NTT docomo FOMA A2502 User manual


ご利用の前に、あるいはご利用中に、この取扱説明書をよくお読みいただき、正しく
お使いください。取扱説明書に不明な点がございましたら、取扱説明書裏面の「総合
お問い合わせ先」までお問い合わせください。
FOMA A2502 HIGH-SPEEDは、お客様の有能なパートナーです。大切にお取り扱い
の上、末長くご愛用ください。
●FOMA端末は無線を利用しているため、トンネル・地下・建物の中で電波の届かな
い所、屋外でも電波の弱い所および FOMAサービスエリア外ではご利用になれませ
ん。また、高層ビル・マンションなどの高層階で見晴らしのよい場所であっても
ご使用になれない場合があります。なお、電波が強くアンテナマークが5本立って
いる場所で移動せずに使用している場合でも通信が切れる場合がありますので、
ご了承ください。
●公共の場所、人の多い場所や静かな場所などでは、周りの方の迷惑にならないよ
うにご使用ください。
●FOMA端末は無線による通信を行っていることから、電波状態の悪い所へ移動
するなどして送信されてきたデジタル信号を正確に復元することができない場合
には、実際の送信内容と異なる内容となって受信される場合があります。
●FOMA端末の誤作動、不具合、あるいは停電時などの外部要因によって、通信な
どの機会を逸したために生じた損害などの純粋経済損失については、当社として
は責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。
●このFOMA端末は、FOMAプラスエリアおよびFOMAハイスピードエリアに対応
しております。
●このFOMA端末は、ドコモの提供するFOMAネットワークおよびドコモのロー
ミングサービスエリア以外ではご使用になれません。
The FOMA terminal can be used only via the FOMA network provided
by DOCOMO and DOCOMOʼs roaming area.
●本FOMA端末では、iモード機能(iモードメール、公式サイトの接続、iアプリな
ど)には対応しておりません。
はじめてFOMA端末をお使いになる方へ
ドコモ W-CDMA 方式
このたびは「FOMA A2502 HIGH-SPEED」を
お買い上げいただきましてまことにありがとうございます。
本FOMA端末が「はじめてのFOMA端末」という方は、まず、本書を次の順序でお読
みください。FOMA端末をお使いいただくための準備と基本的な操作を、ひととおり
ご理解いただくことができます。
1.「安全上のご注意」を確認しましょう.....................................................P6
2. FOMA端末の各部の名称と機能を確認しましょう................................P16
3. FOMA端末をパソコンにセットしましょう........................................P20
4. お使いのパソコンにFOMA端末を認識させましょう..............................P25
5. FOMA端末で通信するための設定をしましょう............................................
..........................................「FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書」P44
FOMA端末のご使用にあたって
本書について、最新情報は、ドコモのホームページよりダウンロードできます。
■ 取扱説明書(PDF ファイル) ダウンロード
http://www.nttdocomo.co.jp/support/trouble/manual/download/
index.html
※ URLおよび掲載内容については、将来予告なしに変更することがあります。

1
本書ではFOMA端末を正しく簡単にお使いいただくために操作のしかたをイラストやマークを交えて説明
しています。
本書の見かた / 引きかたについて
記載内容について
本書の引きかたについて
█海外からの利用について
海外でご利用になる際は、「海外利用」の章を参照してください。
▶『FOMA A2502 HIGH-SPEED 取扱説明書』P83
目次から ▶P4
機能ごとに分類された目次から探します。
主な機能から ▶P5
主な機能を知りたい場合は、ここから探します。
本書では次のような検索方法で、機能やサービスの説明ページを探せます。
索引から
機能名称やサービス名称がわかっている場合はここから探します。
表紙インデックスから
表紙のインデックスを利用して探します。
A2502 HIGH-SPEEDの取扱説明書は、「FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書〜接続
ガイド〜」(本書)と付属に収録されている「FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書」で構
成されています。
■「 FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書〜接続ガイド〜」(本書)
パソコンへの接続方法、困った時の対処方法、A2502 HIGH-SPEEDの仕様など、次の内容を記載してい
ます。参照先が『FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書 』となっている場合は、付属のCD-ROMに収録
されている『 FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書』をご覧ください。
• 目次、注意事項
• ご使用前の確認
• セットアップ
• 付録
■「FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書」(付属のCD-ROMに収録)
上記「FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書〜接続ガイド〜」の内容に加えて、コネクションマネージ
ャーの使用方法やFOMA PC設定ソフトによる通信設定方法など、次の内容を記載しています。ご覧にな
るには、Adobe Reader(バージョン6.0以上を推奨)が必要です。アドビシステム株式会社のホームペ
ージから最新版をダウンロードできます(別途通信料金がかかります)。
• コネクションマネージャー
• その他の専用アプリケーション(FOMA PC設定ソフトによる通信設定方法など)
• 海外利用
•この「FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書〜接続ガイド〜」(本書)の本文中において、「FOMA
A2502 HIGH-SPEED」を「FOMA端末」と表記させていただいております。あらかじめご了承ください。
•お使いの環境によっては、操作手順や画面が一部異なる場合があります。
•本書の内容の一部、または全部を無断転載することは禁止されています。
•本書の内容に関しては、将来予告なしに変更することがあります。

2
索引から ▶P38
機能名称やサービス名称などを次の例のように探します。
P25
「通信設定ファイル(ドライ
バ)をインストールする」の
説明ページへ
表紙インデックスから ▶表紙
次の例のように「表紙」→「章扉(章の最初のページ)」→「説明ページ」の順に、設定したい機能を
探します。
▶
▶
▶

3
タイトルを記載し
ています。
インデックス
から章ごとに
検索できます。
また、各機能
の名称やタイ
トルを記載し
ています。
知っておくと
便利な事項、お
よび操作への
アドバイスな
どの内容を記
載しています。
※ 上記のページはサンプルです。本文中のページとは異なります。
※ 本書の掲載されている画面およびイラストはイメージです。実際の製品と
は異なる場合があります。
各手順での操
作を表示して
います。
各手順を操作
する際のポイ
ントとなる画
面を表してい
ます。お使い
のパソコン画
面と照らし合
わせてご覧く
ださい。
数値や設定、任
意に入力する
文字などはす
べてー例です。 ページ
▶
▶

4
目
次
/
注
意
事
項
目
次
本書の見かた/引きかたについて...........................................................................1
FOMA A2502 HIGH-SPEEDの主な機能...........................................................5
安全上のご注意(必ずお守りください)...............................................................6
取り扱い上の注意について.......................................................................11
知的財産権について.............................................................................13
本体付属品について.............................................................................14
各部の名称と機能、FOMAカードについて、FOMA端末から利用できる通信について
FOMA端末をパソコンに接続する
目 次
セットアップについて、通信設定ファイル(ドライバ)をインストールする
故障かな?と思ったら、まずチェック!、こんな表示が出たら
保証とアフターサービス、輸出管理規制について、主な仕様、索引
ご使用前の確認..........................................15
セットアップ............................................23
付録......................................................33

5
目
次
/
注
意
事
項
F
O
M
A
A
2
5
0
2
H
I
G
H
l
S
P
E
E
D
の
主
な
機
能
FOMA A2502 HIGH-SPEEDの主な機能
FOMA(Freedom Of Mobile multimedia Access)とは、第3世代移動通信システム
(IMT-2000)の世界標準規格の1つとして設定されたW-CDMA方式をベースとしたドコ
モのサービス名称です。
FOMAハイスピードエリアに対応
受信最大7.2Mbps、送信最大384kbps(ベス
トエフォート方式)の高速パケット通信を楽
しむことができます。
•最大7.2Mbps▪最大384kbpsとは、技術規
格上の最大値であり、実際の通信速度を示す
ものではありません。
•FOMAハイスピードエリア外での通信速度
は、送受信ともに最大384kbpsとなります。
•実際の通信速度は、通信環境やネットワーク
の混雑状況に応じて変化します。
•ドコモのインターネット接続サービス
「mopera U」/「mopera」を用意しておりま
す。詳しくはmopera U ホームページをご覧
ください。
http://www.mopera.net/
※ パケット通信では送受信したデータ量に応じて課
金されます。画像を多く含むホームページの閲覧、
データのダウンロードなどのデータ量の多い通信
を行うと、通信料金が高額になりますので、ご注意
ください。
FOMAカードを差し替えて利用可能
FOMAカードを差し替えることにより、お客様
の用途に合わせて、複数のFOMA端末を使い分
けることができます。
▶P17
月額基本使用料および通信料などはFOMA
端末に取り付けられたFOMAカード契約番
号に課金されます。
国際ローミングサービス対応
海外でもW-CDMA(3G) ネットワークを利用
して、パソコンから通信ができます。
▶
『FOMA A2502 HIGH-SPEED 取扱説明書』P84
•ドコモの国際ローミングサービス「WORLD
WING」のお申し込みが必要です。
※ 2005年9月1日以降にFOMAサービスをご契約
いただいたお客様は、「WORLD WING」を申し
込み手続きなしでご利用いただけます。
2005年8月31日以前にFOMAサービスをご契約で
「WORLD WING」をご利用いただいていないお
客様は、別途お申し込み手続きが必要となります。
SMS機能
コネクションマネージャーを利用して、メッセ
ージを送受信することができます。
▶
『FOMA A2502 HIGH-SPEED 取扱説明書』P37
•最大20名まで一括送信ができます。ただし、一括
送信した場合、送信件数分の料金が課金されます。

6
目
次
/
注
意
事
項
安
全
上
の
ご
注
意
安全上のご注意(必ずお守りください)
● ご使用の前に、この「安全上のご注意」をよくお読みの上、正しくお使いください。また、お読み
になった後は大切に保管してください。
● ここに示した注意事項は、お使いになる人や、他の人への危害、財産への損害を未然に防ぐための
内容を記載していますので、必ずお守りください。
█ 次の表示の区分は、表示内容を守らず、誤った使用をした場合に生じる危害や損害の程度を説明
しています。
禁止(してはいけないこと)を示します。
この表示は、取り扱いを誤った場合、「死亡または重傷を負う危険が切迫し
て生じることが想定される」内容です。
この表示は、取り扱いを誤った場合、「死亡または重傷を負う可能性が想定
される」内容です。
この表示は、取り扱いを誤った場合、「傷害を負う可能性が想定される場合
および物的損害のみの発生が想定される」内容です。
分解してはいけないことを示す記
号です。
水がかかる場所で使用したり、水に
濡らしたりしてはいけないことを示
す記号です。
指示に基づく行為の強制(必ず実行していただくこと)を示します。
危険
警告
注意
█ 次の絵表示の区分は、お守りいただく内容を説明しています。
█「安全上の注意事項」は下記の4項目に分けて説明しています。
FOMA端末、FOMAカードの取り扱いについて(共通)…………………………………………P7
FOMA端末の取り扱いについて………………………………………………………………………P8
FOMAカードの取り扱いについて…………………………………………………………………P9
医用電気機器近くでの取り扱いについて…………………………………………………………P10
水濡れ禁止
分解禁止
禁止
指示

7
目
次
/
注
意
事
項
安
全
上
の
ご
注
意
指示
禁止
禁止
禁止
水濡れ禁止
危 険
警 告
分解、改造をしないでください。ま
た、ハンダ付けしないでください。
•火災、けが、感電などの事故また
は故障の原因となります。
火のそば、直射日光の当たる場所、
炎天下の車内などの高温の場所で
使用、放置しないでください。
•機器の変形、故障、発熱、破裂、
発火、性能や寿命の低下の原因
となります。また、ケースの一
部が熱くなり、やけどの原因と
なることがあります。
濡らさないでください。
•水やペットの尿などの液体が入
ると発熱、感電、火災、故障、けが
などの原因となります。使用場
所、取り扱いにご注意ください。
使用中、保管時に、異臭、発熱、変
色、変形など、いままでと異なると
きは、ただちにFOMA端末をカード
スロットから抜いてください。
•そのまま使用すると、発熱、破
裂、発火の原因となります。
ガソリンスタンドなど、引火、爆発
の恐れがある場所では、使用しな
いでください。
•プロパンガス、ガソリンなど引
火性ガスや粉塵が発生する場所
で使用すると、爆発や火災の原
因となります。
強い衝撃を与えたり、投げつけた
りしないでください。
•機器の故障、火災の原因となり
ます。
外部接続端子に導電性異物(金属
片、鉛筆の芯など)が触れないよう
にしてください。また、内部に入
れないようにしてください。
•ショートによる火災や故障の原
因となります。
電子レンジなどの加熱調理機器や
高圧容器に、FOMA端末やFOMA
カードを入れないでください。
•FOMA端末の発熱、発煙、発火や
回路部品を破壊させる原因とな
ります。
FOMA端末、FOMAカードの取り扱いについて(共通)
分解禁止
禁止
禁止

8
目
次
/
注
意
事
項
安
全
上
の
ご
注
意
禁止
禁止
禁止
指示
指示指示
指示
指示
禁止
禁止
注 意
乳幼児の手の届かない場所に保管
してください。
•誤って飲み込んだり、けがなど
の原因となります。
子供が使用する場合は、保護者が
取り扱いの内容を教えてください。
また、使用中においても、指示どお
りに使用しているかをご注意くだ
さい。
•けがなどの原因となります。
湿気やほこりの多い場所や高温に
なる場所には、保管しないでくだ
さい。
•故障の原因となります。
ぐらついた台の上や傾いた場所な
ど、不安定な場所には置かないで
ください。
•落下して、けがや故障の原因と
なります。
警 告
航空機内や病院など、使用を禁止
された区域では、FOMA端末を
接続しているパソコンの電源を切
ってください。
•電子機器や医用電気機器に影響
を与える場合があります。
医療機関内における使用につい
ては各医療機関の指示に従って
ください。
高精度な制御や微弱な信号を取り
扱う電子機器の近くでは、FOMA
端末をUSBポートから抜いてくだ
さい。
•電子機器が誤動作するなどの影
響を与える場合があります。
※ご注意いただきたい電子機器の例
補聴器、植込み型心臓ペースメー
カーおよび植込み型除細動器、そ
の他医用電気機器、火災報知器、
自動ドア、その他の自動制御機
器など。
植込み型心臓ペースメーカーお
よび植込み型除細動器、その他の
医用電気機器をご使用される方
は、当該の各医用電気機器メーカ
ーもしくは販売業者に電波によ
る影響についてご確認ください。
屋外で使用中に、雷が鳴り出したら、
アンテナを収納し、すぐにパソコン
の電源を切って安全な場所に移動
してください。
•落雷、感電の原因となります。
自動車などを運転中に使用しない
でください。
•2004年11月1日から、運転中の
携帯電話の使用は罰則の対象と
なっております。車を安全な場
所に停車してからご利用ください。
エアバッグの近くのダッシュボー
ドなど、エアバッグの展開による
影響が予想される場所にFOMA
端末を置かないでください。
•エアバッグが展開した場合、
FOMA端末が本人や他の人など
に当たり、けがなどの事故や故障
および破損の原因となります。
FOMA端末の取り扱いについて
医用電気機器などを装着している
場合は、胸ポケットや内ポケット
への装着はおやめください。
•FOMA端末を医用電気機器など
の近くで使用すると、医用電気
機器などの故障の原因となる恐
れがあります。

指示
FOMA端末を長時間連続使用さ
れる場合には特にご注意くださ
い。パケット通信を長時間行うと
FOMA端末の温度が高くなるこ
とがあります。
•温度の高い部分に直接長時間触
れるとお客様の体質や体調によっ
ては肌に赤みやかゆみ、かぶれな
どが生じるおそれがあります。
9
目
次
/
注
意
事
項
安
全
上
の
ご
注
意
指示指示
禁止
禁止
禁止
禁止
禁止
指示
指示
注 意
自動車内で使用した場合、車種に
よっては、まれに車載電子機器に
影響を与えることがあります。
•安全走行を損なう恐れがありま
すので、その場合は使用しない
でください。
FOMA端末内のFOMAカード挿入
口に水などの液体や金属片、燃えや
すいものなどの異物を入れない
でください。
•火災、感電、故障の原因となります。
磁気カードなどをFOMA端末に
近づけないでください。
•キャッシュカード、クレジットカ
ード、テレホンカード、フロッピー
ディスクなどの磁気データが消え
てしまうことがあります。
注 意
FOMAカード(IC部分)を取り外
す際は切断面にご注意ください。
•手や指を傷つける可能性があり
ます。
FOMAカードの取り扱いについて
アンテナを持ってFOMA端末を
振り回さないでください。
•本人や他の人などに当たり、け
がなどの事故や故障および破損
の原因となります。
アンテナが破損したまま使用しな
いでください。
•肌に触れるとやけどなど、けが
の原因となります。
人の多い場所では、使用しないで
ください。
•アンテナが他の人に当たり、けが
の原因となります。
お客様の体質や体調によっては、
かゆみ、かぶれ、湿疹などが生じ
ることがあります。
•異状が生じた場合は、直ちに使用
をやめ、医師の診療を受けてく
ださい。
一部の箇所に金属(クロムメッキ)を使
用しています。
使用部分 : アンテナ連結部、USBコネ
クタ
FOMA端末をパソコンに接続し
ている間は、FOMAカードを取り
外さないでください。
•FOMAカードが破損したり、デ
ータ通信が切断され、誤動作や
データ喪失の原因となります。

10
目
次
/
注
意
事
項
安
全
上
の
ご
注
意
指示
指示
指示
指示
警 告
█ 本記載の内容は「医用電気機器への電波の影響を防止するための携帯電話端末等の使用
に関する指針」(電波環境協議会)に準ずる。
医用電気機器近くでの取り扱いについて
満員電車の中など混雑した場所で
は、付近に植込み型心臓ペースメ
ーカおよび植込み型除細動器を装
着している方がいる可能性があり
ますので、パソコンの電源を切る
ようにしてください。
•電波により植込み型心臓ペース
メーカーおよび植込み型除細動
器の作動に影響を与える場合が
あります。
植込み型心臓ペースメーカーおよ
び植込み型除細動器を装着されて
いる場合は、装着部からFOMA端
末を22cm以上離して携行およ
び使用してください。
•電波により植込み型心臓ペース
メーカーおよび植込み型除細動
器の作動に影響を与える場合が
あります。
自宅療養などにより医療機関の外
で、植込み型心臓ペースメーカー
および植込み型除細動器以外の医
用電気機器を使用される場合に
は、電波による影響について個別
に医用電気機器メーカーなどにご
確認ください。
•電波により医用電気機器の動作
に影響を与える場合があります。
医療機関の屋内では次のことを守
って使用してください。
•手術室、集中治療室(ICU)、冠状
動脈疾患監視病室(CCU)には
FOMA端末を持ち込まないでく
ださい。
•病棟内では、パソコンの電源を
切ってください。
•ロビーなどであっても付近に医
用電気機器がある場合は、パソ
コンの電源を切ってください。
•医療機関が個々に使用禁止、持
ち込み禁止などの場所を定めて
いる場合は、その医療機関の指
示に従ってください。
•自動的に電源が入る機能が設定
されている場合は、設定を解除
してから電源を切ってください。

11
目
次
/
注
意
事
項
取
り
扱
い
上
の
注
意
に
つ
い
て
取り扱い上の注意について
共通のお願い
■ 水をかけないでください。
FOMA端末、FOMAカードは防水仕様にはなっておりません。風呂場など、湿気の多い場所
でのご使用や、雨などがかかることはおやめください。また身につけている場合、汗による
湿気により内部が腐食し故障の原因となります。調査の結果、これらの水濡れによる故障
と判明した場合、保証対象外となり修理できないことがありますので、あらかじめご了承
願います。なお、保証対象外ですので修理を実施できる場合でも有料修理となります。
■ お手入れは乾いた柔らかい布(めがね拭きなど)で拭いてください。
アルコール、シンナー、ベンジン、洗剤などで拭くと、印刷が消えたり、色があせたりするこ
とがあります。
■ エアコンの吹き出し口の近くに置かないでください。
急激な温度の変化により結露し、内部が腐食し故障の原因となります。
■ FOMA端末に無理な力がかかるような場所に置かないでください。
多くの物がつまった荷物の中に入れたり、衣類のポケットに入れて座ると、内部基板などの
破損、故障の原因となり、保証の対象外となります。
■ 端子は時々乾いた綿棒で清掃してください。
端子が汚れていると接触が悪くなり、電源が切れることがあります。
■ 極端な高温、低温は避けてください。
温度は5℃〜35℃、湿度は45%〜85%の範囲でご使用ください。
■ 一般の電話機やテレビ・ラジオなどをお使いになっている近くで使用すると、影響を与え
る場合がありますので、なるべく離れた場所でご使用ください。
■ ズボンやスカートの後ろポケットにFOMA端末をいれたまま、椅子などに座らないでくだ
さい。また、鞄の底など無理な力がかかるような場所には入れないでください。
故障の原因となります。
■ 使用中、FOMA端末は温かくなりますが、異常ではありません。そのままご使用ください。
FOMA端末を長時間連続して使用した場合、高温となる場合がありますので、ご注意ください。
■コネクタ端子に触れたり、無理な力を加えたりしないでください。
故障の原因となります。
■ 移動するときはFOMA端末をパソコンから取り外してください。
コネクタ部に無理な力が加わり、故障の原因となります。
■ FOMA端末を持ち運ぶ際は、キャリングケースに入れてください。
■ キャリングケースからFOMA端末を取り出す場合は、FOMA端末を落とさないようにしてく
ださい。
■ ご使用にならないときは、端子が汚れないようにキャリングケースに入れて保管してください。
端子が汚れていると 接触状態が悪くなることがあります。
■ キャリングケースに入れて保管する際は、水濡れや高温になる場所での保管や、無理な力が加わら
ないようご注意ください。
変形、変色、色移りの原因となります。
FOMA端末についてのお願い

12
目
次
/
注
意
事
項
取
り
扱
い
上
の
注
意
に
つ
い
て
FOMAカードについてのお願い
■ FOMAカードの取り付け/取り外しには、必要以上に力を入れないようにしてください。
■ FOMAカードの取り外しは、パソコンからFOMA端末を取り外した状態で行ってください。
■ ご使用になる端末への挿入には、必要以上の負荷をかけないようにしてください。
■ 使用中、FOMAカードが温かくなることがありますが、異常ではありませんのでそのまま
ご使用ください。
■ 他のICカードリーダーライターなどにFOMAカードを挿入し使用した結果として故障した
場合は、お客様の責任になりますのでご注意ください。
■ IC部分はいつもきれいな状態でご使用ください。
■ お客様ご自身で、FOMAカードに登録された情報内容は、別にメモを取るなどして保管してくださ
るようお願いします。
万が一登録された情報内容が消失してしまうことがあっても、当社としては責任を負いかねます
のであらかじめご了承ください。
■ 環境保全のため、不要になったFOMAカードはドコモショップなど窓口にお持ちください。
■ お手入れは乾いた柔らかい布(めがね拭きなど)で拭いてください。
■ 極端な高温、低温は避けてください。
■ ICを傷つけたり、不用意に触れたり、ショートさせたりしないでください 。
データの消失、故障の原因となります。
■ FOMAカードを落としたり、衝撃を与えたりしないでください。
故障の原因となります。
■ FOMAカードを曲げたり、重いものを載せたりしないでください。
故障の原因となります。
■ 改造されたFOMA端末は絶対に使用しないでください。改造した機器を使用した場合は電波法
に抵触します。
FOMA端末は、電波法に基づく特定無線設備の技術基準適合証明等を受けており、その証として
「技適マーク 」がFOMA端末の銘版シールに表示されております。FOMA端末のネジを外して
内部の改造を行った場合、技術基準適合証明等が無効となります。技術基準適合証明等が無効となっ
た状態で使用すると、電波法に抵触しますので、絶対に使用されないようにお願いいたします。

13
目
次
/
注
意
事
項
知
的
財
産
権
に
つ
い
て
知的財産権について
著作権・肖像権について
お客様が本製品を利用してインターネット上のホームページからのダウンロードなどにより取
得した文章、画像、音楽、ソフトウェアなど第三者が著作権を有するコンテンツは、私的使用目
的の複製や引用など著作権法上認められた場合を除き、著作権者に無断で複製、改変、公衆
送信などをすることはできません。
商標について
•「FOMA」「mopera U」「mopera」「WORLD WING」および「FOMA」ロゴはNTTドコモ
の商標または登録商標です。
•フリーダイヤルサービス名称とフリーダイヤルロゴマークはNTTコミュニケーションズ株
式会社の登録商標です。
•AnyDATA.NET, Inc.は米国特許商標庁に登録された商標です。
•Microsoft®、Windows®、Windows Vista®は、米国Microsoft Corporationの米国および
その他の国における商標または登録商標です。
•Windows Vistaは、Microsoft® Windows Vista® Home Basic operating system
、
Microsoft® Windows Vista
®
Home Premium operating system、
Microsoft® Windows
Vista
®
Business operating system、Microsoft® Windows Vista
®
Enterprise operating
system、Microsoft® Windows Vista® Ultimate oper
ating system の略です。
•Windows XPは、Microsoft® Windows® XP Professional operating system または
Microsoft® Windows® XP Home Edition operating systemの略です。
•Windows 2000は、Microsoft® Windows® 2000 Professional operating systemの略です。
•Windows Vista、XP、2000のように併記する場合があります。
•その他本文中に記載されている会社名および商品名は各社の商標または登録商標です。

14
目
次
/
注
意
事
項
本
体
付
属
品
に
つ
い
て
█ 固定用フォルダ A01
本体付属品について
█ キャリングケース(試供品)
█ FOMA A2502 HIGH-SPEED
取扱説明書〜接続ガイド〜(本書)
█ USB延長ケーブル A01
█ FOMA A2502 HIGH-SPEED
CD-ROM
•A2502 HIGH-SPEED通信設定ファイル
•A2502コネクションマネージャー
•FOMA PC設定ソフト
•FOMAバイトカウンタ
•mopera Uかんたんスタート
•U かんたん接続設定ソフト
•FOMA A2502 HIGH-SPEED取扱説明書
(PDF形式)
※ ソフトウェアの仕様は予告なく変更される
場合があります。
█ FOMA A2502 HIGH-SPEED本体
(保証書含む)

15
ご使用前の確認
各部の名称と機能........................................................16
FOMAカードについて.................................................17
FOMA端末から利用できる通信について.........................19
FOMA端末をパソコンに接続する..................................20
15

16
ご
使
用
前
の
確
認
各
部
の
名
称
と
機
能
各部の名称と機能
❶ 通信待ち受け/通信中表示ランプ → P17
FOMA端末の状態などを表示
❷ 電源表示ランプ → P17
FOMA端末の電源供給状態を表示
❸ USBコネクタ → P21
パソコンとの接続端子
❹ FOMAカード挿入口 → P17
FOMAカードの取り付け/取り外し
❺ アンテナ部 → P21
❶
❸
❹
❺❷

17
ご
使
用
前
の
確
認
F
O
M
A
カ
|
ド
に
つ
い
て
ランプ表示について
❶ ❷
FOMAカードについて
1FOMAカード挿入口のキャップ
を回して開く
3FOMAカードのキャップを閉じる
FOMAカードの取り付けかた/取
り外しかた
取り付けかた
FOMAカードは電話番号などお客様の情報が
記載されているICカードのことで、FOMA端
末に取り付けないと、データ通信などを利用
できません。FOMAカードの詳しい取り扱い
については、FOMAカードの取扱説明書をご
覧ください。
お知らせ
・FOMA端末に電源が入ってから通信待ち受
けにかわる前、電源表示ランプが約1秒ほど
赤色からオレンジ色にかわります。
❶通信待ち受け/通信中表示ランプ
❷電源表示ランプ
※ 動作細部の表示
2FOMAカードを挿入する
・FOMAカードのIC面を下にします。
・FOMA端末をしっかり握って、FOMAカードを
「カチッ」と音がするまでしっかり差し込みます。
接続
開始時
IC
切り欠き面
金色のIC面を
下にする。
FOMA端末の状態
電源が入った直後
待ち受け中
パケット通信接続開始時(IP/PPP)
パケット通信接続中(IP/PPP)
ランプ表示
水色
緑色
青色(点滅)
青色
FOMA端末の状態
電源が入った直後
SMS新規受信
待ち受け中
ランプ表示
電源が入った直後
パケッ
ト通信
(IP/PPP)
SMS
PIN
水色 オレンジ
FOMA端末の状態
❶通信待ち
受け/通信中
表示ランプ
❷電源表示
ランプ
オレンジ
黄色(点滅)
赤色
待ち受け中
接続中
緑色 赤色
青色(点滅) 赤色
青色 赤色
新規受信
PIN
ロック
PIN1
コード入力
待ち
緑色 黄色(点滅)
開封 緑色 赤色
送信 緑色 赤色
緑色 赤色
緑色 赤色

18
ご
使
用
前
の
確
認
F
O
M
A
カ
|
ド
に
つ
い
て
FOMAカードの暗証番号について
FOMAカードにはPIN1コードという暗証番号
があり、ご契約時は[0000]に設定されていま
す。PIN1コードは第三者による無断使用を防ぐ
ため、FOMA端末の電源を入れる時、ユーザを
認識するための4〜8桁の暗証番号です。
お客様のFOMAカードがPIN1コードを照合
する設定になっている場合は、そのままデ
ータ通信をすることができません。
PIN1コードを照合してから利用するか、あらか
じめFOMAカードの設定をPIN1コードを照合し
ない設定(▶
『FOMA A2502 HIGH-SPEED 取扱
説明書』P46)にしてから使用してください。
■ PIN1コードの変更
お客様のお好みで、番号を自由に変更できます。
第三者による無断使用を防ぐため、お客様独自
の番号に変更してください。
なお、PIN1コード入力を3回連続して失敗すると
自動的にロック(PINロック)されますので、設
定した番号はメモを控えるなどして、お忘れ
にならないようにご注意ください。
•
「PIN1コード入力設定/ PIN1コード変更」
ㅤ
▶
『FOMA A2502 HIGH-SPEED 取扱説明書』P46
■ PINロック解除コード
PINロック解除コードはPIN1コードがロックさ
れた状態を解除するための番号です。ご契約
時にお客様にお知らせします。PINロック解除
コード(8桁)を入力することよりPINロックを
解除することができます。
なお PINロック解除コードの入力を10回連続
して失敗するとFOMAカードがロックされま
すので、PINロック解除コードはメモに控える
などしてお忘れにならないようにご注意くださ
い。PINロックを解除できなくなった場合は、ド
コモショップ窓口にお問い合わせください。
•
「PINロック解除」
▶
『FOMA A2502 HIGH-SPEED
取扱説明書』P46
PIN1コードを入力
コネクションマネージャーを起動すると
PIN1コード照合を表示
PINロック解除コードを入力
⇩⇩
⇩⇩
⇩⇩⇩⇩
3回連続入力失敗
OK 10回連続入力失敗
ドコモショップ
窓口にお問い合わせ
ください。
新しいPIN1コード
を設定可能
取り外しかた
1挿入口内のFOMAカードを押す
・
「カチッ」と音がするまで押すと、取り外せるように
上に出ます。
2FOMAカードを取り外す
お知らせ
・必ずFOMAカードの各面を確認してください。
・FOMAカードのIC面に触れたり、傷をつけた
りしないように注意してください。
・FOMAカードを逆向きに挿入すると、製品の
故障になる場合があります。
・FOMAカードを無理に取り付けようとした
り、取り外そうとすると、FOMAカードが破
損する場合があります。
・パソコンにFOMA端末が接続されている状
態で、FOMAカードの取り付けまたは、取り外し
をしないでください。故障の原因となります。
IC
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