Sony XDCAM PDW-D1 User manual

Professional Disc Drive Unit
PDW-D1
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製品の
取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよくお読みの
うえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつでも見られる
ところに必ず保管してください。
OPERATION MANUAL [Japanese/English]
1st Edition (Revised 4)
付属の CD-ROM には、本機のオペレーションマニュアル(日本語、英語、フ
ランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、中国語)が PDF 形式で入っ
ています。詳しくは 19 ページの「1-4CD-ROM マニュアルの使いかた」を
ご覧ください。
The supplied CD-ROM includes operation manuals for the PDW-D1
Professional Disc Drive Unit (English, Japanese, French, German, Italian,
Spanish and Chinese versions) in PDF format.
For more details, see 1-4 “Using the CD-ROM Manual” on page 91.

安全のために
2
安全のために
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災
や感電などにより死亡や大けがなど人身事故につながる
ことがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
6 〜 11 ページの注意事項をよくお読みください。
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施
することをおすすめします。点検の内容や費用について
は、ソニーのサービス担当者または営業担当者にご相談
ください。
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡く
ださい。
m
1電源を切る。
2電源コードや接続ケーブルを抜く。
3ソニーのサービス担当者、または営業担当者に修理を
依頼する。
m
すぐに電源を切り、消火する。
安全のための注意事項を守る
定期点検を実施する
故障したら使用を中止する
万一、異常が起きたら
異常な音、におい、煙が出たら
炎が出たら
警告表示の意味
オペレーションマニュアル
および製品では、次のよう
な表示をしています。表示
の内容をよく理解してから
本文をお読みください。
この表示の注意事項を守ら
ないと、破裂・発火・発
熱・液漏れなどにより死亡
や大けがなどの人身事故が
生じます。
この表示の注意事項を守ら
ないと、火災や感電などに
より死亡や大けがなど人身
事故につながることがあり
ます。
この表示の注意事項を守ら
ないと、感電やその他の事
故によりけがをしたり周辺
の物品に損害を与えたりす
ることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号

目次 3
目次
警告.................................................................................6
注意.................................................................................7
電池についての安全上のご注意 .............................................9
電池のリサイクルについて ...................................................10
その他の安全上のご注意 .......................................................11
ご使用になる前に...................................................................13
ラインモードを設定する .............................................. 13
第1章 概要
1-1特長............................................................................15
1-2使用例 ........................................................................17
1-3動作環境 ....................................................................18
1-4CD-ROM マニュアルの使いかた..............................19
1-4-1準備 ....................................................................... 19
1-4-2CD-ROM マニュアルを読むには........................... 19
1-5MPEG-4VisualPatentPortfolioLicenseについて
............................................................................................20
1-6MPEG-2VideoPatentPortfolioLicense について
............................................................................................21
第2章 各部の名称と働き
2-1前面パネル.................................................................23
2-2後面パネル.................................................................25
第3章 準備
3-1ソフトウェアのインストール ....................................27
3-1-1Windows の場合.................................................... 27
3-1-2Macintosh の場合 .................................................. 28
JP

目次
4
3-2接続と設定.................................................................29
3-2-1ノンリニア編集システムとの接続(AV/C 接続).29
3-2-2コンピューターとの接続(FAM 接続)................. 30
3-3電源の準備.................................................................32
3-3-1AC 電源を使う ...................................................... 32
3-3-2バッテリーパックを使う....................................... 32
3-4日付と時刻を設定する...............................................34
3-5ディスクの取り扱い ..................................................34
3-5-1記録・再生可能なディスク ................................... 34
3-5-2取り扱い上の注意.................................................. 34
3-5-3誤消去を防止するには .......................................... 35
3-5-4ディスクを出し入れするには................................ 35
3-5-5ディスクをフォーマットする................................ 36
3-5-6電源が供給されない状態でディスクを取り出すには
.................................................................................. 36
3-5-7記録を正常に終了できなかった場合のディスクの取
り扱い(サルベージ機能)........................................ 37
3-5-8結露について......................................................... 37
3-6記録 / 再生の準備 ......................................................38
3-6-1記録の準備 ............................................................ 38
3-6-2再生の準備 ............................................................ 39
第4章 ファイルを扱う
4-1概要............................................................................41
4-1-1ディレクトリー構造 .............................................. 41
4-1-2ファイル操作の項目 .............................................. 42
4-1-3クリップに任意のタイトルを付ける..................... 45
4-1-4クリップおよびクリップリストに任意の名前を付け
る ............................................................................. 46
4-2ファイルアクセスの準備 ..........................................47
4-3ファイルアクセスの操作(Windows)....................48
第5章 ユーティリティーソフトウェアを使う

目次 5
5-1起動と終了.................................................................51
5-1-1起動する ................................................................ 51
5-1-2終了する ................................................................ 52
5-2各部の名称と働き ......................................................53
5-3機能の詳細.................................................................56
5-3-1機器情報メニュー.................................................. 56
5-3-2セットアップメニュー .......................................... 57
5-3-3ディスク操作メニュー .......................................... 64
付録
仕様.....................................................................................67

6
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となることが
あります。
•設置時に、製品と壁やラック、棚などの間に、はさみ込
んだりしない。
•電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
•重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
•熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
•電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ店またはソニー
のサービス窓口に交換をご依頼ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所には設置し
ない
上記のような場所に設置すると、火災や感電の原因となる
ことがあります。
取扱説明書に記されている仕様条件以外の環境での使用
は、火災や感電の原因となることがあります。
分解や改造をしない
分解や改造をすると、火災や感電、けがの原因となるこ
とがあります。
内部の点検や修理は、お買い上げ店またはソニーのサー
ビス窓口にご依頼ください。
電源コードのプラグおよびコネクターは突き当た
るまで差し込む
真っ直ぐに突き当たるまで差し込まないと、火災や感電の
原因となります。
指定の電源で使用する
取扱説明書に記されているバッテリーパックまたは AC ア
ダプターでお使いください。
指定以外の製品でのご使用は、火災の原因となります。
警告

7
指定の電源コードを使用する
指定以外の電源コードを使用すると、火災や感電の原因となり
ます。
他の電源コードを使用する場合は、ソニーのサービス担当者ま
たは営業担当者にご相談ください。
通風孔をふさがない
通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災や故障の原因となる
ことがあります。風通しをよくするために次の項目をお守りく
ださい。
•壁から 10cm 以上離して設置する。
•密閉された狭い場所に押し込めない。
•毛足の長い敷物 ( じゅうたんや布団など ) の上に設置しない。
•布などで包まない。
•あお向けや横倒し、逆さまにしない。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、電源コー
ドや接続コードを抜いて、ソニーのサービス担当者または営業
担当者にご相談ください。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたところに設置すると、倒れたり落ち
たりしてけがの原因となることがあります。また、設置・取り
付け場所の強度を充分にお確かめください。
製品の上に乗らない、重い物を載せない
倒れたり、落ちたり、壊れたりして、けがの原因となることが
あります。
注意

8
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因となることがありま
す。
次の方法でアースを接続してください。
•電源コンセントが 3 極の場合
指定の電源コードを使用することで安全アースが接続されま
す。
•電源コンセントが 2 極の場合
別売りの 3 極→ 2 極変換プラグを使用し、変換プラグから出
ている緑色のアース線を建物に備えられているアース端子に
接続してください。
安全アースを取り付けることができない場合は、お買い上げ店
またはソニーのサービス窓口にご相談ください。
コード類は正しく配置する
電源コードや接続ケーブルは、足に引っかけると本機の落下や
転倒などによりけがの原因となることがあります。十分注意し
て接続・配置してください。
ファンが止まったままの状態で使用しない。
ファンモーターが故障すると、火災の原因となることがありま
す。
交換は、本機を購入された販売店にご依頼ください。
注意

9
電池の使いかたを誤ると、液漏れ・発熱・破裂・発火・誤飲
による大けがや失明の原因となるので、次のことを必ず守っ
てください。
ここでは、本機での使用が可能なソニー製リチウムイオン電
池についての注意事項を記載しています。
万一、異常が起きたら
•煙が出たら
1機器の電源スイッチを切るか、バッテリーチャージャー
の電源プラグを抜く。
2お買い上げ店またはソニーのサービス窓口に連絡する。
•電池の液が目に入ったら
すぐきれいな水で洗い、ただちに医師の治療を受ける。
•電池の液が皮膚や衣服に付いたら
すぐきれいな水で洗い流す。
•バッテリー収納部内で液が漏れたら
よくふきとってから、新しい電池を入れる。
•充電には、ソニーの専用バッテリーチャージャーを使用す
る。
•充電のしかたについては、バッテリーチャージャーの取扱
説明書をよくお読みください。
•火の中に投げ入れたり、加熱、半田付け、分解、改造をし
ない。
•直射日光の当たるところ、炎天下の車内、ストーブのそば
など高温の場所で、使用・放置・充電をしない。
•ハンマーでたたくなどの強い衝撃を与えたり、踏みつけた
りしない。
•接点部や 3極と #極をショートさせたり、金属製のものと
一緒に携帯・保管をしない。
電池についての安全上のご注意
電池についての安全上のご注意

10
•所定の充電時間を超えても充電が完了しない場合は、充電
をやめる。
•電池使用中や充電、保管時に異臭がしたり、発熱・液漏
れ・変色・変形などがあったときは、すぐに使用や充電を
やめ、火気から遠ざける。
•投げつけない。
•電池を使い切ったとき、長期間使わないときは、取り出し
ておく。
•水や海水につけたり、ぬらしたりしない。
リチウムイオン電池は、リサイクルできます。不要になった
リチウムイオン電池は、金属部にセロハンテープなどの絶縁
テープを貼って充電式電池リサイクル協力店へお持ちくださ
い。
充電式電池の回収・リサイクルおよびリサイクル協力店につ
いては、有限責任中間法人 JBRC ホームページ http://
www.jbrc.net/hp/contents/index.html を参照してください。
電池のリサイクルについて
電池のリサイクルについて

11
機器の名称と電気定格は、底面に表示されています。(縦置
きで使用した場合)
•アースの接続は、必ず電源プラグを電源コンセントへ接続
する前に行ってください。アース接続を外す場合は、必ず
電源プラグを電源コンセントから抜いて行ってください。
•機器を水滴のかかる場所に置かないでください。また、水
の入った物、花瓶などを機器の上に置かないでください。
•機器は主電源コンセントの近くに設置し、遮断装置へ容易
に手が届くようにしてください。
•設置時には、通気やサービス性を考慮して設置スペースを
確保してください。
- ファンの排気部や通気孔(前面および後面)をふさがな
い。
- 通気のために、セット周辺に空間をあける。
- 作業エリアを確保するため、セット後方は、10cm 以上
の空間をあける。
•机上などの平面に設置する場合は、前面および後面は
0.5cm 以上の空間をそれぞれ確保してください。ただし、
セット上部はサービス性を考慮し 5cm 以上の空間を確保
することを推奨します。
注意
ここに規定した以外の手順による制御および調整は、危険な
レーザー放射の被爆をもたらします。
その他の安全上のご注意
重要
ご注意
日本国内で使用する電源コードセットは、電気用品安全法
で定める基準を満足した承認品が要求されます。ソニー推
奨の電源コードセットをご使用ください。
電池のリサイクルについて

12
レーザー特性
波長 403 〜 410nm
発振形態 連続
レーザー出力 65mW(max.ofpulsepeak)、35mW
(max.ofCW)
本機は「クラス 1レーザー製品」です。
その他の安全上のご注意

ご使用になる前に 13
ご使用になる前に
ラインモードを設定する
本機はラインモードが未設定の状態で出
荷されています。したがって、本機をご
使用になるには、初めにラインモードを
設定する必要があります。(ラインモー
ドを設定しないと、本機を使用すること
はできません。)
なお、いったん設定した内容は、電源を
切っても保持されます。
設定のしかた
ラインモードを設定するには、以下のよ
うに操作します。
1
本機の電源を入れる(24 ページ参
照)。
2
ユーティリティーソフトウェアを
起動する(51 ページ参照)。
基本情報表示画面の「ラインモー
ド」の欄には「----」と表示されま
す。
◆ ユーティリティーソフトウェアのインス
トールのしかたについては、「ユーティ
リティーソフトウェア」(27 ページ)を
ご覧ください。
◆ ユーティリティーソフトウェアについて
詳しくは、「第 5 章ユーティリティーソ
フトウェアを使う」(51 ページ)をご覧
ください。
3
ツリー表示部で「セットアップ」
−「AV 設定」を選択する。
操作画面にメニュー項目「525/625
SYSTEMSELECT」が表示されま
す。
4
V/vボタンまたはキーボードの上
下矢印キーを使用して、「525」か
「625」のいずれかを選択する。
5
[Set]ボタンをクリックする。
「Turnoff/onPOWER!」と表示され
ます。
6
Macintosh の場合は、[モード切
替]ボタンをクリックして
「AVc/Logout」に切り換える。
7
ユーティリティーソフトウェアを
終了する(52 ページ参照)。
8
本機の電源をいったん切り、再び
入れる。
選択したラインモードで使用できる
ようになります。
◆ 本操作で設定した内容は、ユーティリ
ティーソフトウェアのセットアップメ
ニュー項目「AV 設定」−「525/625
SYSTEMSELECT」で変更することが
できます。設定のしかたについては、
「5-3-2セットアップメニュー」(57 ペー
ジ)をご覧ください。
次の場合、ラインモードは設定されない
か、または設定がクリアされます。この
設定値 ラインモード
525 525:NTSC
625 625:PAL
ご注意

ご使用になる前に
14
ようなときはラインモードの設定をやり
直してください。
•前記「設定のしかた」の手順 6を実行
する前に電源を切った場合

1-1特長 15
1
第章
第 1 章 概要
概要
1-1 特長
PDW-D1 は、ノンリニア編集機と接続し
て、ビデオ / オーディオのデータを記録
/ 再生することができる小型・軽量の
ディスクドライブです。また、コン
ピューターと接続して、ビデオ / オー
ディオのデータファイルや一般のデータ
ファイルの書き込み / 読み出しを行うこ
ともできます。
ノートタイプコンピューターとの組み合
わせによるフィールドでの使用や、ノン
リニア編集機との組み合わせによる安価
な映像制作システムの構築に最適です。
本機の主な特長は以下のとおりです。
DVCAM フォーマットの記録 /
再生
コンピューターから AV/C(Audio/
VideoControl)プロトコルで本機にアク
セスすることにより、DVCAM1) フォー
マットのデータストリームを記録 / 再生
することができます。
1)DVCAM はソニー株式会社の商標です。
MPEGIMX 記録ディスクから
DVCAM 出力が可能
MPEGIMX1) フォーマットで記録した
ディスクをコンピューターからの AV/C
プロトコルにより再生する場合、
DVCAM フォーマットに変換した信号を
出力することが可能です。
1)MPEGIMX はソニー株式会社の商標です。
ビデオ・オーディオデータをファ
イルとして記録
ファイル化された MPEGIMX フォー
マットおよび DVCAM フォーマットの
ビデオおよびオーディオデータを S400
(i.LINK)端子を介して記録することが
できます。
プロキシ AV データ
プロキシ AV データは、MPEGIMX
フォーマットや DVCAM フォーマット
のデータストリームを MPEG-4 フォー
マットに変換した低解像度のデータで
す。本機に、高解像度の MPEGIMX
フォーマットや DVCAM フォーマット
のデータファイルが転送されると、転送
された高解像度データに加えて、低解像
度のプロキシ AV データも自動的に記録
されます。プロキシ AV データは、デー
タサイズが小さく取り扱いが容易なう
え、データ再生時間に対して約 30 倍速
で転送することができます。
i.LINK インターフェースによる
IT フレンドリーシステム
本機で使用するプロフェッショナルディ
スクには、ビデオとオーディオのクリッ
プデータがそれぞれファイルとして記録

第 1 章 概要
1-1特長
16
されています。それらのデータファイル
は、i.LINK(fileaccessmode、以下
FAM と呼びます)を介して本機に接続
したコンピューター上で再生することが
可能です。コンピューターから外部ドラ
イブのデータファイルを読み込むのと同
じ感覚で使用することが出来ます。本機
への接続には、AV/C(Audio/Video
Control)および i.LINK(FAM)をサ
ポートする S400(i.LINK)端子を使用
します。
種々のメタデータに対応
XDCAM1) では、ビデオ・オーディオ
データとともに、撮影日時や撮影者の情
報、記録方式、素材へのメモなどのさま
ざまな関連情報も記録しておくことがで
きます。これらのデータは、以下のよう
に応用できます。
•付属の ProxyBrowsingSoftwarePDZ-
1 を利用して、ディスクやクリップに
タイトル、コメントなどのテキスト
データを付加することができます。
•コンピューターで扱う一般的なデータ
ファイルをプロフェッショナルディス
クに記録し、一括して管理することが
できます。
•ビデオ制作の諸工程(編集やアーカイ
ブ)において、映像や音声データの必
要なシーンをメタデータで検索するこ
とにより、作業効率の向上を実現しま
す。
1)XDCAM はソニー株式会社の商標です。
小型、軽量でバッテリー駆動可
能
フィールドに携行できるように小型、軽
量設計になっています。フィールドでは
バッテリー駆動により操作することがで
きます。
縦置き、横置き双方に対応
デスクトップコンピューターとの組み合
わせでは場所をとらない縦置き、フィー
ルドでは安定する横置き、と用途に応じ
てどちらでも使用することができます。
ユーティリティーソフトウェア
によるコンピューターからのメ
ニュー操作
本機と接続するコンピューターに付属の
ユーティリティーソフトウエアをインス
トールすることによって、コンピュー
ターから各種メニューの操作や設定、
バージョンアップなどを行うことができ
ます。

第 1 章 概要
1-2使用例 17
1-2 使用例
次図は、カムコーダー PDW-510/530 で収録した素材を、本機に
接続したコンピューターで編集するシステムの例です。
本書では、主に本機を縦置きで使用した場合を図解しています。
DC IN
PDW-D1
-AC IN
BKP-L551 BP-GL65 BP-GL95
BP-L60S BP-L80S
a)DVCAM 接続時の操作
b)FAM 接続時の操作
c) DVCAM フォーマット対応編集ソフトウェア、または FAM ドライバーのインストールが必要です。
PDW-510/530
プロフェッショナルディスク
AC 電源
再生 a)
読み出し b)
記録 a)
書き込み b)
ノートタイプコンピューターc)
バッテリーアダプター
バッテリーパック

第 1 章 概要
1-3動作環境
18
1-3 動作環境
付属のユーティリティーソフトウェアお
よび ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1
(Windows のみ)を動作させるには、以
下の条件を備えたコンピューターを用意
してください。
◆ ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 について、
詳しくは 49 ページをご覧ください。
Windows
a) ユーティリティーソフトウェア用
b) ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 用
c) ProxyBrowsingSoftwarePDZ-1 使用時に素材
を保存するための Work フォルダー用
Macintosh
a) ユーティリティーソフトウェア用
b) FAM ドライバー用
項目 条件
プロセッサー IntelPentiumM プロセッ
サー1GHz 以上
メモリー 512MB 以上
ハードディス
クの空き容量
•インストール時:
2MB 以上a)
100MB 以上b)
•プロキシ AV データ用:約
1.4GB/90 分c)
ディスプレイ •解像度:1024 × 768 ピクセ
ル以上
•カラー:16 ビット以上
OS •MicrosoftWindowsXP
ProfessionalSP2 以降 a)
•MicrosoftWindowsXP
ProfessionalSP2 以降また
は WindowsVista
Ultimate/Business
(32bit) b)
Web ブラウ
ザー
InternetExplorer6.0SP1 以
降
その他 •i.LINK 端子(IEEE1394 準
拠)装備
•DirectX8.1b 以降がインス
トールされていること
項目 条件
プロセッサー PowerPCG4、PowerPC
G5、IntelCoreDuo プロ
セッサー 867MHz 以上
メモリー 512MB 以上
ハードディスク
の空き容量
インストール時:20MB 以
上
ディスプレイ 解像度:1024 × 768 ピク
セル以上
OS •MacOSXv10.4.7 以降 a)
•MacOSXv10.4.11 以
降b)
その他 •AGPQuartzExtremeま
たは PCIExpress グラ
フィックカード
•QuickTime7.1.3 以降
•FireWire ポート
(IEEE1394 準拠)装備

第 1 章 概要
1-4CD-ROM マニュアルの使いかた 19
1-4 CD-ROM マ
ニュアルの使いか
た
付属の CD-ROM には、本機のオペレー
ションマニュアル(日本語、英語、フラ
ンス語、ドイツ語、イタリア語、スペイ
ン語、中国語)が PDF 形式で記録され
ています。
1-4-1 準備
付属の CD-ROM に収納されているオペ
レーションマニュアルをご覧いただくた
めには、以下のソフトウェアがコン
ピューターにインストールされている必
要があります。
•AdobeReader6.0 以上
AdobeReader がインストールされてい
ない場合は、下記 URL よりダウンロー
ドできます。
http://www.adobe.co.jp/products/
acrobat/readstep2.html
Adobe、および AdobeReader は AdobeSystems
Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です。
1-4-2 CD-ROM マニュ
アルを読むには
CD-ROM に入っているオペレーションマ
ニュアルを読むには、次のようにしま
す。
1
CD-ROMをCD-ROMドライブに入れ
る。
表紙ページが自動的にブラウザで表
示されます。
ブラウザで自動的に表示されないと
きは、CD-ROM に入っている
index.htmファイルをダブルクリッ
クしてください。
2
読みたいオペレーションマニュアル
を選択してクリックする。
オペレーションマニュアルの PDF
ファイルが開きます。
AcrobatReader のバージョンによって、
ファイルが正しく表示されないことがあ
ります。
正しく表示されない場合は、「1-4-1準備」
の項の URL より最新のソフトウェアを
ダウンロードしてお使いください。
CD-ROM が破損または紛失したため、新
しい CD-ROM をご希望の場合は、ソ
ニーのサービス担当者にご依頼ください
(有料)。
メモ
メモ
ご注意

第 1 章 概要
1-5MPEG-4VisualPatentPortfolioLicense について
20
1-5 MPEG-4
VisualPatent
Portfolio
License につい
て
本製品は、MPEGLA,LLC. がライセン
ス活動を行っている MPEG-4Visual
PatentPortfolioLicense の下、次の用途
に限りライセンスされており、その他の
用途に関してはライセンスされていませ
ん。:
(i)消費者が個人的、非営利の使用目的
で、MPEG-4Visual 規格に合致した
ビデオ信号(以下、MPEG-4Video
といいます)にエンコードするこ
と。
(ii)MPEG-4Video(消費者が個人的に
非営利目的でエンコードしたもの、
もしくは MPEGLA よりライセン
スを取得したプロバイダーがエン
コードしたものに限られます)をデ
コードすること。
プロモーション、営利目的に利用するこ
とに関する詳細な情報につきましては、
MPEGLA,LLC. のホームページ
<http://www.mpegla.com> を参照して
ください。
MPEGLA は、(i)MPEG-4Visual ビデオ
情報を記録した媒体(PACKAGED
MEDIA)を製造し、販売する行為、
(ii)MPEG-4Visual ビデオ情報を何らかの
方法(オンラインビデオ配信サービス、
インターネット放送、TV 放送など)で
配信・放送する行為について、ライセン
スを提供しています。その他の使用方法
につきましても、MPEGLA からのライ
センス取得が必要な場合があります。詳
しくは、MPEGLA にお問い合わせくだ
さい。
MPEGLA.L.L.C.,250STEELESTREET,
SUITE300,DENVER,COLORADO
80206
ホームページ:http://www.mpegla.com
Other manuals for XDCAM PDW-D1
2
Table of contents
Languages:
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Sony SF-16NX User manual

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