Snow Peak Land Nest Dome User manual

ランドネストドームS/M
SDE-259 / SDE-260
取扱説明書：Ver 1.01
ラ ンド ネ ストド ー ム M
ラ ンド ネ ストド ー ム S
ランドネストS/M
テ ントター プ セット（ テ ント）
SET-259 / SET-260

セット 内 容
1
この度は、スノーピーク製品をお買い上げいただき、誠にありがとうございます。本製品は、キャンプ用テントです。
安全にご使用いただくためにも下記の取扱説明書をよく読んでからご使用ください。また、読み終わった後も大切
に保管してください。説明内容で理解出来ない点及び製品に不具合が確認された際には直ちに使用を中止し
ご購入いただきました販売店様もしくは弊社ユーザーサービスまでお問い合わせください。
各部の名称
ベ ン チ レ ーション
ペグダウンループ
Cフレーム
プ ラス チックフック
センタースリーブ
イン ナ ー テ ント × 1
フ ラ イ シ ート × 1
センターフレーム×1
Aフレーム×2
Cフレーム×2
キャリー バッグ× 1ぺグケース×1 フレームケ−ス×1
取説冊子（本書）×1 ジュラルミンペグ21cm×14
自在 付ロープ
ランドネストドームS：2 . 5m×6
ランドネストドームM：3 m×6
ドアパネル
ペグダウンループ
Aフレーム C フレーム
プ ラス チックフック
センターフレーム スリーブ
A
B
B

2
安全上の注意事項 ご使用の前によく読んで予測される事故を回避し安全にご使用ください。
明らかに生命に関わる重大な事故が予測される行為を示します。
危険
●このテントの素材は難燃性ではありません。テント内では燃焼式のランタンやコンロ、ヒーターなどの
熱源や、マッチ、ローソク、ライター、タバコなどの裸火や炎は絶対に使用しないでください。限られた
空間での火気の使用は火災の恐れがあり大変危険です。
●テント内で燃料を保管したり、燃料を補給するなど、引火性のあるものを持ち込まないでください。
●気象条件には常に細心の注意を払い、風の強いときや悪天候が予想されるときは速やかにキャン
プを中止して安全な場所へ避難してください。
●高温に加熱されたものや発熱性のあるものを持ち込まないでください。天候によりテント内が高温に
なり、熱中症などの危険があります。お子様の昼寝の際になど、細心の注意を払ってください。
●風が吹き抜けるような場所や、雪崩、がけ崩れ、急な出水などの恐れのない地盤のしっかりとした、水
はけの良い平坦な場所を選んで設営してください。
●ご使用の前に、本製品を点検し各部に異常がないことを確認してください。異常が発見された場合
は、直ちに使用を中止しお買い求めいただいた販売店様、または弊社ユーザーサービス係に点検ま
たは修理を依頼してください。
取扱いを誤った場合、使用者が死亡または重傷を負う可能性があることを示します。
警告
●本製品は常設用ではありません。
●日差しにより本体表面は低温やけどに発展するほどの高温になります。十分ご注意ください。
●焚火や花火などのそばで組み立てたり、使用しないでください。火の粉を被り、生地に穴をあけてしまう場合
が あります 。
●テントの設営・撤収の際は、風に飛ばされないようフレームをしっかりと支えて作業してください。フレーム先端
のハネ返りなどで思わぬ事故に繋がる恐れがありますので必ず周囲の安全を確認してください。
● ペ グ や 張 り 綱 でしっかりと 固 定し て 使 用し てください 。
●テントの素材は長時間日光にさらされた場合、退色や生地劣化などの強度不足を起こしますので、常設用と
し て 使 用し な い でください 。
ケガや本体破損、物品破損として拡大損害の原因となる行為を示します。
注意
●本製品にはポリエステル生地を組み合わせて使用しています。生地の特性を考慮し、できる限り色移りし難い加
エと配色パターンを採用していますが、保管状態などにより、若干の色移りが発生する場合があります。ご了承く
ださい 。また 、濡 れたままの 保 管 は 避 けてください 。
●濡れたまま保管すると、カビや異臭、生地の色うつり、生地の劣化などのトラブルの原因となりますので、使用後
は風通しの良い日陰で十分に乾燥し、柔らかいプランなどで汚れを落としてから保管してください。
※フレームを通した状態のままで迷さまにしないでください。フレーム折損や生地損傷の原因になります。
●フレームは表面の汚れを落とし、十分に乾燥させてから保管してください。濡れたまま保管すると腐食、強度が低
下します。ジョイント部分は常に清潔にし、少量のシリコン系潤滑剤を薄く塗布してください。塗布し過ぎると生地
に 油 ジミが できます の でご 注 意ください 。
またフレーム内 部のショックコードは不 必 要 に引っ張らないでください。
●高温多湿を避け、直射日光の当たらない風通しのよい場所に保管してください。
●ファスナーに泥や砂、ホコリなどが付着したまま使用すると摩耗し破損の原因になりますので、ブラシなどを使い
常に清潔にしてください。また、スライダーの動きを滑らかにするために、少量のシリコン系潤滑剤を定期的に塗
布してください。塗布し過ぎると生地に油ジミができますのでご注意ください。
●小さな生地の破損は市販のリペアテープで補修できます。補修の際はリペアテープの説明書を良くお読みください。
●ご使用により広囲にわたり素材が劣化し、耐久度合を超えたものは修理できない場合があります。
●次回の使用に備え、ペグなどの付属品も含め、十分に保守、点検をしてください。
メンテナンス方法

ラ ンド ネ スト 本 体
ビルディングテープ(2本)
ドアパネル
(出入口)
ドアパネル
(出入口)
三角窓
センターフレーム（黒色の節あり）
A フレーム
接続部をしっかり連結
3
センターフレームとAフレーム×２を伸 ばし、接 続 部をしっかりと連 結します 。
※フレームの連結部分に隙間ができないようにしっかり差し込んでください。
2
󱤨の箇所（各部の名称を参照）を確認し、センタースリーブにセンターフレームを通します。
3
設営の手順
設営・撤収は以下の説明に従い、繰り返し練習し、実際のキャンプに備えてください。また、付属品が全て揃ってい
るか、前もってご確認ください。無理な設営・撤収は本体やポールの破損や事故の原因になります。本書をよくお読
み に なりご 使 用 ください 。
本体を平らな場所に広げます。
その時、２つある出入口用ドアパネルの向きを考慮してください。
※ビルディングテープのバックルが2本とも接続されている事を確かめてください。もし外れている場合は設営
前に必ず接続してください。
※基本的に三角窓を風上に向けます。
1
裏面
黒色同士を合わせて入れる。
センタースリーブ

隙 間 あり
隙 間 なし
4
センターフレーム の 片 側 に A フレー ムを 接 続します 。
センターフレームの先端が最後までAフレームに差し込まれていることを確認してください。
4
Aフレームの先端を本体側のグロメットに差し込みます。×2箇所
5
もう一方のAフレームも④同様にセンターフレームに差し込みます。
6
センターフレームを下図のようにしならせながらAフレームの片方の先端を本体側のグロメットに差し込みます。
7
本体
本体側のグロメット
本体側のグロメット

5
フレーム 全 体をゆっくり起こしながら、グロメットを手 前に引き寄せてください 。
Aフレームのもう片方の先端を本体側のグロメットに差し込みます。
8
Cフレーム×２を伸ばし、接続部をしっかりと連結します。
※フレームの連結部分に隙間ができないようにしっかり差し込んでください。
9
󱤩の箇所（各部の名称を参照）を確認し、スリーブにCフレームを通します。
10
①
②
③
①〜②：フレームを起こしながらグロメットを引き寄せる。
※この時、黒色の節がスリーブ内に収まるように
全体のバランスを確認しながら行ってください。
③ A フ レ ー ム を グ ロ メ ット に 差 し 込 む
※フレー ムが 自 立したら、フレ ーム 同 士 が
しっか りと 接 続され て い るか 確 認し てください 。
本体と同色の生地
接続部をしっかり連結
スリーブ に 通し終えたら、Cフレーム の 先 端を外 側 のグロメットに 差し込 みます 。
Cフレームの反対側の先端も同様に差し込みます。
11
もう一方のCフレームも⑪同様にセンターフレームに取り付けます。
12
本 体 に 付 い て い るプ ラスチックフックを 各 々 の フレ ー ム に ひ っか けます 。
裾 部に 付いているペグダウンループにジュラルミンペグを通し、ペグダウンします 。
※ ペ グ は 最 後 ま で 打 ち 込 ん でください 。
※ペグは無理に打ち込むと、曲がりや折れなどの破損につながります。少しずつ打ち込み、石などの障害物に
あたった場 合は場 所を変えてから打ち込んでください。
※ファスナーを閉めずにペグダウンすると、ドアが 閉められなくなることがあります。
13
本体
外 側 の グ ロ メ ット 

3m
3m
3m
3m
斜めに
ペグダウン
テ ント に 対 し て 垂 直 に ペ グ ダ ウ ン
リング リング
リング リング
テ ント に 対 し て 垂 直 に ペ グ ダ ウ ン
斜めに
ペグダウン
斜めに
ペグダウン
斜めに
ペグダウン
6
各コーナーループを下図の順に軽く引いて、たるみの無いようペグダウンしてください。
14
①
⑤
⑥
⑦
⑧
②
③ ④
上 から見 た 図
各ロープを伸ばし、ペグを打ち込みます。
15
ロープ の 取り付 け方
リン グ 付 きロ ー プ の 取 り 付 け 方
ペグは 地 面 に 対して
4 5 °で 打 ち 込 む 。
45°
テープをフレームに巻き付け、縫 製部
手前のテープの間に通して引っ張る。
縫製部 フレーム
リング
自在
上 から見 た 図
ロ ー プ の 自 在 を 引 き 、テ ン シ ョ ン を 掛 け ま す 。
※ロープの引きすぎにご注 意ください 。引きすぎますとフライシートに負 担がかかり破 損する恐れがあります。
16
ベンチレーションのバーを起こしてベルクロで固定します。（2箇所）
17
ベルクロ(裏側)
バー

ペグダウン
テープ
ペグダウン
テープ
フック付きテープ
7
イン ナ ー テント の プ ラスチックフックをフライシート 内 側 の プ ラスチックリング に 引 っ 掛 けます 。
2
インナーテントの取り付け方
インナーテントの前後を確認して、室内に広げます。
イン ナ ー テ ント は ボト ム に ロ ゴ プ リント が 入 っ て い る 方 が 室 内 側 で す 。
※フライシート本体には前後の設定はありません。
1
ロ ゴ プ リント
ボト ム の 各 コ ー ナ ー を 下 図 に し た が っ て 取 り 付 け て くだ さ い 。
3
ボ ト ム 両 サ イ ド に 付 く 、フ ッ ク 付 き
テープをフライシート裾部内側の
リング に 引 っ 掛 け ます 。
後部2箇所につくペグダウンテープは、
本 体 （ フ ラ イ ）を 留 め る ペ グ に 引 っ 掛 け ま す 。
ボトムコーナーに付く、フック付きテープ（アジャスター付き）を
フライシート裾部内側のリングに引っ掛けます。
イン ナ ー ボト ム

8
Q キャン プ 場 でフレ ー ム が 折 れ てしまっ たとき
A:応急処置として速やかに付属のリペアパイプや添え木をあて、ビニールテープなどで固定するか、撤収してください。
Q:キャンプ場で本体生地が破れてしまったり、穴があいてしまったとき
A:傷が広がらない為にも、速やかにガムテープなどで両面から貼り合わせるか、市販のリペアキットなどで補修してく
ださい。市販のリペアキットご使用の際は、リペアキットの注意書きをよくお読みください。
Q:撥水が衰えてきたとき
A:撥水加工は、ご使用を重ねますと撥水機能が低下します。 撥水が低下してきた場所に撥水スプレーなどを使用
してください。スプレーご使用の際は、スプレーの注意書きをよくお読みください。
Q:生地にカビが発生したとき
A:カビの発生箇所を乾拭きし、アルコールで減菌処理してください。カビにより生地が着色された場合、取り除くこと
はできません。無理な除去作業は生地やコーティング劣化の原因となりますのでお避けください。
こんなときは
空気中に含まれている水分が急激に冷やされて霧状になったものが結露として現れます。特にテントやシェルター
等の限られた空間では、中にいる人間の水分が呼吸や汗などにより空気中に放出され水蒸気となり、通常の室
内よりも水蒸気の濃度が高くなり、結露の発生する確率が高くなります。結露は優れた透湿防水素材でも使用状
況により完全に防ぐことは不可能です。ご使用中は結露軽減のため、こまめに適時換気を行ってください。
結露について
●十分に乾燥してから収納してください。
●強風時は、風が収まるのを待ってから撤収してください。
●インナールームを取り付けた場合や、別のテント/タープ等を併用していた場合は、必ずインナールームや併用
していた製 品を本 体から取りはずしてから撤 収をはじめてください。
●シェルター の 中 に 何も 入 って いない こと、す べ て の パネル や 窓 部 のファスナーが 閉 まっていることを確 認してか
ら撤 収をはじめてください 。
●撤収の前にすべてのビルディングテープが接続されていることを確認してください。次回設営時にペグダウンし
や すくなります 。
●メインポールは必ず毎回中央付近から折りたたんでください。端から折りたたむとフレーム内部のショックコード
の伸びや切れ、フレームの曲がりや折れの原因になります。
●ペグ はす べ て 抜 き 、汚 れを 落として ペグ ケ ースに 頭を 下 に 向 けて 収 納してください 。フレー ムは す べ てフレ ーム ケー
スに収納してください。むき出しの状態で収納すると、本体生地やキャリーバッグ等を傷付けることがあります。
撤収・収納時の注意事項
撥水・防水性能について
●本製品はポリエステル生地を組み合わせて使用しています。いずれの生地にも高性能の撥水加工を施してい
ますが、生地の特性上、撥水性能（撥水の仕方や、耐久性）に若干の差が見られる場合があります。ご了承く
ださい 。
●撥水加工は、ご使用を重ねますと撥水機能が低下します。撥水性が衰えてきたときは市販の撥水スプレーなど
を使用してください。スプレーご使用の際は、スプレーの注意書きをよくお読みください。
●防水性の高い生地を使用しておりますが、地面の水溜まりなどと長時間接触していると雨水が浸み、部分的
に 色 が 変 わ ることが あります 。
●本製品にはフライシートの生地にUVカット加工を施しています。UVカット加工は、人体にとって有害な紫外線の
透過を抑えると共に、生地の強度劣化を緩和します。
※UVカット加工は、紫外線による人体への影響や、素材劣化を防止するものではありません。
●テント素材は長時間日光にさらされた場合、退色や生地劣化などの強度低下を起こしますので、常設用として使
用し な い でください 。
●紫外線の影響と思われる素材の劣化により、耐久度合を超えたものは修理できない場合があります。
紫外線の影響について

450cm
265cm
265cm
280cm
170cm 160cm
375cm
225cm
225cm
250cm
130cm
140cm
スペック
○対応人数2名
○対応人数3-4名
ラ ンド ネ ストド ー ム S
○材質：テント本体／75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水
圧1,800mmミニマム・撥水加工・UVカット加工、インナーウォール
／68Dポリエステルタフタ、ボトム／210Dポリエステルオックス・PU
コーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム／A6061（φ
13mm）
○
キャリーバッグサイズ：65×20×25(h)cm
○重量：7.2kg
ラ ンド ネ ストド ー ム M
○材質：テント本体／75Dポリエステルタフタ・PUコーティング耐水
圧1,800mmミニマム・撥水加工・UVカット加工、インナーウォール
／68Dポリエステルタフタ、ボトム／210Dポリエステルオックス・PU
コーティング耐水圧1,800mmミニマム、フレーム／A6061（φ
13mm）
○
キャリーバッグサイズ：70×21×25(h)cm
○重量：8.7kg
9
スノーピークユーザーサービス
（9：00〜17：00）
0120-010-660
Email:[email protected]
不明な点やお気 付きの点がございましたら、
販売店様または弊社ユーザーサービスまで
お問い合わせください。
株式会社スノーピーク
〒955-0147新潟県三条市中野原456
Tel.0256-46-5858/Fax.0256-46-5860
www.snowpeak.co.jp
MADEINVIETNAM
お買い求めいただきました製品は万全を期していますが、万一不備な点がございましたら、お買い求めいただいた販売
店様もしくは弊社または各製品に記載された連絡先にご相談ください。製造上の欠陥が原因の場合は無償で修理
または交換させていただきます。その他の場合は適切な価格で修理させていただきます。修理、交換の判断は弊社の
裁量によるものとさせていたきます。また、以下の場合は修理できない場合もありますので予めご了承ください。1.素
材の経年劣化による損害など商品の寿命/2.改造および粗雑な取扱いによる故障/3.取扱説明書で禁止されて
いる取扱いによる故障/4.不測の事故による商品の故障/5.その他製造上の欠陥以外による製品の故障/6.ゴ
ミやさびによる故障/7.分解したことによる不具合の発生または破損/8.落下やその他の衝撃による部品の変形
や破損による不具合/9.摩擦によるパーツの変化及びそれによる故障/10.他社製品との組み合わせによる故障
品質保証について
● 本格的な修理が必要な場合は、お買い求めになった販売店様または弊社ユーザーサービスまでお問い合わせください。
● 修理を依頼される場合は、必ず十分に乾燥させ、汚れをきれいに落としてください。
●修理品には修理箇所がはっきりと解るように、必ずメモまたは荷札を付けてください。また破損時の状況をできるだけ
詳しく書 い たメモを 添 えてください 。
●修理品の運賃並びに修理費については以下のように規定させていただきます。
1.保証対象の場合：往復運賃並びに修理費は弊社にて負担いたします。
2.保証対象以外の場合：往復運賃並びに修理費は、お客様のご負担とさせていただきます。
修理について