Seiko 8B63 User manual

8B63 BSN8B63-1710
取扱説明書/
/
使用说明书 使用說明書
C-21
8B63 世界 5 エリア対応 ワールドタイムソーラー電波
日本 ・ 中国・アメリカ・ドイツ・イギリス
1
※金属バンドの調整は、お買い上げ店にご依頼ください。有料の場合がありま
す。お買い上げ店以外ではお取扱いいただけない場合があります。お買い上
げ店での調整が受けられない場合は、弊社お客様相談窓口へご依頼ください。
この度は弊社製品をお買い上げいただき、
誠にありがとうございました。
ご使用の前にこの説明書をよくお読みの上、
正しくご愛用くださいますよう、お願い申し上げます。
なお、この説明書はお手元に保管し、必要に応じてご覧ください。

2
目 次
1.この製品について
製品取扱上のご注意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
特 長・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8
各部の名称と主なはたらき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
10
ボタンについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12
りゅうずについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13
2.ご使用の前に
ご使用の前に・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
3.ワールドタイム機能について
ワールドタイム機能の使いかた・・・・・・・・・・・・・・
16
タイムゾーンを選択する
(世界各地域の時刻を表示する)
・・・・・・・・・・・・・・
18
タイムゾーン表示と時差一覧・・・・・・・・・・・・・・・・
20
ワールドタイム機能 Q&A・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22
デュアルタイム表示について・・・・・・・・・・・・・・・・
23
小時計について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24
4.時刻の合わせかた(電波受信)
電波を受信して時刻・日付・曜日を
合わせる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25
受信範囲について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
27
受信ができているか確認する・・・・・・・・・・・・・・・・
31
5.ソーラー充電機能について
充電について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
36
エネルギーについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
38
6.ご注意いただきたいこと
お手入れについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40
3
1
2
3
4
5
6
7
8
性能と型式について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
40
防水性能について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
41
耐磁性能について(磁気の影響)
・・・・・・・・・・・・・
42
バンドについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
44
皮革バンド用三つ折れ式中留(なかどめ)
の使いかた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
46
使用電源について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
50
ルミブライトについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
51
アフターサービスについて・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
52
7.困ったときは
強制受信のしかた
(手動で電波を受信する)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
53
電波の受信ができないとき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
55
基準位置について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
62
基準位置の合わせかた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
63
こんなときは・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
67
万が一、異常な動きになったとき・・・・・・・・・・・
71
8.製品仕様
製品仕様・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
72
4
・乳幼児の手の届くところに、時計本体や部品を置かないでください
部品を乳幼児が飲み込んでしまうおそれがあります。
万が一飲み込んだ場合は、身体に害があるため、ただちに医師にご相談ください。
警告
・次のような場合、ご使用を中止してください
○時計本体やバンドが腐食などにより鋭利になった場合
○バンドのピンが飛び出してきた場合
※すぐに、お買い上げ店・弊社お客様相談窓口にご連絡ください。
取り扱いを誤った場合に、重症を負うなどの重大な結果になる危険性が想定されることを示します。
・時計から二次電池を取り出さないでください
※二次電池について →使用電源について P.50
二次電池の交換には専門知識・技能が必要ですので、お買い上げ店にご依頼ください。
一般の酸化銀電池が組み込まれると、破裂・発熱・発火などのおそれがあります。
製品取扱上のご注意
この製品について
1
5
・以下の場所での携帯・保管は避けてください
○揮発性の薬品が発散しているところ(除光液などの化粧品、防虫剤、シンナーなど)
○5℃〜35℃から外れる温度に長期間なるところ ○高湿度なところ
○磁気や静電気の影響があるところ ○ホコリの多いところ
○強い振動のあるところ
注意
・アレルギーやかぶれを起こした場合
ただちに時計の使用をやめ、皮膚科など専門医にご相談ください。
・その他のご注意
○金属バンドの調整は専門知識・技能が必要ですので、お買い上げ店にご依頼ください。
手や指などにけがをする可能性があるほか、部品を紛失する可能性があります。
○商品の分解・改造はしないでください。
○乳幼児に時計が触れないようにご注意ください。
けがやアレルギーをひき起こすおそれがあります。
○使用済み電池の処理は自治体の指示に従ってください。
○提げ時計やペンダント時計の場合、ひもやチェーンの取り扱いにご注意ください。
衣類や手・首などを傷つけたり、首を締めたりするおそれがあります。
取り扱いを誤った場合に、軽症を負う危険性や物質的損害をこうむることが想定されることを示します。 この製品について
1

6
警告
この時計はスキューバダイビングや飽和潜水には
絶対に使用しないでください
スキューバダイビングや飽和潜水用の時計に必要とされる
過酷な環境を想定した様々な厳しい検査を行っていません。
専用のダイバーズウオッチをご使用ください。
直接蛇口から水をかけることは避けてください
水道水は非常に水圧が高く、日常生活用強化防水の
時計でも防水不良になるおそれがあります。
注意
この製品について
1
7
注意
水分のついたまま、りゅうずやボタンを
操作しないでください
時計内部に水分が入ることがあります。
※万が一、ガラス内面にくもりや水滴が発生し、長時間消えない場合は防水不良です。
お早めに、お買い上げ店・弊社お客様相談窓口にご相談ください。
入浴やサウナの際はご使用を避けてください
防水時計でもガラスの接着面・パッキンの劣化やステンレスが
さびることにより、防水不良になるおそれがあります。
水や汗、汚れが付着したままにしておくのは
避けてください
蒸気や石けん、温泉の成分などが防水性能の劣化を早める
ことがあります。
この製品について
1
8
特 長
ワールドタイム機能・・・・・・・・・・ タイムゾーンを選択すると、そのタイムゾーンにある地
域の時刻を表示します。
デュアルタイム表示・・・・・・・・・・ 基本時計の時刻とは別の地域の時刻を6時位置にある
小時計(24時間表示)に表示できます。
電波受信機能・・・・・・・・・・・・・・・・ 毎日、自動的に電波を受信し、正しい時刻に合わせます。
日本・中国・アメリカ・ドイツ・イギリスの標準電波を
受信します。手動でも強制的に電波を受信できます。
→P.16
→P.23
→P.25
この時計はワールドタイム機能を搭載したソーラー駆動の電波修正ウオッチです。
・タイムゾーンを選択すると、世界各地域の時刻を表示できます。
・時刻情報をのせた電波を受信することで正しい時刻を表示します。
日本、中国、アメリカ、ドイツ、イギリスの電波を受信することができます。
・2つの時刻表示を備え、異なる地域の時刻を同時に表示できます。
この製品について
1
9
受信結果表示機能・・・・・・・・・・・・ 秒針で、電波の受信結果(成否)を表示します。
受信レベル表示機能・・・・・・・・・・ 電波の受信中に、秒針が電波の状況を表示します。
(強制受信のみ)
ソーラー充電機能・・・・・・・・・・・・ 文字板の下にあるソーラーセルで、光を電気エネルギーに
換え、充電します。フル充電で9ヶ月間動きつづけます。
エネルギー切れ予告機能・・・・・・ 充電が必要なことを秒針の動きで知らせます。
パワーセーブ機能・・・・・・・・・・・・ 光があたらない状態が続いたとき、無駄なエネルギーの
消費を抑えます。
針位置自動修正機能・・・・・・・・・・ 磁気など外部からの影響で針がずれた場合、自動的に
ずれを直します。
→P.31
→P.53
→P.36
→P.38
→P.39
→P.62
この製品について
1

10
この製品について
1各部の名称と主なはたらき
りゅうず
ボタンA
ボタンB →P.12
※ボタンのはたらきは、機能により異なりま
すので、各機能のページを参照してくださ
い。
0段目:タイムゾーンの選択 P.18
受信結果の確認 P.31
強制受信 P.53
1段目:手動日付合わせ P.58
手動曜日合わせ P.60
小時計の合わせ P.24
2段目:手動時刻合わせ P.56
システムリセット P.71
※身に着けているときは、りゅうずをロック
をしてお使いください。
→りゅうずについてP.13
日付
小時計
基本時計
分針
時針
秒針
曜針
→P.24
201
11
この製品について
1
標準電波表示
【タイムゾーン選択】→P.18
代表都市名・・・・ 世界25エリア
標準電波局があるタイム
ゾーンを表示
・・・JJY(日本)
・・・BPC(中国)
・・・WWVB(アメリカ)
・・・DCF(ドイツ)
・・・MSF(イギリス)
タイムゾーン表示
受信結果表示
【受信結果の確認】 →P.31
受信レベル表示
H・・・・・・受信レベル高い
(50秒位置)
L・・・・・・受信レベル低い
(40秒位置)
N・・・・・・受信できなかった
(20秒位置)
【強制受信】 →P.53
Y・・・・・・受信できている
(10秒位置)
N・・・・・・受信できていない
(20秒位置)
※タイムゾーン表示の都市名および各表示の位置は、モデル(デザイン)によって
異なる場合があります。
12
ボタンについて
デザイン性の向上や誤操作の防止のため、指で簡単に押すことのできないものが
あります。ボタンの押しかたについては以下を確認してください。
この製品について
1
外
観
通常のボタン 上半分が
おおわれている
ボタンリングが
ついている
周囲が全て
おおわれている
ケースに埋め
込まれている
押
し
か
た
指で押す
先が細いものなど
を使って押す
①
ボタンリングを
左(下方向)に回し、
ゆるめる
②
ボタンを指で押す
先が細いものなどを
使って押す
※ボタンの形状はデザインによって異なります。
※下側から指で押す
こともできます。
※操作が終わったら、
ボタンリングを右に
回してロックして
ください。
ボタンリング
①
ゆるめる ②押す
13
りゅうずについて
りゅうずには、通常のものとロックできる構造のものの、2つのタイプがあります。
お使いの時計のりゅうずをご確認ください。
この製品について
1
回せない
回せる
りゅうずを
右( 上 方 向 )
に回します
※ねじロック式りゅうずは、ロックすることで、誤動作の防止と防水性の向上をはかることができます。
※ねじロック式りゅうずは、ねじを無理にしめるとねじ部をこわす恐れがありますので、ご注意ください。
通常のりゅうず
ねじロック式りゅうず
そのまま引き出して
操作することができます
操作するときはロックをはずします
操作が終わったら
ロックします
しめる
押しつけて
ゆるめる

14
ご使用の前に
2
①エネルギー残量を確認する
秒針の動きを確認して、エネルギーが不足しているときは充電をしてください。
1秒ごとに
運針している
2秒ごとに
運針している
5秒ごとに
運針している
秒針が
停止している
充電されている
ご使用の前に
エネルギーが少なくなっています →P.38
パワーセーブ中 →P.39
パワーセーブ解除後に
秒針の動きを確かめてください
エネルギーがありません
充電の
しかた
→P.36
十分な充電を
してください
※充電をしても1秒運針にならないとき →こんなときは:充電 P.68
15
ご使用の前に
2
時刻・日付・曜日が
合っている そのままお使いください
時刻または
日付・曜日が
合っていない
電波が受信
できないとき
タイムゾーンの
確認
→P.18 手動で時刻を合わせる
→P.56
受信範囲について →P.27
受信しにくい環境 →P.34
電波が受信
できるとき
電波を受信して
時刻・日付・曜日を合わせる
→P.25
②時刻・日付・曜日を確認する
※この時計は、りゅうずを回しても針が動きません。
時刻または日付・曜日を修正するときは、下記のページを参照してください。
手動で日付を合わせる
→P.58
手動で曜日を合わせる
→P.60
16
ワールドタイム機能の使いかた
■ ワールドタイム機能の特長
→タイムゾーンを選択する P.18、 →タイムゾーン表示と時差一覧 P.20
・ 日本または中国・アメリカ・ドイツ・イギリスのタイムゾーンを選択すると、電波の受信範
囲内では、電波を受信して正確な時刻・日付・曜日を表示します。
タイムゾーン選択のモードでは、
選択されているタイムゾーンを秒針で
示します。 小時計
基本時計 タイムゾーン表示
・ タイムゾーン(世界の25の地域)を選択することで世界各地域の時刻を基本時計に表示で
きます。
※受信範囲の外では電波の受信はできません。 →受信範囲について P.27
ワールドタイム機能について
3
17
<変更前>
基本時計:ローカルタイム(東京)
小時計 :ホームタイム(東京)
日本時間 :6日 月曜日 10時8分42秒
ホノルル時間:5日 日曜日 15時8分42秒
<変更後>
基本時計:ローカルタイム(ホノルル)
小時計 :ホームタイム(東京)
例:ホノルルの時刻を表示する(タイムゾーンをHNL(ホノルル)に選択する)
タイムゾーンを選択すると、基本時計と連動して日付・曜日が変わります。
小時計の時刻は変わりません。 →小時計について P.24
ワールドタイム機能について
3

18
タイムゾーンを選択する(世界各地域の時刻を表示する)
ボタンA
②時計回りに
秒針が移動
ボタンB
①3秒押す
②逆回りに秒
針が移動
①の操作後、10秒以内に②の操作を始めてください。
※①の状態(針が動いていない状態)が10秒以上続くと、自動的に時刻表示に戻ります。
時刻表示に戻ったときは、①から操作をやりなおしてください。
※ボタンBは指または先の細いもので押してください。
→P.12
ワールドタイム機能について
3①秒針が停止するまでボタンBを押す
(3秒)
秒針が動いて、現在選択されているタイムゾーン
を表示します。
②①の操作後10秒以内に、ボタンAまた
はボタンBを押して、秒針を目的地の
タイムゾーンに合わせる
ボタンを1回押すと秒針が動き、となりのタイム
ゾーンに移動します。
19
ワールドタイム機能について
3
③時分針の動きが止まってから、
10秒 間お待ちください。
(タイムゾーン選択モードが終了)
秒針が動きはじめます。
日付・曜日が変わる場合は、日付・曜
日も動きます。
※日付・曜日が動いている間は、ボタン・りゅう
ずの操作はできません。
タイムゾーンを選 択することで、電波の受信
局を切り替えます。受信可能地域以外では、
電波受信の機能ははたらきません。
※サマータイム(DST)の設定をする時は、目的地のタイムゾー
ンから+1時間のタイムゾーンに設定してください。
タイムゾーン表示
と時差一覧
→P.20
その他の地域で
使うとき
日本で使うとき 中国で使うとき
23秒位置に
合わせます
21秒位置に
合わせます
20
表示 秒針
位置 代表都市名 UTCから
の時差 受信電波局
TBU 32秒 ヌクアロファ
(ト ン ガ タ ブ 島 ) +13時間 −
MDY 34秒 ミッドウェー島 −11時間 −
HNL 36秒 ホノルル −10時間 −
ANC 38秒 アンカレッジ −9時間 WWVB
LAX 41秒 ロサンゼルス −8時間 WWVB
DEN 43秒 デンバー −7時間 WWVB
CHI 45秒 シカゴ −6時間 WWVB
NYC 48秒 ニューヨーク −5時間 WWVB
SDQ 50秒
サント・ドミンゴ
−4時間 WWVB△
RIO 53秒
リオデジャネイロ
−3時間 −
FEN 55秒 フェル ナ ンド・デ・
ノローニャ諸島 −2時間 −
PDL 57秒 アゾレス諸島 −1時間 −
タイムゾーン表示と時差一覧
表示 秒針
位置 代表都市名 UTCから
の時差 受信電波局
LON 0秒 ロンドン 0時間
MSF/DCF77
PAR/
BER 3秒
パリ/ベルリン
+1時間
MSF/DCF77
CAI 6秒 カイロ +2時間
MSF/DCF77
JED 8秒 ジッダ +3時間 DCF77
DXB 11秒 ドバイ +4時間 DCF77△
KHI 13秒 カラチ +5時間 −
DAC 15秒 ダッカ +6時間 −
BKK 18秒 バンコク +7時間 −
BJS/HKG 21秒 北京/香港 +8時間 BPC
TYO 23秒 東京 +9時間 JJY
SYD 25秒 シドニー +10時間 JJY△
NOU 28秒 ヌーメア +11時間 −
WLG 30秒
ウェリントン
+12時間 −
タイムゾーン変更モードでは、以下をめやすに目的地のタイムゾーン表示に秒針を合わせてください。
サマータイム(DST)の設定をする時は、目的地のタイムゾーンから+1時間のタイムゾーンに設定してください。
※「受信電波 局」に△のついたタイムゾーンは、−1時間のタイムゾーンがサマータイム(DST)のときに選択します。
※各表示はモデル(デザイン)によって異なる場合があります。
2017年1月現在
ワールドタイム機能について
3
21
ワールドタイム機能について
3
世界各地には協定世界時(UTC)を基準にして、その国や地域で共通して使用する
標準時があります。
標準時は国や地域によって決められており、同じ標準時を使う地域全体をタイムゾー
ンと言います。
また、地域によっては個別に【サマータイム(DST)】が設定されています。
協定世界時(UTC)
CoordinatedUniversalTime=コーディネイテッドユニバーサルタイム
UTCは国際協定により定められた世界共通の標準時です。全世界で時刻を記録する際に公
式な時刻として使われています。天文学的に定められた世界時(UT)とのずれを補正するため、
世界中にある原子時計を元に決められた「国際原子時(TAI)」にうるう秒を加えて、調整を
した時刻がUTCとなります。
サマータイム(DST):DaylightSavingTime=デイライトセービングタイム
夏時間のことです。
夏の日照時間の長いときに、時刻を1時間進めて昼間の時間を長くする制度です。
サマータイム(DST)の実施期間や実施地域は国によって様々です。
※各地域の時差、およびサマータイムは、国または地域の都合により変更される場合があります。
※ごく一部の地域では15分、30分単位で時差が設定されている場合があります。(インドなど)
■ タイムゾーンと時差について

22
ワールドタイム機能について
3
Q:日本から海外に移動したときは、自動的に現地の時刻になりますか?
A:移動しただけでは現地の時刻になりません。
海外に移動したときは、その地域のタイムゾーンを選択してください。
タイムゾーンを選択することで、自動的に現地の時刻を表示します。
(1時間単位で時差を合わせることができます。)
タイムゾーン選択後、電波の受信範囲内では電波を受信して、より正しい現地の時刻に合わ
せることができます。
(タイムゾーンを選択することで、受信する電波の受信局が切り替わります。)
Q:海外から日本に戻ってきたときは、自動的に日本の時刻になりますか?
A:移動しただけでは日本の時刻になりません。
日本で使う時は「ワールドタイム機能」で日本時間に設定してください。
Q:タイムゾーンの選択の操作をしている間は針が止まっているので、時刻がずれてしまうので
はないですか?
A:内部の回路が時刻を記憶していますので、時刻がずれることはありません。
Q:受信範囲ではない地域にタイムゾーンを設定していると、電波を受信しませんが、
その間の時計の精度はどうなっていますか?
A:その場合は、通常クオーツ時計としてお使いいただけます。(平均月差±15秒)
Q:15分、30分単位のタイムゾーンがある地域の時刻に合わせるにはどうすればいいですか?
A:「手動時刻合わせ」の機能をお使いください。
→手動時刻合わせのしかた P.56
ワールドタイム機能 Q&A
23
ワールドタイム機能について
3
デュアルタイム表示について
基本時計と小時計で、2つの地域の時刻を表示することができます。
基本時計:ローカルタイム(ホノルル)
小時計:ホームタイム(日本)
日本時間:10時8分(24時間表示)
ホノルル時間(−19時間):15時8分42秒
日付:5日、曜日:日曜日
例:基本時計にホノルルの時刻、小時計に日本の時刻を表示する
→小時計について P.24
24
①
③
ボタンB
②押す
※操作前にりゅうずのロックを外し、操作後ロックし
てください。 →P.13
※ボタンBは指または先の細いもので押してください。
→P.12
012
■ 小時計の合わせかた
小時計について
・ 小時計は、24時間制で時刻を表示します。
・ 基本時計のタイムゾーンを変更しても、小時計の時刻は変わりません。
基本時計とは独立して動いています。
ワールドタイム機能について
3①りゅうずを1段 引く
秒針が30秒位置に移動し、停止します。小時計
の時刻合わせのモードに入ります。(基本時計と
小時計は動いたままです。)
②ボタンBを押して時刻を合わせる
1分送り 1回押して離す
連続送り 2秒以上押し続けると連続で動き出し、
もう一度押すと止まる
③りゅうずを押し戻 す
操作は完了です。
25
送信所
セシウム
原子時計
電波修正時計
内蔵アンテナで電波を受信
↓
時刻情報を解析
↓
時刻・日付・曜日を修正
標準電波
■ 電波受信のしくみ
正確な時刻情報をのせた標準電波を受信して、正しい時刻・日付・曜日を表示します。
標準電波の時刻情報は、およそ10万年に1秒の誤差という超高精度を保つ「セシウム原子時計」
によるものです。
電波を受信して時刻・日付・曜日を合わせる
4
時刻の合わせかた︵電波受信︶
時刻の合わせかた︵電波受信︶

26
※タイムゾーンが日本・中国・アメリカ・ドイツ・イギリス以外に選択されているときは、電波の受信はできません。
→タイムゾーン表示と時差一覧 P.20
※受信の成否は受信環境によって左右されます。 →受信しにくい環境 P.34
※受信範囲の外では電波の受信はできません。 →受信範囲について P.27
※受信に成功しても時刻・日付・曜日が合わないとき →こんなときは:時刻、針のずれ P.69
日付のずれ P.70、 曜日のずれ P.70
・ 強制受信
自動受信以外に、いつでも任意に電波を受信させることができます。
→強制受信のしかた P.53
・ 自動受信
この時計は、決まった時間に自動的に電波を受信して、時刻・日付・曜日を合わせます。
午前2時前、午前3時前と午前4時前に行われます。
■ 自動受信と強制受信
※受信に成功した時点で、自動受信を終了します。
・窓際など電波を受信しやすい場所に置いてください
・受信中は動かさないでください
→受信しやすくするために P.33
4
時刻の合わせかた︵電波受信︶ 27
時刻の合わせかた︵電波受信︶
4
受信範囲について
この時計は、日本(2局)と中国、アメリカ、ドイツ、イギリスの標準電波を受信します。
タイムゾーンを選択することにより、受信する標準電波を切り替えます。
→タイムゾーンを選択する P.18
■ 受信範囲のめやす:日本(JJY)
送信所からの受信範囲のめやすは、約1,000kmです。(各送信所を中心に半径1,000km)
NICT(情報通信研究機構)
により運用されています。
福島:おおたかどや山標準電波送信所
周波数:40kHz
九州:はがね山標準電波送信所
周波数:60kHz
※NICT:NationalInstituteofInformationand
CommunicationsTechnology
※受信範囲のめやす内でも、条件(天候・地形・建造物・
方角などの影響)により、受信できない場合があ
ります。
→受信しにくい環境 P.34
28
4
時刻の合わせかた︵電波受信︶
■ 受信範囲のめやす:中国(BPC)
送信所からの受信範囲のめやすは、約1,500kmです。
(送信所を中心に半径1,500km)
NTSC(中国科学院国家授時中心)により
運用されています。
河南省商丘市
商丘標準電波送信所
周波数:68.5kHz
※NTSC:NationalTimeServiceCenter
※1,500kmを超えた範囲でも、条件が良ければ、
受信できる場合があります。
※受信範囲のめやす内でも、条件(天候・地形・
建造物・方角などの影響)により、受信できな
い場合があります。
→受信しにくい環境 P.34
29
時刻の合わせかた︵電波受信︶
4
NIST(米国標準技術局)により
運用されています。
コロラド 州デンバー近 郊
フォートコリンズ 標 準 電 波 送 信 所
周波数:60kHz
※NIST:NationalInstituteofStandardsand
Technology
※1,500kmを超えた範囲でも、条件が良ければ、
受信できる場合があります。
※受信範囲のめやす内でも、条件(天候・地形・
建造物・方角などの影響)により、受信できない
場合があります。
自動受信の時間帯が有利になりますので、
自動受信をお勧めします。
→受信しにくい環境 P.34
■ 受信範囲のめやす:アメリカ(WWVB)
送信所からの受信範囲のめやすは、約1,500kmです。
(送信所を中心に半径1,500km) 範囲内には5つのタイムゾーンがあります。

30
4
時刻の合わせかた︵電波受信︶
■ 受信範囲のめやす:ドイツ(DCF77)、イギリス(MSF)
送信所からの受信範囲のめやすは、それぞれ約1,000kmと500kmです。
(各送信所を中心に半径1,000kmと500km)範囲内には4つのタイムゾーンがあります。
PTB(物理・技術連邦院)により運用されています。
フランクフルト南東:
マイン フリンゲン 標 準 電 波 送 信 所:7 7. 5 kH z
※PTB:Physikalisch-TechnischeBundesanstalt
NPL(国立物理学研究所)により運用されています。
イングランド北部:
アンソーン標準電波送信所:60.0kHz
※NPL:NationalPhysicalLaboratory
※受信範囲を超えた範囲でも、条件が良ければ、受信で
きる場合 があります。
※受信範囲内でも、条件(天候・地形・建造物・方角など
の影響)により、受信できない場合があります。
自動受信の時間帯が有利になりますので、
自動受信をお勧めします。
→受信しにくい環境 P.34
ボタンA
①
1回押して
離す
31
時刻の合わせかた︵電波受信︶
4
■ 受信結果表示について
最後に受信した結果(成否)を秒針が5秒間表示します。
受信ができているか確認する
①ボタンAを1回押して、離す
秒針が受信結果を表示します。
②受信ができているか確認する(5秒以内)
受信できている:Y
10秒位置
受信できていない:N
20秒位置
BPC
JJY
※5秒経過、または途中でボタンAを押すと時刻表示に戻り
ます。
32
■ 受信結果がYになったときは
・ 受信ができています。そのままお使いください。
※受信に成功しても時刻・日付・曜日が合わないとき →こんなときは:時刻、針のずれ P.69、日付のずれ P.70
曜日のずれ P.70
■ 受信結果がNになったときは
・ 時計を置く場所や向きを変えて、受信させてください。
受信範囲内でも、条件(天候・地形・建造物・方角などの影響)により、
受信できない場合があります。 →受信しにくい環境 P.34
また、受信範囲の外では電波の受信はできません。 →受信範囲について P.27
・ タイムゾーンの設定を確認して、受信させてください。
日本、中国、アメリカ、ドイツ、イギリス以外にタイムゾーンを設定すると、電波を受信できません。
タイムゾーンの設定を確認してください。 →タイムゾーンを選択する P.18
・ 時間帯を変えて受信させてください。(強制受信の場合)
同じ場所でも時間帯によって受信環境は異なります。電波の特性により、夜間のほうがより受信しや
すくなります。
・ 電波受信できない地域・場所でお使いのとき、またはどうしても受信がうまくいかないときは、
手動で時刻・日付・曜日を合わせてください。 →手動時刻合わせのしかた P.56
→手動日付合わせのしかた P.58
→手動曜日合わせのしかた P.60
4
時刻の合わせかた︵電波受信︶ 33
■ 受信しやすくするために
・ 窓際など電波を受信しやすい場所に置いてください。
アンテナは9時位置にあります。
アンテナ部を窓の外や送信所の方向に向けると、より受信しやすくなります。
※送信所の場所 →受信範囲のめやす:日本(JJY) P.27、中国(BPC) P.28、アメリカ(WWVB) P.29、
ドイツ(DCF77)・イギリス(MSF)P.30
・ 受信中は動かさないでください。
安定した状態で電波を受信するために受信中は時計の向きを変えたり、傾けたりなどせずに、
静止した状態にしてください。
静止していない状態では電波の受信はできません。
※受信中にボタンやりゅうずを操作すると受信がキャンセルされます。
・ 就寝前に置く場所
自動受信は深夜に行われますので、就寝前に時計を送信所の方
向の窓際に置くのが理想的です。
標準電波は送信所からの距離や地形(ビル等も含む)、天候に
影響されます。
受信しやすい場所を探して試してください。
時刻の合わせかた︵電波受信︶
4
アンテナ部

34
・テレビ、冷蔵庫、エアコン
など家庭電化製品の近く
・携帯電話、パソコン、
FAXなどOA機器の近く
・スチール机などの金属製
の家具の上や近く
・工事現場、交通量の多い
場所など、電波障害の
起こるところ
・高圧線やテレビ塔、電車
の架線の近く
・ ビルの中、ビルの谷間や地下
・乗り物の中
(自動車、電車、飛行機など)
■ 受信しにくい環境
受信のときは、このような
場所を避けてください。
4
時刻の合わせかた︵電波受信︶ 35
注意
・外部からの影響により誤った電波を受信をしたときは、間違った時刻を表示する場合が
あります。また、受信場所・電波状況によっては受信できないことがあります。
このようなときは、受信を行う場所を変えてください。
・電波が受信できない場合でもクオーツの精度(平均月差±15秒)で動いてます。
・設備のメンテナンスや落雷の影響などにより停波(電波停止)することがあります。
停波に関する情報は、送信所のホームページをご覧になるか、弊社お客様相談窓口に
お問い合わせください。
・送信所のホームページアドレス(2017年1月現在)
日 本 :情報通信研究機構(日本標準時プロジェクト) http://jjy.nict.go.jp/
中 国 :NTSC http://www.ntsc.ac.cn
アメリカ:NIST http://www.nist.gov/physlab/div847/grp40/wwvb.cfm
ドイツ:PTB http://www.ptb.de/cms/en.html
イギリス:NPL http://www.npl.co.uk/
時刻の合わせかた︵電波受信︶
4
36
■ 充電のしかた
文字板に光をあてて充電してください。
充電について
※充電の際は、時計が高温にならないようにご注意ください。(作動温度範囲は−10℃〜+60℃です。)
※使いはじめ、または充電不足で停止していた時計を駆動させるときは、右ページの表をめやすに十分な充電を行っ
てく だ さ い 。
快適にご使用いただくために、
十分な充電をすることを心がけましょう。
以下の状況では充電不足によりエネルギーが切れ、
時計が止まる可能性が高くなります。
・時計が衣類の袖の中に隠れている
・光のあたりにくい環境での使用や保管が続く
5
ソーラー充電機能について
37
「確実に1秒運針になるまで」の数値は、止まっていた時計に光をあてて、確実に1秒運針になるまで
に必要な充電時間のめやすです。この時間まで充電しなくても1秒運針になりますが、その状態では
すぐに2秒運針になることがあります。この時間をめやすに充電してください。
※秒針の動きで、エネルギー残量を確認することができます。 →エネルギー残量を確認する P.38
※充電に必要な時間は、モデルによって若干異なります。
■ 充電にかかる時間のめやす
以下の時間をめやすに、充電を行ってください。
照度
lx(ルクス) 光源 環境(めやす) フル充電まで 確実に1秒運針に
なるまで
1日ぶん
動かすには
500 白熱球 60W60cm − − 6時間
700 蛍光灯 一般オフィス内 − − 4時間
1000 蛍光灯 30W70cm − 40時間 3時間
3000 蛍光灯 30W20cm 230時間 6時間 1時間
5000 蛍光灯 30W12cm 150時間 4時間 35分
1万 蛍光灯 30W5cm 60時間 1.5時間 15分
1万 太陽光 くもり 60時間 1.5時間 15分
10万 太陽光 快晴(夏の直射日光下) 30時間 30分 3分 5
ソーラー充電機能について

38
■ エネルギー切れ予告機能について
エネルギー残量が少なくなると、まず、秒針が2秒ごとに動きます(「2秒運針」)。
さらに充電がされない状態が続くと、秒針が5秒ごとに動きます(「5秒運針」)。
その後、エネルギーが切れると時計が停止します。
エネルギー切れ予告機能がはたらいたときは、十分な充電をしてお使いください。
充電のしかた・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P.36
充電にかかる時間のめやす・・・・・・ P.37
※エネルギー切れ予告機能がはたらいているときは、ボタン・りゅうずを操作しても作動しません。
(故障ではありませんので、ご安心ください。)
※5秒運針中は、時針・分針・日付・曜日・小時計ともに停止しています。
※5秒運針中は、自動受信機能がはたらきません。十分な充電後に1秒ごとの運針に戻りましたら、電波を受信して時
刻を合わせてください。(自動受信と強制受信 →P.26)
エネルギーについて
5
ソーラー充電機能について
39
パワーセーブ1 パワーセーブ2
条件 光があたらない状態が
72時間以上続いた 充電不足の状態が長く続いた
状況
対処の
しかた
5秒以上光をあてると、針が
早送りされて現在時刻に戻ります
十分な充電後、必要に応じて
時刻を合わせてください
秒針が15秒の
位置で停止
秒針が45秒の
位置で停止
パワーセーブ2について
※充電をした場合、充電中は【5秒運針】になります。【5秒運針】の間はボタン・りゅうずとも操作できません。
※長時間続くと、エネルギー残量の低下により、内部で記憶されていた現在時刻の情報が失われます。十分な充電後に1
秒ごとの運針に戻ったら、電波を受信して時刻を合わせてください。(自動受信と強制受信 →P.26)
時分針・日付・曜日・
小時計も停止
自動受信を行う
■ パワーセーブ機能について
光があたらない状態が続くと、パワーセーブ(節電)機能がはたらきます。
※パワーセーブには、2つのモードがあります。
時分針・日付・曜日・
小時計も停止
自動受信を行わない
5
ソーラー充電機能について
40
※上の図は例であり、お買い上
げいただいた時計とは異な
る場合があります。
時計の裏ぶたで性能と型式の確認ができます。
耐磁性能
P.4 2を
参照してください
防水性能
P.41を
参照してください
型式番号
お客様の時計の
種類を示す番号
●日ごろからこまめにお手入れしてください
・りゅうずを引き出して洗わないでください。
・水分や汗、汚れはこまめに柔らかい布でふき
取るように心がけてください。
・海水につけた後は、必ず真水でよく洗ってか
らふき取ってください。
その際、直接蛇口から水をかけることは避け、
容器に水をためるなどしてから洗ってくださ
い。
※「非防水」、「日常生活用防水」の場合は、お
やめください。
→性能と型式について P.40
防水性能について P.41
●りゅうずは時々回してください
・りゅうずのさびつきを防止するために、時々
りゅうずを回してください。
・ねじロック式りゅうずの場合も同様です。
→りゅうずについて P.13
ご注意いただきたいこと
6
お手入れについて 性能と型式について
41
ご注意いただきたいこと
6
お買い上げいただいた時計の防水性能を下記の表でご確認の上ご使用ください。
(「P.40」をご覧ください)
裏ぶた表示 防水性能 お取扱方法
防水性能
表示なし 非防水です。 水滴がかかったり、汗を多くかく場合には、使用しな
いで下さい。
WATER
RESISTANT 日常生活用防水です。
日常生活での「水がかかる」
程度の環境であれば使用で
きます。
警告
水泳には使用し
ないで下さい。
WATER
RESISTANT
5BAR
日常生活用強化防水で
5気圧防水です。 水泳などのスポーツに使用できます。
WATER
RESISTANT
10(20)BAR
日常生活用強化防水で
10(20)気圧防水です。
空気ボンベを使用しないスキンダイビングに使用でき
ます。
防水性能について

42
この時計は、身近にある磁気の影響を受け、時刻が狂ったり止まったりします。
※この時計に内蔵されているモーターは磁石を使用しており、外からの強い磁気の影響を受けますが、磁気によ
り時刻が狂っても、「針位置自動修正機能」によって自動的に針位置を修正します。(P.62)
裏ぶた表示 お取扱方法
耐磁性能表示なし 磁気製品より10cm以上遠ざける必要があります。
磁気製品より5cm以上遠ざける必要があります。
(JIS1種)
磁気製品より1cm以上遠ざける必要があります。
(JIS2種)
耐磁性能について(磁気の影響)
磁気を帯びたことが原因で、携帯使用時の精度めやす範囲を超えている場合、磁気の除去
および精度の再調整作業は、保証期間にかかわらず有料とさせていただきます。
ご注意いただきたいこと
6
43
時計に影響を及ぼす身の周りの磁気製品例
携帯電話
(スピーカー部)
バッグ
(磁石の止め金)
交流電気かみそり
携帯ラジオ
(スピーカー部)
電磁調理器 磁気健康枕磁気ネックレス
ACアダプター
ご注意いただきたいこと
6
44
バンドは直接肌に触れ、汗やほこりで汚れます。そのため、お手入れが悪いと
バンドが早く傷んだり、肌のかぶれ・そで口の汚れなどの原因になります。
長くお使いになるためには、こまめなお手入れが必要です。
●金属バンド
・ステンレスバンドも水や汗・汚れをそのままにしておくと、さびやすくなります。
・手入れが悪いと、かぶれやワイシャツのそで口が黄色や金色に汚れる原因になります。
・水や汗・汚れは、早めに柔らかな布でふき取ってください。
・バンドのすき間の汚れは、水で洗い、柔らかな歯ブラシなどで取り除いてください。
(時計本体は水にぬれないように、台所用ラップなどで保護してください。)
残った水分は柔らかな布でふき取ってください。
・チタンバンドでも、ピン類には強度に優れたステンレスが使用されているものがあり、ステンレ
スからさびが発生することがあります。
・さびが進行すると、ピンの飛び出しや抜けが発生し、時計を脱落させてしまうことがあります。
また、逆に中留が外れなくなることがあります。
・万が一、ピンが飛び出している場合は、けがをするおそれがありますので、ただちに使用をやめ
て修理をご依頼ください。
バンドについて
ご注意いただきたいこと
6
45
●皮革バンド
・水や汗、直射日光に弱く、色落ちや劣化の原因になります。
・水がかかったときや汗をかいた後は、すぐに乾いた布などで、吸い取るように軽くふいてください。
・直接日光にあたる場所には放置しないでください。
・色の薄いバンドは、汚れが目立ちやすいので、ご使用の際はご注意ください。
・時計本体が日常生活用強化防水10(20)気圧防水になっているものでも、アクアフリーバンド以
外の皮革バンドは、水泳・水仕事などでのご使用はお控えください。
●ポリウレタンバンド
・光で色があせたり、溶剤や空気中の湿気などにより劣化する性質があります。
・特に半透明や白色・淡い色のバンドは、他の色を吸着しやすく、また変色をおこします。
・汚れたら水で洗い、乾いた布でよくふき取ってください。
(時計本体は水にぬれないように、台所用ラップなどで保護してください。)
・弾力性がなくなったら取り換えてください。そのまま使い続けるとひび割れが生じバンドが切れや
すくなります。
バンドサイズの
めやすについて
かぶれやアレルギー
について
バンドによるかぶれは、金属や皮革が原因となるアレルギー反応や、汚れ、
もしくはバンドとのすれなどの不快感が原因となる場合など、いろいろな
発生原因があります。
バンドは多少余裕をもたせ、通気性をよくしてご使用ください。
時計をつけた状態で、指一本入る程度が適当です。
ご注意いただきたいこと
6

46
皮革バンドには、調整可能な三つ折れ式中留を用いたものがあります。
お買い上げの時計の中留が、下記のいずれかにあてはまる場合は、
それぞれの操作方法を参照してください。
A B
C
皮革バンド用三つ折れ式中留(なかどめ)の使いかた
Aタイプ →P.47 Bタイプ →P.48
Cタイプ →P.49
ご注意いただきたいこと
6
47
Aタイプの使いかた
A
※中留を装着するときはバンド剣先(先端)を定・遊革に入れて
から、中留をしっかり留めてください。
ご注意いただきたいこと
6
①バンドを定革、遊革から抜いて、中留を開きま
す。
上箱(うわばこ)
底板(そこいた)
遊革
(ゆうかく)
定革(ていかく)
②上箱の底板を下に開きます。
③ピンをアジャスト穴から外します。バンドを左
右にスライドさせ、適切な長さのところで、ピ
ンをアジャスト穴にもう一度入れます。
ピン アジャスト穴
④底板を閉めます。
※底板を押しこみ過ぎないようにしてください。
48
Bタイプの使いかた
B
●着脱のしかた
①プッシュボタンを両側から押しながらバンドを
定革・遊革から抜いて、中留を開きます。
定革(ていかく)
遊革( ゆうかく)
底板(そこいた)
プッシュボタン
上箱(うわばこ)
②バンドの剣先(先端)を定革・遊革に入れてから、
上箱を上からしっかり押さえて留めます。
●バンドの長さを調節するには
①プッシュボタンを両側から押しながらバンドを
定革・遊革から抜いて、中留を開きます。
定革(ていかく)
遊革( ゆうかく)
底板(そこいた)
プッシュボタン
上箱(うわばこ)
②もう一度プッシュボタンを押し、底板を下に開
きます。
ご注意いただきたいこと
6
49
ご注意いただきたいこと
6
③ピンをアジャスト穴から外します。バンドを左
右にスライドさせ、適切な長さのところで、ピ
ンをアジャスト穴に入れます。
ピン アジャスト穴
④底板を閉めます。
①プッシュボタンを両側から押しながら中留を開
きます。
プッシュボタン
②ピンをアジャスト穴から外します。
バンドを左右にスライドさせ、適切な長さのと
ころで、ピンをアジャスト穴に入れます。上箱
を押して、中留を留めます。
アジャスト穴
ピン
上箱(うわばこ)
Cタイプの使いかた
C

50
※過充電防止機能
フル充電までの所要時間を超えて充電しても、時計が破損することはありません。
二次電池がフル充電になると、それ以上充電されないように、自動的に過充電防止機能が
はたらきます。
※フル充電までの所要時間については「充電にかかる時間のめやす P.37」を参照してください。
使用電源について
この時計には、一般の酸化銀電池とは異なる専用の二次電池を使用しています。
二次電池とは、乾電池やボタン電池のような使い捨ての電池とは異なり、充電と
放電をしながら繰り返し使用可能な電池です。
長期的な使用や使用環境により、容量や充電効率が少しずつ低下する場合があります。
また、長期間使用すると、機械部品の磨耗や汚れ、潤滑油の劣化等によって持続
時間が短くなる場合があります。性能が低下し始めたら修理にお出しください。
二次電池交換時のご注意
・二次電池は取り出さないでください。
二次電池の交換には専門知識・技能が必要ですので、お買い上げ店にご依頼ください。
・一般の酸化銀電池が組み込まれると、破裂、発熱、発火などのおそれがあります。
警告
ご注意いただきたいこと
6
51
充電時のご注意
・充電の際、撮影用ライト、スポットライト、白熱ライト(球)などに、近づけ過ぎると、時計
が高温になり内部の部品等が損傷を受けるおそれがありますのでおやめください。
・太陽光にて充電する際も、車のダッシュボード等では、かなりの高温となり故障の原因となる
場合がありますので、おやめください。
・時計が60℃以上にならないようにしてください。
警告
ご注意いただきたいこと
6
ルミブライトは、太陽光や照明のあかりを短時間(約10分間:500ルクス以上)で吸収して蓄
え、暗い中で長時間(約3時間〜5時間)発光します。光が当たらなくなってから輝度(明るさ)
は、時間の経過とともに弱まります。なお、光を蓄える際の光の強さや光の吸収度合いとルミ
ブライトの面積によって、発光する時間や見え方に差が生じます。
※ルミブライトつきの時計が対象です。
※一般的には明るい所から暗い所へ入った場合、人の目はすぐには順応しません。初めはものが見にくいですが、時間
の経過と共に見やすくなってきます。(目の暗順応)
※ルミブライトは、放射能などの有害物質をまったく含んでいない環境・人に安全な蓄光(蓄えた光を放出する)塗料です。
ルミブライトについて
52
●保証と修理について
・修理や点検調整のための分解掃除(オーバーホール)の際は、お買い上げ店、または弊社お客様
相談窓口にご依頼ください。
・保証期間内に不具合が生じた場合は、必ず保証書を添えてお買い上げ店へお持ちください。
・保証内容は保証書に記載したとおりです。
保証書をよくお読みいただき、大切に保管してください。
・保証期間終了後については、修理によって機能が維持できる場合には、ご要望により有料修理さ
せていただきます。
●補修用性能部品について
・この時計の補修用性能部品の保有期間は通常7年を基準としています。補修用性能部品とは、時
計の機能を維持するために必要な修理用部品です。
・修理の際、外観の異なる代替部品を使用させていただくことがありますので、あらかじめご了承ください。
●点検調整のための分解掃除(オーバーホール)について
・長くご愛用いただくために、3年〜4年に1度程度の点検調整のための分解掃除(オーバーホール)
をおすすめします。ご使用状況によっては、機械の保油状態が損なわれたり、油の汚れなどによっ
て部品が磨耗し、止まりにいたることがあります。またパッキンなどの部品の劣化が進み、汗や
水分の浸入などで防水性能が損なわれる場合があります。
点検調整のための分解掃除(オーバーホール)は、「純正部品」とご指定の上、お買い上げ店に
ご依頼ください。その際、パッキンやばね棒の交換もあわせてご依頼ください。
・点検調整のための分解掃除(オーバーホール)の際には、ムーブメント交換となる場合もあります。
アフターサービスについて
ご注意いただきたいこと
6
53
強制受信のしかた(手動で電波を受信する)
次のページに続く
①時計を置く
時計を電波が受信しやすい場所に置
きます。
アンテナは9時位置に
あります。アンテナ部
を窓の外に向けて置く
と、より受 信しや すく
なります。
→受信しやすくするために P.33
→受信しにくい環境 P.34
※受信範囲の外では、受信はできません。
→受信範囲について P.27
②
秒針が0秒位置に移動するまでボタンAを押す(3秒)
秒針が移動して、0秒位置に停止してから受信がはじまり
ます。
ボタンA
②3秒押す
※
タイムゾーンを日本、中国、アメリカ、ドイツ、イギリス以外に選択
して いる 場合、秒 針 が0 秒 位 置に 移動しま せん。(強制受信はできま
せん。)選択されているタイムゾーンを確認してください。
→タイムゾーンを選択する P.18
困ったときは
7
困ったときは

54
困ったときは
7
③時計を置いたまま、数分待つ
(最長12分)
秒針が1秒ごとに動いたら、受信終了です。
受信には時間がかかります。(最長12分)
※電波の状況によります。
<受信が終了するまでの表示>
秒針が受信レベルを示します。(毎分更新)
受信レベル 高い:H 低い:L
表示
電波の状況 受信しやすい 受信しにくい
※秒針の動きにともない、分針が1分ずつ動きます。
④秒針が1秒ごとに動いたら、受信が
できたか確認する
受信が終了したら、受信ができたか確認してく
ださい。
→受信結果表示について P.31
※日付、曜日が動いている間は、ボタン・りゅうずの操
作はできません。
<受信ができなかったとき>
秒針が受信結果 「N」 を示します。
受信結果:N
5秒後に時刻表示に戻ります。
→受信結果が「N」になったときは P.32
55
困ったときは
7
電波の受信ができないとき
電波の受信ができないときは、以下のページを確認してください。
・ 電波の受信範囲内で受信ができないとき→こんなときは:電波受信 P.68
電波の受信ができないため、時刻・日付・曜日を合わせられないときは、手動で時刻・日付・曜日
を合わせてください。
→手動時刻合わせのしかた P.56
→手動日付合わせのしかた P.58
→手動曜日合わせのしかた P.60
※電波受信の範囲は
「受信範囲について P.27」をご確認ください。
・ 電波受信範囲の外で使うとき
お使いの地域のタイムゾーンを選択してください。
→タイムゾーンを選択する P.18
タイムゾーンを選択しても、時刻・日付・曜日が合わないときは、手動で時刻・日付・曜日を合わ
せてください。
56
■ 手動時刻合わせのしかた
電波の受信範囲外などの電波が受信できない環境で継続的に使用する場合、手動で時刻を合わ
せてください。
→受信範囲について P.27
・再び受信可能な環境で使うときは、電波を受信して時刻を合わせてください。
→自動受信と強制受信 P.26
・時刻を修正するときは、日付・曜日が連動して動きます。
※電波が受信できない場合でも、通常のクオーツ時計と同じ精度でお使いいただけます。(平均月差±15秒)
※手動時刻合わせの後で電波を受信したときは、受信した時刻を表示します。
困ったときは
7
57
困ったときは
7
※操作前にりゅうずのロックを外し、操作後ロックして
ください。 →P.13
※手動時刻合わせのモードに入ると、電波受信結果の
データが失われるため、受信結果を確認しても「N」
と表示されます。
※ボタンBは指または先の細いもので押してください。
→P.12
※日付が変わるところが午前0時です。午前・午後に
注意して時刻を合わせてください。
①りゅうずを2 段引く
秒針が0秒位置に移動し、停止します。
手動時刻合わせのモードに入ります。
②ボタンAまたはボタンBを押して時刻
を合わせる
1分送り 1回押して離す
連続送り 2秒以上押し続けると連続で動き出し、
もう一度押すと止まる
※りゅうずを回しても針は動きません。
③
時報などに合わせてりゅうずを押し戻す
操作は完了です。時計が動きはじめます。
①
③
ボタンB
②逆回り
ボタンA
②
時計回り
012

58
困ったときは
7
①りゅうずを1段 引く
秒針が30秒位置に移動し、停止します。(基本時
計、小時計は動いたままです。)
②秒針が55秒位置に移動するまでボタン
Aを押す(2秒)
■ 手動日付合わせのしかた
電波の受信範囲外などの電波が受信できない環境で、自動で日付が変わらない場合(小の月か
ら大の月に変わる際など)は、手動で日付を合わせてください。
・日付は、時刻・曜日に関係なく単独で合わせることができます。
・再び受信可能な環境で使うときは、電波を受信して時刻を合わせてください。
→自動受信と強制受信 P.26
※手動日付合わせの後で電波を受信したときは、受信した日付を表示します。
※電波の受信に成功しても日付が合わないときは、日付の基準位置がずれていると考えられます。
→日付・曜日・時分針の基準位置を合わせる P.63
※操作前にりゅうずのロックを外し、操作後ロック
してください。 →P.13
①
ボタンA
②
2秒押す
①
②
012
59
困ったときは
7
※ボタンBは指または先の細いもので押してください。
→P.12
③秒針が13秒位置に移動するまでボタ
ンAを押す(2秒)
手動日付合わせのモードに入ります。
④ボタンBを押して日付を合わせる
1分送り 1回押して離す
連続送り 2秒以上押し続けると連続で動き出し、
もう一度押すと止まる
※りゅうずを回しても針は動きません。
※日付が動いている間はボタンの操作はできません。
※日付を進めて合わせます。逆に戻すことはできません。
⑤りゅうずを押し戻 す
操作は完了です。
⑤
ボタンB
④押す
ボタンA
③
2秒押す
③012
60
困ったときは
7
■ 手動曜日合わせのしかた
・曜日は、時刻・日付に関係なく単独で合わせることができます。
・再び受信可能な環境で使うときは、電波を受信して曜日を合わせてください。
→自動受信と強制受信 P.26
※手動曜日合わせの後で電波を受信したときは、受信した曜日を表示します。
※電波の受信に成功しても曜日が合わないときは、曜日の基準位置がずれていると考えられます。
→日付・曜日・時分針の基準位置を合わせる P.63
①りゅうずを1段 引く
秒針が30秒位置に移動し、停止します。(基本時
計、小時計は動いたままです。)
②秒針が55秒位置に移動するまでボタン
Aを押す(2秒)
手動曜日合わせのモードに入ります。
※操作前にりゅうずのロックを外し、操作後ロック
してください。 →P.13
②①
①
ボタンA
②
2秒押す
012
61
困ったときは
7
※ボタンBは指または先の細いもので押してください。
→P.12
③ボタンBを押して曜日を合わせる
曜日送り 1回押して離す
連続送り 2秒以上押し続けると連続で動き出し、
もう一度押すと止まる
※りゅうずを回しても針は動きません。
※曜日が動いている間はボタンの操作はできません。
※曜日を進めて合わせます。逆に戻すことはできません。
④りゅうずを押し戻 す
操作は完了です。
④
ボタンB
③押す
012

62
基準位置について
電波の受信に成功しても時刻・日付・曜日が合わないときは、基準位置がずれて
いることが考えられます。
基準位置がずれる理由は、以下の原因が考えられます。
・強い衝撃を受けたとき :落とす、強くぶつけるなどの衝撃によってずれることがあります。
・磁気の影響を受けたとき :磁気を発するものに近づけることでずれることがあります。
→時計に影響を及ぼす身の周りの磁気製品例 P.43
【針の基準位置がずれている】状態とは、体重計に例えると「メーターのゼロ位置が合っていないために、正しい
体重が表示できない」ということです。
■ 針位置自動修正機能(時分針の基準位置合わせ)
時分秒針には、基準位置がずれたときに自動的に修正する「針位置自動修正機能」があります。
針位置自動修正機能がはたらくのは、時分針は12時間に1回(午前・午後12時)、秒針は1分
に1回です。
※この機能は、衝撃や磁気による影響(外的要因)で、針がずれてしまったときにはたらきます。
時計の精度や製造上の微細なずれを修正する機能ではありません。
※時分針の基準位置は手動でも修正することができます。 →日付・曜日・時分針の基準位置を合わせる P.63
■ 日付・曜日の基準位置合わせ
日付・曜日の基準位置は自動では修正されないため、手動で合わせる必要があります。
→日付・曜日・時分針の基準位置を合わせる P.63
困ったときは
7
63
基準位置の合わせかた
■ 日付・曜日・時分針の基準位置を合わせる
日付の基準位置は「1」(1日)です。
曜日の基準位置は「S」(日曜日)です。
時分針の基準位置は「午前0時0分」です。
基準位置がずれていると、電波を受信しても、正しい日付・曜日・時刻が表示で
きません。
基準位置を合わせることで、日付・曜日・時刻の遅れ・進みが修正されます。
日付の数字が日付窓の中心からずれている場合も、この操作で修正することができます。
基準位置を合わせるときは、次のページの操作をしてください。
困ったときは
7
64
■ 日付・曜日・時分針の基準位置を合わせる(つづき)
①の操作後、日付が止まってから20秒以内に、②の操作を始めてください。
※日付が止まった状態が20秒以上続くと、自動的に時刻表示に戻ります。
時刻表示に戻ったときは、操作をやりなおしてください。
困ったときは
7
ボタンA
①
3秒押す
ボタンB
①3秒押す
②日付が止まって
から、20秒以内
に押す
①
①秒針が13秒位置に停止するまでボタン
A・B を 同 時 に 押 す(3秒)
日付の基準位置合わせのモードに入ります。
日付が動き、基準位置で止まります。
※ボタンBを先に押し、押したまま離さずにボタンAを押すと、
うまく押すことができます。
※日付が動いている間は、ボタン操作はできません。
②日付が止まってから20秒以内にボタン
Bを押して、日付を「1」にする
「1」 の数字が、日付窓の中心になるように合わ
せてください。
※「1」が表示されている場合は、③の操作へ
連続送り 2秒以上押し続けると連続で動き出し、
もう一度押すと止まる
微調整 断続的に押すと少しずつ進む
※りゅうずは引き出さないでください。
※ボタンBは指または先の細いもので押してください。
→P.12
65
ボタンA
③
2秒押す
ボタンB
④押す
ボタンA
⑤
2秒押す
困ったときは
7
③秒針が55秒位置に停止するまでボタン
Aを押す(2秒)
曜日の基準位置合わせのモードに入ります。
④ボタンBを押して曜日を「S」(日曜日)
にする
曜日が「S」になるように合わせてください。
※「S」が表示されている場合は⑤の操作へ
曜日は時計回りに回転します。
連続送り 2秒以上押し続けると連続で動き出し、
もう一度押すと止まる
微調整 断続的に押すと少しずつ進む
⑤秒針が0秒位置に停止するまでボタンA
を押す(2秒)
時分針の基準位置合わせのモードに入ります。
※正しい時刻が表示されている場合は⑦の操作へ
次のページに続く

66
ボタンB
⑥
1回押す
困ったときは
7
⑥ボタンBを1回押して離す
時分針が動き、「午前0時0分」に停止します。
⑦操作が終了したら20秒間放置する
自動的に基準位置合わせのモードが終了し、秒針
と時分針が動き始めます。
時刻表示の状態に戻ったら、時刻・日付・曜日が合っ
ているか確認してください。
時刻・日付・曜日が合っていない場合は時刻・日付・
曜日を合わせてください。
電波を受信して時刻・日付・曜日を合わせる
強制受信のしかた →P.53
電波の受信ができないとき
手動時刻合わせのしかた →P.56
手動日付合わせのしかた →P.58
手動曜日合わせのしかた →P.60
67
困ったときは
7
状 態 対処方法
参照
ページ
針の
動き
秒針が2秒ごとに運
針している
エネルギー切れ予告機能がはたらいている(P.38)
秒針が1秒ごとに運針するまで、十分な充電をしてください。
携帯中は、なるべく時計が袖などに隠れないように気をつけてくだ
さい。
また、時計を外した際にもなるべく明るい場所に置くことを心がけ
てください。
P.38
秒針が5秒ごとに運
針している
秒針が15秒位置で
停止している状態か
ら動きだした
パワーセーブ機能がはたらいていた(P.39)
光があたると、針が早送りされて現在時刻に戻ります。
現在時刻に戻ったら、そのままお使いください。(異常な動きではあ
りません。
−
秒針が45秒位置で
停止している状態か
ら動きだした
パワーセーブ機能がはたらいていた(P.39)
①秒針が1秒ごとに運針するまで、十分な充電をしてください。
②その後、時刻が合っていない場合は、必要に応じて電波を受信し
てください。
P.36
P.25
ボタン操作をしてい
ないのに針が早送り
され、その後は1秒
ごとに運針している
パワーセーブ機能がはたらいていた(P.39)
針位置自動修正機能がはたらいた(P.62)
そのまま何もせずにお使いください。(異常な動きではありません。)
−
こんなときは
68
状 態 対処方法
参照
ページ
電波
受信
受信できない
受信結果表示が
「N(受信できていな
い)」になる
受信中は時計を動かさないでください。
受信には時間がかかるので、最長12分お待ちください。
P.33
P.53
受信しやすい環境に時計を置きなおして受信をしてください。 P.33
標準電波送信所の都合で電波を止めている。(停波)
停波に関する情報は、送信所を運営する機関のホームページを参照
してください。
P.35
電波が受信できるタイムゾーンに再設定してください。 P.18
P.27
充電
止まっていた時計を
充電しても1秒運針
にならない
照度によって充電にかかる時間は変わります。
「充電にかかる時間のめやす」を参考に、充電を行なってください。 P.37
時計内部のシステムが不安定になっています。
「万が一、異常な動きになったとき」を参照し、操作をしてください。 P.71
困ったときは
7
69
困ったときは
7
状 態 対処方法
参照
ページ
時刻、
針の
ずれ
時計が一時的に進
む、または遅れる
①より受信しやすい環境で受信するようにしてください。
②必要に応じて強制受信をしてください。
P.33
P.53
①時計を暑いところ、または寒いところに放置した場合、常温に戻
れば元の精度に戻ります。 −
②その後、時刻が合っていない場合は、必要に応じて強制受信をし
てください。 P.53
③元に戻らない場合は、お買い上げ店にご相談ください。 −
分・秒は合っている
が、時刻が1時間単
位でずれている
選択されているタイムゾーンを確認し、使用する地域のタイムゾー
ンに合わせてください。 P.18
受信に成功したのに
時刻がずれている
①針位置自動修正機能がはたらいて、自動的に修正されます。何も
せずにそのままお使いください。針位置自動修正機能がはたらく
のは、秒針は1分に1回、時分針は午前・午後12時です。
お急ぎの場合は、時刻を手動で修正してください。
P.62
P.56
P.71
「受信結果表示」や
「受信レベル表示」で
秒針の位置がずれて
いる
②針のずれが修正されない場合は、「万が一、異常な動きになったと
き」を参照し、操作をしてください。
−
③②の操作を行なっても、針のずれが修正されない場合は、お買い
上げ店にご相談ください。

70
困ったときは
7
状 態 対処方法
参照
ページ
日付の
ずれ
受信成功後、時刻は
合っているが日付が
合っていない
日付の基準位置を正しい位置、「1」(1日)にしてください。 P.63
曜日の
ずれ
受信成功後、時刻は
合っているが曜日が
合っていない
曜日の基準位置を正しい位置、「S」(日曜日)にしてください。 P.63
小時計
のずれ
基本時計に合わせた
が、時刻が合ってい
ない
小時計の合わせ方をご確認ください。 P.24
操作
ボタン、りゅうずが
機能しない
(操作しても動かな
い)
秒針が1秒ごとに運針するまで、十分な充電をしてください。
設定の操作直後で、日付が動いている途中の場合、そのままお待ち
ください。日付の動きが止まれば操作できるようになります。
P.36
設定中に操作が
わからなくなった
①りゅうずが引き出されている場合は、りゅうずを戻してください。
②最大9分で1分ごとの運針に戻ります。
③その後で、改めて操作をやりなおしてください。
−
その他 ガラスのくもりが消
えない お買い上げ店にご相談ください。 −
※記載以外の現象はお買い上げ店にご相談ください。
71
困ったときは
7
万が一、異常な動きになったとき
万が一、異常な動きになったとき、または十分な充電を行なっても1秒運針にならないと
きは、
①
〜
③
の操作を行い、その後基準位置合わせとタイムゾーン選択をしてください。
■ システムリセットをする
※操作前にりゅうずのロックを外し、操作後ロックし
てください。 →P.13
(注)ボタンBを先に押し、押したまま離さずにボタン
Aを押すと、うまく押すことができます。
①りゅうずを2 段引く
秒針が0秒位置で停止します。
②ボタンA・Bを同時に3秒押して離す
(注)
離してから約5秒後に秒針が1回転し0秒位置に
停止します。
その後、時分針が動き0時0分に停止します。
③
0時0分0秒に停止したらりゅうずを戻す
0時0分0秒から秒針が動きます。
※システムリセット後はタイムゾーンがLONになります。
システムリセット完了後、次の操作を行ってください。
・基準位置を合わせる →P.63-66
・タイムゾーンを選択する →P.18-19
①
③
ボタンB
②
3秒押す
ボタンA
②
3秒押す
012
72
1.基本機能・・・・・・ 基本時計3針(時・分・秒針)、日付表示、レトログラード曜日表示、
小時計2針(時・分針)
2.水晶振動数・・・・ 32,768Hz(Hz=1秒間の振動数)
3.精度・・・・・・・・・・ 平均月差±15秒以内(電波受信による時刻修正が行なわれない場合、
かつ気温5℃〜35℃において腕に着けた場合)
4.作動温度範囲・・ −10℃〜+60℃
5.駆動方式・・・・・・ ステップモーター式(基本時計の時分針、秒針、日付、曜日、小時計の時分針)
6.使用電源・・・・・・ 専用二次電池:1個
7.持続時間・・・・・・ 約9ヶ月(フル充電で、パワーセーブが作動しない場合)
※フル充電をした状態からパワーセーブが作動した場合は最大約2年
8.電波受信機能・・ 自動受信(午前2時前、3時前、4時前)
※受信状況によって異なる。
※受信から次の受信までは上記クオーツの精度で動く
※強制受信機能付
9.電子回路・・・・・・ 発振、分周、駆動、受信回路:IC 3個
製品仕様
※仕様は改良のため予告なく変更することがあります。
製品仕様
8
73
※Lengthadjustmentserviceformetallicbandsisavailableat
theretailerfromwhomthewatchwaspurchasedorSEIKO
CUSTOMERSERVICECENTER.Theservicemayalsobeavailable
onachargeablebasis.
Theservicemayalsobeavailableatotherretailers,however,
someretailersmaynotundertaketheservice.
ThankyouverymuchforchoosingaSEIKOwatch.
ForproperandsafeuseofyourSEIKOwatch,
pleasereadcarefullytheinstructionsinthis
bookletbeforeusing.
Keepthismanualhandyforeasyreference.

74
Contents
1.AboutThisProduct
Handlingcautions・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76
Features・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 80
Displayandbuttonoperation・・・・・・・・・・・・82
Howtousebutton・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・84
Crown・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・85
2.BeforeUse
Beforeuse・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 86
3.Worldtimefunction
Howtousetheworldtimefunction・・・・88
Howtoselectthetimezone(Howto
displaythelocaltimearoundtheworld)・・・
90
Timezonedisplayandtimedifference
table・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・92
Q&Afortheworldtimefunction・・・・・・・ 94
Aboutdualtimedisplay・・・・・・・・・・・・・・・・・・95
Aboutsubdial・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・96
4. HowtoSettheTime(RadioSignalReception)
Settingthetime,dateandday
byreceivingaradiosignal・・・・・・・・・・・・・・・ 97
Aboutreceptionconditions・・・・・・・・・・・・・・ 99
Howtocheckthereceptionresults・・・・
103
5.SolarChargingFunction
Aboutcharging・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
108
Aboutenergy・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
110
75
1
2
3
4
5
6
7
8
6.ToPreservetheQualityofYourWatch
Dailycare・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
112
Performanceandtype・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
112
Waterresistance・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
113
Magneticresistance・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
114
Band・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
116
Specialclasps・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
118
Powersource ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
122
Lumibrite・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
123
After-saleservice・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
124
7.Troubleshooting
Howtoconductmanualreception
(Receivingaradiosignalmanually) ・・・・
125
Whenthewatchisunabletoreceive
radiosignals・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
127
Preliminaryposition・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
134
Howtocorrectthepreliminary
positions・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
135
Attrouble・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
139
Incaseofanabnormalmovement・・・・・・
143
8.Specifications
Specifications・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
144
76
・
Keepthewatchandaccessoriesoutofthereachofbabiesandchildren.
Careshouldbetakentopreventababyorachildaccidentallyswallowingtheaccessories.
Ifababyorachildswallowsthebatteryoraccessories,immediatelyconsultadoctor,asit
willbeharmfultothehealthofthebabyorchild.
WARNING
・
Immediatelystopwearingthewatchinfollowingcases.
○
Ifthewatchbodyorbandbecomesedgedbycorrosionetc.
○
Ifthepinsprotrudefromtheband
※
Immediatelyconsulttheretailerfromwhomthewatchwaspurchasedor
SEIKOCUSTOMERSERVICECENTER.
Toindicatetherisksofseriousconsequencessuchassevereinjuriesunlessthefollowing
safetyregulationsarestrictlyobserved.
・
Donotremovethesecondarybatteryfromthewatch.
※
Aboutthesecondarybattery
→
POWERSOURCEP.122
Replacementofthesecondarybatteryrequiresprofessionalknowledgeandskill.Pleaseask
awatchretailerforreplacementofthesecondarybattery.
Installationofanordinarysilveroxidebatterycangenerateheatthatcancauseburstingandignition.
Handlingcautions
AboutThisProduct
1
77
・
Avoidwearingorstoringthewatchinthefollowingplaces.
○
Placeswherevolatileagents(cosmeticssuchaspolishremover,bugrepellent,thinnersetc.)arevaporizing
○
Placeswherethetemperaturedropsbelow5℃orrisesabove35℃foralongtime
○
Placesofhighhumidity
○
Placesaffectedbystrongmagnetismorstaticelectricity
○
Dustyplaces
○
Placesaffectedbystrongvibrations
CAUTIONS
・
Ifyouobserveanyallergicsymptomsorskinirritation
Stopwearingthewatchimmediatelyandconsultaspecialistsuchasadermatologistoranallergist.
・
Othercautions
○
Replacementofthemetalbandrequiresprofessionalknowledgeandskill.Pleaseaskawatchretailer
forreplacementofthemetalband,asthereisariskofhandorfingerinjuryandfearoflosingparts.
○
Donotdisassembleortamperwiththewatch.
○
Keepthewatchoutofthereachofbabiesandchildren.Extracareshouldbetakentoavoid
risksofanyinjuryorallergicrashoritchingthatmaybecausedwhentheytouchthewatch
.
○
Whendisposingofusedbatteries,followtheinstructionsofyourlocalauthorities.
○
Ifyourwatchisofthefoborpendanttype,thestraporchainattachedtothewatchmay
damageyourclothes,orinjurethehand,neck,orotherpartsofyourbody.
Toindicatetherisksoflightinjuriesormaterialdamagesunlessthefollowingsafetyregulations
arestrictlyobserved.
AboutThisProduct
1
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