JUKI MO-6804D User manual

取扱説明書
INSTRUCTION MANUAL
BETRIEBSANLEITUNG
MANUEL D’UTILISATION
MANUAL DE INSTRUCCIONES
MANUALE D’ISTRUZIONI
使用说明书
KULLANMA KILAVUZU
ɃɈɌɍɋɎɅɑɃɚɊɉɘɅɌɊɆɎȻɍȻɑɃɃ
No.01
40169592
MO-6804D, MO-6814D,
MO-6816D
注意: このたびは、当社の製品をお買い上げいただきまして、ありがとうございました。
安全に使用していただくために、使用前に必ずこの取扱説明書をお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を保管してください。
NOTE : Congratulations on your purchase of a JUKI sewing machine.
Read safety instructions carefully and understand them before using.
Retain this Instruction Manual for future reference.
HINWEIS : Herzlichen Glückwunsch zu Ihrem Kauf einer JUKI-Nähmaschine.
Lesen Sie die Sicherheitsanweisungen aufmerksam durch, um sich mit ihnen vertraut
zu machen, bevor Sie diese Maschine in Betrieb nehmen. Bewahren Sie diese
Bedienungsanleitung für spätere Bezugnahme auf.
NOTE : Félicitations pour votre achat d’une machine à coudre JUKI.
Avant d’utiliser la machine, lire attentivement toutes les consignes de sécurité.
Conserver ce manuel pour pouvior le consulter en cas de besoin.
NOTA : Nuestro agradecimiento y felicitaciones por su compra de esta máquina de coser JUKI.
Antes de comenzar a usar esta máquina lea con detención hasta comprender todas las
instrucciones de sequridad. Conserve este Manual de instrucciones a mano para futuras
consultas.
NOTA : Congratulazioni per l'acquisto di una macchina per cucire JUKI.
Leggere attentamente e compredere tutte le istruzioni per la sicurezza prima di inziare l’ uso
di questa macchina. Conservare questo Manuale d’Instruzioni per pronto riferimento.
注意 : 䉘ᛞ䍣ҦᵢޢⲺӝȾ
为了安全地使用,请您在使用之前一定阅读本使用说明书。
另外,请您注意保管本使用说明书,以便随时查阅。
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ɧɛɳɣɨɶɌɩɰɫɛɨɣɭɠɸɭɮɣɨɬɭɫɮɥɱɣɹɪɩɸɥɬɪɦɮɛɭɛɱɣɣɟɦɺɭɩɞɩɲɭɩɜɶɩɜɫɛɴɛɭɷɬɺɥɨɠɤɣɝɜɮɟɮɴɠɧ



i
❶・ 中・軽傷害、重傷、死亡を招く恐れがあります。
・ 運動部に触れて、けがをする恐れがあります。
❶
ミシン,自動機,付帯装置 ( 以下機械と言う ) は、縫製作業上やむをえず機械の可動部品の近くで作業する
ため、可動部品に接触してしまう可能性が常に存在していますので、実際にご使用されるオペレータの方、
および保守,修理などをされる保全の方は、事前に以下の 安全についての注意事項 を熟読されて、十分
理解された上でご使用ください。この 安全についての注意事項 に書かれている内容は、お客様が購入さ
れた商品の仕様には含まれない項目も記載されています。
なお、取扱説明書および製品の警告ラベルを十分理解していただくために、警告表示を以下のように使い分
けております。これらの内容を十分に理解し、指示を守ってください。
危険 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または重傷を招く差し迫った危険のあるところ。
警告 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、死亡または重傷を招く潜在的可能性のあるところ。
注意 機械操作時,保守時,当事者,第 3 者が取り扱いを誤ったり、その状況を回避しな
い場合、中・軽傷害を招く恐れのあるところ。
警
告
絵
表
示
運動部に触れて、怪我をする恐れ
があります。 警
告
絵
表
示
作業時にミシンを持つと、手を
怪我する恐れがあります。
高電圧部に触れて、感電の恐れが
あります。
ベルトに巻き込まれ、怪我をす
る恐れがあります。
高温部に触れて、ヤケドの恐れが
あります。
ボタンキャリアに触れて、怪我
をする恐れがあります。
レーザ一光を直接目視すると、目
に障害を及ぼす恐れがあります。
指
示
ラ
ベ
ル
正しい回転方向を指示していま
す。
ミシンと頭部が、接触する恐れ
があります。
アース線の接続を指示していま
す。
( I ) 危険の水準の説明
(II)警告絵表示および表示ラベルの説明
安全にご使用していただくために

ii
事故とは: 人身並びに財産
に損害を与える
ことをいう。
安全についての注意事項
1.感電事故防止のため、電装ボックスを開ける必要のある場合は、電源を切り、念のため 5 分以上経
過してから蓋を開けてください。
危険
注意
基本的注意事項
1.ご使用される前に、取扱説明書および付属に入っている全ての説明書類を必ずお読みください。
また、いつでもすぐに読めるように、この取扱説明書を大切に保存してください。
2.本項に書かれている内容は、購入された機械の仕様に含まれていない項目も記載されています。
3.針折れによる事故防止のため、安全眼鏡を着用してください。
4.心臓用ペースメーカーをお使いの方は、専門医師とよくご相談のうえお使いください。
安全装置・警告ラベル
1.安全装置の欠落による事故防止のため、この機械を操作する際は、安全装置が所定の位置に正しく
取り付けられ、正常に機能することを確認してから操作してください。安全装置については、「安全
装置と警告ラベルについて」の頁を参照してください。
2.人身事故防止のため、安全装置を外した場合は、必ず元の位置に取り付け、正常に機能することを
確認してください。
3.人身事故防止のため、機械に貼り付けてある警告ラベルは、常にはっきり見えるようにしておいて
ください。剥がれたり汚損した場合、新しいラベルと交換してください。
用途・改造
1.人身事故防止のため、この機械は、本来の用途および取扱説明書に規定された使用方法以外には使
用しないでください。用途以外の使用に対しては、当社は責任を負いません。
2.人身事故防止のため、機械には改造などを加えないでください。改造によって起きた事故に対しては、
当社は責任を負いません。
教育訓練
1.不慣れによる事故防止のため、この機械の操作についての教育、並びに安全に作業を行うための教
育を雇用者から受け、適性な知識と操作技能を有するオペレーターのみが、この機械をご使用くだ
さい。そのため雇用者は、事前にオペレーターの教育訓練の計画を立案し、実施することが必要です。
電源を切らなければならない事項 電源を切るとは: 電源スイッチを切ってから、電源プラグを
コンセントから抜くことを言う。以下同じ
1.人身事故防止のため、異常,故障が認められた時、停電の時は、直ちに電源を切ってください。
2.機械の不意の起動による事故防止のため、次のような時は必ず電源を切ってから行ってください。
特にクラッチモーターを使用している場合は、電源を切った後、完全に止まっていることを確認し
てから作業を行ってください。
2-1.たとえば、針,ルーパー,スプレッダーなどの糸通し部品へ糸通しする時や、ボビンを交換
する時。
2-2.たとえば、機械を構成する全ての部品の交換、または調整する時。
2-3.たとえば、点検,修理,清掃する時や、機械から離れる時。
3.感電,漏電,火災事故防止のため、電源プラグを抜く時は、コードではなくプラグを持って抜いて
ください。
4.ミシンが作業の合間に放置されている時は、必ず電源を切ってください。
5.電装部品損壊による事故を防ぐため、停電した時は必ず電源を切ってください。

iii
各使用段階における注意事項
運 搬
1.人身事故防止のため、機械の持ち上げ,移動は、機械質量を踏まえ安全を確保した方法で行ってく
ださい。なお機械質量については、取扱説明書本文をご確認ください。
2.人身事故防止のため、持ち上げ,移動の際は、転倒,落下などを起こさないよう十分安全策をとっ
てください。
3.予期せぬ事故や落下事故、機械の破損防止のため、開梱した機械を再梱包して運搬することはおや
めください。
開 梱
1.人身事故防止のため、開梱は上から順序よく行ってください。木枠梱包の場合は、特に釘には十分
注意してください。また、釘は板から抜き取ってください。
2.人身事故防止のため、機械は重心位置を確かめて、慎重に取り出してください。
据え付け
(I)テーブル,脚
1.人身事故防止のため、テーブル,脚は純正部品を使用してください。やむをえず非純正部品を使用
する場合は、機械の重量,運転時の反力に十分耐え得るテーブル,脚を使用してください。
2.人身事故防止のため、脚にキャスターを付ける場合は、十分な強度をもったロック付きキャスター
を使用し、機械の操作中や保守,点検,修理の時に機械が動かないようにロックしてください。
(II)ケーブル,配線
1.感電,漏電,火災事故防止のため、ケーブルは使用中無理な力が加わらないようにしてください。
また、V ベルトなどの運転部近くにケーブル配線する時は、30mm 以上の間隔をとって配線してく
ださい。
2.感電,漏電,火災事故防止のため、タコ足配線はしないでください。
3.感電,漏電,火災事故防止のため、コネクタは確実に固定してください。
また、コネクタを抜く時は、コネクタ部を持って抜いてください。
(III)接地
1.漏電,絶縁耐圧による事故防止のため、電源プラグは電気の専門知識を有する人に、適性なプラグ
を取り付けてもらってください。また電源プラグは、必ず接地されたコンセントに接続してください。
2.漏電による事故防止のため、アース線は必ず接地してください。
(IV)モーター
1. 焼損による事故防止のため、モーターは指定された定格モーター ( 純正品 ) を使用してください。
2.市販クラッチモーターを使用する際は、V ベルトへの巻き込まれ事故防止のため、巻き込み防止付
きプーリーカバーが付いたクラッチモーターを選定してください。
操作前
1.人身事故防止のため、電源を投入する前に、コネクタ,ケーブル類に損傷,脱落,ゆるみなどがな
いことを確認してください。
2.人身事故防止のため、運動部分に手を入れないでください。また、プーリーの回転方向が矢印と一
致しているか、確認してください。
3.キャスター付き脚卓を使用の場合、不意の起動による事故防止のため、キャスターをロックするか、
アジャスター付きの時は、アジャスターで脚を固定してください。
操作中
1.巻き込みによる人身事故防止のため、機械操作中ははずみ車,手元プーリー,モーターなどの動く
部分に、指,頭髪,衣類を近づけたり物を置かないでください。
2.人身事故防止のため、電源を入れる時、また機械操作中は、針の付近や天びんカバー内に指を入れ
ないでください。
3.ミシンは高速で回転しています。手への損傷防止のため、操作中はルーパー,スプレッダー,針棒,
釜,布切りメスなどの動く部分へ絶対に手を近づけないでください。また糸交換の時は、電源を切り、
ミシンおよびモーターが完全に停止したことを確認してください。
4.人身事故防止のため、機械をテーブルから外す時、また元の位置へ戻す時、指などをはさまれない
ように注意してください。
5.不意の起動による事故防止のため、ベルトカバーおよび V ベルトを外す時は、電源を切り、ミシン
およびモーターが完全に停止したことを確認してください。

iv
6.サーボモーターをご使用の場合は、機械停止中はモーター音がしません。不意の起動による事故防
止のため、電源の切り忘れに注意してください。
7.過熱による火災事故を防ぐため、モーター電源ボックスの冷却口をふさいで使用することはやめて
ください。
給 油
1. 機械の給油箇所には、JUKI 純正オイル,JUKI 純正グリースを使用してください。
2.炎症,カブレを防ぐため、目や身体に油が付着した時は、直ちに洗浄してください。
3.下痢,嘔吐を防ぐため、誤って飲み込んだ場合は、直ちに医師の診断を受けてください。
保 守
1.不慣れによる事故防止のため、修理,調整は機械を熟知した保全技術者が取扱説明書の指示範囲で
行ってください。また、部品交換の際は、当社純正部品を使ってください。不適切な修理,調整お
よび非純正部品使用による事故に対しては、当社は責任を負いません。
2.不慣れによる事故や感電事故防止のため、電気関係の修理,保全 ( 含む配線 ) は、電気の専門知識
の有る人、または当社,販売店の技術者に依頼してください。
3.不意の起動による事故防止のため、エアーシリンダーなどの空気圧を使用している機械の修理や保
全を行う時は、空気の供給源のパイプを外し、残留している空気を放出してから行ってください。
4.人身事故防止のため、修理調整,部品交換などの作業後は、ねじ,ナットなどがゆるんでいないこ
とを確認してください。
5.機械の使用期間中は、定期的に清掃を行ってください。この際、不意の起動による事故防止のため、
必ず電源を切り、ミシンおよびモーターが完全に停止したことを確認してから行ってください。
6.保守,点検,修理の作業の時は、必ず電源を切り、ミシンおよびモーターが完全に停止したことを
確認してから行ってください。(クラッチモーターの場合、電源を切った後もモーターは惰性でしば
らく回り続けますので注意してください。)
7.人身事故防止のため、修理,調整した結果、正常に操作できない場合は直ちに操作を中止し、当社
または販売店に連絡し、修理依頼してください。
8.人身事故防止のため、ヒューズが切れた時は、必ず電源を切り、ヒューズ切れの原因を取り除いて
から、同一容量のヒューズと交換してください。
9.モーターの火災事故防止のため、ファンの通気口の清掃および配線周りの点検を定期的に行ってく
ださい。
使用環境
1.誤動作による事故防止のため、高周波ウェルダーなど強いノイズ源 ( 電磁波 ) から影響を受けない
環境下で使用してください。
2. 誤動作による事故防止のため、定格電圧 ±10% を超えるところでは使用しないでください。
3.誤動作による事故防止のため、エアーシリンダーなどの空気圧を使用している装置は、指定の圧力
を確認してから使用してください。
4.安全にお使いいただくために、下記の環境下でお使いください。
動作時 雰囲気温度 5℃〜 35℃
動作時 相対湿度 35% 〜 85%
5.電装部品損壊,誤動作による事故防止のため、寒いところから急に暖かいところなど環境が変わった
時は結露が生じることがありますので、十分に水滴の心配がなくなってから電源を入れてください。
6.電装部品損壊,誤動作による事故防止のため、雷が発生している時は安全のため作業をやめ、電源
プラグを抜いてください。
7.電波状態によっては、近くのテレビ,ラジオに雑音を与えることがあります。この場合には、少し
ミシンより離してご使用ください。
8.「作業環境の騒音値が 85dB 以上 90dB 未満」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対して
は、健康被害を受けないよう必要に応じ、防音保護具を使用させるなどの処置をお取りください。
また、「作業環境の騒音値が 90dB 以上」に該当する環境にて仕事に従事する作業者に対しては、
健康被害を受けないよう必ず防音保護具を使用させるとともに、防音保護具の使用について作業者
の見やすい場所に掲示するようにお願いします。
9.製品や梱包の廃棄,使用済みの潤滑油などの処理は、各国の法令に従って適正に行ってください。

v
MO-6800D シリーズをより安全にお使いいただくための注意事項
危険
1.感電による事故防止ため、電源を入れたままでモーター電装ボックスのふたを開けたり、
電装ボックス内の部品に触れないでください。
1.人身事故防止のため、ベルトカバー、目保護カバー等安全装置は外した状態で運転しない
でください。
2.
巻き込みによる人身事故防止のため、モータープーリーカバー付きのモーターを使用してく
ださい。
3.感電による事故防止のため、電源アース線を外した状態でミシンを運転しないでください。
4.巻き込みによる人身事故防止のため、ミシン運転中ははずみ車、V ベルト、モーター付近
に指、頭髪、衣類を近づけたり、物を置かないでください。
5.人身事故防止のため、電源を入れる時、またミシン運転中は布切りメスおよび針の付近に
指を入れないでください。
6.人身事故防止のため、ミシン運転中に目保護カバー内に指を入れないでください。
7.感電・漏電、火災事故防止のため、電源プラグ挿抜の際は、事前に電源を切り、コードで
はなく電源プラグを持って挿抜してください。
8. 不意の起動による人身事故防止のため、本機から離れる場合は、必ず電源を切ってください。
9.不意の起動による人身事故防止のため、停電した時は、必ず電源を切ってください。
10.不意の起動による人身事故防止のため、ベルトカバー、モータープーリーカバーおよび、
V ベルトを外す時は電源を切って、起動ペダルを踏んでもミシンが動かないことを確かめ
てから外してください。
11.不意の起動による人身事故防止のため、ミシンの点検や調整、掃除、糸通し、針の交換等
をする時は、必ず電源を切って、起動ペダルを踏んでもミシンが動かないことを確かめて
から行ってください。
12.ミシン落下による人身事故防止のため、ミシン運搬時に布台カバーを持たないでください。
布台カバーを持ちますと、カバー破損により頭部が落下し、けがをします。
注意
13.本製品は精密機器のため、水や油をかけたり、落下させるなどの衝撃を与えないように、
取扱いには十分注意してください。
14.新しいミシンは、なじませるために使用開始から 4 週間は最高速度の 80 % で作動させ
てください。4 週間経過後、新しい潤滑油に交換するまでは、最高速度で作動させないで
ください。
15.ミシンの使用期間を確実なものとし、これを延ばすために、定期的にミシンの保守と清掃
を実施してください。

vi
安全装置と警告ラベルについて
ここに記載されている機械および安全装置はあくまで、日本国内仕様として製造された機種およびそれに装
着・同梱された安全装置であり、仕向地、仕様により異なる場合もあります。
注意
なお、取扱説明書では説明の都合上「目保護カバー」 や「指ガード」 などの安全装置を省いて図示して
いる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
実際の使用にあたっては、これら安全装置を絶対に外さないでください。
警告ラベル (i 頁警
告ラベ
ル参照 )
ミシン操作時の
最低限の注意が
記載されてます。
目保護カバー
針折れ等部品の飛散による目、顔
等のけがを防止するカバーです。
指ガード
指と針との接触を防止
するカバーです。
ベルトカバー
V ベルトによる手、頭髪、
衣類への巻き込みを防止す
るカバーです。
布台、布台カバー
回転軸による手、指、頭髪、
衣類の巻き込みによるけ
がを防止するカバーです。
ルーパーカバー
手、指と天びんの接触
によるけがを防止する
カバーです。
挟込注意ラベル
布切りメスと指、手
との挟込み防止への
注意ラベルです。
ミシン運転前のご注意
• この説明書の内容を読んで十分に理解してください。
• 主要部分の機能を知って、注意事項を理解してください。
• 警告ラベルの内容を十分に理解してください。
• このミシンの操作方法を理解して慣れるようにしてください。
• オペレーターは、良好な精神状態を保つようにしてください。
• オペレーターは、適切な衣服、適正な作業着を着用してください。
• 必要に応じて、ミシンの操作方法に徐々に精通させるようにしてください。
注意 機械の誤動作や損傷をさけるために、次の項目を確認してください。

vii
目 次
1.仕 様....................................................................................................................................1
2.主要部品名称.........................................................................................................................2
3.設置........................................................................................................................................3
4.注油と排油............................................................................................................................6
5.糸通し....................................................................................................................................9
6.糸調子の調整......................................................................................................................12
7.針の交換.............................................................................................................................13
8.縫い目長さの調整..............................................................................................................14
9.差動比の調整......................................................................................................................14
10.メスの交換.........................................................................................................................15
11.かがり幅の調整.................................................................................................................16
12.針の高さの調整.................................................................................................................16
13.押えの調整.........................................................................................................................17
14.送り歯の調整.....................................................................................................................19
15.針とルーパーの関係..........................................................................................................20
16.二重環ルーパーの運動量の調整......................................................................................22
17.保守.....................................................................................................................................23
18.ルーパー合わせ及び針受け合わせ寸法値......................................................................24
19.天びん・下糸カム位置寸法値 ( 標準合わせ ).................................................................25
20.テーブル図面.....................................................................................................................27

– 1 –
MO-6804D MO-6814D MO-6816D
縫い速度 最高 7,000sti/min(一部サブクラスを除く)
縫い目長さ 0.6〜3.8(4.5)mm
針幅 - 2.0mm 3.0,5.0mm
かがり幅 4.0mm 2.0,3.0,4.0mm 4.0,5.0mm
差動送り比 縮み縫い 1:2(最大 1:4)、伸し縫い 1:0.7(最大 1:0.6)
使用針 DC × 27(標準)
押え上昇量 5〜7mm
使用油 JUKIMACHINEOIL#18
グリース 専用グリース 品番:23640204(100g チューブ)
品番:40006323(10g チューブ )
重量 27kg
騒音 JISB9064に準拠した測定方法による「騒音レベル」
縫い速度 6500sti/min:騒音レベル≦ 83.0dBA( ※ 1 定常運転時 )
※1 定常運転時とは、直線縫い状態で装置等を作動させない状態で、一定速度で 300mm 運転した際での騒音です。
1.仕 様

– 2 –
2.主要部品名称
DRY
❶押え引き上げレバー
❷押え(組)
❸糸立て装置
❹オイルゲージ
❺プーリー
❻布台カバー
❶❺
❸
❹
❷
❻

– 3 –
3.設置
開梱後、ミシンを移動させる際に、布台
カバー❶の下部を持たないでください。
❶
1)テーブル図とパーツリストを参照して、フレー
ム受け板❷に、送風ケース❸、防振ゴム❹を
順序どおり組み付けてください。
❷
❸
❹
警告
・ミシンの設置は、資格を持つ技術者だけが行ってください。
・必要な電気工事については、販売店又は資格を持つ電気技師に連絡してください。
・ミシン重量は 27kg です。設置は 2 人以上で行ってください。
・設置が完了するまでは電源コードを接続しないでください。誤ってペダルを踏んだ場合に
ミシンが作動し、怪我をする場合があります。
・ミシン頭部を傾けたり元の位置に戻したりするときは、両手で頭部を持ってください。片
手で持たないでください。
・ミシンの不意の起動による人身の損傷を防ぐため、電源を切り、モータの回転が止まった
ことを確認してから行ってください。

– 4 –
2) 布くずシュートセットと糸立てを組み付けてください。
3) モータ始動ペダル❺を左側に組み付け、押え上げペダル❻を右側に組み付けてください。
❺
❻

– 5 –
4) ミシンの回転方向は、プーリー側から見て時
計方向であることを確認してください。
卓上式・全沈式共通
縫い速度
(sti/min)
モータプーリー直径(mm)/V ベルト ( インチ )
60 Hz 50 Hz
4,500 70 / 33 85 / 33
5,000 80 / 33 95 / 34
5,500 85 / 33 105 / 35
6,000 95 / 34 115 / 36
6,500 100 / 35 125 / 38
7,000 110 / 36 135 / 39
絶対に逆回転させないでください。
給油ポンプが働かなくなり、焼き付きの
原因となります。
モータベルト❼の最適な張力は、ベルトを指
で 10mm 押せる張力です。
プーリー❽のサイズ及び縫い速度について
は、下の表を参照してください。
( 卓上式、全沈式とも同じです。)
5) 作業後は、ベルトカバー❾をねじでしっかり
と固定してください。
10 mm
❾
❼
❽

– 6 –
(1)潤滑油の注油
4.注油と排油
1) ねじ❶をゆるめ、オイルタンク内のオイルを
すべて排出します。次に、再びねじ❶を締め
ます。
2) 使用期間を延ばすためには、最初の 4 週間経
過後にオイルを交換し、その後は 4 か月毎に
オイルの交換を行ってください。
油窓❶を外し、付属の超高速潤滑油(JUKIMACHINEOIL#18)もしくは同等のものを注油して
ください。オイルゲージが 2 本の指示線の間に来たら、油窓❶を締めます。
(2)排油及び油の交換
❶
❶
警告 ミシンの不意の起動による人身の損傷を防ぐため、電源を切り、モータの回転が止まったこと
を確認してから行ってください。

– 7 –
3) 使用期間を延ばすために、本機はオイルフィ
ルタ❷を備えています。毎月このオイルフィ
ルタ❷を清掃し、必要に応じて交換してくだ
さい。
針冷却用潤滑油:シリコンオイル
❷
シリコンオイル
シリコンオイル

– 8 –
(3)専用グリースの補充方法
※ 定期的 ( 1〜2年に1回 ) に専用グリースを補充すると効果的です。
1. 針棒室へのグリース補充方法
1)針棒室のグリース補充用ゴム栓❶を外します。
2.ルーパー部へのグリース補充方法
1) ルーパー部のグリース補充用ゴム栓❶を外し
ます。
2) ドライバー❷の先などを利用してグリース❸
を補充します。
補充用グリースは JUKIグリースA をご使
用ください。
JUKIグリースA:40006323(品番)
2) ドライバー❷の先などを利用してグリース❸
を補充します。
補充用グリースは JUKIグリースA をご使
用ください。
JUKIグリースA:40006323(品番)
❶
❷
❸
❸
❷
❶

– 9 –
MO-6814D
MO-6804D
5.糸通し
警告 糸通しの手順に従ってください。誤った糸通しにより、糸切れ、目飛び、パッカリングなど縫
いトラブルが起こることがあります。

– 10 –
MO-6814D- △△△ -44H
MO-6816D
This manual suits for next models
2
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