KDS EA760A-24 User manual

デジタルセンサー
DS-100 / DS-120
取扱説明書
Instructions
使用說明書
사용 설명서
DS-100 DS-120
EA760A-23A
EA760A-24


このたびは「デジタルセンサー」DS-00/DS-20 をお買い上げいただきましてありが
とうございます。
本機は金属(帯磁金属、非帯磁金属、鉄筋など)、電線、間柱(DS-20 のみ)の探知を
目的として開発されたデジタルセンサーです。室内の改装工事等で、施行前に壁表面を傷
つけることなく裏側を探知することができます。
この取扱説明書は本機を正しくご使用いただくために必要な情報を記載しています。製品
をご使用前に必ずお読みの上、十分に理解されてからお使いください。またご使用になる
方がいつでも見られるところに保管してください。他の人に貸し出す場合は、いっしょに
取扱説明書もお渡しください。この取扱説明書は保証書も兼ねておりますので必要事項を
ご記入の上、大切に保管してください。
はじめに

2
はじめに
目次
DS-100/120 共通
注意事項の表記方法
使用上の注意
DS-100 編
1.電源について
- 電池の取付、交換
-2 電池残量表示
2. 梱包内容
3. 各部の名称
3- 本体
3-2 ディスプレイ
4. 使用方法
4- 電源の ON/OFF
4-2 信号音の ON/OFF
4-3 対象物のマーキング
5. 探知する
5- 手順
5-2 金属探知
5-3 検電探知
6. いろいろな機能
6- 温度警告機能
6-2 警告機能
6-3 校正
7. 仕様
8. 操作上の留意点
9. 各国語の説明
9- English
9-2 中文
9-3 한국어
目次
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DS-120 編
0.電源について
0- 電池の取付、交換
0-2 電池残量表示
. 梱包内容
2. 各部の名称
2- 本体
2-2 ディスプレイ
3. 使用方法
3- 電源の ON/OFF
3-2 バックライトの ON/OFF
3-3 信号音の ON/OFF
3-4 対象物のマーキング
4. 探知する
4- 手順
4-2 間柱モード
4-3 金属モード
4-4 検電モード
4-5 探知モードと最大探知深さの目安
5. いろいろな機能
5- 温度警告機能
5-2 警告機能
5-3 校正
6. 仕様
7. 操作上の留意点
8. 各国語の説明
8- English
8-2中文
8-3 한국어
DS-100/120 共通
9. 保証規定
20. 保証書
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DS-00/DS-20
共通
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取扱説明書および製品には誤った取り扱いによる事故を未然に防ぐため、次の警告サイン
と図記号を表示しています。警告サインと図記号の意味は次の通りです。
警告サインの意味
警告 この表記は、誤った取り扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可
能性が想定される内容を示します。
注意 この表記は、誤った取り扱いをすると、人が傷害を負ったり、物的損
害の発生が想定される内容を示します。
図記号の意味
記号は注意(警告を含む)を促す内容があることを示しています。具体的
な注意事項は の中や近くの文書や絵で記され、左図の場合は「感電注意」
を示します。
記号はしてはいけないこと(禁止)を示しています。具体的な禁止内容は
の中や近くの文書や絵で記され、左図の場合は「分解禁止」を示します。
記号は必ず守っていただきたいこと(強制)を示しています。具体的な強
制内容は の中や近くに文書や絵で記され、左図の場合「守っていただきた
いこと」を示します。
この他にも、個別の注意事項がそれぞれのページに記載されていますので併せてご参照く
ださい。
本書の一部または全部を無断転載することは固くお断りします。
個々に記載されている外観および仕様は予告なしに変更することがあります。カタロ
グ・取扱説明書の内容と多少異なる場合もありますのでご了承ください。
本書の内容は万全を期して作成しておりますが、ご不審な点や誤り、記載もれなどお
気づきの点がございましたら、ご連絡ください。
当社では、本機の運用を理由とする損失、損失利益等の請求については、上記3)項
にかかわらず如何なる責任も負いかねますのでご了承ください。
注意事項の表記方法
)
2)
3)
4)

DS-00/DS-20
共通
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本機を正しく安全にお使いいただくために、以下の注意事項を熟読された上お取り扱いく
ださい。ここに記載されている内容は、機器の安全な取り扱いの他、使用者の安全につい
ての一般的な事柄をまとめたものです。機器特有の注意事項については、以降の本文中に
記載しておりますので、ご使用前に本取扱説明書をご一読ください。
1.設置および保管上の注意
警告
・ 爆発の危険性のある環境(可燃性液体、ガスおよび粉塵のある場所)では本
機を使用しないでください。
本機から火花が発生し、粉塵や蒸気に引火する恐れがあります。
注意
□ 下記の使用環境、保管環境でご使用ください。
・ 水やその他液体のかからない場所
・ 高温、多湿にならない場所、直射日光の当たらない場所、ほこりの少な
い場所、塩分およびイオウ分などを含んだ空気にさらされない場所
・ ガソリンなどの引火性が高いものから離れた場所
・ 使用温度範囲、保管温度範囲内の場所
車中など高温になるところに置かないでください。
・ 本機の持ち運びおよび保管には、付属の収納ケースを使用してください。
(DS-20 のみ)
・ センサー探知面にシールなどを貼ったり、金属製のネームプレートを取り付
けたりしないでください。
使用上の注意

DS-00/DS-20
共通
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2. 使用前の確認点
注意
・ 使用前には、必ず本体を点検してください。
損傷が見られる場合や外れた部品などがあると、正確な探知結果が得られな
いことがあります。
・ 電池は+・-の極性に注意し、正しく設置してください。
・ 濡れた手で電池を交換しないでください。
感電の原因になります。
・ 充電池(二次電池)は使用しないでください。
3. 機器使用中の注意
警告
・ 本機は完全な安全性を保証できません。
壁、天井および床に穴あけ、切断などの作業を行う場合には、事前に設計図
や工事中の写真など、他の情報源で必ず確認を行ってください。
・ 湿気や他の電気装置との距離など周囲環境によっては、本機の精度が損なわ
れることがあります。壁の施工状態(水気、金属含有建材、通電性壁紙、断
熱材、タイルなど)や対象物の数、種類、大きさ、場所などが探知結果に影
響を及ぼすことがあります。
注意
・ センサー背面の接触パッドを取り外さないでください。
・ ボールペンなど尖った物でスイッチ等を押さないでください。
故障の原因となります。
・ 極度に温度の高いまたは低い環境や、使用環境の急激な温湿度変化は、探知
精度および探知能力が低下したりディスプレイ表示が悪化することがありま
す。
使用環境の温度になじませてから電源を入れてください。
・ WLAN、UMTS、飛行レーザー、電波塔やマイクロ波などの送信設備の付
近で本機を使用すると、探知結果に影響が生じることがあります。
・ 効率のよい安定した作業が行えるよう、本機を乾燥した、きれいな状態に保っ
てください。

DS-00/DS-20
共通
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4. 保守・点検上の注意
警告
・ センサー部および銘板の部分が汚れたり湿っていると、探知表面を検知しな
いことがあります。
乾いた柔らかい布でセンサー部、銘板部分をきれいに拭いてください。その
際、洗剤や溶剤は使用しないでください。変色の原因となります。
・ 本機の分解および改造は絶対にしないでください。
ケガ、火災、感電の原因になります。
5. 環境保護
警告
・ 本機を廃棄する時は、各自治体のリサイクルプランに従い処理してください。

DS-00
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1. 電源について
本機は 9V アルカリ乾電池を使用します。必ずアルカリ乾電池を使用してください。
連続使用時間は電池の種類および使用状況により異なりますのでご注意ください。電池の
銘柄や製造日からの保存期間、使用温度により、電池性能に差が生じるため、動作時間が
短くなる場合があります。
1-1 電池の取付、交換
電池収納カバーロックを矢印の方向に押し、電池収納カ
バーを上に開きます。
使用済み電池を取り出し、新しい電池と交換します。電
池を入れるときは電池収納部内のマークにプラス(+)・
マイナス(-)の極性の向きを合わせてセットします。
電池収納カバーを閉じます。
電池収納カバーが確実に取り付けられているか、確認し
ます。
ご注意
長期間ご使用にならない場合は電池を本体から取り出し
てください。
1-2 電池残量表示
ディスプレイに表示されている電池残量で、電池の残量を確認することができます。
容量が十分残っています。
残量が容量の 2/3 またはそれ以下
残量が容量の /3 またはそれ以下
電池を交換してください
次のものが同梱されていることを確認してください。
本体
9V アルカリ乾電池(モニター用) 本
ストラップ
ストラップは右図のように取付けてください。
取扱説明書兼保証書(本書)
2. 梱包内容
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3.
4.
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ストラップ
ストラップ取付部
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DS-00
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3-1 本体
3. 各部の名称
ライトリング
マーキング用開口部
ディスプレイ
電源スイッチ
ストラップ

DS-00
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3-2 ディスプレイ
接触パッド
マーキング用開口部
センサー部
銘板
接触パッド
電池収納カバー
電池収納カバーロック
信号音 OFF 表示
警告表示
非帯磁金属表示
帯磁金属表示
検電表示
温度警告表示
電池残量表示
検出強度バー
中心検出バー

DS-00
4. 使用方法
4-1 電源の ON/OFF
赤色の電源スイッチ を押すと、電源の ON/OFF ができます。
本機は約 5 分間、ボタン操作や探知を行わない状態が続くと、自動的に電源が OFF にな
ります。
O N:電源スイッチ を押します。
OFF:電源スイッチ を押します。
ご注意
電源を入れる前に必ずセンサー部が湿っていないか確認してください。湿っていると
探知結果に影響を及ぼすことがあります。必要に応じて、乾いた柔らかい布で拭いて
ください。
電池残量が少なくなっているときは、早めに電池を交換してください。
4-2 信号音の ON/OFF
電源が入った状態で、電源スイッチ を長押しすると、信号音の ON/OFF が選べます。
信号音の ON/OFF 状態はディスプレイの信号音 OFF 表示でも確認できます。
:OFF。信号音は鳴りません。
表示なし:ON。信号音が鳴ります。
4-3 対象物のマーキング
探知された対象物を必要に応じてマーキングすることができます。通常通りに探知作業を
行い対象物が探知されたら、マーキング用開口部に鉛筆などの筆記具を通して位置をマー
キングしてください。
ご注意
シャープペンシル、ボールペンといった金属部のある筆記具はお使いいただけません。
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DS-00
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5. 探知する
5-1 手順
本機はセンサー部の下にある対象物を探知します。
静電気が生じていると、探知結果に影響を及ぼすことがあります。空いた手を対象面など
にあてて静電気を除去してください。
電源を ON にするとライトリングが緑色に点灯します。
探知したい表面に本機を当てます。接触パッドが探知表面に常時接触しているように
してください。
一定方向にまっすぐ移動させてください。この際、本機を押さえる力を一定に保ち、
表面から離さないようにしてください。
正確に探知するためには、3 回くらい往復移動させてください。(両端を探知した後、
中央を検出するため)
対象物の位置を特定する。
センサー部の領域に対象物が近づくと、検出強度バーが増加し、ライトリングが黄色
に点灯します。
対象物から遠ざかると、検出強度バーが減少し、ライトリングが緑色に点灯します。
対象物がセンサー部の中心にあるとき、検出強度バーの表示は最大となり、ライトリ
ングが赤色に点灯し、信号音が鳴ります。(信号音を ON にしている場合)
対象物が小さい、または深い位置にある場合は、ライトリングが黄色に点灯しますが、
信号音は鳴りません。
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3.
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DS-00
3
5-2 金属探知
電源を ON にし、『5- 手順』に従って対象物を探知します。
帯磁金属の場合、ディスプレイに帯磁金属表示 が表示され、ライトリングが赤
色に点灯します。信号音はピーーーッという連続音が鳴ります。
非帯磁金属(アルミやスレンテス、材木など)の場合は非帯磁金属表示 が表示
されます。
対象面に鉄筋網や鉄筋が埋設されている場合、検出強度バーが継続的に表示される場
合があります。
また、本機が鉄筋網上を移動するときには帯磁金属表示 が、各鉄筋間を移動す
るときには非帯磁金属表示 が表示されることがあります。
5-3 検電探知
電源を ON にし、『5- 手順』に従って対象物を探知します。
電線が検知されるとディスプレイ上に検電表示 が表示されます。
正確に探知したい場合は、本機を探知表面上で繰り返し移動してください。
電線が非常に近い位置にある場合、ライトリングの点滅が早くなり、ピピピピピ…と
いう信号音が鳴ります。
通電していない電線は金属として探知できます。(撚線は金属として表示されません)
電線を探知するときは電力を消費している機器(照明、装置)のスイッチを入れると
探知しやすくなります。
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2.
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2.
3.
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DS-00
4
6-1 温度警告機能
本機内部の温度が一定でないと正確な探知は行えません。このため、本機には温度監視機
能が装備されています。本機が作動温度範囲外にある、または急激な温度変化が生じると
ディスプレイの温度警告表示 が点灯します。この場合、本機の電源を OFF にし、周
囲温度に順応させてから再度電源を入れてください。
6-2 警告機能
ディスプレイに警告表示 が点灯した場合、探知作業をやり直す必要があります。本
機を対象面から離し、他の位置に当ててください。
再度ディスプレイに警告表示 が表示される場合には、お買い求めの販売店またはム
ラテック KDS 株式会社までご連絡ください。
6-3 校正
金属探知中に、対象物が本機付近に存在しないにも関わらず検出強度バーが継続的に表示
される場合、手動で本機の校正、調整を行うことができます。
電池残量表示で残量が /3 以上あることを確認します。
残量が少ない場合は、新しい電池と交換してください。
電源を OFF にします。
本機付近に金属の物体(腕時計や金属製指輪などを含む)がないことを確認し、本機
を銘板が下に向くようにして空中で持ちます。
センサー部および銘板に強い光源や直射日光が当たらないようにしてください。た
だし、これらの部分を手で覆ったりしないでください。
電源を ON にした後すぐに電源スイッチを再度長押しすると、ライトリングが赤色で
ゆっくり点滅します。
点滅が終わるまで電源スイッチは押したままにしてください。
ライトリングが緑色に点灯したらスタンバイ状態になり校正完了です。
本機が自動的にスタンバイ状態にならない場合は、再度校正を実行してください。
それでも本機が始動しない場合には、お買い求めの販売店またはムラテック KDS 株
式会社までご連絡ください。
6. いろいろな機能
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DS-00
5
7. 仕様
探 知 素 材 帯磁金属 非帯磁金属
(アルミ、ステンレス等)
電線
0 ~ 230V(通電時)
最大探知深さ 00mm 80mm 50mm
表 示 ディスプレイ、LED ライトリング、ブザー音
自動電源オフ 約 5 分
使用温度範囲 -0 ~ +45℃ 80% RH 以下(結露なきこと)
保管温度範囲 -20 ~ +70℃ 80% RH 以下(結露なきこと)
防塵・防水性能 IP54
連続使用時間 約 5 時間
電 源 9V アルカリ乾電池× 6LR6
重量 / 寸法 約 260g/200 × 86 × 32mm
8. 操作上の留意点
周囲条件または材質によっては、探知結果に影響を及ぼすことがあります。
例)磁界・電磁界を発生する機器の近く、水分、金属系建材、アルミ断熱材、導電性
を持つ壁紙やタイルなど
このため、壁・天井や床などに切断および穴あけなどの作業を行う場合には事前に設
計図など他の情報源で必ず確認を行ってください。
探知深さは、探知モード、探知物体の材質および大きさ、対象面の材質および状態に
より異なります。
通電中でない電線は、探知深さが浅く表示されることがあります。
測定結果の精度は、壁面の施工状態の影響を受けることがあります。
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DS-00
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9. 各国語の説明
1
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DS-00
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2
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7
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DS-00
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A
B
a b c e f g
d
h
i
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y
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x
z
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2
5
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