Yamaha P800 User manual

POWER AMPLIFIER
取扱説明書
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine
J

設置されるとき
●この機器はAC100V専用です。それ以外の電源
(AC200V、船舶の直流電源など)では使用しな
いでください。火災・感電の原因となります。
●この機器に水が入ったり、機器がぬれたりしな
いようご注意ください。火災・感電の原因とな
ります。雨天・降雪時や海岸・水辺での使用は特
にご注意ください。
●この機器の通風孔をふさがないでください。
内部の温度上昇を防ぐため、この機器のケース
の前面・背面部には通風孔があけてあります。
通風孔がふさがると内部に熱がこもり、火災の
原因となることがあります。
とくに、次のような使い方は避けてください。
・ 機器をあお向けや横倒し、逆さまにする。
・ 本箱や押し入れなど、専用ラック以外の風通
しの悪い狭いところに押し込める。
・ テーブルクロスを掛けたり、じゅうたんや布
団の上に置いて使用する。
●電源コードの上に重い物をのせないでくださ
い。コードに傷が付くと、火災・感電の原因とな
ります。とくに、敷物などで覆われたコードに
気付かずに重い物を載せたり、コードが本機の
下敷きになることは、起こりがちなことですの
で、十分にご注意ください。
●この機器を設置する場合は、放熱をよくするた
めに、壁から10cm以上離してください。また、
他の機器との間隔も少しとってください。
オーディオラックなどに入れるときは、機器の
天面には10cm、側面には1cmの間隔をそれぞ
れとり、ラックの背面は開放するか、もしくは
相当の通風孔を開けてください。
放熱が不十分だと内部に熱がこもり、火災の原
因となることがあります。
2台以上のアンプをEIA標準のラックにマウン
トするときは6ページの「ラックマウント」を参
考にしてください。
ご使用になるとき
●雷が鳴りだしたら、早めに機器本体の電源ス
イッチを切り、電源プラグをコンセントから抜
いてください。
分解禁止
プラグをコンセント
から抜け
プラグをコンセント
から抜け
接触禁止
!
安全上のご注意 ―安全にお使いいただくため―
安全にお使いいただくため、ご使用の前にこの「安全上のご注意」をよくお読みください。
またお読みになったあと、いつでも見られるところに必ず保存してください。
絵表示 この取扱説明書および製品への表示では、製品を安全に
正しくお使いいただき、あなたや他の人々への危害や財産への
損害を未然に防止するために、いろいろな絵表示をしています。
内容をよく理解してから本文をお読みください。
絵表示の例
:注意(危険・警告を含む)を促す事項
:決しておこなってはいけない禁止事項
●:必ずおこなっていただく強制事項
この欄に記載されている事項を無視して、誤った取扱いをすると、人が死亡または重傷を負う可
能性があります。
警告
落雷のおそれがあるとき、電源プラグが接続さ
れたままならば、電源プラグには触れないでく
ださい。感電の原因となります。
●この機器を改造しないでください。火災・感電
の原因となります。
●この機器のカバーは絶対に外さないでくださ
い。感電の原因になります。
内部の点検・整備・修理が必要と思われるとき
は、お買上げ販売店にご依頼ください。
●この機器の上に水などの入った容器や小さな
金属物を置かないでください。こぼれたり、中
に入ったりすると、火災・感電の原因になりま
す。
花瓶、植木鉢、コップ、化粧品、薬品なども同様
です。
●電源コードを傷つけたり、加工したり、無理に
曲げたり、ねじったり、引っ張ったり、加熱した
りしないでください。コードが破損して、火災・
感電の原因になります。
使用中に異常が発生したとき
●煙が出ている、変なにおいや音がするなどの異
常がみとめられたときは、すぐに機器本体の電
源スイッチを切り、電源プラグをコンセントか
ら抜いてください。そのあと、異常がおさまる
のを確認して販売店に修理をご依頼ください。
異常状態のままで使用すると、火災・感電の原
因となります。
●内部に水などの異物が入った場合は、すぐに機
器本体の電源スイッチを切り、電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。そのあと、販売
店にご連絡ください。そのままで使用すると、
火災・感電の原因となります。
●断線・芯線の露出など、電源コードが傷んだら、
お買上げ販売店に交換をご依頼ください。その
ままで使用すると、火災・感電の原因となりま
す。
●万一、この機器を落としたり、キャビネットを
破損した場合は、機器本体の電源スイッチを切
り、電源プラグをコンセントから抜いて販売店
にご連絡ください。そのまま使用すると、火災・
感電の原因となります。

●オーディオ機器・スピーカーなどの機器を接続
する場合は、接続するすべての機器の電源を
切ってください。
それぞれの機器の取扱説明書に従い、指定の
コードを使用して接続してください。
●スピーカー端子とスピーカーの接続には、ス
ピーカー接続専用のケーブルのみをお使いく
ださい。それ以外のケーブルを使うと火災の原
因となることがあります。
●この機器をスピーカー駆動以外の用途には用
いないでください。
●旅行などで、長期間この機器をご使用にならな
いときは、安全のため、必ず電源プラグをコン
セントから抜いてください。火災の原因となる
ことがあります。
お手入れについて
●お手入れの際は、安全のため、電源プラグをコ
ンセントから抜いてください。感電の原因とな
ることがあります。
●定期的な機器内部の掃除が必要です。長いあい
だ掃除をせずに、機器の内部にほこりがたまっ
たままにしておくと、火災や故障の原因となる
ことがあるからです。
掃除および費用については、お買上げ販売店に
ご相談ください。
掃除の間隔は1年に一度くらい、時期は湿気の
多くなる梅雨の前が、もっとも効果的です。
設置されるとき
●調理台や加湿器のそばなど、油煙や湯気が当た
るような場所には置かないでください。火災・
感電の原因となることがあります。
●ぐらついた台の上や傾いたところなど、不安定
な場所には置かないでください。落ちたり、倒
れたりしてけがの原因となることがあります。
●電源コードを熱器具に近付けないでください。
コードの被覆が溶けて、火災・感電の原因にな
ります。
●窓を締め切った自動車の中や直射日光が当た
る場所など、異常に温度が高くなる場所に放置
しないでください。火災の原因となることがあ
ります。
●湿気やほこりの多い場所には置かないでくだ
さい。火災・感電の原因になることがあります。
●濡れた手で電源プラグを抜き差ししないでく
ださい。感電の原因となることがあります。
●電源プラグを抜くときは、電源コードを引っ張
らず、必ずプラグを持ってください。コードを
引っ張ると、電源コードが傷ついて、火災・感電
の原因となることがあります。
●機器を移動する場合は、電源スイッチを切り、
電源プラグをコンセントから抜き、機器間の接
続コードなど外部の接続コードを外してくだ
さい。コードが傷つき、火災・感電の原因となる
ことがあります。
ご使用になるとき
●電源を入れる前に音量(ボリューム)を最小に
してください。突然大きな音が出て聴力障害な
どの原因となることがあります。
!
使用上のご注意 ―正しくお使いいただくため―
お手入れについて
◆ スイッチ・ボリューム・エンコーダー・接続端子などの部品
は、磨耗部品といわれ、使用とともに性能が劣化します。
劣化の進行度合は、使用環境などによって大きく異なりま
すが、劣化そのものを避けることはできません。
劣化した磨耗部品の交換は、お買上げ販売店へご相談くだ
さい。
プラグをコンセント
から抜け
プラグをコンセント
から抜け
この欄に記載されている事項を無視して、誤った取扱いをすると、人が傷害を負ったり、物的
損害が発生したりする可能性があります。
注意

1
このたびは、ヤマハ・パワーアンプP4500、P3200、P1600、P800シリーズをお買い求
めいただきまして、誠にありがとうございます。
このオーディオ・アンプ・シリーズは、ヤマハの誇る精密な回路設計技術を駆使し
PA機器の豊富な実績と経験をベースに開発した、ハイパワー、ハイクオリティか
つ、高信頼性、高安定性を持ったパワーアンプで、優れた音響性能が得られます。
P4500、P3200、P1600、P800シリーズの主な特長
・ バランス型XLRタイプコネクター、バランス型フォンジャック、およびバリア・
ストリップの3種類の入力端子と、5ウェイバインディング・ポストの出力端子と
を備えていますので、設備を始め幅広い用途にお使いいただけます。
・ CHANNELAとBが独立して駆動するSTEREOモード、モノラルソースを2系統で
出力するPARALLELモード、1台のモノアンプとしてハイパワーを発揮する
BRIDGEモードの3つのモードがあります。
・ 各チャンネルごとにSIGNALインジケーターとCLIPインジケーターがあります。
・ パワーオン/オフ時の保護回路、出力ミュート回路、DC検出回路など様々なプロ
テクションシステムの状況を示すPROTECTIONインジケーターとヒートシンクの
過熱を示すTEMPインジケーターがあります。
・ 無段変速・低ノイズのファンが、過酷な状況でも高い安定性を約束します。
この取扱説明書は、P4500、P3200、P1600、P800の4モデル共通の説明書です。パ
ワーアンプの性能をフルに発揮させると共に、末永くご愛用いただくために、ご使用
の前にこの取扱説明書をよくお読みください。
はじめに
目次
各部の名称と機能 ................................................................ 2
フロントパネル................................................................. 2
リアパネル ........................................................................ 3
モード:STEREO/PARALLEL/BRIDGE .......................... 4
スピーカー・インピーダンス ........................................... 4
スピーカー配線.................................................................... 5
ラックマウント.................................................................... 6
EIA標準ラックへのマウント ............................................ 6
4台以下のアンプを、背面の開放されたラックにマウン
トするとき ........................................................................ 6
アンプが5台以上のとき、または(4台以下であっても)
ラックの背面を開放できないとき.................................... 6
移動用ケースのマウント .................................................. 7
仕様 ...................................................................................... 8
一般仕様............................................................................ 8
ブロック図 ........................................................................ 9
寸法図 ............................................................................... 9
特性図 ............................................................................. 10
故障かな?と思ったら ....................................................... 10

2
各部の名称と機能
① POWERスイッチ/インジケーター
② TEMPインジケーター
ヒートシンクの温度が摂氏85度を超えるとインジケー
ターが赤色に点灯します。
③ PROTECTIONインジケーター
プロテクション(保護)回路が動作していることを知
らせます。点灯中はアンプとスピーカーシステムとが
切り離された状態になって、スピーカーから音は出ま
せん。
保護回路が作動するのは、アンプ出力端子にDC電圧
が出力されている場合や過熱状態などです。原因が取
り除かれれば自動的に正常動作となり、インジケー
ターの点灯が消えます。また、電源を入れてからアン
プが機能しはじめるまでの約3秒間も保護回路がはた
らき、インジケーターが点灯しますが、この期間を過
ぎると自動的に正常動作に入ります。
④ CLIPインジケーター
出力信号の歪率が約1%を超えると、インジケーター
が赤く点灯し、アンプに過大入力が加わり、クリップ
していることを示します。
⑤ SIGNALインジケーター
出力レベルが2Vrmsを超えると、インジケーターが緑
色に点灯します。(8Ω負荷時1/2W、4Ω負荷時1W以
上で点灯します。)
⑥ ボリューム
−∞dBから0dBまで、31のステップで音量がかえられ
ます。
音量のセッティングを固定したいときは、下図のネジ
穴に附属のセキュリティカバーを取付けて、ボリュー
ムを保護します。
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
■ フロントパネル
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
61
23 4
5
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine

3
■ リアパネル
INPUT SPEAKERS
CHANNEL B CHANNEL A CHANNEL B CHANNEL A
GG
(BRIDGE)
(PARALLEL)
BRIDGE
STEREO PARALLEL
STEREO
BRIDGE
MAX. OUTPUT 450W/4Ω(STEREO)
MAX. OUTPUT 900W/8Ω(BRIDGE)
(STEREO)
4-8Ω/SP
(BRIDGE)
8-16Ω/SP
3214
① INPUT端子(CHANNELA,B)
CHANNELA,Bともに3種類のバランス型端子があり
ます。
BRIDGEモードおよびPARALLELモードのときの入力
端子はCHANNELAです。
・XLR-3-31タイプコネクター
極性は次のとおりです(IEC268)。
1:グランド,2:ホット,3:コールド
1
23
コール
ド
グラン
ド
ホット
・フォンジャック
極性は次のとおりです。
チップ:ホット(+)、リング:コールド(−)、
スリーブ:グランド
リング
スリーブ チッ
プ
・バリア・ストリップタイプコネクター
極性は次のとおりです。
:ホット, :コールド,G:グランド
② STEREO/BRIDGE/PARALLELモード切り換
えスイッチ
STEREO、BRIDGE、PARALLELの各モードの切り換
えスイッチです。
各モードの機能は4ページの「モード」を参照くださ
い。
③ SPEAKERS端子
それぞれのモードの極性を下図に示します。
・STEREO、PARALLELモードの極性
SPEAKERS
CHANNEL B CHANNEL A
STEREO
BRIDGE
・BRIDGEモードの極性
SPEAKERS
CHANNEL B CHANNEL A
STEREO
BRIDGE
BRIDGEモードではCHANNELA,Bの-端子は使用し
ません。
接続できるスピーカーシステムの最小インピーダンス
は、4ページの「スピーカー・インピーダンス」に記
載されています。
④ GND端子
アース用のネジです。ハムや雑音が生じる場合には、
この端子により大地アースを施すか、ミキサーかプリ
アンプ等のシャーシと接続してみてください。

4
■ モード:STEREO/PARALLEL/BRIDGE
■ スピーカー・インピーダンス
STEREO、PARALLELモードでは最小負荷(=ス
ピーカー)インピーダンスは4Ω、BRIDGEモードで
は8Ωです。
インピーダンスがそれより小さくならないよう注意し
てください。
STEREOモードでの接続
SPEAKERS
CHANNEL B CHANNEL A
BRIDGE
STEREO PARALLEL
STEREO
BRIDGE
MAX. OUTPUT 450W/4Ω(STEREO)
MAX. OUTPUT 900W/8Ω(BRIDGE)
–+
–+
STEREOに設定
スピーカーシステム
最小4Ω最小4Ω
PARALLELモードでの接続
SPEAKERS
CHANNEL B CHANNEL A
BRIDGE
STEREO PARALLEL
STEREO
BRIDGE
MAX. OUTPUT 450W/4Ω(STEREO)
MAX. OUTPUT 900W/8Ω(BRIDGE)
–+
–+
PARALLELに設定
スピーカーシステム
最小4Ω最小4Ω
BRIDGEモードでの接続
SPEAKERS
CHANNEL B CHANNEL A
BRIDGE
STEREO PARALLEL
STEREO
BRIDGE
MAX. OUTPUT 450W/4Ω(STEREO)
MAX. OUTPUT 900W/8Ω(BRIDGE)
–+
BRIDGEに設定
スピーカーシステム
最小8Ω
BRIDGEモードではCHANNEL Aの入力信号が
BRIDGEの出力端子から出力されます。このときボ
リュームはフロントパネルの(チャンネル)
A
のボ
リュームを使用します。
STEREOモードではCHANNELAとBが別個に作動し
ます(一般的なステレオアンプとなります)。
CHANNELAの入力信号がCHANNELAの出力端子か
ら、CHANNELBの入力信号がCHANNELBの出力端
子からそれぞれ出力されます。
PARALLELモードでは、CHANNELAの入力信号が
CHANNELAとBの両方の出力端子から出力されま
す。CHANNELBの入力端子は使用しません。(チャ
ンネル)
A
と
B
のボリュームは別個に調整できま
す。

5
1. 電源スイッチをOFFにします。
2. カバー取付用ネジを外し、保護カバーを外しま
す。
取付用ネ
ジ
3. スピーカー線材の先端10mmの被覆を外し、スピー
カー端子の穴に通すなどして、締め付けます。
スピーカーの極性は3ページを参照してください。
10mm
この際、下図のように裸線がシャーシに当たらないよ
う十分にご注意ください。
シャーシに
当たらないこ
と
4. カバーを元の位置に取り付けます。
・ スピーカーヒューズ
P4500ではステレオ動作時450W+450W(8Ω)、モ
ノラル時1200W(8Ω)、P3200ではステレオ動作時
320W+320W(8Ω)、モノラル時860W(8Ω)、
P1600ではステレオ動作時160W+160W(8Ω)、モ
ノラル時400W(8Ω)、P800ではステレオ動作時
80W+80W(8Ω)、モノラル時220W(8Ω)の大出
力が得られますので、充分な許容入力を持つスピー
カーシステムをご使用ください。
ご使用になるスピーカーシステムの許容入力がパワー
アンプの定格出力値より小さな場合は、スピーカーと
アンプ間に直列にヒューズを接続すると、スピーカー
を保護することができます。(下図参照)
_+ _
+
パワーアンプ スピーカーシステ
ム
ヒューズ
下の式を用いて、各スピーカーに応じたヒューズの容
量の目安を求めることができます。
Po = I R →I = √Po/R
2
Po[W]: スピーカーの連続許容入力(ノイズまた
はRMS)
R[Ω] : スピーカーの公称インピーダンス
I[A] : 必要なヒューズの容量
例)スピーカーの連続許容入力:100[W]
スピーカーのインピーダンス:8[Ω]
I = √100/8
上の計算から、必要なヒューズの容量は3.5[A]とな
ります。
・スピーカーケーブル
スピーカー端子とスピーカーの接続には、スピーカー
接続専用のケーブルのみをお使いください。
スピーカーケーブルを長く引き廻す場合は、ダンピン
グファクターの劣化やケーブル内でのパワーロスを防
ぐため、できるだけ太い線材のケーブルをご使用くだ
さい。
スピーカー配線

6
ラックマウント
■ 4台以下のアンプを、背面の開放さ
れたラックにマウントするとき
下の図のように、アンプの上部に吸排気用の通風パネ
ルを取り付けます。
通風パネル
(ラック全面または
背面に取付け)
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine
■ アンプが5台以上のとき、または(4
台以下であっても)ラックの背面を
開放できないとき
下の図のように、それぞれアンプの上下に吸排気用の
通風パネルを取り付けます。
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine
TEMP
PROTECTION
POWER
ON OFF
AB
CLIP
SIGNAL
–dB∞0∞0
40
30
20 15
10
3
6
25
40
30
20 15
10
3
6
25
EEEngine
■ EIA標準ラックへのマウント
複数のハイパワーアンプを放熱性の悪いラックにマウントすると、各アンプからの熱でラックの内の気温が著しく
上昇して、アンプ本来の性能を発揮できないことがありますから、マウントにさいしては、放熱のための通気を考
慮しなければなりません。
そのようなときは、アンプの上下に吸排気用の通風パネルを取り付けてください。このとき、通風パネルは1Uサイ
ズで、全体の面積の35%以上が開口している必要があります。
さらに、ラックの天板に排気孔があれば、より効果的です。
通風パネル
ヤマハでは1Uサイズの通風パネルとしてベンチレーションパネルVP1を別売しています。
単位: mm
480
44

7
■ 移動用ケースのマウント
1. 本機は前面吸気・後面排気による強制冷却方式になっておりますので、移動用ケース(ポータブルラック)に1
台のみ収納する場合は、ラック後面を全面開放してください。
フロント側
吸気 排気
全面解放
ラック後面ラック側面
INPUT SPEAKERS
CHANNEL B CHANNEL A CHANNEL B CHANNEL A
GG
(BRIDGE)
(PARALLEL)
BRIDGE
STEREO PARALLEL
STEREO
BRIDGE
MAX.OUTPUT 450W/4Ω(STEREO)
MAX.OUTPUT 900W/8Ω(BRIDGE)
(STEREO)
4-8Ω/SP
(BRIDGE)
8-16Ω/SP
2. パワーアンプを使用する際、放熱空気流を妨げないように設置してくだい。
フロント側
10cm以下
フロント側

8
仕様
■ 一般仕様
P4500 P3200 P1600 P800
出力レベル 8Ω/STEREO 450W+450W 320W+320W 160W+160W 80W+80W
20Hz〜20kHz, 4Ω/STEREO 600W+600W 430W+430W 200W+200W 110W+110W
0.05% 8Ω/BRIDGE 1200W 860W 400W 220W
1kHz, 8Ω/STEREO 490W+490W 350W+350W 175W+175W 90W+90W
0.05% 4Ω/STEREO 680W+680W 480W+480W 230W+230W 120W+120W
8Ω/BRIDGE 1360W 960W 460W 240W
1kHz,20ms,ノンクリップ 2Ω/STEREO 1300W+1300W 950W+950W 350W+350W 210W+210W
出力帯域幅 HalfPower,0.1% 10Hz〜40kHz
全高調波ひずみ率(THD+N) 4〜8Ω/STEREO
20Hz〜20kHz,HalfPower 8Ω/BRIDGE 0.05%
ライン入力周波数特性 10Hz〜50kHz,+0,−1dB
混変調ひずみ率(IMD) 4〜8Ω/STEREO
7kHz:60Hz,1:4,HalfPower 8Ω/BRIDGE 0.05%
ダンピングファクター 1kHz, 8Ω 200
入力インピーダンス 30kΩ/バランス型,15kΩ/アンバランス型
残留ノイズ ボリュームmin. 12.7kHzLPF
IHF-Anetwork −75dB
SN比 入力600Ωシャント 12.7kHzLPF
IHF-Anetwork 105dB 104dB 101dB 98dB
チャンネル間セパレーション
HalfPower,8Ω,ボリュームmax. 65dB,20Hz〜20kHz
入力600Ωシャント 75dB,1kHz
スルーレート STEREO 30V/μs以上
8Ωフルスイング BRIDGE 50V/μs以上
センシティビティ(ボリュームmax.)
RatedPowerinto8Ω +5.7dB +4.2dB +1.2dB −1.7dB
ボルテージゲイン(ボリュームmax.) 32.1dB
コントロール フロントパネル POWERスイッチ
ボリューム(31ポジションdBコントロール)
リアパネル モードスイッチ(STEREO/BRIDGE/PARALLEL)
コネクター INPUT バリア・ストリップ端子
XLR-3-31タイプ
1/4インチ フォンジャック(バランス型)
OUTPUT 5ウェイバインディング・ポスト
インジケーター POWER
TEMP (ヒートシンク温度≧85℃)
PROTECTION(ミュート)
CLIP ×2
SIGNAL ×2
プロテクション Powerスイッチオン/オフ、ミュート、DC検出
TEMP(ヒートシンク温度≧95℃)
PCリミッター RL≦1Ω
冷却ファンスピード 低速(50℃)−可変−高速(70℃)
電源 100V,50/60Hz
消費電力 400W 350W 170W 100W
最大外形寸法(W×H×D) 480×103.5×455mm、パネル高さ:88mm,パネル奥行:405.6mm
重量 16kg 15kg 12kg 12kg
附属品 セキュリティカバー
オプション ベンチレーションパネル:VP1
0dB=0.775Vrms,HalfPower=1/2PowerOutputLevel(RatedPower)
この製品は電気用品取締法に定める技術基準に適合しています。
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります。

9
■ ブロック図
Temperature
CHANNEL B
CHANNEL A
CLIP
CLIP
SIGNAL
Bch Power Amp
PC Limiter
Ach Power Amp
PC Limiter
SPEAKERS
(BRIDGE)
(PARALLEL)
CHANNEL A
CHANNEL B
B
A
INPUT PROTECTION
TEMP
(Heat Sink)
Sensor Circuit
Protection
STEREO
PARALLEL
BRIDGE
G
G
SIGNAL
■ 寸法図
15.5
61.229255.2
308
88
H:103.5
W:480
424
45 4.4 D:455
379.6 26
単位:m
m

10
■ 特性図
Mode:STEREO
Both ch Driven
RL=4Ω, f=1kHz
Mode:STEREO
Both ch Driven
RL=4Ω, f=1kHz
Mode:STEREO
Both ch Driven
RL=4Ω, f=1kHz
Mode:STEREO
Both ch Driven
RL=4Ω, f=1kHz
P1600
P3200P4500
P800
Output Power [W]
Power Consumption [W]
Power Consumption [W]
Output Power [W]Output Power [W]
Power Consumption [W]
Power Consumption [W]
Output Power [W]
1k100101
5k
1k
100
20
20
100
1k
5k
1 10 100 1k1k100101
5k
1k
100
20
20
100
1k
5k
1 10 100 1k
故障かな?と思ったら
主な異常動作の原因と処置および保護回路の動作
インジケーター表示 原因 処置 保護回路の動作
ショートしている箇所を調べ
る
スピーカーシステムインピー
ダンスをステレオ時4Ω、モ
ノラル時8Ω以上にする
通風スロットを点検してアン
プ周りの通風状態を良くして
ください
通風状態を調べ、放熱対策を
する
販売店、またはヤマハのサー
ビス拠点にご相談ください
CLIPインジケーターが点灯
する
TEMPインジケーターが点
灯する
PROTECTIONインジケー
ターが点灯する
PCリミッターが働き、パワー
トランジスタを保護
TEMPインジケーターによる
警告
サーマルプロテクションが働
きパワートランジスタを保護
リレーが働き、スピーカーシ
ステムを保護
スピーカー端子、アン
プの出力端子、ケーブ
ル等でのショート
アンプの負荷が過負荷
になっている
ヒートシンクの温度が
85℃を超えている
ヒートシンクの温度が
95℃を超えている
パワーアンプの出力段
にDC±2V以上の電位が
発生

●お客様ご相談窓口:ヤマハプロオーディオ製品に対するお問合せ窓口
ヤマハ・プロオーディオ・インフォメーションセンター
Tel:03-5791-7678 Fax:03-5488-6663(電話受付=祝祭日を除く月〜金/11:00〜19:00)
E-mail:[email protected]
●EM営業統括部(営業窓口)
PAグループ ☎03-5488-5480 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11
☎011-512-6113 〒064-0810 札幌市中央区南十条西1-1-50
☎022-222-6214 〒980-0804 仙台市青葉区大町2-2-10
☎06-6252-5405 〒542-0081 大阪市中央区南船場3-12-9
☎052-232-5744 〒460-8588 名古屋市中区錦1-18-28
☎092-412-5556 〒812-8508 福岡市博多区博多駅前2-11-4
企画推進室(プロオーディオ) ☎03-5488-5472 〒108-8568 東京都港区高輪2-17-11
●PA・DMI事業部
PE営業部PA国内推進室 ☎053-460-2455 〒430-8650 浜松市中沢町10-1
●ヤマハ電気音響製品サービス拠点:修理受付および修理品お預かり窓口
北海道サービスステーション ☎011-512-6108 〒064-8543 札幌市中央区南十条西1-1-50 ヤマハセンター内
仙 台サービスステーション ☎022-236-0249 〒984-0015 仙台市若林区卸町5-7 仙台卸商共同配送センター3F
首都圏サービスセンター ☎03-5762-2121 〒143-0006 東京都大田区平和島2-1-1京浜トラックターミナル14号棟A-5F
浜 松サービスステーション ☎053-465-6711 〒435-0016 浜松市和田町200 ヤマハ(株)和田工場6号館2階
名古屋サービスセンター ☎052-652-2230 〒454-0058 名古屋市中川区玉川町2-1-2 ヤマハ(株)名古屋流通センター3F
大 阪サービスセンター ☎06-6877-5262 〒565-0803 吹田市新芦屋下1-16 ヤマハ(株)千里丘センター内
四 国サービスステーション ☎087-822-3045 〒760-0029 高松市丸亀町8-7 (株)ヤマハミュージック神戸 高松店内
広 島サービスステーション ☎082-874-3787 〒731-0113 広島市安佐南区西原6-14-14
九 州サービスステーション ☎092-472-2134 〒812-8508 福岡市博多区博多駅前2-11-4
本 社/CSセンター ☎053-465-1158 〒435-0016 浜松市和田町200 ヤマハ(株)和田工場6号館2階
※ 所在地・電話番号などは変更されることがあります。
※ 2001年10月現在
■保証書
この商品には保証書がついています。販売店でお渡ししてい
ますから、ご住所・お名前・お買上げ年月日・販売店名など所定
事項の記入および記載内容をおたしかめの上、大切に保管して
ください。
保証書は当社がお客様に保証期間内の無償サービスをお約
束するもので、この商品の保証期間はお買上げ日より1年です。
保証期間内の転居や、ご贈答用に購入された場合などで、記
載事項の変更が必要なときは、事前・事後を問わずお買上げ販
売店かお客様ご相談窓口、またはヤマハ電気音響製品サービス
拠点へご連絡ください。継続してサービスできるように手配いた
します。
■損害に対する責任
この商品(搭載プログラムを含む)の使用または使用不能に
より、お客様に生じた損害(事業利益の損失、事業の中断、事業
情報の損失、その他の特別損失や逸失利益)については、当社は
一切その責任を負わないものとします。また、如何なる場合でも、
当社が負担する損害賠償額は、お客様がお支払になったこの商
品の代価相当額をもって、その上限とします。
サービスについて ■調整・故障の修理
「故障かな?」と思われる症状のときは、この説明書をもう一度
よくお読みになり、電源・接続・操作などをおたしかめください。そ
れでもなお改善されないときには、お買上げ販売店へご連絡く
ださい。調整・修理いたします。
調整・修理に際しては保証書をご用意ください。保証規定によ
り、調整・修理サービスをいたします。また、故障した製品をお持
ちいただくか、サービスにお伺いするのかも保証書に書かれて
います。
修理サービスは保証期間が過ぎた後も引き続きおこなわれ、
そのための補修用性能部品が用意されています。性能部品とは
製品の機能を維持するために不可欠な部品のことをいい、PA製
品ではその最低保有期間は製造打切後8年です。この期間は経
済産業省の指導によるものです。
■お客様ご相談窓口
ヤマハPA製品に関するご質問・ご相談は下記のお客様ご相
談窓口へ、アフターサービスについてのお問合わせはヤマハ電
気音響製品サービス拠点へおよせください。
PA東京
PA北海道
PA仙台
PA大阪
PA名古屋
PA九州

音響システム事業部営業部☎053-460-2455
VZ02520 R1 1 IP 16
〒430-8650浜松市中沢町10-1
97 11 1000 NP Printed in Taiwan
This manual suits for next models
3
Table of contents
Other Yamaha Amplifier manuals

Yamaha
Yamaha RX V565 User manual

Yamaha
Yamaha M-60 User manual

Yamaha
Yamaha A-S2000 - Amplifier User manual

Yamaha
Yamaha AV-M99 User manual

Yamaha
Yamaha KAX-2500 User manual

Yamaha
Yamaha WF41880 User manual

Yamaha
Yamaha CX-830RS User manual

Yamaha
Yamaha MX-D1 - Amplifier User manual

Yamaha
Yamaha CP2000 User manual

Yamaha
Yamaha CA-610 II User manual

Yamaha
Yamaha CA-44 User manual

Yamaha
Yamaha CA-2010 User manual

Yamaha
Yamaha HC2700 User manual

Yamaha
Yamaha MLA8 User manual

Yamaha
Yamaha AX-440 User manual

Yamaha
Yamaha AS2000BL User manual

Yamaha
Yamaha MX-35 User manual

Yamaha
Yamaha C-2a User manual

Yamaha
Yamaha C-45 User manual

Yamaha
Yamaha AR-1500B User manual