JUKI MF-7200D User manual

No.03
40096574
MF-7200D
取扱説明書
INSTRUCTION MANUAL
BETRIEBSANLEITUNG MANUEL D’UTILISATION
MANUAL DE INSTRUCCIONES
MANUALE D’ISTRUZIONI
使用说明书
KULLANMA KILAVUZU
ИНСТРУКЦИЯ ПО ЭКСПЛУАТАЦИИ
注意: このたびは、当社の製品をお買い上げいただきましてありがとうございました。
安全に使用していただくために、使用前に必ずこの取扱説明書をお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を保管してください。
NOTE : Read safety instructions carefully and understand them before using.
Retain this Instruction Manual for future reference.
HINWEIS :
Lesen Sie die Sicherheitsanweisungen aufmerksam durch, um sich mit ihnen vertraut zu
machen, bevor Sie diese Maschine in Betrieb nehmen. Bewahren Sie diese Bedienungsanleitung
für spätere Bezugnahme auf.
NOTE : Avant d’utiliser la machine, lire attentivement toutes les consignes de sécurité.
Conserver ce manuel pour pouvior le consulter en cas de besoin.
NOTA :
Antes de comenzar a usar esta máquina lea con detención hasta comprender todas las instrucciones
de sequridad. Conserve este Manual de instrucciones a mano para futuras consultas.
NOTA : Leggere attentamente e compredere tutte le istruzioni per la sicurezza prima di inziare l’ uso
di questa macchina. Conservare questo Manuale d’Instruzioni per pronto riferimento.
注意 : 为了安全地使用,请您在使用之前一定阅读本使用说明书。
另外,请您注意保管本使用说明书,以便随时查阅。
NOT : Güvenlik talimatını dikkatle okuyun ve makineyi kullanmadan önce tümüyle öğrenin.
Gelecekte de yararlanmak için, bu kullanma kılavuzunu muhafaza edin.
ЗАМЕЧАНИЯ :
Внимательно прочитайте и усвойте правила техники безопасности перед использованием швейной
машины. Сохраните эту инструкцию по эксплуатации для того, чтобы обращаться к ней и в будущем.


iii
iii
DEUTSCH
各使用段階における注意事項
運 搬
1.人身事故防止のため、機械の持ち上げ,移動は、機械質量を踏まえ安全を確保した方法で行ってく
ださい。なお機械質量については、取扱説明書本文をご確認ください。
2.人身事故防止のため、持ち上げ,移動の際は、転倒,落下などを起こさないよう十分安全策をとっ
てください。
3.予期せぬ事故や落下事故,機械の破損防止のため、開梱した機械を再梱包して運搬することはおや
めください。
開 梱
1.人身事故防止のため、開梱は上から順序よく行ってください。木枠梱包の場合は、特に釘には十分
注意してください。また、釘は板から抜き取ってください。
2.人身事故防止のため、機械は重心位置を確かめて、慎重に取り出してください。
据え付け
(I)テーブル,脚
1.人身事故防止のため、テーブル,脚は純正部品を使用してください。やむをえず非純正部品を使用
する場合は、機械の重量,運転時の反力に十分耐え得るテーブル,脚を使用してください。
2.人身事故防止のため、脚にキャスタを付ける場合は、十分な強度をもったロック付きキャスタを使
用し、機械の操作中や保守,点検,修理の時に機械が動かないようにロックしてください。
(II)ケーブル,配線
1.感電,漏電,火災事故防止のため、ケーブルは使用中無理な力が加わらないようにしてください。
また、V ベルトなどの運転部近くにケーブル配線する時は、30mm 以上の間隔をとって配線してく
ださい。
2.感電,漏電,火災事故防止のため、タコ足配線はしないでください。
3.感電,漏電,火災事故防止のため、コネクタは確実に固定してください。
また、コネクタを抜く時は、コネクタ部を持って抜いてください。
(III)接地
1.漏電,絶縁耐圧による事故防止のため、電源プラグは電気の専門知識を有する人に、適性なプラグ
を取り付けてもらってください。また、電源プラグは必ず接地されたコンセントに接続してください。
2.漏電による事故防止のため、アース線は必ず接地してください。
(IV)モータ
1.焼損による事故防止のため、モータは指定された定格モータ ( 純正品 ) を使用してください。
2.市販クラッチモータを使用する際は、V ベルトへの巻き込まれ事故防止のため、巻き込み防止付き
プーリカバーが付いたクラッチモータを選定してください。
操作前
1.人身事故防止のため、電源を投入する前に、コネクタ,ケーブル類に損傷,脱落,ゆるみなどがな
いことを確認してください。
2.人身事故防止のため、運動部分に手を入れないでください。また、プーリの回転方向が矢印と一致
しているか、確認してください。
3.キャスタ付き脚卓を使用の場合、不意の起動による事故防止のため、キャスタをロックするか、アジャ
スタ付きの時は、アジャスタで脚を固定してください。
操作中
1.巻き込みによる人身事故防止のため、機械操作中ははずみ車,手元プーリ,モータなどの動く部分
に指,頭髪,衣類を近づけたり、物を置かないでください。
2.人身事故防止のため、電源を入れる時、また機械操作中は、針の付近や天びんカバー内に指を入れ
ないでください。
3.ミシンは高速で回転しています。手への損傷防止のため、操作中はルーパ,スプレッダ,針棒,釜,
布切りメスなどの動く部分へ絶対に手を近づけないでください。また、糸交換の時は、電源を切り
ミシンおよびモータが完全に停止したことを確認してください。
4.人身事故防止のため、機械をテーブルから外す時、また元の位置へ戻す時、指などをはさまれない
ように注意してください。
5.不意の起動による事故防止のため、ベルトカバーおよび V ベルトを外す時は、電源を切りミシンお
よびモータが完全に停止したことを確認してください。
日本語
日本語

i
i
DEUTSCH
ミシン,自動機,付帯装置 ( 以下機械と言う ) は、縫製作業上やむをえず機械の可動部品の近くで作業する
ため、可動部品に接触してしまう可能性が常に存在していますので、実際にご使用されるオペレータの方、
および保守,修理などをされる保全の方は、事前に以下の 安全についての注意事項 を熟読されて、十分
理解された上でご使用ください。この 安全についての注意事項 に書かれている内容は、お客様が購入さ
れた商品の仕様には含まれない項目も記載されています。
なお、取扱説明書および製品の警告ラベルを十分理解していただくために、警告表示を以下のように使い分
けております。これらの内容を十分に理解し、指示を守ってください。
危険 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または重傷を招く差し迫った危険のあるところ。
警告 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または重傷を招く潜在的可能性のあるところ。
注意 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、中・軽傷害を招く恐れのあるところ。
警
告
ラ
ベ
ル
❶
❷
❸
❶・中・軽傷害,重傷,死亡を招く恐れがあります。
・運動部に触れて、怪我をする恐れがあります。
❷・安全ガードを付けて縫製作業をすること。
・安全カバーを付けて縫製作業をすること。
・安全保護装置を付けて縫製作業をすること。
❸
❷
❶
❸・
電源を切ってから、「糸通し」,「針の交換」,「ボビンの交換」,「給油や掃除」をすること。
電撃危険ラベル
警
告
絵
表
示
運動部に触れて、怪我をする恐れ
があります。 警
告
絵
表
示
作業時にミシンを持つと、手を
怪我する恐れがあります。
高電圧部に触れて、感電の恐れが
あります。
ベルトに巻き込まれ、怪我をす
る恐れがあります。
高温部に触れて、ヤケドの恐れが
あります。
ボタンキャリアに触れて、怪我
をする恐れがあります。
レーザ一光を直接目視すると、目
に障害を及ぼす恐れがあります。
指
示
ラ
ベ
ル
正しい回転方向を指示していま
す。
ミシンと頭部が、接触する恐れ
があります。
アース線の接続を指示していま
す。
( I ) 危険の水準の説明
(II)警告絵表示および表示ラベルの説明
安全にご使用していただくために
日本語
ii
ii
事故とは: 人身並びに財産
に損害を与える
ことをいう。
安全についての注意事項
1. 感電事故防止のため、電装ボックスを開ける必要のある場合は、電源を切り念のため 5 分以上経過
してから蓋を開けてください。
危険
注意
基本的注意事項
1.ご使用される前に、取扱説明書および付属に入っている全ての説明書類を必ずお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を大切に保存してください。
2.本項に書かれている内容は、購入された機械の仕様に含まれていない項目も記載されています。
3.針折れによる事故防止のため、安全眼鏡を着用してください。
4.心臓用ペースメーカーをお使いの方は、専門医師とよくご相談のうえお使いください。
安全装置・警告ラベル
1.安全装置の欠落による事故防止のため、この機械を操作する際は、安全装置が所定の位置に正しく
取り付けられ正常に機能することを確認してから操作してください。安全装置については、「安全装
置と警告ラベルについて」の頁を参照してください。
2.人身事故防止のため、安全装置を外した場合は、必ず元の位置に取り付け、正常に機能することを
確認してください。
3.人身事故防止のため、機械に貼り付けてある警告ラベルは、常にはっきり見えるようにしておいて
ください。剥がれたり汚損した場合、新しいラベルと交換してください。
用途・改造
1.人身事故防止のため、この機械は、本来の用途および取扱説明書に規定された使用方法以外には使
用しないでください。用途以外の使用に対しては、当社は責任を負いません。
2.人身事故防止のため、機械には改造などを加えないでください。改造によって起きた事故に対しては、
当社は責任を負いません。
教育訓練
1.不慣れによる事故防止のため、この機械の操作についての教育、並びに安全に作業を行うための教
育を雇用者から受け、適性な知識と操作技能を有するオペレータのみが、この機械をご使用ください。
そのため雇用者は、事前にオペレータの教育訓練の計画を立案し、実施することが必要です。
電源を切らなければならない事項 電源を切るとは: 電源スイッチを切ってから、電源プラグを
コンセントから抜くことを言う。以下同じ
1.人身事故防止のため、異常,故障が認められた時、停電の時は直ちに電源を切ってください。
2.機械の不意の起動による事故防止のため、次のような時は必ず電源を切ってから行ってください。
特にクラッチモータを使用している場合は、電源を切った後、完全に止まっていることを確認して
から作業を行ってください。
2-1.たとえば、針,ルーパ,スプレッダなどの糸通し部品へ糸通しする時や、ボビンを交換する時。
2-2.たとえば、機械を構成する全ての部品の交換、または調整する時。
2-3.たとえば、点検,修理,清掃する時や、機械から離れる時。
3.感電,漏電,火災事故防止のため、電源プラグを抜く時は、コードではなくプラグを持って抜いて
ください。
4.ミシンが作業の合間に放置されている時は、必ず電源を切ってください。
5.電装部品損壊による事故を防ぐため、停電した時は必ず電源を切ってください。

i
i
DEUTSCH
ミシン,自動機,付帯装置 ( 以下機械と言う ) は、縫製作業上やむをえず機械の可動部品の近くで作業する
ため、可動部品に接触してしまう可能性が常に存在していますので、実際にご使用されるオペレータの方、
および保守,修理などをされる保全の方は、事前に以下の 安全についての注意事項 を熟読されて、十分
理解された上でご使用ください。この 安全についての注意事項 に書かれている内容は、お客様が購入さ
れた商品の仕様には含まれない項目も記載されています。
なお、取扱説明書および製品の警告ラベルを十分理解していただくために、警告表示を以下のように使い分
けております。これらの内容を十分に理解し、指示を守ってください。
危険 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または重傷を招く差し迫った危険のあるところ。
警告 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または重傷を招く潜在的可能性のあるところ。
注意 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、中・軽傷害を招く恐れのあるところ。
警
告
ラ
ベ
ル
❶
❷
❸
❶・中・軽傷害,重傷,死亡を招く恐れがあります。
・運動部に触れて、怪我をする恐れがあります。
❷・安全ガードを付けて縫製作業をすること。
・安全カバーを付けて縫製作業をすること。
・安全保護装置を付けて縫製作業をすること。
❸
❷
❶
❸・
電源を切ってから、「糸通し」,「針の交換」,「ボビンの交換」,「給油や掃除」をすること。
電撃危険ラベル
警
告
絵
表
示
運動部に触れて、怪我をする恐れ
があります。 警
告
絵
表
示
作業時にミシンを持つと、手を
怪我する恐れがあります。
高電圧部に触れて、感電の恐れが
あります。
ベルトに巻き込まれ、怪我をす
る恐れがあります。
高温部に触れて、ヤケドの恐れが
あります。
ボタンキャリアに触れて、怪我
をする恐れがあります。
レーザ一光を直接目視すると、目
に障害を及ぼす恐れがあります。
指
示
ラ
ベ
ル
正しい回転方向を指示していま
す。
ミシンと頭部が、接触する恐れ
があります。
アース線の接続を指示していま
す。
( I ) 危険の水準の説明
(II)警告絵表示および表示ラベルの説明
安全にご使用していただくために
日本語
ii
ii
事故とは: 人身並びに財産
に損害を与える
ことをいう。
安全についての注意事項
1. 感電事故防止のため、電装ボックスを開ける必要のある場合は、電源を切り念のため 5 分以上経過
してから蓋を開けてください。
危険
注意
基本的注意事項
1.ご使用される前に、取扱説明書および付属に入っている全ての説明書類を必ずお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を大切に保存してください。
2.本項に書かれている内容は、購入された機械の仕様に含まれていない項目も記載されています。
3.針折れによる事故防止のため、安全眼鏡を着用してください。
4.心臓用ペースメーカーをお使いの方は、専門医師とよくご相談のうえお使いください。
安全装置・警告ラベル
1.安全装置の欠落による事故防止のため、この機械を操作する際は、安全装置が所定の位置に正しく
取り付けられ正常に機能することを確認してから操作してください。安全装置については、「安全装
置と警告ラベルについて」の頁を参照してください。
2.人身事故防止のため、安全装置を外した場合は、必ず元の位置に取り付け、正常に機能することを
確認してください。
3.人身事故防止のため、機械に貼り付けてある警告ラベルは、常にはっきり見えるようにしておいて
ください。剥がれたり汚損した場合、新しいラベルと交換してください。
用途・改造
1.人身事故防止のため、この機械は、本来の用途および取扱説明書に規定された使用方法以外には使
用しないでください。用途以外の使用に対しては、当社は責任を負いません。
2.人身事故防止のため、機械には改造などを加えないでください。改造によって起きた事故に対しては、
当社は責任を負いません。
教育訓練
1.不慣れによる事故防止のため、この機械の操作についての教育、並びに安全に作業を行うための教
育を雇用者から受け、適性な知識と操作技能を有するオペレータのみが、この機械をご使用ください。
そのため雇用者は、事前にオペレータの教育訓練の計画を立案し、実施することが必要です。
電源を切らなければならない事項 電源を切るとは: 電源スイッチを切ってから、電源プラグを
コンセントから抜くことを言う。以下同じ
1.人身事故防止のため、異常,故障が認められた時、停電の時は直ちに電源を切ってください。
2.機械の不意の起動による事故防止のため、次のような時は必ず電源を切ってから行ってください。
特にクラッチモータを使用している場合は、電源を切った後、完全に止まっていることを確認して
から作業を行ってください。
2-1.たとえば、針,ルーパ,スプレッダなどの糸通し部品へ糸通しする時や、ボビンを交換する時。
2-2.たとえば、機械を構成する全ての部品の交換、または調整する時。
2-3.たとえば、点検,修理,清掃する時や、機械から離れる時。
3.感電,漏電,火災事故防止のため、電源プラグを抜く時は、コードではなくプラグを持って抜いて
ください。
4.ミシンが作業の合間に放置されている時は、必ず電源を切ってください。
5.電装部品損壊による事故を防ぐため、停電した時は必ず電源を切ってください。

iii
iii
DEUTSCH
各使用段階における注意事項
運 搬
1.人身事故防止のため、機械の持ち上げ,移動は、機械質量を踏まえ安全を確保した方法で行ってく
ださい。なお機械質量については、取扱説明書本文をご確認ください。
2.人身事故防止のため、持ち上げ,移動の際は、転倒,落下などを起こさないよう十分安全策をとっ
てください。
3.予期せぬ事故や落下事故,機械の破損防止のため、開梱した機械を再梱包して運搬することはおや
めください。
開 梱
1.人身事故防止のため、開梱は上から順序よく行ってください。木枠梱包の場合は、特に釘には十分
注意してください。また、釘は板から抜き取ってください。
2.人身事故防止のため、機械は重心位置を確かめて、慎重に取り出してください。
据え付け
(I)テーブル,脚
1.人身事故防止のため、テーブル,脚は純正部品を使用してください。やむをえず非純正部品を使用
する場合は、機械の重量,運転時の反力に十分耐え得るテーブル,脚を使用してください。
2.人身事故防止のため、脚にキャスタを付ける場合は、十分な強度をもったロック付きキャスタを使
用し、機械の操作中や保守,点検,修理の時に機械が動かないようにロックしてください。
(II)ケーブル,配線
1.感電,漏電,火災事故防止のため、ケーブルは使用中無理な力が加わらないようにしてください。
また、V ベルトなどの運転部近くにケーブル配線する時は、30mm 以上の間隔をとって配線してく
ださい。
2.感電,漏電,火災事故防止のため、タコ足配線はしないでください。
3.感電,漏電,火災事故防止のため、コネクタは確実に固定してください。
また、コネクタを抜く時は、コネクタ部を持って抜いてください。
(III)接地
1.漏電,絶縁耐圧による事故防止のため、電源プラグは電気の専門知識を有する人に、適性なプラグ
を取り付けてもらってください。また、電源プラグは必ず接地されたコンセントに接続してください。
2.漏電による事故防止のため、アース線は必ず接地してください。
(IV)モータ
1.焼損による事故防止のため、モータは指定された定格モータ ( 純正品 ) を使用してください。
2.市販クラッチモータを使用する際は、V ベルトへの巻き込まれ事故防止のため、巻き込み防止付き
プーリカバーが付いたクラッチモータを選定してください。
操作前
1.人身事故防止のため、電源を投入する前に、コネクタ,ケーブル類に損傷,脱落,ゆるみなどがな
いことを確認してください。
2.人身事故防止のため、運動部分に手を入れないでください。また、プーリの回転方向が矢印と一致
しているか、確認してください。
3.キャスタ付き脚卓を使用の場合、不意の起動による事故防止のため、キャスタをロックするか、アジャ
スタ付きの時は、アジャスタで脚を固定してください。
操作中
1.巻き込みによる人身事故防止のため、機械操作中ははずみ車,手元プーリ,モータなどの動く部分
に指,頭髪,衣類を近づけたり、物を置かないでください。
2.人身事故防止のため、電源を入れる時、また機械操作中は、針の付近や天びんカバー内に指を入れ
ないでください。
3.ミシンは高速で回転しています。手への損傷防止のため、操作中はルーパ,スプレッダ,針棒,釜,
布切りメスなどの動く部分へ絶対に手を近づけないでください。また、糸交換の時は、電源を切り
ミシンおよびモータが完全に停止したことを確認してください。
4.人身事故防止のため、機械をテーブルから外す時、また元の位置へ戻す時、指などをはさまれない
ように注意してください。
5.不意の起動による事故防止のため、ベルトカバーおよび V ベルトを外す時は、電源を切りミシンお
よびモータが完全に停止したことを確認してください。
日本語
日本語

vii
目 次
!. 仕様 ................................................................................................................ 1
@. 各部の名称 ...................................................................................................... 2
#. 据え付け方 ..................................................................................................... 3
1. ミシン頭部のテーブルへの据え付け....................................................................................................... 3
2. モータプーリ・ベルトの選び方............................................................................................................... 7
3. モータの取り付け...................................................................................................................................... 7
4. ベルトの掛け方......................................................................................................................................... 7
5. ベルトカバーの取り付け........................................................................................................................... 8
6. 鎖の取り付け.............................................................................................................................................. 8
7. 糸案内の取り付け...................................................................................................................................... 8
$. 給油・注油について .......................................................................................... 9
1. 潤滑油について.......................................................................................................................................... 9
2. 注油について.............................................................................................................................................. 9
3. 潤滑油の交換.............................................................................................................................................. 9
4. エスレン装置について.......................................................................................................................... 10
%. ミシンの使い方 ............................................................................................. 10
1. 針について............................................................................................................................................... 10
2. 針の取り付け方....................................................................................................................................... 10
3. 糸の通し方............................................................................................................................................... 11
4. 縫い目長さの調節................................................................................................................................... 12
5. 差動比の調節........................................................................................................................................... 12
6. 押え圧力の調節...................................................................................................................................... 13
7. 糸調子の調節........................................................................................................................................... 13
^. ミシンの調整................................................................................................. 14
1. エスレンタンク糸案内の調整................................................................................................................ 14
2.針棒天びん糸受けの調整........................................................................................................................ 14
3.揺動天びんの調整................................................................................................................................... 15
4. 揺動天びん糸受けの調整........................................................................................................................ 15
5. スプレッダ糸案内の調整........................................................................................................................ 15
6. 下糸カム・下糸カム糸案内の調整........................................................................................................ 16
7. 下糸巻き付き防止板の調整................................................................................................................... 16
8. ルーパの合わせ方................................................................................................................................... 17
9. 針高さの調整........................................................................................................................................... 17
10. 後針受けの調整....................................................................................................................................... 18
11. 揺動天びんのタイミングと針糸ループの関係..................................................................................... 18
12. 送り歯高さの調整................................................................................................................................... 19
13. スプレッダの取り付け位置.................................................................................................................... 19
14. スプレッダ糸案内、針留糸案内の調整................................................................................................ 20
15. 前針受けの調整....................................................................................................................................... 20
16. 押え上がり量の調整............................................................................................................................... 21
17. 微量押え上げの調節............................................................................................................................... 21
&. 保守 ............................................................................................................. 22
1. ミシンの清掃........................................................................................................................................... 22
2. 潤滑油の交換........................................................................................................................................... 22
3. オイルフィルタの点検・交換................................................................................................................ 22
日本語
iv
iv
6.サーボモータをご使用の場合は、機械停止中はモータ音がしません。不意の起動による事故防止の
ため、電源の切り忘れに注意してください。
7.過熱による火災事故を防ぐため、モータ電源ボックスの冷却口をふさいで使用することはやめてく
ださい。
給 油
1.機械の給油箇所には、JUKI 純正オイル,JUKI 純正グリスを使用してください。
2.炎症,カブレを防ぐため、目や身体に油が付着した時は、直ちに洗浄してください。
3.下痢,嘔吐を防ぐため、誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診断を受けてください。
保 守
1.不慣れによる事故防止のため、修理,調整は機械を熟知した保全技術者が取扱説明書の指示範囲で
行ってください。また、部品交換の際は、当社純正部品を使ってください。不適切な修理,調整お
よび非純正部品使用による事故に対しては、当社は責任を負いません。
2.不慣れによる事故や感電事故防止のため、電気関係の修理,保全 ( 含む配線 ) は、電気の専門知識
の有る人、または当社,販売店の技術者に依頼してください。
3.不意の起動による事故防止のため、エアシリンダなどの空気圧を使用している機械の修理や保全を
行う時は、空気の供給源のパイプを外し、残留している空気を放出してから行ってください。
4.人身事故防止のため、修理調整,部品交換などの作業後は、ねじ,ナットなどがゆるんでいないこ
とを確認してください。
5.機械の使用期間中は、定期的に清掃を行ってください。この際、不意の起動による事故防止のため、
必ず電源を切りミシンおよびモータが完全に停止したことを確認してから行ってください。
6.保守,点検,修理の作業の時は、必ず電源を切りミシンおよびモータが完全に停止したことを確認
してから行ってください。(クラッチモータの場合、電源を切った後もモータは惰性でしばらく回り
続けますので注意してください。)
7.人身事故防止のため、修理,調整した結果、正常に操作できない場合は直ちに操作を中止し、当社
または販売店に連絡し、修理依頼してください。
8.人身事故防止のため、ヒューズが切れた時は、必ず電源を切り、ヒューズ切れの原因を取り除いて
から、同一容量のヒューズと交換してください。
9.モータの火災事故防止のため、ファンの通気口の清掃および配線周りの点検を定期的に行ってくだ
さい。
使用環境
1.誤動作による事故防止のため、高周波ウェルダなど強いノイズ源 ( 電磁波 ) から影響を受けない環
境下で使用してください。
2.誤動作による事故防止のため、定格電圧 ±10% を超えるところでは使用しないでください。
3.誤動作による事故防止のため、エアシリンダなどの空気圧を使用している装置は、指定の圧力を確
認してから使用してください。
4.安全にお使いいただくために、下記の環境下でお使いください。
動作時 雰囲気温度 5℃〜 35℃
動作時 相対湿度 35% 〜 85%
5.電装部品損壊誤動作による事故防止のため、寒いところから急に暖かいところなど環境が変わった
時は結露が生じることがありますので、十分に水滴の心配がなくなってから電源を入れてください。
6.電装部品損壊,誤動作による事故防止のため、雷が発生している時は安全のため作業をやめ、電源
プラグを抜いてください。
7.電波状態によっては、近くのテレビ,ラジオに雑音を与えることがあります。この場合には、少し
ミシンより離してご使用ください。
8.「作業環境の騒音値が 85dB 以上 90dB 未満」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対して
は、健康被害を受けないよう必要に応じ、防音保護具を使用させるなどの処置をお取りください。
また、「作業環境の騒音値が 90dB 以上」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対しては、
健康被害を受けないよう必ず防音保護具を使用させるとともに、防音保護具の使用について作業者
の見やすい場所に掲示するようにお願いします。
9.製品や梱包の廃棄,使用済みの潤滑油などの処理は、各国の法令に従って適正に行ってください。

v
MF-7200D シリーズをより安全にお使いいただくための注意事項
危険
1.
感電による事故防止のため、電源を入れたままでモータ電装ボックスの蓋を開けたり、
電装ボックス内の部品に触れないでください。
1. 電源スイッチを入れる時および、ミシン運転中は針の下付近に指を入れないでください。
2. ミシン運転中は、プーリおよび針の下付近に指、頭髪、衣類を近付けたり、物を置か
ないでください。
3. ベルトカバー、針棒天びんカバー、指ガードおよび目保護カバーなど安全装置を外し
た状態で運転しないでください。
4. ミシンの点検や調整、掃除、糸通し、針交換などをするときは、必ず電源を切って起
動ペダルを踏んでもミシンが動かないことを確認してから行ってください。
5. 安全のため電源アース線を外した状態で、ミシンを運転しないでください。
6. 電源プラグ挿抜の際は、前もって必ず電源スイッチを切ってください。
7. 雷が発生している時は安全のため作業をやめ、電源プラグを抜いてください。
8. 寒い所から急に暖かい所に移動した時など、結露が生じることがあるので、十分に水
滴の心配がなくなってから、電源を入れてください。
9. 保守、点検、修理の作業のときは、必ず電源スイッチを切り、ミシンおよびモータが
完全に停止したことを確認してから行ってください。(クラッチモータの場合、電源
スイッチを切った後もモータは惰性でしばらく回り続けますので注意してください。)
10.本製品は精密機器のため、水や油をかけたり、落下させるなどの衝撃を与えないよう
に、取扱いには十分注意してください。
注意
安全装置と警告ラベルについて
ベルトカバー
ベルトによる手、頭髪、
衣類への巻き込みを防
止するカバーです。
指ガード
指と針との接触を防止
するカバーです。
安全ラベル
ミシン運転時の最低限
の注意が記載されます。
目保護カバー
針折れによる目への損傷
を防止するカバーです。
針棒天びんカバー
指と針棒天びんとの接
触を防止するカバーで
す。
注意
なお、取扱説明書では説明の都合上「目保護カバー 」 や「指ガード 」 などの安全装置を省
いて図示している場合がありますので、あらかじめご了承ください。
実際の使用にあたっては、これら安全装置を絶対に外さないでください。
日本語
vi
• ご使用前に必ず給油口に JUKI 指定オイルを入れてください。
• 最初に機械を使用する前にはきれいに掃除してください。
• 輸送中にたまったほこりを全て取り除いてください。
• 正しい電圧設定になっているか確認してください。
• 電源プラグが正しくつながっているかを確認してください。
• 絶対に電圧仕様の異なった状態で使用しないでください。
• ミシンの回転方向は、プーリ側よりみて時計方向です。逆回転させないように注意してください。
• ミシンを運転する時は、テーブルに正しく設置してから電源スイッチを入れてください。
• 最初の 1 ヵ月間は、縫い速度を落とし、3,500sti/min 以下でお使いください。
• ミシンが確実に停止してから、プーリ操作をしてください。
注意 機械の誤動作や損傷をさけるために、次の項目を確認してください。
ミシン運転前のご注意

v
MF-7200D シリーズをより安全にお使いいただくための注意事項
危険
1.
感電による事故防止のため、電源を入れたままでモータ電装ボックスの蓋を開けたり、
電装ボックス内の部品に触れないでください。
1. 電源スイッチを入れる時および、ミシン運転中は針の下付近に指を入れないでください。
2. ミシン運転中は、プーリおよび針の下付近に指、頭髪、衣類を近付けたり、物を置か
ないでください。
3. ベルトカバー、針棒天びんカバー、指ガードおよび目保護カバーなど安全装置を外し
た状態で運転しないでください。
4. ミシンの点検や調整、掃除、糸通し、針交換などをするときは、必ず電源を切って起
動ペダルを踏んでもミシンが動かないことを確認してから行ってください。
5. 安全のため電源アース線を外した状態で、ミシンを運転しないでください。
6. 電源プラグ挿抜の際は、前もって必ず電源スイッチを切ってください。
7. 雷が発生している時は安全のため作業をやめ、電源プラグを抜いてください。
8. 寒い所から急に暖かい所に移動した時など、結露が生じることがあるので、十分に水
滴の心配がなくなってから、電源を入れてください。
9. 保守、点検、修理の作業のときは、必ず電源スイッチを切り、ミシンおよびモータが
完全に停止したことを確認してから行ってください。(クラッチモータの場合、電源
スイッチを切った後もモータは惰性でしばらく回り続けますので注意してください。)
10.本製品は精密機器のため、水や油をかけたり、落下させるなどの衝撃を与えないよう
に、取扱いには十分注意してください。
注意
安全装置と警告ラベルについて
ベルトカバー
ベルトによる手、頭髪、
衣類への巻き込みを防
止するカバーです。
指ガード
指と針との接触を防止
するカバーです。
安全ラベル
ミシン運転時の最低限
の注意が記載されます。
目保護カバー
針折れによる目への損傷
を防止するカバーです。
針棒天びんカバー
指と針棒天びんとの接
触を防止するカバーで
す。
注意
なお、取扱説明書では説明の都合上「目保護カバー 」 や「指ガード 」 などの安全装置を省
いて図示している場合がありますので、あらかじめご了承ください。
実際の使用にあたっては、これら安全装置を絶対に外さないでください。
日本語
vi
• ご使用前に必ず給油口に JUKI 指定オイルを入れてください。
• 最初に機械を使用する前にはきれいに掃除してください。
• 輸送中にたまったほこりを全て取り除いてください。
• 正しい電圧設定になっているか確認してください。
• 電源プラグが正しくつながっているかを確認してください。
• 絶対に電圧仕様の異なった状態で使用しないでください。
• ミシンの回転方向は、プーリ側よりみて時計方向です。逆回転させないように注意してください。
• ミシンを運転する時は、テーブルに正しく設置してから電源スイッチを入れてください。
• 最初の 1 ヵ月間は、縫い速度を落とし、3,500sti/min 以下でお使いください。
• ミシンが確実に停止してから、プーリ操作をしてください。
注意 機械の誤動作や損傷をさけるために、次の項目を確認してください。
ミシン運転前のご注意

vii
目 次
!. 仕様 ................................................................................................................ 1
@. 各部の名称 ...................................................................................................... 2
#. 据え付け方 ..................................................................................................... 3
1. ミシン頭部のテーブルへの据え付け....................................................................................................... 3
2. モータプーリ・ベルトの選び方............................................................................................................... 7
3. モータの取り付け...................................................................................................................................... 7
4. ベルトの掛け方......................................................................................................................................... 7
5. ベルトカバーの取り付け........................................................................................................................... 8
6. 鎖の取り付け.............................................................................................................................................. 8
7. 糸案内の取り付け...................................................................................................................................... 8
$. 給油・注油について .......................................................................................... 9
1. 潤滑油について.......................................................................................................................................... 9
2. 注油について.............................................................................................................................................. 9
3. 潤滑油の交換.............................................................................................................................................. 9
4. エスレン装置について.......................................................................................................................... 10
%. ミシンの使い方 ............................................................................................. 10
1. 針について............................................................................................................................................... 10
2. 針の取り付け方....................................................................................................................................... 10
3. 糸の通し方............................................................................................................................................... 11
4. 縫い目長さの調節................................................................................................................................... 12
5. 差動比の調節........................................................................................................................................... 12
6. 押え圧力の調節...................................................................................................................................... 13
7. 糸調子の調節........................................................................................................................................... 13
^. ミシンの調整................................................................................................. 14
1. エスレンタンク糸案内の調整................................................................................................................ 14
2.針棒天びん糸受けの調整........................................................................................................................ 14
3.揺動天びんの調整................................................................................................................................... 15
4. 揺動天びん糸受けの調整........................................................................................................................ 15
5. スプレッダ糸案内の調整........................................................................................................................ 15
6. 下糸カム・下糸カム糸案内の調整........................................................................................................ 16
7. 下糸巻き付き防止板の調整................................................................................................................... 16
8. ルーパの合わせ方................................................................................................................................... 17
9. 針高さの調整........................................................................................................................................... 17
10. 後針受けの調整....................................................................................................................................... 18
11. 揺動天びんのタイミングと針糸ループの関係..................................................................................... 18
12. 送り歯高さの調整................................................................................................................................... 19
13. スプレッダの取り付け位置.................................................................................................................... 19
14. スプレッダ糸案内、針留糸案内の調整................................................................................................ 20
15. 前針受けの調整....................................................................................................................................... 20
16. 押え上がり量の調整............................................................................................................................... 21
17. 微量押え上げの調節............................................................................................................................... 21
&. 保守 ............................................................................................................. 22
1. ミシンの清掃........................................................................................................................................... 22
2. 潤滑油の交換........................................................................................................................................... 22
3. オイルフィルタの点検・交換................................................................................................................ 22
日本語
iv
iv
6.サーボモータをご使用の場合は、機械停止中はモータ音がしません。不意の起動による事故防止の
ため、電源の切り忘れに注意してください。
7.過熱による火災事故を防ぐため、モータ電源ボックスの冷却口をふさいで使用することはやめてく
ださい。
給 油
1.機械の給油箇所には、JUKI 純正オイル,JUKI 純正グリスを使用してください。
2.炎症,カブレを防ぐため、目や身体に油が付着した時は、直ちに洗浄してください。
3.下痢,嘔吐を防ぐため、誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診断を受けてください。
保 守
1.不慣れによる事故防止のため、修理,調整は機械を熟知した保全技術者が取扱説明書の指示範囲で
行ってください。また、部品交換の際は、当社純正部品を使ってください。不適切な修理,調整お
よび非純正部品使用による事故に対しては、当社は責任を負いません。
2.不慣れによる事故や感電事故防止のため、電気関係の修理,保全 ( 含む配線 ) は、電気の専門知識
の有る人、または当社,販売店の技術者に依頼してください。
3.不意の起動による事故防止のため、エアシリンダなどの空気圧を使用している機械の修理や保全を
行う時は、空気の供給源のパイプを外し、残留している空気を放出してから行ってください。
4.人身事故防止のため、修理調整,部品交換などの作業後は、ねじ,ナットなどがゆるんでいないこ
とを確認してください。
5.機械の使用期間中は、定期的に清掃を行ってください。この際、不意の起動による事故防止のため、
必ず電源を切りミシンおよびモータが完全に停止したことを確認してから行ってください。
6.保守,点検,修理の作業の時は、必ず電源を切りミシンおよびモータが完全に停止したことを確認
してから行ってください。(クラッチモータの場合、電源を切った後もモータは惰性でしばらく回り
続けますので注意してください。)
7.人身事故防止のため、修理,調整した結果、正常に操作できない場合は直ちに操作を中止し、当社
または販売店に連絡し、修理依頼してください。
8.人身事故防止のため、ヒューズが切れた時は、必ず電源を切り、ヒューズ切れの原因を取り除いて
から、同一容量のヒューズと交換してください。
9.モータの火災事故防止のため、ファンの通気口の清掃および配線周りの点検を定期的に行ってくだ
さい。
使用環境
1.誤動作による事故防止のため、高周波ウェルダなど強いノイズ源 ( 電磁波 ) から影響を受けない環
境下で使用してください。
2.誤動作による事故防止のため、定格電圧 ±10% を超えるところでは使用しないでください。
3.誤動作による事故防止のため、エアシリンダなどの空気圧を使用している装置は、指定の圧力を確
認してから使用してください。
4.安全にお使いいただくために、下記の環境下でお使いください。
動作時 雰囲気温度 5℃〜 35℃
動作時 相対湿度 35% 〜 85%
5.電装部品損壊誤動作による事故防止のため、寒いところから急に暖かいところなど環境が変わった
時は結露が生じることがありますので、十分に水滴の心配がなくなってから電源を入れてください。
6.電装部品損壊,誤動作による事故防止のため、雷が発生している時は安全のため作業をやめ、電源
プラグを抜いてください。
7.電波状態によっては、近くのテレビ,ラジオに雑音を与えることがあります。この場合には、少し
ミシンより離してご使用ください。
8.「作業環境の騒音値が 85dB 以上 90dB 未満」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対して
は、健康被害を受けないよう必要に応じ、防音保護具を使用させるなどの処置をお取りください。
また、「作業環境の騒音値が 90dB 以上」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対しては、
健康被害を受けないよう必ず防音保護具を使用させるとともに、防音保護具の使用について作業者
の見やすい場所に掲示するようにお願いします。
9.製品や梱包の廃棄,使用済みの潤滑油などの処理は、各国の法令に従って適正に行ってください。

– 4 –
テーブル図面(上乗せ式)タイミングベルトドライブ
A4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
B17 きり
C4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
DJUKI ロゴタイプ
E2-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
F抽斗ストッパー取り付け位置(裏面)
54
130
810
75
R30
3 xø 20
52 17
115 30
ø 26
ø 8.5
30˚
360
570
60
(90)
B
A
R10
R10
45
Z
Z
R30
120
18
56.5
31.5
R10
R10
7
248±1
378
192±1
68
C
1
187±1
297±1
552.4±1
100
1200
R30
390
F
10
R6
R30
21 50
D
66.5
46.5
40
15
217.7
E
221
158.5
4 xø 8.5
33.5
500
500
ZZ
Z
2 xø 6
310±1
600
46
R6
R2
R2
R2
20
10
R2
R2
Z
388
Z Z
Z Z
20
221
131
57
27
364
50
2R
ø 50
125±1
Z - Z(5 ヶ所)
36
日本語
– 1 –
!.仕様
機種名称 セミドライヘッド細筒型両面飾り
偏平縫いミシン
型式 MF-7200D シリーズ
縫い目形式 ISO 規格 406、407、602、605
用途例 ニット、メリヤス製品へのヘム縫い、カバーリング縫い、裾伏せ縫い
最高縫い速度 最高縫速度 4,000 sti/min(間欠運転時)
針幅 3 本針 ................................................ 5.6mm、6.4mm
2 本針 ....................................... 3.2mm、4.0mm、4.8mm
差動送り比 1 : 0.8 〜 1 : 1.8(縫い目長さ 3.2mm 以下)
微量差動送り調節機構装備(マイクロアジャスト)
縫い目長さ 1.4mm 〜 3.2mm(調整により 4.2mm まで可)
使用針 UY128GAS # 9S 〜# 12S(標準# 10S)
針棒ストローク 31mm
外観寸法 高さ:450 × 左右:444 × 前後:285
質量 42kg
押え上昇量 6mm(針幅 5.6mm 上飾りなし)、5mm(上飾り付き)
微量押え上げ機構装備
送り調節方法 主送り ................. ダイヤル式縫目ピッチ調節方式
差動送り ................. レバー調節方式(マイクロアジャスト機構装備)
ルーパー機構 球面ロッド駆動方式
潤滑方法 ギアポンプによる強制潤滑給油方式
潤滑油 JUKI MACHINE OIL 18
貯油量 オイルゲージ下線 600cc 〜 上線 900cc
据付け方法 上乗せ式、半沈式
騒音
JIS B 9064 に準拠した測定方法による「騒音レベル」
縫い速度 =4,000 sti/min:騒音レベル≦ 84.0 dBA( 定常運転時※ 1)
縫い速度 =4,000 sti/min:騒音レベル≦ 84.0 dBA( 付属装置運転時※ 2)
※ 1 定常運転時とは、直線縫い状態で装置等を作動させない状態で、一定速度で 300mm 縫製した際での騒音です。
※ 2 付属装置作動時とは、標準的な縫いパターンを自動押え上げ、糸切りの装置を作動させて、300mm 縫製した際
での騒音です。

– 2 –
1234
5
67
8
9
!0
!1
!2
!3
!4
!5
!6
!7
!8 !9
@4
@0
@2
@1
@3
@5
@.各部の名称
1押え調節ねじ !4 差動ロックナット
2針棒天びんカバー !5 マイクロアジャストつまみ
3オイル循環確認窓 !6 指ガード
4給油口キャップ !7 糸切り刃
5微量押え上げ !8 揺動天びん糸受け
6針糸エスレン装置 !9 揺動天びん
7第一糸案内 @0 前カバー
8上プーリ @1 針棒天びん糸受け
9糸調子つまみ @2 揺動天びん糸案内
!0 オイルゲージ @3 エスレンタンク糸案内
!1 送り調節つまみ @4 ベルトカバー
!2 目保護カバー @5 差動調節レバー
!3 針板
日本語
– 3 –
図のようにピンとゴム座を取り付けて、ミシンを正し
く据え付けてください。
1ゴム座(黒)× 3
2座金
3スプリング座金
4ナット
5ピン
6ゴム座(灰色)× 1
#.据え付け方
1
5
上乗せ式
2
3
4
図のように受け板とゴム座を取り付けて、ミシンを正
しく据え付けてください。
1ボルト
2スペーサ
3座金
4スプリング座金
5ナット
6受け板
7スプリングピン
8ゴム座(黒)× 3
9ゴム座(灰色)× 1
1
2
3
4
5
6
7
8
半沈式
すべての作業が終了するまで、モータの電源プラグはコンセントに差し込まないでください。
機械に巻き込まれて、けがをするおそれがあります。
注意
ミシンは 42kg 以上の質量があります。開梱、運搬、据え付けは、必ず 2 人以上で行ってください。
注意
1.ミシン頭部のテーブルへの据え付け
6
9
■防振ゴムの取り付け
A
12
2
品番 品名 数量
140072505 防振ゴム(灰色) 1
213155403 防振ゴム(黒) 3
A 部のみ灰色の防振ゴムを取り付けてください。

– 2 –
1234
5
67
8
9
!0
!1
!2
!3
!4
!5
!6
!7
!8 !9
@4
@0
@2
@1
@3
@5
@.各部の名称
1押え調節ねじ !4 差動ロックナット
2針棒天びんカバー !5 マイクロアジャストつまみ
3オイル循環確認窓 !6 指ガード
4給油口キャップ !7 糸切り刃
5微量押え上げ !8 揺動天びん糸受け
6針糸エスレン装置 !9 揺動天びん
7第一糸案内 @0 前カバー
8上プーリ @1 針棒天びん糸受け
9糸調子つまみ @2 揺動天びん糸案内
!0 オイルゲージ @3 エスレンタンク糸案内
!1 送り調節つまみ @4 ベルトカバー
!2 目保護カバー @5 差動調節レバー
!3 針板
日本語
– 3 –
図のようにピンとゴム座を取り付けて、ミシンを正し
く据え付けてください。
1ゴム座(黒)× 3
2座金
3スプリング座金
4ナット
5ピン
6ゴム座(灰色)× 1
#.据え付け方
1
5
上乗せ式
2
3
4
図のように受け板とゴム座を取り付けて、ミシンを正
しく据え付けてください。
1ボルト
2スペーサ
3座金
4スプリング座金
5ナット
6受け板
7スプリングピン
8ゴム座(黒)× 3
9ゴム座(灰色)× 1
1
2
3
4
5
6
7
8
半沈式
すべての作業が終了するまで、モータの電源プラグはコンセントに差し込まないでください。
機械に巻き込まれて、けがをするおそれがあります。
注意
ミシンは 42kg 以上の質量があります。開梱、運搬、据え付けは、必ず 2 人以上で行ってください。
注意
1.ミシン頭部のテーブルへの据え付け
6
9
■防振ゴムの取り付け
A
12
2
品番 品名 数量
140072505 防振ゴム(灰色) 1
213155403 防振ゴム(黒) 3
A 部のみ灰色の防振ゴムを取り付けてください。

– 4 –
テーブル図面(上乗せ式)タイミングベルトドライブ
A4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
B17 きり
C4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
DJUKI ロゴタイプ
E2-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
F抽斗ストッパー取り付け位置(裏面)
54
130
810
75
R30
3 xø 20
52 17
115 30
ø 26
ø 8.5
30˚
360
570
60
(90)
B
A
R10
R10
45
Z
Z
R30
120
18
56.5
31.5
R10
R10
7
248±1
378
192±1
68
C
1
187±1
297±1
552.4±1
100
1200
R30
390
F
10
R6
R30
21 50
D
66.5
46.5
40
15
217.7
E
221
158.5
4 xø 8.5
33.5
500
500
ZZ
Z
2 xø 6
310±1
600
46
R6
R2
R2
R2
20
10
R2
R2
Z
388
Z Z
Z Z
20
221
131
57
27
364
50
2R
ø 50
125±1
Z - Z(5 ヶ所)
36
日本語
– 1 –
!.仕様
機種名称 セミドライヘッド細筒型両面飾り
偏平縫いミシン
型式 MF-7200D シリーズ
縫い目形式 ISO 規格 406、407、602、605
用途例 ニット、メリヤス製品へのヘム縫い、カバーリング縫い、裾伏せ縫い
最高縫い速度 最高縫速度 4,000 sti/min(間欠運転時)
針幅 3 本針 ................................................ 5.6mm、6.4mm
2 本針 ....................................... 3.2mm、4.0mm、4.8mm
差動送り比 1 : 0.8 〜 1 : 1.8(縫い目長さ 3.2mm 以下)
微量差動送り調節機構装備(マイクロアジャスト)
縫い目長さ 1.4mm 〜 3.2mm(調整により 4.2mm まで可)
使用針 UY128GAS # 9S 〜# 12S(標準# 10S)
針棒ストローク 31mm
外観寸法 高さ:450 × 左右:444 × 前後:285
質量 42kg
押え上昇量 6mm(針幅 5.6mm 上飾りなし)、5mm(上飾り付き)
微量押え上げ機構装備
送り調節方法 主送り ................. ダイヤル式縫目ピッチ調節方式
差動送り ................. レバー調節方式(マイクロアジャスト機構装備)
ルーパー機構 球面ロッド駆動方式
潤滑方法 ギアポンプによる強制潤滑給油方式
潤滑油 JUKI MACHINE OIL 18
貯油量 オイルゲージ下線 600cc 〜 上線 900cc
据付け方法 上乗せ式、半沈式
騒音
JIS B 9064 に準拠した測定方法による「騒音レベル」
縫い速度 =4,000 sti/min:騒音レベル≦ 84.0 dBA( 定常運転時※ 1)
縫い速度 =4,000 sti/min:騒音レベル≦ 84.0 dBA( 付属装置運転時※ 2)
※ 1 定常運転時とは、直線縫い状態で装置等を作動させない状態で、一定速度で 300mm 縫製した際での騒音です。
※ 2 付属装置作動時とは、標準的な縫いパターンを自動押え上げ、糸切りの装置を作動させて、300mm 縫製した際
での騒音です。

– 8 –
5.ベルトカバーの取り付け
ベルトカバーは必ず取り付けてください。取り付けないと、手や衣服を巻き込まれてけがをしたり、
縫製物が巻き込まれて破損する恐れがあります。
注意
ベルトカバー 3は図のように取り付けてください。
1、2はベルトカバー 3の固定ねじです。
※ 2は1よりねじ首下長さが短くなっています。
※ 半沈式のテーブルをご使用の場合は、カバー 5
は使用しません。
※ 卓上式のテーブルをご使用の場合は、カバー 5
を固定してから頭部をセットアップしてくださ
い。
1
2
3
6.鎖の取り付け
3
2
1
1) 鎖 1のフック 2を、押え上げレバー 3に掛け
てください。
2) 鎖 1の反対側のフックをペダルに掛けてくださ
い。
7.糸案内の取り付け
1) 付属の第一糸案内 1をねじ 2でアームに取り付
けてください。
2) 糸案内 3を第一糸案内 1にねじ 4で取り付け
てください。
1
2
4
3
5
日本語
– 5 –
テーブル図面(半沈式)タイミングベルトドライブ
Z - Z(6 ヶ所)
130
810
75
R30
248 ± 1
23
23
115 30
ø 26
3.5
570
60
(90)
B
A
71
Z
R30
21
56.5
31.5
378
113±1
C
ø 10.5
660
100
1200
R30
390
F
10
R6
R30
21 50
D
66.5
46.5
40
15
192
E
372±1
110
40
500 600
R21
46
388
R6
Z Z
ZZ Z
21
Z Z
R21
R5
R5
R21
R21
R10
ZZ
167
R10
76.5
58
ZZ
R5
R21
R21
R5
R5
12570
R20
R20
48 306
356.5
R5
233.5 ± 1
A4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
B17 きり
C4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
DJUKI ロゴタイプ
E2-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
F抽斗ストッパー取り付け位置(裏面)
R2
R2
R2
20
10
R2
R2
46
360

– 6 –
テーブル図面(上乗せ式)V ベルト方式
A4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
B17 きり
C4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
DJUKI ロゴタイプ
E抽斗ストッパー取り付け位置(裏面)
40
Z - Z
130810
75
R30
5 xø 20
52 17
115 40
ø 26
ø 8.5
30˚
570
60
(90)
B
A
R10
R10
45
Z
R30
120
71
R10
R10
7
248±1
387
192±1
68
C
1
100
1200
R30
390
E
10
R6
R30
21 50
D
40
15
221
158.5
96
4 xø 8.5
33.5
500500
Z
ø 50
267
600
R6
R2
R2
R2
20
10
R2
R2
Y Y
221
124
49
27
115
57
300
98
66 ±1
33
152
330
R10
R10
R10
R10
R10
R10
ø 6
R10
R10
R10
R10
239±1
159±1 74±1
55
34
67
Y - Y
(3 ヶ所)
10
360
日本語
– 7 –
3.モータの取り付け
モータ
プーリ
40˚
5.5 mm
10 mm
M 型 V ベルト
モータは 3 相 2 極 400 ワット (1/2HP) のクラッチ
モータを、ベルトは M 型 V ベルトを使用してください。
1) ペダルを踏み込むとモータプーリは左に寄りま
す。その状態のとき、モータプーリと下プーリの
中心が一致するようにモータを取り付けてくださ
い。
※ モータプーリの取り付け方は、モータの取扱説明
書を参照してください。
下
プーリ
2) プーリが時計回りに回転するように、モータを取
り付けてください。
ミシンプーリが逆回転すると、正常な給油が
行えず故障の原因となります。
4.ベルトの掛け方
ベルトの掛け替えをするときは、必ずモータの電源を切り、モータの回転停止を確認してから行っ
てください。ベルトに手や衣服を巻き込まれて、けがをする恐れがあります。
注意
1) ベルト 1を下プ-リ 2に掛けてください。
2) 上プーリ 3を回しながら、ベルトの片方をモー
タプーリ 4に掛けてください。
3) ベルトの中央部を約 10N(1.02kgf)の力で押
したとき、たわみ量が 15 〜 20mm になるよう
にベルトを張ってください。
4) ベルトを張り終わったら、ロックナット 5で確
実に固定してください。
ミシンを運転してベルトの振れが大きい場合
は、ベルトの張りを再度見直してください。
1
3
4
5
2
15 〜 2 0 m m
※ 表は、3 相 2 極 400 ワット (1/2HP) のクラッチモータを使用した場合の数値です。
※ 市販のプーリは、外径が 5mm 単位になっていますので、計算値に近い市販プーリを指定しています。
モータプーリとベルト
本製品に適合したモータプーリを使用してください。適合したモータプーリを使用しないと、ミシンの最
高回転を超え、ミシンが故障する原因になります。
ミシンの縫速度
(sti/min)
MF-7200D
50Hz 60Hz
プーリ外径 ベルトサイズ プーリ外径 ベルトサイズ
3500 ø80 M-38 ø65 M-37
4000 ø90 M-38 ø75 M-37
2.モータプーリ・ベルトの選び方

– 6 –
テーブル図面(上乗せ式)V ベルト方式
A4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
B17 きり
C4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
DJUKI ロゴタイプ
E抽斗ストッパー取り付け位置(裏面)
40
Z - Z
130810
75
R30
5 xø 20
52 17
115 40
ø 26
ø 8.5
30˚
570
60
(90)
B
A
R10
R10
45
Z
R30
120
71
R10
R10
7
248±1
387
192±1
68
C
1
100
1200
R30
390
E
10
R6
R30
21 50
D
40
15
221
158.5
96
4 xø 8.5
33.5
500500
Z
ø 50
267
600
R6
R2
R2
R2
20
10
R2
R2
Y Y
221
124
49
27
115
57
300
98
66 ±1
33
152
330
R10
R10
R10
R10
R10
R10
ø 6
R10
R10
R10
R10
239±1
159±1 74±1
55
34
67
Y - Y
(3 ヶ所)
10
360
日本語
– 7 –
3.モータの取り付け
モータ
プーリ
40˚
5.5 mm
10 mm
M 型 V ベルト
モータは 3 相 2 極 400 ワット (1/2HP) のクラッチ
モータを、ベルトは M 型 V ベルトを使用してください。
1) ペダルを踏み込むとモータプーリは左に寄りま
す。その状態のとき、モータプーリと下プーリの
中心が一致するようにモータを取り付けてくださ
い。
※ モータプーリの取り付け方は、モータの取扱説明
書を参照してください。
下
プーリ
2) プーリが時計回りに回転するように、モータを取
り付けてください。
ミシンプーリが逆回転すると、正常な給油が
行えず故障の原因となります。
4.ベルトの掛け方
ベルトの掛け替えをするときは、必ずモータの電源を切り、モータの回転停止を確認してから行っ
てください。ベルトに手や衣服を巻き込まれて、けがをする恐れがあります。
注意
1) ベルト 1を下プ-リ 2に掛けてください。
2) 上プーリ 3を回しながら、ベルトの片方をモー
タプーリ 4に掛けてください。
3) ベルトの中央部を約 10N(1.02kgf)の力で押
したとき、たわみ量が 15 〜 20mm になるよう
にベルトを張ってください。
4) ベルトを張り終わったら、ロックナット 5で確
実に固定してください。
ミシンを運転してベルトの振れが大きい場合
は、ベルトの張りを再度見直してください。
1
3
4
5
2
15 〜 2 0 m m
※ 表は、3 相 2 極 400 ワット (1/2HP) のクラッチモータを使用した場合の数値です。
※ 市販のプーリは、外径が 5mm 単位になっていますので、計算値に近い市販プーリを指定しています。
モータプーリとベルト
本製品に適合したモータプーリを使用してください。適合したモータプーリを使用しないと、ミシンの最
高回転を超え、ミシンが故障する原因になります。
ミシンの縫速度
(sti/min)
MF-7200D
50Hz 60Hz
プーリ外径 ベルトサイズ プーリ外径 ベルトサイズ
3500 ø80 M-38 ø65 M-37
4000 ø90 M-38 ø75 M-37
2.モータプーリ・ベルトの選び方

– 8 –
5.ベルトカバーの取り付け
ベルトカバーは必ず取り付けてください。取り付けないと、手や衣服を巻き込まれてけがをしたり、
縫製物が巻き込まれて破損する恐れがあります。
注意
ベルトカバー 3は図のように取り付けてください。
1、2はベルトカバー 3の固定ねじです。
※ 2は1よりねじ首下長さが短くなっています。
※ 半沈式のテーブルをご使用の場合は、カバー 5
は使用しません。
※ 卓上式のテーブルをご使用の場合は、カバー 5
を固定してから頭部をセットアップしてくださ
い。
1
2
3
6.鎖の取り付け
3
2
1
1) 鎖 1のフック 2を、押え上げレバー 3に掛け
てください。
2) 鎖 1の反対側のフックをペダルに掛けてくださ
い。
7.糸案内の取り付け
1) 付属の第一糸案内 1をねじ 2でアームに取り付
けてください。
2) 糸案内 3を第一糸案内 1にねじ 4で取り付け
てください。
1
2
4
3
5
日本語
– 5 –
テーブル図面(半沈式)タイミングベルトドライブ
Z - Z(6 ヶ所)
130
810
75
R30
248 ± 1
23
23
115 30
ø 26
3.5
570
60
(90)
B
A
71
Z
R30
21
56.5
31.5
378
113±1
C
ø 10.5
660
100
1200
R30
390
F
10
R6
R30
21 50
D
66.5
46.5
40
15
192
E
372±1
110
40
500 600
R21
46
388
R6
Z Z
ZZ Z
21
Z Z
R21
R5
R5
R21
R21
R10
ZZ
167
R10
76.5
58
ZZ
R5
R21
R21
R5
R5
12570
R20
R20
48 306
356.5
R5
233.5 ± 1
A4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
B17 きり
C4-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
DJUKI ロゴタイプ
E2-ø 3.4 裏面深さ 20(セット時穴開けのこと)
F抽斗ストッパー取り付け位置(裏面)
R2
R2
R2
20
10
R2
R2
46
360

– 12 –
4.縫い目長さの調節
ミシンの不意の起動による人身の損傷を防ぐため、電源を切り、モータの回転が止まったことを確
認してから行なってください。
注意
縫い目長さは、0.8mm から 3.2mm まで無段階に調
節できます。
※ 実際の縫い上がりの縫い目長さは、生地の種類と
厚さによって異なります。
[縫い目長さの変え方]
送り調節つまみ 1を右に回すと縫い目は大きくなりま
す。左に回すと縫い目は小さくなります。
・ 縫い目長さを 3.2mm 以上にする場合
ねじ 2をゆるめ、送り調節つまみ 1を右に回し縫い
目長さを調節します。
最後にピン 3を奥に当たるまで押し込み、ねじ 2で
固定します。
送り歯同士、または送り歯と針板が接触しない範囲で
使用してください。
1
2
3
5.差動比の調節
縫い目長さと差動比の関係で、調整によって
は、送り歯同士または送り歯と針板が接触し
て破損する場合がありますので十分注意して
ください。
差動ロックナット 1をゆるめ、レバー 2を上げると、
差動比は大きくなり縫い上がった生地は縮みます。
レバー 2を下げると、差動比は小さくなり縫い上がっ
た生地は伸びます。
マイクロアジャストつまみ 3で、差動比の微量調節が
できます。
2
1
3
日本語
– 9 –
$.給油・注油について
< ミシンを初めて使用するとき>
出荷時、潤滑油は抜いてあります。ミシンを初めて使
用する前には、必ず潤滑油を給油してください。
¡ 使用オイル:JUKI MACHINE OIL 18
オイルの添加剤は、潤滑油の劣化やミシン故
障の原因となりますので、使用しないでくだ
さい。
給油は、「OIL」と指示されている給油口キャップ 2
を取り外して、オイルゲージ 1の上下の刻線の間まで
入れてください。
< ミシンを使用する前の点検>
1) オイルゲージ 1を点検し、上下 2 本の線の間に
潤滑油があるか確認してください。潤滑油が線よ
り下にあるときは、潤滑油を補給してください。
2) ミシンを回したとき、オイル循環確認窓 3のノ
ズルから潤滑油が出ることを確認してください。
潤滑油が出ないときは、「オイルフィルタの点検・
交換」(22 ページ参照)を行ってください。
給油
2
3
1.潤滑油について
1
2.注油について
注油厳禁
針棒、押え上げ及びスプレッダ関係等、面部内の機構
はグリース潤滑となっております。面部内への注油は
行わないでください。
注油を行うとグリースが流失し、機械の故障
につながります。
ミシンの不意の起動による人身の損傷を防ぐため、電源を切り、モータの回転が止まったことを確
認してから行なってください。
注意
3.潤滑油の交換
MF-7200D 新しいミシンの場合は、約 1 カ月使用した後に潤滑油
(JUKI MACHINE OIL 18) を交換してください。
その後は、6 ヵ月ごとに潤滑油を交換してください。
1) 排油ねじ 1の下に潤滑油を受ける容器をセット
してください。
2) 排油ねじ 1を取り外してください。潤滑油が排
出されます。
3) 排出後は油を拭き取り、排油ねじ 1を取り付け
てください。
1

– 10 –
本製品は、エスレン装置が標準装備されています。高速
縫製および化繊糸、化繊生地を使用する場合は、糸切れ、
目飛び防止のため、エスレン装置を使用してください。
使用する油は、シリコンオイル ( ジメチルシリコン ) です。
エスレンタンク 1のふた 2を開き、針糸、エスレン
装置にシリコンオイルが入っているか確認してくださ
い。不足しているときは、シリコンオイル ( ジメチル
シリコン ) を補給してください。
シリコンオイルがエスレン装置以外の部品に
付着したときは、必ず拭き取ってください。
付着したままにしておくと、ミシンの故障の
原因になります。
4.エスレン装置について
1
2
%.ミシンの使い方
1.針について
本製品で使用する針は、UY128GAS です。針の番手は縫
製条件に合わせて適切な針を選定してください。
日本番手 9 10 11 12 14
ドイツ番手 65 70 75 80 90
ミシンの不意の起動による人身の損傷を防ぐため、電源を切り、モータの回転が止まったことを確
認してから行なってください。
注意
2.針の取り付け方
1) ドライバーで針 1の止めねじ 2をゆるめてくだ
さい。
2) 新しい針を、えぐりが奥向きになるように、針留
め3の穴の奥まで差し込んでください。
3) 針の止めねじ 2を締め付けてください。
1
2
3
[エグリ部分
○
○×
×
日本語
– 11 –
3.糸の通し方
不意の起動による人身の損傷を防ぐため電源を切り、モータの回転が止まったことを確認してから
行ってください。糸の通し方を間違うと目飛び、糸切れ、針折れ、調子ムラなどの原因になります
のでご注意ください。
注意
(1) 標準的な糸の通し方
図の要領で、糸を通してください。
1
4
2
3
伸びの大きい糸を使用する場合
2
飾り糸がゆるみすぎる場合= B
Bに通してもゆるみすぎる場合= C飾り糸が締まりすぎる場合= D
伸びの大きい糸を使用する場合、破線 A
伸びの小さい糸を使用する場合 伸びの大きい糸を使用する場合、破線 E
3
A
B
CD
1
E
4
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2
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