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4. 車両への取り付け
·車両のISOFIX取付け金具が車両座席にかくれて見えにくい場合は、付属の挿入ガイドを図のよ
うにISOFIX取付け金具に使用することで取り付けしやすくなります。ただし、車両座席の形状
により挿入ガイドが取り付けできないときは、挿入ガイドは使用しないでください(図6)。
·注意:挿入ガイドを使用しないときは、お子さまの手の届かない場所に保管してください。
·重要:車両の座席にリクライニング機能がある場合は、あらかじめ座席の背もたれを少し後方
へ倒しておきます。
·サポートレッグをいっぱいまで開いてください(図7)。
·注意:サポートレッグの可動部で手などを挟まないようにしてください。チャイルドシートを
使用するときはサポートレッグを常に開いた状態にしてください。
·チャイルドシートを取り付ける前に、車両座席のヘッドレストが取りはずせる場合は取りはず
してください。チャイルドシートの一部が車両座席のヘッドレストに干渉して各操作ができな
かったり、チャイルドシートを車両に確実に取り付けできない場合があります。また取り外し
たヘッドレストは車内に保管しないでください。図のように、サポートレッグの上部にある
ISOFIXコネクタ調整レバーを引き上げたまま、ISOFIXコネクタをいっぱいまで引き出します(
図8)。その際、ISOFIXコネクタ調整レバーを水平以上に引き上げないようにしてください。故
障の原因になります。
·重要:ISOFIXコネクタを車両の取付け金具に差し込む前には、インジケータのISOFIX表示(
左から1つめと4つめ)が左右とも赤になっている必要があります。左右のISOFIXコネクタを、
車両のISOFIX取付け金具へカチッと音がするまでしっかり押し込みます(図9)。
·左右のISOFIXコネクタが車両のISOFIX取付け金具に取り付けられると、インジケータの
ISOFIX表示(左から1つめと4つめ)が左右とも緑に変わります(図10)。
·ISOFIXコネクタ調整レバーを引き上げたまま、シートベースが車両座席の背もたれに接するよ
うに本体を押し付けてください。その際、ISOFIXコネクタ調整レバーを水平以上に引き上げな
いようにしてください。故障の原因になります(図11)。
·重要:車両の座席にリクライニング機能がある場合は、チャイルドシートのシートベースと座
席が出来るだけ密着するよう、座席の背もたれを前方へ起こしてください。
またチャイルドシート本体を前後左右に強くゆすり、確実に取り付けられていること(目安とし
てズレ3cm以内)を確認してください。
·サポートレッグを手前にいっぱいに開いたままボタンを押し、サポートレッグが車両の床に接
するよう長さを調節してください(図12)。
·注意:インジケータのサポートレッグ表示(左から2つめ)が緑色に変わるように操作してくだ
さい。サポートレッグは車両の床に対して斜めになることもあります。
·重要:インジケータのサポートレッグ表示(左から2つめ)が緑に変わっていることを確認して
ください。表示が赤のままのときは、再度サポートレッグの長さを調節してください(図13)。
·万一の事故に備え、本体側面にあるASP(側面保護機能)を左右いずれか片方のみ開いておい
てください。お子さまの体重に合わせた正しい向きに固定した後に(6章を参照)、車両ドアが
近い側のみを図のように引き出しておきます(図14)。
·注意:車両ドアが遠い側のASPは閉じてください。また、チャイルドシートの隣に座ったお子
さまなどがASPに触れないようにしてください。可動部で怪我をするおそれがあります。回転
操作のときに車両座席や内装にASPが干渉する場合は閉じてください。
5.1 ベビーキャリアの使い方
·RECARO Zero.1 Eliteは、身長76cm未満および体重10 kg未満のお子さま用の取外し可能なベ
ビーキャリアを装備しています。
·ベビーキャリアを使用する際はあらかじめ本体のリクライニング操作レバーを調節し、お好み
の角度に合わせてください。(7章を参照)。
·次に本体のヘッドレストを、5.2章に示されているように最上段の位置に合わせます。
·ベビーキャリア用取付金具はヘッドサポートカバーの内側の生地で保護することができます。
ベビーキャリアを取り付ける際は、この内側の生地を上方に折り返し、取付金具を露出させて
ください(図15,16)。
·ベビーキャリア用取付金具を前方へ引き出してください(図17)。
·付属のベビーキャリア用挿入ガイドを取付金具(奥側)に差し込みます(図18)。その後、ベビー
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