メモリーバックアップについて
この機器は、バックアップの設定(P88)によって、各種の設
定内容を、電源を切ったあと約1週間保持することができま
す。約1週間以上過ぎるとバックアップされている内容は消
えてしまいますので、少なくとも1週間以内に数分間は電源
を入れてください。
作成したデータの保存について
作成したデータは、故障や誤操作などのために失われるこ
とがあります。大切なデータは、必ずフロッ
ピーディスクに保存することをおすすめ
します。
不適切な使用や改造により故障した場合の保証はいたしかね
ます。また、データが破損したり失われたりした場合の保証
はいたしかねますので、ご了承ください。
使用後は、必ず電源を切りましょう。
*この製品は、電気用品取締法に定める技術基準に適合しています。
これは日本電子機
械工業会「音のエ
チケット」キャン
ペーンのマークで
す。
音のエチケット音のエチケット
音のエチケット
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気にな
るものです。隣近所への配慮を充分にいたしま
しょう。静かな夜間には小さな音でもよく通り、
特に低音は床や壁などを伝わりやすく、思わぬ
ところで迷惑をかけてしまうことがあります。夜
間の演奏には特に気を配りましょう。窓を閉めた
り、ヘッドフォンをご使用になるのも一つの方法
です。お互いに心を配り、快い生活環境を守りま
しょう。
DATA

準
備
4
▼
「ミュージックソフト・コレクション」ディスク
取扱説明書(本書)のガイダンス編に掲載されて
いる楽譜の模範演奏と、市販ディスクソフトをご
紹介するフレーズ集(音のカタログ)が収録され
ています。ご活用ください。(P21、66)
▼録音用ディスク
ご自分の演奏をCLP-870で録音するときに使う
ディスクです。(P42、70)
▼ヘッドフォン
このたびは、ヤマハクラビノーバCLP-870をお買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。
CLP-870の優れた機能を十分に生かして演奏をお楽しみいただくために、本書をご活用いただきますよ
うご案内申し上げます。また、お読みになったあとも、いつでもご覧になれるところに大切に保管してくだ
さいますよう、お願い申し上げます。
付属品(お確かめください)
▼保証書
▼ご愛用者カード
▼取扱説明書(本書)
取扱説明書
CLP-870
CLP-870
CLP-870
CLP-870
R
▼高低自在イスBC-15
ご自分の演奏しやすい高さに調節してお使い
いただけます。
CLP-870 付属品(お確かめください)

5
準
備
POWER
CLP-
870
STEREO SAMPLING
TRANSPOSE
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
MELLOW
NORMAL
BRIGHT
ROOM
HALL1
HALL2
STAGE
CHORUS
SYMPHONIC
TREMOLO
ECHO
SONG
MEASURE
TEMPO
SPLIT
HARD
MEDIUM
SOFT
FIXED
MASTER VOLUME
DEMO TRANSPOSE SPLIT VARIATION
E.PIANO1 E.PIANO2
STRINGS BASS XG
GRAND
PIANO
CLASSICAL
PIANO JAZZ
PIANO ROCK
PIANO
PIPE
ORGAN
HAPPSI-
CHORD JAZZ
ORGAN
BRILLIANCE REVERB EFFECT TOUCH
MAX
MIN
FUNCTION
TEMPO
FUNCTION
SONG
SELECT START
/
STOP REC
–/NO +/YES
DISK
IN
USE
RECORDER
1
/
R2
/
L3
/
ORCH
PIANO
SONG
METRO-
NOME
リアルなピアノ音色とリアルなタッチで、
本格的なピアノらしい演奏が楽しめます。(P28、59)
11種類のクラビノーバ音色と492種類(480音色+12ドラム
キット)のXG音色をお楽しみいただけます。(P28、59)
大きな画面を見ながら、確実な操作が
できます。(P12、52)
メトロノーム機能が、練習の
お役に立ちます。(P65)
市販の各種ディスクソフトを
再生したり(P21、66)、アンサ
ンブル演奏したり(P23、67)
できます。
リアパネルの【TOHOST】端子を
使ってコンピューターと接続し、
コンピューターミュージックを
楽しむことができます。(P92)
トゥー ホスト
「音量調節ができる」(P10)
「ヘッドフォンで練習できる」(P10)
「軽量コンパクト」
「調律不要」
と、便利で経済的です。
本体にピアノ50曲の演奏データが
入っています。これらを鑑賞するだ
けでなく、便利な練習機能を使って
練習することもできます。(P13、54)
ご自分の演奏を録音/再生できます。
(P42、70)
CLP-870 CLP-870でこんなことができます
CLP-870でこんなことができます

準
備
6
CLP-870 取扱説明書(本書)はこんなふうにお役に立ちます
取扱説明書(本書)はこんなふうにお役に立ちます
本書は、「準備」「ガイダンス編」「本編」「付録」の4部構成になっています。
準 備/ 最初にお読みください。
ガイダンス編/ 「準備」をお読みいただいたあと、「ガイダンス編」で「CLP-870はこんなふうに使
う」ということを体験してください。「ガイダンス編」ではCLP-870の代表的な楽し
み方を実際の楽譜を使って紹介しています。
付属の「ミュージックソフト・コレクション」ディスクには、掲載楽譜の模範演奏が
収録されていますので、ご活用ください。
本 編/ 詳細をお知りになりたいときにご覧ください。「ガイダンス編」の各項目に「本編」
の参照ページが書いてあります。
欄外注の マークの説明は、本文の説明どおりにならないなど、おかしいな?と
思ったときにご覧ください。
付 録/ 付属の「ミュージックソフト・コレクション」ディスクの内容一覧表、別売ディスクソ
フトのご紹介、その他の資料を掲載しています。「ガイダンス編」の関連項目に「付
録」の参照ページが書いてあります。
※ この取扱説明書に掲載されているイラストや画面は、すべて操作説明のためのものです。したがっ
て、実際の仕様と異なる場合があります。
○○○ ※※※ ○○○の操作を行った結果、※※※の状 態になることを示しています。
(操作の結果を示します。)
○○○ ☆☆☆ ○○○の操作を行ったあと、☆☆☆の 操作をすることを示しています。
(操作の手順を示します。)
本書では、以下に示すような矢印を使って操作の結果と手順を区別しています。
【 】: パネル上にあるボタン類を示します。この場合、ボタン、スライダー、ジャック(端子)と
いった言葉は省略します。たとえば、マスターボリュームのスライダーは、文章中で
マスターボリューム
【MASTER VOLUME】と表記します。
[ ]: パネル中央の画面中の表示を示します。
表記上の決まり
本書では、以下に示すようなカッコを使ってパネル上のボタン類と画面上の表示を区別しています。
市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除
いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。ご使用時には、著作権の専門
家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。

7
準
備
準 備
安全上のご注意 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
付属品(お確かめください)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
CLP-870でこんなことができます ・・・・・・・・・・・・・・ 5
取扱説明書(本書)はこんなふうにお役に立ちます ・・
6
フロッピーディスクの取り扱い・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
ご使用前の準備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9
ガイダンス編
はじめに
操作の基本 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
ステップ1
CLP-870に入っている
音色デモ曲とピアノ50曲を聞く ・・・ 13
ステップ2
CLP-870に入っている
ピアノ50曲を練習する ・・・・・・・・・・ 16
ステップ3
ディスクソフトに入っている曲を聞く ・・・
21
ステップ4
ディスクソフトに入っている
曲を練習する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23
ステップ5
音色を選んで弾く・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28
ステップ6
演奏を録音する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42
本編
各部の名前 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
操作の基本と共通機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52
デモ曲/ピアノ曲を楽しむ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54
デモ曲を聞く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55
ピアノ50曲を聞く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56
ピアノ50曲の片手練習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57
ピアノ50曲の部分練習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58
音色を選んで弾く・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59
音色を選ぶ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 59
ペダルを使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60
バリエーション ブリリアンス
音に変化を付ける…【VARIATION】/【BRILLIANCE】/
リバーブ エフェクト
【REVERB】/【EFFECT】・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60
タッチ
【TOUCH】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62
トランスポーズ
【TRANSPOSE】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 63
「デュアル」で弾く(2つの音色を混ぜて弾く)・・・・・・ 63
「スプリット」で弾く(鍵域を左右に分けて
別々の2つの音色で弾く)・・・・・・・・・・・・・・・ 64
メトロノーム
【METRONOME】を使う ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 65
ディスクソフトと録音データの再生・・・・・・・・・・・・ 66
再生の基本手順・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 66
再生に関する便利な機能 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 67
各類の音楽データの再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 69
演奏の録音(記録)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 70
録音の準備(ディスクのフォーマット)・・・・・・・・・・・・ 70
録音の手順(1つのトラックへの録音)・・・・・・・・・・・・ 71
録音し直す場合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 73
続いて2つめ(3つめ)のトラックへ録音する場合 ・・・ 73
録音(記録)されるデータの種類 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 73
初期値の変更・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74
ディスクを入れないで録音してしまったら・・・・・・・・・ 74
録音した曲の再生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74
ファンクション ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75
ファンクションでの基本操作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 77
各ファンクション項目の説明 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 78
チューン
・[F1.Tune](全鍵盤の音程の微調整)・・・・・・・・・・・・・ 78
スケール
・[F2.Scale](音律[調律法]の設定)・・・・・・・・・・・・・・・ 78
デュアルファンクション
・[F3.DualFunc.](デュアルの諸設定)・・・・・・・・・・・・ 79
スプリットファンクション
・[F4.SplitFunc.](スプリットの諸設定)・・・・・・・・・・・・ 80
ペダルファンクション
・[F5.PedalFunc.](ペダルの諸設定)・・・・・・・・・・・・・ 80
メトロノーム
・[F6.Metronome](メトロノーム音量の設定)・・・・・・ 81
ディスクファンクション
・[F7.DiskFunc.](ディスクを使う操作と設定)・・・・・・ 81
ミディファンクション ミディ
・[F8.MIDIFunc.](MIDI機能の諸設定)・・・・・・・・・・・ 86
キャンセルボリューム
・[F9.CancelVol](ピアノ50曲のパート再生
オフ
OFF時の音量設定)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 87
バックアップ オン/オフ
・[F10.Backup](バックアップON/OFFの設定)・・・・・ 88
ランゲージ
・[F11.Language](画面表示言語の設定)・・・・・・・・・・ 89
他の機器と接続する端子・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 90
パーソナルコンピューターとの接続 ・・・・・・・・・・・・・ 92
メッセージ一覧 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94
故障かな?と思ったら ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 96
付 録
ミディ
MIDI及びデータの互換性について ・・・・・・・・・・・ 98
CLP-870で再生できる別売ディスクソフトのご紹介 ・・・
100
デモ曲 曲名一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102
付属の「ミュージックソフト・コレクション」
ディスクの内容一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 103
基本設定一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 104
音色のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105
音色一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106
ドラムキット一覧表 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 109
ミディ
MIDIデータフォーマット・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111
ミディ
MIDIインプリメンテーションチャート ・・・・・・・・・ 126
別売品のご紹介 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 127
仕様 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 127
CLP-870の組み立て方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 128
索引 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 130
保証とアフターサービス ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 131
CLP-870 目次
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
本
編
付
録
目 次

準
備
8
フロッピーディスク(ドライブ)をご使用いただく場合は、以下のことをお
守りください。
■フロッピーディスクの種類
・ 3.5インチの2DD、または、2HDフロッピーディスクがご使用になれ
ます。
■フロッピーディスクの挿入/取り出し
◇ フロッピーディスクの入 れかた
・ フロッピーディスクのシャッターに文字が書かれている方(表面)を
上にして、イラストのように、ディスク挿入口にカチッと音がするまで
ていねいに差し込みます。
DISK
IN
USE
シャッター
ユーズランプ
電源を入れると、ディスク挿入口左下のユーズランプは
常に点灯して、フロッピーディスクドライブが使用可能で
あることを示します。
◇
フロッピーディスクをディスク挿入口から取り出すときのご注意
・ フロッピーディスクを取り出すときは、あらかじめ、ディスク挿入口左
ディスクインユース
の【DISK IN USE】のランプが消えたことを確認した上で(ディスク
ドライブが実行中でないことを確認した上で)、ディスク挿入口の右
下にあるイジェクトボタンをしっかりと正 確に押し、フロッピーディス
クが完全に出たことを確認してから、ディスクを取り出してください。
イジェクトボタン
DISK
IN
USE
【DISK IN USE】
のランプ
・ 録音中や再生中などは、絶対にフロッピーディスクを取り出さない
でください。ディスクのデータがこわれるだけでなく、ディスクドラ
イブユニットの故障の原因になります。
・イジェクトボタンを中途半端に押したり、あわてて押すと、取り出し機
構が正常に作動せず、フロッピーディスクが途中で引っかかり取り
出せなくなる場 合が あります。この場合、無理にフロッピーディスク
を取り出そうとすると、ディスクがこわれたりディスクドライブユニッ
トが故障したりする原因になります。このような場合は、もう一度イ
ジェクトボタンを押しなおすか、またはフロッピーディスクをディスク
挿入口に完全に押し込んで、もう一度イジェクトボタンをしっかりと
正確に押しなおして取り出してください。
・ 電源を切るときは、フロッピーディスクをあらかじめディスクドライ
ブユニットから取り出してください。電源を切った後、フロッピー
ディスクを入れたまま長時間放置すると、ディスクが汚れ、データ
の読み書きにエラーが生じる原因になります。
・イジェクトボタンを押してディスクが半分出た状態(ディスクを手
で抜き取っていない状態)のままで、キーカバーを開閉しないでく
ださい。キーカバーとディスクが接触してディスクやディスクドラ
イブユニットが破損するおそれがあります。
■磁気ヘッドの定期的なクリーニング
・ディスクドライブユニットは、高精度の磁気ヘッドを使用しています。
ディスクドライブユニットを長時間使用していくうちに、磁気ヘッドは
フロッピーディスクの磁性粉で汚れてきます。磁気ヘッドが汚れてく
ると、録音や再生(データの書き込みや読み取り)にエラーが生じる
ことがあります。
・ディスクドライブユニットを良い状態でお使いいただくために、磁気
ヘッドを定期的に(1ヵ月に1回程度)クリーニングしていただくことを
お勧めします。
・ 磁気ヘッドのクリーニングには、市販の「乾式ヘッドクリーニング
ディスク」をご使用ください。なお、巻末のヤマハ電気音響製品サー
ビス拠点で、ヤマハ推奨の「乾式ヘッドクリーニングディスク」をお
求めいただくこともできます。
■フロッピーディスクについてのご注意
◇ フロッピーディスクの取り扱 いと保管
・(持ち運ぶ場合も含めて)必ず市販のケースに入れて保管し、落と
したり、物を乗せたり、折り曲げたりしないでください。また、ディスク
内部に水やホコリなどが 入らないようにしてください。
・ 直射日光の当たる場所(日中の車内など)やストーブの近くなど極
端に温度が高くなるところ、逆に温度が極端に低いところに置かな
いでください。
・
ディスクのシャッターを開けて、内部の磁性体に触れないでくださ
い。
・ 磁気を帯びた物(テレビやスピーカーなど)には近づけないでくだ
さい。
・ シャッターやディスク自 体が変 形してい るようなフロッピーディスク
は、使用しないでください。
・ フロッピーディスクには、ラベル以外のもの(メモなど)を貼らないで
ください。ラベルは所定の位置に、はがれないようにしっかりと貼っ
てください。
◇ 誤消去防止
フロッピーディスクには、誤ってデータを消してしまうことがないように、ラ
イトプロテクトタブ(書き込み禁止タブ)が付いています。
大切なデータが入っているディスクは、ライトプロテクトタブをオン(タブ
の窓が開いた状態)にして、書き込みができないようにしてください。
逆に、録音する場合などは、ご使用の前にディスクのライトプロテクトタ
ブがオフになっていることをご 確 認ください。
オフ
(書き込みができます。)
フロッピーディスクの裏面
オン
(書き込みができません。)
◇ データのバックアップ
・
フロッピーディスクの万一の事故に備えて、大切なデータは、バック
アップとして予備のディスクに保存しておかれることをお勧めしま
ファイルコピー
す。(FileCopy−P82−をご参照ください。)
◇ 市販フロッピーディスクの中には粗悪品もございます。メーカー名をご確
認の上、お求めください。
■フロッピーディスクのフォーマット(初期化)
・ 新しいディスクや他の機器で使っていたディスクは、そのままでは
使うことができません。この製品で使えるように、最初にフォーマット
(初期化)しておく必要があります。フォーマットのしかたについては
P70、81をご参照ください。
CLP-870 フロッピーディスクの取り扱い
フロッピーディスクの取り扱い

9
準
備
譜面立てについて
立てるとき
1.
譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2.
譜面立て裏にある左右2つの金具を、下向きに開きます。
3.
金具が固定される位置まで、譜面立てを戻します。
図のように、金具が固定される位置によって、譜面立ての角度を3段階に調節できます。
金具は左右共同じ位置に固定してください。
倒すとき
1.
譜面立てを、止まるまで手前に起こします。
2.
譜面立て裏にある左右2つの金具を、上向きに閉じます。
3.
譜面立てに手を添えて、ゆっくり戻します。
譜面立ては、金具が固定されない位置で使用または放置しないでください。
また、譜面立てを倒すときは、途中で手を離さないでください。
キーカバーについて
開けるとき
1.
少しだけ持ち上げます。
持ち上げすぎないように、ご注意ください。
2.
奥へすべらせて開けます。
閉めるとき
1.
下へすべらせます。
2.
手を添えたまま静かに降ろします。
CLP-870 ご使用前の準備
ご使用前の準備
キーカバーを開閉するときは、両手で静かに行い、途中で手を離さないでください。
また、ご自分や周りの方、特にお子様などが、キーカバーの端と本体の間に手や指をはさ
まないようご注意ください。
キーカバーを開けるとき、キーカバーの上に金属や紙片などを置かないでください。本体
の内部に落ちて取り出せなくなり、感電、ショート、発火や故障などの原因になります。
立てるとき 倒すとき
手や指をはさまないように注意

準
備
10
標準フォーン端
子
(本体左前側の底面)
電源を入れる
1.
電源コードを接続する
最初に本体側のプラグを差し込み、次にコンセント側(家庭用AC100V)のプラ
グを差し込みます。
ACINLET
(本体後側の底面)
2.
電源を入れるパワー
本体パネル右の【POWER】を押すと
電源が入ります。本体パネル中央の画面に表示が現れます。また、本体前面
左の電源ランプも点灯します。
パワー
電源を切るときは、もう一度【POWER】を押します。
画面の表示が消え、本体前面左の電源ランプも消灯します。
音量(ボリューム)調節
マスターボリューム
本体パネル左の【MASTER VOLUME】を上下に動
かして調節します。実際に鍵盤を弾いたりなど音を
出しながら、音量を調節してください。
ヘッドフォンを使う場合
フォーンズ
ヘッドフォンを【PHONES】端子に接続して
使います。
ヘッドフォンを接続するとクラビノーバ
本体のスピーカーからは音が出ません。
フォーンズ
また、【PHONES】端子は2つありますので、
ヘッドフォンを2本接続して2人で演奏を楽し
むこともできます。(1本だけ接続する場合
は、どちらの端子をご使用いただいても構い
ません。)
パワー
POWER=電力、電気
電源ランプについて…
クラビノーバのご使用後、電源を切り
忘れてキーカバーを閉めてしまった場
合、電源ランプの点灯が、電源が入っ
たままであることを知らせてくれます。
CLP-870 ご使用前の準備
MASTER VOLUME
MAX
MIN
大きくなる
小さくなる
マスター
MASTER=全体を制御する
ボリューム
VOLUME=音量
マスターボリューム
【MASTER VOLUME】で、
フォーンズ イン
【PHONES】の出力レベルやAUX IN
からの入力レベルも調節できます。
パワー
POWER
電源ランプ
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL HALL1 MEDIUM
TEMPO
①②
別売ヘッドフォン…
YAMAHAヘッドフォンHPE-160(税
別価格:5,500円)

11
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
● 最初にP9「ご使用前の準備」を必ずお読みください。
● このガイダンス編を読みながら、CLP-870で実際に操作や演奏をしてみ
てください。また、ガイダンス編に掲載されている楽譜の模範演奏を、
CLP-870本体や付属の「ミュージックソフト・コレクション」ディスクか
ら聞いてみることもできます。
● 詳細をお知りになりたいときは、項目ごとに書いてある「本編」や「付録」
のページをご覧ください。
はじめに 操作の基本 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12
ステップ1
CLP-870に入っている音色デモ曲とピアノ50曲を聞く ・・・
P13
ステップ2 CLP-870に入っているピアノ50曲を練習する ・・・・・・ P16
《例題曲》●アラベスク
ステップ3 ディスクソフトに入っている曲を聞く ・・・・・・・・・・・・ P21
ステップ4 ディスクソフトに入っている曲を練習する ・・・・・・・・ P23
《例題曲》●メヌエットGdur
ステップ5 音色を選んで弾く ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P28
《例題曲》●ロンドンデリーの歌
《例題曲》●枯葉
ステップ6 演奏を録音する ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P42
《例題曲》●きらきらぼし
《例題曲》●ロング・ロング・アゴー

12
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
TRANSPOSE
MELLOW
NORMAL
BRIGHT
ROOM
HALL 1
HALL 2
STAGE
CHORUS
SYMPHONIC
TREMOLO
ECHO
HARD
MEDIUM
SOFT
FIXED
SONG
MEASURE
TEMPO
SPLIT
音色名、曲名、機能名など
曲番号、小節
数
テンポ
スプリット
トランスポーズ
タッチ
エフェクト メトロノーム
リバーブ 各種のマーク
ブリリアンス
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL HALL1 MEDIUM
TEMPO
操作の基本
最初にP9「ご使用前の準備」をお読みになり、CLP-870の電源を入れてください。
パネル中央のLCD画面に表示が出ます。
はじめに
CLP-870 はじめに:操作の基本
操作の基本
操作の基本はパネルのボタンを押すだけです。
操作の結果をパネル中央のLCD画面で確認しながら進めてください。

13
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
E.PIANO1 E.PIANO2
STRINGS BASS XG
GRAND
PIANO
CLASSICAL
PIANO JAZZ
PIANO ROCK
PIANO
PIPE
ORGAN
HAPPSI-
CHORD JAZZ
ORGAN
DEMO
デモ
DEMO TRANSPOSE SPLIT VARIATION
E.PIANO1 E.PIANO2
STRINGS BASS XG
GRAND
PIANO
CLASSICAL
PIANO JAZZ
PIANO ROCK
PIANO
PIPE
ORGAN
HAPPSI-
CHORD JAZZ
ORGAN
BRILLIANCE REVERB EFFECT TOUCH
FUNCTION
FUNCTION –/NO +/YES
TEMPO SONG
SELECT START
/
STOP REC
RECORDER
1
/
R2
/
L3
/
ORCH
PIANO
SONG
METRO-
NOME
23
4
1
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL HALL1 MEDIUM
TEMPO
CLP-870に入っている
音色デモ曲とピアノ50曲を聞く
CLP-870には、音色の特長を生かした音色デモ曲12曲と有名なピアノ曲50曲が入っています。
聞いてみましょう。
また、このピアノ曲を使って片手練習や部分練習ができる機能もあります。P16とP19で紹介しま
す。
1
ステップ
音色デモ曲を聞く
ここで 使うボタン
操作
1
2デモ曲を聞いてみたい
音色ボタンを押すと
曲の再生がスタートします 。
音色ボタンのランプが点滅
…………………………………………………………………………●本編P54
曲名一覧表
付録P102
を押します。
マスターボリューム
【MASTERVOLUME】で
聞きやすい音量に調節してください。
CLP-870 ステップ1:CLP-870に入っている音色デモ曲とピアノ50曲を聞く

14
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
PIANO
SONG
ピアノソング
DEMO TRANSPOSE SPLIT VARIATION
E.PIANO1 E.PIANO2
STRINGS BASS XG
GRAND
PIANO
CLASSICAL
PIANO JAZZ
PIANO ROCK
PIANO
PIPE
ORGAN
HAPPSI-
CHORD JAZZ
ORGAN
BRILLIANCE REVERB EFFECT TOUCH
FUNCTION
FUNCTION –/NO +/YES
TEMPO SONG
SELECT START
/
STOP REC
RECORDER
1
/
R2
/
L3
/
ORCH
PIANO
SONG
METRO-
NOME
2
5
14
3
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL HALL1 MEDIUM
TEMPO
DEMO
デモ
START/
STOP
スタート/ストップ
3再生をストップする
を押します。
ピアノ50曲を聞く
このピアノ50曲を使った片手練習や部分練習の方法はP16とP19で紹介します。
4を押して終わります。
ここで 使うボタン
操作
1を押します。
CLP-870 ステップ1:CLP-870に入っている音色デモ曲とピアノ50曲を聞く
………………………………………………………………………●本編P54

15
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
PIANO
SONG
ピアノソング
START/
STOP
スタート/ストップ
START/
STOP
スタート/ストップ
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL
HALL 1
SONG
TEMPO
MEDIUM
曲名 曲番号
SONG
SELECT
–/NO +/YES
ソングセレクト
2
………………………………………………………………●本編P56
曲名一覧表
付録P102
で再生したい曲番号を選びます。
オール
ここで[ALL]を選ぶと全曲連続再生に、
ランダム
[RND]を選ぶと順不同の全曲連続再生になります。
3再生をスタートする
を押します。
4再生をストップする
曲が終わると自動的に再生が止まります。
曲の途中でストップする場合は、
を押します。
5を押して終わります。
CLP-870 ステップ1:CLP-870に入っている音色デモ曲とピアノ50曲を聞く
…………………………●本編P56

16
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
1
/
R2
/
L
DEMO TRANSPOSE SPLIT VARIATION
E.PIANO1 E.PIANO2
STRINGS BASS XG
GRAND
PIANO
CLASSICAL
PIANO JAZZ
PIANO ROCK
PIANO
PIPE
ORGAN
HAPPSI-
CHORD JAZZ
ORGAN
BRILLIANCE REVERB EFFECT TOUCH
FUNCTION
FUNCTION –/NO +/YES
TEMPO SONG
SELECT START
/
STOP REC
RECORDER
1
/
R2
/
L3
/
ORCH
PIANO
SONG
METRO-
NOME
2 5 6
7
14 3
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL HALL1 MEDIUM
TEMPO
2
ステップ
CLP-870に入っている
ピアノ50曲を練習する
CLP-870に入っているピアノ50曲は、片手練習や部分練習など電子ピアノならではの練習機能
を使って弾くことができます。レパートリー作りに挑戦してみてください。
片手練習
ピアノ50曲は右手パートと左手パートが別々のボタンに入っていますので、それぞれの再生を
オフ
OFF(自分で弾くために再生音量を小さくする、あるいは消すこと)して片手ずつの練習ができま
プリモ セコンド
す。50曲の中には、連弾アレンジになっていて、【1/R】にPrimo、【2/L】にSecondパートが入って
いる曲もあります。
《例題曲》SONG28「アラベスク」
ここで 使うボタン
操作
3…………●本編P57
オフ
練習したいパートの再生をOFFにする(再生音量を小さくする)
ランプ消灯
オフ
右手パートの再生をOFFするときは
【1/R】を押してランプを消します。
オフ
左手パートの再生をOFFするときは
【2/L】を押してランプを消します。
……………………………●本編P87
オフ
再生をOFFしたパートの再生音量を設定できます。
ここで0(
ゼロ
)に設定するとキャンセルしたパートは
まったく鳴らなくなります。特に設定をしなくても
基本の再生音量が自動的に設定されています。
CLP-870 ステップ2:CLP-870に入っているピアノ50曲を練習する
P14、15の操作1、2に続いて

17
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
PIANO
SONG
ピアノソング
START/
STOP
スタート/ストップ
TEMPO
FUNCTION
テンポ
START/
STOP
スタート/ストップ
6再生をストップする
曲が終わると自動的に再生が止まります。
曲の途中でストップする場合は、
を押します。
7を押して終わります。
CLP-870 ステップ2:CLP-870に入っているピアノ50曲を練習する
5再生をスタートし演奏する
を押し
オフ
再生OFFしたパートを自分で弾きます。
…………………………………………………………………………………………………●本編P80
……………………………………●本編P57
グランドピアノ
GRAND
PIANO
4鍵盤での手弾き用音色を選ぶ
を押します。
ランプ点灯
………………………………●本編P56を押してテンポを調節できます。
設定によって、左のペダルを使ったスタート/ストップができま
す。
再生するトラックのボタン(【1/R】または【2/L】)を押したまま
スタート/ストップ
【START/STOP】を押すと、鍵盤を弾くと同時に再生がスタート
する「シンクロスタート」ができます。

18
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
1 2
cresc.
risoluto
in tempo
cresc. dolce
ten.
dimin. e poco rall.
1 2
leggiero cresc.
Allegro scherzando
演奏
「アラベスク」を弾いてみましょう。
片手練習の仕方:P16 部分練習の仕方:P19
左手パートを練習するときは、P17 にある「シンクロスタート」を使うと便利です。
CLP-870 ステップ2:CLP-870に入っているピアノ50曲を練習する
アラベスク 作曲:J.F.Burgmüller

19
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
操作
DEMO TRANSPOSE SPLIT VARIATION
E.PIANO1 E.PIANO2
STRINGS BASS XG
GRAND
PIANO
CLASSICAL
PIANO JAZZ
PIANO ROCK
PIANO
PIPE
ORGAN
HAPPSI-
CHORD JAZZ
ORGAN
BRILLIANCE REVERB EFFECT TOUCH
FUNCTION
FUNCTION –/NO +/YES
TEMPO SONG
SELECT START
/
STOP REC
RECORDER
1
/
R2
/
L3
/
ORCH
PIANO
SONG
METRO-
NOME
2 4 6
75 13
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL HALL1 MEDIUM
TEMPO
ここで 使うボタン
部分練習
曲の一部分だけを繰り返し再生して部分練習ができます。繰り返しをする範囲は自由に設定でき
ます。
CLP-870 ステップ2:CLP-870に入っているピアノ50曲を練習する
P14、15の操作1、2に続いて
TEMPO
FUNCTION
テンポ
START/
STOP
スタート/ストップ
4再生をスタートする
を押します。
グランドピアノ
GRAND
PIANO
3鍵盤での手弾き用音色を選ぶ
を押します。
ランプ点灯
………………………………●本編P56を押してテンポを調節できます。

20
ガ
イ
ダ
ン
ス
編
PIANO
SONG
ピアノソング
START/
STOP
スタート/ストップ
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL
HALL1
MEDIUM
TEMPO
終わる位置[B]が設定されました
ファンクション
FUNCTION
BRILLIANCE
REVERB EFFECT TOUCH
NORMAL
HALL1
MEDIUM
TEMPO
始める位置[A]が設定されました
ファンクション
FUNCTION
5……………………………………………●本編P58
もう一度
を押して繰り返しを終わる位置[B]を決めます。
自動的に繰り返し再生が始まります。再生に合わせて練習
します。
CLP-870 ステップ2:CLP-870に入っているピアノ50曲を練習する
を押して繰り返しを始める位置[A]を決めます。
………………………………………●本編P57
片手練習のときにもこの機能が使えます。
ファンクション
もう一度【FUNCTION】を押すと、A-Bの位置設定が
解除されます。
6再生をストップする
を押します。
7を押して終わります。
…………………………………………………………………………………●本編P58
曲の先頭位置に繰り返しを始める位置[A]を設定することはで
きません。
繰り返し(部分練習)をする範囲を設定する
Table of contents
Other Yamaha Synthesizer manuals

Yamaha
Yamaha Harmony Director HD-300 Operating manual

Yamaha
Yamaha CS01 User manual

Yamaha
Yamaha CS15D User manual

Yamaha
Yamaha PS-30 User manual

Yamaha
Yamaha CS01 II User manual

Yamaha
Yamaha TX-802 User manual

Yamaha
Yamaha CS-80 User manual

Yamaha
Yamaha CS-70M User manual

Yamaha
Yamaha JOGR JOGRR CS50 User manual

Yamaha
Yamaha MOTIF6 Voice Editor Use and care manual