OHM ELECTRIC COOL CABI OCA-H300BC-AW2 User manual

Instruction Manual
使用说明书
標準タイプ側面取付型
Standard Type
Lateral Mounting
标准侧面安装型号
標準タイプ天井取付型
Standard Type
Roof Mounting
标准柜外顶端安装型号
ノンドレンタイプ側面取付型
Condensate-free Type
Lateral Mounting
免排水侧面安装型号
OCA-H300BC-AW2
OCA-H600BC-AW2
OCA-H1000BC-AW2
OCA-H1600BC-AW2
OCA-H2200BC-AW2
OCA-H2900BC-AW2
OCA-H300AC-AW2
OCA-H700AC-AW2
OCA-H1100AC-AW2
OCA-H1700AC-AW2
OCA-H2300AC-AW2
OCA-H3000AC-AW2
OCA-H350BCD-AW2
OCA-H700BCD-AW2
OCA-H1300BCD-AW2
OCA-H2300BCD-AW2
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keep at hand for future reference.
使用之前,请务必阅读本说明书。
请将本说明书放在本机旁边,以随时查看。
Caution

2
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≪≫
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3. ·····················································
4. ·····················································
5. ·····················································
6. ·····················································
7. ·····················································
8. ··················································
9. ·····················································
10. ·····················································
11. ·····················································
目录
安全须知 ·····················································
各部位名称 ·····················································
安装方法 ·····················································
配线 ·····················································
运行 ·····················································
警报 ·····················································
点检维护 ·····················································
通信功能 ·····················································
规格 ·····················································
保修期间 ·····················································
报废处理 ·····················································

3
1.安全に関するご注意
●本製品は制御盤用クーラです。本来の目的以外では、絶対に使用しないでください。
●ご使用になる前に「安全に関するご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。
●取扱説明書に示した注意事項は、安全に関する重大な内容を記載していますので必ず守ってください。
表示と意味は次のようになっています。
危険
通電中は端子台に触らないでください。
注意
通電中は前面パネルを外さないでください。ファン回転部に指や異物を入れないでください。
作業は電源を切り、ファンが停止してから行ってください。
→ケガの原因になります。
屋外での使用はできません。
引火性ガス、腐食性ガス、油煙、絶縁を悪くするチリ等が発生または充満する場所では使用できません。
→寿命の低下、損傷の原因になります。
振動・衝撃のある場所では使用できません。
火気のある場所での保管および使用はしないでください。
冷媒の充填を含む本製品の改造・修理は絶対にしないでください。修理をする場合はメーカにご相談ください。
クーラの使用・メンテナンスは専門知識を有する指定された人が行ってください。
クーラを運搬する場合、必ず傾斜させないで垂直になる様に運搬してください。
また、制御盤に取付けた状態での運搬は絶対にしないでください。
周囲温度が+20℃~+50℃で、周囲湿度が 85%RH 以下(非結露)の範囲で必ず使用してください。
クーラを保管する時は、絶対に横および逆さにしないでください。
また、周囲温度が 0~+60℃、周囲湿度が 85%RH 以下(非結露)の範囲で保管してください。
クーラが納入された時、その梱包状態が損傷していないか確認してください。
→梱包の損傷はクーラの故障の原因につながりますので、損傷を受けたクーラは絶対に使用しないでください。
冷凍回路の配管などを傷つけた場合や冷媒漏れの可能性がある場合には、火気や電気部品などの
発火源になりえる物から遠ざけて密閉空間にならないようにしてください。
→微燃性冷媒を使用しているのでわずかに燃焼する恐れがあります。
本製品は産業用に使用されるクーラのため、一般的に使用される製品ではありません。
専門知識を有している方が使用してください。
必ず付属のフィルタを使用してください。
→目の細かなフィルタを使用すると、放熱効率が下がり、冷却能力の低下・故障の原因になります。
クーラは、お子様や身体に何らかの障害を持つ方、又はクーラに関する知識の無い方のご使用は
お避けください。
ただし、クーラに関する知識を有する者の監視の下、あるいはご使用に関する教育を受けている場合は、
この限りではありません。
お子様が本製品を使用して遊ばないように監視してください。
本製品は冷媒に R1234yf を使用しております。使用する国のルールに沿って適切な使用をしてください。
危険
取扱いを誤った場合、使用者が死亡
または重傷を負う危険が切迫して生じ
ることが想定される場合
注意
取扱いを誤った場合、使用者が損害を
負う危険が想定される場合および物的
損害のみが想定される場合
絶対にしてはいけない「禁止」を
意味します。
必ず実施していただく「強制」を
意味します。
気をつけていただく「注意喚起」を
意味します。
「回転物注意」を意味します。
「感電注意」を意味します。

4
2.各部の名称
●標準タイプ側面取付型
●標準タイプ天井取付型
●ノンドレンタイプ側面取付型
2
1

5
3.制御盤への取付け方法
3-1 取付けに関するご注意
危険
クーラを制御盤へ取付けるときは、感電防止のため制御盤自体への電源供給を停止させてください。
クーラの設置は電気工事が必要です。専門業者へ依頼してください。
クーラの設置は専門知識を有する指定された人が行ってください。
注意
クーラの設置には、付属品以外のものは使用しないでください。
→故障やケガの原因になります。
側面取付型のクーラに取付ボルトを固定する場合には 12.5N・m以上の過剰なトルクを掛けないでください。
→クーラ側のナットが空転してしまう恐れがあります。
取付面(パネルカット)は、規定の寸法で加工してください。
クーラの取付けは、図のように必ず水平・垂直(±2°以内)に取付けてください。
→クーラの安定動作を図り、クーラで除湿した水をスムーズに排出させるためです。
クーラの設置は、円滑な空気循環を確保し、他のユニットまたは壁と 200mm 以上離して設置してください。
また制御盤内の空気循環が、必ず妨げられないようにしてください。
上記が守られないと、空気循環が悪くなり、冷却能力の低下や結露が生じます。
クーラの設置には電気工事が必要です。専門業者にご相談ください。
→配線等の設置工事に不備があると感電や火災の原因となります。
クーラを設置後、コンプレッサの保護のため、必ず 30 分以上経過してから通電、運転を開始してください。
設置する制御盤の気密性の確保(シーリング)を充分に行ってください。
→気密性が不充分であると結露が生じ、冷却効果が低下します。
制御盤へ取付面(パネルカット)を加工する際は、切り屑が盤内機器に入らないように布等でカバーしてから
作業を行ってください。
200mm 以上
制御盤
200mm 以上
制御盤
制御盤
90°
90°
90°
制御盤
200mm 以上
制御盤
200mm 以上
壁・ユニット等
<側面取付型>
<天井取付型>
<側面取付型>
<天井取付型>
90°
90°
90°
90°
壁・ユニット等

6
注意
ショートサーキットについて
クーラ冷風吹出口付近に制御盤内の機器や障害物がある場合、冷風がそれにあたりクーラの吸込口へ
直接戻ってしまうことがあります(ショートサーキット)。
この場合、制御盤内に冷気が行き渡らず、盤内機器の故障の原因となります。
また、クーラの運転にも負荷がかかり、過電流やクーラの故障の原因となります。
クーラ運転時にショートサーキットが確認された場合は、整風板の取付けや、撹拌用ファンを設置するなど
して冷風のショートサーキットを防止してください。
ノンドレンタイプのクーラを横に並べて設置する場合は、左に設置したクーラから排気された風を右側に
設置したクーラが直接吸い込まない様に遮蔽板等を設置してください。
→暖かい空気を吸い込むとクーラが正常に動作しない可能性があります。
3-2 取付け手順
(1) 標準タイプ・ノンドレンタイプ側面取付型盤外取付け手順
①各機種の盤外取付けパネルカット図(
☞
8、9ページ)に従って、開口部を取付け面に加工してください。
②クーラに付属の取付ボルトを取付けてください。(機種により本数が異なります。)
③クーラ背面の取付ボルトの外側全周に付属のパッキンを貼ってください。(下記設置方法参照)
④取付面(パネルカット)に合わせてクーラを設置してください。
⑤盤内からワッシャ、ナットを使用して、確実に固定してください。
⑥制御盤の気密性を確保する為に、必要に応じてシーリングを行ってください。
⑦付属の「アラーム説明シール」を見やすい位置へ貼付けてください。
整風板
撹拌用ファン
制御機器
周囲からの空気の流れ
クーラからの暖かい空気の流れ
整風板
制御機器
冷風
撹拌用ファン
取付け面
(パネルカット)
ナット
スプリングワッシャ
パッキン
ワッシャ
パッキン貼付位置
(斜線部)
取付ボルト

7
(2) 標準タイプ側面取付型埋込取付け手順(ノンドレンタイプは含まない)
①各機種の埋込取付けパネルカット図(
☞
8ページ)に従って、開口部を取付け面に加工してください。
②クーラから前面パネルを外してください。(下部 2箇所ネジ止め、上部は引っ掛け構造となっていますので、
ネジを外した後、前面パネルを持ち上げるように外してください。)
③クーラに付属の取付ボルトを、上部 2本取付けてください。
④クーラ本体の取付ボルトの外側全周に付属のパッキンを貼ってください。(下記設置方法参照)
⑤取付面(パネルカット)に合わせてクーラを盤内から設置してください。(ドレンパイプを避けるように設置してください。)
⑥盤外からクーラ下部へ取付ボルトを取付けてください。(機種により本数が異なります。)
⑦盤外から付属のワッシャ、ナットを取付け、固定してください。
⑧制御盤の気密性を確保する為に、必要に応じてシーリングを行ってください。
⑨前面パネルを取付けてください。
⑩付属の「アラーム説明シール」を見やすい位置へ貼付けてください。
(3) 標準タイプ天井取付型取付け手順
①各機種の盤外取付けパネルカット図(
☞
9ページ)に従って、
開口部を取付け面に加工してください。
②クーラ底面に付属のパッキンを貼ってください。
(下記設置方法参照)
③取付面(パネルカット)に合わせてクーラを設置してください。
④取付穴に付属の取付ボルトを盤外側より差し込んでください。
(機種により本数が異なります。)
⑤盤内からワッシャ、ナットを使用して、確実に固定してください。
⑥制御盤の気密性を確保する為に、必要に応じてシーリングを
行ってください。
⑦付属の「アラーム説明シール」を見やすい位置へ
貼付けてください。
注意
COOLCABI の上面にはアイボルト取付用ナットが2箇所あります。
アイボルトを使用して吊り上げる場合には
必ず2箇所を使用して均等に吊り上げてください。
1箇所のみで吊り上げるとクーラが故障、破損する可能性があります。
ナット
前面パネル
前面パネル固定用ネジ
取付ボルト
ワッシャ
スプリングワッシャ
取付け面(パネルカット)
取付ボルト
パッキン
アイボルト取付用ナット
スプリングワッシャ
取付ボルト
パッキン
取付け面
(パネルカット)
ナット
パッキン貼付位置
(斜線部)

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●標準タイプ側面取付型 盤外取付パネルカット図<盤外から見た図>
OCA-H300BC
OCA-H600BC
OCA-H1000BC
OCA-H1600BC
OCA-H2200BC
OCA-H2900BC
●標準タイプ側面取付型 埋込取付けパネルカット図<盤外から見た図>
OCA-H300BC
OCA-H600BC
OCA-H1000BC
OCA-H1600BC
OCA-H2200BC
OCA-H2900BC

9
標準タイプ天井取付型
OCA-H300AC
OCA-H700AC
OCA-H1100AC
OCA-H1700AC
OCA-H2300AC
OCA-H3000AC
タイプ側面取付型
OCA-H350BCD
OCA-H700BCD
OCA-H1300BCD
OCA-H2300BCD

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3-3 ドレンホースの取付け
クーラで除湿され発生した水は、ドレンホースを通して流れます。
ドレンホースは以下の注意点を守り、正しく取付けてください。
注意
ドレン水がスムーズに排出されないとクーラ内の水受けからオーバーフローし、
クーラ内または制御盤内に水が浸入するためドレンホースは正しく取付けてください。
<側面取付型共通>
ドレンホースは折り曲げたり、巻いたりしないで必ず直線になるように取付けてください。
ドレンホースの先端は、曲げないでまっすぐ下に向けてください。
ドレンパイプにドレンホースを差し込む際は抜けないように根元まで差し込んでください。
ドレンホースとドレンパイプの接合部が緩い場合はホースバンドを使用し、確実な固定を行ってください。
ドレンホースは折り曲げたり、巻いたりしないで必ず直線になるように取付けてください。
ドレンパイプにドレンホースを差し込む際は抜けないように根元まで差し込んでください。
ドレンホースとドレンパイプの接合部が緩い場合はホースバンドを使用し、確実な固定を行ってください。
2本のドレンパイプを連結して使用しないでください。
制御盤の角には付属のL継手を使用して、折れのないようにしてください。
ドレンホースは、クーラ本体のドレンパイプの位置より高くならないようにしてください。
ドレンホースの先端は、曲げないでまっすぐ下に向けてください。
ドレンパイプの口元より横方向 500mm 以内で下におろすようにしてください。
設置上どうしても横方向に 500mm 以上の引き回しが必要な場合は、必ず下り勾配にて取付けてください。
ドレンホースの先端が必ずドレン水に浸からない長さにしてください。
ドレン水があふれ出ないように湿度の高い日などは
必ずこまめに捨ててください。
ノンドレンタイプにおいて運転中に発生するドレン水はクーラ内部の配管及び熱交換器で温められ
盤外ファンから吐き出される風により空気中に気化しクーラ外部へ排出されます。
ただし、以下の条件で使用した場合、ドレン水が蒸発せず、クーラ下部のドレンパイプより排水されますので、
必要に応じてドレンホース(オプション)を取り付けてください。
●ノンドレン機能の仕様範囲外の温湿度条件で使用した場合。
(ノンドレン条件:周囲温度・盤内温度 35℃以下、周囲湿度・盤内湿度 85%RH 以下)
●ドレン水蒸発フィンの汚れ、ドレン水蒸発シートの汚れがひどい場合。
●盤外吸入口フィルタの詰まり、盤外ファンの劣化・故障などにより、蒸発機構の通過風量が低下した場合。
OK
制御盤
制御盤
NG
NG
制御盤
L
制御盤
500mm 以内
制御盤
NG
NG
NG
NG
OK
NG

11
3-4 風向調整ルーバーを取付ける場合(標準タイプ側面取付型のみ)
風向調整ルーバーを取付けることにより、クーラの冷風を目的に応じた方向へ吐出することが可能となります。
※風向調整ルーバーを付けた場合、能力が最大5%低下します。
※風向調整ルーバー先端部の回転調整時に固く感じる場合がありますが、
外部影響(振動等)により回転・脱落をしないように勘合を固めにしています。
①直線性を主とした風向にする場合は、風向調整ルーバー本体のみ使用してください。
風向調整ルーバー本体の取付により、盤内ファン取付板面より盤内へ 40 ㎜突出します。
②風向に角度を付けたい場合は、風向調整ルーバー本体に先端部を取付け、先端部を回転させ風向きを
調整してください。先端部の羽根角度は約 25°です。
また、先端部の回転は 45°間隔でロックが掛かるようになっています。
先端部の向きによってはショートサーキット(
☞
6ページ)が発生する可能性がありますので、注意してください。
風向調整ルーバー本体と先端部の取付により、盤内ファン取付板面より盤内へ 70 ㎜突出します。
4.配線
注意
クーラの設置及び配線は、設置する国の規則に従ってください。
電圧は銘板の表示電圧に従ってください。
運転中の許容電圧変動範囲は定格電圧の+5%、-10%です。許容電圧変動範囲は連続的に入力可能な
電圧ではなく、あくまで瞬時の変動であれば運転に問題のない電圧範囲です。
クーラ専用の漏電ブレーカを必ず取付けてください。定格感度電流は 30mA を目安にしてください。
→専用の漏電ブレーカを入れないと、万が一漏電が発生した場合、
制御盤自体の漏電ブレーカがトリップしてしまいます。
アース線は必ず接地してください。
クーラは電源投入時および冷却運転開始時に約1秒間の始動電流が流れます。
この始動電流に誤動作することがなく、過電流が流れた際に全極遮断するブレーカを選定して取付けてください。
ブレーカの推奨容量
型式
定格電流
OCA-H300BC-AW2
OCA-H300AC-AW2
OCA-H350BCD-AW2
5A
OCA-H600BC-AW2
OCA-H700AC-AW2
OCA-H700BCD-AW2
OCA-H1000BC-AW2
OCA-H1100AC-AW2
OCA-H1300BCD-AW2
OCA-H1600BC-AW2
OCA-H1700AC-AW2
OCA-H2300BCD-AW2
10A
OCA-H2200BC-AW2
OCA-H2300AC-AW2
OCA-H2900BC-AW2
OCA-H3000AC-AW2
15A
通電前に使用電圧、配線、接地に問題がないことを確認してから通電してください。
配線をする際には鋭いエッジへの接触や端子の腐食、経年劣化、振動の影響等を考慮に入れてください。
4-1 配線方法
①電線の端末処理をしてください。
撚線:AWG24~10、0.2mm2~4mm2 、被覆剥き長さ 7mm
棒端子:0.25mm2~4mm2
フェルール端子:0.25mm2~4mm2
②端子カバーを取り外してください。(天井取付型は脱落防止ネジになっています)
③端子カバーの穴に電線を通して、端子台の電線差込口に電線を差し込んでください。
端子カバーにはノックアウト穴を用意していますので、
必要に応じて穴を開けて使用してください。
④マイナスドライバーでねじを締めて電線を固定してください。
締め付けトルク 0.5N・m~0.6N・m
⑤電線が抜けないことを確認してください。
盤内ファン取付板
風向調整ルーバー本体
盤内ファン取付板
風向調整ルーバー本体
風向調整ルーバー先端部
接点定格
a接点 AC250V 2A , DC30V 2A ×2 抵抗負荷
※アラーム出力端子の割当
☞
18 ページ
AC IN
ルーバー横向き
45°
ルーバー上向き

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4-2 電気回路図
5.運転
5-1 運転に関するご注意
注意
クーラを設置後、コンプレッサの保護のため、必ず 30 分以上経過してから通電、運転を開始してください。
コンプレッサの頻繁な ON/OFF は、故障の原因になり寿命を短くします。
1時間に 6回以上コンプレッサの ON/OFF を繰り返す様な運転は絶対しないでください。
頻繁な ON/OFF が起こる場合は、ディファレンシャルの設定値を大きくしてください。(設定
☞
13 ページ)
クーラの本体内に指を入れる事や、カバーを外したままでの運転は絶対しないでください。
→ケガの原因となります。
制御盤の扉を開放したままで、クーラの運転は絶対にしないでください。
→異常な結露および異常なドレン水の発生を招きます。また盤内に結露水が入る可能性があります。
<ノンドレンタイプ>
蒸発シートを外して運転しないでください。
→クーラから水が飛散する可能性があります。
5-2 操作パネル
番号
名称
内容
①
表示部
通常時は盤内温度を表示します。
各種操作をすることにより、温度設定値、
パラメータを表示します。
アラーム発生時にはアラーム No.を表示します。
②
Up ボタン
設定値の変更、パラメータ値の変更に使用します。
UP、Down ボタンを同時押しで強制冷却運転が
できます。
③
Down ボタン
④
Set ボタン
温度及び各パラメータの変更・設定に使用します。
⑤
運転ランプ
点灯:冷却運転中
消灯:冷却運転停止中
点滅:強制冷却運転中
⑥
アラームランプ
アラーム発生時に点灯します。

13
5-3 設定温度の変更
注意
設定温度は+35℃を基本とし、むやみに設定温度を下げないでください。
異常な結露および異常なドレン水の発生をまねきます。
①クーラの電源を投入してください。表示部に現在の盤内温度が表示されます。
②Set ボタンを押してください。(現在の設定温度が点滅にて表示されます。)
③Up、Down ボタンにて、ご希望の設定温度に変更してください。
(初期設定:35℃設定温度範囲:30~45℃)
④Set ボタンを押してください。設定温度が変更され、盤内温度表示に戻ります。
5-4 強制冷却運転(クーラ点検時等にご使用ください。)
Up ボタンと Down ボタンを同時に 3秒以上押してください。
運転ランプが点滅し強制冷却運転を開始します。強制冷却運転時間パラメータで設定された時間動作した後、通常運転に
戻ります。(強制冷却運転時間の初期設定は 60 秒です。)
5-5 パラメータ設定
通常、パラメータは設定を変更する必要はありませんが、変更の必要がある場合には下記の方法で変更してください。
○現在の盤内温度が表示されている状態から、Set ボタンを 3秒以上押してください。
以下の順序でパラメータが表示されます。Set ボタンを押すことにより、次パラメータへ移動します。
変更したいパラメータを表示させ、Up ボタン・Down ボタンで設定値を変更し、Set ボタンを押すことによって
パラメータの変更が決定されます。
・ディファレンシャル(dF) 初期設定:5℃ 設定範囲:3~10℃
(設定温度-ディファレンシャル)の温度に達した場合、コンプレッサが停止します。
注意:このパラメータを変更する際には、1時間に 6回以上コンプレッサが ON/OFF を
繰り返さない様な設定温度およびディファレンシャルにしてください。
・強制冷却運転時間(Cd) 初期設定:6(60 秒) 設定範囲:1~30(10~300秒)
Up Down ボタンを同時に 3秒以上押したときに、強制冷却運転を行う時間です。
・盤内高温アラーム温度(AL) 初期設定:45℃ 設定範囲:35~51℃
盤内高温アラーム(E1)が発生する温度です。
・盤内高温アラーム用ディファレンシャル(dA) 初期設定:2℃ 設定範囲:1~20℃
盤内高温アラーム復帰用ディファレンシャルです。
(AL-dA)の温度に達した場合、アラームが解除されます。
・メンテナンスお知らせ機能(FI) 初期設定:0 設定範囲:0~99
メンテナンスの時期をお知らせする機能です。
0:メンテナンスお知らせ機能を使用しない。
1~99:1を100 時間としメンテナンス時期をお知らせします。
制御基板内部では、1時間単位にて時間をカウントしています。
例:99 設定⇒電源投入後 9900 時間後にメンテナンス時期をお知らせします。
・電源投入時に強制冷却運転の動作設定(CS) 初期設定:0 設定範囲:0、1
クーラの電源投入時に、強制冷却運転を行うかを設定します。
0:電源投入時に強制冷却運転しない。
1:電源投入時に強制冷却運転する。
・放熱異常時の冷却運転復帰方法の設定(Pr) 初期設定:0 設定範囲:0、1
放熱異常アラーム(E3)発生時の復帰方法を設定します。
0:手動復帰 (アラーム解除方法
☞
17 ページ)
1:自動復帰
注意
自動復帰に設定した場合、冷凍回路内の放熱異常検出器が復帰すると冷却運転を再開しますが、
接点出力およびアラームコード表示はリセットされません。放熱異常の原因が解消されないまま
自動復帰を繰り返すと、クーラが故障する原因となりますので、お早めにメンテナンスを行ってください。

14
・メンテナンスお知らせ機能の出力設定(Fo) 初期設定:1 設定範囲:0、1
メンテナンスお知らせ時間に達した時、アラーム出力端子で OPEN・CLOSE 切替えの有無を設定します。
(アラーム出力端子の割当設定
☞
18 ページ)
0:切替えをしない。
1:切替えをする。
※0に設定した場合、メンテナンスお知らせ時間になってもアラーム出力端子からは出力されません。
ただし、表示パネルにはE4と表示されます。
・アラーム出力端子の割当設定(AS) 初期設定:0 設定範囲:0~3
アラームを検出すると、アラーム出力端子から出力されます。アラーム発生時のアラーム出力端子の
割当を設定することができます。(アラーム出力端子の割当設定
☞
18 ページ)
0:アラーム発生の監視
1:冷却運転とアラーム発生の監視
2:電源再投入が必要なアラームと必要でないアラームの監視
3:冷却運転を継続するアラームと継続しないアラームの監視
・アラーム出力端子の切替方法の選択(Ao) 初期設定:0 設定範囲:0、1
出力端子の OPEN・CLOSE の切り替えを反転させることができます。
(アラーム出力端子の割当設定
☞
18 ページ)
0:アラーム出力端子の割当設定の通りに出力されます。
1:0の時と逆の動作をします。ただしAS:1の時、端子 2-3 間には働きません。
・運転モードの設定(rM) 初期設定:1 設定範囲:0~3
クーラの運転モードを設定します。(運転モード
☞
15、16 ページ)
0:連続運転
1:省エネ運転①
2:省エネ運転②
3:省エネ運転③
・省エネ運転③の冷却運転時間の設定(t1) 初期設定:7 設定範囲:7~60 分
省エネ運転③に設定した時の冷却運転時間を設定します。
・盤外ファン・コンプレッサの停止時間の設定(t2) 初期設定:3 設定範囲:3~10 分
コンプレッサが停止した後、再び動作できるまでの時間を設定します。
コンプレッサの頻繁な ON/OFF を防ぐ為、この間は設定温度以上でも冷却運転を開始しません。
・通信アドレス設定(Ad) 初期設定:1 設定範囲:1~99
RS485 通信アドレスの設定をします。
・通信速度設定(br) 初期設定:2 設定範囲:0~4
通信速度の設定をします。
0:4800bps
1:9600bps
2:19200bps
3:38400bps
4:57600bps
・パリティ設定(Pb) 初期設定:2 設定範囲:0~2
パリティの設定をします。
0:パリティなし
1:奇数
2:偶数
・ソフトウェアバージョンの表示(Sn)
コントローラのソフトウェアのバージョンを表示します。変更はできません。
○設定が終了しましたら、Set ボタンを 3秒以上押してください。現在の盤内温度表示に戻り、
設定が記憶されます。
○パラメータ変更を行っているとき、30 秒間ボタンを押さなかった場合は設定が記憶されずに盤内温度表示に
戻ります。再度パラメータ変更を行う場合は、Set ボタンを 3秒以上長押ししてください。

15
5-6 運転設定
クーラは通電を開始すると、各運転モードで動作します。
初期設定ではクーラの設定温度 35℃、ディファレンシャル 5℃となっています。
したがって、制御盤内の温度が 35℃でコンプレッサが動作、冷却を開始し、30℃で停止します。
運転モードは、連続運転、省エネ運転①、②、③の 4モードから選択することができます。
運転の際の共通注意事項は以下となります。
・通電開始時に盤内の温度が盤内高温アラーム温度以上の場合には、E1が表示され、アラームランプが点灯します。
・冷却運転が停止してから一定時間(初期設定:3分)は、制御盤内の温度が設定温度まで上昇しても冷却運転を
行いません。
(1)連続運転
盤内の温度が設定温度で運転し、ディファレンシャル温度で盤外ファン・コンプレッサが停止します。
盤内ファンは常時動作します。( )内の表示は初期設定です。
(2)省エネ運転①【初期設定】
盤内の温度がディファレンシャル温度よりも低くなると盤内ファンが 30 分に 1回、30 秒間の送風運転を行います。この動
作を行うことによって制御盤内の熱だまりを防止することができます。冬場など冷却運転をしていない場合、盤内ファンが
間欠運転となることで省エネとなります。( )内の表示は初期設定です。
【注意】
・盤内ファンは冷凍回路保護のため、冷却運転停止してから 5分後に停止します。
・盤内の温度がディファレンシャル温度以上になると盤内ファンは連続動作します。
35
(30)
35
30
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF

16
(3)省エネ運転②
盤内ファンの動作が冷却運転と連動します。
冬場など冷却運転をしていない場合、盤内ファンは停止することで省エネとなります。( )内の表示は初期設定です。
(4)省エネ運転③
盤内温度が設定温度以下になるがディファレンシャル温度まで下がらない場合に、冷却運転時間と
停止時間を設け、一定のサイクルでON・OFFする事により、省エネとなります。
パラメータ設定t1とt2で冷却運転時間と停止時間を設定することができます。( )内は初期設定です。
※盤外ファン・コンプレッサ間欠運転時の冷却運転時間(7分)
※盤外ファン・コンプレッサの停止時間(3分)
【注意】
・盤内ファンが停止する事で空気が循環されないことにより、
局所的な温度上昇(熱だまり)が発生する可能性があります。
・盤内ファンは冷凍回路保護のため、冷却運転停止してから 5分後に停止します。
【注意】
・コンプレッサを一定時間で強制的に動作停止させる為、盤内温度が設定温度よりも高くなる場合があります。
また、盤内発熱量が大きい場合、盤内温度が盤内高温アラーム温度以上になる場合があります。
・盤内温度の過上昇防止のため、設定した冷却運転時間で設定温度まで下がらない場合は、
盤内温度が設定温度より低くなるまで冷却運転を継続します。
・盤内ファンは冷凍回路保護のため、冷却運転停止してから 5分後に停止します。
・盤内の温度がディファレンシャル温度以上になると盤内ファンは連続動作します。
45
35
30
30
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
ON
OFF
35

17
6.アラーム
6-1 アラーム No.
クーラが何らかの異常を検出するとアラームを発生します。その際、アラーム No.を表示・アラームランプが点灯し、
アラーム出力端子の設定によりアラーム接点が切り替わります。
アラーム
No.
内容
原因
本機の動作
対処方法
【E1】
盤内高温
盤内温度が 45℃
(初期設定)以上になった。
(設定☞13 ページ)
フィルタ目詰まり。
盤外ファン故障。
冷却能力不足。
周囲温度が高い。
冷却運転継続
原因を取り除き、盤内温度が 43℃
(初期設定)を下回ると自動で
アラームが解除されます。
(設定☞13 ページ)
【E3】
放熱異常
冷媒回路の放熱異常
検出器が動作した。
フィルタ目詰まり。
盤外ファン故障。
冷却能力不足。
周囲温度が高い。
冷却運転停止
原因を取り除き、Set ボタンを
3秒間長押しすることにより、
アラームが解除できます。
(設定☞13 ページ)
【E4】
メンテナンス
お知らせ
積算運転時間が設定
された時間に達した。
(設定☞13 ページ)
冷却運転継続
Set ボタンを 3秒間長押しすること
により、アラームが解除できます。
同時に積算運転時間が
リセットされ、再スタートします。
【E5】
盤内温度
センサ異常
盤内温度センサの故障。
盤内温度センサの
断線または短絡。
コネクタ接続不良。
冷却運転停止
クーラの電源を切り、
メーカへご連絡ください。
【E6】
ドレン排水
異常
内部ドレンパンにドレンが
溜まり、フロートスイッチが
作動した。
ドレンホース配管の
詰まり。
冷却運転停止
ドレンパンに溜まっているドレン水が
正常に排水されることにより、
自動でアラームが解除され、
運転を再開します。
【E7】
熱交換器
凍結
冷却側熱交換器の温度が
0℃以下になっている。
盤内ファン故障。
盤内ショートサーキット。
冷却フィン目詰まり。
冷却運転停止
原因を取り除き、Set ボタンを
3秒間長押しすることにより、
アラームが解除できます。
【E8】
熱交換器
温度センサ異常
熱交換器温度センサの
故障。
熱交換器温度センサの
断線または短絡。
コネクタ接続不良。
冷却運転停止
クーラの電源を切り、
メーカへご連絡ください。
【EC】
外部通信
異常
RS485 通信が正常に
できない。
フレーミングエラー。
オーバーランエラー。
パリティエラー。
冷却運転継続
通信の設定または通信状態を
確認してください。
通信が正常に行われることにより自
動でアラームは解除されます。
また、Set ボタンを 3秒間長押し
することにより、アラームを解除する
こともできます。
【S1】
メモリ異常
パラメータに関する
メモリの異常が発生。
メモリの書き込み・
読み込み異常。
パラメータを
初期値に戻して、
冷却運転継続
Set ボタンを 3秒間長押しすること
により、アラームが解除できます。
(電源遮断まで有効)
電源再投入後もアラームが発生する
場合にはメーカへご連絡ください。
【S2】
メモリ異常
工場パラメータに関する
メモリの異常が発生。
パラメータを
初期値に戻して、
冷却運転継続
【S3】
メモリ異常
積算時間に関するメモリの
異常が発生。
積算運転時間を
0に戻して、
冷却運転継続
【S4】
メモリ異常
CPU-メモリ間の通信異常。
パラメータ・
積算運転時間を
初期値に戻して
冷却運転継続
【S5】
内部電源
異常
内部制御用電源の
出力電圧が低下。
クーラ内部の
電源基板の異常。
運転停止
メーカへご連絡ください。
【SE】
CPU 異常
CPU 異常。
CPU の動作に異常発生。
運転停止
電源再投入後もアラームが発生する
場合にはメーカへご連絡ください。
【tE】
タイプエラー
CPU での側面取付型と
天井取付型の異常判別。
制御基板の異常。
運転停止
電源再投入後もアラームが発生する
場合にはメーカへご連絡ください。
※1 【E6】【E7】【E8】【tE】アラームは天井取付型のみ発生します。
※2 【EC】アラームは発生時にアラーム出力は行いません。
※1
※1
※2
※1
※1

18
6-2 アラーム出力端子の割当
アラームを検出すると、アラーム出力接点が切り替わります。
アラーム発生時のアラーム出力端子を設定することで様々な動作の監視をすることができます。
この設定はパラメータの AS とAo を変更することで機能します。(設定☞14 ページ)
クーラの電源投入前は端子 1-2 間、端子 2-3 間がともに OPEN となっています。
電源投入後、出力端子が切替るまでに 0.8 秒のタイムラグがあります。
(1)アラーム発生の監視[AS:0] 【初期設定】
冷却運転の有無に係わらず、アラーム発生の有無に応じて、アラーム出力端子の状態が変化します。
(2)冷却運転とアラーム発生の監視[AS:1]
冷却運転の有無とアラーム発生の有無に応じて、アラーム出力端子の状態が変化します。
(3)電源再投入が必要なアラームと必要でないアラームの監視[AS:2]
自動復帰、手動復帰のアラーム(E1、E3、E4、E6、E7、S1、S2、S3、S4)と、
電源の再投入が必要なアラーム(E5、E8、S5、tE、SE)の発生の有無に応じて、アラーム出力端子の状態が変化します。
(4)冷却運転を継続するアラームと継続しないアラームの監視[AS:3]
冷却運転を継続するアラーム(E1、E4、S1、S2、S3、S4)と
冷却運転を継続しないアラーム(E3、E5、E6、E7、E8、S5、tE、SE)の発生の有無に応じて、
アラーム出力端子の状態が変化します。
※冷却運転とはコンプレッサが動作し、盤内吐出口から冷気が出る時のことを指します。
アラーム出力端子の割当表[Ao:0]
AS
端子 1-2 間
端子 2-3 間
説明
クーラの状態
接点の状態
説明
クーラの状態
接点の状態
0
いずれかのアラーム
発生の状態により、
接点が切り替わります。
アラーム発生無し
CLOSE
いずれかのアラーム
発生の状態により、
接点が切り替わります。
アラーム発生無し
OPEN
アラーム発生有り
OPEN
アラーム発生有り
CLOSE
1
いずれかのアラーム
発生の状態により、
接点が切り替わります。
アラーム発生無し
OPEN
冷却運転の状態により、
接点が切り替わります。
冷却運転停止中
OPEN
アラーム発生有り
CLOSE
冷却運転中
CLOSE
2
電源再投入が必要な
アラームの発生状態に
より、接点が切り替わり
ます。
E5,E8,S5,tE,SE
アラーム発生無し
OPEN
電源再投入が必要で
ないアラームの発生
状態により、接点が
切り替わります。
E1,E3,E4
※3
,E6,E7
S1,S2,S3,S4
アラーム発生無し
OPEN
E5,E8,S5,tE,SE
アラーム発生有り
CLOSE
E1,E3,E4
※3
,E6,E7
S1,S2,S3,S4
アラーム発生有り
CLOSE
3
冷却運転を継続しない
アラームの発生状態に
より、接点が切り替わり
ます。
E3,E5,E6,E7,E8,
S5,tE,SE
アラーム発生無し
OPEN
冷却運転を継続する
アラームの発生状態に
より、接点が切り替わり
ます。
E1, E4
※3
S1,S2,S3,S4
アラーム発生無し
OPEN
E3,E5,E6,E7,E8,
S5,tE,SE
アラーム発生有り
CLOSE
E1, E4
※3
S1,S2,S3,S4
アラーム発生有り
CLOSE
アラーム出力端子の割当表[Ao:1]
AS
端子 1-2 間
端子 2-3 間
説明
クーラの状態
接点の状態
説明
クーラの状態
接点の状態
0
いずれかのアラーム
発生の状態により、
接点が切り替わります。
アラーム発生無し
OPEN
いずれかのアラーム
発生の状態により、
接点が切り替わります。
アラーム発生無し
CLOSE
アラーム発生有り
CLOSE
アラーム発生有り
OPEN
1
いずれかのアラーム
発生の状態により、
接点が切り替わります。
アラーム発生無し
CLOSE
冷却運転の状態により、
接点が切り替わります。
冷却運転停止中
OPEN
アラーム発生有り
OPEN
冷却運転中
CLOSE
2
電源再投入が必要な
アラームの発生状態に
より、接点が切り替わり
ます。
E5,E8,S5,tE,SE
アラーム発生無し
CLOSE
電源再投入が必要で
ないアラームの発生
状態により、接点が
切り替わります。
E1,E3,E4
※3
,E6,E7
S1,S2,S3,S4
アラーム発生無し
CLOSE
E5,E8,S5,tE,SE
アラーム発生有り
OPEN
E1,E3,E4
※3
,E6,E7
S1,S2,S3,S4
アラーム発生有り
OPEN
3
冷却運転を継続しない
アラームの発生状態に
より、接点が切り替わり
ます。
E3,E5,E6,E7,E8,
S5,tE,SE
アラーム発生無し
CLOSE
冷却運転を継続する
アラームの発生状態に
より、接点が切り替わり
ます。
E1, E4
※3
S1,S2,S3,S4
アラーム発生無し
CLOSE
E3,E5,E6,E7,E8,
S5,tE,SE
アラーム発生有り
OPEN
E1, E4
※3
S1,S2,S3,S4
アラーム発生有り
OPEN
※3 E4 アラームは Fo:0の時、出力されません。(設定☞14 ページ)

19
7.メンテナンス
注意
メンテナンスを行う時は、必ずクーラの電源を OFF にしてから作業を行ってください。
メンテナンスは専門知識を有する指定された人が、適切な方法で行ってください。
メンテナンスを行う前に火気を使用しない安全な検出器を使用して冷媒の漏れがないか確認を
行ってください。
冷凍回路の改造(ロウ付け等を含む)や冷媒の充填は行わないでください。
メンテナンスを行う場合には発火源から十分に離れていることを確認して下さい。
また、火災等につながるような発火源を使用しないでください。
交換部品は必ず弊社指定の物を使用してください。
→故障等の恐れがあります。
メンテナンスを行う際には周りに十分な空間があり、かつ換気されている場所で行ってください。
子供にクリーニングやメンテナンスの作業をさせないでください。
高圧洗浄機等を使用しての清掃はしないでください。
クーラの冷媒回路は製造時に必要な量の冷媒で満たされ、さらにリークテストおよびテスト運転をして出荷していますので、
冷媒回路のメンテナンスの必要はありません。
空気が汚れている環境でフィルタを使用している場合は、1週間に 1度以上は点検・清掃をしてください。
フィルタの目詰まりにより冷却能力が低下します。また最悪の場合、コンプレッサに負荷が掛かり、クーラが停止します。
7-1 フィルタのメンテナンス
前面パネルのガイドよりフィルタを抜き出し、清掃・交換を行ってください。
◎交換用フィルタ
適用機種
交換用フィルタ
OCA-H300BC-AW2
CF-S1(2枚入り)
OCA-H600BC-AW2
OCA-H1000BC-AW2
CF-S2(2枚入り)
OCA-H1600BC-AW2
CF-S3(2枚入り)
OCA-H2200BC-AW2
CF-S7(2枚入り)
OCA-H2900BC-AW2
OCA-H300AC-AW2
CF-S1(2枚入り)
OCA-H700AC-AW2
OCA-H1100AC-AW2
CF-S2(2枚入り)
OCA-H1700AC-AW2
CF-S4(2枚入り)
OCA-H2300AC-AW2
CF-S5(2枚入り)
OCA-H3000AC-AW2
OCA-H350BCD-AW2
CF-S1(2枚入り)
OCA-H700BCD-AW2
OCA-H1300BCD-AW2
CF-S2(2枚入り)
OCA-H2300BCD-AW2
フィルタ(白色)
フィルタ(白色)
フィルタ(白色)

20
7-2 盤外ファンの交換
盤外ファンが故障したときは、以下手順でファンの交換を行ってください。
①クーラの電源を切ってください。
②標準タイプは前面パネルを取り外してください。
ノンドレンタイプはフィルタを取り外して、盤外ファン取付板を外してください。
③盤外ファンを固定しているネジを2箇所取り外してください。
④ファンコード、アース線、ファン端子部分の絶縁ゴムをはずし、ファンを取り外して交換してください。
⑤取り外した逆の手順でファンをクーラへ取付けて下さい。ファンコードの挟み込みには注意してください。
ファン端子部分の絶縁ゴムは必ず入れてください。
7-3 盤内ファンの交換
盤内ファンが故障したときは、以下手順でファンの交換を行ってください。
①クーラの電源を切ってください。
②盤内ファン取付板を固定しているネジを緩めて盤内ファン取付板を取り外してください。
機種により固定位置が異なります。天井取付型は脱落防止ネジになっています。
③盤内ファンを固定しているネジを2箇所取り外してください。
④ファンコードをはずし、ファンを交換してください。
⑤ファンコードを差し込んだ後、取り外した逆の手順で盤内ファン取付板をクーラへ取付けて下さい。
ファンコードの挟み込みには注意してください。
◎交換用ファン
適用機種
盤内ファン
盤外ファン
OCA-H300BC-AW2
FM-15038P-AW230-00
FM-15038M-AW230-00
OCA-H600BC-AW2
OCA-H1000BC-AW2
OCA-H1600BC-AW2
OCA-H2200BC-AW2
OCA-H2900BC-AW2
OCA-H300AC-AW2
FM-11938P-AW-01
OCA-H700AC-AW2
FM-15038P-AW230-00
OCA-H1100AC-AW2
OCA-H1700AC-AW2
OCA-H2300AC-AW2
OCA-H3000AC-AW2
OCA-H350BCD-AW2
FM-11938P-AW-01
OCA-H700BCD-AW2
FM-15038P-AW230-00
OCA-H1300BCD-AW2
OCA-H2300BCD-AW2
盤外ファン
盤外ファン
盤内ファン取付板
盤外ファン取付板
盤内ファン取付板
盤内ファン取付板
絶縁ゴム
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