Sony RM-B150 User manual

Japanese/English
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災
や人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製
品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよく
お読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつ
でも見られるところに必ず保管してください。
REMOTE CONTROL UNIT
RM-B150
1st Edition (Revised 2)
OPERATION MANUAL
*3-862-302-03*

警告表示の意味
このオペレーションマニュアル
および製品では、次のような表
示をしています。表示の内容を
よく理解してから本文をお読み
ください。
この表示の注意事項を守らない
と、火災や感電などにより死亡
や大けがなど人身事故につなが
ることがあります。
この表示の注意事項を守らない
と、感電やその他の事故により
けがをしたり周辺の物品に損害
を与えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
安全のために
ソニー製品は安全に十分配慮して設計されています。しかし、電気製品はま
ちがった使いかたをすると、火災や感電などにより死亡や大けがなど人身事
故につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
2(J)〜3(J)ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめ
します。点検の内容や費用については、ソニーのサービス担当者または営業
担当者にご相談ください。
故障したら使用を中止する
ソニーのサービス担当者、または営業担当者にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
異常な音、に
おい、煙が出
たら
/1接続コードを抜く。
2ソニーのサービス担当者、または営業担当者に
修理を依頼する。
すぐに接続コードを抜き、消火する。
炎が出たら /
日本語

1 (J)
目次
警告 ................................................................................................................... 2 (J)
注意 ................................................................................................................... 3 (J)
概要 ........................................................................................................................ 4 (J)
特長 ................................................................................................................................. 4(J)
各部の名称と働き ................................................................................................... 5 (J)
操作パネル ..................................................................................................................... 5(J)
コネクターパネル ....................................................................................................... 10(J)
RMコンフィギュレーションメニューの設定 ........................................................11 (J)
操作 ............................................................................................................................... 11(J)
基本メニュー ............................................................................................................... 12(J)
詳細メニュー ............................................................................................................... 12(J)
仕様 ......................................................................................................................15 (J)
日
本
語
BVP-500/700/900シリーズカメラシステムのマニュアル構成
構築のしかた、設置、接続、システムとして使用するために必要
な準備、システムとしての操作など、システム全体に関する説明
が記載されています。
オペレーションマニュアルとメンテナンスマニュアルは、システム
を構築する各機器に付属し、システムマニュアルは別売りになっ
ています。
BVP-500/700/900シリーズのカメラシステムでは、オペレーショ
ンマニュアルの他に、メンテナンスマニュアルとシステムマニュ
アルが用意されています。
オペレーションマニュアルでは、機器の概要、各部の名称と働
き、および仕様など、その機器固有の機能や特性について説明
します。
メンテナンスマニュアルとシステムマニュアルには、システムの

2 (J)
外装を外さない、改造しない
外装を外したり、改造したりすると、感電の原因となります。
内部の調整や設定および点検を行う必要がある場合は、必ずサービストレー
ニングを受けた技術者にご依頼ください。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災や感電の原因となります。
万一、水や異物が入ったときは、接続コードを抜いて、ソニーのサービス担
当者または営業担当者にご相談ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所では設置•使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、火災や感電の原因となります。
下記の注意を守らないと、
火災や感電により死亡や大けがにつながることがあります。
感電火災

3 (J)
CAMERA端子やMONITOR端子には指定以外の機器を接続
しない
このオペレーションマニュアルに記載している以外の機器を接続すると、火
災や感電の原因となることがあります。
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。

4 (J)
概要
RM-B150は、ソニーの中継用CCDカラービデオカメラBVP-550/
750/950およびデジタルカラービデオカメラHDC-750の調整機能
を、手元でリモートコントロールするためのリモートコントロールユニッ
トです。
専用のケーブルでカメラに直接接続することにより、カメラから最
大100m離して使用することができます。
HDW-700など、デジタルカムコーダ−のコントロールユニットとして
使用することも可能です。
特長
RM-B150の主な特長は次のとおりです。
カメラの基本的オペレーションに対応
カメラの基本的オペレーションに必要な機能を、手元でコントロール
することが できます。
メニュー操作による柔軟な機能設定が可能
メニュー操作により、操作ボタンや調整つまみの機能や調整範囲
を、使用環境や撮影目的に応じて変更することができます。
VTR制御機能
カメラに接続されたVTRやカムコーダーのテープ走行を、本機から
制御することができます。
自動調整機能のコントロール
カメラのホワイトバランス、ブラックバランスの自動調整を、本機か
ら実行することができます。
カメラのECS/シャッター機能をコントロール
CCDカメラのECS(ExtendedClearScan)や電子シャッター機能
のON/OFFに加え、ECS周波数やシャッタースピードの切り換えが
可能です。
S-EVS機能対応
スーパーEVS(EnhancedVerticalDefinitionSystem)機能対応
のカメラの垂直解像度を、本機から調整できます。
他のコントロールパネルとのパラレルコントロールが可能
カメラコントロールユニットCCU-700A/550を介してカメラに接続し
た場合は、マスターセットアップユニットMSU-700やRCP-700シリー
ズなど、他のリモートコントローラ−との併用も可能になります。

5 (J)
S
Œ·π
//
º‚
VTR
F FWDREW
SHUTTER
ECS
FILTER OUTPUT
M GAMMA DETAILKNEE
WHITE
GAIN
12345 ABCDE
S-EVS
ND CC
PLAY
CAM
BARS
TEST
LOW
MID
HIGH
REC REVIEW
START/STOP
STOP
AUTO
KNEE
RB
A
B
AWB
EXT
IRIS/MB ACTIVE
ABB
PRE
AUTO
BLACK
MENU
MASTER
BLACK
REMOTE CONTROL UNIT RM-B150
ACTIVE STANDARD
R
IRIS
ON
OFF
MENU
CANCEL ENTER
DISPLAY SELECT
B
各部の名称と働き
操作パネル
3ペイント調整部
1シャッター制御部
2フィルターコントロール部
6ACTIVEボタン
4ホワイトバランス調整部
8アイリス/マスターブラック
調整部
7STANDARDボタン
5ブラックバランス調整部
!™ メニュー操作部
9VTR操作部
!¡ GAINスイッチ
!º OUTPUTスイッチ

6 (J)
各部の名称と働き
1シャッター制御部
aSHUTTER (シャッター)ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、ビデオカメラがシャッターモードになります。
メニュー操作部のディスプレイに、現在設定されているシャッタース
ピードが数秒間表示されます。
シャッターモード時は、メニュー選択つまみ (ロータリーエンコー
ダー)でシャッタースピードを調整することができます。
bECS (エクステンデッドクリアスキャン)ボタン
(点灯時: 橙)
押して点灯させると、ビデオカメラがECSモードになります。
メニュー操作部のディスプレイに、現在設定されているECS周波数
が数秒間表示されます。
ECSモード時は、メニュー選択つまみ(ロータリーエンコーダー)で
ECS周波数を調整することができます。
cS-EVS (スーパーEVS)ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、ビデオカメラがS-EVSモードになります。
メニュー操作部のディスプレイに、現在設定されているS-EVS値が
数秒間表示されます。
S-EVSモード時は、メニュー選択つまみ(ロータリーエンコーダー)
でS-EVS値を調整することができます。
ご注意
●それぞれのモードで、シャッタースピ ード、ECS周波数、または S-
EVS値を変えたときも、メニュー操作部のディスプレイに対応する
数値が数秒間表示されます。
●本機がRMコンフィギュレーションメニュー(11(J)ページ)に入って
いるときは、シャッタースピード、ECS周波数、S-EVS値の調整は
できません。
2フィルターコントロール部
aNDフィルター表示ランプ
現在選択されているNDフィルターに対応するランプが点灯します。
bNDフィルター選択ボタン
消灯時(フィルターカメラコントロールモード)に押すと点灯し、本機
でフィルターの選択が可能になります。
点灯時は、ボタンを押すたびにNDフィルターが番号順(1→2→
3→4→5→1→ . . . )に切り換わります。
cCC (色温度変換) フィルター表示ランプ
現在選択されているCCフィルターに対応するランプが点灯します。
dCC (色温度変換) フィルター選択ボタン
消灯時(フィルターカメラコントロールモード)に押すと点灯し、本機
でフィルターの選択が可能になります。
点灯時は、このボタンを押すたびに、C C フィルターが アルファベッ
ト順(A→B→C→D→E→A→ . . . ) に切り換わります。
ご注意
●フィルター選 択 ボタンは、いずれかひとつを押すと両方同時に点
灯します。カメラ側でフィルター選択操作を行うと消灯します。
●カメラによってフィルター構成が異なります。選択できるフィルター
については、カメラに付属のオペレーションマニュアルを参照し
てください。
●4枚フィルターのビデオカメラ使用時は、RMコンフィギュレーショ
ンメニューで、5およびEをとばして4から1、D からA に切り換わ
るように設定し直すことができます。
但し、カメラが自動識別機能対応モデルの場合は、自動的に設
定されますので、RMコンフィギュレーションメニューで設定し直す
必要はありません。
◆「R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
SHUTTER
ECS S-EVS
abc
//
FILTER
12345 ABCDE
ND CC
b
a
d
c

7 (J)
3ペイント調整部
aAUTO KNEE (オートニー) ボタン (点灯時: 橙)
工場出荷時は、オートニー機能をON/OFFするように設定されて
います。押して点灯させるとオートニー機能が ONになります。
RMコンフィギュレーションメニューにより、このボタンでON/OFF
する機能を変更することもできます。
bKNEE (ニー調整) つまみ
工場出荷時は、マスターニーポイントを調整するように設定されて
います。
RMコンフィギュレーションメニューにより、このつまみで調整する
する項目を変更することもできます。
cM GAMMA (マスターガンマ調整) つまみ
工場出荷時は、マスターガンマを調整するように設定されていま
す。
RMコンフィギュレーションメニューにより、このつまみで調整する
する項目を変更することもできます。
dDETAIL (ディテールレベル調整) つまみ
工場出荷時は、ディテールレベルを調整するように設定されていま
す。
RMコンフィギュレーションメニューにより、このつまみで調整する
する項目を変更することもできます。
ご注意
3つのつまみの調整モードは、工場出荷時にすべて相対値モード
で調整するように設定されています。各つまみ中央のクリック位 置
は、相対値モードでの基準位置になります。
RMコンフィギュレーションメニューを使用すると、調整モードを絶
対値モードに変更することができます。相対値モードでの調整範囲
もメニューで選択できます。
◆「R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
4ホワイトバランス調整部
aWHITE (ホワイトバランス) 手動調整つまみ
R/Bのホワイトバランスを調整します。
工場出荷時は、相対値モードで調整するように設定されています
が、RMコンフィギュレーションメニューで絶対値モードでの調整に
変更することもできます。
◆「 R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
bA (Aメモリー) ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、ホワイトバランスがカメラのAメモリーに保存さ
れている値になります(Aメモリーモード)。
Aボタン点灯中にホワイトバランスを調整すると、その値が随時Aメ
モリーに保存されます。
もう1 度押すと消灯し、Aメモリーモードが解除されます。
cB (Bメモリー) ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、ホワイトバランスがカメラのBメモリーに保存さ
れている値になります(Bメモリーモード)。
Bボタン点灯中にホワイトバランスを調整すると、その値が随時Bメ
モリーに保存されます。
もう1 度押すと消灯し、Bメモリーモードが解除されます。
dAWB (ホワイトバランス自動調整) ボタン (点灯時: 赤)
押すと、ホワイトバランスが自動調整されます。
調整中はボタンが点灯し、調整が完了すると消灯します。
自動調整実行中にもう1度このボタンを押すと、自動調整が中止さ
れ、ボタンが点滅します。もう1度ボタンを押すと点滅が止まります 。
ePRE (プリセット) ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、ホワイトバランスが3200Kに固定されます(プ
リセットモード)。もう1 度押すと消灯し、プリセットモードが解除され
ます。
ご注意
プリセットモード時は、WHITEつまみによる手動調整、AWBボタン
による自動調整はできません。
また、ホワイトバランス手動調整つまみが絶対値モードに設定されて
いるときは、メモリーA、B、およびAWBボタンは機能しません。
M GAMMA DETAILKNEE
AUTO
KNEE
ab c d
WHITE
RB
A
B
AWB
PRE
abcd e

8 (J)
各部の名称と働き
5ブラックバランス調整部
aBLACK (ブラックバランス手動調整) つまみ
工場出荷時は、R/Bのブラックバランスを調整するように設定され
ています。
RMコンフィギュレーションメニューにより、これらのつまみでR/B
のフレアバランスを調整するように変更することもできます。
また、つまみの調整モードは、工場出荷時に相対値モードで調整
するように設定されていますが、RMコンフィギュレーションメニュー
で絶対値モードに変更することもできます。
◆「R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
bABB (ブラックバランス自動調整) ボタン (点灯時: 赤)
押すと、ブラックバランス、ブラックセットが自動調整されます。
調整中はボタンが点灯し、調整が完了すると消灯します。
自動調整実行中にもう1 度このボタンを押すと、自動調整が中止さ
れ、ボタンが点滅します。もう1度ボタンを押すと点滅が止まります。
ご注意
ブラックバランス手動調整つまみが絶対値モードに設定されている
ときは、ABBボタンによるブラックバランスの自動調整はできません。
6ACTIVE (パネルアクティブ) ボタン (点灯時: 緑)
本機に接続したカメラシステムに対する制御モードを切り換えます。
工場出荷時は、ボタンを押すごとに、FULLモード、PARTモード、
LOCKモードが切り換わるように設定されています。
FULLモード:本機のすべてのコントロール機能が有効です(パ
ネルアクティブ状態)。このボタンと、アイリス / マ スターブラッ
ク調整部のIRIS/MBACTIVEインジケーターの両方が点灯
します。
PARTモード:アイリス / マスターブラック調 整 部 のコントロール
機能のみが有効です(アイリス/ マスターブラックアクティブ状
態)。このボタンは消灯し、IRIS/MBACTIVEインジケーター
のみが点灯します。
LOCKモード:本機のすべてのコントロール機能が無効になりま
す(ロック状態)。このボタンとIRIS/MBACTIVEインジケー
ターの両方が消灯します。
RMコンフィギュレーションメニューでFULLとLOCKモードのみを
切り替えるように 変 更 することもできます。
なお、RMコンフィギュレーションメニューは、どのモードに設定され
ていても操作することができます。
◆「R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
7STANDARD (標準) ボタン (点灯時: 緑)
押すとビデオカメラの各種設定が標準状態になり、ボタンが数秒間
点灯します。
ボタンが点灯している間にもう1度押すと、点灯する前の状態に戻
ります 。
8アイリス/マスターブラック調整部
aMASTER BLACK (マスターブラック調整) つまみ
マスターブラックの手動調整を行います。
工場出荷時は、絶対値モードで調整するように設定されています
が、RMコンフィギュレーションメニューで相対値モードでの調整に
変更することもできます。
◆「R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
bEXT (レンズエクステンダー) インジケーター
(点灯時: 橙)
カメラ側でレンズエクステンダーを使用しているとき点灯します。
cAUTO (自動絞り) ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、レンズの絞りが入力光に応じて自動的に調整
されます。
もう1度押すと消灯し、絞りの手動調整が可能になります。
dIRIS/MB ACTIVE (アイリス/マスターブラックアクティ
ブ) インジケーター (点灯時: 緑)
ACTIVEボタンで制御モードがFULLまたはPARTモードに設定さ
れていると点灯します。このボタンが点灯しているときは、本機で
絞りとマスターブラックの調整が行えます。
BLACK
ABB
RB
ab
EXT
IRIS/MB ACTIVE
AUTO
MASTER
BLACK IRIS
abc d
e
f

9 (J)
eIRIS (アイリス調整) つまみ
AUTOボタン消灯時は、レンズの絞りを手動調整します。
AUTOボタン点灯時は、自動調整の基準値を微調整(±2F)しま
す。
工場出荷時は、絶対値モードで調整するように設定されています
が、RMコンフィギュレーションメニューで相対値モードでの調整に
変更することもできます。
◆「 R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
fアイリスゲージ
ゲージを回して使用頻度の高い位置に白いマーカーラインを合わ
せておくと、アイリス調整つまみの設定基準として使用できます。
9VTR制御部
VTRの動作を制御します。
a0REW (巻き戻し) ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、巻き戻しが始まります。
b)F FWD (早送り) ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、早送りが始まります。
cSTART/STOP (記録スタート/ストップ) ボタン
(点灯時: 赤)
押して点灯させると、記録が始まります。もう1度押して消灯させる
と記録が停止します。
dpSTOP (停止) ボタン
再生、早送り、巻き戻しを停止します。
e(PLAY (再生) ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、再生が始まります 。
fŒREC REVIEW(記録レビュー) ボタン (点灯時: 橙)
押して点灯させると、記録レビューを実行します。
ご注意
●START/STOPボタン点灯中は、VTR制御部の他のボタンは機能
しません。START/STOPボタンを押して記録モードを解除してか
ら、希望のボタンを押してください。
●カメラとVTRの組み合わせによっては、VTR制御が一部できな
い場合もあります。詳しくは、ソニーの担当者にお問い合わせくだ
さい。
!º OUTPUT (出力信号選択)スイッチ
カメラの出力を選択します。
CAM (カメラ):カメラ撮像信号
BARS (カラーバー):カラーバー信号
TEST (テスト):ビデオ回路チェック用のテスト信号(RMコンフィ
ギュレーションメニューで選択可能)
◆「 R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
!¡ GAIN (マスターゲイン選択) スイッチ
被写体の照度に応じて映像出力信号の利得(ゲイン)を、3段階
(LOW、MID、HIGH)で調整します。
工場出荷時は、それぞれのスイッチ位置でのゲインが、ビデオカメ
ラ本体での設定値に従って制御されるように設定されています(ゲ
インリモートモード)が、RMコンフィギュレーションメニューにより、
本機でそれぞれのゲイン値を設定することもできます(ゲインロー
カルモード)。
カメラが自動識別機能に対応していない場合は、本機で設定され
たゲイン値が使用されます。
◆「 R M コンフィギュレーションメニューの設定」(11(J)ページ)参照。
Œ
·
π
º‚
VTR
F FWDREW
PLAY
REC REVIEW
START/STOP
STOP
abc
def

10 (J)
1CAMERA (カメラ) 端子 (8ピン)
付属のリモートケーブルでカメラに接続します。
2MONITOR (モニター) 端子 (BNC型)
カメラからの信号をモニターするためのカラーモニターを接続しま
す。
各部の名称と働き
!™ MENU (メニュー) 操作部
aメニューディスプレイ (8桁表示)
通常の動作モードでは、シャッター制御部の操作に従って、シャッター
スピード、ECS周波数、S-EVS値のいずれかを表示します(シャッ
ター制御部を操作しないと何も表示されません)。
RMコンフィギュレーションメニューに入ると、メニューの項目や設
定値、各種情報などを、操作に応じて順次表示します。
bRMコンフィギュレーションスイッチ
RMコンフィギュレーションメニューを選択します。
このスイッチを単独で▼の方向へ押し下げると「基本メニュー」に
入ります。
CANCEL/ENTERスイッチをENTER側に倒しながら▼の方向へ
押し下げると「詳細メニュー」に入ります。
▲の方向へ押し上げるとRMコンフィギュレーションメニューを終了
します。
cDISPLAY (ディスプレイ) スイッチ
カメラ側のメニューの制御用スイッチです。
ON:カメラのキャラクター表示機能をONにします。
OFF:カメラのキャラクター表示機能をOFFにします。
MENU:カメラメニューモードにします。
dCANCEL/ENTERスイッチ
選択したメニュー項目や設定値の確定/取り消しなどを行います。
eメニュー選択つまみ (ロータリーエンコーダー)
通常の動作モードでは、シャッタースピード、ECS周波数、S-EVS値
のいずれかを調整します。
カメラ側のカメラメニューモードでは、カメラメニューの操作に使用
します。
RMコンフィギュレーションメニューに入ったときは、各メニューのカ
テゴリー、サブカテゴリー、設定項目、設定値、および表示情報を
選択します。
MENU
ON
OFF
MENU
CANCEL ENTER
DISPLAY SELECT
ab
cd e
CAMERA MONITOR
2MONITOR端子
1CAMERA端子
◆RMコンフィギュレーションメニューの操作について詳しくは、次ページ
「RMコンフィギュレーションメニューの設定」を参照してください。
◆カメラ側のメニュー操作については、カメラのオペレーションマニュアル
またはシステムマニュアルを参照してください。
なお、一部のカメラでは、カメラメニューモード機能が使用できない場合
もあります。詳しくは、ソニーの担当者にお問い合わせください。
コネクターパネル

11 (J)
RM-B150では、RMコンフィギュレーションメニューで調整部の機
能などを選択・設定したり、各種情報を表示させることができます。
RMコンフィギュレーションメニューには、「基本メニュー」および
「詳細メニュー」があり、いずれかを選択して、それぞれ選択・設
定を行います。各種情報の表示は、「詳細メニュー」で行います。
◆それぞれのメニュー項目については、次ページ以降の表を参照してくだ
さい。
操作
メニュー操作には、メニュー操作部(左ページ参照)を使用します。
メニューに入るには
基本メニューを選択するときは
RMコンフィギュレーションスイッチを単独で▼の方向へ押し下げる。
メニューディスプレイに「CblComp」(基本メニューの最初の
カテゴリー)が表示されます。
詳細メニューを選択するときは
ENTER/CANCELスイッチをENTER側に倒しながらRMコンフィ
ギュレーションスイッチを▼の方向へ押し下げる。
メニューディスプレイに「ModeSet」(詳細メニューの最初のカ
テゴリー)が表示されます。
ご注意
詳細メニューのRMDiagカテゴリーは、各種の情報表示や、動作
テスト、メニュー設 定 のリセットなどを 行 います 。
操作手順が異なる項目については、14(J)ページの表の対応する
「内容」欄に記載してあります。
設定するには
1メニュー選択つまみを回して、ディスプレイに希望のカテゴリー
を表示させる。
例:M o d e S e t → … →V R S e t u p
2ENTER/CANCELスイッチをENTER側に倒して、手順1の選
択を確定する。
選択したカテゴリーの最初のサブカテゴリーがディスプレイに
表示されます。
例:K n e e
RMコンフィギュレーションメニューの設定
選択したカテゴリーにサブカテゴリーがない場合は、そのカテ
ゴリーの最初の設定(または表示)項目がディスプレイに表示
されます。手順 5に進んでください。
3メニュー選択つまみを回して、ディスプレイに希望のサブカテ
ゴリーを表示させる。
例:K n e e → … →I r i s
4ENTER/CANCELスイッチをENTER側に倒して、手順3の選
択を確定する(CANCEL側に倒すとカテゴリー表示に戻る)。
選択したサブカテゴリーの最初の設定(表示)項目と現在の
設定値(状態)がディスプレイに表示されます。
例:C t r l : A b s
5メニュー選択つまみを回して、ディスプレイに希望の設定(表
示)項目を表示させる。
例:C t r l : A b s → … →M i n : C l s
設定項目の場合は引き続き設定を行います。
6ENTER/CANCELスイッチをENTER側に倒して、手順5の選
択を確定する。
7メニュー選択つまみを回して、ディスプレイに希望の設定を表
示させる。
例:M i n : C l s → … →M i n : 2 2
8ENTER/CANCELスイッチをENTER側に倒して、手順7の設
定を確定する(CANCEL側に倒すと、手順7の設定はキャン
セルされる)。
引き続き他の項目を設定するときは、同様に手順5〜8を繰り返し
ます。
メニューを終了するには
RMコンフィギュレーションスイッチを▲の方向へ押し上げます。
ご注意
●メニューに入った状態で1分以上何も操作を行わなかった場合
は、自動的にメニューを終了します。
●RMコンフィギュレーションメニューでの設定は、メニューを終了し
た時点で不揮発性メモリーに書き込まれます。必ず電源を切る前
にメニューを終了してください。

12 (J)
基本メニュー
(設定欄の□囲みは、工場出荷時の設定です。)
カテゴリー サブカテゴリー 設定項目 設定 内容
CblComp − Len [10m]、50m、100m ケーブル補償回路のケーブル長の設定回路設定)
Bright LED 10〜[50]〜99 コントロールパネルのLEDの明るさの設定
−Disp 10〜[50] 〜 99 メニューディスプレイの明るさの設定
Buzzer Lvl 0〜[50] 〜99 ブザーの音量設定
− Out [On]、Off ブザー出力のON/OFF
詳細メニュー
カテゴリー サブカテゴリー 設定項目 設定 内容
ModeSet − Act Md2、[Md3] 制御モードの設定。
Md2:ACTIVEボタンを押すごとにFULLとLOCKが交互に切り替る、
Md3:ACTIVEボタンを押すごとにFULL、PART、LOCK、FULL、…
の順に切り替る。
FltMax 4、[5] NDフィルター、CCフィルターのデフォルト枚数の設定。
(但し、フィルター枚数自動識別機能があるカメラでは、自動設定され
るため、このメニューで設定する必要はありません。)
GainSW − L(RM) –3、[0]、3、6、9、12、15、 GAINスイッチのLOWに対するゲイン値の設定(ゲインローカルモー
18〜42 ド時)。(3dB刻みでmax.42dBまで)1)
M(RM) –3、0、3、6、[9]、12、15、 GAINスイッチのMIDに対するゲイン値の設定(ゲインローカルモー
18〜42 ド時)。(3dB刻みでmax.42dBまで)1)
H(RM) –3、0、3、6、9、12、15、 GAINスイッチのHIGHに対するゲイン値の設定(ゲインローカル
[18]〜42 モード時)。(3dB刻みでmax.42dBまで)1)
Mode RM、[CAM] ゲインローカル/リモートモードの設定。
RM:ゲインローカルモード(カメラ側のGAINL/M/Hの設定に関わ
らず、本機で設定した値でゲインを制御する)
CAM:ゲインリモートモード(カメラ側のGAINL/M/Hの設定値でゲ
インを制御する。但し、自動識別対応のカメラのみ有効)
SWSetup − AtKnee [AtKnee]、KneeSat、 AUTOKNEEボタンの割り当て機能の選択。
BlkGamma、SkinDtl AtKnee:オートニ−のON/OFF(点灯時ON)
KneeSat:ニーサチュレーション機能のON/OFF(点灯時ON)
BlkGamma:ブラックガンマ機能のON/OFF(点灯時ON)
SkinDtl:スキンディテール機能のON/OFF(点灯時ON)
Test [1]、2、3 OUTPUTスイッチをTESTに設定したときに出力される信号の選択。
1:ガンマ波形のテスト信号
2:3値階段波形のテスト信 号
3:10値階段波形のテスト信 号
(設定欄の□囲みは、工場出荷時の設定です。)
RMコンフィギュレーションメニューの設定
1)設定できるゲイン値は、カメラによって異なります。

13 (J)
カテゴリー サブカテゴリー 設定項目 設定 内容
VRSetup Knee Item [Knee]、Slope、KneeSat
Ctrl [Rel]、Abs
Scal 1/1、[1/2]、1/4
MGamma Item Knee、Slope、KneeSat
Ctrl [Rel]、Abs
Scal 1/1、[1/2]、1/4
Detail Item Knee、Slope、KneeSat
Ctrl [Rel]、Abs
Scal 1/1、[1/2]、1/4
White Ctrl [Rel]、Abs WHITEつまみの調整モードの選択。
Rel:相対値モード Abs:絶対値モード
Scal 1/1、[1/2]、1/4 相対値モード時のWHITEつまみの可変量の設定。
可変量は、全可変範囲に対する比で設定する。
Black Item [Black]、Flare BLACKつまみの割り当て機能の選択。
Black:ブラックバランス調整
Flare:フレアバランス調整
Ctrl [Rel]、Abs BLACKつまみの調整モードの選択。
Rel:相対値モード Abs:絶対値モード
Scal 1/1、[1/2]、1/4 相対値モード時のBLACKつまみの可変量の設定。
可変量は、全可変範囲に対する比で設定する。
MBlack Ctrl Rel、[Abs] MBLACKつまみの調整モードの選択。
Rel:相対値モード Abs:絶対値モード
Scal 1/1、[1/2]、1/4 相対値モード時のMBLACKつまみの可変量の設定。
可変量は、全可変範囲に対する比で設定する。
Iris Ctrl Rel、[Abs] IRISつまみの調整モードの選択。
Rel:相対値モード Abs:絶対値モード
Scal 1/1、1/2、[1/4] 相対値モード時のIRISつまみの可変量の設定。
可変量は、全可変範囲に対する比で設定する。
Min [Cls]、22〜1.0 絶対値モード時の可変範囲の最小値(F)の設定。Cls:クローズ
Max Cls、22〜[1.4] 〜1.0 絶対値モード時の可変範囲の最大値(F)の設定。Cls:クローズ
Mode [RM]、CAM 絶対値モード時の可変範囲のモードの設定。
RM:このメニューのMin、Maxで設定した値でアイリスを 制 御 する。
CAM:カメラ側のレンズファイル情報に応じて自動的にアイリスを制 御
する。(但し、自動識別対応のカメラのみ有効)
(続く)
詳細メニュー(続き)
M-VMS、MGamma、
BlkGamma、Detail、
SkinDtl
Item:各つまみの割り当て機能の選択。
Knee:マスターニ−ポイント調整
Slope:ニ−スロープ調整
KneeSat:ニ−サチュレーション調整
M-VMS:マスターVモジュレーションシェーディング調整
MGamma:マスターガンマ調整
BlkGamma:ブラックガンマ調整
Detail:ディテール調整
SkinDtl:スキンディテール調整
Ctrl:各つまみの調整モードの選択。
Rel:相対値モード
Abs:絶対値モード
Scal:相対値モード時の各つまみの調整量の設定。調整量は、全可
変範囲に対する比で設定する。
M-VMS、[M amma]、
BlkGamma、Detail、
SkinDtl
M-VMS、MGamma、
BlkGamma、[Detail]、
SkinDtl

14 (J)
カテゴリー サブカテゴリー 表示項目 表示 内容
RMDiag System COM [OK]、Sens、Open コマンドポート(CAMERA端子)の通信状態を表示。
OK:正常
Sens:通信不可
Open:コネクターが接続されていない
Obj ----、[CHU]、CCU、CNU 接続されている機器を表示。
----:なし
CHU:カメラヘッド
CCU:カメラコントロールユニット
CNU:カメラネットワークユニット
DIPSW S1-1 On、[Off] DIPスイッチS1-1の状態表示 (S1=CPU-266基板S1)
S1-2 On、[Off] DIPスイッチS1-2の状態表示 (S1=CPU-266基板S1)
S1-3 On、[Off] DIPスイッチS1-3の状態表示 (S1=CPU-266基板S1)
S1-4 On、[Off] DIPスイッチS1-4の状態表示 (S1=CPU-266基板S1)
S1-5 On、[Off] DIPスイッチS1-5の状態表示 (S1=CPU-266基板S1)
S1-6 On、[Off] DIPスイッチS1-6の状態表示 (S1=CPU-266基板S1)
S1-7 On、[Off] DIPスイッチS1-7の状態表示 (S1=CPU-266基板S1)
S1-8 On、[Off] DIPスイッチS1-8の状態表示 (S1=CPU-266基板S1)
PnlTest パネルテストの実行。
このサブカテゴリーを選択(ディスプレイにPnlTest表示)して、
CANCEL/ENTERスイッチをENTER側に倒すと、パネルテストモー
ドに入る。
パネルテストモードでは、スイッチ、LED、VR類のテストが可能。
パネルテストモードを抜けるには、CANCEL/ENTERスイッチを
ENTER側に倒しながらRMコンフィギュレーションスイッチを▲の方
向へ押し上げる。
Version バージョン表示。
このサブカテゴリーを選択(ディスプレイにVersion表示)して、
CANCEL/ENTERスイッチをENTER側に倒すと、本機のROMの
バージョンがディスプレイに表示される(メニュー選択つまみで表示を
スクロールして見ることができる)。
CANCEL/ENTERスイッチをCANCEL側に倒すと、バージョン表示
から抜ける。
Preset AllReset RMコンフィギュレーションメニューで設定された設定値を、初期(工場
出荷)状態に戻す(リセット)。
リセット手順:
1.このサブカテゴリーが選択された(ディスプレイにAllResetが表示され
た)状態で、CANCEL/ENTERスイッチをENTER側に倒しながらRM
コンフィギュレーションスイッチを▼の方向へ押し下げる。
→ディスプレイでAllResetが点滅。
2.再度CANCEL/ENTERスイッチをENTER側に倒す。
→ディスプレイで OK?が点滅。
3.再度CANCEL/ENTERスイッチをENTER側に倒す。
→リセット実行。
リセットが 完 了 すると、Completeが数秒間表示される。
手順3実行前は、CANCEL/ENTERスイッチをCANCEL側に倒すと処
理を中止できる。
詳細メニュー(続き)
RMコンフィギュレーションメニューの設定

15 (J)
仕様
一般
電源 DC10.5〜30V
消費電力 最大3W
平均1.3W(メニューディスプレイOff時)
1.8W(メニューディスプレイOn時)
最大ケーブル長 100m
動作温度 −20℃〜+45℃
最大外形寸法 86×65×179mm
(幅/高さ/奥行き)
質量 500g
入出力
CAMERA 8ピンマルチコネクター(1)
MONITOR BNC(1)
付属品
専用リモートコントロールケーブル(10m)(1)
オペレーションマニュアル(1)
本機の仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあ
りますが、ご了承ください。

For the customers in the USA
This equipment has been tested and found to comply with the
limits for a Class A digital device, pursuant to Part 15 of the
FCC Rules. These limits are designed to provide reasonable
protection against harmful interference when the equipment is
operated in a commercial environment. This equipment
generates, uses, and can radiate radio frequency energy and,
if not installed and used in accordance with the instruction
manual, may cause harmful interference to radio
communications. Operation of this equipment in a residential
area is likely to cause harmful interference in which case the
user will be required to correct the interference at his own
expense.
You are cautioned that any changes or modifications not
expressly approved in this manual could void your authority to
operate this equipment.
The shielded interface cable recommended in this manual
must be used with this equipment in order to comply with the
limits for a digital device pursuant to Subpart B of Part 15 of
FCC Rules.
For the customers in Europe
This product with the CE marking complies with the EMC
Directive (89/336/EEC) issued by the Commission of the
European Community.
Compliance with this directive implies conformity to the
following European standards:
• EN55103-1: Electromagnetic Interference (Emission)
• EN55103-2: Electromagnetic Susceptibility (Immunity)
This product is intended for use in the following
Electromagnetic Environment(s):
E1 (residential), E2 (commercial and light industrial),
E3 (urban outdoors) and E4 (controlled EMC environment,
ex.TV studio).
Pour les clients européens
Ce produit portant la marque CE est conforme à la Directive
sur la compatibilité électromagnétique (EMC) (89/336/CEE)
émise par la Commission de la Communauté européenne.
La conformité à cette directive implique la conformité aux
normes européennes suivantes:
• EN55103-1: Interférences électromagnétiques (émission)
• EN55103-2: Sensibilité électromagnétique (immunité)
Ce produit est prévu pour être utilisé dans les
environnements électromagnétiques suivants:
E1 (résidentiel), E2 (commercial et industrie légère),
E3 (urbain extérieur) et E4 (environnement EMC contrôlé, ex.
studio de télévision).
English
Für Kunden in Europa
Dieses Produkt besitzt die CE-Kennzeichnung Und erfüllt die
EMV-Richtlinie (89/336/EWG) der EG-Kommission.
Angewandte Normen:
• EN55103-1: Elektromagnetische Verträglichkeit
(Störaussendung)
• EN55103-2: Elektromagnetische Verträglichkeit
(Störfestigkeit),
für die folgenden elektromagnetischen Umgebungen:
E1 (Wohnbereich), E2 (kommerzieller und in beschränktem
Maße industrieller Bereich), E3 (Stadtbereich im Freien) und
E4 (kontrollierter EMV-Bereich, z.B. Fernsehstudio).

1 (E)
English
Table of Contents
Three types of manuals are provided for the BVP-
500/700/900-series video camera system: an
Operation Manual, a Maintenance Manual, and a
System Manual. The Operation and Maintenance
Manuals are provided for each device used in the
system, and the System Manual is provided as an
option.
In the Operation Manual, specific functions and
characteristics of the device, such as features,
functions of each part and specifications, are
described.
In the Maintenance and System Manuals, you will
find general information on the system, such as
possible system configurations, the setup method,
connections, and system preparations and operations.
Manuals for the BVP-500/700/900-series video camera system
Overview .................................................................................................2 (E)
Features............................................................................................... 2 (E)
Locations and Functions of Parts .........................................................3 (E)
Operation Panel .................................................................................. 3 (E)
Connector Panel.................................................................................. 8 (E)
Settings on the RM Configuration Menu.............................................9 (E)
Operation ............................................................................................ 9 (E)
Basic Menu ....................................................................................... 10 (E)
Detail Menu ...................................................................................... 10 (E)
Specifications........................................................................................13 (E)

2 (E)
Overview
The RM-B150 Remote Control Unit is designed for
remote control of Sony portable-type professional-use
color video cameras, such as the BVP-550/550P, BVP-
750/750P, BVP-950/950P.
Using a special cable, the unit can be directly
connected to the camera to control it from a distance of
up to 100 m (304 feet).
The unit also functions as a control unit for the HDW-
700 Digital Camcorder or equivalent.
Features
The principal features of the RM-B150 are as follows.
Covering basic camera operations
This remote control unit is provided with essential
control functions for basic operation of a camera.
Flexible function assignment by menu
operation
By menu operation, the function and adjustment range
of the buttons or controls on the panel can be changed
to meet operating requirements or shooting conditions.
VTR control function
Tape transport of a VTR connected via the camera or
Camcorder can be controlled from this unit.
Controlling the automatic adjustment
functions
Automatic black/white balance adjustments can be
performed from this unit.
Controlling the ECS/shutter function of the
camera
The ECS (Extended Clear Scan) and electronic shutter
functions of the camera can be turned on/off from this
unit. The ECS frequency and shutter speed are also
adjusted using the rotary encoder of this unit.
Controlling the S-EVS function of the camera
The vertical resolution for the Super EVS (Enhanced
Vertical-Definition System) can be adjusted from this
unit.
Parallel operation with another control panel
When this unit is connected to a camera via the CCU-
700A/700AP/550/550P Camera Control Unit, the
camera can be concurrently controlled from this unit
and another controller, such as the MSU-700 Master
Setup Unit or RCP-series Remote Control Panel.
Other manuals for RM-B150
1
Table of contents
Other Sony Remote Control manuals

Sony
Sony RMT-TX210E User manual

Sony
Sony RM-EZ4 User manual

Sony
Sony RM-SC200 - S Link Remote User manual

Sony
Sony RMT-P1BT User manual

Sony
Sony RM-V10A Primary User manual

Sony
Sony RM-AV3000 User manual

Sony
Sony RM-X7BT User manual

Sony
Sony Remote Commander RM-VZ320 User manual

Sony
Sony RM-VZ220T User manual

Sony
Sony RM-V201 User manual

Sony
Sony Remote Commander User manual

Sony
Sony 3-097-863-13 User manual

Sony
Sony RM-V10 User manual

Sony
Sony UPA-P100MD User manual

Sony
Sony RM-LG112 User manual

Sony
Sony RM-LJ304 User manual

Sony
Sony RMF-TX300E User manual

Sony
Sony RMT-VP1K User manual

Sony
Sony RM-V40 User manual

Sony
Sony AIR-RM10 User manual