Yamaha PF-1000 User manual

取扱説明書
ご使用の前に「安全上のご注意(P.2〜P.5)」を必ずお読みください。

PF-1000
2
安全上のご注意
ご使用の前に、必ずこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、お客様や他の方々への危害や財産への損害
を未然に防止するためのものです。必ずお守りください。
お子様がご使用になる場合は、保護者の方が以下の内容をお子様にご徹底くださいますようお願いいたしま
す。
お読みになったあとは、使用される方がいつでも見られる所に必ず保管してください。
■記号表示について
この製品や取扱説明書に表示されている記号には、次のような意味があります。
■「警告」と「注意」について
以下、誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するた
めに、「警告」と「注意」に区分して掲載しています。
■本体に表示されている注意マークについて
本体には、次の注意マークが付いています。
これは、以下の内容の注意を喚起するものです。
「感電防止のため、パネルやキャビネットを外さないでください。この製品の内部には、お客様が修理 / 交換で
きる部品はありません。点検や修理は、必ずお買い上げの楽器店または巻末のヤマハ電気音響製品サービス拠点
にご依頼ください。」
「ご注意ください」という注意喚起を示します。
〜しないでくださいという「禁止」を示します。
「必ず実行」してくださいという強制を示します。
警告
この表示の欄は、「死亡す
る可能性または重傷を負
う可能性が想定される」
内容です。
注意
この表示の欄は、「傷害を
負う可能性または物的損
害が発生する可能性が想
定される」内容です。
注意
感電の恐れあり
キャビネットをあけるな
(1)B-7
1/4

3
PF-1000
警告
電源は必ず交流 100V を使用する。
エアコンの電源など交流 200V のものがあります。誤って
接続すると、感電や火災のおそれがあります。
電源プラグにほこりが付着している場合は、ほこり
をきれいに拭き取る。
感電やショートのおそれがあります。
電源コード / プラグは、必ず付属のものを使用する。
他の電源コード / プラグを使用すると、発熱や感電の原因に
なります。
電源コードをストーブなどの熱器具に近づけたり、
無理に曲げたり、傷つけたりしない。また、電源コー
ドに重いものをのせない。
電源コードが破損し、感電や火災の原因になります。
この製品の内部を開けたり、内部の部品を分解した
り改造したりしない。
感電や火災、けが、または故障の原因になります。
本体の上に花瓶や薬品など液体の入ったものを置か
ない。また、浴室や雨天時の屋外など湿気の多いと
ころで使用しない。
感電や火災、または故障の原因になります。
濡れた手で電源プラグを抜き差ししない。
感電のおそれがあります。
本体の上にろうそくなど火気のあるものを置かない。
ろうそくなどが倒れたりして、火災の原因になります。
電源コード / プラグがいたんだ場合、または、使用
中に音が出なくなったり異常なにおいや煙が出たり
した場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラ
グをコンセントから抜く。
感電や火災、または故障のおそれがあります。至急、お買い
上げの楽 器店または 巻末のヤ マハ電気音 響製品サー ビス拠
点に点検をご依頼ください。
電源 / 電源コード
必ず実行
必ず実行
必ず実行
禁止
分解禁止
禁止
水に注意
禁止
禁止
火に注意
禁止
異常に気づいたら
必ず実行
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PF-1000
4
注意
電源プラグを抜くときは、電源コードを持たずに、必
ず電源プラグを持って引き抜く。
電源コードが破損して、感電や火災の原因になることがあり
ます。
長期間使用しないときや落雷のおそれがあるとき
は、必ずコンセントから電源プラグを抜く。
感電や火災、故障の原因になることがあります。
たこ足配線をしない。
音質が劣化したり、コンセント部が異常発熱して火災の原因
になることがあります。
スタンドを取り付ける前に、必ず本書または別紙の
取り付け方の説明をよくお読みください。
手順どおりに正しく取り付けないと、楽器が破損したりお客
様がけがをしたりする原因になります。
直射日光のあたる場所(日中の車内など)やストー
ブの近くなど極端に温度が高くなるところ、逆に温
度が極端に低いところ、また、ほこりや振動の多い
ところで使用しない。
本体のパネルが変形したり、内部の部品が故障したりする原
因になります。
テレビやラジオ、ステレオ、携帯電話など他の電気
製品の近くで使用しない。
楽器本体ま たはテレビ やラジオな どに雑音が 生じる場合 が
あります。
不安定な場所に置かない。
本体が転倒して故障したり、お客様や他の方々がけがをした
りする原因になります。
本体を移動するときは、必ず電源コードなどの接続
ケーブルをすべて外した上で行なう。
コードをいためたり、お客様や他の方々が転倒したりするお
それがあります。
本体の放熱ファンや放熱用スリットをふさがない。
本体内部に熱がこもり、故障や火災の原因になることがあり
ます。
他の機器と接続する場合は、すべての機器の電源を
切った上で行なう。また、電源を入れたり切ったり
する前に、必ず機器のボリュームを最小にする。さ
らに、演奏を始める場合も必ず両機器のボリューム
を最小にし、演奏しながら徐々にボリュームを上げ
ていき適切な音量にする。
感電または機器の損傷の原因になることがあります。
本体を手入れするときは、ベンジンやシンナー、洗
剤、化学ぞうきんなどは使用しない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になります。お手
入れは、乾いた柔らかい布、もしくは水を固くしぼった柔ら
かい布でふいてください。
電源 / 電源コード
必ず実行
必ず実行
禁止
スタンドの取り付け
必ず実行
設置
禁止
禁止
禁止
必ず実行
禁止
接続
必ず実行
手入れ
禁止
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PF-1000
パネル、鍵盤のすき間から金属や紙片などの異物を
入れない。
感電、ショート、火災や故障の原因に なることがあります。
入った場合は、すぐに電源スイッチを切り、電源プラグをコ
ンセントから抜いた上で、お買い上げの楽器店または巻末の
ヤマハ電気音響製品サービス拠点に点検をご依頼ください。
本体上にビニール製品やプラスチック製品、ゴム製
品などを置かない。
本体のパネルや鍵盤が変色 / 変質する原因になります。
本体の上にのったり重いものをのせたりしない。ま
た、ボタンやスイッチ、入出力端子などに無理な力
を加えない。
本体が破損したり、お客様や他の方々がけがをしたりする原
因になります。
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しない。
聴覚障害の原因になります。
不安定な場所に置かない。
イスが転倒して、お客様や他の方々がけがをする原因になり
ます。
イスで遊んだり、イスを踏み台にしたりしない。
このイスは楽器演奏用です。イスを遊び道具や踏み台にする
と、イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする
原因になります。
イスには二人以上ですわらない。
イスが転倒したりこわれたりして、お客様がけがをする原因
になります。
イスを長期間使用すると、イスのボルトがゆるむこ
とがあります。
ボルトがゆるんだ場合は、付属のスパナで締め直してくださ
い。
作成したデータの保存とバックアップ
カレントメモリーのデータ(P.39)は電源を切ると消
えてしまいます。保存しておきたいデータはフロッ
ピーディスク/ユーザードライブ (P.39)に保存して
ください。
また、ユーザードライブに保存したデータは故障や
誤操作などのために失われることがあります。大切
なデータは、フロッピーディスクに保存してくださ
い。
フロッピーディスクのバックアップ
保存したフロッピーディスクの万一の事故に備えて、
大切なデータは予備のフロッピーディスクにバック
アップとして保存されることをおすすめします。
使用後は、必ず電源スイッチを切りましょう。
使用時の注意
禁止
禁止
禁止
禁止
イス
禁止
禁止
禁止
必ず実行
シス テムセ ットア ップ(System Setup)のデ ータ(別冊
データ リスト「パ ラメータ ー一覧」参照)は、設定を行 なっ
た画面またはページから抜けたときに保存されます。設定
を行なった画面またはページから抜けずに電源を切ると、
設定した内容は失われます。
不適切 な使用や改 造により 故障した 場合の保 証はいたし かねます。ま た、
データが破損したり失われたりした場合の補償はいたしかねますので、ご了
承ください。
音楽を楽しむエチケット
楽しい音楽も時と場所によっては、大変気
になるものです。隣近所への配慮を充分に
いたしましょう。静かな夜間には小さな音
でもよく通り、特に低音は床や壁などを伝
わりやすく、思わぬところで迷惑をかけて
しまうことがあります。夜間の演奏には特
に気を配りましょう。窓を閉めたり、ヘッ
ドフォンをご使用になるのも一つの方法
です。お互いに心を配り、快い生活環境を
守りましょう。
データの保存
必ず実行
必ず実行
音のエチケット
これは日本電子
機械工業会「音
のエ チケッ ト」
キャンペーンの
マークです。
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PF-1000
6
このたびは、ヤマハ エレクトロニック ピアノ PF-1000を
お買い求めいただきまして、誠にありがとうございました。
PF-1000の優れた機能を十分に生かして演奏を
お楽しみいただくために、本書をご活用いただきますよう
ご案内申し上げます。また、お読みになったあとも、
いつでもご覧になれるところに大切に保管してくださいますよう、
お願い申し上げます。
取扱説明書について
取扱説明書は、本書と別冊「データリスト」の2冊があり、以下のような構成になっています。
本書
準備(P.2)........................... 最初にお読みください。
クイックガイド(P.20)..... PF-1000の代表的な機能を簡単にご紹介します。
基本操作(P.38)................ 画面の操作などPF-1000の操作の基本をご説明します。
本編(P.52)........................ PF-1000を便利に使いこなすための操作をご説明します。
「クイックガイド」の各項目に、「本編」の参照ページが書いてあります。
別冊「データリスト」
音色名、伴奏スタイル名などの各種一覧表と、MIDIデータフォーマット、MIDIインプリメンテーションチャートなどを掲載し
ています。
※ この取扱説明書に掲載されているイラストや画面はすべて操作説明のためのものです。したがって、実際の仕様と異なる場合があります。
この製品は、ヤマハ(株)が著作権を有する著作物やヤマハ(株)が第三者から使用許諾を受けている著作物を内蔵または同梱しています。その著作物とは、すべ
てのコン ピュータープログラムや、伴奏スタイルデータ、MIDIデータ、WAVEデータ、音声記録データなどのコンテンツを含みます。ヤマハ(株)の許諾を受
けることなく、個人的な使用の範囲を越えて上記プログラムやコンテンツを使用することについては、著作権法等に基づき、許されていません。
● 本製品には、株式会社リコーのBitmap Fontが使われています。
● 日本語変換はオムロンソフトウェア(株)のモバイルWnnを使用しています。
"Mobile Wnn" © OMRON SOFTWARE Co., Ltd. 1999 All Rights Reserved.
●
市販の音楽/サウンドデータは、私的使用のための複製など著作権法上問題にならない場合を除いて、権利者に無断で複製または転用することを禁じられています。
ご使用時には、著作権の専門家にご相談されるなどのご配慮をお願いします。
● Macintoshは、米国および他の国々で登録されたApple Computer, Inc.の商標です。
● IBM-PC/ATは、インターナショナルビジネスマシーン株式会社の商標です。
● Windowsは、米国Microsoft Corporationの米国及びその他の国における登録商標です。
●「MIDI」は社団法人音楽電子事業協会(AMEI)の登録商標です。
● その他、本書に記載されている会社名および商品名などは、各社の登録商標または商標です。

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PF-1000
付属品(お確かめください)
・取扱説明書
・取扱説明書別冊「データリスト」
・保証書
・録音用ディスク
・ペダル
・固定イス
・譜面立て
・ダストカバー
・スタンド
・和文シート
フロッピーディスクの取り扱い
フロッピーディスク(ドライブ)をご使用いただく場合は、以下のことをお守りください。
•3.5インチの2DD、または 2HDフロッピーディスクがご使
用になれます。
フロッピーディスクの入れかた
•フロッピーディスクのラベルを貼る面の大きい方(表面)を
上にして、イラストのように、ディスクを挿入口に カチッと
音がするまでていねいに差し込みます。
フロッピーディスクをディスク挿入口から
取り出すときのご注意
•フロッピーディスクへのデータの書き込み中(下記)は、絶対
に電源を切ったりフロッピーディスクを取り出したりしな
いでください。ディスクのデータがこわれるだけでなく、
ディスクドライブユニットの故障の原因になります。
データの書き込み中とは、フロッピーディスクに関する操
作中で、画面に「実行中....」「コピー中です。」「フォーマッ
ト中です。」と表示される以下の場合です。
•データの移動やコピー、貼り付け、保存、消去
(P.42〜P.44)
•ファイル名 / フォルダー名の変更、フォルダーの追加
(P.41、P.44)
•フロッピーディスクのコピーやフォーマット(P.139)
•フロッピーディスクを取り出すときは、上 記のよう にデー
タの書き込み中でないことを確認した上で、ディスク挿入
口の右下にあるイジェクトボタンをしっかりと正確に押
し、フロッピーディスクが完全に出たことを確認してから、
ディスクを取り出してください。
フロッピーディスクの種類
フロッピーディスクの挿入/取り出し
表面
ユーズランプ
電源 を入れると、そのディスク挿入口
左下 のユーズランプは点灯し、フロッ
ピーデ ィスクドライブが使用可能であ
ることを示します。
イジェクトボタン

PF-1000
8
•イジェクトボタンを中途半端に押したり、あわてて押すと、
取り出し機構が正常に動作せず、フロッピーディスクが途中
で引っかかり取り出せなくなる場合があります。この場合、
無理にフロッピーディスクを取り出そうとすると、ディスク
がこわれたり、ディスクドライブユニットが故障したりする
原因になります。このよう な場合は、もう一度イジ ェクトボ
タンを押し直すか、またはフロッピーディスクをディスク挿
入口に完全に押し込んで、もう一度イジェクトボタンをしっ
かりと正確に押し直して取り出してください。
•電源を切るときは、フロッピーディスクをあらかじめディ
スクドライブユニットから取り出してください。電源を
切ったあと、フロッピーディスクを入れたまま長時間放置
すると、ディスクが汚れ、データの読み書きにエラーが生じ
る原因になります。
•ディスクドライブユニットは、高精度の磁気ヘッドを使用
しています。ディスクドライブユニットを長時間使用して
いくうちに、磁気ヘッドはフロッピーディスクの磁性粉で
汚れていきます。磁気ヘッドが汚れてくると、録音や再生
(データの書き込みや読み取り)にエラーが生じる ことがあ
ります。
•ディスクドライブユニットを良い状態でお使いいただくた
めに、磁気ヘッドを定期的に(1カ月に1回程度)クリ ーニン
グしていただくことをお勧めします。
•磁気ヘッドのクリーニングには、市販の「乾式ヘッ ドクリー
ニングディスク」をご使用ください。なお、巻末の ヤマハ 電
気音響製品サービス拠点で、ヤマハ推奨の「乾式ヘッドク
リーニングディスク」をお求めいただくこともできます。
フロッピーディスクの取り扱いと保管
•(持ち運ぶ場合も含めて)必ず市販のケースに入れて保管
し、落としたり、物 を乗せ たり、折 り曲げ たりしな いでくだ
さい。また、ディスク 内部に水やホコリなどが入ら ないよう
にしてください。
•直射日光の当たる場所(日中 の車内など)やストー ブの近く
など極端に温度が高くなるところ、逆 に温度が 極端に低 い
ところに置かないでください。
•
ディスクのシャッターを開けて、内部の磁性体に触れないでく
ださい。
•磁気を帯びた物(テレビやスピーカーなど)には近づけない
でください。
•シャッターやディスク自体が変形しているようなフロッ
ピーディスクは、使用しないでください。
•フロッピーディスクには、ラ ベル以 外のも の(メモ など)を
貼らないでください。ラベルは所定の位置に、はがれないよ
うにしっかりと貼ってください。
誤消去防止
•
フロッピーディスクには、誤ってデータを消してしまうこと
がないように、ライトプロテクトタブ(書き込み禁止タブ)が
付いています。
大切なデータが入っているディスクは、ライトプロテクト
タブをオン(タブの窓が開いた状態)にして、書き込みが
できないようにしてください。
逆に、ディスクに書き込む場合は、ご使用の前にディスクの
ライトプロテクトタブがオフになっていることをご確認く
ださい。
データのバックアップ
•フロッピーディスクの万一の事故に備えて、大切なデータ
は、バックアップとして予備のディスクに保存しておかれ
ることをおすすめします(P.139)。
市販のフロッピーディスクの中には粗悪品もございます。
メーカー名をご確認の上、お求めください。
新しいディスクや他の機器で使っていたディスクは、そのま
までは使うことができません。この製品で 使えるように、最初
にフォーマット(初期化)しておく必要があります。フォ ー
マットのしかたについてはP.139をご覧ください。
磁気ヘッドの定期的なクリーニング
フロッピーディスクについてのご注意
フロッピーディスク裏面
録音可
(演奏を録音できます。)
録音不可
(演奏を録音できません。)
フロッピーディスクのフォーマット(初期化)

PF-1000
10
目次
準備
安全上のご注意 ...................................................................................................... 2
取扱説明書について .............................................................................................. 6
付属品(お確かめください)................................................................................... 7
フロッピーディスクの取り扱い ........................................................................... 7
画面に表示されるメッセージについて ............................................................... 9
目的別目次........................................................................................................... 12
PF-1000 の世界へようこそ! ........................................................................14
演奏前の準備 .......................................................................................................16
ペダルユニットについて ..........................................................................................16
譜面立てについて ......................................................................................................16
和文シートについて.................................................................................................. 16
演奏準備 ..................................................................................................................... 17
各部の名称........................................................................................................... 18
クイックガイド
デモ曲を聞いてみましょう................................................................................ 20
曲(ソング)を聞いてみましょう ........................................................................21
曲(ソング)の再生 ......................................................................................................21
音色(ボイス = 楽器音)を変えて弾いてみましょう ........................................25
音色を選ぶ(メイン).................................................................................................. 25
2つの音色を重ねる(レイヤー)............................................................................... 26
鍵域を分けて別々の音色で演奏する(レフト)........................................................ 27
自動伴奏を使って弾いてみましょう ................................................................ 28
伴奏スタイルを選ぶ.................................................................................................. 28
自動伴奏のパターンに変化をつける(セクション)................................................30
選んだスタイルに最適な設定を呼ぶ(ワンタッチセッティング)......................... 32
ミュージックファインダー................................................................................ 33
ミュージックファインダーを使う...........................................................................33
ミュージックファインダーのレコード(設定データ)を検索する.........................34
曲(ソング)に合わせて演奏や練習をしてみましょう ..................................... 36
PF-1000 と合奏する ..............................................................................................36
演奏を録音(記録)してみましょう........................................................................... 37
基本操作
基本操作.................................................................. 38
ファイル / フォルダーを選ぶ............................................................................ 40
ファイル / フォルダーに関する操作 ................................................................ 41
ファイル / フォルダーに名前を付ける ...................................................................41
ファイル / フォルダーを移動させる .......................................................................42
ファイル / フォルダーをコピーする .......................................................................43
ファイル / フォルダーを消去する...........................................................................43
ファイルを保存する.................................................................................................. 44
新しいフォルダーを作ってファイルを整理する....................................................44
1つ上の階層のページを表示させる .......................................................................44
文字を入力する / ファイルのアイコンを変更する ................................................44
[DATA ENTRY
(データエントリー)
]ダイアルを使う ........................................... 46
目的の画面をすばやく表示させる DIRECT ACCESS .............................47
機能説明を見る HELP.................................................................................... 49
メトロノームを使う METRONOME............................................................ 50
テンポを調節する TEMPO............................................................................ 50
ボタンをたたいた速さでテンポを設定する TAP TEMPO............................... 51
本編
デモ演奏を聞く DEMO .......................................... 52
音色 VOICE.......................................................... 54
音色を選ぶ VOICE..........................................................................................54
ワンタッチでピアノの設定を呼び出す PIANO .................................................. 55
いくつかの音色を同時に鳴らす LAYER/LEFT..........................................56
2つの音色を重ねる LAYER ................................................................................56
鍵盤の左右を別々の音色にする LEFT.................................................................57
鍵盤で弾いた音に変化をつける VOICE EFFECT......................................57
ペダルを使う .......................................................................................................58
伴奏スタイル STYLE ............................................ 59
伴奏スタイルを再生する ....................................................................................59
リズムだけを鳴らす ................................................................................................. 61
音量バランスを調節する / 特定のパートを消音する ........................................... 61
コードの押さえ方 ...............................................................................................62
伴奏スタイルのパターンに変化を付ける MAIN A/B/C/D, INTRO, ENDING, BREAK
....64
鍵盤から指を離すと同時に伴奏スタイルをストップさせる SYNC. STOP
... 65
イントロとエンディングの種類を選ぶ INTRO/ENDING................................ 66
伴奏セクションが切り替わったときに自動でフィルを入れる AUTO FILL IN
.... 66
選んだ伴奏スタイルに合ったパネル設定を呼ぶ ONE TOUCH SETTING
...67
自動でワンタッチセッティング番号を切り替える OTS LINK........................ 68
パネルの設定をワンタッチセッティングに登録する ONE TOUCH SETTING
... 68
曲ごとのおすすめ伴奏スタイルを呼び出す MUSIC FINDER.................. 69
おすすめスタイルを検索する MUSIC FINDER SEARCH ............................. 70
レコードを編集する MUSIC FINDER RECORD EDIT.................................. 71
曲の再生 SONG .................................................... 73
曲(ソング)の種類 ...............................................................................................73
曲を再生する .......................................................................................................74
内蔵曲を再生する ..................................................................................................... 74
ディスク曲を再生する.............................................................................................. 76
曲再生に関するその他の操作.................................................................................. 76
特定のパートを消音する TRACK1/TRACK2/EXTRA(その他)TRACKS
....77
指定の範囲を繰り返し再生する A-B REPEAT...........................................77
楽譜を表示させる SCORE .............................................................................78
歌詞を表示させる LYRICS............................................................................81
パネル設定の登録 REGISTRATION MEMORY .... 82
パネル設定を登録する REGISTRATION MEMORY................................82
登録したパネル設定を本体に保存する .................................................................. 83
登録したパネル設定を呼び出す ........................................................................84
音色(VOICE)を編集する SOUND CREATOR...... 85
操作手順 ...............................................................................................................85
SOUND CREATOR で設定できる項目 .................................................................. 86
演奏を録音して曲を作る SONG CREATOR .......... 90
曲の録音について ......................................................................................................... 90
クイック録音 ....................................................................................................... 91
多重録音 ............................................................................................................... 92
ステップ録音 STEP RECORD..................................................................... 94
操作手順..................................................................................................................... 94
メロディを録音する STEP RECORD(Note)................................................96
自動伴奏のコードチェンジを録音する STEP RECORD(Chord)................ 97
録音の始め方 / 終わり方 / 上書き方法を選ぶ REC MODE....................... 99
録音した曲を編集する .....................................................................................100
チャンネルに関する編集をする CHANNEL ....................................................100
ノートイベントを編集する 1-16.........................................................................103
コードイベントを編集する CHD.......................................................................104
システムイベントを編集する SYS/EX.(SystemExclusive).....................104
歌詞イベントを入力 / 編集する LYRICS.........................................................105
表示させるイベントの種類を選ぶ FILTER ......................................................105
伴奏スタイルを作る STYLE CREATOR .............106
伴奏スタイルの作成について ...................................................................................106
スタイルファイルフォーマット(SFF)について ....................................................107
操作手順 ............................................................................................................107
リアルタイム録音 BASIC ...........................................................................108
ステップ録音 STEP RECORD..................................................................109
伴奏スタイルの組み立て ASSEMBLY .....................................................110
作成した伴奏スタイルを編集する .................................................................111
リズムのノリを変える GROOVE/DYNAMICS.............................................111
チャンネル内のデータを編集する CHANNEL................................................113
スタイルファイルフォーマットの項目を設定する PARAMETER ...............114

目次
11
PF-1000
準備
クイックガイド
基本操作
デモ演奏を聞く
DEMO
音色
VOICE
伴奏スタイル
STYLE
曲の再生
SONG
パネル設定の登録
REGISTRATIONMEMORY
音色(VOICE)を編集する
SOUNDCREATOR
演奏を録音して曲を作る
SONGCREATOR
伴奏スタイルを作る
STYLECREATOR
音量バランスや
音色などを調節する
MIXINGCONSOLE
便利なその他の諸設定
FUNCTION
他の機器と接続して
演奏しましょう
資料編
音量バランスや音色などを調節する MIXING CONSOLE
...116
操作手順............................................................................................................ 116
音量バランスや音色を設定する VOL/VOICE(VOLUME/VOICE)..... 117
音色を調節する FILTER.............................................................................. 118
音程を調節する TUNE................................................................................. 118
エフェクトを調節する EFFECT................................................................. 119
エフェクトのしくみについて................................................................................121
便利なその他の諸設定 FUNCTION ......................122
操作手順............................................................................................................ 122
音程(ピッチ)/ 音律を調整する MASTER TUNE/SCALE TUNE ...... 124
音程(ピッチ)を微調整する MASTER TUNE .................................................124
音律(調律法)を選ぶ SCALE TUNE.................................................................124
曲(ソング)再生に関する設定をする SONG SETTING ......................... 126
自動伴奏に関する設定をする STYLE SETTING/SPLIT POINT/CHORD FINGERING
... 127
自動伴奏に関する設定をする/ スプリットポイントを設定する STYLE SETTING/SPLIT POINT
....127
自動伴奏のコードの押さえ方(フィンガリング)を決める CHORD FINGERING
....128
ペダルや鍵盤の音に関する設定をする CONTROLLER......................... 128
ペダルに機能を割り当てる PEDAL.................................................................. 128
タッチ感を変える / 移調する KEYBOARD/PANEL ....................................130
レジストシーケンス / フリーズ / ボイスセットの設定をする
REGIST. SEQUENCE/FREEZE/VOICE SET ....................................... 131
レジストレーションメモリーを呼び出す順番を決める REGISTRATION SEQUENCE
... 131
パネル設定を固定する FREEZE .......................................................................131
自動の音色設定を ON/OFF する VOICE SET ............................................... 132
ハーモニーやエコーの設定をする HARMONY/ECHO......................... 132
PF-1000 の画面をテレビ画面に映す VIDEO OUT.............................. 133
MIDI に関する設定をする MIDI................................................................. 134
システム(ローカルコントロール、クロックなど)を設定する SYSTEM...... 134
MIDI データを送信する TRANSMIT ............................................................... 135
MIDI データを受信する RECEIVE....................................................................136
ルートチャンネルを設定する ROOT ................................................................136
コードチャンネルを設定する CHORD DETECT...........................................136
その他の諸設定 UTILITY............................................................................ 137
フェード / メトロノーム/ パラメーターロック / タップ音に関する設定をする CONFIG
1... 137
画面調整 / スピーカー/ ボイスナンバー表示に関する設定をする CONFIG2
....138
ディスクのコピー、フォーマット(初期化)などをする DISK ......................... 139
個人情報に関する設定をする OWNER............................................................ 140
PF-1000 の設定を工場出荷時の状態に戻す SYSTEM RESET................ 140
他の機器と接続して演奏しましょう.......................... 141
スピーカーから音を出さずヘッドフォンで音を聞く(PHONES 端子)..........141
マイクやギターをつないで使う(MIC/LINE IN 端子).......................................141
外部オーディオビジュアル機器と接続する ........................................................142
ペダル(フットスイッチ)やフットコントローラーを使う(AUX PEDAL 端子 )
....143
外部 MIDI 機器と接続する(MIDI端子)............................................................... 143
パーソナルコンピューターと接続する(MIDI 端子、TO HOST 端子).............143
MIDIって何?..........................................................................................................145
MIDI でできること ................................................................................................. 147
データの互換性について................................................................................. 148
ディスクのフォーマット .......................................................................................148
シーケンスフォーマット .......................................................................................148
音色配列フォーマット ........................................................................................... 149
スタンドの取り付け方.............................................150
故障かな?と思ったら.............................................152
仕様 ......................................................................154
索引 ......................................................................156

PF-1000
12
目的別目次
目的に応じた説明ページを見つけるのにご利用ください。
聞く
内蔵曲を聞きたい ..........................................................................................................................................「内蔵曲を再生する」(P.74)
ディスクに入っている曲を聞きたい ....................................................................................................「ディスク曲を再生する」(P.76)
デモ演奏を聞きたい ..........................................................................................................................................「デモ演奏を聞く」(P.52)
音色ごとのデモを聞きたい.......................................................................................................................................「音色を選ぶ」(P.54)
曲(ソング)を PF-1000 独自の豊かな音色で楽しみたい.............................................「音量バランスや音色を設定する」(P.117)
弾く
ピアノの設定を呼び出したい.....................................................................................「ワンタッチでピアノの設定を呼び出す」(P.55)
3 種類のペダルを使い分けて弾きたい...............................................................................................................「ペダルを使う」(P. 58)
一人一人のキーに合った伴奏をしたい....................................................................................................................「移調する」(P.130)
2 つの音色を組み合わせて弾きたい .......................................................................................................「2 つの音色を重ねる」(P.56)
右手と左手を違う音で弾きたい............................................................................................「鍵盤の左右を別々の音色にする」(P.57)
音を変える
音に残響や広がり感などの変化を付けたい............「鍵盤で弾いた音に変化を付ける」(P.57)、「エフェクトを調節する」(P.119)
音量バランスなどを調節したい................................................................................「音量バランスや音色などを調節する」(P. 116)
2 つの音色を組み合わせたい...................................................................................................................「2 つの音色を重ねる」(P.56)
右手と左手を違う音で弾きたい............................................................................................「鍵盤の左右を別々の音色にする」(P.57)
既存の音色を編集して、オリジナルの音色を作りたい ................................................................「音色(VOICE)を編集する」(P.85)
伴奏を入れる
伴奏パートを自動演奏させたい........................................................................................................「伴奏スタイルを再生する」(P.59)
おすすめの伴奏スタイルを呼び出したい..................................................................「曲ごとのおすすめ伴奏スタイルを呼ぶ」(P.69)
練習する
右手または左手パートの音を消して練習したい.............................................................................「特定のパートを消音する」(P.77)
正確なテンポで練習したい........................................................................................................................「メトロノームを使う」(P.50)
録音する
演奏を録音したい ...............................................................................................................「クイック録音」(P.91)、「多重録音」(P.92)
データを入力して曲を作りたい...........................................................................................................................「ステップ録音」(P.94)

目的別目次
13
PF-1000
オリジナルを作る
オリジナルの音色を作りたい...........................................................................................................「音色(VOICE)を編集する」(P.85)
オリジナルの伴奏スタイルを作りたい..................................................................................................「伴奏スタイルを作る」(P.106)
マイクを使う
マイクを接続したい .......................................................................「マイクやギターをつないで使う(MIC/LINE IN 端子)」(P.141)
設定する
パネル設定を登録したい...............................................................................................................................「パネル設定の登録」(P.82)
音程、音律を調節したい.........................................................................................................「音程(ピッチ)、音律を調節する」(P.124)
曲再生について細かく設定したい ..............................................................................「曲(ソング)再生に関する設定をする」(P.126)
自動伴奏について細かく設定したい .....................................................................................「自動伴奏に関する設定をする」(P.127)
ペダルに機能を割り当てたい..................................................................................「ペダルや鍵盤の音に関する設定をする」(P.128)
鍵盤の音について細かく設定したい ......................................................................「ペダルや鍵盤の音に関する設定をする」(P.130)
PF-1000 の画面をテレビ画面に映したい ..........................................................「PF-1000 の画面をテレビ画面に映す」(P.133)
MIDI について細かく設定したい.................................................................................................「MIDI に関する設定をする」(P.134)
他の機器と接続して使う
MIDI について....................................................................................................................................................「MIDIって何?」(P.145)
演奏を録音したい
............................「PF-1000 の音を外部オーディオ機器から出したり、外部機器で録音したりする(AUX OUT 端子)」
(P.142)
もっと大きな音を出したい
..........「PF-1000 の音を外部オーディオ機器から出したり、外部機器で録音したりする(AUX OUT 端子)」
(P.142)
他の機器の音を PF-1000 から流したい...............「PF-1000 のスピーカーから外部機器の音を流す(AUX IN 端子)」(P.142)
パソコンとつなぎたい...........................................「パーソナルコンピューターと接続する(MIDI 端子、TO HOST 端子)」(P.143)
スタンドを取り付ける
スタンドを取り付けたい.....................................................................................................................「スタンドの取り付け方」(P.150)
こんなときには
PF-1000 で何ができるのか知りたい..........................................「目的別目次」(P.12)、「PF-1000 の世界へようこそ!」(P.14)
PF-1000 を基本設定に戻したい ..............................................................「PF-1000 の設定を工場出荷時の状態に戻す」(P.140)
メッセージが表示されたら............................................................................................「画面に表示されるメッセージについて」(P.9)
画面中のアルファベットの読み方を知りたい.................................................................................................................「索引」(P.156)
PF-1000 が故障かな?と思ったら .................................................................................................「故障かな?と思ったら」(P.152)

PF-1000
14
2314
MASTER VOLUME
MIN MAX
METRONOME
STYLE CONTROL
START/STOP
FADE IN/OUT POP & ROCK
BREAK INTRO
ENDING/rit.
SYNC.STOP SYNC.START
TOPREC
NEW SONG
SYNC.START
EXTRA TRACKS TRACK2
STYLE L TRACK1
R
START/STOP
START/STOP
REW FF REPEAT
DEMO
HELP
FUNCTION
E
D
C
B
A
SOUND
CREATOR
DIGITAL
RECORDING
DIRECT
ACCESS
BALANCE
CHANNEL
ON/OFF
PA RT
PA RT
MIXING
CONSOLE
LCD
CONTRAST
A
ACMP
AUTO FILL IN
OTS LINK
B
MAIN
C
TAP TEMPO
RESET RESET
POP BALLADS
DANCE
SWING & JAZZ
R & B COUNTRY
LATIN WALTZ BALLROOM PIANIST
USER
MARCH &
WORLD
TEMPO
TRANSPOSE
STYLE
SONG
MENU
DIGITAL
STUDIO
D
PF-1000の世界へようこそ!
ソング
曲を再生しましょう!(P.21、36、
73)
本体に保存されている曲や市販の
ミュージックデータをお楽しみくだ
さい。
デモ
デモを見ましょう! (P.20、52)
PF-1000 の 代 表的な機能のご紹
介を画面に表示させたり、デモ演奏
を聞いたりすることができます。
スタイル
自動伴奏機能を使いましょう! (P.28、59)
鍵盤でコードを押さえるだけで、PF-1000が伴奏パー
トを自動演奏してくれます。ポップス、ジャズ、ラテン
などからお好みの伴奏スタイルを選んで演奏してみま
しょう。
デジタルレコーディング
ご自分の演奏を録音しましょう!(P.90、106)
ご自分の演奏を録音して、本体やディスクに保存
しましょう。

15
PF-1000
8567
J
I
H
G
F
EXIT
DATA ENTRY
ENTER
ON/OFF
LAYER
BACK
LEFT
NEXT
MUSIC
FINDER
4321
4321FREEZEUSERXGSYNTH.
CHOIR & PAD
BRASS WOODWIND STRINGS
LEFT HOLDMONOECHO
HARMONY/
REVERB
PIANO & ORGAN &
DSP VARIATION
BASSGUITAR
PERCUSSION
HARPSI. E.PIANO
ACCORDION
8MEMORY765
VOICE
PART
PIANO
VOICE REGISTRATION MEMORY
VOICE EFFECT ONE TOUCH SETTING
PEDAL AUX PEDALAC INLET
VIDEO OUT AUX IN
MIDI TO HOSTHOST SELECT
IN
R
L/L+R
RL R
L/L+R
THRU
ON OFF
MIDI PC-2 MacPC-1
OUT
AUX OUT PHONES POWER
LEVEL FIXED
MIN MAX
INPUT
VOLUME MIC
/
LINE IN MIC
LINE
液晶画面
大型液晶画面で操作が
わかりやすくなってい
ます。
ミュージックファインダー
おすすめの伴奏スタイルを呼び出しま
しょう! (P.33、69)
曲名を指定して、おすすめの伴奏スタイル
を呼び出してみましょう。
TO HOST端子
パソコンと接続しましょう!
(P.143)
PF-1000を 音源に 使用し て
パソコン用音楽ソフトを楽し
みましょう。
ピアノ
ワンタッチでピアノ設定を呼び出しま
しょう! (P.55)
ワンタッチでピアノ設定を呼び出し
て、本格的なグランドピアノの音での
演奏をお楽しみください。
ボイス
いろいろな音色を楽しみましょう!
(P.25、54)
ピアノをはじめ、弦楽 器、管楽 器な ど
800以上のリ アルで豊か な響きの 音色
をお楽しみください。

PF-1000
16
演奏前の準備
ペダ ルユニット のプ ラグを、矢印 の面 を上にしてPEDAL 端
子に差し込みます。
本体パネル上の穴に差し込んで使用します。
パネルにのせて使用します。
シートの裏面が粘着式になっていますので、パネル面に貼り
付けることもできます。
この取扱説明書の操作説明では、和文表記は英文表記の隣の
()内に書かれています。
ペダルユニットについて
PEDALAUXPEDAL
ACINLET
VIDEOOUTAUXIN
MIDITOHOST
HOSTSELECT
IN
R
L/L+R
RLR
L/L+R
THRU
ONOFF
MIDIPC-2Mac
PC-1
OUT
AUXOUTPHONESPOWER
LEVELFIXED
PEDAL
譜面立てについて
和文シートについて
例:[MASTERVOLUME
(ボリューム)
]
パネルの表記 和文シートの表記

17
PF-1000
電源を入れる
1
最初に本体側のプラグを左サイドパネルのAC INLET端子
に差し込み、次に コン セント 側(家庭用AC100V)のプラ
グを差し込みます。
2
本体左サイドパネルの[POWER ON/OFF
]ボタンを押し
て電源を入れます。
→ 本体パネル中央の画面に表示が現れます。
電源を切るときは、もう一 度[POWER ON/OFF]ボタ
ンを押します。
→ 画面の表示が消えます。
画面のコントラストを調節する
画面左の[LCD CONTRAST
(LCDコントラスト)
]のつまみを左
右に回して、画面のコントラストを調節します。
音量(ボリューム)を調節する
音量は、本体パネル左の[MASTER VOLUME
(ボリューム)
]ダ
イアルで調節します。
実際に鍵盤を弾いて音を出しながら調節してください。
ヘッドフォンを使う
ヘッドフォンを使う場合は、本体左サイドパネルの
PHONES端子に接続します。
接続端子は2つありますの で、ヘッドフ ォンを2本接続して2
人で演奏を楽しむ こと も できます。(1本だけ接続する場合
は、どちらの端子をご使用いただいても構いません。)
大きな音量で長時間ヘッドフォンを使用しないでください。
聴覚障害の原因になります。
演奏準備
PEDALAUXPEDAL
ACINLET
VIDEOOUTAUXIN
MIDITOHOST
HOSTSELECT
IN
R
L/L+R
RLR
L/L+R
THRU
ONOFF
MIDIPC-2 Mac
PC-1
OUT
AUXOUTPHONESPOWER
LEVELFIXED
AC INLET
PEDALAUXPEDAL
ACINLET
VIDEOOUTAUXIN
MIDITOHOST
HOSTSELECT
IN
R
L/L+R
RLR
L/L+R
THRU
ONOFF
MIDIPC-2Mac
PC-1
OUT
AUXOUTPHONESPOWER
LEVELFIXED
E
D
C
B
A
J
I
H
G
F
ON OFF
POWER
LCD
CONTRAST
MASTER VOLUME
MIN MAX
PEDALAUXPEDAL
ACINLET
VIDEOOUTAUXIN
MIDITOHOST
HOSTSELECT
IN
R
L/L+R
RLR
L/L+R
THRU
ONOFF
MIDIPC-2Mac
PC-1
OUT
AUXOUTPHONESPOWER
LEVELFIXED
PHONES
禁止

PF-1000
18
各部の名称
ボリューム
![MASTER VOLUME
(ボリューム)
]................................................................................ P.17
"[FADE IN/OUT
(フェードイン/アウト)
]............................................................................. P.65
METRONOME
(メトロノーム)
#[START/STOP
(スタート/ストップ)
]............................................................................... P.50
STYLE
(スタイル)
$STYLE(スタイル)ボタン ............................................................................................ P.59
STYLE CONTROL
(スタイルコントロール)
%[ACMP
(自動伴奏)
]........................................................................................................... P.60
&[AUTO FILL IN
(オートフィルイン)
].................................................................................. P.66
'[OTS LINK
(OTSリンク)
]................................................................................................ P.68
([BREAK
(ブレイク)
]......................................................................................................... P.64
)[INTRO
(イントロ)
].................................................................................................. P.31、66
*MAIN
(メイン)
[A]〜[D].................................................................................................. P.64
+[ENDING/rit.
(エンディング/rit.)
].............................................................................. P.31、66
,[SYNC.STOP
(シンクストップ)
]....................................................................................... P.65
-[SYNC.START
(シンクスタート)
].................................................................................... P.60
.[START/STOP
(スタート/ストップ)
]............................................................................... P.60
SONG
(ソング)
/[EXTRA TRACKS (STYLE)
(その他トラック(スタイル))
]................................................. P.77
0[TRACK2 (L)
(トラック2(左手))
]....................................................................................... P.77
1[TRACK1 (R)
(トラック1(右手))
]...................................................................................... P.77
2[REC
(録音)
].................................................................................................................... P.90
3[TOP
(トップ)
]................................................................................................................. P.76
4[START/STOP
(スタート/ストップ)
]............................................................................... P.74
5[REW
(巻戻し)
]................................................................................................................. P.76
6[FF
(早送り)
]..................................................................................................................... P.76
7[REPEAT
(くり返し)
]....................................................................................................... P.77
TEMPO
(テンポ)
8[−][+]......................................................................................................................... P.50
9[TAP TEMPO
(タップテンポ)
]......................................................................................... P.51
TRANSPOSE
(トランスポーズ)
:[−][+]...................................................................................................................... P.130
MENU
(メニュー)
;[DEMO
(デモ)
].................................................................................................................P.52
<[HELP
(ヘルプ)
]...............................................................................................................P.49
=[FUNCTION
(ファンクション)
].......................................................................................P.122
DIGITAL STUDIO
(デジタルスタジオ)
>[SOUND CREATOR
(サウンドクリエーター)
]...................................................................P.85
?[DIGITAL RECORDING
(デジタルレコーディング)
]...............................................P.90、106
@[MIXING CONSOLE
(ミキシングコンソール)
]................................................................P.116
ディスプレイコントロール
A[LCD CONTRAST
(LCDコントラスト)
]...........................................................................P.17
B[A]〜[J]........................................................................................................................P.40
C[DIRECT ACCESS
(ダイレクトアクセス)
]........................................................................P.47
D[BALANCE
(バランス)
].................................................................................................... P.61
E[CHANNEL ON/OFF
(チャンネルオン/オフ)
]...........................................................P.61、76
F[1▲▼]〜[8▲▼].............................................................................................. P.38〜45
G[BACK
(バック)
]....................................................................................................... P.40、46
H[NEXT
(ネクスト)
]..................................................................................................... P.40、46
I[ENTER
(エンター)
]..........................................................................................................P.46
J[DATA ENTRY
(データエントリー)
].................................................................................. P.46
K[EXIT
(戻る)
]....................................................................................................................P.40
VOICE PART ON/OFF
(ボイスパートオン/オフ)
L[LAYER
(レイヤー)
]..........................................................................................................P.56
M[LEFT
(レフト)
]................................................................................................................P.56
MUSIC FINDER
(ミュージックファインダー)
N[MUSIC FINDER
(ミュージックファインダー)
]....................................................................P.69
フロッピーディスクドライブ
O3.5"フロッピーディスクドライブ..................................................................................P.7
VOICE EFFECT
(ボイスエフェクト)
P[REVERB
(リバーブ)
].......................................................................................................P.57
Q[DSP].............................................................................................................................P.57
R[VARIATION
(バリエーション)
].........................................................................................P.57
S[HARMONY/ECHO
(ハーモニー/エコー)
]........................................................................P.58
T[MONO
(モノ)
]................................................................................................................P.58
U[LEFT HOLD
(レフトホールド)
]........................................................................................P.58
2314
MASTER VOLUME
MIN MAX
METRONOME
STYLE CONTROL
START/STOP
FADE IN/OUT POP & ROCK
BREAK INTRO
ENDING/rit.
SYNC.STOP SYNC.START
TOPREC
NEW SONG
SYNC.START
EXTRA TRACKS TRACK2
STYLE L TRACK1
R
START/STOP
START/STOP
REW FF REPEAT
DEMO
HELP
FUNCTION
E
D
C
B
A
SOUND
CREATOR
DIGITAL
RECORDING
DIRECT
ACCESS
BALANCE
CHANNEL
ON/OFF
PAR T
PAR T
MIXING
CONSOLE
LCD
CONTRAST
A
ACMP
AUTO FILL IN
OTS LINK
B
MAIN
C
TAP TEMPO
RESET RESET
POP BALLADS
DANCE
SWING & JAZZ
R & B COUNTRY
LATIN WALTZ BALLROOM PIANIST
USER
MARCH &
WORLD
TEMPO
TRANSPOSE
STYLE
SONG
MENU
DIGITAL
STUDIO
D
!"
<
=
>
?
@
B
D
E F
C
%
( ) * + , -
'&
#
$
/
.
5 6 7
9 :
A
;
0
32
1
8
4

19
PF-1000
VOICE
(ボイス)
VVOICE
(ボイス)
ボタン...................................................................................................... P.54
ONE TOUCH SETTING
(ワンタッチセッティング(OTS))
W[1]〜[4]....................................................................................................................... P.67
ピアノ設定
X[PIANO
(ピアノ)
]............................................................................................................. P.55
REGISTRATION MEMORY
(レジストレーションメモリー)
Y[FREEZE
(フリーズ)
]....................................................................................................... P.84
Z[1]〜[8]....................................................................................................................... P.82
[[MEMORY
(メモリー)
].................................................................................................... P.82
端子
\[VIDEO OUT]........................................................................................................... P.142
]AUX IN[L/L+R][R].............................................................................................. P.142
^AUX OUT[L/L+R][R].........................................................................................P.142
_AUX OUT(LEVEL FIXED)[L][R]................................................................... P.142
`[PHONES]................................................................................................................ P.141
a[AC INLET].................................................................................................................. P.17
b[PEDAL]....................................................................................................................... P.16
c[AUX PEDAL].......................................................................................................... P.143
dMIDI[IN][OUT][THRU]..................................................................................... P.143
e[HOST SELECT]..................................................................................................... P.143
f[TO HOST]............................................................................................................... P.143
POWER
(パワー)
g[POWER ON/OFF].................................................................................................... P.17
マイク端子
h[INPUT VOLUME].................................................................................................. P.141
i[MIC/LINE IN].......................................................................................................... P.141
j[MIC LINE]................................................................................................................ P.141
ペダル
kレフトペダル.................................................................................................................. P.58
lソステヌートペダル ...................................................................................................... P.58
mダンパーペダル .............................................................................................................. P.58
パネルのロゴマーク
PF-1000は、下記のフォーマットや機能に対応しています。
GMシステムレベル1
「GMシステムレベル1」は、メーカー や機種が異なった音 源でも、ほぼ同じ
系統の音 色で演奏が再現される ことを目的に設けられた、音 源の音色配列や
MIDI機能に関する一定の基準 のことです。「GMシステムレベル1」に対応し
た音源やミュージックデータには、このGMマークがついています。
XG
「XG」は、音色配列に関する「GMシステムレベル1」をより拡張し、時代と
共に複雑 化、高度化していくコンピ ューター周辺環境に も対応させ、豊かな
表現力とデー タの 継続 性を 可能 とし た、ヤマ ハの音 源フ ォー マッ トで す。
「XG」では、音色の拡張方式や エディット方式、エフェクト 構成やタイプな
どを規定 して、「GMシステムレベル1」を大幅に拡張しました。「XG」に対
応した音源やミュージックデータには、この「XG」マークがついています。
XF
「スタンダードMIDIファ イル」(P.148)をより 拡張し、時代と共に複 雑化、
高度化し ていくコンピューター 周辺機器に対応させ、歌詞表 示などを可能に
したヤマハ独自のMIDIファイルフォーマットです。
DOC(ディスクオーケストラ・コレクション)
PF-1000を はじめとする、ヤマハの 多くのMIDI機器で対応し ている音色配
列フォー マットです。ディスクオー ケストラ・コレクション に対応した音源
やミュージックデータには、DOCマークがついています。
スタイルファイル
スタイル ファイルフォーマット とは、ヤマハの自動伴奏(オ ートアカンパニ
メント)機能 のノウハウを集大成し た伴奏スタイルに関する フォーマットで
す。
また、上記のロゴマーク以外にも、PF-1000を使用する上で関連するフォー
マットについて、P.148で説明します。
8567
J
I
H
G
F
EXIT
DATA ENTRY
ENTER
ON/OFF
LAYER
BACK
LEFT
NEXT
MUSIC
FINDER
4321
4321FREEZEUSERXGSYNTH.
CHOIR & PAD
BRASS WOODWIND STRINGS
LEFT HOLDMONOECHO
HARMONY/
REVERB
PIANO & ORGAN &
DSP VARIATION
BASSGUITAR
PERCUSSION
HARPSI. E.PIANO
ACCORDION
8MEMORY765
VOICE
PART
PIANO
VOICE REGISTRATION MEMORY
VOICE EFFECT ONE TOUCH SETTING
PEDAL AUX PEDALAC INLET
VIDEO OUT AUX IN
MIDI TO HOSTHOST SELECT
IN
R
L/L+R
RL R
L/L+R
THRU
ON OFF
MIDI PC-2 MacPC-1
OUT
AUX OUT PHONES POWER
LEVEL FIXED
MIN MAX
INPUT
VOLUME MIC
/
LINE IN MIC
LINE
^_ `]\
[
V
W
X
Y
Z
PQRSTU
J
K
G H
I
O
L
M
N
B
a b c d e f
g
hi j
klm

PF-1000
20
クク
ククイイ
イイッッ
ッックク
ククガガ
ガガイイ
イイドド
ドド ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
.. ..
..
デモ曲を聞いてみましょう
PF-1000には、音色や伴奏スタイルの特徴がわかるデモ曲が入っています。また、代表的 な機能を紹介す
るファンクションデモによる演奏を聞くこともできます。
1[DEMO
(デモ)
]ボタンを押すと、デモ曲が自動で選ばれてスタートします。
2[BACK
(バック)
][NEXT
(ネクスト)
] ボタンを押して、デモの種類 ( ファンクションデモ、ボイスデモ、スタイルデモ) を選
びます。
3[A]〜[J]ボタン、または[8▼] (AUTO) ボタン(「ファンクション」ページのみ」)を押して、デモ曲を切り替えます。こ
こでは、[8▼] (AUTO) ボタンを押します。ファンクションデモのすべての項目を続けて再生します。
[EXIT
(戻る)
]ボタンを押すと、デモモー ドを抜け、MAIN画面
に戻ります。
本本
本本編編
編編
PP
PP..
..55
5522
22
[DEMO
(デモ)
]ボタン
DEMO
HELP
FUNCTION
MENU
BACK NEXT
ボイスデモには、音色の特徴がよ
くわ かる演奏 が用意 されて いま
す。スタイルデモ には、伴奏 スタ
イル の特徴が よくわ かる演 奏が
用意されています。
ここでは、FUNCTIONペ ージを
選びます。
82315674
E
D
C
B
A
J
I
H
G
F
デモ につ いて、詳しく はP.52を
参照してください。
デモの他に、以下の演奏も試してみましょう
・内蔵(PRESET)曲の再生(P.21)
・ディスクソングの再生(P. 21)
・音色選択画面での音色のデモ (P.25)
Other manuals for PF-1000
4
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