Sony UPA-WU10 User manual

Printed in Japan
C:\Sony\PT20A0404591742061JP+\01JPUPAWU10\050BCO.fm
UPA-WU10
4-591-742-06 (1)
Wireless Print
System
4-591-742-06 (1)
2020-02
© 2016 Sony Corporation
取扱説明書____________________ JP
Instructions for Use_______________ GB
Instructions d’utilisation____________ FR
Gebrauchsanweisung_____________ DE
Istruzioni per l’uso________________ IT
Manual de instrucciones___________ ES
Manual de instruções _____________ PT
Gebruiksaanwijzing ______________ NL
Brugervejledning_________________ DK
Käyttöohjeet ____________________ FI
Bruksanvisning __________________ NO
Bruksanvisning__________________ SE
Instrukcja obsługi ________________ PL
_______________ GR
Uživatelská příručka _______________ CZ
Használati útmutató _______________ HU
Инструкции за употреба
____________
BG
Návod na obsluhu
__________________
SK
Navodila za uporabo_______________ SI
Upute za upotrebu ________________ HR
Instrucţiuni de utilizare
_______________
RO
_________________ EE
___________ LT
____________ LV
______________________ CS
お買い上げいただきありがとうございます。
電気製品は安全のための注意事項を守
らないと、火災や人身事故になること
があります。
この「取扱説明書」には、事故を防ぐための重要な注意
事項と製品の取り扱いかたを示してあります。
この「取扱説明書」をよくお読みのうえ、製品を安全に
お使いください。お読みになったあとは、
いつでも見られるところに必ず保管してください。
UPA-WU10
C:\_Sony\PT20A040_4591742061_JP+\01JPUPAWU10\010COV.fm masterpage:Cover
UPA-WU10
4-591-742-06 (1)

JP 2
安全のために
本機は正しく使用すれば事故が起きない
ように、安全には充分配慮して設計され
ています。しかし、間違った使いかたを
すると、火災などにより死亡や大けがな
ど人身事故につながることがあり、危険
です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守り
ください。
安全のための注意事項を守る
3 〜 14 ページの注意事項をよくお読みく
ださい。製品全般の安全上の注意事項が
記されています。
故障したら使わない
すぐに、お買い上げ店にご連絡くださ
い。
万一、異常が起きたら
1すべての接続を外してください。
2お買い上げ店までご相談ください。
・ 煙が出たら
・ 異常な音、においがしたら
・ 内部に水、異物が入ったら
・ 製品を落としたり、キャビネットを
破損したときは
警告表示の意味
取扱説明書および製品では、次のよ
うな表示をしています。表示の内容
をよく理解してから本文をお読みく
ださい。
この表示の注意事項を守らないと、
火災などにより死亡や大けがなどの
人身事故につながることがあります。
この表示の注意事項を守らないと、
火災やその他の事故によりけがをし
たり周辺の物品に損害を与えたりす
ることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
日本語

JP
警告/注意 3JP
下記の注意を守らないと、
死亡や大けがにつながることが
あります。
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害
を与えることがあります。
本機を心臓ペースメー
カーの装着部位から
22cm 以上離す
電波によりペースメーカー
の動作に影響を与えるおそ
れがあります。
本製品を使用中に他の
機器に電波障害などが
発生した場合は、本機
の使用を中止する
電波が影響を及ぼし、誤動
作による事故の原因となる
おそれがあります。
警
分解や改造をしない
分解や改造をすると、火災
の原因となることがありま
す。
内部に水や異物を入れ
ない
水や異物が入ると、火災の
原因となることがありま
す。
万一、水や異物が入ったと
きは、すぐに接続ケーブル
を抜いて、お買い上げ店に
ご相談ください。
油煙、湯気、湿気、ほ
こりの多い場所では設
置・使用しない
上記のような場所に設置す
ると、火災の原因となるこ
とがあります。
取扱説明書に記されている
使用条件以外の環境での使
用は、火災の原因となるこ
とがあります。
注
火災

ご利用にあたっての指示/用途
JP 4
ご利用にあたって
の指示/用途
ソニーのワイヤレス USBは、受信
機と送信機のペアーで使用されます。
本製品は、ソニー製のプリンターと、
超音波診断装置、モバイル C アーム、
内視鏡装置、心臓カテーテル検査室内
で使用される機器、そのほか医用画像
装置に接続され、ウルトラワイドバン
ドを用いて画像の送信を行うアクセサ
リーです。
•本機は医療従事者向け製品です。
•本機は診察室、検査室、手術室のよ
うな医療環境向け製品です。
火災や感電の危険を避けるため、雨の
あたる場所や湿気の多い場所に本機を
設置しないでください。
感電を避けるため、キャビネットを開
けないでください。内部の調整や設定
および点検を行う必要がある場合は、
ソニーのサービス担当者に依頼してく
ださい。
本機の分解や改造は禁止されていま
す。
指定された接続ケーブ
ルを使う
この取扱説明書に記されて
いる接続ケーブルを使わな
いと、火災の原因となるこ
とがあります。
接続ケーブルを傷つけ
ない
接続ケーブルを傷つける
と、火災の原因となること
があります。
•接続ケーブル(コネク
ター部を含む)を加工し
たり、傷つけたりしな
い。
•重いものをのせたり、
引っ張ったりしない。
•熱器具に近づけたり、加
熱したりしない。
•接続ケーブルを着脱する
ときは、必ずコネクター
を持つ。
万一、接続ケーブルが傷ん
だら、お買い上げ店に交換
をご依頼ください。
移動時には接続ケーブ
ルを外す
接続ケーブルは、足に引っ
かけると本機や接続した製
品の落下などによりけがの
原因となることがありま
す。
移動時には、接続ケーブル
を外してください。
ご注意
ご注意
本機は日本においては医療機器ではあ
りません。
ご注意
警告

その他の安全上のご注意 5JP
その他の安全上の
ご注意
無線の改造について
本機は以下の通り認証を受けています。
従って本機を使用するときに無線局の免
許は必要ありません。ただし、以下の事
項を行うと法律により罰せられることが
あります。
•本機を分解/改造すること
•本機に貼られている証明ラベルをはが
したり、認証番号を毀損すること
本機には、(財)無線設備検査検定協会
の技術基準適合証明ラベルが貼ってあり
ます。
このラベルをはがしたり、本機の内部を
改造して使用したりすることは、電波法
で禁じられています。
グラフィカルシンボルの説明
このシンボルは電波放射機器を
表します。
取扱説明書参照
本機にこのシンボルがある箇所
は、取扱説明書の指示にした
がってご使用ください。
このシンボルは製造業者を表
し、隣接して製造業者名と住所
が併記されます。
このシンボルは、欧州共同体に
おける輸入者を表し、隣接して
欧州共同体における輸入者の名
称と住所が併記されます。
このシンボルは、欧州共同体に
おける代表者を表し、隣接して
欧州共同体における代表者の名
称と住所が併記されます。
このシンボルは、欧州共同体に
おける医療機器を表します。
このシンボルは製造日付を表し
ます。
このシンボルはシリアルナン
バーを表します。
このシンボルは附属文書の版を
表します。
このシンボルは、機器固有識別
子(UDI)を表し、隣接して機
器固有識別によるバーコードが
併記されます。
保存・輸送温度
このシンボルは保存と輸送環境
の温度制限を表します。
保存・輸送湿度
このシンボルは保存と輸送環境
の湿度制限を表します。
保存・輸送気圧
このシンボルは保存と輸送環境
の大気圧制限を表します。
本機は、電波法第 4 条、電波法施行規
則第 6 条により、技術基準適合証明を
受けております。

その他の安全上のご注意
JP 6
この機器の UWB 無線機能の使用周波数
帯は、UWB 無線システム以外の無線設
備でも使用されています。
1. この機器の UWB 無線機能の使用は
屋内、すなわち住宅、マンション、
ビル等の建築物内に限定されていま
す。屋外で使用しないでください。
なお屋内であっても、イベント会場
の中継放送が行われるような場所で
使用する場合は、放送に支障を与え
る恐れがありますので、イベント主
催者に確認してください。
2. この機器の UWB 無線機能の使用は、
電波天文業務等に影響を及ぼす可能
性があります。電波天文施設の周辺
でこの機器を使用する場合は、「セー
ルス会社窓口のしおり」にある窓口
にご相談ください。
3. 万一この機器から発射される電波に
より他の無線設備(衛星地球局並び
に近傍で使用される 5GHz 帯無線
LAN、携帯電話など)に有害な電波
干渉が発生した場合には、離すなど
の対処をしてください。電波干渉が
継続する場合、速やかに電波の発射
を停止した上、「セールス会社窓口の
しおり」にある窓口にご相談くださ
い。
注意
本機が破損した場合、機器内部の回路と
患者を同時にさわらないでください。患
者に悪影響を与える電圧が発生する可能
性があります。すぐに使用を停止し、本
機を取り外してください。
注意
プリントができないなど、動作に異常が
生じた場合は、UPA-WU10T の回路故障
により、UPA-WU10T の表面が高温にな
る可能性があり、さわるとやけどをする
恐れがあります。
UPA-WU10T に接続した医療機器の電源
を切り、UPA-WU10T が充分に冷えるま
で待ってからさわってください。
注意
本機を使用する場合の注意事項および詳
細な情報については、プリンターの取扱
説明書をご覧ください。
UPA-WU10R のみ
重要
機器の名称と電気定格は、底面に表示さ
れています。

医療環境で使用するための EMC に関する重要なお知らせ 7JP
医療環境で使用するための EMC に関す
る重要なお知らせ
•UPA-WU10T/UPA-WU10R は、EMC に関し特別に注意する必要があり、取扱説明書
中で提供される EMC 情報に従って設置および使用する必要があります。
•UPA-WU10T/UPA-WU10R は、専門的ヘルスケア施設環境で使用することを意図し
ています。
•携帯型および移動型の無線通信機器は UPA-WU10T/UPA-WU10R に影響を与えるこ
とがあります。
警告
•携帯型の無線通信機器は、UPA-WU10T/UPA-WU10R の周囲から 30 cm 以上離して
使用してください。UPA-WU10T/UPA-WU10R の性能の低下を招くことがありま
す。
•UPA-WU10T/UPA-WU10R を他の機器と隣接または積み重ねて使用する場合には、
その使用構成で正常に動作していることを確認する必要があります。
•ソニー株式会社によって指定されたもの以外のアクセサリーやケーブルを使用する
と、UPA-WU10T/UPA-WU10R のエミッション(電磁妨害の放射)増加やイミュニ
ティ(電磁妨害の耐性)低下を招くことがあります。
EMC 試験に使用したケーブル一覧
ケーブル種別 仕様
USBケーブル(1-757-429-21)(2) 1m、シールドケーブル

医療環境で使用するための EMC に関する重要なお知らせ
JP 8
指針および製造業者の宣言−電磁エミッション
UPA-WU10T/UPA-WU10R は、下記の電磁環境での使用を意図しています。お客様または
UPA-WU10T/UPA-WU10R の使用者は、それが下記の環境で使用されることを確認してくださ
い。
エミッション試験 適合性 電磁環境−指針
RF エミッション
CISPR11 グループ1
UPA-WU10T/UPA-WU10R は、内部機能のためだけ
に RF エネルギーを使用しています。そのため、RF
エミッションは非常に低く、近傍の電子機器を妨害
することは、ほぼありません。
RF エミッション
CISPR11
クラスB
UPA-WU10T/UPA-WU10R は、家庭および家庭用に
使用される建物に給電する公共の低電圧配電網に直
接接続されている施設を含むすべての施設での使用
に適しています。
高調波エミッション
IEC61000-3-2
適用せず
電圧変動 / フリッカ
エミッション
IEC61000-3-3
適用せず
指針および製造業者の宣言−電磁イミュニティ
UPA-WU10T/UPA-WU10R は、下記の電磁環境での使用を意図しています。お客様または
UPA-WU10T/UPA-WU10R の使用者は、それが下記の環境で使用されることを確認してくださ
い。
イミュニティ試験 IEC60601 試験レベル 適合性レベル 電磁環境−指針
静電気放電(ESD) ± 8kV接触 ± 8kV接触 床材は木材、コンクリー
トまたは陶製タイルとし
てください。床材が合成
物質で覆われている場合、
相対湿度が、少なくとも
30%以上であることを推
奨します。
IEC61000-4-2 ± 15kV気中 ± 15kV気中
電気的ファストトラ
ンジェント(高速過
渡現象)/ バースト
IEC61000-4-4
± 2kV対電源線
± 1kV対入出力線
± 2kV対電源線
± 1kV対入出力線

医療環境で使用するための EMC に関する重要なお知らせ 9JP
サージ ± 1kV線間 ± 1kV差動モード
IEC61000-4-5 ± 2kV線 - アース間 ± 2kVコモンモード
電源入力ラインでの
電圧ディップ、瞬
停、および電圧変動
IEC61000-4-11
0%UT
(100%UTのディップ)
0.5/1 サイクル a
40%UT
(60%UTのディップ)
5 サイクル
70%UT
(30%UTのディップ)
25/30 サイクル a
(0.5 秒)
0%UT
(100%UTのディップ )
250/300 サイクル a
(5 秒)
適用せず 電源の品質は、典型的な
商用または病院環境のも
のを利用してください。
UPA-WU10T/
UPA-WU10R の使用者
が、停電中も継続して運
用することが必要な場合
は、無停電電源装置また
はバッテリーから
UPA-WU10T/
UPA-WU10R に電源供給
することを推奨します。
電源周波数
(50/60Hz)磁界
IEC61000-4-8
30A/m 30A/m 電源周波数磁界は、典型
的な商用または病院環境
内の典型的な場所での特
性レベルである必要があ
ります。
備考 :UTは、試験レベルを加える前の交流電源電圧です。
a例えば、10/12 は、50 Hz では 10 サイクル、60 Hz では 12 サイクルを意味します。

医療環境で使用するための EMC に関する重要なお知らせ
JP 10
指針および製造業者の宣言−電磁イミュニティ
UPA-WU10T/UPA-WU10R は、下記の電磁環境での使用を意図しています。お客様または
UPA-WU10T/UPA-WU10R の使用者は、それが下記の環境で使用されることを確認してくださ
い。
イミュニティ
試験
IEC60601
試験レベル
適合性
レベル 電磁環境−指針
携帯型および移動型の無線通信機器は、ケー
ブルを含む UPA-WU10T/UPA-WU10R のど
の部分に対しても、無線通信機器の周波数に
対応した式から計算された推奨分離距離以下
に近づけて使用しないでください。
推奨分離距離
伝導性妨害
IEC 61000-4-6
3Vrms
150 kHz 〜 80 MHz
ISM 帯域外 c
3Vrms d=1.2√P
6Vrms
150 kHz 〜 80 MHz
ISM 帯域内 c
6Vrms

医療環境で使用するための EMC に関する重要なお知らせ 11JP
放射 RF 電磁界 3 V/m 3 V/m IEC 60601-1-2:2007
d=1.2√P80MHz 〜 800 MHz
d=2.3√P800MHz 〜 2.5 GHz
IEC 60601-1-2:2014
d=2.0√P80MHz 〜 2.7 GHz
ここで Pは送信機器メーカーによる送信機の
最大出力定格を表し単位はワット(W)、dは
推奨分離距離で単位はメートル(m)です。
固定の無線送信機からの電磁界強度は電磁気
の現地調査 aによって決定されますが、これ
は各周波数範囲 bにおいて適合レベル未満で
ある必要があります。
次の記号が表示された機器の近くでは、干渉
が生じる可能性があります。
IEC 61000-4-3 80 MHz 〜 2.7 GHz
備考1: 80 MHz および 800 MHz においては、高い方の周波数範囲を適用します。
備考2: これらの指針は、すべての状況に適用するとは限りません。
電磁気の伝搬は、建物、物体および人体による吸収や反射の影響を受けます。
a 固定の無線送信機、例えば、無線(携帯 / コードレス)電話基地局および陸上移動局、アマ
チュア無線、AM および FM ラジオ放送および TV 放送からの電磁界強度は、理論上、正確に
は予測することはできません。固定の無線送信機に起因する電磁環境を評価するために、電磁
気の現地調査を考慮する必要があります。UPA-WU10T/UPA-WU10R が使用される測定電磁界
強度が適用される上記の無線適合性レベルを超える場合、UPA-WU10T/UPA-WU10R が正常に
動作していることを確認してください。もし異常な動作が観測される場合、UPA-WU10T/
UPA-WU10R の向きや場所を変えるといった追加措置が必要となることがあります。
b 周波数範囲が 150 kHz 〜 80 MHz において、電界強度は 3 V/m 未満である必要があります。
c 150 kHz から 80 MHz 間の ISM(工業用、科学用および医学用)帯域は、6.765 MHz 〜
6.795 MHz、13.553 MHz 〜 13.567 MHz、26.957 MHz 〜 27.283 MHz および 40.66 MHz 〜
40.70 MHz です。

医療環境で使用するための EMC に関する重要なお知らせ
JP 12
携帯型および移動型の無線通信機器と、UPA-WU10T/UPA-WU10R との間の推奨分離距離
UPA-WU10T/UPA-WU10R は、放射無線妨害が制御される電磁環境内での使用を意図していま
す。お客様または UPA-WU10T/UPA-WU10R の使用者は、携帯型および移動型の無線通信機器
(送信機)とUPA-WU10T/UPA-WU10R の最小距離を維持することによって、電磁干渉を防ぐこ
とができます。最小距離は、下記に推奨されるように、通信機器の最大出力に従ってください。
送信機の
最大定格出力
W
送信機の周波数による分離距離
m
IEC60601-1-2:2007 IEC60601-1-2:2014
150kHz 〜
80 MHz
d=1.2
√
P
80MHz 〜
800 MHz
d=1.2
√
P
800MHz 〜
2.5 GHz
d=2.3
√
P
150kHz 〜
80 MHz
d=1.2
√
P
80MHz 〜
2.7 GHz
d=2.0
√
P
0.01 0.12 0.12 0.23 0.12 0.20
0.1 0.380.380.730.380.63
1 1.2 1.2 2.3 1.2 2.0
10 3.8 3.8 7.3 3.8 6.3
100 12 12 23 12 20
上記に記載されていない最大出力定格の送信機については、推奨分離距離 d(単位:メートル
(m))は、送信機の周波数に適用される式を使用して決定できます。ここで P(単位:ワット
(W))は送信機の最大出力定格であり、送信機器メーカーにより指定されたものになります。
備考1: 80 MHz および 800 MHz においては、高い方の周波数範囲の分離距離を適用します。
備考2: これらの指針は、すべての状況に適用するとは限りません。
電磁気の伝搬は、建物、物体および人体による吸収や反射の影響を受けます。

医療環境で使用するための EMC に関する重要なお知らせ 13JP
指針および製造業者の宣言−電磁イミュニティ
UPA-WU10T/UPA-WU10R は、放射無線妨害が制御される電磁環境内での使用を意図していま
す。携帯型の無線通信機器は、UPA-WU10T/UPA-WU10R の周囲から 30 cm 以上離して使用し
てください。UPA-WU10T/UPA-WU10R の性能の低下を招くことがあります。
イミュニティ
試験 帯域aサービス a変調 IEC 60601
試験レベル
適合性
レベル
RF ワイヤレス
通信機器からの
近接電磁界
IEC61000-4-3
380 − 390 MHz TETRA400 パルス変調
18 Hz 27 V/m 27 V/m
430 − 470 MHz GMRS460
FRS460
FM
±5 kHz偏差
1kHz正弦波
28 V/m 28 V/m
704 − 787 MHz LTE帯域13、17 パルス変調
217 Hz 9V/m 9V/m
800 − 960 MHz
GSM800/900
TETRA800
iDEN820
CDMA850
LTE 帯域5
パルス変調
18 Hz 28 V/m 28 V/m
1,700 − 1,990 MHz
GSM1800
CDMA1900
GSM1900
DECT
LTE帯域1、3、
4、25
UMTS
パルス変調
217 Hz 28 V/m 28 V/m
2,400 − 2,570 MHz
ブルートゥース
WLAN
802.11b/g/n
RFID2450
LTE帯域7
パルス変調
217 Hz 28 V/m 28 V/m
5,100 − 5,800 MHz WLAN802.11
a/n
パルス変調
217 Hz 9V/m 9V/m
備考 : これらの指針は、すべての状況に適用するとは限りません。
電磁気の伝搬は、建物、物体および人体による吸収や反射の影響を受けます。
aサービスによっては、アップリング周波数のみ含まれます。

医療環境で使用するための EMC に関する重要なお知らせ
JP 14
注意
本機またはアクセサリーを廃棄するとき
は、環境汚染等のリスクに配慮し、関連
した地域または国の法律、および関連し
た病院の規則にしたがってください。
注意
MR(MagneticResonance)環境では
使用しないでください。
故障や火災、予測不能な移動を引き起
こす可能性があります。

使用上のご注意 15JP
使用上のご注意
結露について
本機を寒いところから急に暖かいところ
に持ち込んだときなど、機器表面や内部
に水滴がつくことがあります。これを結
露といいます。結露が起きたときは電源
を切り、結露がなくなるまで放置し、結
露がなくなってからご使用ください。結
露時のご使用は機器の故障の原因となる
場合があります。
無線通信について
•周りの環境や障害物、機器構成、電波
状況、回線の混雑状況などにより、通
信速度が低下したり、通信が遮断され
ることがありますが、故障ではありま
せん。
•この機器の UWB 無線機能の使用周波
数帯は、他の無線装置も使っているこ
とがあります。電波干渉により他の無
線装置に影響が出た場合は、使用を取
りやめてください。
電気メスなどの機器との同時使
用について
本機と電気メスなどの機器を同時に使用
する場合、当該機器から生じる強い電磁
波又は電圧の影響のため、本機が正常に
動作しなくなる可能性がありますが、故
障ではありません。
強い電磁波又は電圧を発生する機器と同
時に使用する場合には、予めその影響を
確認し、影響を受けにくい場所に設置す
るか、使用を取りやめてください。
セキュリティについて
通信を行う機器でセキュリティ対策を行
わなかった結果、または、通信仕様上
の、やむを得ない事情により、データ漏
洩等、セキュリティ上の問題が発生した
場合、弊社ではそれによって生じたあら
ゆる損害に対する責任を負いかねます。

概要/各部の名称とはたらき
JP 16
概要
ワイヤレスプリントシステム UPA-
WU10(以下、本システム)は、送信機
UPA-WU10T と受信機 UPA-WU10R で
構成される、ソニー製プリンターのアク
セサリーです。
本システムは医療機器とプリンターの間
を USB ケーブルの代わりに無線接続で
き、プリンターを医療機器から離して設
置することが可能となります。
各部の名称とはた
らき
ワイヤレスプリント受信
機(UPA-WU10R)
前面
1SIGNAL インジケーター
電波の強度を示します。
安定して通信が行えるよう、インジケー
ターが 2 つ以上点灯するように設置して
ください。
2LINK インジケーター
送信機と接続されると点灯します。
3チャネルインジケーター
設定されている通信チャネルのインジ
ケーターが点灯します。

各部の名称とはたらき 17JP
後面
1CH ボタン
通信チャネルを切り換えます。
2スライドスイッチ
実行状態(RUN)とセットアップ状態
(SETUP)を切り換えます。
3PRINTER 端子(USB タイプ A)
付属の USB ケーブルでソニー製プリン
ターを接続します。
4 (DCIN)端子(USB タイ
プB)
付属の USBケーブルでソニー製プリン
ターの USB バスパワーを供給する端子
と接続します。
注意
ソニー製プリンター以外との接続は火
災、感電のリスクがありますので、接続
しないでください。
ワイヤレスプリント送信
機(UPA-WU10T)
1LINK インジケーター
受信機と接続されると点灯します。
2チャネルインジケーター
設定されている通信チャネルのインジ
ケーターが点灯します。
3USB 端子(USB タイプ A)
医療機器と接続します。

接続する
JP 18
接続する
本システムを使用する前に、あらかじめ
接続するプリンターのドライバーソフト
を医療機器にインストールしてくださ
い。その後、以下の手順に従って接続し
てください。
1
受信機後面のスライドスイッチを
RUN 側にスライドさせる。
2
受信機後面の PRINTER端子とプリ
ンターを付属の USB ケーブルで接
続する。
3
受信機後面の DCIN 端子とプリン
ターの USB バスパワーを供給する
端子を付属の USB ケーブルで接続
する。
4
送信機を医療機器の USB 端子に接続
する。
5
プリンターの電源を入れる。
受信機前面の LINK インジケーター
が点滅します。
6
医療機器の電源を入れる。
送信機前面の LINK インジケーター
が点滅します。
受信機と送信機が自動的に接続される
と、双方の LINK インジケーターが点灯
し、医療機器からプリントできるように
なります。
•本システムを金属ケース内に収納した
り、金属板のすぐそばに設置すると、
電波の到達距離が短くなったり、通信
が不安定になることがあります。
•安定して通信ができるよう、受信機前
面の SIGNAL インジケーターが 2 つ以
上点灯するように設置してください。
複数のワイヤレスプリン
トシステムを使うには
同じ通信エリア内で複数のワイヤレスプ
リントシステムを使用するには、異なる
チャネルに設定してください。同一チャ
ネルに設定された送受信機が自動的に接
続されます。本システムは、最大 3 組ま
で同時に使用できます。
チャネルの設定は以下の手順で設定して
ください。送受信機が同じチャネルに設
定されます。
チャネル設定の際は、周囲に動作してい
るワイヤレスプリントシステムがないこ
とをご確認ください。
ご注意
ご注意

接続する 19JP
1
受信機後面のスライドスイッチを
SETUP 側にスライドさせる。
2
受信機後面のプリンター端子に送信
機を挿入する。
3
受信機後面の DCIN 端子とプリン
ターの USB バスパワーを供給する
端子を付属の USB ケーブルで接続
する。
送信機前面の LINK インジケーター
(A)が点滅し、現在設定されてい
るチャネルのインジケーターが点灯
します(工場出荷時には、「1」が設
定されています)。
4
受信機後面の CH ボタンを押して
チャネルを変更する。
CH ボタンを押すたびにチャネルが
切り換わり、内部の設定が書き換え
られます。設定の書き換え中は
LINK インジケーターが消灯し、
チャネルインジケーターが 3 回点滅
します。書き換えが完了すると、設
定変更したチャネルのインジケー
ターが点灯し、LINK インジケー
ターが点滅します。
LINK インジケーターが消灯してい
る間は、USB バスパワーを取り外さ
ないでください。設定情報が壊れ、
本システムが動作しなくなる可能性
があります。
5
受信機から、USB バスパワー、送信
機の順に取り外す。
6
受信機後面のスライドスイッチを
RUN 側にスライドさせる。
「接続する」の手順に従って、プリン
ターおよび医療機器と接続して使用して
ください。
•送信機と受信機のチャネルが異なって
いる場合は、「複数のワイヤレスプリ
ントシステムを使うには」の手順に
従って、チャネルの設定をやり直して
ください。
•本システムは同一チャネルに設定され
た送受信機が自動で接続されます。同
じ通信エリア内に同一チャネルに設定
した送信機や受信機が複数あると、想
定していない組み合わせで接続し、意
図していないプリンターに印刷されて
しまうことがあります。同時に複数使
用する場合は、必ず異なるチャネルに
設定してください。
ご注意
ご注意

お手入れ/故障とお考えになる前に
JP 20
お手入れ
本機の汚れをベンジンやシンナー、酸性
洗浄液、アルカリ性洗浄液、研磨剤入り
洗浄液、化学ぞうきんなどで拭くと表面
の仕上げを傷めることがありますので、
以下のことをお守りください
•本体表面の清掃は、濃度 50〜70v/v%
のイソプロピルアルコール、または濃
度 76.9〜81.4v/v%のエタノールで清
拭してください。
•汚れがひどいときには、クリーニング
クロスなど柔らかい布に水で薄めた中
性洗剤を少し含ませて拭き取った後、
上記薬液を用いて清拭してください。
•布にゴミが付着したまま強く拭かない
でください。本体表面に傷がつくこと
があります。
•本体表面にゴムやビニール製品を長時
間接触させないでください。変質した
り、塗装がはげたりすることがありま
す。
故障とお考えにな
る前に
以下の項目をご確認ください。それでも
正常に動作しない場合は、お買い上げ店
にお問い合わせください。
こんなときは ご確認ください
LINK インジ
ケーターが
まったく点灯
しない。
・ 電源を供給している機器
の電源が入っています
か?
・ 受信機のスライドスイッ
チが RUN 側になってい
ますか?
LINK インジ
ケーターが点
滅のまま。
・ 送信機と受信機は同じ
チャネルになっています
か?
・ 近くに同じチャネルの送
受信機がありませんか?
・ 送受信機の距離が離れて
いませんか?
通信が途切れ
る。
・ SIGNAL インジケーター
が 2 つ以上点灯していま
すか?
t送受信機を近づけてみて
ください。
プリント開始
までに時間が
かかる
・ LINK インジケーターが
長時間、高速点滅してい
ませんか?
t電波の反射による干渉が
考えられます。受信機の
位置や向きを変えてみて
ください。
意図したプリ
ンターに接続
しない。
・ 近くに同じチャネルの本
システムがありません
か?
tチャネル設定を変更して
ください。
Table of contents
Languages:
Other Sony Printer manuals

Sony
Sony Digital Photo Printer DPP-EX7 User manual

Sony
Sony UP-D2600S User manual

Sony
Sony PICTURE STATION DPP-FP90 User manual

Sony
Sony DPP-SV88 User manual

Sony
Sony SnapLab UP-CR15L Guide

Sony
Sony UP-X898MD User manual

Sony
Sony DPP-FP75 User manual

Sony
Sony UP-D890 User manual

Sony
Sony UP-20 User manual

Sony
Sony UP-CX1 series User manual

Sony
Sony DPP-SV55 User manual

Sony
Sony UP-DR200 User manual

Sony
Sony UP860 User manual

Sony
Sony UPD-X100 User manual

Sony
Sony DPP-FP50 Fall 2005 User manual

Sony
Sony SnapLab UP-CR15L Instruction manual

Sony
Sony UP-CX1 series User manual

Sony
Sony UP-27MD User manual

Sony
Sony DPP-SV55 User manual

Sony
Sony DPP-MS300 Marketing User manual