Sony SMO-S551 User manual

3-862-812-16(1)
取扱説明書──────────────
2
ページ
User’s Guide
───────────
page 16
Mode d’emploi
─────────
page 31
Bedienungsanleitung
────
Seite 45
SMO-S551
5.25" Magneto-Optical
Disk Subsystem

2
目次
第1章 概要
5.25"光磁気ディスクサブシステムについて ..... 4
特長 ............................................................4
使用できるディスク ........................................5
システム構成..................................................5
各部の名称と働き ............................................... 6
第2章 準備
付属品の確認....................................................... 7
接続のしかた....................................................... 8
SCSI IDの設定 .................................................. 8
サブシステムの機能の設定 ................................. 9
第3章 使いかた
ディスクの入れかた......................................... 10
ディスクの取り出しかた.................................. 11
第4章 取り扱いについて
サブシステムの取り扱い.................................. 12
安全にお使いいただくために .....................12
万一の故障を防ぐために ............................12
その他ご注意いただきたいこと ..................13
ディスクの取り扱い......................................... 14
取り扱い上のご注意....................................14
ディスクのクリーニング ................................14
クリーニングについて ..................................... 14
ディスクのデータを守るために ....................14
付録
主な仕様........................................................... 15
サブシステム ................................................15

第1 章 概要 3
説明書の使いかた
この取扱説明書は、5.25"光磁気ディスクサブシステ
ム本体(以下、サブシステム)の使いかたと取り扱い
方法について説明しています。サブシステムをお使
いになる前に、必ずお読みください。お読みになった
あとは、後日お役に立つこともありますので、保存し
ておいてください。
この説明書は、次の5つの章で構成されています。目
的に合わせて、お読みください。
第1章 概要
サブシステムの概要として、特長やシステム構成、各
部の名称と働きなどについて説明しています。
第2章 準備
サブシステムとホストコンピューターや他のSCSI周
辺機器との接続のしかた、SCSIIDやサブシステムの
機能の設定のしかたについて説明しています。サブシ
ステムを設置する際に、お読みください。
第3章 使いかた
サブシステムの電源の入れかた、ディスクの入れか
た・取り出しかたについて説明しています。実際にお
使いになるときに、お読みください。
第4章 取り扱いについて
サブシステムや光磁気ディスクの取り扱い上のご注
意について説明しています。また、ディスクのクリー
ニングについても説明していますので、お使いになる
前に必ずお読みください。
付録
サブシステムの主な仕様について説明しています。
なお、ご使用の前にこの「取扱説明書」と別冊の「安
全のために」をよくお読みのうえ、製品を安全にお使
いください。
ご注意
•本製品を日本国以外でご使用の場合は、必ずその
国の電気事情にあった電源コードをご使用ください。
•本製品の故障、またはその使用により生じた損害に
つきましては、当社は責任を負いかねますので、ご
了承ください。
•当社では本製品を使用して保存したデータの保証は
いたしかねます。万一に備え、重要なデータはあら
かじめバックアップしておくことをおすすめします。
•本書の全部または一部を無断で転載することは禁止
されています。

4第1 章 概要
第1章 概要
5.25"光磁気ディスクサブシステムについて
□インターフェースには、SCSI-2(SmallComputer
SystemInterface-2)を採用しています。
□高速スピンドルモーター3300min-1
(rpm)によ
り、2.48〜 5.07 Mbytes/s(2048 bytes/sector
時)、2.31〜4.79Mbytes/s(1024bytes/sector
時)または 1.97〜4.06Mbytes/s(512bytes/
sector時)の高データ転送速度を実現していま
す。
□2.6Gbytes(2.3Gbytes)以下のディスクをご使用
の際は、3600min-1(rpm)でスピンドルモーター
が回転します。
□薄型、軽量の光ピックアップにより、平均シーク
時間は25msです。
□信頼性の高いエラー訂正機能(ECC)の採用に
より、10-12 のエラー率を実現しています。
□4Mbyteの大容量バッファメモリーを搭載し、最
適化されたキャッシュ制御アルゴリズムにより快
適な操作環境を実現しています。
(ライトキャッシュは使用/不使用の切り換えが可
能です。ご使用前に9ページ「サブシステムの機
能の設定」をご覧ください。)
特長
5.25"光磁気ディスクサブシステム本体には、次のよ
うな特長があります。
□光磁気記録方式により、何度でもデータの書き
込み、消去ができます。
□ディスクの種類を自動的に識別するため、ディス
クの種類を気にすることなく、650Mbytes(594
Mbytes)、1.3Gbytes(1.2Gbytes)、2.6Gbytes
(2.3Gbytes)および5.2Gbytes(4.8Gbytes、4.1
Gbytes)の5.25型光磁気ディスクを使用するこ
とができます。
□ 5.25型(直径約130mm)の光磁気ディスクの両
面あわせて、5.2Gbytes(2048bytes/sector)、
4.8 Gbytes(1024 bytes/sector)または 4.1
Gbytes(512bytes/sector)の大容量の情報が書
き込めます。これは、3.5インチのフロッピーディ
スク(2HD)の約2900〜3700倍の容量に相当し
ます。
□世界統一規格であるCCS(Continuous/
CompositeServo)フォーマットに準拠したディス
クが使用できます。また、CCW(Continuous
CompositeWrite-once)フォーマットに準拠した
追記型ディスクが使用できます。

第1 章 概要 5
使用できるディスク
このサブシステムでは、ISO準拠130mm(5.25型)カートリッジ付両面光磁気ディスクが使用できます。
規格 セクターフォーマット ※ 容量
ISO/IEC15286 2048bytes/sector R/W 約5.2Gbytes
ISO/IEC15286 1024bytes/sector R/W 約4.8Gbytes
ISO/IEC15286 512bytes/sector R/W 約4.1Gbytes
ISO/IEC14517 1024bytes/sector R/W(DW) 約2.6Gbytes
ISO/IEC14517 512bytes/sector R/W(DW) 約2.3Gbytes
ISO/IEC14517 1024bytes/sector R/W 約2.6Gbytes
ISO/IEC14517 512bytes/sector R/W 約2.3Gbytes
ISO/IEC13549 1024bytes/sector R 約1.3Gbytes
ISO/IEC13549 512bytes/sector R 約1.2Gbytes
ISO/IEC10089 1024bytes/sector R 約650Mbytes
ISO/IEC10089 512bytes/sector R 約600Mbytes
ISO/IEC15286 2048bytes/sector WO 約5.2Gbytes
ISO/IEC15286 1024bytes/sector WO 約4.8Gbytes
ISO/IEC15286 512bytes/sector WO 約4.1Gbytes
ISO/IEC14517 1024bytes/sector WO 約2.6Gbytes
ISO/IEC14517 512bytes/sector WO 約2.3Gbytes
ISO/IEC13549 1024bytes/sector R 約1.3Gbytes
ISO/IEC13549 512bytes/sector R 約1.2Gbytes
ISO/IEC11560 1024bytes/sector R 約650Mbytes
ISO/IEC11560 512bytes/sector R 約600Mbytes
※R/W(DW):Rewritable(Direct-OverwriteMO),R/W:Rewritable(MO),WO:WriteOnce,R:ReadOnly
システム構成
インターフェースとして SCSIを採用しているホストコ
ンピューターに、サブシステムを接続します。SCSIバ
ス上には、デイジーチェーン状に最高7台までの
SCSI周辺機器をつなぐことができ、SCSI-2コマンド
で操作を行います。
5.25"光磁気ディスクサブシステム本体 SCSI周辺機器
ホストコンピューター
SCSIケーブル

6第1 章 概要
各部の名称と働き
前面
EJECT
POWER
BUSY
123 456
1POWERスイッチ
電源を入れたり切ったり(オン/オフ)するときに
押します。ボタンが奥に引っ込んでいる状態がオ
ン、出ている状態がオフです。
2POWER(電源)インジケーター
電源を入れると、緑色に点灯します。
3BUSY(動作中)インジケーター
ディスクが挿入されデータの読み書きが可能な
状態になると緑色に点灯し、ディスクのデータの
読み取りや書き込み、データの消去や検索が行
われると橙色に点灯します。また、サブシステム
内が規定温度以上になると、読み書きの動作に
関係なく約2秒ごとについたり消えたりを繰り返し
ます。
4ディスク挿入口
ここにディスクを入れます。入れかたは、10ペー
ジをご覧ください。
5ディスク取り出し穴
万一、ディスクが通常の方法で取り出せなくなっ
たときに、サブシステムの電源を切ってから、付
属の手動イジェクト用治具をこの穴に押し込むこ
とにより、ディスクを取り出すことができます。詳
しくは、11ページをご覧ください。
6EJECT(ディスク取り出し)ボタン
ドライブに入っているディスクを取り出すときに
押します。
ただし、機能スイッチやソフトウェアでディスクの
イジェクト(取り出し)を禁止している場合は、取
り出すことができません。
また、ライトキャッシュを使用しているときには、
キャッシュメモリー内のデータをディスクに書き込
むために、ディスクがイジェクトされるまで時間が
かかることがあります。(最大約45秒)
後面
A
1BCDEFGH
0
SCSI CONNECTOR
AC IN
F.GND
SCSI ID
123 4 56
1機能スイッチ
使用するホストコンピューターやソフトウェアに合
わせて、サブシステムの機能を設定します。詳し
くは、9ページをご覧ください。
2SCSIIDスイッチ
SCSIIDの設定を行います。ペン先などで−の
ボタンを押すとID番号が下がり、+のボタンを
押すと上がります。詳しくは、8ページをご覧くだ
さい。
3SCSIコネクター
別売りの SCSIケーブルを使って、ホストコン
ピューターの SCSIバスコネクターまたは他の
SCSI周辺機器に接続します。
ご注意
サブシステムをSCSIデイジーチェーンの最後に
接続する場合は、機能スイッチのFを「1」に設定
し、内蔵ターミネーターをオンにしてください。そ
れ以外の場合は、機能スイッチのFを「0」に設定
して内蔵ターミネーターをオフに設定しておきま
す。
4エアダクト
サブシステムを冷却するための空気を排出しま
す。また、通気のため、エアダクトの面をふさが
ないでください。
5F.GND(アース)端子
他の機器のアース端子に接続します。
6ACIN(AC電源)端子
付属の電源コードを接続します。

第2 章 準備 7
第2章 準備
わったら、SCSIIDスイッチでSCSIIDを選択し、機能
スイッチでサブシステムの機能を設定します。
付属品を確認してから、サブシステムをホストコン
ピューターやSCSI周辺機器に接続します。接続が終
付属品の確認
梱包を開いたら、サブシステムおよび下記の付属品
がそろっているか確認してください。不 足しているも
のがあったり、何らかの損傷がある場合には、お買い
上げの販売代理店にご連絡ください。
□ 5.25"光磁気ディスクサブシステム本体
□電源コード
□手動イジェクト用治具
□ 取扱説明書(本書)
□取扱説明書(安全のために)
□投げ込み(LVD)
5.25"光磁気ディスクサブシステム本体 手動イジェクト用治具 電源コード

8第2 章 準備
接続のしかた
•サブシステムをSCSIデイジーチェーンの最後に接
続する場合は、後面の機能スイッチのFを「1」に設
定し、内蔵ターミネーターをオンにしてください。そ
れ以外の場合は、「0」に 設 定し内 蔵 ターミネーター
をオフにしておきます。
•1台のホストコンピューターに接続するSCSIケーブ
ルの合計の長さは、6m以内にしてください。
SCSIバスを通して、1台のホストコンピューターに7台
までの SCSI周辺機器をつなぐことができます。
ご注意
•接続する前に必ずホストコンピューター、サブシス
テムおよび他の機器の電源を切ってください。
A
1BCDEF GH
0
SCSI CONNECTOR
AC IN
F.GND
SCSI ID
SCSI IDの設定
5.25"光磁気ディスクサブシステム
サブシステムのSCSIIDを設定します。
工場出荷時は、「0」に設定されていますので、サブシ
ステムの電源を切ってから、後面にあるSCSIIDス
イッチ で、SCSIIDを設定してください。
ペン先などで−ボタンを押すと、SCSIIDの番号が下
がり、+ボタンを押すと番号が上がります。
ご注意
•SCSIIDが正しく設定されていないと、サブシステム
が正常に動作しません。
•SCSIIDは、他のSCSI周辺機器と重複しないように
設定してください。
0
SCSIコネクターへ AC IN端子へ
他のSCSI
周辺機器へ
SCSIケーブル
(別売り)
SCSIケーブル
(別売り) 電源コード(付属)
ホストコンピューター
または
他のSCSI周辺機器へ
電源コンセントへ

第2 章 準備 9
サブシステムの機能の設定
キャッシュメモリー内のすべてのデータがディスクに
書き込まれる前に電源を切るとデータが失われます。
サブシステムの電源を切るときは、必ず使用中のディ
スクをイジェクトしてください。イジェクト操作により
データはディスク上に記録されます。
また、ドライブが周期的にキャッシュメモリーのデータ
をディスクに一括書き込みをしていても、停電が起き
た場合はデータが失われる可能性があります。
■ご注意 Fast SCSIについて
FastSCSI機能をご使用になる場合は、ホストシステ
ムとの接続ケーブルは、FastSCSI対応のケーブルを
ご使用ください。また、ケーブルの長さは最小限にし、
ケーブルは必ず適切に終端してください。
後面の機能スイッチ(A〜H)で、使用するホストコン
ピューターやソフトウェアに合わせてサブシステムの
機能を設定します。
機能スイッチの切り替えは、サブシステムの電源を
切ってから行ってください。
A
1BCDEFGH
0
■ご注意 ライトキャッシュについて
このサブシステムはライトキャッシュ機能が備えられ
ています。この機能を使用しているときには、キャッ
シュメモリーにデータを残したままサブシステムの電
源を切らないでください。
機能スイッチの設定
スイッチ
A
B
C
D
E
F
G
H
機能
パリティチェック
デバイスタイプ
ライトキャッシュコントロール
FastSCSIコントロール
強制ベリファイ
ターミネーター
オートスピンアップ
マニュアルイジェクト
1
SCSIのパリティチェックを行わない。
デバイスタイプとして 00Hを報告す
る。(ダイレクトアクセスデバイス)
ライトキャッシュを行わない。
FastSCSIに対応
ライトコマンドに対してベリファイ動作
を行う。
内蔵ターミネーターを使用する。
ディスクを挿入しても、スピンドル
モーターが自動的に回転しない。
EJECTボタンを押しても、ディスクを
取り出すことができない。
0
SCSIのパリティチェックを行う。
デバイスタイプとして 07Hを報告す
る。(光メモリーデバイス)
ライトキャッシュを行う。
FastSCSIに対応しない
ライトコマンドに対してベリファイ動
作を行わない。
内蔵ターミネーターを使用しない。
ディスクを挿入すると、スピンドル
モーターが回転する。
EJECTボタンを押すと、ディスクを
取り出すことができる。
:工場出荷時の設定

10 第3 章 使いかた
第3章 使いかた
ディスクの入れかた
4ホストコンピューター上でソフトウェアを使って、
ディスク上のデータを読み取ったり、書き込んだ
りします。
データの読み取り・書き込み中は、BUSYインジ
ケーターが橙色に点灯します。
■サブシステムが動作しない場合は
サブシステム内が規定温度以上になると、読み書き
の動作に関係なくBUSYインジケーターが約2秒ごと
についたり消えたりを繰り返し、サブシステムが動作
しなくなります。この場合、空気の流通の良いところ
に設置しなおしてください。それでも動作しないとき
は、電源コードをコンセントから抜き、お買い上げの
販売代理店にご相談ください。
1画面左側にあるPOWERスイッチを押します。
電源が入り、POWERインジケーターが点灯しま
す。
2ホストコンピューターを起動します。
起動のしかたは、ホストコンピューターに付属の
説明書をご覧ください。
3使用する面を上にして、ディスクを差し込みます。

第3 章 使いかた 11
ディスクの取り出しかた
■ディスクが取り出せない場合は
次のような場合は、EJECTボタンを押したり、イジェ
クトコマンドを使ってもディスクが取り出せないことが
あります。
□機能スイッチやソフトウェアでディスクのイジェク
トが無効に設定されているとき
□ホストコンピューターにトラブルが生じたとき
□停電などで、サブシステムの電源が入らないとき
□サブシステムが故障したとき
EJECTボタンやソフトウェアを使ってもディスクが取
り出せない場合は、次のようにしてディスクを取り出し
ます。
1サブシステムが接続されているホストコンピュー
ターのシステムを終了してください。
2サブシステムの電源を切ります。
3付属の手動イジェクト用治具を、ディスク取り出
し穴にまっすぐにディスクが出てくるまで押し込
みます。
これで、ディスクを取り出すことができます。
ご注意
手動イジェクト用治具は、先端がピン状になっており
ます。ご使用の際は、取り扱いに十分ご注意くださ
い。
イジェクトコマンドを使うか、EJECTボタンを押しま
す。
ご注意
ディスクのデータの読み書きによりBUSYインジケー
ターが橙色に点灯している間(内部温度上昇によりつ
いたり消えたりを繰り返している場合を除く)は、ディ
スクを取り出さないでください。点灯している間に取り
出すと、データが正しく書き込まれなかったり、ディス
クのデータが消えてしまうことがあります。
また、ライトキャッシュを使用しているときには、キャッ
シュメモリー内のデータをディスクに書き込むために、
ディスクがイジェクトされるまで時間がかかることがあ
ります。
(最大約45秒)

12 第4 章 取り扱いについて
第4章 取り扱いについて
サブシステムの取り扱い
■設置方向
このサブシステムは水平位置で使用してくださ
い。
■設置場所
次のような場所で、使用したり保管しないでくだ
さい。
□ 湿気の多い所
□ ほこりの多い所
□ 温度の高い所
□ 直射日光の当たる所
□激しい振動のある所
□ 温度変化の激しい所
■通風
サブシステム内部の温度上昇を防ぐため、通風
孔をふさいだり、動作中に布などで包んだり、空
気の流通の悪いところに置いたりしないでくださ
い。サブシステム内部が高温になると、動作しな
くなる場合があります。
■急激な温度変化は避けてください
寒いところから暖かいところに移したり、室温を
急に上げたときは、サブシステム内部に結露が
起こる場合があります。急激な温度変化があった
直後は使わずに、1時間以上待ってからお使いく
ださい。結露が起きたままディスクを入れると、
サブシステムやディスクが損傷することがありま
す。
結露が起きている可能性があるときは、すぐに
ディスクを取り出してください。なお、ディスクを
入れずに、サブシステムの電源を入れたままにし
ておくと、結露が早く解消します。
安全にお使いいただくために
別冊の「安全のために」もよくお読みのうえ、製品を
安全にお使いください。
■電源
□ 日本国内では、AC100Vでお使いください。
□複写機やシュレッダーのような消費電力の大
きい機器と同じコンセントから、電源をとらな
いでください。
■電源コードの取り扱い
□コードの上に重い物をのせたり落としたりし
て、傷をつけないようにご注意ください。傷
がついたまま使うと危険です。
□電源コードをコンセントから抜くときは、必ず
プラグを持って抜いてください。コードを
引っ張ると、コードが傷むことがあります。
□ 長時間お使いにならないときは、電源コード
をコンセントから抜いておいてください。
■手動イジェクト用治具の取り扱い
手動イジェクト用治具はピン状をしています。ご
使用のご使用の際は取り扱いに十分ご注意くだ
さい。また、ディスクの取り出し以外の目的で使
用にならないでください。
万一の故障を防ぐために
■衝撃・振動を与えないでください
落としたりして強い衝撃を与えると、故障すること
があります。

第4 章 取り扱いについて 13
■ディスクを入れたまま移動しないでくだ
さい
使わないときは、ディスクを必ず取り出しておい
てください。ディスクを入れたまま、サブシステム
を持ち運ばないでください。
また、使用中は、ディスクが高速で回転していま
す。このとき、サブシステムを動かすと、動作が
不安定になったり、ディスクを傷つけるおそれが
あります。ディスクを取り出してから、移動してく
ださい。
■異常がおきたら
万一、異常や不具合が生じた場合は、電源をオ
フにして電源コードをコンセントから抜き、お買い
上げの販売代理店にご相談ください。
その他ご注意いただきたいこと
■雑音電波について
サブシステムは高周波の信号を扱うため、ラジ
オやテレビ、オーディオチューナーなどに雑音が
入ることがあります。この場合は、距離を少し離
してご使用ください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規
制協議会(VCCI)の基準に基づくクラスB情
報技術装置です。この装置は、家庭環境で使
用することを目的としていますが、この装置が
ラジオやテレビジョン受信機に近接して使用
されると、受信障害を引き起こすことがありま
す。取扱説明書に従って正しい取り扱いをし
て下さい。
■キャビネットが汚れたら
キャビネットの汚れは、乾いた柔らかい布で拭き
とってください。汚れがひどいときは、うすい中性
洗剤溶液を少し含ませた布でふきとり、乾いた布
でからぶきしてください。アルコール・シンナー・
殺虫剤など、揮発性の溶液剤は、使用しないでく
ださい。表面の仕上げをいためたり、表示が消え
たりすることがあります。
■電源コードについて
日本国内で使用する場合には、電気用品取締法
認定品の電源コードをご使用ください。

14 第4 章 取り扱いについて
ディスクの取り扱い
•ほこりやちりの多い所
•直射日光の当たる所
•暖房器具の近く
•湿気の多い所
ディスクのデータを守るために
ディスクカートリッジに は、ディスクのデータを誤って
消してしまったり、不要なデータを書き込まないように
するためのDATAPROTECTスイッチ(赤いつまみ)
がついています。このスイッチを矢印の方向にスライ
ドさせておくと、ディスクのデータの読み取りのみ可
能になり、書き込みができなくなります。スイッチを元
に戻すと、再び書き込むことができるようになります。
書き込む必要のないディスクは、スイッチを矢印方向
にスライドさせておいてください。
取り扱い上のご注意
□ディスクに激しい振動を与えたり、落としたりしな
いでください。
□ディスクカートリッジは、工場出荷時に精密に調
整されていますので、分解しないでください。
□ディスクカートリッジ は、サブシステムに挿入する
と、自動的にシャッターが開く自動装填式です。
カートリッジ の シャッターを 手 で 開 けて、内部に触
れないでください。
□温度差の激しい所や湿気の多い所では使わない
でください。結露が起こって、データの書き込み・
読み取りができなくなる場合があります。
□必要以上に、カートリッジをサブ システムに出し
入れしないでください。
□使い終わったら、必ずサブシステムからカートリッ
ジを取り出しておいてください。
■ディスクの保管について
□ディスクカートリッジ は、ケースに入れて保管して
ください。
□ 自動車のダッシュボードやトレーは 高 温になるこ
とがありますので、ディスクカートリッジ を 絶 対 に
放置しないでください。
また、次のような場所に保管しないでください。
DATA PROTECTスイッチ
クリーニングについて
ディスクのクリーニング
ディスクを長い間使用すると、ディスク上にほこりや
汚れが付着し、データを正常に読み書きできなくなる
場合があります。このようなことを防ぐために、ディス
ク用クリーナーでクリーニングしてください。ディスク
の性能を維持するために、3カ月に1度はクリーニング
することをおすすめします。
ご注意
このサブシステムは防塵対策が十分施されています
ので、光学レンズのクリーニングを行う必要がありま
せん。レンズクリーナー(クリーニングカートリッジ )を
使用するとサブシステム本体の故障の原因となること
があります。

付録 15
付録
主な仕様
バースト転送速度
最大5Mbytes/s(同期転送)
最大10Mbytes/s(FastSCSI
使用時)
ホストインターフェース
SCSI-2(SmallComputerSystemInterface-2)
ANSIX3.131-1994
■環境条件
設置方向 水平(±5°以内)
温度
動作時 5℃〜40℃(温度匂配10℃/時)
非動作時 −30℃〜60℃
湿度
動作時 10%〜85%(結露のないこと)
非動作時 10%〜90%
■電源・その他
電源 AC100V±10%、50/60Hz±5%
消費電流 0.60A
最大外形寸法 211×70×293mm(幅/高さ/
奥行き)
(最大突起部およびエアダクトを含
まず)
質量 4.9kg
付属品 電源コード(1)
手動イジェクト用治具(1)
取扱説明書(1)
取扱説明書(安全のために)(1)
投げ込み(LVD)(1)
仕様および外観は、改良のため予告なく変更すること
がありますが、ご了承ください。
サブシステム
■性能
フォーマット容 量
ディスク当たり
5.2Gbytes(ZCAV2048bytes/
sector)
4.8Gbytes(ZCAV1024bytes/
sector)
4.1Gbytes(ZCAV512bytes/
sector)
2.6Gbytes(ZCAV1024bytes/
sector)
2.3Gbytes(ZCAV512bytes/
sector)
面当たり 2.6Gbytes(ZCAV2048bytes/
sector)
2.4Gbytes(ZCAV1024bytes/
sector)
2.05Gbytes(ZCAV512bytes/
sector)
1.3Gbytes(ZCAV1024bytes/
sector)
1.15Gbytes(ZCAV512bytes/
sector)
回転数 3,300min-1
(3,300rpm)/3,600
min-1
(3,600rpm)
シーク時間 平均25ms(typ.)
ユーザーデータ転送速度
連続転送速度
2.48〜5.07Mbytes/s(最大、2048
bytes/sector時)
2.31〜4.79Mbytes/s(最大、1024
bytes/sector時)
1.97〜4.06Mbytes/s(最大、512
bytes/sector時)

16
Owner’s Record
The model and serial numbers are located on the
bottom of the unit. Record the serial number in
the space provided below.
Refer to them whenever you call upon your
dealer regarding this product.
Model No. SMO-S551
Serial No._________________________
Information
For the customer in the U.S.A.
You are cautioned that any changes or
modifications not expressly approved in this
manual could void your authority to operate this
equipment.
This equipment has been tested and found to
comply with the limits for a Class B digital
device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules.
These limits are designed to provide reasonable
protection against harmful interference in a
residential installation. This equipment generates,
uses, and can radiate radio frequency energy and,
if not installed and used in accordance with the
instructions, may cause harmful interference to
radio communications. However, there is no
guarantee that interference will not occur in a
particular installation. If this equipment does
cause harmful interference to radio or television
reception, which can be determined by turning
the equipment off and on, the user is encouraged
to try to correct the interference by one or more
of the following measures:
–Reorient or relocate the receiving antenna.
–Increase the separation between the equipment
and receiver.
–Connect the equipment into an outlet on a
circuit different from that to which the receiver
is connected.
–Consult the dealer or an experienced radio/TV
technician for help.
This device requires shielded interface cables to
comply with FCC emission limits.
Safety Regulations
WARNING
To reduce the risk of fire or
electric shock, do not expose this
apparatus to rain or moisture.
To avoid electrical shock, do not
open the cabinet. Refer servicing
to qualified personnel only.
CAUTION
As the laser beam used in the SMO-S551 is
harmful to the eyes, do not attempt to
disassemble the unit.
Refer servicing to qualified personnel only.
This label is affixed inside the unit.
CLASS 3B LASER RADIATION WHEN OPEN.
AVOID DIRECT EXPOSURE TO THE BEAM.
RADIATIONS LASER DE CLASSE 3B EN CAS D'OUVERTURE.
EVITER TOUTE EXPOSITION DIRECTE AU FAISCEAU.
KLASSE 3B LASERSTRAHLUNG WENN GEÖFFNET.
DIREKTEN KONTAKT MIT DEM STRAHL VERMEIDEN.
LASERSTRÅLING AF KLASSE 3B VED ÅBNING.
UNDGÅ DIREKTE UDSÆTTELSE FOR STRÅLING.
LASERSTRÅLING I KLASSE 3B NÅR DEKSEL ÅPNES.
UNNGÅ DIREKTE EKSPONERING FOR STRÅLEN.
KLASS 3B LASERSTRÅLNING NÄR DENNA DEL ÄR ÖPPNAD.
UNDVIK ATT DIREKT EXPONERA DIG FÖR STRÅLNINGEN.
AVATTUNA LUOKAN 3B LASERSÄTEILYÄ.
VÄLTÄ SUORAA ALTISTUMISTA SÄTEELLE.
CAUTION
ATTENTION
VORSICHT
ADVARSEL
ADVARSEL
VARNING
VARO!
CAUTION:
TO PREVENT ELECTRIC SHOCK, DO
NOT USE THIS POLARIZED AC PLUG
WITH AN EXTENSION CORD,
RECEPTACLE OR OTHER OUTLET
UNLESS THE BLADES CAN BE FULLY
INSERTED TO PREVENT BLADE
EXPOSURE.
This MO disk unit is classified as a CLASS 1
LASER PRODUCT.
The CLASS 1 LASER PRODUCT
label is located on the bottom exterior.
CLASS 1
LASER PRODUCT
LASER KLASSE 1
PRODUKT
LUOKAN 1 LASERLAITE
KLASS 1 LASER APPARAT

17
NOTICE
Use the power cord set approved by the
appropriate testing organization for the
specific countries where this unit is to be used.
English
Table of Contents
Using this Guide...................................... 18
Chapter 1 Introduction
Overview .................................................. 19
Features ..................................................... 19
Compatible Disks ..................................... 20
System Configuration ............................... 20
Location and Function of Parts ............. 21
Chapter 2 Getting Started
Component and Accessory Check List 22
Connecting the Subsystem .................... 23
Setting the SCSI ID .................................. 23
Setting the Subsystem’s Functions ...... 24
Chapter 3 Using the Subsystem
Inserting a Disk Cartridge ...................... 25
Ejecting a Disk Cartridge........................ 26
Chapter 4 Precautions
On the Subsystem................................... 27
Safety Considerations ............................... 27
Damage Prevention .................................. 27
Other Points Requiring Attention ............. 28
On the Disk Cartridges ........................... 28
Protecting Your Data ................................ 29
Cleaning ................................................... 29
Cleaning a Disk ........................................ 29
Appendix
Specifications .......................................... 30
Subsystem ................................................. 30
Disposal of Old Electrical & Electronic
Equipment (Applicable in the European
Union and other European countries with
separate collection systems)
This symbol on the product or on its
packaging indicates that this product
shall not be treated as household
waste. Instead it shall be handed over
to the applicable collection point for
the recycling of electrical and
electronic equipment. By ensuring this product is
disposed of correctly, you will help prevent
potential negative consequences for the
environment and human health, which could
otherwise be caused by inappropriate waste
handling of this product. The recycling of
materials will help to conserve natural resources.
For more detailed information about recycling of
this product, please contact your local Civic
Office, your household waste disposal service or
the shop where you purchased the product.
According to the EU Directives related to
product safety, EMC and R&TTE the
manufacturer of this product is Sony
Corporation, 6-7-35 Kitashinagawa
Shinagawa-ku Tokyo, 141-0001 Japan.
The Authorised Representative is Sony
Deutschland GmbH, Hedelfinger Strasse
61,70327 Stuttgart, Germany.
For any service or guarantee matters please
refer to the addresses given in separate service
or guarantee documents.

18
Using this Guide
This guide covers the use and operation of the
SMO-S551 Magneto-Optical Disk Subsystem
(called the “subsystem” thereafter). Do not
attempt to use the subsystem without first
carefully reading this guide. When finished, keep
it handy for future reference.
The guide is divided into the following sections.
Chapter 1 Introduction
This chapter contains a general overview of the
subsystem, touching upon its features, system
configuration, and the location and function of its
parts.
Chapter 2 Getting Started
This chapter explains how to connect the
subsystem to the host computer and other SCSI
peripheral devices. It also explains how to set the
subsystem’s functions and the SCSI ID. Refer to
this chapter when setting up the subsystem.
Chapter 3 Using the Subsystem
In this chapter, you learn how to turn on the
subsystem, and how to insert and eject a disk
cartridge. Refer to this chapter when you are
ready to actually begin using the subsystem.
Chapter 4 Precautions
This chapter contains precautions regarding the
use and operation of the subsystem and magneto-
optical disk cartridges.
It also discusses cleaning of disks.
Be sure to refer to this chapter before using the
subsystem.
Appendix
The Appendix contains an explanation of the disk
subsystem’s main specifications.
Notes
•When using this product, make sure that the
power cord meets the electrical requirements of
the country of use.
•We connnot accept responsibility for damage
resulting from using this product.
We recommend maintaining backups of
important data in case of emergency.
•Reprinting of all or part of this manual without
permission is prohibited.
• Refer to your dealer for maintenance and
service.

Chapter 1 Introduction 19
Chapter 1 Introduction
Overview
Features
The SMO-S551 Magneto-Optical Disk
Subsystem has the following features:
•Magneto-optical technology enables repeated
writing and erasing of data on the disk.
•The subsystem automatically senses the type of
disk being inserted, enabling the free use of
both 650-Mbytes (594-Mbytes), 1.3-Gbytes
(1.2-Gbytes), 2.6 Gbytes (2.3 Gbytes), and 5.2
Gbytes (4.8 Gbytes, 4.1 Gbytes) disks
indifferently.
•Amaximum of 5.2 Gbytes (2,048 bytes/sector),
4.8 Gbytes (1,024 bytes/sector) or 4.1 Gbytes
(512 bytes/sector) of data can be written on the
two sides of a 5.25-inch magneto-optical disk.
This is equivalent to about 2900–3700 times the
capacity of a conventional 3.5-inch floppy disk
(2HD).
•Any disk conforming to the internationally
accepted CCS (continuous/composite servo) or
CCW (continuous composite write-once) format
can be used in this subsystem.
•This subsystem employs SCSI-2 (Small
Computer System Interface-2).
• The 3,300 min-1 (3,300 rpm) high-speed spindle
motor enables data transfer rates of 2.48 – 5.07
Mbytes/s (2,048 bytes/sector), 2.31 – 4.79
Mbytes/s (1,024 bytes/sector) or 1.97 – 4.06
Mbytes/s (512 bytes/sector).
• With disk capacities under 2.6 Gbytes (2.3
Gbytes), the spindle motor rotates at 3600 min-1
(rpm).
•The low-profile, light-weight optical pick-up
yields average seek times of 25 ms.
•Use of a highly reliable error correction code
(ECC) system keeps the error rate as low as
10-12.
•Optimum operation environment is provided
through use of a large, 4 MB buffer and
optimized cache control algorithm. (Write cache
can be enabled or disabled. For details, see
“Setting the Subsystem’s Functions” on page
24.)

20 Chapter 1 Introduction
Compatible Disks
The Subsystem can use the folloing 130mm (5.25-inch) MO Disks:
Standard Sector Format Notes Capacity
ISO/IEC 15286 2048 bytes/sector R/W Approx. 5.2 GB
ISO/IEC 15286 1024 bytes/sector R/W Approx. 4.8 GB
ISO/IEC 15286 512 bytes/sector R/W Approx. 4.1 GB
ISO/IEC 14517 1024 bytes/sector R/W (DW) Approx. 2.6 GB
ISO/IEC 14517 512 bytes/sector R/W (DW) Approx. 2.3 GB
ISO/IEC 14517 1024 bytes/sector R/W Approx. 2.6 GB
ISO/IEC 14517 512 bytes/sector R/W Approx. 2.3 GB
ISO/IEC 13549 1024 bytes/sector R Approx. 1.3 GB
ISO/IEC 13549 512 bytes/sector R Approx. 1.2 GB
ISO/IEC 10089 1024 bytes/sector R Approx. 650 MB
ISO/IEC 10089 512 bytes/sector R Approx. 600 MB
ISO/IEC 15286 2048 bytes/sector WO Approx. 5.2 GB
ISO/IEC 15286 1024 bytes/sector WO Approx. 4.8 GB
ISO/IEC 15286 512 bytes/sector WO Approx. 4.1 GB
ISO/IEC 14517 1024 bytes/sector WO Approx. 2.6 GB
ISO/IEC 14517 512 bytes/sector WO Approx. 2.3 GB
ISO/IEC 13549 1024 bytes/sector R Approx. 1.3 GB
ISO/IEC 13549 512 bytes/sector R Approx. 1.2 GB
ISO/IEC 11560 1024 bytes/sector R Approx. 650 MB
ISO/IEC 11560 512 bytes/sector R Approx. 600 MB
Notes: R/W(DW): Rewritable (Direct-Overwrite MO), R/W: Rewritable (MO), WO: Write-Once, R: Read-only
System Configuration
The subsystem should be used with a host
computer equipped with SCSI.
A maximum of seven peripheral devices can be
linked in a daisy chain on the SCSI bus, and
controlled with SCSI-2 commands.
Host computer
SCSI cable
SMO-S551 subsystem SCSI peripheral devices
Table of contents
Languages:
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