Magnescale LT20A Series User manual

/ Counter Unit / Anzeigeeinheit
LT20A / LT30 Series
お買い上げいただき、ありがとうございます。
ご使用の前に、この取扱説明書を必ずお読みください。
ご使用に際しては、この取扱説明書どおりお使いください。
お読みになった後は、後日お役に立つこともございますので、必ず保管してください。
Read all the instructions in the manual carefully before use and strictly follow them.
Keep the manual for future references.
Lesen Sie die ganze Anleitung vor dem Betrieb aufmerksam durch und folgen Sie beim
Betrieb des Geräts den Anweisungen. Bewahren Sie diese Bedienungsanleitung zum
späteren Nachlesen griffbereit auf.

[For U.S.A. and Canada]
THIS CLASS A DIGITAL DEVICE COMPLIES
WITH PART15 OF THE FCC RULES AND THE
CANADIAN ICES-003. OPERATION IS SUBJECT
TO THE FOLLOWING TWO CONDITIONS.
(1) THIS DEVICE MAY NOT CAUSE HARMFUL
INTERFERENCE, AND
(2) THIS DEVICE MUST ACCEPT ANY
INTERFERENCE RECEIVED, INCLUDING
INTERFERENCE THAT MAY CAUSE
UNDERSIGNED OPERATION.
CET APPAREIL NUMÉRIQUE DE LA CLASSE A
EST CONFORME ÀLA NORME NMB-003 DU
CANADA.
For DC power-driven products to meet EN 61000-6-2/2001,
the following operational conditions must be satisfied.
1. Input and output signal cable length : 30 m or less
2. Cable length for input power source : 10 m or less
3. Scale cable length : 30 m or less
Note
When using the same cable for output signal and input
power source, the cable must not be longer than 10 m.
For AC power-driven products to meet EN 61000-6-2/2001,
the following operational conditions must be satisfied.
1. Input and output signal cable length : 30 m or less
2. Scale cable length : 30 m or less
警告
本装置を機械指令(EN60204-1)の適合を受ける機器に
ご使用の場合は、その規格に適合するように方策を講じ
てから、ご使用ください。
Warning
When using this device with equipment governed
by Machine Directives EN 60204-1, measures
should be taken to ensure conformance with those
directives.
Warnung
Wenn dieses Gerät mit Ausrüstungsteilen
verwendet wird, die von den Maschinenrichtlinien
EN 60204-1 geregelt werden, müssen Maßnahmen
ergriffen werden, um eine Übereinstimmung mit
diesen Normen zu gewährleisten.
[ For EU and EFTA countries ]
CE Notice
Marking by the symbol CE indicates compliance
with the EMC directive of the European
Community. This marking shows conformity to the
following technical standards.
EN 55011 Group 1 Class A/1998 A1/1999 A2/
2002 :
"Limits and methods of measurement of radio
disturbance characteristics of industrial, scientific
and medical (ISM) radio-frequency equipment"
EN 61000-6-2/2001 :
"Electromagnetic compatibility (EMC) - Part 6-2 :
Generic standards - Immunity for industrial
environments"

(J) (1)
LT20A / LT30 Series
安全のために
当社の製品は安全に十分配慮して設計されています。しかし、操作や設置時にまちがった取
扱いをすると、火災や感電などにより死亡や大ケガなど人身事故につながることがあり、危
険です。また、機械の性能を落としてしまうこともあります。
これらの事故を未然に防ぐために、安全のための注意事項は必ず守ってください。操作や設
置、保守、点検、修理などを行なう前に、この「安全のために」を必ずお読みください。
警告表示の意味
このマニュアルでは、次のような表示をしています。表示内容をよく理解してから本文をお
読みください。
警告
この表示の注意事項を守らないと、火災や感電などにより死亡や大ケガなど人身事故につな
がることがあります。
注意
この表示の注意事項を守らないと、感電やその他事故によりケガをしたり周辺の物品に損害
を与えることがあります。
注意を促す記号 行為を禁止する記号

(2) (J)
LT20A / LT30 Series
警告
・ 表示された電源電圧以外での電圧で使用しないでください。火災や感電の原因となる
恐れがあります。
・ 濡れた手でI/Oコネクタに触れないでください。感電の原因となります。
・ 本体カバーを開けて本装置を分解、改造することはおやめください。火傷やケガの恐
れがあります。また、内部回路を破損させる原因にもなります。
・ 本装置はDC電源で動作します。
I/OコネクタにはAC電源を絶対に接続しないでください。火災や感電の原因となる恐
れがあります。また、内部回路を破損させる原因にもなります。
注意
・ 本装置は防爆構造になっておりませんので、可燃性ガスの雰囲気中でのご使用はおや
めください。火災の原因となることがあります。
・ 電源および信号用コネクタの抜き差しは、破損や誤動作を防ぐため必ず電源を切って
から行ってください。
・ 本装置は、耐振動構造になっておりませんので、可動部や衝撃のある場所でのご使用
はおやめください。

(J) i
LT20A / LT30 Series
目次
1. ご使用になる前に ......................................................1
1-1. 一般的な注意事項 ..................................................... 1
1-2. 取扱上のご注意 ......................................................... 1
1-3. 操作上のご注意 ......................................................... 2
1-4. 測長ユニットとの接続時のご注意 ......................... 2
2. 概要 ............................................................................ 3
2-1. 特長 ............................................................................. 3
2-2. システム構成 ............................................................. 4
3. 接続と設置 ................................................................. 5
3-1. ケーブルの接続 ......................................................... 5
3-2. 表示ユニットの設置方法 ......................................... 5
4. 各部の名称と働き ......................................................6
4-1. フロントパネル ......................................................... 6
4-2. リアパネル ................................................................. 8
4-3. 機能説明 ..................................................................... 9
4-3-1. リセットキーの機能について ................... 9
4-3-2. プリセット機能について ........................... 10
4-3-3. 合否判定について ....................................... 10
4-3-4. ピークホールド機能について ................... 10
4-3-5. ピークホールドポーズ機能について ....... 11
4-3-6. ラッチ機能について ................................... 12
5. 操作手順 ...................................................................... 13
5-1. 初期設定 ..................................................................... 13
5-1-1. 基本設定 ........................................................ 13
5-1-2. BCDモデル(LT20A-101B/201B、
LT30-1GB/2GBのみ) .................................. 15
5-1-3. RS-232Cモデル(LT20A-101C/201C、
LT30-1GC/2GCのみ) .................................. 16
5-2. 各種設定 ..................................................................... 19
5-2-1. プリセット値の設定 .................................... 19
5-2-2. 測定モード設定 ............................................ 20
5-2-3. コンパレート値の設定 ................................ 21
5-2-4. キーロックの設定 ........................................ 23
6. 原点 ............................................................................ 24
7. I/Oコネクタ入出力 ..................................................... 25
7-1. 端子配列 ..................................................................... 25
7-2. 入出力回路(I/Oコネクタ入出力部) ........................ 27
7-3. 信号タイミング ......................................................... 28
8. BCD出力(BCDモデルのみ) ....................................... 29
8-1. 端子配列 ..................................................................... 29
8-2. 信号タイミング ......................................................... 31
8-3. インタフェースケーブルについて ......................... 32
8-4. BCD入出力回路 ......................................................... 33

ii (J)
LT20A / LT30 Series
9. RS-232Cインタフェース(RS-232Cモデルのみ) ....... 34
9-1. 端子配列 ..................................................................... 34
9-2. パソコンに接続する場合 ......................................... 35
9-3. RS-232Cインタフェース .......................................... 35
9-4. RS-TRG回路 ............................................................... 36
9-5. 出力方法 ..................................................................... 36
9-6. コマンドについて ..................................................... 37
10. アラーム表示/出力 ..................................................... 41
11. 主な仕様 ..................................................................... 42
11-1. LT20A仕様 ............................................................... 42
11-2. LT30仕様 .................................................................. 44
11-3. 付属品 ....................................................................... 46
11-4. 別売アクセサリー ...................................................46
11-5. 外形寸法図 ............................................................... 47
12. 故障とお考えになる前に............................................ 48

(J) 1
LT20A / LT30 Series
1. ご使用になる前に
1-1. 一般的な注意事項
以下は当社製品を正しくお使いいただくための一般的な注
意事項です。個々の詳細な取扱上の注意は、本取扱説明書
に記述された諸事項および注意をうながしている説明事項
に従ってください。
•始業または操作時には、当社製品の機能および性能が正
常に作動していることを確認してからご使用ください。
•当社製品が万一故障した場合、各種の損害を防止するた
めの十分な保全対策を施してご使用ください。
•仕様に示された規格以外でのご使用、または改造を施さ
れた製品については、機能および性能の保証はできませ
んのでご留意ください。
•当社製品をほかの機器と組み合わせてご使用になる場合
は、使用条件、環境などにより、その機能および性能が
満足されない場合がありますので、十分ご検討の上ご使
用ください。
•製品は一部改良のため、予告なく外観・仕様を変更する
ことがあります。
1-2. 取扱上のご注意
•本体カバーを開けたり内部に手を差し入れたりすること
は、静電気などによって内部回路が破損する恐れがあり
ますのでおやめください。
•静電気による誤動作を防止するために、キースイッチ以
外の場所に触れる場合は、必ず電源をお切りください。
•接続ケーブルは動力線と同一ダクトに通さないでください。
•本表示ユニットから発生するノイズによる周辺機器の誤動作
防止、および外部からのノイズによる本表示ユニットの誤動
作防止のため、DC電源を供給する際は、電源線をよじって
接続してください。
•DC電源を供給する際は、必ず仕様電圧範囲内でご使用く
ださい。
•I/OコネクタにはAC電源を絶対に接続しないでください。
内部回路が破損される恐れがあります。
•I/Oコネクタの接続禁止になっている端子を中継用端子と
して使用しないでください。
•BCDコネクタの結線の際は、誤配線のないようご注意くだ
さい。誤配線すると内部回路が破損する恐れがあります。

2(J)
LT20A / LT30 Series
1-4. 測長ユニットとの接続時のご注意
接続する測長ユニットの分解能と表示ユニットの入力分解
能を一致させて、ご使用ください。一致していないと正し
く測長できません。入力分解能の設定は初期設定で行ない
ます。(「5-1.初期設定」参照)
●LT20A
•LT20Aは接続コネクタがミニDINタイプのDG、DLシ
リーズ用の表示ユニットです。
•測定範囲が100mm以上の測長ユニットを接続し表示分
解能を0.0005mmに設定した場合、全測定範囲を表示す
ることはできません。(最上位桁がオーバーフローを意
味するF表示になります。)
このため、0.001mmまたはそれ以下の表示分解能を設
定してください。
●LT30
•LT30は接続コネクタがミニDINタイプのDKシリーズ用
の表示ユニットです。
•高電圧源、大電流源、大電力リレーなどからは0.5m以上
離してください。
•切削屑、切削油、機械油などのかかる場所は避けてくださ
い。やむを得ない場合は十分な対策を施してください。
•本体に直接ビニールカバーをかけたり、密閉型ケースへ
入れることは避けてください。
•周囲温度は0〜40℃の範囲内でご使用ください。
直射日光、熱風のかかる場所、暖房器のそばは避けてく
ださい。
1-3. 操作上のご注意
各キー操作や各I/O(BCDなど)の接続および操作は、各項
目の内容説明に従ってください。正しく操作しないと、誤
動作や故障の原因となります。

(J) 3
LT20A / LT30 Series
2. 概要
表示ユニットLT20A/LT30シリーズは、組立ラインや治工
具に組み込み、部品寸法の計測や合否判定を行なうのに適
したユニットです。
•LT20A
測長ユニットDG、DLシリーズとの組合せで使用します。
•LT30
測長ユニットDKシリーズとの組合せで使用します。
2-1. 特長
•組み込みに適した小型サイズ
DIN(72×72mm)サイズ。パネルマウント対応です。
•表示ユニットからPLCなどへの接続が可能。
全機種に合否判定出力を標準装備しています。BCD、RS-
232C対応モデルも用意しています。
•分解能(選択可能)
入力信号分解能: 0.0001/0.0005/0.001/0.005/0.01mm
表示分解能 : 0.0001/0.0005/0.001/0.005/0.01mm
•現在値のほかに最大値、最小値、P-P値の測定可能
•和差演算機能の標準装備(2CHモデルのみ)
部品の幅や段差が測定できます。
•複数品種の合否判定が可能(BCD出力モデル)
合否判定のためのコンパレート上、下限値が4種類メモリ
できます。
•電源はDC12-24V対応
電源入力コネクタより供給してください。
電源ケーブル長は10m以下でご使用ください。
1
2
1
2

4(J)
LT20A / LT30 Series
LT20A-101 / LT30-1G
1 CH 201 / 2G
2 CH
RS-232C RS-232CBCDBCD
101B / 1GB
1 CH 201B / 2GB
2 CH
RESET
SET
P
MODE COMP
RESET
SET
P
MODE COMP
B
A
RESET
B
A
RESET
SET
P
MODE COMP
RESET
SET
P
MODE COMP
B
A
RESET
B
A
RESET
SET
P
MODE COMP
RESET
SET
P
MODE COMP
B
A
RESET
B
A
1224 V
201C / 2GC
2 CH
101C / 1GC
1 CH
MT10
2-2. システム構成

(J) 5
LT20A / LT30 Series
3-1. ケーブルの接続
•各接続ケーブルは断線事故を防ぐため、固定するなどの
処置をしてください。
•測長ユニットの着脱は、必ず表示ユニットの電源を切っ
てから行なってください。
3-2. 表示ユニットの設置方法
パネルなどへ取り付ける場合
1. パネルカット寸法の穴を開けます。(図2)
2. 表示ユニットを表側からパネルのカット穴に挿入します。
3. 裏側から表示ユニットの付属部品のカウンタストッパ
を取り付けます。
4. カウンタストッパがパネルに当たるまで押し込みます。
注意
表示ユニットにカウンタストッパを取り付ける際、上下に必要
なスペース(Min.30mm)を取ってください。(図3)
3. 接続と設置
68 +1.0
+0.4
68 +1.0
+0.4
30

6(J)
LT20A / LT30 Series
mm
M A X M I N P —P C P H1 2 3 4
P
RESET
SET
P
MODE COMP
C P L1 2 3 4
q
r
u
i
tye
w
mm
M A X M I N P —P C P H1 2 3 4
P
RESET
SET
P
MODE COMP
mm
M A X M I N P —P C P L1 2 3 4
P
A+B
BA
A
RESET
B
4. 各部の名称と働き
4-1. フロントパネル q:合否判定表示
表示値とコンパレート上限値/下限値を比較した結果を
表示します。
△上限オーバー、○上・下限内、▽下限アンダー
w
RESET
、
RESET
A
、
RESET
B
:リセットキー
•表示値のリセットをします。
•
プリセットされているときはプリセット値へもどります。
•2秒間押し続けると原点信号入力待ちになります。
e
P
:プリセットキー
プリセット値の設定モードに入ります。
(現在値、最大値、最小値に対して)
r
MODE
:測定モード設定キー
最大値、最小値、P-P値(最大値−最小値)および現在値
のいずれかを選択するモードに入ります。
t
COMP
:コンパレート値設定キー
コンパレート上限値、下限値の設定モードに入ります。
y
SET
:設定キー
モードおよび数値を確定します。
u:数値選択キー
数値選択を行ないます。
i:桁選択キー
•数値設定の際、桁を選択します。
•通常時5秒間押し続けるとキーロック/キーロック解
除されます。

(J) 7
LT20A / LT30 Series
mm
M A X M I N P —P C P H1 2 3 4
P
mm
M A X M I N P —P C P L1 2 3 4
P
A
B
メイン表示部
測定データ、各種モード設定データ、アラーム表示などが
表示されます。
選択CH表示
2CHモデルの場合以下の4種を選ぶことができます。
•A : 測長ユニット入力ACHの測定値
B : 測長ユニット入力BCHの測定値
A+B: ACHとBCHのデータを加算したもの
•A−B、−A+Bなどの演算を行ないたい場合は、Aおよび
Bのディレクションを“+”と“−”に切り換えて対応しま
す。(初期設定)
注意
•上段A+B、下段Aを選択した場合、上段下段ともACHの
コンパレート設定値が適用されます。
•上段にA+Bを選択した場合の下段表示は、下段に選択し
たCHの現在値モニター表示となり、操作はできません。
プリセット状態表示
プリセット値がセットされているときにPが表示されます。
ピークホールド表示
MAX : 最大値を表示
MIN : 最小値を表示
P-P : (最大値−最小値)を表示
上記3つが表示されていないときは現在値を表示しています。
コンパレート上限値設定表示
コンパレート値設定時に表示され、上段の数値が上限値で
あることを表しています。
コンパレート下限値設定表示
コンパレート値設定時に表示され、下段の数値が下限値で
あることを表しています。
•LT20A-101B/201B、LT30-1GB/2GBについてはCPH1−
CPH4、CPL1−CPL4の各々4種類までの設定値をメモリす
ることができます。
•LT20A-101/201/101C/201C、LT30-1G/2G/1GC/2GC
の設定は1種類です。
キーロック表示
キーロック時点灯、キーロック解除時消灯します。
上段 A A+B A+B A+B
下段 B A B なし

8(J)
LT20A / LT30 Series
FG +V 0V
DC IN
番号 1 2 3
7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 3 2 1
1 2 3 4 5 6 7
AB
SIG. IN A
SIG. IN B
FG +V 0V
DC IN
7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 3 2 1
1 2 3 4 5 6 7
AB
SIG. IN A
SIG. IN B
FG +V 0V
DC IN
7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 3 2 1
BCD OUT
1 2 3 4 5 6 7
AB
SIG. IN A
SIG. IN B
FG +V 0V
DC IN
RC-232C
7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 3 2 1
1 2 3 4 5 6 7
AB
SIG. IN A
SIG. IN B
FG +V 0V
DC IN
7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 3 2 1
BCD OUT. B
BCD OUT. A
1 2 3 4 5 6 7
AB
SIG. IN A
SIG. IN B
FG +V 0V
DC IN
RC-232C
7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 3 2 1
1 2 3 4 5 6 7
AB
SIG. IN A
SIG. IN B
FG +V 0V
DC IN
1 CHモデル 2 CHモデル
LT20A-101、LT30-1G LT20A-201、LT30-2G
LT20A-201B、LT30-2GBLT20A-101B、LT30-1GB
LT20A-101C、LT30-1GC LT20A-201C、LT30-2GC
I/Oコネクタ
共通
q
e
t
u
r
w
y
w
4-2. リアパネル q電源入力コネクタ
外部電源(DC+12V〜+24V)を接続します。
電源ケーブル長は10m以下でご使用ください。
使用コネクタ:
フェニックスコンタクト社製
MC1.5/3-ST-3.5(付属品)
wI/Oコネクタ→「7. I/Oコネクタ入出力」参照
I/OコネクタにはACH用、BCH用、A、BCH共通用の
3種があります。
入力: リセット、ピークホールドスタート、ピーク
ホールドポーズ、RSトリガ
出力 : 合否判定出力
番号
1
2
3
端子名
FG
+V
0V
内容
フレームGND
DC電源(+12V〜+24V)入力
電源用GND

(J) 9
LT20A / LT30 Series
e測長ユニット入力: SIG.INA
r測長ユニット入力: (2CHモデル)SIG.INB
ty BCD出力
2CHモデルの場合、フロントパネルメイン表示の上段/
下段と、このBCDOUT.A/BCDOUT.Bが対応してい
ます。“A+B”を選択したときには、BCDOUT.Aに出
力されます。
BCD入出力端子を使用して、下記の操作が可能です。
入力 : コンパレート値選択(4種)、
測定モード(現在値、最大値、最小値、P-P値)選択
出力 : 6桁
現在値、最大値、最小値、P-P値をフロントパネ
ルのキー操作および、外部出力の選択に対応し
て出力します。
アラーム出力
uRS-232Cインタフェース
「9. RS-232Cインタフェース」参照
リセット、ピークホールドスタート、プリセット値の
設定・リコール、コンパレート値設定、現在値・最大値・
最小値・P-P値の選定と出力をします。
4-3. 機能説明
4-3-1. リセットキーの機能について
測定モード
(現在値、最大値、
最小値、P-P値)
プリセット値設定モード
(Pの表示と、
選択桁の数値点滅)
Error表示
•
表示を0にします。
プリセットされているときは、プリ
セット値を呼び出します。(測定
モードがP-P値のときを除く)
•
最大値、最小値を現在値にし(P-P
値は0)、2秒間押し続けると原点信
号入力待ちになります。
プリセット値を0にします。
•
解除し、測定状態に復帰します。
•
解除し、原点信号入力待ちになり
ます。

10 (J)
LT20A / LT30 Series
High
Go
Low
△
○
▽
デ−タ>上限値
上限値≧デ−タ≧下限値
下限値>デ−タ
I/Oコネクタ(共通)ACH:
wピン、BCH:rピンL
(ON)でスタート
リセットキーを押す
(原点を使用しない設定
の場合)
現在値から保持開始
0から保持開始
プリセットされている時はプリセット
値から保持開始
4-3-4. ピークホールド機能について
•測定値の最大値、最小値、P-P値(最大値−最小値)を保持
します。
•フロントパネルのキーにより上記測定モードの設定を行
ないます。
•保持を開始する時点は、下段7極I/Oコネクタ(共通)のス
タート/ラッチ端子(ACH:wピン、BCH:rピン)へのス
タート信号入力(「7.I/Oコネクタ入出力」参照)か、リ
セットキーが押されたときから始まります。
4-3-2. プリセット機能について
•原点を使用しない設定の場合、現在値、最大値、最小値
の各測定モードについてプリセット値を、原点を使用す
る設定の場合、マスター値を設定することができます。
•設定方法は「5-2-1. プリセット値の設定」を参照してく
ださい。
4-3-3. 合否判定について
•選択されている測定モード(現在値、最大値、最小値、P-
P値)のデータとコンパレート上限値および下限値とを比
較し、合否判定をします。
•その結果はフロントパネルに表示され、またI/Oコネクタ
から出力(「7. I/Oコネクタ入出力」参照)されます。

(J) 11
LT20A / LT30 Series
ピーク値データ更新停止(ポーズ)
ポーズオン時
ピーク値の更新を停止します。現在値は常時更新します。
測定モードを最大値、最小値、P-P値に設定している場合、
判定出力、出力データは、測長ユニットを動かしても更新
されません。
ポーズオフ時
常時、ピーク値を更新します。
最大値
現在値
ポーズオフポーズオン
4-3-5. ピークホールドポーズ機能について
•測定値の最大値、最小値、P-P値(最大値–最小値)の保持
を一時停止します。
•ピークホールド機能を停止するときは下段7極I/Oコネクタ
(共通)のポーズ端子をオンし、停止解除するときにはオフ
してください。
7 6 5 4 3 2 1 7 6 5 4 3 2 1
1 2 3 4 5 6 7
DC IN
PAUSE (B)
START (B)
PAUSE (A)
START (A)
I/Oコネクタ
w
e
r
t

12 (J)
LT20A / LT30 Series
4-3-6. ラッチ機能について
現在値モードにおいて、出力データ、およびその値に対す
る合否判定出力を保持した状態にします。
[ラッチ条件]
•パラメータ設定で、スタート入力信号をラッチ入力とし
て設定
•現在値モード
注意
測定モードがピーク値モードの場合は機能しません。

(J) 13
LT20A / LT30 Series
5. 操作手順
この項は2CHモデルのものを例にとって説明します。
1CHモデルは、BCHの内容を削除したものです。
BCD、RS-232C対応は文中に表現します。
5-1. 初期設定
出荷時に初期設定がなされていますが、用途に応じて以下
のように選択することが可能です。
なお、出荷時の設定については、各項目の中で記してあり
ます。
SET
を押しながら
MODE
を約2秒押すと、初期設定モードとな
ります。
MODE
: 次の項目へ
: 設定内容の選択
SET
:確定
注意
•で選択しても
SET
を押さなければ、前の設定状態
を維持します。
•一度、初期設定モードに入ったら、途中で測定状態に戻れ
ません。
MODE
キーを続けて押して項目を進めてください。
5-1-1. 基本設定
以下の4種の中から選択
できます。
上段にA+Bを選択した場合の下
段表示は、下段に選択したCHの
現在値モニター表示となり、操作はできません。
•LT20Aの出荷時設定は、
0.0005mmです。
•接続する測長ユニットの分解
能と一致するように設定して
ください。
上段 A A+B A+B A+B
下段 B A B なし
A
B
A

14 (J)
LT20A / LT30 Series
0.0001/0.0005/0.001/0.005/0.01/−0.0001/−0.0005/
−0.001/−0.005/−0.01mm
•測長ユニットのスピンドルを押し込んだ場合
+:増加方向 −:減少方向
•加算表示A+Bの場合
Aのディレクションを“−”に選ぶと、データは“−A+B”
の計算値が表示されます。
Bの場合も同様です。
注意
•ステップ3で設定した分解能より、高い分解能を設定するこ
とはできません。
•加算表示A+Bの場合、Bのディレクションは選択できま
すが、分解能はAと同じになります。
測長ユニットの原点を使用す
る・しないを設定します。
: 原点を使用する
: 原点を使用しない
0.0001/0.0005/0.001/0.005/0.01mm
•接続する測長ユニットの分解能と一致するように設定
してください。
0.0001/0.0005/0.001/0.005/
0.01/−0.0001/−0.0005/
−0.001/−0.005/−0.01mm
•測長ユニットのスピンドルを
押し込んだ場合
+:増加方向 −:減少方向
注意
ステップ2で設定した分解能より、高い分解能を設定するこ
とはできません。
A
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