Korg R3 User manual

エフェクト・ガイド
1
J

目次
目次
Overview ............................... 1
エフェクトの入出力について.................... 1
ディレイ・タイムについて....................... 1
Time Ratio.................................................. 1
インサート・エフェクトの
ディレイ・タイム .......................................... 1
エフェクト・パラメーターのコントロール
.. 2
LFO1/2、ディレイ・タイムの同期 ........... 2
SyncNote、
Resolutn(Resolution) の値と
音符の対応 ............................................ 2
エフェクト・パラメーター........ 3
1. S.Comp (Stereo Compressor)............... 3
2. S.Limit (Stereo Limiter)......................... 4
3. S.Gate (Stereo Gate).............................. 4
4. S.Filter (Stereo Filter) ............................ 5
5. S.Wah (Stereo Wah).............................. 6
6. S.2BndEQ (Stereo 2Band EQ):
S.4BndEQ (Stereo 4Band EQ):.............. 7
7. Distort (Distortion)................................. 8
8. CabiSim (Cabinet Simulator)................ 9
9. TubeAmp (Tube PreAmp
Simulator)
S.TubAmp(Stereo Tube PreAmp Simulator)
................................................................ 9
10. S.Dcmtr (Stereo Decimator).............. 10
11. Reverb................................................. 11
12. EarlyRef (Early Reflections)............... 12
13. LCR Dly (L/C/R Delay) ........................ 13
14. S.Delay (Stereo Delay) ...................... 14
15. AtPanDly (Auto Panning Delay).........14
16. S.APnDly (Stereo Auto Panning Delay)
.............................................................. 15
17. ModDelay(Modulation Delay)........... 16
18. S.ModDly(Stereo Modulation Delay)
.............................................................. 17
19. TapeEcho............................................ 17
20. S.Chorus (Stereo Chorus)................. 18
21. Ensemble............................................ 18
22.
S.Flngr(Stereo Flanger/Comb Filter)
.. 19
23. S.Phaser (Stereo Phaser).................. 20
24. S.Tremlo (Stereo Tremolo).............. 21
25. S.RingMd (Stereo Ring Modulator)
.............................................................. 21
26. PitchSft (Pitch Shifter)
S.PtcSft (Stereo PitchShifter) .......... 22
27. GrainSft (Grain Shifter)
S.GrnSft (Stereo GrainShift)............ 23
28. S.Vibrt (Stereo Vibrato).................... 24
29. W.RotrySP
RotrySpk (RotarySpeaker) ............... 25
30. W.TalkMd
Talk Mod (Talking Modulator)......... 26

Overview
1
Overview
R3 のエフェクトは、
2 バンドEQ、
2系統のインサート・エ
フェクト、
1系統のマスター・エフェクトで構成されています。
ティンバーごとの音をEQとインサート・エフェクトで音作り
し、マスター・エフェクトで全体の空間処理を行います。
インサート・エフェクト、マスター・エフェクトには、
30種
類のエフェクトが選択でき、その分類は次のようになります。
エフェクトの入出力について
インサート・エフェクト、マスター・エフェクトの入出力は、
ステレオ・イン―ステレオ・アウトです。エフェクトのパラ
メーター
Dry/Wetの Dry(エフェクトをかけないダイレ
クト音)は、ステレオ入力した音をそのままステレオ出力しま
す。
Wet(エフェクトをかけた音)は、選択したエフェクトの
種類によって出力のしかたが異なり、次のようなバリエーショ
ンがあります。
入出力のバリエーションは、以後各エフェクトの説明で出てく
るブロック図左上に表記しています。
最良の音質を得るためにインサート・エフェクトとマスター・
エフェクトへの入力レベルは、
12.Amp ページの “Level”、
7.Mixer ページの “OSC1 Lvl”、
“OSC2 Lvl”、
“NoiseLvl”
や、各エフェクトの“Trim”で調節し、クリップしない最大レ
ベルにしてください。その後、各エフェクトの“Dry/Wet”や
“Output Level” などでエフェクトの出力レベルを調整して
ください。
エフェクト・タイプによっては、
“Trim” や“Output
Level” パラメーターありません。
エフェクトの入力レベルを認識する入力レベル・メー
ター等はありません。入力レベルが十分でないときは入
力レベル不足により S/N 比が低下したり、過入力のと
きはクリップ音が発生することがあります。
ディレイ・タイムについて
“BPM Sync” がオンのときのディレイ・タイムについ
ては「
LFO1/2、ディレイ・タイムの同期」
(
☞
2ページ
)を参照してください。
Time Ratio
ディレイ・エフェクトでは、ディレイ・タイムと “TimRatio
(
Time Ratio)
”を掛け合わせた時間が実際のディレイ・タイ
ムとなります。
例えば、
•
“BPM Sync”: Off、
“L Delay”: 800ms、
“R Delay”:
400ms、
“TimRatio”: 50% の場合、実際のディレイ・タ
イムは Lch で400ms、
Rch で200ms となります。
•
“BPM Sync”: On、
“L Delay”: 4 分音符、
“R Delay”: 8
分音符、
“TimRatio”: 50% の場合、実際のディレイ・タイ
ムは Lch で8分音符、
Rch で16 分音符となります。
インサート・エフェクトのディレイ・
タイム
ディレイを使用しているエフェクト・タイプは、大きく分ける
と2つのタイプがあります。
•ディレイ系エフェクト
•ディレイ・タイムを固定したディレイを内部的に使用してい
るコーラスなどのモジュレーション系エフェクト
2つのインサート・エフェクトに、これらのエフェクトを使用
した場合、エフェクトのディレイ・タイムは、ティンバーごと
に合計で1secまで設定することができます。
例えば、
•
インサート・エフェクト
1
に
S.Delay
(ステレオ・ディレイ)、
インサート・エフェクト
2
に
S.APnDly
(ステレオ・オート
パンニング・ディレイ)を使用した場合、各エフェクトには、
500msec
ずつのディレイ・タイムが割り当てられます。
•インサート・エフェクト 1にS.Chorus(ステレオ・コーラ
ス)、インサート・エフェクト 2に
S.Delay
(ステレオ・ディ
レイ)
を使用した場合、
S.Chorus に160msec、
S.Delay
には 840msec ディレイ・タイムが割り当てられます。
01ー10 EQ やコンプレッサー等のフィルター、ダイナミクス系
11ー19 リバーブ系、アーリー・リフレクション、ディレイ系
20ー30 コーラスやフェイザー等のピッチ、フェイズ・モジュ
レーション系、ロータリー・スピーカーやピッチ・シフ
ター
Stereo In - Stereo Out
Mono In - Mono Out
Mono In - Stereo Out
Effect
Effect
Effect
+
Effect
+
Wet
S.Delay S.APnDly
IFX1 IFX2
500 msec 500 msec
1.0 sec
S.Delay S.Chorus
IFX1 IFX2
840 msec 160 msec
1.0 sec

2
エフェクト・パラメーターの
コントロール
R3では、インサート・エフェクト1と2、マスター・エフェク
トの各エフェクトでパラメーターを1つずつ、合計で3つまで
を[
1]〜[
4]ノブにアサインして、演奏中にコントロール
することができます。
ノブへアサインするの前に、各エフェクトからパラメーターを
1つ選ぶ必要があり、これはエフェクトのエディットで“Fx
Knob” というパラメーターで設定します(
☞
R3 取扱説明書
p.50)。設定後にSHIFTファンクションの
KNOB ASSIGNで
IFx1Knob、
IFx2Knobなどを選択すると、
“Fx Knob”に設定
したパラメーターをノブでコントロールすることができます
(
☞
R3取扱説明書
p.81)。
LFO1/2、ディレイ・タイムの
同期
LFO1/2の周期やディレイ・エフェクトのディレイ・タイムを、
アルペジエーターのテンポに同期させることができます
(“BPM Sync”=On時
)。
例1: LFO1
18. LFO1ページ
“BPM Sync”([
3]ノブ)
: On
18. LFO1ページ
“SyncNote”([
4]ノブ)
: 1/4
この場合、
LFOの一周期が
4分音符1個分の時間に設定されま
す。
例2: ディレイ・タイム
29. Ins FX1ページ
“Type”([
1]ノブ)
: S.Delay
29. Ins FX1ページ
“Dry/Wet”([
2]ノブ)
:Wet
29. Ins FX1ページ
“Parameter”([
3]ノブ)
: BPM Sync、
“Value”([
4]ノブ)
: On
29. Ins FX1 ページ
“Parameter”(
[3]ノブ)
: L Delay、
“Value”([
4]ノブ)
: 1/8
29. Ins FX1 ページ
“Parameter”(
[3]ノブ)
: R Delay、
“Value”([
4]ノブ)
: 1/8
この場合、ディレイ・タイムが
8分音符1個分の時間に設定さ
れます。
SyncNote、
Resolutn(Resolu-
tion) の値と音符の対応
LFO、ディレイの“SyncNote”の値と、
33. Arpeg-Bページ
の
“Resolutn”は以下のような音符に対応します。それぞれの
パラメーターが[
TEMPO]ノブで設定したテンポと、値に対
応した音符に従って動作します。
Triangle
Lch
Rch
Dry Wet
Dry Wet
音符 LFO, Delay: “SyncNote” Arpeggiator: “Resolution”
1/64
1/32 1/32
3
1/24 1/24
1/16 1/16
3
1/12 1/12
1/8 1/8
3
1/6 1/6
3/16
1/4 1/4
3
1/3
3/8
1/2 1/2
3
2/3
3/4
1/1 1/1

エフェクト・パラメーター
3
エフェクト・パラメーター
•[
パラメーター名 ]
only MFX
: マスター・エフェクトで使用し
たときに表示され、設定できるパラメーターです。
•[
パラメーター名 ]
only IFX
: インサート・エフェクトで使用し
たときに表示され、設定できるパラメーターです。
•
[
エフェクト名
]
Double Size
:
インサート・エフェクト
1
のみで
選択できるエフェクトです。このエフェクト・タイプを選ん
だときは、インサート・エフェクト
2
は使用できません。
•[パラメーター名 ]
: “IFx1 Knob”、
“IFx2 Knob”、
“MFx Knob” で選択できるパラメーターです。フロント・
パネルのノブにアサインし、演奏中にエディットすることが
できます。
•共通のパラメーター
Dry/Wet [Dry, 99:1…1:99, Wet]
IFx1 Knob、
IFx2 Knob、
MFx Knob [エフェクトの種類に
よって選択可能なものが変わります ]: エフェクトのパラ
メーターのうち、フロント・パネルのノブにアサインするも
のを選びます。
1. S.Comp
(Stereo Compressor)
入力信号を圧縮して音の粒をそろえて、パンチを与えるエフェ
クトです。アタックの強い音に使用すると効果的です。マス
ター・エフェクトでは、左右のチャンネルをリンクしたり、切
り離して独立させて使用することができます。
Env Sel (Envelope Select)
only MFX
[LR Mix, LR Indv.]
LR Mixにすると、左右のチャンネルをリンクして、左右ミッ
クスした信号のエンベロープで同時にコントロールします。
LR Indivにすると、左右独立してコントロールします。
インサート・エフェクトでは、
LR Mix 固定となります。
Sens (Sensitivity) [001…127]
コンプレッサーの感度を調節します。この値が大きいほど、小
さなレベルの音が持ち上がります。
“Sens”の値を上げると全
体的に音量が大きくなるので、
“OutLevel”で最終的な音量を
調節します。
Attack [000.1…500.0ms]
コンプレッサーのアタック感の強さを調節します。
OutLevel (Output Level) [000…127]
コンプレッサーの出力レベルを調節します。
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Compressor
Compressor
Envelope Select (IFX: LR Mix)
Output Level
Output Level
Envelope - Control
Envelope - Control
Sensitivity=100
Sensitivity=40
Dry
Wet
Time
Level Compressor - Sensitivity
Louder
Dry
Wet
Time
Level
Attack=80
Attack=20
Compressor - Attack

4
2. S.Limit
(Stereo Limiter)
入力信号の音量を一定にするエフェクトです。設定したレベル
以上の音のみを圧縮して不要なピークを抑えます。マスター・
エフェクトでは、左右のチャンネルをリンクしたり、切り離し
て独立させることができます。
Env Sel (Envelope Select)
only MFX
[LR Mix, LR Indv.]
☞「
1. S.Comp (Stereo Compressor)」
Ratio [1.0:1…50.0:1…Inf:1]
信号の圧縮比を調節します。
Threshld (Threshold) [–40…+00dB]
圧縮がかかるレベルを調節します。トリガー信号の大きさが
“Threshld”で設定したレベルを超えたときのみ圧縮がかかり
ます。
Attack [000.1…500.0ms]
圧縮のアタック・タイムを調節します。値を大きくするほど
ゆっくりと圧縮がかかるようになります。
GainAjst (Gain Adjust) [–Inf, –40…+24dB]
出力レベルを調節します。リミッターの場合、圧縮をかけると全
体的にレベルが下がるので、このパラメーターで調節します。
3. S.Gate
(Stereo Gate)
設定したレベルより小さな入力信号をミュートするエフェク
トです。
Env Sel (Envelope Select)
only MFX
[LR Mix, LR Indv.]
☞「
1. S.Comp (Stereo Compressor)」
Threshld (Threshold) [000…127]
ゲートのかかるレベルを調節します。
Attack [000.1…500.0ms]
ゲートのアタック・タイムを調節します。
Release [0000.3…1500.0ms]
ゲートのリリース・タイムを調節します。
GainAjst (Gain Adjust) [–Inf, –40…+24dB]
出力レベルを調節します。
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Limiter
Limiter
Envelope Select (IFX: LR Mix)
Gain Adjust
Gain Adjust
Envelope - Control
Envelope - Control
Trigger Monitor
+
Input Level
Output Level
Threshold
Ratio=1.0 : 1
Ratio=2.0 : 1
Ratio=4.0 : 1
Ration=Inf : 1
Louder
Louder
Time
Level
Threshold
Ratio=Inf : 1
Ratio=2.0 : 1
Ratio=4.0 : 1
Dry Ratio=1.0 : 1
Limiter - Threshold / Ratio
Threshold
Ratio=Inf : 1
Attack=1
Ratio=Inf : 1
Attack=100
Dry
Wet
Wet
Attack
Limiter - Attack
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
+
Gate
Gate
Envelope Select (IFX: LR Mix)
Envelope - Control
Envelope - Control
Input Level
Output Level
Threshold
Louder
Louder
Threshold
Attack=0.1ms
Release=0.3ms
Attack=500ms
Release=500ms
Dry
Wet
Wet
Attack Release
Gate - Attack / Release
Gate - Threshold

エフェクト・パラメーター
5
4. S.Filter
(Stereo Filter)
ステレオ・タイプのフィルターです。
Filter (Filter Type) [LPF24, LPF18, LPF12, HPF12, BPF12]
フィルター・タイプを選択します。
☞「
R3取扱説明書」
p.33 “Filt1Bal”
Cutoff [000…127]
フィルターのカットオフ周波数を設定します。
☞「
R3取扱説明書」
p.33 “Cutoff1”
Resonanc (Resonance) [000…127]
フィルターのレゾナンスを調節します。
☞「
R3取扱説明書」
p.33 “Reso1”
Trim [000…127]
エフェクトへの入力レベルを調節します。
Mod Src (Modulation Source) [LFO, Ctrl]
カットオフ周波数へのモジュレーション・ソースを選択します。
LFO
にすると、
このエフェクトの内部LFOで
カットオフ周波
数にモジュレーションをかけます。
Ctrl
にすると、
“Ctrl Src”
で選択したコントロール・ソースでカットオフ周波数をコント
ロールします。
Mod Int (Modulation Intensity) [–63…+63]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)によるモジュレー
ション効果の深さを調節します。
Response (Modulation Response) [000…127]
モジュレーション効果のレスポンスを調節します。
0で反応が
ゆっくりになります。
LFO Sync (LFO BPM Sync) [Off, On]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が
LFOのときの内
部LFOの周期を、[
TEMPO]ノブで設定したテンポや、
MIDI
クロックに同期させるかを設定します。
Offにすると、
“LFO Freq”で設定した周期で
LFOが動作しま
す。
Onにすると、
LFOの周期がテンポまたはMIDIクロックに同
期します。
42.MIDI ページの “Clock” がInternal のときは、テン
ポに同期します。
External のときは、外部 MIDI 機器
から受信した MIDI クロックに同期します。
LFO Freq (LFO Frequency) [0.01…100.0Hz]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”
)が
LFO
、
“
LFO Sync
”
が
Off
のときの
内部
LFO
の周期を設定します。値が大きいほど周
期が速くなります。
このパラメーターが“IFx1 Knob” などでアサインされ
ているときに、
“LFO Sync“を
Onにすると
Sync Note
にアサインが切り替わります。同様に “Mod Src” を
Ctrl にすると、設定は無効になります(ディスプレイに
“Invalid” と表示)。
SyncNote (LFO Sync Note) [8/1…1/64]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)がLFO、
“LFO Sync“
がOnのときの
内部
LFOの周期を、[
TEMPO]ノブで設定し
たテンポに対する倍率で設定します。テンポに対して、設定し
た値(音符)の長さが1周期になります。例えば、
4
分音符
に
すると、
1拍が
1周期になります。
このパラメーターが“IFx1 Knob” などでアサインされ
ているときに、
“LFO Sync“ をOn にすると LFO Freq
にアサインが切り替わります。同様に “Mod Src” を
Ctrl にすると、設定は無効になります(ディスプレイに
“Invalid” と表示)。
LFO Wave (LFO Waveform) [Saw, Square, Triangle, Sine, S&H]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”
)が
LFO
のときの内
部
LFOの波形を選択します。
LFO Shape (LFO Shape) [–63…+63]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”
)
LFO
時の、
内部LFO
波形を調節します。
Key Sync (LFO Key Sync) [Off, Timbre]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が LFO のときの
ノート・オン時のLFOのリセットについて設定します。
Offにすると、ノート・オン時にLFOの位相はリセットされま
せん。
Timbreにすると、なにも鍵盤を押さえていない状態から、最
初のノート・オンで “IniPhase” で設定した位相に LFO がリ
セットされ、以後のノート・オンに対しても、その位相でモ
ジュレーションをかけます。
Left
Right
Dry / Wet
Response
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Filter
Filter
Control Source
LFO
Tri
Sin
Saw Squ
S/H
振幅が不規則に変化。
(サンプル&ホールド)
Note on
Note on Note on
Note all off

6
IniPhase (LFO Init Phase) [000…180°]
“Key Sync”がTimbreのときの波形のスタート位置を設定し
ます。
0°にすると、ノート・オン時に波形の先頭からスタートします。
180° にすると、ノート・オン時に波形の半周期先からスター
トします。
Ctrl Src (Control Source) [Off, Velocity…MIDI3]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)がCtrlのときのコ
ントロール・ソースを選択します。選択したソースによって
フィルターをコントロールします。
5. S.Wah
(Stereo Wah)
ビンテージ・ワウ・ペダルやオート・ワウのシミュレーショ
ン、さらに幅広いレンジ設定まで可能なステレオ・タイプのワ
ウ・エフェクトです。
Wah Type [Y-CRY, RM-A, RM-B, J-CRY, VOX, M-VOX]
ワウ・タイプを選択します。
“Mod Src”がAuto/Ctrl
(
PitchBend以外)のときは、
“Wah
Freq”=0、
“Resonanc”=0、
“Mod Int”=+63でモデリング
したワウの特性になります。
“Mod Src” がLFO/Ctrl(PitchBend) のときは、
“Wah
Freq”=32、
“Resonanc”=0、
“Mod Int”=+45のときにモ
デリングしたワウの特性になります。
Wah Freq (Frequency) [–63…+63]
ワウの中心周波数を設定します。
Resonanc (Resonance) [–63…+63]
レゾナンス
(共振の強さ)を調節します。
Mod Src (Modulation Source) [Auto, LFO, Ctrl]
ワウの中心周波数をコントロールするソースを選択します。
Auto にすると、入力信号の大きさの変化(エンベロープ)に
よってスイープするオート・ワウになります。ファンク系のギ
ター・カッティングやクラビなどの音でたびたび使用されま
す。
LFOにすると、このエフェクトの内部LFOでワウの中心
周波数をコントロールします。
Ctrlにすると、ワウ・ペダルの
ようにモジュレーション・ソースで直接フィルターをコント
ロールできます。
Mod Int (Modulation Intensity) [–63…+63]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)によるモジュレー
ション効果の深さを調節します。
Response (Modulation Response) [000…127]
モジュレーション効果のレスポンスを調節します。
0で反応が
緩やかになります。
Env Sens (Envelope Sensitivity) [000…127]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が Autoのときの
オート・ワウの感度を調節します。入力信号が小さくて十分に
スイープしないときは、値を大きくします。また入力信号が大
きすぎてフィルターの動きが一旦止まってしまうようなとき
には、値を小さくします。
ソース 説明
Off 使用しない
Velocity ベロシティ
P.Bend [
PITCH]ホイール
M.Wheel [
MOD]ホイール
F.Pedal フット・ペダル
F.Sw フット・スイッチ
Damper ダンパー・ペダル
MIDI1
45. PatchSrc ページの “MIDI1”で設定した
ソース
MIDI2
45. PatchSrc ページの “MIDI2”で設定した
ソース
MIDI3
45. PatchSrc ページの “MIDI3”で設定した
ソース
Stereo In - Stereo Out
Envelope Sens
Envelope Shape
Response
Dry / Wet
Wah
Mod Src
Ctrl
Auto
Left
Right Dry / Wet
LFO
LFO Wah
+
Control Source

エフェクト・パラメーター
7
EnvShape (Envelope Shape) [–63…+63]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が Auto のときの
オート・ワウのスイープ・カーブを設定します。
LFO Sync (LFO BPM Sync) [Off, On]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が
LFOのときの内
部LFOの周期を、[
TEMPO]ノブで設定したテンポや、
MIDI
クロックに同期させるかどうかを設定します。
☞
5ページ「
LFO Sync (LFO BPM Sync)」
LFO Freq (LFO Frequency) [0.01…100Hz]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)
が
LFO
、
“LFO Sync”
が
Off
のときの
内部
LFO
の周期を設定します。
☞
5ページ「
LFO Freq (LFO Frequency)」
SyncNote (LFO Sync Note) [8/1…1/64]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が LFO、
“LFO
Sync”が
Onのときの内部LFOの周期を、[
TEMPO]ノブで
設定したテンポに対する倍率でよって設定します。
☞
5ページ「
SyncNote (LFO Sync Note)」
LFO Wave (LFO Waveform)
[Saw, Square,Triangle,Sine, S&H]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が LFO のときの
LFOの波形を選択します。
☞
5ページ「
LFO Wave (LFO Waveform)」
LFOShape (LFO Shape) [–63…+63]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が LFO のときの
LFO波形を調節します。
☞
5ページ「
LFO Shape (LFO Shape)」
Key Sync (LFO Key Sync) [Off, Timbre]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が LFO のときの
ノート・オン時のLFOのリセットについて設定します。
☞
5ページ「
Key Sync (LFO Key Sync)」
IniPhase (LFO Init Phase) [000…180°]
“Key Sync”が
Timbreのときの波形のスタート位置を設定し
ます。
☞
6ページ「
IniPhase (LFO Init Phase)」
Ctrl Src (Control Source) [Off, Velocity…MIDI3]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)がCtrlのときのコ
ントロール・ソースを選択します。選択したソースによって
フィルターをコントロールします。
☞
6ページ
St.Filter「
Ctrl Src (Control Source)」
6.
S.2BndEQ
(Stereo 2Band EQ)
: IFX
S.4BndEQ
(Stereo 4Band EQ)
: MFX
タイプを独立して選べるステレオEQです。
インサート・エフェクトでは
2
バンドのステレオ
EQ
になります。
マスター・エフェクトでは、
4バンドのステレオEQになりま
す。このときは、
2つのバンド(
B2、
B3)のイコライザー・
タイプがピーキング・タイプのイコライザーに固定されます。
Trim [000…127]
イコライザーへの入力レベルを調節します。
B1 Type [Peaking, Shelv Lo]
バンド1のイコライザー・タイプを選択します。
B2 Type/B4 Type [Peaking, Shelv Hi]
インサート・エフェクトでは、バンド2のイコライザー・タイ
プを選択します。
マスター・エフェクトでは、バンド4のイコライザー・タイプ
を選択します。このときバンド2は、ピーキング・タイプのイ
コライザーになります。
B1 Freq (B1 Frequency) [20Hz…20.0kHz]
バンド1の中心周波数を設定します。
B1 Q [00.5…10.0]
バンド1の帯域幅を設定します。
B1 Gain [–18.0…+18.0dB]
バンド1のゲインを調節します。
B2 Freq (B2 Frequency) [20Hz…20.0kHz]
バンド2の中心周波数を設定します。
Time
Level
Envelope
value = 0...–100
value = 0...+100
Envelope Shape
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Band1 Band2
PEQ PEQ
LEQ
LEQ
HEQ
HEQ
PEQ PEQ
Trim
Trim
Insert Effect
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Band1 Band2 Band3 Band4
PEQ PEQ PEQ PEQ
LEQ
LEQ
HEQ
HEQ
PEQ PEQ PEQ PEQ
Trim
Trim
Master Effect
3dB
3dB
Band1 Cutoff Band2/4 Cutoff
0dB
+Gain
–Gain Band1 Type=Peaking
Band1 Type=Shelving Low
Band2/4 Type=Peaking
Band2/4 Type=Shelving High
Band1, Band2 (IFX) / Band4 (MFX) Type

8
B2 Q [00.5…10.0]
バンド2の帯域幅を設定します。
B2 Gain [–18.0…+18.0dB]
バンド2のゲインを調節します。
B3 Freq (B3 Frequency)
only MFX
[20Hz…20.0kHz]
バンド3の中心周波数を設定します。
B3 Q
only MFX
[00.5…10.0]
バンド3の帯域幅を設定します。
B3 Gain
only MFX
[–18.0…+18.0dB]
バンド3のゲインを調節します。
B4 Freq (B4 Frequency)
only MFX
[20Hz…20.0kHz]
バンド4の中心周波数を設定します。
B4 Q
only MFX
[00.5…10.0]
バンド4の帯域幅を設定します。
B4 Gain
only MFX
[–18.0…+18.0dB]
バンド4のゲインを調節します。
7. Distort
(Distortion)
3バンドのEQで幅広いバリエーションが得られるディストー
ション・エフェクトです。
Gain [000…127]
ディストーションの歪み具合を設定します。
Pre Freq (Pre EQ Frequency) [20Hz…20.0kHz]
PreEQの中心周波数を設定します。
Pre Q (Pre EQ Q) [00.5…10.0]
PreEQのを設定します。
Pre Gain (Pre EQ Gain) [–18.0…+18.0dB]
PreEQのゲインを調節します。
B1 Freq (B1 Frequency) [20Hz…20.0kHz]
バンド
1の中心周波数を設定します。
B1 Q [00.5…10.0]
バンド
1の帯域幅を設定します。
B1 Gain [–18.0…+18.0dB]
バンド
1のゲインを調節します。
B2 Freq (B2 Frequency) [20Hz…20.0kHz]
バンド
2の中心周波数を設定します。
B2 Q [00.5…10.0]
バンド
2の帯域幅を設定します。
B2 Gain [–18.0…+18.0dB]
バンド
2のゲインを調節します。
B3 Freq (B3 Frequency) [20Hz…20.0kHz]
バンド
3の中心周波数を設定します。
B3 Q [00.5…10.0]
バンド
3の帯域幅を設定します。
B3 Gain [–18.0…+18.0dB]
バンド
3のゲインを設定します。
OutLevel (Output Level) [000…127]
出力レベルを調節します。
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Wet: Mono In - Mono Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
+
3 Band PEQ
Output Level
Pre EQ Distortion

エフェクト・パラメーター
9
8. Cabi Sim
(Cabinet Simulator)
有名なギター・アンプの音響特性をシミュレートしたエフェク
トです。
CabiType (Cabinet Type) [TWD 1x8…USV30]
キャビネット・タイプを選択します。
TWD 1x8:
8インチ× 1のスピーカー、オープン・バックの
キャビネット・モデル。
TWD 1x12:
12インチ×
1のスピーカー、オープン・バックの
ブルージーな特性を持つキャビネット。
TWD 4x10:
10インチ×4のスピーカー、オープン・バックの
キャビネット。
BLK 2x10:
10 インチ×2のスピーカー、オープン・バックの
キャビネット。
BLK 2x12:
12インチ×2のスピーカー、オープン・バック、ア
メリカン・タイプのキャビネット。
AC15:
12インチ×1のスピーカー、オープン・バック、
VOX
AC15のキャビネット。
AC30:
12インチ×2のスピーカー、オープン・バック、
VOX
AC30のキャビネット。
AD412:
12 インチ× 4のスピーカー、クロ−ズド・バック、
VOX AD412のキャビネット。
UK H30:
30W、
12 インチ× 4のスピーカー、クローズド・
バック、クラシック・タイプのキャビネット。
UK T75:
75W、
12インチ×4のスピーカー、クローズド・バッ
クのキャビネット。
UK V30:
30W、
12 インチ× 4のスピーカー、クローズド・
バックのキャビネット。
Air [000…127]
マイクの位置を設定します。値を大きくするほど、キャビネッ
トから離れた位置にセットした状態になります。
Trim [000…127]
入力レベルを調節します。
9.
TubeAmp
(Tube PreAmp Simulator)
: IFX
S.TubAmp
(Stereo Tube PreAmp Simulator)
: MFX
2段の真空管プリアンプをシミュレートしたエフェクトです。
直列につないだ2本の真空管を個別に設定できます。真空管の
もつ独特のあたたかみのある音を作り出すことができます。
インサート・エフェクトでは、モノ・イン−モノ・アウトにな
ります。
マスター・エフェクトでは、ステレオ・イン−ステレオ・アウ
トとなります。
Tu1LoCut (Tube1 Low Cut) [000…127]
1段目の低域カット・フィルターの周波数を設定します。
Tu1HiCut (Tube1 High Cut) [000…127]
1段目の高域カット・フィルターの周波数を設定します。
Tu1 Gain (Tube1 Gain) [–Inf, –40…+24dB]
1段目の入力ゲインを調節します。
Tu1 Bias (Tube1 Bias) [000…100%]
1段目の入出力特性を設定します。真空管のバイアスの変化に
よる波形の歪みを再現します。
値を大きくすると、ゲインが低
くても歪みが発生するようになります。また、倍音構成も変化
するため、音質をコントロールすることができます。
+
Left
Trim
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Wet: Mono In - Mono Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
Cabinet Simulator
+Tube Pre Amp1 Tube Pre Amp2
Left
Right
Dry / Wet
Output Level
Dry / Wet
Wet: Mono In - Mono Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
–
+
Phase
IFX
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Tube Pre Amp1 Tube Pre Amp2
Output Level
–
+
Phase
Tube Pre Amp1 Tube Pre Amp2
Output Level
–
+
Phase
MFX
In
Out
Satulation = 50
Bias = 0
Bias = 50
Bias = 100
Bias

10
Tu1 Satu (Tube1 Satulation) [000…100%]
1段目のバイアス電圧を設定します。値を大きくすると高ゲイ
ン時に波形が変化し、歪みやすくなります。
値を小さくするとリ
ニアな特性になります。
Phase [Normal, Inverted]
信号の位相を反転します。
Invertedにすると、
1段目と2段目
の間で信号の位相を反転します。
2段目では反転した信号に対
してバイアス(
Bias)がかかるため音色が変化します。
Nomal
では位相は反転しません。
Tu2LoCut (Tube2 Low Cut) [000…127]
2段目の低域カット・フィルターの周波数を設定します。
Tu2HiCut (Tube2 High Cut) [000…127]
2段目の高域カット・フィルターの周波数を設定します。
Tu2 Gain (Tube2 Gain) [–Inf, –40…+24dB]
2段目の入力ゲインを調節します。
Tu2 Bias (Tube2 Bias) [000…100%]
2段目の入出力特性を設定します。
☞「
Tu1 Bias (Tube1 Bias)」
Tu2 Satu (Tube2 Satulation) [000…100%]
2段目のバイアス電圧を設定します。
☞「
Tu1 Satu (Tube1 Satulation)」
OutLevel (Output Level) [000…127]
出力レベルを調節します。
10. S.Decmtr
(Stereo Decimator)
サンプリング周波数やデータのビット長を低下させて、チープ
なサンプラーのようなざらざらしたサウンドを作り出すエ
フェクトです。サンプラー独特のノイズも再現します。
Pre LPF [Off, On]
サンプリング低下による高調波ノイズの有無を設定します。
サンプリング周波数の低いサンプラーでは、再生できないほど
の高い音を入力すると、原音と関係のないピッチのノイズが発
生します。
Pre LPF
を
On
にすると、このノイズの発生を抑
えます。
Fs
を
3kHz
程度に設定しておいて
Pre LPF
を
Off
にすると、リングモジュレータのようなサウンドになります。
HighDamp [000…100%]
高域の減衰量を調節します。
Fs [01.0k…48kHz]
サンプリング周波数を設定します。
Bit [04…24bit]
データのビット長を設定します。値を小さくすると粗く、歪ん
だような音に変化します。設定によって音量が変わることがあ
るので
“OutLevel”で調節してください。
OutLevel (Output Level) [000…127]
出力レベルを調節します。
FsMod Int (Modulation Intensity) [–63…+63]
内部LFO によるサンプリング周波数へのモジュレーション効
果の深さを調節します。
LFO Sync (LFO BPM Sync) [Off, On]
内部
LFOの周期を[
TEMPO]ノブで設定したテンポやMIDI
クロックに同期させるかどうかを設定します。
☞
5ページ「
LFO Sync (LFO BPM Sync)」
LFO Freq (LFO Frequency) [0.01…100.0Hz]
“LFO Sync”が
Offのときの内部LFOの周期を設定します。
☞
5ページ「
LFO Freq (LFO Frequency)」
SyncNote (LFO Sync Note) [8/1…1/64]
“LFO Sync”が
Onのときの内部LFOの周期を、
[TEMPO]ノ
ブで設定したテンポに対する倍率で設定します。
☞
5ページ「
SyncNote (LFO Sync Note)」
Mic/Pre Amp - Saturation
In
Out
Saturation = 0
Saturation = 50
Saturation = 100
Bias = 0
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Pre LPF
Pre LPF
High Damp Output Level
High Damp Output Level
Sampling Frequency
Decimator
Decimator
LFO
Bit
Bit

エフェクト・パラメーター
11
LFO Wave (LFO Waveform)
[Saw, Square, Triangle, Sine, S&H]
内部LFOの波形を選択します。
☞
5ページ「
LFO Wave (LFO Waveform)」
LFOShape (LFO Shape) [–63…+63]
内部LFO波形を調節します。
Key Sync (LFO Key Sync) [Off, Timbre]
モジュレーション・ソース(
“Mod Src”)が LFO のときの
ノート・オン時のLFOのリセットについて設定します。
☞
5ページ「
Key Sync (LFO Key Sync)」
IniPhase (LFO Init Phase) [000…180°]
“Key Sync”が
Timbreのときの波形のスタート位置を設定し
ます。
☞
6ページ「
IniPhase (LFO Init Phase)」
11. Reverb
ホールの残響などのアンビエンスをシミュレートしたエフェ
クトです。
Type [Hall…BritRoom]
リバーブ・タイプを選択します。インサート・エフェクトとマ
スター・エフェクトでは、選択できるリバーブ・タイプが異な
ります。
Hall: 中くらいの大きさのコンサート・ホールやアンサンブル・
ホールの残響音が得られるホール・タイプのリバーブです。
SmthHall
(
Smooth Hall)
only MFX
:
大きめのホールやスタジア
ムの残響音が得られるホール・タイプのリバーブです。リリー
スのスムースな残響音が得られます。マスター・エフェクトの
みで選択が可能です。
Plate
only IFX
:
プレート・リバーブ。インサート・エフェクトの
みで選択が可能です。
WetPlate
only MFX
:
暖かみのある(密度の濃い)残響音が得ら
れるプレート・リバーブです。マスター・エフェクトのみで選
択が可能です。
DryPlate
only MFX
:
乾いた感じ(軽め)の残響音が得られるプレー
ト・リバーブです。
マスター・エフェクトのみで選択が可能です。
Room: タイトな感じが得られる初期反射音を強調したルー
ム・タイプのリバーブです。初期反射音とリバーブ音のバラン
スを変えることで、部屋の壁の質感をコントロールすることが
できます。
BritRoom(
Bright Room)
only MFX
: 明るい感じが得られる初期
反射音を強調したルーム・タイプのリバーブです)マスター・
エフェクトのみで選択が可能です。
Rev Time (Reverb Time)
[Hall or Plate: 00.1…10.0sec, Room: 00.1…03.0sec]
残響時間を設定します。
“Type”によって設定できる残響時間
が変わります。
HighDamp [000…100%]
高域の減衰量を設定します。
Sin
Saw Squ+ Tri
Squ S&H
Shape = 0
Shape = +63
Shape = –63
Left
Right
Wet / Dry
Wet / Dry
Wet: Mono In - Stereo Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
EQ Trim
+
EQ Trim
LEQ HEQ Pre Delay Reverb
Pre Delay Thru
MFX Hall, SmoothHall
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Wet: Mono In - Stereo Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
EQ Trim
+
EQ Trim
LEQ HEQ Pre Delay Reverb Reverb Level
ER Level
ER Level
Pre Delay Thru
ERs
ERs
MFX Room, BritRoom

12
PreDelay
only MFX
[000…200msec]
ダイレクト音からのディレイタイムを設定します。
PrDlyThr (Pre Delay Thru)
only MFX
[000…127]
ディレイしない音をミックスする量を設定します。
EQ Trim (Pre EQ Trim)
only MFX
[000…127]
イコライザーへの入力レベルを設定します。
LoEQGain (Low EQ Gain)
only MFX
[–15.0…+15.0dB]
低域イコライザーのゲインを設定します。
HiEQGain (High EQ Gain)
only MFX
[–15.0…+15.0dB]
高域イコライザーのゲインを設定します。
ER Level (Early Reflection Level)
only MFX
[000…127]
マスター・エフェクトで Room またはBritRoomを選択した
ときの初期反射音のレベルを設定します。
RevLevel (Reverb Level)
only MFX
[000…127]
マスター・エフェクトで Room またはBrightRを選択したと
きのリバーブ・レベルを設定します。
12. EarlyRef
(Early Reflections)
リバーブの初期反射音のみを取り出したエフェクトです。音に
臨場感、存在感を与えます。反射音の減衰のカーブを4種類の
中から選べます。
Type [Sharp, Loose, Modulate, Reverse]
初期反射音の減衰カーブを選択します。
ER Time [IFX: 010…400msec, MFX: 010…800msec]
初期反射音の長さを設定します。インサート・エフェクトとマ
スター・エフェクトで設定範囲が異なります。
PreDelay [IFX: 000…100msec, MFX: 000…200msec]
原音から最初の初期反射音までの時間を設定します。インサー
ト・エフェクトとマスター・エフェクトで設定範囲が異なりま
す。
EQ Trim (Pre EQ Trim) [000…127]
エフェクト音にかかるイコライザーへの入力レベルを調節し
ます。
LoEQGain (Low EQ Gain)
only MFX
[–15.0…+15.0dB]
低域イコライザーのゲインを調節します。
HiEQGain (High EQ Gain)
only MFX
[–15.0…+15.0dB]
高域イコライザーのゲインを調節します。
HighDamp
only IFX
[000…100%]
高域の減衰量を調節します。
Low Damp
only IFX
[000…100%]
低域の減衰量を調節します。
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Wet: Mono In - Stereo Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
EQ Trim
+
EQ Trim
Pre Delay Early Reflections
IFX: Low Damp
MFX: LEQ
IFX: High Damp
MFX: HEQ
Sharp
Loose
Modulated
Early Reflections - Type
Reverse
Dry Pre Delay ER Time

エフェクト・パラメーター
13
13. LCR Dly
(L/C/R Delay)
3タップがそれぞれ左、中央、右に出力されるマルチタップ・
ディレイです。ディレイ音の左右の広がりを調整することがで
きます。
BPM Sync (Delay Time BPM Sync) [Off, On]
ディレイ・タイムの同期を設定します。
Onにすると、ディレ
イ・タイムがテンポやMIDIクロックに同期します。
TimRatio (Time Ratio)
[BPM Sync Off: 000.5…400.0% (OVER),
BPM Sync On: 012.5…400.0% (OVER)]
各ディレイ・タイムを “L Delay”、
“C Delay”、
“R Delay”
の値に対する割合で設定します。
3つの値の割合を変えずに1
つの値で調節できます。例えば、
“TimRatio” を50%、
“L
Delay”を500msec、
“C Delay”を
700msec、
“R Delay”
を1000msecにすると、実際のディレイ・タイムは、それぞ
れ250msec、
350msec、
500msecとなります。テンポ・シ
ンク(
“BPM Sync”)のオン/オフにより可変範囲が変わり
ます。
このエフェクトをディレイやコーラスと使用した場合
に、ディレイ・タイムが制限されます。また、各ディレ
イ・タイムと “TimRatio” の設定によって制限を超えた
ときは、
“TimRatio” にOVER と表示されます。
L Delay, C Delay, R Delay (L, C, R Delay Time)
[BPM Sync Off IFX: 0000…1000msec,
BPM Sync Off MFX: 0000…1400msec ,
BPM Sync On: 1/64… 1/1 ]
タップ L、
C、
Rの各ディレイ・タイムを設定します。ディレ
イ・タイムは、ここでの値と“TimRatio”の値で決まります。
“BPM Sync”がOffのときは、
msec単位で設定します。イ
ンサート・エフェクトとマスター・エフェクトでは設定範囲が
異なります。
“BPM Sync”がOnのときは、
[TEMPO]ノブで設定したテン
ポまたは、
MIDIクロックに対するレゾリューションでディレ
イ・タイムを設定します。
L Level, C Level, R Level (L, C, R Delay Level) [000…127]
タップL、
C、
Rの出力レベルを調節します。
C Fback (C Feedback) [000…127]
タップCのフィードバック量を調節します。
HighDamp [000…100%]
高域の減衰量を調節します。
Low Damp [000…100%]
低域の減衰量を調節します。
Trim [0…127]
エフェクトへの入力レベルを調節します。
Spread [0…127]
エフェクト音の定位する幅を設定します。
127にすると、最大
に広がります。
0にすると、両チャンネルのエフェクト音をセ
ンターから出力します。
C Delay
R Delay
Left
Right
Feedback
Spread
Dry / Wet
Dry / Wet
Wet: Mono In - Stereo Out / Dry: Stereo In -Stereo Out
Trim
High Damp Low Damp
L Delay
Trim
+Level
Level
Level

14
14. S.Delay
(Stereo Delay)
ステレオ・タイプのディレイです。フィードバックの接続を変
えて、ディレイが左右に飛び交うクロス・フィードバック・
ディレイとしても使用できます。
Type [Stereo, Cross]
ディレイ・タイプを選択します。
Stereo にするとノーマルな
ステレオ・ディレイになります。
Crossにするとディレイ音が
左右に飛び交うクロス・フィードバック・ディレイになります。
BPM Sync (DelayTime BPM Sync) [Off, On]
ディレイ・タイムの同期を設定します。
☞
13 ページ
LCR Delay 「
BPM Sync (DelayTime BPM
Sync)」
TimRatio (Time Ratio)
[BPM Sync Off: 000.5…400.0% (OVER),
BPM Sync On: 012.5…400.0% (OVER)]
☞
13ページ
LCR Delay 「
TimRatio (Time Ratio)」
L Delay, R Delay (L, R Delay Time)
[BPM Sync Off: IFX: 000…500msec,
BPM Sync Off: MFX: 000…700msec ,
BPM Sync On:1/64… 1/1]
左右チャンネルのディレイ・タイムを設定します。ディレイ・
タイムはここでの値と“TimRatio”の値で決まります。
“BPM Sync”がOffのときは、
msec単位でディレイ・タイ
ムを設定します。インサート・エフェクトとマスター・エフェ
クトでは設定範囲が異なります。
“BPM Sync”がOnのときは、
[TEMPO]ノブで設定したテン
ポまたは、
MIDIクロックに対するレゾリューションによって
ディレイ・タイムを設定します。
Feedback [000…127]
左右チャンネルのフィードバック量を調節します。
HighDamp [000…100%]
高域の減衰量を調節します。
Low Damp [000…100%]
低域の減衰量を調節します。
Trim [000…127]
エフェクトへの入力レベルを調節します。
Spread [000…127]
エフェクト音の定位する幅を設定します。
☞
13ページ
LCR Delay「
Spread」
15. AtPanDly
(Auto Panning Delay)
ディレイ音の定位をLFO で左右にパンニングさせるエフェク
トです。
BPM Sync (DelayTime BPM Sync) [Off, On]
ディレイ・タイムの同期を設定します。
☞
13 ページ
LCR Delay 「
BPM Sync (DelayTime BPM
Sync)」
TimRatio (Time Ratio)
[BPM Sync Off: 0.5…400% (OVER),
BPM Sync On: 12.5…400% (OVER)]
☞
13ページ
LCR Delay「
TimRatio (Time Ratio)」
L Delay, R Delay (L, R Delay Time)
[BPM Sync Off IFX: 0000…1000msec,
BPM Sync Off MFX: 0000…1400msec/
BPM Sync On: 1/64…1/1]
左右チャンネルのディレイ・タイムを設定します。ディレイ・
タイムはここでの値と
“TimRatio”の値で決まります。
“BPM Sync”がOffのときは、
msec単位でディレイ・タイ
ムを設定します。インサート・エフェクトとマスター・エフェ
クトでは設定範囲が異なります。
“BPM Sync”が
Onのときは、
[TEMPO]ノブで設定したテン
ポまたは、
MIDIクロックに対するレゾリューションによって
ディレイ・タイムを設定します。
Feedback [000…127]
左チャンネルのフィードバック量を調節します。
ModDepth (Modulation Depth) [000…127]
モジュレーション効果の深さを調節します。
LFO Sync (LFO BPM Sync) [Off, On]
内部
LFOの周期を
[TEMPO]ノブで設定したテンポや
MIDIク
ロックに同期させるかどうかを設定します。
☞
5ページ「
LFO Sync (LFO BPM Sync)」
LFO Freq (LFO Frequency) [0.01…100.0Hz]
“LFO Sync”が
Offのときの内部LFOの周期を設定します。
☞
5ページ「
LFO Freq (LFO Frequency)」
SyncNote (LFO Sync Note) [8/1…1/64]
“LFO Sync”
が
On
のときの
内部LFOの周期を、
[TEMPO]ノ
ブで設定したテンポに対する倍率で設定します。
☞
5ページ「
SyncNote (LFO Sync Note)」
Delay
Delay
Stereo/Cross
Left
Right
Feedback
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Trim
Trim
High Damp Low Damp
High Damp Low Damp
Spread
Stereo/Cross
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Wet: Mono In - Stereo Out / Dry: Stereo In -Stereo Out
LFO Spread
LFO Shape
Pan
LFO
Depth
Delay High Damp Low Damp
Feedback
Trim
Trim
+

エフェクト・パラメーター
15
LFO Wave (LFO Waveform)
[Saw, Square, Triangle, Sine, S&H]
内部LFOの波形を選択します。
☞
5ページ「
LFO Wave (LFO Waveform)」
LFOShape (LFO Shape) [–63…+63]
内部LFO波形を調節します
☞
5ページ「
LFO Shape (LFO Shape)」
Key Sync (LFO Key Sync) [Off, Timbre]
ノート・オン時のLFOのリセットについて設定します。
☞
5ページ「
Key Sync (LFO Key Sync)」
IniPhase (LFO Init Phase) [000…180°]
“Key Sync”が
Timbreのときの波形のスタート位置を設定し
ます。
☞
6ページ「
IniPhase (LFO Init Phase)」
HighDamp [000…100%]
高域の減衰量を調節します。
Low Damp [000…100%]
低域の減衰量を調節します。
Trim [000…127]
エフェクトへの入力レベルを調節します。
16. S.APnDly
(Stereo Auto Panning Delay
)
ディレイ音の定位を LFO で左右にパンニングさせるステレ
オ・ディレイです。
BPM Sync (DelayTime BPM Sync) [Off, On]
ディレイ・タイムの同期を設定します。
☞
13 ページ
LCR Delay 「
BPM Sync (DelayTime BPM
Sync)」
TimRatio (Time Ratio) [
BPM Sync Off: 000.5…400.0% (OVER),
BPM Sync On: 012.5…400.0% (OVER)]
☞
13ページ
LCR Delay 「
TimRatio (Time Ratio)」
L Delay, R Delay (L, R Delay Time)
[BPM Sync Off IFX: 000…500msec,
BPM Sync Off MFX: 000…700msec,
BPM Sync On:1/64… 1/1]
左右チャンネルのディレイ・タイムを設定します。
☞
14ページ
StDelay
「
L Delay, R Delay (L, R DelayTime)」
Feedback [000…127]
左チャンネルのフィードバック量を調節します。
☞
14ページ
StDelay 「
Feedback」
ModDepth (Modulation Depth) [000…127]
モジュレーション効果の深さを調節します。
LFO Sync (LFO BPM Sync) [Off, On]
内部LFOの周期を
[TEMPO]ノブで設定したテンポや、
MIDI
クロックに同期させるかどうかを設定します。
☞
5ページ「
LFO Sync (LFO BPM Sync)」
LFO Freq (LFO Frequency) [0.01…100.0Hz]
“
BPM Sync
“
が
Offのときの内部LFOの周期を設定します。
☞
5ページ「
LFO Freq (LFO Frequency)」
SyncNote (LFO Sync Note) [8/1…1/64]
“LFO Sync”
が
On
のときの
内部LFOの周期を、
[TEMPO]ノ
ブで設定したテンポに対する倍率で設定します。
☞
5ページ「
SyncNote (LFO Sync Note)」
LFO Wave (LFO Waveform)
[Saw, Square, Triangle, Sine, S&H]
内部LFOの波形を選択します。
☞
5ページ「
LFO Wave (LFO Waveform)」
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
LFO Spread
LFO Shape
Pan
Pan
LFO
Depth
Delay
Delay
High Damp Low Damp
High Damp Low Damp
Feedback
Trim
Trim

16
LFOShape (LFO Shape) [–63…+63]
内部LFO波形を調節します。
☞
5ページ「
LFO Shape (LFO Shape)」
Key Sync (LFO Key Sync) [Off, Timbre]
ノート・オン時のLFOのリセットについて設定します。
☞
5ページ「
Key Sync (LFO Key Sync)」
IniPhase (LFO Init Phase) [000…180°]
“Key Sync”がTimbreのときの波形のスタート位置を設定し
ます。
☞
6ページ「
IniPhase (LFO Init Phase)」
LFOSpred
(
LFO Spread)
[–180…+180°]
左右チャンネルの位相差を設定します。
HighDamp [000…100%]
高域の減衰量を調節します。
Low Damp [000…100%]
低域の減衰量を調節します。
Trim [000…127]
エフェクトへの入力レベルを調節します。
17. ModDelay
(Modulation Delay)
ディレイ・タイムをLFO でスイープさせることができるディ
レイです。音程も変化して聞こえるので、うねりやゆらぎのあ
るディレイ音を得ることができます。
BPM Sync (Delay Time BPM Sync) [Off, On]
ディレイ・タイムの同期を設定します。
☞
13 ページ
LCR Delay「
BPM Sync (DelayTime BPM
Sync)」
TimRatio
(
Time Ratio)
[BPM Sync Off: 000.5…400.0% (OVER),
BPM Sync On: 012.5…400.0% (OVER)]
☞
13ページ
LCR Delay「
TimRatio (Time Ratio)」
L Delay, R Delay (L, R Delay Time)
[BPM Sync Off IFX: 000…980msec,
BPM Sync Off MFX: 0000…1380msec,
BPM Sync On: 1/64… 1/1]
左右チャンネルのディレイ・タイムを設定します。
☞
14ページ
StDelay
「
L Delay, R Delay (L, R DelayTime)」
Feedback [000…127]
左チャンネルのフィードバック量を調節します。
ModDepth (Modulation Depth) [000…127]
モジュレーション効果の深さを調節します。
LFO Freq (LFO Frequency) [0.01…100.0Hz]
内部
LFO
の周期を設定します。値が大きいほど周期が速くなりま
す。
LFOSpred (LFO Spread) [–180…+180°]
左右チャンネルの位相差を設定します。
Left
Right
Feedback
LFO Spread
Dry / Wet
Dry / Wet
Wet: Mono In - Stereo Out / Dry: Stereo In -Stereo Out
Delay
LFO
+

エフェクト・パラメーター
17
18. S.ModDly
(Stereo Modulation Delay)
ステレオ・タイプのモジュレーション・ディレイです。
BPM Sync (Delay Time BPM Sync) [Off, On]
ディレイ・タイムの同期を設定します。
☞
13 ページ
LCR Delay 「
BPM Sync (DelayTime BPM
Sync)」
TimRatio (Time Ratio)
[BMPSync Off:000.5…400.0% (OVER),
BMPSync On: 012.5…400.0% (OVER)]
☞
13ページ
LCR Delay 「
TimRatio (Time Ratio)」
L Delay, R Delay (L, R Delay Time)
[BPM Sync Off: IFX: 000…480msec,
BPM Sync Off: MFX: 000…680msec/
BPM Sync On: 1/64… 1/1]
左右チャンネルのディレイ・タイムを設定します。
☞
14ページ
StDelay
「
L Delay, R Delay (L, R DelayTime)」
Feedback [000…127]
左チャンネルのフィードバック量を調節します。
☞
14ページ
StDelay 「
Feedback」
ModDepth (Modulation Depth) [000…127]
モジュレーション効果の深さを調節します。
LFO Freq (LFO Frequency) [0.01…100.0Hz]
内部
LFO
の周期を設定します。値が大きいほど周期が速くなりま
す。
LFOSpred (LFO Spread) [–180…180°]
左右チャンネルの位相差を設定します。
19. TapeEcho
テープ・エコーをシミュレートしたエフェクトです。磁気テープ
による歪みや音色変化も再現しています。
BPM Sync (Delay Time BPM Sync) [Off, On]
ディレイ・タイムの同期を設定します。
☞
13 ページ
LCR Delay 「
BPM Sync (DelayTime BPM
Sync)」
TimRatio(Time Ratio)
[BPM Sync Off: 000.5…400.0% (OVER),
BPM Sync On: 012.5…400.0% (OVER)]
☞
13ページ
LCR Delay「
TimRatio (Time Ratio)」
Tap1 Dly, Tap2 Dly (Tap1, Tap2 Delay Time)
[BPM Sync Off IFX: 000…980msec,
BPM Sync Off MFX: 0000…1380msec/
BPM Sync On: 1/64… 1/1]
Tap1、
Tap2の各ディレイ・タイムを設定します。
☞
13ページ
LCR Delay「
L Delay, C Delay, R Delay (L, C,
R DelayTime)」
Tap1 Lvl, Tap2 Lvl (Tap1 Level, Tap2 Level) [000…127]
タップ1、タップ
2の出力レベルを調節します。
Feedback [000…127]
タップ1のフィードバック量を調節します。
HighDamp [000…100%]
高域の減衰量を調節します。
Low Damp [000…100%]
低域の減衰量を調節します。
Trim [000…127]
エフェクトへの入力レベルを調節します。
Saturatn (Saturation) [000…127]
エフェクト音の歪み具合を調節します。
Wow Freq (Wow Flutter Frequency) [0.01…100.0Hz]
ピッチの揺れ具合をHz単位で調節します。
WowDepth (Wow Flutter Depth) [000…127]
ピッチの揺れの深さを調節します。
Pre Tone [000…127]
入力音の音質を調節します。
Spread [000…127]
エフェクト音の定位する幅を設定します。
☞
13ページ
LCR Delay「
Spread」
Left
Right
Feedback
LFO Spread
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Delay
Delay
LFO
Wah Flutter
Tap2 Level
+Tape
Saturation
Left
Right
Dry / Wet
Trim
Tape1 Level
Dry / Wet
Wet: Mono In - Stereo Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
Feedback
High / Low Damp
Pre Tone
Delay Spread

18
20. S.Chorus
(Stereo Chorus)
入力信号のディレイ・タイムを揺らすことによって、音に厚み
や暖かさを与えるエフェクトです。
2バンドのEQによって好
みの音質を得ることができます。また左右の LFOをずらして
広がりをコントロールすることができます。
ModDepth (Modulation Depth) [000…127]
モジュレーションの深さを調節します。
LFO Freq (LFO Frequency) [0.01…100.0Hz]
内部 LFO の周期を設定します。値が大きいほど周期が速くな
ります。
LFOSpred (LFO Spread) [–180…180°]
左右チャンネルのLFOの位相差を設定します。
PreDly L, PreDly R (Pre Delay L, R) [00.0…50.0msec]
左右チャンネルの各ディレイタイムを設定します。
Trim [000…127]
エフェクトへの入力レベルを調節します。
LoEQGain (Low EQ Gain)
only MFX
[–15.0…+15.0dB]
低域イコライザーのゲインを調節します。
HiEQGain (High EQ Gain)
only MFX
[–15.0…+15.0dB]
高域イコライザーのゲインを調節します。
21. Ensemble
深みと広がりのあるアンサンブル効果が得られるエフェクト
です。
Mod Depth (Modulation Depth) [000…127]
LFOによるモジュレーションの深さを調節します。
Speed [001…127]
LFOのスピードを調節します。
Chorus
Chorus
Left
Right
LFO Spread
Dry / Wet
Dry / Wet
Stereo In - Stereo Out
Trim
Trim
LEQ HEQ
LEQ HEQ
LFO
Left
Right
Dry / Wet
Dry / Wet
Wet: Mono In - Stereo Out / Dry: Stereo In - Stereo Out
LFO
+Ensemble
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