
(J) 1
DK110NLR5
1. 使用上のご注意
•本装置に過度の衝撃が加わる場所でのご使用はおやめください。内部を破損、また
は正常な出力信号が得られないことがあります。
•本品は精密測定用に適した測長ユニットで、ゲージスタンド(別売)に取付けて使用
します。
ゲージスタンドは小型測定物用にDZ-501、大型測定物用にDZ-531が用意されてい
ますのでご利用ください。
•コネクタの抜き差しは、破損や誤動作を防ぐため、必ず電源を切ってから行なって
ください。
•接続コネクタは測長ユニットを取付け後、表示ユニットのコネクタにロックされる
まで差し込みます。コネクタ着脱の際は必ず表示ユニットの電源をOFFにしてから
行なってください。
•特に強力な磁気が発生するものは、測長ユニット(ヘッド内蔵部分)から10cm以
上離してください。(平行磁場で5mT以下におさえてください。)
•ケーブルを強く引張ったり、ケーブルをつかんで取付けや取外しをしますと、断線
の恐れがあります。
•測長ユニット本体は、ケーブルのシールド線により、表示ユニットのフレームGND
(アース端子)と電気的に短絡されています。工作機械等へ取付けて他の信号処理装
置と組み合せる場合は、アースレベルにご注意ください。
•この測長ユニットは、スピンドル系の自重によって測定力が付与されているた
め、取付方向は下方位で使用してください。(図1)
•この測長ユニットは防塵・耐水構造ではありません。
•キャリブレーションは1年毎に行なってください。
•測長ユニットの測定力は、測定力バランサーDZ-581(別売)を取付け、その分銅を調
整することにより次の値にすることができます。
使用する分銅 測定力
非使用 1.55±0.15N
B1±0.15N
B+A0.7±0.15N
B+C0.3±0.15N DK110NLR5
図1.下方位の取付方法
ステムを
チャックする
(ゲージスタンドDZ-531)