Konica Minolta PW1-NS User manual

1(J)
Film Scanner
Advanced Photo System
Film Carrier
Operating Instructions Page 12
Mode d’emploi Page 20
Bedienungsanleitung Seite 28
PW1-NS
© 1997 by Konica Corporation 3-860-365-04 (1)

2(J)
火災
安全のために
電気製品は安全のための注意事項を守らないと、火災や感電などに
より死亡や大けがなど人身事故につながることがあり、危険です。事
故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
4〜5ページの注意事項をよくお読みください。
また、お使いになる前に、PW1-NS専用のフィルムスキャナー本体に付
属の取扱説明書に記載された「安全のために」を必ずお読みくださ
い。
故障したら使用を中止する
販売店にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
警告表示の意味
この取扱説明書および製品では、
次のような表示をしています。表
示の内容をよく理解してから本文
をお読みください。
警告
この表示の注意事項を守らない
と、火災や感電などにより死亡や
大けがなど人身事故につながるこ
とがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
分解禁止
,
落としたら 販売店に修理を依頼する。

3(J)
日
本
語
目次
警告
............................................................................................................... 4(J)
本機の性能を保持するために ............................................................................ 5(J)
本機でできること .............................................................................................. 5(J)
フィルムスキャナーにキャリアを取り付ける................................................... 6(J)
カートリッジフィルムをキャリアに入れる ...................................................... 7(J)
IX240カートリッジフィルム取り扱い上のご注意............................................ 9(J)
お手入れのしかた ............................................................................................ 10(J)
主な仕様 .......................................................................................................... 11(J)
保証書とアフターサービス.............................................................................. 11(J)

4(J)
分解しない、改造しない
分解や改造をすると、火災やけがの原因となります。
点検および修理は、販売店にご依頼ください。
警告
分解禁止
火災
下記の注意を守らないと、
火災などにより死亡や大けがにつながることがあります。

5(J)
アドバンストフォトシステムフィルムキャリアPW1-NSは、IX240カートリッ
ジフィルムを、専用のフィルムスキャナーに正しくセットするための装置
です。
このキャリアをフィルムスキャナーに取り付けて使用すると、現像済み
のIX240カートリッジフィルムに写った写真を読み取ることができます。
ご注意
PW1-NSを使用してIX240カートリッジフィルムの写真を読み取る操作
方法については、フィルムスキャナーの取扱説明書をご覧ください。
本機でできること
使用・保管場所
次のような場所での使用および保管は避けてください。
•極端に暑い所や寒い所（動作温度は0℃〜+40℃）
•直射日光が長時間あたる場所や暖房器具の近く
•湿気、ほこりの多い所
•雨のあたる所
•激しく振動する所
•強い磁気を発するものの近く
•強力な電波を発するテレビやラジオの送信所の近く
輸送
輸送するときは、付属のカートンとクッション、または同等品で梱包し、
強い衝撃を与えないようにしてください。
本機の性能を保持するために

6(J)
取り付けかた
フィルムスキャナー上部からキャリアを 挿 入し、取っ手を倒してロックし
ます。取り付け後、キャリアカバーを閉めます。
ご注意
フィルムスキャナーのキャリアカバーは必ず閉めてください。カバーが
開いているとプレビューやスキャンができません。
また、プレビューやスキャン中にカバーをあけると、動作が中止します。
フィルムスキャナーにキャリアを取り付ける
取り外しかた
取っ手を押してロックを外し、キャリアを持ち上げます。

7(J)
カートリッジフィルムをキャリアに入れる
ご注意
•挿入前に、カートリッジの遮光ぶたが閉まっていることを確認してく
ださい。
•必ず、未現像表示爪の折れている現像済みのカートリッジフィルム
をご使用ください。爪の折れていない、または完全に折れていない
カートリッジを入 れると、画面に「現像済みのカートリッジではありま
せん」と表示されます。この場合は、現像済みのカートリッジフィルム
であることを確 認 の 上、爪を完全に折ってから、再び入れ直してく
ださい。
•プレビュー中やスキャン中にキャリアに 触 ったりカートリッジ 入 れ の
ふたをあけないでください。正しくスキャンされない場合があります。
IX240カートリッジフィルムの各部の名前
カートリッジフィルムの入れかた
プレビュー時またはスキャン時に「フィルム（カートリッジ ）を入れてくだ
さい」と表示されたら、未現像表示爪の折れている現像済みのカート
リッジフィルムをキャリアに挿入します。
1カートリッジ取り出しレバーを押してから、ふたを開ける。
2使用状態マーク面を上にしてカートリッジフィルムを入れる。
3カートリッジ入れのふたを閉める。
爪が折れていることを確認
使用状態マーク
1未使用
2撮影途中
3撮影済み
4現像済み
未現像表示爪
遮光ぶた

8(J)
カートリッジフィルムの取り出しかた
スキャン終了後、または途中で操作をキャンセルしたとき、フィルムが
すべてカートリッジに巻き戻り、初期画面に戻ってから、カートリッジフィ
ルムを取り出してください。
1カートリッジ取り出しレバーを押してから、ふたを開ける。
2カートリッジフィルムを手で取り出し、カートリッジ入れのふたを
閉める。
カートリッジフィルムをキャリアに入れる
ご注意
プリスキャン中やフィルム搬送中にカートリッジフィルムを取り出そうと
すると、フィルムが内部でからまり、カートリッジが 取り出 せなくなること
があります。この場合は、無理にカートリッジを取り出さな い で、フィル
ムスキャナーのリセットスイッチを押すか、電源を入れ直してください。
フィルムがカートリッジに巻き戻され、カートリッジを取り出すことができ
るようになります。

9(J)
IX240カートリッジフィルム取り扱い上のご注意
•カートリッジフィルムを分解しないでください。画像データが正しく読
み込めなくなったり、キャリアが故障する原因になることがあります。
•フィルムは現像後、充分に乾燥させてから使用してください。フィル
ムがつまったり傷がつく恐れがあります。
•傷ついていたり使用回数の多いカートリッジフィルムは、エラーが生
じる場合があります。
•使用前にフィルム先端部を確認してください。フィルム先端部に
テープや粘着物が付いていると、キャリアの動作に支障をきたす恐
れがあります。また、フィルムの先端が折れているとエラーを起こす
可能性があります。
•フィルム上のコマの位置が原因で読み取り画像に縁が入ることが
あります。この場合は、ドライバーソフトウェアの機能を使って補正し
てください。
•フィルムの前端あるいは後端を規則以上に短く切ったフィルムをス
キャンすると、正常に動作しない場合があります。
•カートリッジフィルムにあるバーコード情報は、フィルムの状態により、
うまく読み取れない場合があります。
•フィルムが汚れている場合は清掃してください。フィルムのバーコー
ドが汚れている場合、フィルムタイプや枚数などの判別エラーが発
生することが多くあります。
•カートリッジからフィルムが引き出ししづらく、重く感じるときは、スペ
アカートリッジにフィルムを入れ換えてください。それでもエラーが発
生する場合は、無理にスキャンせず、スキャンを中止して、フィルム
の状態、キャリアの状態を確認してください。万一キャリアに異常が
ある場合は、販売店にご連絡ください。

10(J)
キャリア内部の清掃
キャリア 内 部には 、5か所（図の斜線部）のゴムローラーがあります。ゴ
ムローラーのほこりや汚れは、アルコールなどを使ってきれいにふき
取ってください。ゴムローラーにほこりや汚れが残っているとフィルム
がすべって正しく送られないことがありますので、ゴムローラーの清
掃は毎日行うことをお勧めします。
ご注意
アルコールは、ゴムローラー以外の箇所の清掃には使わないでくださ
い。
お手入れのしかた
キャビネットの清掃
汚れがひどいときは、水または水で薄めた中性洗剤溶液で湿らせた
布をかたくしぼってから、汚れをふきとってください。シンナーやベン
ジン、アルコール、化学ぞうきんなどは、表面の仕上げをいためること
がありますので、使用しないでください。
つまみを押しながら
開く
ゴムローラー