Lenovo ThinkServer RS110 User manual

ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437
および 6438
インストール・ガイド

ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437
および 6438
インストール・ガイド

お願い:本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、 71 ページの『付録 B. 特記事項』および Lenovo ThinkServer
Documentation DVD に収録されている「 保証およびサポート情報 」資料をお読みください。
本装置は、高調波電流規格 JIS C 61000-3-2 に適合しています。
本製品およびオプションに電源コード・セットが付属する場合は、それぞれ専用のものになっていますので他の電気機器には使用し
ないでください。
第2版第1刷2009.4
© Copyright Lenovo 2008, 2009.
Portions © Copyright International Business Machines Corporation 2008.
All rights reserved.

目次
安全について ..........................v
第1章概要..........................1
Lenovo ThinkServer Documentation DVD................2
本書で使用する注記 .......................3
機能および仕様 .........................3
サーバーの主要コンポーネント ...................5
システム・ボードのオプション・デバイス・コネクター ..........9
第2章 オプション装置の取り付け .................11
取り付けのガイドライン .....................11
システムの信頼性に関するガイドライン...............12
電源オンされているサーバーの内部での作業 .............13
静電気の影響を受けやすい部品の取り扱い ..............13
カバーの取り外し ........................14
メモリー・モジュールの取り付け ..................15
ハード・ディスクの取り付け ....................16
シンプル・スワップ・シリアル ATA ハード・ディスクの取り付け ....17
ホット・スワップ・ハード・ディスクの取り付け ...........18
アダプターの取り付け ......................20
取り付けの完了 .........................25
カバーの取り付け .......................25
ケーブルの接続 ........................26
サーバー構成の更新 ......................27
第3章 サーバーのコントロール・ボタン、LED、および電源 .......29
正面図 ............................29
背面図 ............................30
サーバーの電源機能 .......................31
サーバーの電源をオンにする ...................31
サーバー電源をオフにする....................32
第4章 サーバーの構成 .....................33
EasyStartup DVD の使用 .....................34
EasyStartup DVD を使用する前に .................34
RAID の構成.........................35
EasyStartup の概要.......................35
EasyStartup を使用しないオペレーティング・システムのインストール ...38
ThinkServer EasyManage ソフトウェアのインストール ..........38
インストール要件 .......................38
インストール順序 .......................39
コア・サーバーへの Windows コンポーネントのインストール ......40
LANDesk ソフトウェア・エージェントのアンインストール .......40
Configuration/Setup ユーティリティー・プログラムの使用 .........41
LSI Logic Configuration ユーティリティー・プログラムの使用 .......42
ベースボード管理コントローラーの使用................42
Gigabit Ethernet コントローラーの構成 ................43
第5章 問題の解決 .......................45
診断ツールの概要 ........................45
© Lenovo 2008, 2009. Portions © IBM Corp. 2008. iii

POST ビープ・コード ......................45
POST エラー・コード ......................46
トラブルシューティング表.....................54
CD または DVD ドライブの問題 .................54
一般的な問題.........................55
ハード・ディスクの問題 ....................55
再現性の低い問題 .......................56
USB キーボード、マウス、またはポインティング・デバイスの問題 ....57
メモリーの問題 ........................58
マイクロプロセッサーの問題 ...................58
モニターの問題 ........................59
オプション装置の問題 .....................61
電源の問題 .........................62
シリアル装置の問題 ......................63
EasyStartup の問題.......................64
ソフトウェアの問題 ......................65
USB 装置の問題 .......................65
ビデオの問題.........................65
付録 A. ヘルプおよび技術サポートの入手...............67
依頼する前に..........................67
資料の使用 ..........................67
ヘルプおよび情報を WWW から入手する ...............68
サービスの依頼 .........................68
その他のサービスの使用 .....................69
追加サービスの購入 .......................69
Lenovo Taiwan Product Service ...................69
付録 B. 特記事項 ........................71
商標 .............................72
重要事項 ...........................72
製品のリサイクルと廃棄 .....................73
日本のリサイクルに関して.....................74
バッテリー回収プログラム.....................75
German Ordinance for Work gloss statement...............76
電波障害自主規制特記事項.....................76
Federal Communications Commission (FCC) statement ..........76
Industry Canada Class A emission compliance statement .........77
Avis de conformité à la réglementation d'Industrie Canada .........77
Australia and New Zealand Class A statement .............77
United Kingdom telecommunications safety requirement ..........77
European Union EMC Directive conformance statement ..........77
German Class A compliance statement ................78
情報処理装置等電波障害自主規制協議会 (VCCI) 表示 .........79
Taiwanese Class A warning statement ................79
Lenovo product service information for Taiwan.............79
Chinese Class A warning statement .................80
Korean Class A warning statement .................80
索引 .............................81
iv ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438: インストール・ガイド

安全について
Before installing this product, read the Safety Information.
Antes de instalar este produto, leia as Informações de Segurança.
Pred instalací tohoto produktu si prectete prírucku bezpecnostních instrukcí.
Læs sikkerhedsforskrifterne, før du installerer dette produkt.
Lees voordat u dit product installeert eerst de veiligheidsvoorschriften.
Ennen kuin asennat tämän tuotteen, lue turvaohjeet kohdasta Safety Information.
Avant d’installer ce produit, lisez les consignes de sécurité.
Vor der Installation dieses Produkts die Sicherheitshinweise lesen.
Prima di installare questo prodotto, leggere le Informazioni sulla Sicurezza.
Les sikkerhetsinformasjonen (Safety Information) før du installerer dette produktet.
Antes de instalar este produto, leia as Informações sobre Segurança.
© Lenovo 2008, 2009. Portions © IBM Corp. 2008. v

Antes de instalar este producto, lea la información de seguridad.
Läs säkerhetsinformationen innan du installerar den här produkten.
重要:
この資料のそれぞれの注意と危険の注記には番号のラベルが付いています。この番
号は、「Safety Information」の英語の Caution とDanger に対応する翻訳文の「注
意」と「危険」を相互参照するのに使用します。
例えば、「Caution」の注記ラベルに 『Statement 1』 が付いていた場合、Safety
Information 小冊子の 『Statement 1』 の下にその注記に対応した翻訳文が見つかり
ます。
この資料で述べられている手順を実施する前に「注意」と「危険」の注意書きをす
べてお読みください。 サーバーあるいはオプションに追加の安全情報がある場合は
その装置の取り付けを開始する前にお読みください。
vi ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438: インストール・ガイド

安全 1:
危険
電源ケーブルや電話線、通信ケーブルからの電流は危険です。
感電を防ぐために次の事項を守ってください。
v雷雨の間はケーブルの接続や切り離し、または本製品の設置、
保守、再構成を行わないでください。
vすべての電源コードは正しく配線され接地されたコンセントに接続してくださ
い。
vご使用の製品に接続するすべての装置も正しく配線されたコンセントに接続し
てください。
v信号ケーブルの接続または切り離しは可能なかぎり片手で行ってください。
v火災、水害、または建物に構造的損傷の形跡が見られる場合は、どの装置の電
源もオンにしないでください。
v取り付けおよび構成手順で特別に指示されている場合を除いて、装置のカバー
を開く場合はその前に、必ず、接続されている電源コード、通信システム、ネ
ットワーク、およびモデムを切り離してください。
vご使用の製品または接続された装置の取り付け、移動、またはカバーの取り外
しを行う場合には、次の表の説明に従ってケーブルの接続および切り離しを行
ってください。
ケーブルの接続手順:ケーブルの切り離し手順:
1. すべての電源をオフにします。
2. 最初に、すべてのケーブルを装置に接続
します。
3. 信号ケーブルをコネクターに接続しま
す。
4. 電源コードを電源コンセントに接続しま
す。
5. 装置の電源をオンにします。
1. すべての電源をオフにします。
2. 最初に、電源コードをコンセントから取
り外します。
3. 信号ケーブルをコネクターから取り外し
ます。
4. すべてのケーブルを装置から取り外しま
す。
安全について vii

安全 2:
注意:
リチウム・バッテリーを交換する場合は、メーカーが推奨するバッテリーのみを使
用してください。システムにリチウム・バッテリーが入ったモジュールがある場
合、そのモジュールの交換には同じメーカーの同じモジュール・タイプのみを使用
してください。バッテリーにはリチウムが含まれており、適切な使用、扱い、廃棄
をしないと、爆発するおそれがあります。
次のことはしないでください。
v水に投げ込む、あるいは浸す
v100°C を超えて過熱
v修理または分解
バッテリーを廃棄する場合は地方自治体の条例に従ってください。
viii ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438: インストール・ガイド

安全 3:
注意:
レーザー製品 (CD-ROM、DVD ドライブ、光ファイバー装置、または送信機など)
を取り付ける場合には、以下のことに注意してください。
vカバーを外さないこと。カバーを取り外すと有害なレーザー光を浴びることがあ
ります。この装置の内部には保守が可能な部品はありません。
v本書に記述されていないコントロールや調整を使用したり、本書に記述されてい
ない手順を実行すると、有害な光線を浴びることがあります。
危険
一部のレーザー製品には、クラス 3A またはクラス 3B のレーザー・ダイオー
ドが組み込まれています。次のことに注意してください。
カバーを開くとレーザー光線の照射があります。光線を見つめたり、光学装置を
用いて直接見たり、光線を直接浴びることは避けてください。
安全について ix

安全 4:
≥18 kg ≥32 kg ≥55 kg
注意:
装置を持ち上げる場合には、安全に持ち上げる方法に従ってください。
安全 5:
注意:
装置の電源制御ボタンおよび電源機構 (パワー・サプライ)の電源スイッチは、装置
に供給されている電流をオフにするものではありません。装置には 2本以上の電源
コードが使われている場合があります。 装置から完全に電気を取り除くには給電部
からすべての電源コードを切り離してください。
1
2
xThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438: インストール・ガイド

安全 8:
注意:
電源機構 (パワー・サプライ)のカバーまたは次のラベルが貼られている部分のカバ
ーは決して取り外さないでください。
このラベルが貼られているコンポーネントの内部には、危険な電圧、強い電流が流
れています。これらのコンポーネントの内部には、保守が可能な部品はありませ
ん。これらの部品に問題があると思われる場合はサービス技術員に連絡してくださ
い。
安全 26:
注意:
ラックに装着された装置の上にはものは置かないでください。
このサーバーは IT 用電力分配システム (どんな配電障害条件下でもフェーズ間最高
電圧が 240 V のもの)で使用するのに適しています。
安全について xi

xii ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438: インストール・ガイド

第1章概要
この「 インストール・ガイド 」には、Lenovo®ThinkServer™RS110 Type 6435,
6436, 6437, および 6438 サーバーをセットアップするための手順と、一部のオプシ
ョン装置を取り付ける基本的な手順が記載されています。オプション装置を取り付
けるためのさらに詳しい手順については、サーバーに付属の Lenovo ThinkServer
Documentation DVD に収録されている「
ユーザー・ガイド 」に記載しています。
この資料には以下の情報が記載してあります。
vサーバーのセットアップとケーブル接続
vサーバーの始動と構成
vオプション装置の取り付け
v問題解決
ファームウェアと資料の更新が使用可能になった場合、それらは Lenovo Web サイ
トからダウンロードできます。サーバーにはサーバーに付属の資料に記載されてい
ないフィーチャーが取り付けられている場合があります。このようなフィーチャー
に関する情報を組み込むため、あるいはサーバーの付属資料に含まれていない追加
情報を提供するための技術更新情報を使用可能にするために、資料が更新されるこ
とがあります。更新情報がないかを確認するには、次のステップを実行してくださ
い。
注:Lenovo サポート Web サイトは定期的に変更されます。実際の手順が本書に記
述されているものとわずかながら異なる場合もあります。
1. http://www.lenovo.com/support にアクセスします。
2. 製品番号 (マシン・タイプおよびモデル番号)を入力するか、「Select your
product」リストから「Servers and Storage」を選択します。
3. 「Brand」リストから「Servers and Storage」を選択します。
4. 「Family」リストから「ThinkServer RS110」を選択し、「Continue」をクリ
ックします。
サーバーには EasyStartup DVD が付属しており、これは、ハードウェアの構成、デ
バイス・ドライバーのインストール、およびサポートされるオペレーティング・シ
ステムのインストールに役立ちます。
このサーバーには限定保証が適用されます。ご使用のサーバー、およびその他の
Lenovo 製品の最新情報は、http://www.lenovo.com/thinkserver で入手できます。
© Lenovo 2008, 2009. Portions © IBM Corp. 2008. 1

このサーバーに関する情報を、以下の表に記録してください。この情報は、ご使用
のサーバーを Lenovo に登録するときに必要になります。
製品名 ThinkServer RS110
マシン・タイプ ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438
モデル番号 _____________________________________________
シリアル番号 _____________________________________________
キーのシリアル番号 _____________________________________________
キーの製造メーカー _____________________________________________
キーの電話番号 _____________________________________________
モデル番号およびシリアル番号は、次の図が示すように、ベゼルに貼られた ID ラ
ベルに記載されています。
注:ここで使用した図は、シリアル接続 SCSI (SAS) ホット・スワップ・ハード・
ディスク (3.5 型ドライブ)のモデルです。シリアル ATA (SATA) ホット・スワッ
プ・ハード・ディスク (3.5 型ドライブ)モデル、または SATA シンプル・スワッ
プ・ハード・ディスク (3.5 型ドライブ)モデル、および 2.5 型ハード・ディスク付
きSAS ホット・スワップ・モデルもあります。ここに示した図は、ご使用のハー
ドウェアと少し異なっていることがあります。
このサーバーでサポートされるオプション装置のリストについては、
http://www.lenovo.com/accessories を参照してください。
ラックへの取り付けと取り外しに関する詳細手順については「
ラック搭載手順 」を
参照してください。
Lenovo ThinkServer Documentation DVD
Lenovo ThinkServer Documentation DVD には、ご使用のサーバーの資料が PDF で
収録されています。 Lenovo ThinkServer Documentation DVD は、Adobe®Reader
3.0 (またはそれ以降)または Linux オペレーティング・システムに付属の xpdfが必
要です。
2ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438: インストール・ガイド

本書で使用する注記
本書で使用する「注意」と「危険」の注記は、マルチリンガルの Safety Information
の資料にも記載されています。この資料は Lenovo ThinkServer Documentation DVD
に収録されています。各安全に関する注記には番号が付けられ、「Safety
Information」にある安全に関する注記の番号と対応して参照します。
本書では、次の注記が使用されます。
v注:これらの注記には、重要なヒント、説明、助言が書かれています。
v重要:これらの注記には、不都合な、または問題のある状況を避けるのに役立つ
情報または助言が書かれています。また、これらの注記は、プログラム、装置、
またはデータに損傷を及ぼすおそれのあることを示します。「重要」の注記は、
損傷を起こすおそれのある指示や状態の記述の直前に書かれています。
v注意:これらの注記は、ユーザーに対して危険が生じる可能性がある状態を示し
ます。「注意」の注記は、危険となりうる手順または状態の記述の直前に書かれ
ています。
v危険:これらの注記は、ユーザーに対して致命的あるいはきわめて危険となりう
る状態を示します。「危険」の注記は、致命的あるいはきわめて危険となりうる
記述の直前に書かれています。
機能および仕様
以下の表には、ご使用のサーバーの機能と仕様がまとめられています。サーバーの
モデルによっては、一部の機能が備わっていない場合や一部の仕様が適用されない
場合があります。
ラックは、縦方向に 4.45 cm (1.75 インチ)ずつ区切られています。この増分を表
す単位は、1ユニットまたは「U」と呼ばれます。1-U の高さの装置は 4.45 cm の
高さがあります。
第1章概要 3

表 1. 機能および仕様
マイクロプロセッサー:
1つの インテル®LGA 775 シングルコ
ア、デュアルコア、またはクアッドコア
(サーバーのモデルによって異なる)
vシングルコア: Celeron 440 またはそれ
以降
vデュアルコア: Core 2 Duo E4600 また
はXeon E3110、またはそれ以降
vクアッドコア: Xeon 3300 シリーズ
注:
1. L2 キャッシュのサイズ、マイクロプロ
セッサーのタイプと速度、およびフロン
ト・サイド・バスの速度を判別するに
は、Configuration/Setup ユーティリティ
ー・プログラムを使用してください。
2. Celeron 440 または Core 2 Duo E4600
では、インテル仮想化テクノロジー
(VT) はサポートされていませんが、こ
れらのマイクロプロセッサーでも準仮想
化を実現することはできます。.
メモリー:
v最小:2つの 512 MB DIMM
v最大:8GB
vタイプ: PC2-5300、667
MHz、ECC、DDR II unbuffered SDRAM
DIMM
vスロット:デュアル・インライン 4つ
v512 MB、1GB、および 2GBの
DIMM をサポート
ドライブ:
ウルトラベイ拡張:CDまたは CD/DVD
拡張ベイ:
以下の構成のどれか 1つ:
vハード・ディスク用の 3.5 型スリムハイ
ト・ベイを 2個
–ホット・スワップ・モデル:シリアル
接続 SCSI (SAS) ドライブを最高 2
台、またはシリアル ATA (SATA) ド
ライブを最高 2台サポート
–シンプル・スワップ・モデル: SATA
ドライブを最高 2台サポート
v4つの 2.5 型ハード・ディスク用 small
form-factor (SFF) ホット・スワップ・ベ
イ最高 4台の 2.5 型SAS ドライブを
サポートします。
拡張スロット:
2つの PCI Express x8 スロット、ロー・プ
ロファイルが 1つおよび 3/4 長のフルサイ
ズが 1つロー・プロファイル・スロットは
x4 electrical をサポートします。
ビデオ・コントローラー:
vATI ES1000 ビデオ (システム・ボード上)
v16 MB DDR II ビデオ・メモリー
パワー・サプライ:
351 ワット (110 または 220 VAC 自動検知)
サイズ:
v高さ:43mm(1U)
v奥行き: 559 mm
v幅: 440 mm
v最大質量: 12.7 kg (構成により異なる)
内蔵機能:
vシステム・ボード上の、2つの Broadcom
NetXtreme™GB イーサネット・コントロー
ラー
vシリアル・ポート
vUSB ポート 4つ(サーバーの前面に 2
つ、背面に 2つ)
vオプションのリモート管理アダプター II
SlimLine が取り付けられている場合は、シ
ステム管理ポート
ハード・ディスク・コントローラー:
vシリアル ATA (SATA) コントローラー
(シンプル・スワップ SATA モデル)
vRAID レベル 0、1、1E をサポートする
RAID 機能付きオンボード・シリアル接続
SCSI (SAS) コントローラー (ホット・スワ
ップ SAS/SATA モデル)
環境:
v室温
–サーバー電源オン時: 10°C から 35°C
(標高:0mから 914.4 m)
–サーバー電源オン時: 10°C から 32°C
(標高: 914.4 m から 2133.6 m)
–サーバー電源オフ時: 10°C から 43°C
(最大標高: 2133.6 m)
–配送時: -40°C から 60°C
(最大標高: 2133.6 m)
v湿度:
–サーバー電源オン時:8%から 80%
–サーバー電源オフ時:8%から 80%
音響放出ノイズ:
v音響出力、アイドル時:最大 6.5 ベル
v音響出力、稼働時:最大 6.5 ベル
発熱量:
1時間あたりの発熱量 (英国熱量単位
(Btu)) 概算
v最小構成:時間当たり 341 Btu (100
ワット)
v最大構成:時間当たり 1024 Btu (300
ワット)
電源入力:
v正弦波入力 (50 - 60 Hz) 必須
v低電圧入力レンジ:
–最低:100VAC
–最高:127VAC
v高電圧入力レンジ:
–最低:200VAC
–最高:240VAC
v入力キロボルト・アンペア (kVA) 近
似値:
–最小: 0.102 kVA
–最大: 0.55 kVA
注:
1. 電力消費量と発熱量は、取り付けら
れたオプション機構の数と種類、お
よび使用中の電源管理のオプション
機構により異なります。
2. 上記のレベルは、ANSI (米国規格協
会) S12.10 および ISO 7779 により
指定された手順に従って管理された
音響環境で測定され、ISO 9296 に従
って報告されています。ある任意の
場所での実音圧レベルは、部屋の反
響と近くにある他の雑音源により、
記載された平均値を超える可能性が
あります。公称の音響パワー・レベ
ルは、大多数のコンピューターが作
動する上限を示しています。
3. サーバーには、キーボード・コネク
ターやマウス・コネクターは付いて
いません。 USB ポートを使用し
て、サーバーに USB キーボードと
USB マウスを接続することができま
す。
4ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438: インストール・ガイド

サーバーの主要コンポーネント
コンポーネント上の青色はタッチ・ポイントを示しています。コンポーネントのタ
ッチ・ポイントをつかんで、コンポーネントをサーバーから取り出したり、サーバ
ーに取り付けたり、ラッチを閉じたりできます。
コンポーネント上のオレンジ色、あるいはコンポーネント上またはコンポーネント
近くのオレンジ色は、そのコンポーネントがホット・スワップ可能であることを示
しています。つまり、サーバーとオペレーティング・システムがホット・スワップ
機能をサポートしている場合、サーバー実行中にそのコンポーネントを取り外した
り取り付けたりできることを意味します。 (オレンジ色は、ホット・スワップ・コ
ンポーネントのタッチ・ポイントも示しています。)コンポーネントの取り外しま
たは取り付けを行うときは、特定のホット・スワップ・コンポーネントの取り外し
または取り付けについて事前に行う必要がある追加手順がないかどうか、そのコン
ポーネントの取り外しまたは取り付けについての説明を参照してください。
次の図は、サーバー内の主要コンポーネントを示しています。
注:本書に示す図は、ご使用のハードウェアと少し異なっていることがあります。
第1章概要 5

3.5 型モデル
6ThinkServer RS110 Type 6435, 6436, 6437 および 6438: インストール・ガイド