JUKI LK-1942ZA5050 User manual

No.04
40121765
LK-1942ZA5050
取扱説明書
/ パーツリスト
INSTRUCTION MANUAL / PARTS LIST
BETRIEBSANLEITUNG MANUEL D’UTILISATION
MANUAL DE INSTRUCCIONES
MANUALE D’ISTRUZIONI
使用说明书
注意: このたびは、当社の製品をお買い上げいただきましてありがとうございました。
安全に使用していただくために、使用前に必ずこの取扱説明書をお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を保管してください。
NOTE : Congratulations on your purchase of a JUKI sewing machine.
Read safety instructions carefully and understand them before using.
Retain this Instruction Manual for future reference.
HINWEIS : Herzlichen Glückwunsch zu Ihrem Kauf einer JUKI-Nähmaschine.
Lesen Sie die Sicherheitsanweisungen aufmerksam durch, um sich mit ihnen vertraut zu
machen, bevor Sie diese Maschine in Betrieb nehmen.
Bewahren Sie diese Bedienungsanleitung für spätere Bezugnahme auf.
REMARQUE : Félicitations pour votre achat d’une machine à coudre JUKI.
Avant d’utiliser la machine, lire attentivement toutes les consignes de sécurité.
Conserver ce manuel pour pouvior le consulter en cas de besoin.
NOTA : Nuestro agradecimiento y felicitaciones por su compra de esta máquina de coser JUKI.
Antes de comenzar a usar esta máquina lea con detención hasta comprender todas las
instrucciones de sequridad.
Conserve este Manual de instrucciones a mano para futuras consultas.
NOTA : Congratulazioni per l'acquisto di una macchina per cucire JUKI.
Leggere attentamente e compredere tutte le istruzioni per la sicurezza prima di inziare l’ uso
di questa macchina.
Conservare questo Manuale d’Instruzioni per pronto riferimento.
注意 : 感谢您购买本公司的产品。
为了安全地使用,请您在使用之前一定阅读本使用说明书。
另外,请您注意保管本使用说明书,以便随时查阅。



i
i
ミシン,自動機,付帯装置 ( 以下機械と言う ) は、縫製作業上やむをえず機械の可動部品の近くで作業する
ため、可動部品に接触してしまう可能性が常に存在していますので、実際にご使用されるオペレータの方、
および保守,修理などをされる保全の方は、事前に以下の 安全についての注意事項 を熟読されて、十分
理解された上でご使用ください。この 安全についての注意事項 に書かれている内容は、お客様が購入さ
れた商品の仕様には含まれない項目も記載されています。
なお、取扱説明書および製品の警告ラベルを十分理解していただくために、警告表示を以下のように使い分
けております。これらの内容を十分に理解し、指示を守ってください。
危険 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または重傷を招く差し迫った危険のあるところ。
警告 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または重傷を招く潜在的可能性のあるところ。
注意 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、中・軽傷害を招く恐れのあるところ。
警
告
ラ
ベ
ル
❶
❷
❸
❶・ 中・軽傷害,重傷,死亡を招く恐れがあります。
・運動部に触れて、怪我をする恐れがあります。
❷・ 安全ガードを付けて縫製作業をすること。
・安全カバーを付けて縫製作業をすること。
・安全保護装置を付けて縫製作業をすること。
❸
❷
❶
❸ ・
電源を切ってから、「糸通し」,「針の交換」,「ボビンの交換」,「給油や掃除」をすること。
電撃危険ラベル
警
告
絵
表
示
運動部に触れて、怪我をする恐れ
があります。 警
告
絵
表
示
作業時にミシンを持つと、手を
怪我する恐れがあります。
高電圧部に触れて、感電の恐れが
あります。
ベルトに巻き込まれ、怪我をす
る恐れがあります。
高温部に触れて、ヤケドの恐れが
あります。
ボタンキャリアに触れて、怪我
をする恐れがあります。
レーザ一光を直接目視すると、目
に障害を及ぼす恐れがあります。
指
示
ラ
ベ
ル
正しい回転方向を指示していま
す。
ミシンと頭部が、接触する恐れ
があります。
アース線の接続を指示していま
す。
(I)危険の水準の説明
(II)警告絵表示および表示ラベルの説明
安全にご使用していただくために

ii
ii
事故とは: 人身並びに財産
に損害を与える
ことをいう。
安全についての注意事項
1.感電事故防止のため、電装ボックスを開ける必要のある場合は、電源を切り、念のため 5 分以上経
過してから蓋を開けてください。
危険
注意
基本的注意事項
1.ご使用される前に、取扱説明書および付属に入っている全ての説明書類を必ずお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を大切に保存してください。
2.本項に書かれている内容は、購入された機械の仕様に含まれていない項目も記載されています。
3.針折れによる事故防止のため、安全眼鏡を着用してください。
4.心臓用ペースメーカーをお使いの方は、専門医師とよくご相談のうえお使いください。
安全装置・警告ラベル
1.安全装置の欠落による事故防止のため、この機械を操作する際は、安全装置が所定の位置に正しく
取り付けられ、正常に機能することを確認してから操作してください。安全装置については、「安全
装置と警告ラベルについて」の頁を参照してください。
2.人身事故防止のため、安全装置を外した場合は、必ず元の位置に取り付け、正常に機能することを
確認してください。
3.人身事故防止のため、機械に貼り付けてある警告ラベルは、常にはっきり見えるようにしておいて
ください。剥がれたり汚損した場合、新しいラベルと交換してください。
用途・改造
1.人身事故防止のため、この機械は、本来の用途および取扱説明書に規定された使用方法以外には使
用しないでください。用途以外の使用に対しては、当社は責任を負いません。
2.人身事故防止のため、機械には改造などを加えないでください。改造によって起きた事故に対しては、
当社は責任を負いません。
教育訓練
1.不慣れによる事故防止のため、この機械の操作についての教育、並びに安全に作業を行うための教
育を雇用者から受け、適性な知識と操作技能を有するオペレーターのみが、この機械をご使用くだ
さい。そのため雇用者は、事前にオペレーターの教育訓練の計画を立案し、実施することが必要です。
電源を切らなければならない事項 電源を切るとは: 電源スイッチを切ってから、電源プラグを
コンセントから抜くことを言う。以下同じ
1.人身事故防止のため、異常,故障が認められた時、停電の時は、直ちに電源を切ってください。
2.機械の不意の起動による事故防止のため、次のような時は必ず電源を切ってから行ってください。
特にクラッチモーターを使用している場合は、電源を切った後、完全に止まっていることを確認し
てから作業を行ってください。
2-1.たとえば、針,ルーパー,スプレッダーなどの糸通し部品へ糸通しする時や、ボビンを交換
する時。
2-2.たとえば、機械を構成する全ての部品の交換、または調整する時。
2-3.たとえば、点検,修理,清掃する時や、機械から離れる時。
3.感電,漏電,火災事故防止のため、電源プラグを抜く時は、コードではなくプラグを持って抜いて
ください。
4.ミシンが作業の合間に放置されている時は、必ず電源を切ってください。
5.電装部品損壊による事故を防ぐため、停電した時は必ず電源を切ってください。

iii
iii
各使用段階における注意事項
運 搬
1.人身事故防止のため、機械の持ち上げ,移動は、機械質量を踏まえ安全を確保した方法で行ってく
ださい。なお機械質量については、取扱説明書本文をご確認ください。
2.人身事故防止のため、持ち上げ,移動の際は、転倒,落下などを起こさないよう十分安全策をとっ
てください。
3.予期せぬ事故や落下事故、機械の破損防止のため、開梱した機械を再梱包して運搬することはおや
めください。
開 梱
1.人身事故防止のため、開梱は上から順序よく行ってください。木枠梱包の場合は、特に釘には十分
注意してください。また、釘は板から抜き取ってください。
2.人身事故防止のため、機械は重心位置を確かめて、慎重に取り出してください。
据え付け
(I)テーブル,脚
1.人身事故防止のため、テーブル,脚は純正部品を使用してください。やむをえず非純正部品を使用
する場合は、機械の重量,運転時の反力に十分耐え得るテーブル,脚を使用してください。
2.人身事故防止のため、脚にキャスターを付ける場合は、十分な強度をもったロック付きキャスター
を使用し、機械の操作中や保守,点検,修理の時に機械が動かないようにロックしてください。
(II)ケーブル,配線
1.感電,漏電,火災事故防止のため、ケーブルは使用中無理な力が加わらないようにしてください。
また、V ベルトなどの運転部近くにケーブル配線する時は、30mm 以上の間隔をとって配線してく
ださい。
2.感電,漏電,火災事故防止のため、タコ足配線はしないでください。
3.感電,漏電,火災事故防止のため、コネクタは確実に固定してください。
また、コネクタを抜く時は、コネクタ部を持って抜いてください。
(III)接地
1.漏電,絶縁耐圧による事故防止のため、電源プラグは電気の専門知識を有する人に、適性なプラグ
を取り付けてもらってください。また電源プラグは、必ず接地されたコンセントに接続してください。
2.漏電による事故防止のため、アース線は必ず接地してください。
(IV)モーター
1. 焼損による事故防止のため、モーターは指定された定格モーター ( 純正品 ) を使用してください。
2.市販クラッチモーターを使用する際は、V ベルトへの巻き込まれ事故防止のため、巻き込み防止付
きプーリーカバーが付いたクラッチモーターを選定してください。
操作前
1.人身事故防止のため、電源を投入する前に、コネクタ,ケーブル類に損傷,脱落,ゆるみなどがな
いことを確認してください。
2.人身事故防止のため、運動部分に手を入れないでください。また、プーリーの回転方向が矢印と一
致しているか、確認してください。
3.キャスター付き脚卓を使用の場合、不意の起動による事故防止のため、キャスターをロックするか、
アジャスター付きの時は、アジャスターで脚を固定してください。
操作中
1.巻き込みによる人身事故防止のため、機械操作中ははずみ車,手元プーリー,モーターなどの動く
部分に、指,頭髪,衣類を近づけたり物を置かないでください。
2.人身事故防止のため、電源を入れる時、また機械操作中は、針の付近や天びんカバー内に指を入れ
ないでください。
3.ミシンは高速で回転しています。手への損傷防止のため、操作中はルーパー,スプレッダー,針棒,
釜,布切りメスなどの動く部分へ絶対に手を近づけないでください。また糸交換の時は、電源を切り、
ミシンおよびモーターが完全に停止したことを確認してください。
4.人身事故防止のため、機械をテーブルから外す時、また元の位置へ戻す時、指などをはさまれない
ように注意してください。
5.不意の起動による事故防止のため、ベルトカバーおよび V ベルトを外す時は、電源を切り、ミシン
およびモーターが完全に停止したことを確認してください。

iv
iv
6.サーボモーターをご使用の場合は、機械停止中はモーター音がしません。不意の起動による事故防
止のため、電源の切り忘れに注意してください。
7.過熱による火災事故を防ぐため、モーター電源ボックスの冷却口をふさいで使用することはやめて
ください。
給 油
1. 機械の給油箇所には、JUKI 純正オイル,JUKI 純正グリースを使用してください。
2.炎症,カブレを防ぐため、目や身体に油が付着した時は、直ちに洗浄してください。
3.下痢,嘔吐を防ぐため、誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診断を受けてください。
保 守
1.不慣れによる事故防止のため、修理,調整は機械を熟知した保全技術者が取扱説明書の指示範囲で
行ってください。また、部品交換の際は、当社純正部品を使ってください。不適切な修理,調整お
よび非純正部品使用による事故に対しては、当社は責任を負いません。
2.不慣れによる事故や感電事故防止のため、電気関係の修理,保全 ( 含む配線 ) は、電気の専門知識
の有る人、または当社,販売店の技術者に依頼してください。
3.不意の起動による事故防止のため、エアーシリンダーなどの空気圧を使用している機械の修理や保
全を行う時は、空気の供給源のパイプを外し、残留している空気を放出してから行ってください。
4.人身事故防止のため、修理調整,部品交換などの作業後は、ねじ,ナットなどがゆるんでいないこ
とを確認してください。
5.機械の使用期間中は、定期的に清掃を行ってください。この際、不意の起動による事故防止のため、
必ず電源を切り、ミシンおよびモーターが完全に停止したことを確認してから行ってください。
6.保守,点検,修理の作業の時は、必ず電源を切り、ミシンおよびモーターが完全に停止したことを
確認してから行ってください。(クラッチモーターの場合、電源を切った後もモーターは惰性でしば
らく回り続けますので注意してください。)
7.人身事故防止のため、修理,調整した結果、正常に操作できない場合は直ちに操作を中止し、当社
または販売店に連絡し、修理依頼してください。
8.人身事故防止のため、ヒューズが切れた時は、必ず電源を切り、ヒューズ切れの原因を取り除いて
から、同一容量のヒューズと交換してください。
9.モーターの火災事故防止のため、ファンの通気口の清掃および配線周りの点検を定期的に行ってく
ださい。
使用環境
1.誤動作による事故防止のため、高周波ウェルダーなど強いノイズ源 ( 電磁波 ) から影響を受けない
環境下で使用してください。
2. 誤動作による事故防止のため、定格電圧 ±10% を超えるところでは使用しないでください。
3.誤動作による事故防止のため、エアーシリンダーなどの空気圧を使用している装置は、指定の圧力
を確認してから使用してください。
4.安全にお使いいただくために、下記の環境下でお使いください。
動作時 雰囲気温度 5℃〜 35℃
動作時 相対湿度 35% 〜 85%
5. 電装部品損壊,誤動作による事故防止のため、寒いところから急に暖かいところなど環境が変わった
時は結露が生じることがありますので、十分に水滴の心配がなくなってから電源を入れてください。
6.電装部品損壊,誤動作による事故防止のため、雷が発生している時は安全のため作業をやめ、電源
プラグを抜いてください。
7.電波状態によっては、近くのテレビ,ラジオに雑音を与えることがあります。この場合には、少し
ミシンより離してご使用ください。
8.「作業環境の騒音値が 85dB 以上 90dB 未満」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対して
は、健康被害を受けないよう必要に応じ、防音保護具を使用させるなどの処置をお取りください。
また、「作業環境の騒音値が 90dB 以上」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対しては、
健康被害を受けないよう必ず防音保護具を使用させるとともに、防音保護具の使用について作業者
の見やすい場所に掲示するようにお願いします。
9.製品や梱包の廃棄,使用済みの潤滑油などの処理は、各国の法令に従って適正に行ってください。

v
LK-1942ZA5050 をより安全にお使いいただくための注意事項

vi
安全装置と警告ラベルについて

vii
目 次
(1)下糸交換方法........................................................................................................................................... 11
(2)下糸カウンターを使用した下糸交換方法............................................................................................. 11
(1)センサー調節........................................................................................................................................... 14
(2)ボビン押え位置....................................................................................................................................... 14
(1)装置のエラーコード一覧........................................................................................................................ 17
(1)LK 熱線糸切り装置タイミングチャート 1.......................................................................................... 20
(2)LK 熱線糸切り装置タイミングチャート 2.......................................................................................... 21
(1)LK 熱線糸切り装置のフローチャート 1.............................................................................................. 22
(2)LK 熱線糸切り装置のフローチャート 2.............................................................................................. 23

– 1 –
I. 仕様
1)縫製範囲������������������������������ X(左右)方向 100mmY(前後)方向 60mm
2)最高縫製速度���������������������� ※1,600sti/min(ピッチ 4.3mm 以下の時)
3)縫い目長さ�������������������������� 0.1 〜 10.0mm(0.1mm とび)
4)布押え送り�������������������������� 間欠送り(パルスモーター 2 軸駆動方式)
5)針棒ストローク������������������ 41.2mm
6)使用針���������������������������������� DP × 17、#24 〜 #26(出荷針 #25)
7)外押え上昇量���������������������� 標準 18mm 最大 25mm
8 ) 釜 ����������������������������������������� 全回転 3 倍釜(油芯給油)
9)中押えストローク�������������� 標準 4mm(0, および 4 〜 10mm の範囲で調節可)
10)中押え上昇量���������������������� 18mm
11)使用油���������������������������������� ニューデフレックスオイル No.2(注油方式)
12)模様データの記憶�������������� EEP-ROM(32Kbyte)
13)拡大 ・ 縮小機能������������������ パターンを縫製時に X・Y 軸独立に拡大 ・ 縮小することができます。
��������������������������������������������� 20% 〜 200%(1% 単位)
14)拡大 ・ 縮小方式������������������ 縫い目長さ増減方式
15)一時停止機能���������������������� 縫い途中で停止させることができます。
16)上糸切れ検知機能�������������� 上糸切れを検知し、自動停止します。
17)縫い速度制限���������������������� 縫い速度をアップ ・ ダウンキーにて、200 〜 1,600sti/min まで任意に
制限できます。(100sti/min 単位)
18)模様選択機能���������������������� パターン No. の選択により 1 〜 99 パターンの指定ができます。
19)糸切り方式�������������������������� 上下熱線糸切り
20)下糸無し検知���������������������� 有り
21)目飛び検知�������������������������� 有り
22)ボビンケース装着検知������� 有り
23)下糸カウンター������������������ 下糸カウンターを備えていてボビン交換を指示します。(MAX9,999 枚)
24)生産カウンター������������������ 生産カウンターを備えていて生産枚数を表示します。(MAX9,999 枚)
25)メモリーバックアップ������� 電源遮断時、自動的に使用していたパターンを記憶します。
26)ミシンモーター������������������ 550W サーボモーター(ダイレクト・ドライブ)
27)外形寸法������������������������������ W( 幅 ):600mm、L( 奥行 ):750mm、H( 高さ ):1,240mm
28)質量������������������������������������� 頭部:46kg、装置:110kg
29)消費電力������������������������������ 600W
30)使用温度範囲���������������������� 5℃〜 35℃
31)使用湿度範囲���������������������� 35% 〜 85%(結露無し)
32)電源電圧������������������������������ 定格± 10%50/60Hz
33)使用エアー圧���������������������� 0.5 〜 0.55MPa{5 〜 5.5kgf/cm2}
34)エアー消費量���������������������� 1.3ℓ/分
35)針棒逆転停止機能�������������� 縫製後、針棒を逆転させ、針上げ停止することができます。
36)騒音������������������������������������� JISB9064に準拠した測定方法による「騒音レベル」
縫い速度 1,600sti/min:騒音レベル≦ 79.5dBA
※最高縫製速度は、縫製条件に合わせて速度を下げて使用してください。
※下糸カウンター・生産カウンターは、どちらか一方を選択して使用します。

– 2 –
II. 各部の名称
一時停止スイッチ
糸切り有効スイッチ
表示ボックス
ミシン操作ボックス
押えスイッチ
電源スイッチ (EU 仕様 )
下熱線装置安全カバー
上熱線装置
制御ボックス
電源スイッチ
熱線装置制御ボックス
スタートスイッチ
「目飛び検知」表示灯
「下糸無し」表示灯
「ボビンケース SET 異常」表示灯
リセットスイッチ
装置異常ブザー

– 3 –
センサーヘッド
ボビン押え
下糸切りシリンダー
下熱線ユニット
カバー開閉検知スイッチ
一時停止スイッチ
上糸切りシリンダー
上熱線ユニット

– 4 –
ミシン本体を固定している搬送ボルトを外して
ください。
III. 据え付け
上熱線装置の固定ノブを取り外してください。
1) 糸立て装置を組み付け、テーブル右上の穴に
セットしてください。
2) 糸立て装置が動かないように止めナットを
締めてください。
3) 天井配線ができる場合は、電源コードは糸立
て棒の中を通してください。
目保護カバーは、必ず取り付けてからご使用く
ださい。

– 5 –
1) 頭部の注油口からオイルゲージ中央の赤
印の所まで、1 日 1 回程度注油してください。
3) 上面カバーを外し、前メタル、中メタル
に注油してください。
IV. 装置の準備
2) 釜レース面に一滴にじむ程度注油してくだ
さい。

– 6 –
針に糸を通す時には、次の操作をして、中押えと
外押えを下げてください。
1) 操作ボックスの キーを押して、糸通し
の LED を点灯させます。
2 ) キーを押すと、中押えと外押えが下がり
ます。
3) 針に糸を通した後は、再度 キーを押すと、
元に戻ります。

– 7 –
次の手順で各項目の設定をしてください。
項目選択のパターン No. 部が点灯し、データ表示部にパターン No. を表示します。
1 ) キーを押して“パターン No.”の項目
表示にしてください。
2 ) キーを押して、画面に 1 〜 99 の
パターン No. を表示してください。
パターンを準備していない場合は、出荷時に予め
登録されているサービスパターン No.55 を表示
してください。中押えが付いていないため、縫製
パターンに合わせて外押えを準備してください。
糸切り動作するのはパターン No.55 のみです。
詳しくはを参
照してください。
V. 装置の操作
パターン No.
の設定
X 拡大 ・ 縮小率
の設定
Y 拡大 ・ 縮小率
の設定
最高速制限
の設定
サービスパターン
No. 形状
□50×30
P=3.0
P=3.0、ø30
P=3.0
P=3.5、ø30
P=3.0
釜油量調整用パターンのた
め縫製できません。

– 8 –
1 ) キーを押して“Y 拡大縮小率”の項目
表示にしてください。
2 ) キーを押して 20% 〜 200% の
範囲で設定してください。
1 ) キーを押して“スピード”の項目表示
にしてください。
2 ) キーを押して画面に“ ”と表示
してください。(400sti/min に設定する場
合)
1 ) キーを押して“X 拡大縮小率”の項目
表示にしてください。
2 ) キーを押して 20% 〜 200% の
範囲で設定してください。
1 ) キーを押します。
2) 押えが、下降→移動→上昇後、縫製 LED
が点灯し、縫製できるようになります。
※ キーを押すと各項目設定値を再度確認
できます。

– 9 –
1) 押えスイッチを一段踏んで押えを降ろします。
2 ) キーを押すことで押えが一針分ずつ
移動します。また押し続けると連続的に移動
します。
3 ) キーを押すと針先が初めの位置に戻り、押
えが上昇します。
1) 縫製品を押え部分にセットします。
2) ペダル A を踏むと、押えが下がり、再度踏むと上がります。
3) ペダル B を踏むと、縫製が始まります。
4) 縫製が終わると、針先が初めの位置に戻り、押えが上がります。

– 10 –
1) 縫製パターンの糸切り命令後に停止命令を挿入してください。
停止命令が未挿入の場合は、糸切りの信号が発せられず、縫製終了後に糸切りが行われません。
2) 停止命令の挿入時、パラメータを設定します。パラメータには押え位置と針棒位置の 2 種類が
あります。
押え位置指定は、最上昇位置に設定してください。
LK では、押え位置は最上昇位置しか設定できません。最下降の位置に設定しても、保存の際に
自動的に最上昇位置へ変更されます。
メモリースイッチ No.55(途中停止コマンドで押え上下選択設定)の設定値を 0(上昇)に変更
すると、上熱線と押えが衝突します。
工場出荷状態では 1(下降)に設定されていますので、そのままご使用ください。
Table of contents
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