デジタル・オーディオ・ワークステーション
独自のLSR理論が、DAW環境の音を変える。
高品位な音質での正確なモニタリングが可能。
●この製品を安全にお使いいただくために、設置・運用には十分な安全対策を行ってください。
●価格には、消費税等や設置・接続などの費用は含まれておりません。
●このカタログの記載内容は、2001年10月現在のものです。仕様および外観は予告なく変更されることがありますので、ご了承ください。
● このカタログに記載されている商品名、会社名等は、各社の登録商標または商標です。
マスタリングルームやプライベートスタジオなど、デジタル・オーディオ・ワークステーショ
ン中心のサウンド環境に最適化されたJBLPROFESSIONALの「LSR25P」。独自の
LSR理論を駆使し、ワークステーション環境での正確かつ安定したモニタリングを実現。
使いやすくセッティングの自由度も高いコンパクトなサイズ 。デジタル編集の最前線に
おいて先進のモニタリング性能を発揮する、高音質アクティブ・モニタスピーカで す。
独創のLSR理論が、正確かつ精緻なモニタリングを実現。
実際の編集環境においての、より正確な音像定位と忠実な音質による精度の高いモ
ニタリング。それを可能にしているのが、独自の設計コンセプト「LSR(リニア・スペーシ
ャル・リファレンス)理論」です。スピーカを取り囲む球面上のポイントで再生音を測定
し、直接音はもちろん、反射音や残響音を含んだリスナーが実際に聞き取る音を音響
心理学を応用しシミュレート。「LSR25P」は、そのLSR理論を駆使し、素材選定からコン
ポーネント設計までまったく新しい視点で開発されたモニタスピーカです。細部まで明
瞭かつ精緻な音像描写、色付けのない自然な音質を獲得しています。さらには、モニ
タリング作業が水平±30゜、垂直±15゜の範囲内で行われることに着目し設計を最適
化。軸上特性だけを考慮してきた従来の設計手法と比べ、より正確で安定したモニタ
リングを可 能にしています。また、軸外特性の劣化を抑え、スピーカの配置条件も緩和
しています。
プロの要求に応える、先進のコンポーネント技術を随所に投入。
●134mm径の低域ドライバには炭素繊維複合素材コーンを採用し、エネルギッシュな
低域再生と低歪みを両立。
●25mm径の高域ドライバにはチタン複合素材製のダイアフラムを採用。EOS
(EllipticalOblateSpheroidal:楕円扁球面)ウェーブガイドを組み合わせることで、軸
外でも安定したモニタリングを実現。
●ポート雑音を低減したリニア・ダイナミクス・アパチャー設計ポート。
●CRTディスプレイに近接配置した場合の低域から中低域にかけての空間特性を補
正し、より自 然なサウンド再生を可能にするワークステーション境界補正回路を内蔵。
●ドライバは磁気シールドされCRTディスプレイの近くに設置可能。
●低域100W・高域50Wのバイアンプ構成・高音質パワーアンプを搭載。
●ドライバの性能を最大限に引き出す、4次リンクウイッツ・ライリのクロスオーバ・ネ
ットワークを内蔵。
●堅牢で衝撃にも強いアルミダイキャスト製エンクロージャ。
LSR25P仕様
形式 2-Wayバイアンプ・アクティブ・モニタスピーカ
周波数特性 70Hz〜20kHz(+1/-2dB)
指向角度 水平100゜×垂直60゜
最大音圧レベル 連続:106dBSPL/1m、ピーク:109dBSPL/1m
ドライバ構成 LF:134mm×1、HF:25mm×1
パワーアンプ出力 低域:100W、高域:50W(THD0.1%)
クロスオーバ 2.3kHz(4次リンクウィッツ・ライリ)
入力コネクタ XLRメス(+4dBu、バランス)、RCA(-10dBV、アンバランス)
コントロール 入力アッテネータ(0〜26dB)
高域レベル(+1.5/0/-1.5dB)
ワークステーション境界補正(On/Off)
ハイパスフィルタ(80Hz)
電源 AC100V(50Hz/60Hz)、110W
色シルバー
外形寸法(高さ×幅×奥行) 268.5×176.5×257.8mm
重量 9.6kg
付属品 電源ケーブル、ゴム足