Shure AD4Q User manual

AD4Q
Digital Quad Receiver
User guide for the Shure AD4Q Axient Digital quad channel receiver
Version: 10.5 (2022-F)

Shure Incorporated
2/42
Table of Contents
AD4Q Digital Quad Receiver 4
AD4Q Axient Digital Four-Channel Wireless Receiver 4
Features 4
同梱物 5
取り付け方法 5
ハードウェア 6
受信機フロントパネル 6
Receiver Back Panel 7
メニューと構成 9
デバイス構成メニューとチャンネルメニューへのアクセス 9
ホーム画面 9
画面アイコン 10
デバイス構成メニュー 11
AD4Dデバイス構成パラメーター 12
チャンネルメニューパラメーター 15
RF出力設定 17
RFチューニングバンドの設定 17
赤外線同期 17
周波数の手動設定 18
チャンネルスキャンとグループスキャン 18
スペクトラムマネージャーから[新しい周波数]を要求しま
す。 19
送信モード 19
送信機スロットに送信機を割り当てる 20
干渉の管理 21
チャンネルクオリティメーター 21
周波数ダイバーシティ 22
クアッドバーシティ 22
アンテナバイアス 23
RFカスケードポート 23
ファームウェア 23
音声設定 24
チャンネルゲインと音声出力の調整 24
トーンジェネレーター 25
ヘッドホンモニタリング 25
システムゲイン 26
ネットワーク 26
Networking Receivers 26
ネットワークブラウザ 30
ネットワークトラブルシューティング 30
操作 30
デバイスIDの割り当て31
チャンネル名の割り当て31
操作部のロックおよびロック解除 31
表示画面のオプション 31
受信機設定をユーザープリセットとして保存する 32
IRプリセットを使った送信機のプログラム 32
暗号化 32
冷却ファン 33
受信機を工場出荷時設定に戻す33
トラブルシューティング 33
電源 33
ゲイン 34
ケーブル 34
インターフェースのロック 34
暗号不一致 34
ファームウェア不一致 34
Tx電池温度が高い34
無線周波数 (RF) 34

Shure Incorporated
4/42
•
•
•
•
•
•
•
•
•
◦
◦
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
•
AD4Q
Digital Quad Receiver
AD4Q Axient Digital Four-Channel Wireless Receiver
The AD4Q Axient Digital four-channel wireless receiver sets a new standard in transparent digital audio and maximum spectral
efficiency. Groundbreaking performance features include wide tuning, low latency, high density (HD) mode, and Quadversity ,
ensuring solid performance in the most challenging RF environments. Networked control, AES3, AES67, and Dante output, and
signal routing options bring a new level of management and flexibility to your entire workflow. Compatible with all Axient Digital
transmitters.
Features
Audio
60 dB of gain adjustment offers compatibility with a wide range of input sources
Dante networking for quick and easy channel management
Dante Browse feature for headphone monitoring of all Dante channels, including third party components
AES 256 encryption to protect audio channels
Automatic limiter function protects against signal clipping, allowing for higher gain settings and preventing unexpected
signal peaks
Front panel connection for headphones with adjustable volume
I/O
Four transformer-balanced XLR outputs (outputs 3 and 4 switchable AES3 digital)
Four transformer-balanced 1/4'' outputs
Two Dante-enabled Ethernet ports, Two network control Ethernet ports with PoE
Split-Redundant mode: two ports of Ethernet, two ports of Dante
Switched mode: four ports of Ethernet, Four ports of Dante
Note: The receiver can only power 1 PoE device at a time.
Locking AC power connection
AC power cascade to additional components
Optional DC module available to support redundant power
RF
True digital diversity reception per channel
Quadversity mode for enhanced coverage
Up to 210 MHz of tuning range
Channel Quality meter displays signal-to-noise ratio of RF signal
Frequency diversity with selection or combining modes for transmitters
Antenna cascade for one additional receiver
Preprogrammed group and channel maps with options to create custom groups
Search for open frequencies via receiver using group and channel scan
™
™

Shure Incorporated
5/42
•
•
•
•
•
•
•
Perform full bandwidth scan for frequency coordination via Wireless Workbench
Register up to eight transmitters to one receiver channel
High Density transmission mode enables up to 47 active transmitters in one 6 MHz TV channel (up to 63 in one 8 MHz TV
channel)
Network Control
Wireless Workbench control software
ShurePlus Channels mobile device control
Console integration
Control systems support
同梱物
受信機には次のコンポーネントが同梱されています:
ハードウェアキット 90XN1371
バルクヘッドアダプター、BNC 95A8994
1/2波長広帯域アンテナ 2本地域により異なります
バルクヘッド取り付け用BNC-BNC 同軸RFケーブル(短)95B9023
バルクヘッド取り付け用BNC-BNC 同軸RFケーブル(長)95C9023
同軸RFカスケードケーブル 95N2035
AC電源ケーブル、VLock 地域により異なります
AC電源ジャンパーケーブル 地域により異なります
イーサネットケーブル、約90cm 95A33402
イーサネットジャンパーケーブル 95B33402
取り付け方法
本ユニットはラックマウント用としてデザインされています。
警告:怪我を防止するために、機器は確実にラックに固定してください。
®
™

Shure Incorporated
6/42
◦
◦
◦
◦
ハードウェア
受信機フロントパネル
①ヘッドホン音量ノブ
選択したチャンネルのヘッドホン音量を調整します。クリップインジケーターがオーバーロードを警告します。
ノブを押すと、Danteオプションとヘッドホン設定にアクセスできます。
②モニタージャック
6.3 mm(1/4”)出力ジャック。
③赤外線(IR)同期LED
送信機と受信機がIR同期時に正しく向き合っている場合、LEDが赤くなります。
④赤外線(IR)同期ウィンドウ
同期する際は、送信機のIRウィンドウと向かい合わせにします。
⑤周辺光センサー
明るさを自動的に検知します。
⑥チャンネル選択ボタン
押してチャンネルを選択します。
⑦同期ボタン
ボタンを押すと、送信機と受信機が同期されます。IR同期LEDが赤く変わり、正しく合っていることを示します。
⑧アンテナステータスLED
両方のアンテナのステータスを示します:
青色 = 受信機と送信機間のRF信号は正常
赤色 = 干渉を検出
消灯 = 受信機と送信機間にRF接続なし
注:青色の
LED
が少なくとも1つ点灯していないと、受信機は音声を出力しません。
⑨RF信号強度LED
送信機からのRF信号の強度を示します:
オレンジ = 正常(5 dBm単位で-90から-70 dBmまで)

Shure Incorporated
7/42
◦
◦
◦
◦
赤= オーバーロード(-20 dBm以上)
⑩オーディオLED
赤、黄、緑のLEDでアベレージとピークの音声レベルを示します。
リミッターが発動するとLEDが赤色に変わります。
⑪ディスプレイ
選択したチャンネルの情報を表示します。
⑫機能ボタン
各ボタンを押すと、編集および構成オプションが表示されます。ボタンは上からF1、F2、F3、F4があり、編集オプションが使
用できるようになると点灯します。
⑬ENTERボタン
押すと、変更が保存されます。
⑭EXITボタン
押すと、変更がキャンセルされてメインメニューに戻ります。
⑮コントロールホイール
押してメニューを表示します
押してチャンネルまたはメニューアイテムを選択します。
回して、メニューアイテムをスクロール、またはパラメーター値を変更します。
⑯電源スイッチ
ユニットの電源をオン/オフします。
Receiver Back Panel
①AC Power Input
IEC locking connector, 100 - 240 V AC.
②AC Power Protection Fuse
Protects the AC power cascade from overloads.
③AC Power Cascade (locking)
Use IEC extension cables to loop power through multiple devices.
④Ethernet Ports

Shure Incorporated
8/42
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
◦
Four Ethernet ports carry the following signals:
ctrl 1: Network control
ctrl 2: Network control
Dante Primary: Dante digital audio
Dante Secondary: Dante digital audio
Network Status (green) LEDs:
Off: no network link
On: network link active
Flashing: network link active, rate corresponds to traffic volume
Network Speed (amber) LEDs:
Off = 10/100 Mbps
On = 1 Gbps
⑤Word Clock Input and Thru Ports
Input: Connect to an external word clock to resolve the AES3 digital output
Thru: Passes word clock signal to additional components
⑥AES3 Switch
Enables AES3 output on Output 3 and Output 4. This disables analog output on XLR Output 1 and XLR Output 2.
⑦Word Clock Termination Switch
Set to Thru when passing signal to additional components
Set to Term 75Ω when Thru connection is not used
⑧Balanced XLR Audio Output (one per channel)
Transformer Balanced
Connect to a mic or line level input. Output 3 and Output 4 carry AES3 signals when enabled. XLR Outputs 1 and 2 are
disabled when AES3 is enabled.
⑨Mic/Line Switch and Ground Lift Switch (one per channel)
Mic/Line: Applies a 30 dB pad in mic position.
Ground Lift: Lifts the ground from pin 1 of the XLR connector and the sleeve of the ¼" Audio Output
⑩¼" Audio Output (one per channel)
Transformer Balanced
⑪Coaxial inputs from Antenna A and Antenna B
RF Connection for Antenna A and Antenna B.
⑫RF Cascade Connectors C and D
Passes the RF signal from Antenna A and Antenna B to one additional receiver. In Quadversity mode, use these connectors
for additional antenna inputs.

Shure Incorporated
9/42
◦
◦
◦
•
•
•
•
⑬Antenna Bias Indicator LED
Green: Antenna bias enabled
Red: Antenna fault
Off: Antenna bias disabled
⑭Quadversity Indicator LED
Illuminates when the receiver is configured for Quadversity mode.
メニューと構成
受信機は2層メニュー構造により、1Uラックサイズ内の複数チャンネルに対応しています:
デバイス構成メニュー:このメニューの項目は、受信機全体のパフォーマンスに影響し、全チャンネルに適用されます
チャンネル構成メニュー:各チャンネル用のメニューで、チャンネル個々の構成を行います
デバイス構成メニューとチャンネルメニューへのアクセス
ホーム画面から、次の方法によりDevice Configurationメニューにアクセス、またはチャンネルメニューの1つを開きます。
Device Configurationメニューに入るには、コントロールホイールを押します
Channelメニューに入るには、チャンネル番号を選択してから、コントロールホイールを押してチャンネルメニューにアクセス
します
ホーム画面
ホーム画面には、4つのチャンネルステータスが表示されます。
コントロールホイールを回して、ホーム画面に表示する様々なビュー(チャンネル名、グループおよびチャンネル、クオリティメー
ター、ゲイン、および周波数)を選択することができます。

Shure Incorporated
10/42
View 1 View 2 View 3 View 4
画面アイコン
次の画面アイコンは受信機モードまたは設定を示しています:
STD スタンダード送信モード
HD ハイデンシティ送信モード
G: 周波数グループ
C: チャンネル
TV: 選択した周波数のTVチャンネル
AES3 AES3出力が選択されています
View 選択したホーム画面ビュー
スクロールアップしてその他の選択肢を表示
スクロールダウンしてその他の選択肢を表示
右にスクロールしてその他の選択肢を表示
左にスクロールしてその他の選択肢を表示
他のShureデバイスまたはWWBにネットワーク接続が存在し
ます
電源スイッチがロックされています
フロントパネルコントロールがロックされています
送信機が受信機チャンネルにリンクされていることを示します
リンクされた送信機とShowLinkコントロールが有効であるこ
とを示します
クアッドバーシティモードが有効です
リンクした送信機のコントロールがロックされていることを示
します
リンクされた送信機のRF信号がオンになっていることを示し
ます
アラートまたは警告を示します

Shure Incorporated
11/42
周波数ダイバーシティ、コンバイニングモードが有効です
周波数ダイバーシティ、セレクションモードが有効です
暗号化が有効です
アクセスコントロールが有効です
デバイス構成メニュー
以下のメニュー項目とパラメーター設定により、デバイスレベルで受信機を構成します。
ヒント:ENTERボタンで変更が保存され、EXITを押すと保存せずにキャンセルされます。
デバイス構成メニュー画面
ホーム画面で、コントロールホイールを押すとDevice Configurationメニューにアクセスできます。
デバイス構成メニューマップ

Shure Incorporated
12/42
AD4Dデバイス構成パラメーター
Device RF
RFバンド
受信機のチューニングバンドを選択します。
暗号化
RF信号の暗号化を有効にします。
送信モード
StandardまたはHigh Densityモードを設定します。
クアッドバーシティ
クアッドバーシティモードを有効にするとRFポートに4つのアンテナ信号を入力できます。
カスタムグループ
カスタム周波数グループを構成、編集、読み込みます。
アンテナバイアス
アクティブRFアンテナ用のアンテナバイアスを有効にします。
テレビフォーマット
TVチャンネルフォーマットを各地域の方式に合わせます。
デバイスオーディオ
AES3音声
AES3オーディオパラメーターを構成します。
DANTEネーム
ネットワーク接続されたDanteコンポーネントの名前を表示、編集およびコピーします。
Danteロックステータス
Danteデバイスのロックステータスを確認します。
Dante Domain Manager
Dante Domain Managerの設定ステータスを確認します。
デバイスID
デバイスID
コントロールホイールを使って、IDの割り当てや編集をします。
ネットワーク設定
IP、ネットワーク、Dante設定を構成します

Shure Incorporated
13/42
◦
◦
◦
◦
◦
◦
セットアップ
イーサネットポートとIP設定を構成します。
アクセス
アクセスコントロールのステータスを表示します(EnabledまたはDisabled)。Wireless Workbenchまたはその他のShureコ
ントロールソフトウェアを使ってアクセスコントロールを有効化/無効化します。
ネットワークブラウザ
ネットワークブラウザのユーティリティを使用して、ネットワークのShureデバイスを表示します。
表示
ネットワーク上の全デバイスを表示します。
すべてをフラッシュ
ネットワーク上の全デバイスのフロントパネルLEDを点滅させて接続を検証します。
ファームウェアバージョン
選択したネットワークコンポーネントにインストールされているファームウェアバージョンを表示します。
ロック
電源スイッチ
ロック
ロック解除
フロントパネル
ロック
ロック解除
ファン
ファンモード
Auto:受信機の温度が上昇すると、ファンが自動的に作動します。
On:温度の高い環境下で最大限の冷却を行うために、ファンは連続的に作動します
温度
受信機内部の温度を表示します。
表示
明るさ
ディスプレイの明るさを調整します。
反転
ディスプレイの色を反転します。
ディスプレイスリープ

Shure Incorporated
14/42
•
•
•
10秒、30秒、または60秒後にディスプレイとフロントパネルの点灯をオフにするオプションを提供します。
ヒント:
任意のフロントパネルボタンを押してDisplay Sleepを中断します。
DCモジュール状態(オプション)
DCモジュールの動作ステータスを表示します(インストールされている場合)。
送信機ファームウェアアップデート
送信機をIRウィンドウに向かい合わせにしたら、送信機ファームウェアのアップデートを選びます。
ユーザープリセット
ユーザープリセットを作成して管理します。
Restore User Preset: 既存のプリセットを読み込みます
Save User Preset:現在の設定をプリセットとして保存します
Delete User Preset:プリセットを削除します
出荷時設定にリセット
すべての受信機パラメーターを工場出荷時設定に復元します。
バージョン情報
受信機のバージョン情報詳細を表示します。
チャンネルメニュー
次のメニューとパラメーターを使用して、受信機チャンネルを構成します。
ヒント:メニューパラメーターを構成しているとき、チャンネル選択ボタンを使ってそのまま別のチャンネルへ移動できます。
ENTERボタンで変更が保存され、EXITを押すと保存せずにキャンセルされます。
チャンネルメニューのホーム画面
チャンネルメニューのホーム画面では、選択したチャンネルの設定と、そのチャンネルにリンクされた送信機の情報詳細を表示す
ることができます。メニューにアクセスするチャンネル番号を選びます。
EDIT機能ボタンを使って、ゲイン、グループ、チャンネルおよび周波数を調整できます。
チャンネルメニュー
チャンネルメニューを使って、メニューパラメーターを選択および編集します。コントロールホイールを押して、チャンネルメ
ニューホーム画面からチャンネルメニューにアクセスします。

Shure Incorporated
15/42
◦
◦
チャンネルメニューマップ
チャンネルメニューパラメーター
新しい周波数
スペクトラムマネージャーを周波数サーバーとして使用するときに、ENTERキーを押して新しい周波数を割り当てます。
注:このメニューオプションは、受信機に周波数サーバーが割り当てられていない場合は表示されません。
音声
ゲイン/ミュート
受信機ゲインを調整します。
Gain:1 dB単位でゲインを調整します。
Output:受信機の音声出力について[On]または[Mute]を選択します。
スイッチステータス
グランドリフトとレベルスイッチのスイッチ位置を表示します。
システムゲイン
入力パッド、マイクオフセット、受信機ゲインといったシグナルチェーン上のすべてのゲインステージを表示、計算します。

Shure Incorporated
16/42
•
•
トーンジェネレーター
テストとトラブルシューティングのための連続的な音声信号トーンを提供します。
メーターオーバーロードホールド
オーバーロードホールドを有効にすると信号ピーク表示が保持されます。
Radio
G:(グループ)
周波数グループを割り当てます。
C:(チャンネル)
チャンネルを割り当てます。
周波数
周波数を手動で選択します。
TV
選択している周波数が含まれるTVチャンネルを表示します。
チャンネル名
チャンネル名
コントロールホイールを使ってチャンネル名を割り当てるか、または編集します。
チャンネルスキャン
選択されたグループ内で空きチャンネルを見つけます:
Find Next:最も近い次の空きチャンネルを探します
Find Best:最良のRFノイズフロアを持つチャンネルを選択します
グループスキャン
選択したグループをスキャンしてすべての空きチャンネルを検索します。
送信機
送信機スロット
コントロールホイールを使って、送信機スロットの割り当てと表示を行います。
ACTIVATE(ADX送信機は、ShowLinkアクセスポイントにリンクされている)
コントロールホイールを使用して送信機を選択し、ACTIVATEを押してRFを渡し、他のすべての送信機のRFをミュートしま
す。
FLASH(ADX送信機は、ShowLinkアクセスポイントにリンクされている)
受信機にリンクされている送信機のディスプレイが点滅します。
UNLINK

Shure Incorporated
17/42
1.
2.
3.
1.
選択したスロットから送信機を解除します。
SYNC:
[SYNC]を押すと、選択したスロットに送信機を割り当てます。
送信機の詳細
選択した送信機の仕様と情報詳細を表示します。
IR プリセット
赤外線同期により自動的に設定される送信機パラメーターを編集します。
詳細
干渉の管理
チャンネルの干渉検出設定を選びます。
周波数ダイバーシティ
周波数ダイバーシティをハンドヘルド用あるいはボディパック送信機用に構成します。
トークスイッチ/出力ルーティング
送信機からトークスイッチをコントロールするための、受信機の出力信号ルーティングオプションを設定します。Axient
Digital送信機でトークスイッチを使用する方法の詳細については、トークスイッチのユーザーガイドを参照してください。
RF出力設定
RFチューニングバンドの設定
受信機は、各地域で使用可能なスペクトラムの使用効率を最大化するため、チューニングバンド選択機能を提供します。
Device Configurationメニューから:Device RF > RF Band
コントロールホイールを押して編集を有効にし、RFバンドを選択します。
ENTERを押して保存します。
注:RFバンドを設定した後、受信機とリンクした送信機を再同期します。
赤外線同期
赤外線同期を使って送信機と受信機間の音声チャンネルを形成します。
注:受信機の帯域は送信機の帯域に一致しなくてはなりません。
受信機チャンネルを選択します。

Shure Incorporated
18/42
2.
3.
4.
5.
1.
2.
3.
4.
•
•
•
•
•
グループスキャンを使って、チャンネルを使用可能な周波数にチューニングします。
送信機の電源をオンにします。
受信機のSYNCボタンを押します。
IR LEDが赤く点灯するまでIRウィンドウを向き合わせます。完了すると、Sync Success!と表示され、送信機と受信機の
周波数合わせが完了したことが分かります。
注:
暗号化を有効/無効にしたり、または新たな暗号化キーを要求したりするなど、受信機の暗号化ステータスを変更した場合には、
設定を送信機に送るために同期を行う必要があります。
周波数の手動設定
任意の周波数を選択する場合は、各チャンネルに周波数を手動で設定できます。
チャンネルを選択して、Radioメニューに移動します。
コントロールホイールを使って、FREQ (MHz)パラメーターを選択します。
コントロールホイールを押して編集を有効にし、回転させて周波数を変更します。
ENTERボタンを押して、変更を保存します。
チャンネルスキャンとグループスキャン
受信機は各チャンネルをスキャンして使用可能な周波数を検索するか、あるいはグループ全体をスキャンして使用可能なベストな
周波数を検索します。
重要!作業の前に
すべての送信機の電源をオフにします。(周波数スキャン中の検出を防止するため)
以下のような干渉の可能性となるデバイスの電源を投入し、プレゼンや演奏中の動作時と同じ状態にします(スキャンが、それら
によって生じる干渉を検出して回避します)。
他のワイヤレスシステムまたはデバイス
コンピューター
CDプレーヤー
大型LEDパネル
エフェクトプロセッサー

Shure Incorporated
19/42
1.
2.
3.
◦
◦
4.
1.
2.
3.
4.
1.
2.
チャンネルスキャン
チャンネルスキャンでは、グループを自動スキャンして、使用可能な周波数を検索します。
選択したチャンネルメニューから:Channel Scan
始めに、コントロールホイールを使用してスキャンするグループを選択します。
次のオプションからいずれかを選択します:
Find Next:グループ内で次に使用可能な周波数を検索します
Find Best:RSSIに基づいた最良の使用可能な周波数を検索します
ENTERを押して、選択した周波数を確定します。
グループスキャン
グループスキャンは、使用可能な周波数グループを自動検索します。選択された使用可能な周波数は、受信機チャンネルおよびそ
の他のネットワークコンポーネントに自動的に割り当てられます。
選択したチャンネルから:Group Scan
Startを押してグループをスキャンします。
スキャンが完了すると、ディスプレイに見つかった周波数の件数が表示されます。
Deployを選択して、ネットワーク上のコンポーネントに周波数を割り当てます。
スペクトラムマネージャーから[新しい周波数]を要求します。
受信機の周波数サーバーとしてスペクトラムマネージャーを割り当てた場合は、[New Frequency]メニューオプションを使用し
て、クリアな周波数にすばやく変更することができます。[新しい周波数]オプションは、スペクトラムマネージャーを受信機の
周波数サーバーとして割り当てた場合のみ使用できます。
注意:新しい周波数が割り当てられた後は、リンクされた送信機の周波数を手動で更新するか、IR同期を使用して更新する必要
があります。
チャンネルメニューに移動し、[New Frequency]を選択します。
ENTERを押し、スペクトラムマネージャーから新しい周波数を得ます。
送信モード
受信機は、送信機が使用する使用可能なスペクトラムを効率的に管理するため、2つの送信モードを提供します。
スタンダードモード
スタンダードモードでは、設定可能な電力レベルで送信機を運用する通常のチャンネル間隔を採用します。

Shure Incorporated
20/42
1.
2.
3.
1.
2.
3.
スタンダードモードは、スペクトラムが特に制限されていない、またはカバー範囲を拡大するため高い電力レベルで送信機を
運用する場合などに有効です。
ハイデンシティモード
ハイデンシティモードは、2 mW 送信出力で送信し、 混雑したRF環境でもチャンネル数を増やすために占有帯域幅を縮小し
ます。
ハイデンシティモードは、密集エリア、送信距離が短い場所、使用可能な周波数帯域が限定されている場所で多くのチャンネ
ルが必要な用途に最適です。
注:操作モードは地域によって異なります。ブラジルではハイデンシティモードを使用します。
送信モードの選択
Device Configurationメニューから: Device RF > Transmission Mode
コントロールホイールを押して、編集を有効にします。ホイールを回して、モードを選択します。
ENTERを押して保存します。
送信機スロットに送信機を割り当てる
各受信機チャンネルには、受信するRF信号をコントロールするための送信機スロットが8つあります。送信機はチャンネルスロッ
トへの割り当て、すなわち受信機に「登録」することができます。
RF干渉から保護するため、受信機は未登録の送信機からの信号に対して警告を表示、あるいはブロックします。
送信機を受信機チャンネルに割り当てるには:
Channelメニューから:Transmitter(s) > Transmitter Slots
コントロールホイールを使って、空いている送信機スロットを選びます。スロットが空いていない場合、IR同期により既存
の送信機が上書きされます。
送信機と受信機の赤外線同期ウィンドウを向かい合わせにし、SYNCを押します。
同期が完了すると、送信機がスロットに割り当てられます。送信機はリンクが解除されるまではスロットに割り当てられたままと
なります。スロットから送信機を削除するには、コントロールホイールを使ってスロットを選択してからUNLINKを押します。
ヒント:すばやくアクセスするには、チャンネルメニューでF4機能ボタンを選んでスロットにアクセスします。
Other manuals for AD4Q
2
Table of contents
Languages:
Other Shure Receiver manuals

Shure
Shure GLXD4R User manual

Shure
Shure SVX Wireless User manual

Shure
Shure SLX4L Owner's manual

Shure
Shure BLX4R User manual

Shure
Shure GLXD14 User manual

Shure
Shure GLXD4RPE User manual

Shure
Shure P4R RECEIVER P4R User manual

Shure
Shure U4S Operating instructions

Shure
Shure BLX4R User manual

Shure
Shure ADX5D User manual

Shure
Shure BLX4R User manual

Shure
Shure P4R RECEIVER P4R User manual

Shure
Shure AD4D Axient User manual

Shure
Shure Axient AXT400 User manual

Shure
Shure GLXD4 User manual

Shure
Shure GLX-D User manual

Shure
Shure UR5 User manual

Shure
Shure SLX4L User manual

Shure
Shure BLX4R User manual

Shure
Shure PG2 User manual