Lenovo ThinkCentre A51p Assembly Instructions

ThinkCentre
™
ハードウェア取り外し/取り付けガイド
タイプ 8143, 8144, 8146
タイプ 8422, 8423, 8427
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ThinkCentre
™
ハードウェア取り外し/取り付けガイド
タイプ 8143, 8144, 8146
タイプ 8422, 8423, 8427
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本マニュアルに関するご意見やご感想は、次の URL からお送りください。今後の参考にさせていただきます。
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なお、日本 IBM 発行のマニュアルはインターネット経由でもご購入いただけます。詳しくは
http://www.ibm.com/jp/manuals/ の「ご注文について」をご覧ください。
(URL は、変更になる場合があります)
お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示さ
れたりする場合があります。
原 典： ThinkCentre
™
Hardware Removal and Replacement Guide
Types 8143, 8144, 8146
Types 8422, 8423, 8427
発 行： 日本アイ・ビー・エム株式会社
担 当： ナショナル・ランゲージ・サポート
第1刷2004.8
この文書では、平成明朝体
™
W3、平成明朝体
™
W9、平成角ゴシック体
™
W3、平成角ゴシック体
™
W5、および平成角
ゴシック体
™
W7を使用しています。この(書体*)は、(財)日本規格協会と使用契約を締結し使用しているものです。フ
ォントとして無断複製することは禁止されています。
注*平成明朝体
™
W3、平成明朝体
™
W9、平成角ゴシック体
™
W3、
平成角ゴシック体
™
W5、平成角ゴシック体
™
W7
© Copyright International Business Machines Corporation 2004. All rights reserved.
© Copyright IBM Japan 2004

目次
概要 ................v
製品情報の入手方法 ............v
必要なツール ..............v
静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱い ...v
お客様交換可能ユニット (CRU) の再取り
付け ................1
カバーの取り外し.............1
コンポーネントの位置の確認 .........3
システム・ボードの部品の識別 ........4
電源機構の取り外しと再取り付け .......5
システム・ボード・アセンブリーの取り外しと再取り
付け .................8
マイクロプロセッサーの取り外しと再取り付け ..11
メモリーの取り外しと再取り付け .......17
アダプターの取り外しと取り付け .......18
ハード・ディスク・ドライブの取り外しと再取り付
け.................19
パラレル ATA (PATA) ハード・ディスク・ドラ
イブの接続 .............20
シリアル ATA (SATA) ハード・ディスク・ドラ
イブの接続 .............20
取り付けの完了 .............21
© Copyright IBM Corp. 2004 iii

iv ハードウェア取り外し/取り付けガイド

概要
このマニュアルには、以下のお客様交換可能ユニット (CRU) の取り外しと再取り付
けの方法が記載してあります。
v電源機構
vシステム・ボード
vマイクロプロセッサー
vハード・ディスク・ドライブ
vメモリー
製品情報の入手方法
本製品に同梱の「 クイック・リファレンス 」には、コンピューターのセットアップ
方法およびオペレーティング・システムの始動方法が記載されています。これには
さらに、基本的なトラブルシューティング情報、ソフトウェア・リカバリー手順、
ヘルプとサービスに関する情報、および保証に関する情報も記載されています。
デスクトップ上の「Access IBM」では、ご使用のコンピューターに関する詳しい情
報が提供されています。
インターネットにアクセスすれば、ご使用のコンピューターの最新のサポート情報
をWWW (World Wide Web) から入手できます。この情報にアクセスするには、ブ
ラウザーで次のアドレスを指定してください。
http://www.ibm.com/jp/pc/support/
必要なツール
コンピューターにオプションを取り付けるには、プラスまたマイナスのドライバー
が必要になる場合があります。特定のオプションには、別のツールが必要になる場
合があります。オプションに付属の説明を参照してください。
静電気の影響を受けやすいデバイスの取り扱い
静電気は人体には無害ですが、ご使用のコンピューターの構成部品やオプションに
は重大な損傷を与える可能性があります。
オプションを取り付ける際には、指示があるまで、オプションが入っている静電気
防止パッケージを開かないでください。
静電気による損傷を回避するために、オプションやその他の構成部品を取り扱う際
には、次の注意を守ってください。
v身体の動きを最小限にとどめる。動作が多いと、周囲に静電気が帯電する可能性
があります。
© Copyright IBM Corp. 2004 v

v構成部品は常に注意して取り扱う。アダプターやメモリー・モジュールを取り扱
うときは、端を持ってください。回路のはんだ付けした部分には決して手を触れ
ないでください。
v他の人がコンポーネントに触れないようにする。
v新たにオプションを取り付ける際には、オプションが入っている静電気防止パッ
ケージを、コンピューターの金属の拡張スロット・カバーか、その他の塗装され
ていない金属面に 2秒間以上接触させる。これによって、パッケージや人体の静
電気を放電することができます。
vオプションの取り外しと取り付けを行う際には、オプションはできるだけ下に置
かず、直接コンピューターに取り付ける。これができない場合には、そのオプシ
ョンが入っていた静電気防止パッケージを平らな場所に置き、その上にオプショ
ンを置くようにしてください。
vコンピューターのカバーやその他の金属面の上にオプションを置かないようにす
る。
vi ハードウェア取り外し/取り付けガイド

お客様交換可能ユニット (CRU) の再取り付け
重要
コンピューターのカバーを開けたり修復を試みたりする前に、コンピューター
に同梱されている「 クイック・リファレンス 」の『重要な安全上の注意』を必
ずお読みください。「
クイック・リファレンス 」をお持ちでない場合は、IBM
Web サイト (http://www.ibm.com/jp/pc/support) からオンラインで入手できま
す。
カバーの取り外し
重要
カバーを取り外すときは、コンピューターの電源をオフにして、コンピュータ
ーが冷えるまで 3分から 5分待ってからにしてください。
カバーを取り外すには、次のようにします。
1. ディスケットや CD のメディアをドライブから取り出し、オペレーティング・
システムをシャットダウンし、接続しているすべての機器と本体のコンピュータ
ーの電源をオフにします。
2. すべての電源コードをコンセントから抜きます。
3. コンピューターに接続されているすべてのケーブルを取り外します。これには、
電源コードや、入出力 (I/O) ケーブル、コンピューターに接続されているその他
のすべてのケーブルが含まれます。
4. カバーを保護しているパッドロックやケンジントン・ロックなどのロック装置を
取り外します。
© Copyright IBM Corp. 2004 1

5. 右側カバーにあるカバー取り外しボタンを押し、カバーを後ろに引き、次いで取
り外します。
2ハードウェア取り外し/取り付けガイド

コンポーネントの位置の確認
次の図で、コンピューター内部の各コンポーネントの位置を確認してください。
1 DIMM
2 電源機構
3 ハード・ディスク・ドライブ
4 PCI スロット
5 オプショナル PCI アダプター
お客様交換可能ユニット (CRU) の再取り付け 3

システム・ボードの部品の識別
システム・ボード ( プレーナー または マザーボード とも呼ばれる)は、コンピュー
ターの中心となる回路ボードです。これは、基本的なコンピューター機能を提供
し、さまざまなデバイスをサポートします。
次に示す図には、システム・ボード上の部品の位置が示してあります。
1 12V 電源コネクター 14 シリアル ATA 1 (SATA 1) IDE コネクター
(1 次ハード・ディスク・ドライブ)
2 ディスケット・ドライブ・コネクター 15 カバー・プレゼンス・スイッチ・コネクター
3 スピーカー・コネクター 16 電源コネクター
4 DIMM コネクター 417 PCI Express x1 スロット
5 DIMM コネクター 318 PCI Express x16 グラフィックス・スロット
6 DIMM コネクター 219 PCI スロット
7 DIMM コネクター 120 PCI スロット
8 クリア CMOS/Recovery ジャンパー 21 電池
9 電源ボタンおよび前面 LED アセンブリ
ー・コネクター
22 マイクロプロセッサー
10 パラレル ATA (PATA) IDE コネクター 23 マイクロプロセッサー・ファン・コネクター
11 シリアル ATA 4 (SATA 4) IDE コネク
ター
24 マイクロプロセッサーのヒートシンク
12 シリアル ATA 3 (SATA 3) IDE コネク
ター
13 シリアル ATA 2 (SATA 2) IDE コネク
ター
4ハードウェア取り外し/取り付けガイド

電源機構の取り外しと再取り付け
重要
コンピューターのカバーを開けたり修復を試みたりする前に、コンピューター
に同梱されている「
クイック・リファレンス 」の『重要な安全上の注意』を必
ずお読みください。「 クイック・リファレンス 」をお持ちでない場合は、IBM
Web サイト (http://www.ibm.com/jp/pc/support) からオンラインで入手できま
す。
電源機構を取り外して再取り付けをするには、マイナス・ドライバーが必要になり
ます。
1. カバーを取り外します。 1ページの『カバーの取り外し』を参照してくださ
い。
2. リリース・レバーを押し、青色のハンドル 1 を使ってハード・ディスク・ド
ライブを外側に回転させて、電源接続ケーブルの作業ができるようにします。
注:電源ケーブルを取り外すときは、各コネクターの配置をメモしておいてく
ださい。
3. 各ドライブに接続されている電源ケーブルを取り外します。
4. システム・ボードに接続されている電源ケーブルを取り外します。
5. 電源機構を固定しているシャシーの背面のねじを取り外します。
お客様交換可能ユニット (CRU) の再取り付け 5

6. 金属のリテーナーを内側に押し、コンピューターから電源機構を取り外しま
す。
7. 新しい電源機構を、その電源機構のねじ穴とシャシーのねじ穴の位置を合わせ
てシャシーに取り付けます。
注:ねじは、IBM から提供されているものだけを使用してください。
8. 電源機構を固定する 4本のねじを、シャシーの背面から取り付けて締めます。
9. 電源コネクターをシステム・ボードに再接続します。
10. 電源コネクターを各ドライブに再接続します。
11. ハード・ディスク・ドライブを、定位置にラッチされるまで内側に回します。
12. すべてのコンポーネントが正しく配置されており、コンピューターの内部に道
具が残されていたり、ねじが緩んだままになっていないことを確認します。
6ハードウェア取り外し/取り付けガイド

13. 取り付けを完了する場合は、 21 ページの『取り付けの完了』を参照してくださ
い。
お客様交換可能ユニット (CRU) の再取り付け 7

システム・ボード・アセンブリーの取り外しと再取り付け
重要
コンピューターのカバーを開けたり修復を試みたりする前に、コンピューター
に同梱されている「
クイック・リファレンス 」の『重要な安全上の注意』を必
ずお読みください。「 クイック・リファレンス 」をお持ちでない場合は、IBM
Web サイト (http://www.ibm.com/jp/pc/support) からオンラインで入手できま
す。
システム・ボード・アセンブリーを取り外して再取り付けをするには、次のように
します。
1. コンピューターの電源をオフにして、コンピューターを冷やすために 1時間ほ
どそのままにしておきます。
2. カバーを取り外します。 1ページの『カバーの取り外し』を参照してくださ
い。
3. コンピューターを横倒しに置きます。
4. システム・ボード上のすべてのケーブル接続の配置を、注意深くメモします。
新しいシステム・ボード・アセンブリーを取り付けるときにケーブルを正しく
再接続するには、このメモが必要になります。
注:ケーブルの配線をメモしておいてください。新しいシステム・ボードを取
り付けるときに同じようにケーブルを配線するためには、このメモが重要で
す。
5. システム・ボードに接続されているすべてのケーブルを取り外します。ケーブ
ルの配置は、 4ページの『システム・ボードの部品の識別』を参照してくださ
い。
6. タブを押し、エア・バッフル (通風板)を引き抜いて取り外します。
8ハードウェア取り外し/取り付けガイド

7. ねじ 1 から 7 を取り外してシステム・ボードを取り外します。
8. 清潔で平らな場所に、古いシステム・ボードと新しいシステム・ボードを並べ
て置きます。
9. 古いシステム・ボードのマイクロプロセッサーを取り外して、新しいシステ
ム・ボードに取り付けます。 11 ページの『マイクロプロセッサーの取り外し
と再取り付け』を参照してください。マイクロプロセッサーを取り付けた後
に、ここに戻ってください。
10. 古いシステム・ボードのアダプター・カードをすべて取り外します。 18 ページ
の『アダプターの取り外しと取り付け』を参照してください。
11. 古いシステム・ボードのメモリーをすべて取り外して、新しいシステム・ボー
ドに取り付けます。 17 ページの『メモリーの取り外しと再取り付け』を参照
してください。
お客様交換可能ユニット (CRU) の再取り付け 9

12. 新しいシステム・ボード・アセンブリーを、そのシステム・ボードの裏側の金
属板にある 4つのスロットとコンピューターのシャシーにあるタブの位置を合
わせて、シャシーに取り付けます。
重要
金属板の位置が正しく合っていないと、ねじを取り付けるときにシステ
ム・ボードが損傷することがあります。
13. 7 つのねじ穴の位置を合わせて、ねじを取り付けます。
14. アダプター・カードを残らず新しいシステム・ボードに取り付けます。 18 ペー
ジの『アダプターの取り外しと取り付け』を参照してください。
15. エア・バッフルのタブとシャシーの穴の位置を合わせて、エア・バッフルを取
り付けます。ケーブルの配線は、必ずエア・バッフルの側面の切り欠きを通し
てください。
16. システム・ボードから取り外したケーブルをすべて再接続します。すべてのケ
ーブルが正しく配線されていることを確認してください。ケーブルの配置は、
4ページの『システム・ボードの部品の識別』を参照してください。
17. 取り付けを完了する場合は、 21 ページの『取り付けの完了』を参照してくださ
い。
10 ハードウェア取り外し/取り付けガイド

マイクロプロセッサーの取り外しと再取り付け
重要
コンピューターのカバーを開けたり修復を試みたりする前に、コンピューター
に同梱されている「
クイック・リファレンス 」の『重要な安全上の注意』を必
ずお読みください。「 クイック・リファレンス 」をお持ちでない場合は、IBM
Web サイト (http://www.ibm.com/jp/pc/support) からオンラインで入手できま
す。
重要
マイクロプロセッサーを取り外すときは、コンピューターをシャットダウンし
て電源をオフにしてから少なくとも 1時間後に行ってください。これは、マ
イクロプロセッサーとヒートシンク間の熱接合面を冷やすためです。
新しいマイクロプロセッサーを受け取ると、新しいヒートシンクとバキューム・ペ
ンが付属しています。マイクロプロセッサーだけでなく、ヒートシンクも取り替え
る必要があります。古いヒートシンクのままで新しいマイクロプロセッサーを使用
すると、コンピューターが過熱して散発的にシャットダウンすることがあります。
重要
マイクロプロセッサーを直接手で扱わないようにし、またマイクロプロセッサ
ーの接点にも触れないようにしてください。マイクロプロセッサーの取り外し
と取り付けには、バキューム・ペンを使用してください。マイクロプロセッサ
ーに触れなければならない場合は、側面だけにしてください。
マイクロプロセッサーを取り外すには、次のようにします。
1. コンピューターの電源をオフにして、コンピューターを冷やすために 1時間ほ
どそのままにしておきます。
2. カバーを開きます。 1ページの『カバーの取り外し』を参照してください。
3. コンピューターを横倒しに置きます。
お客様交換可能ユニット (CRU) の再取り付け 11

4. タブを押し、エア・バッフル (通風板)を引き抜いて取り外します。
5. システム・ボードからファン・ケーブルを取り外します。このケーブルのシス
テム・ボード上の位置をメモしておいてください。
6. マイクロプロセッサーのヒートシンク 2 を固定しているレバー 1 を解除
します。
7. ヒートシンクを取り外して、次のようにします。
vマイクロプロセッサーを新しいものに取り替える場合は、新しいヒートシン
クを使用します。
12 ハードウェア取り外し/取り付けガイド