Sony DSBK-2020 User manual

電気製品は安全のための注意事項を守らないと、
火災や人身事故になることがあります。
•ご使用にあたっては、デジタルビデオカセットレコーダー本体
に付属の取扱説明書の「安全のために」と「 」、
「 」をよくお読みください。お読みになったあとは、い
つでも見られるところに必ず保管してください。
•本基板の取り付けは、必ずお買い上げ店またはソニーのサービ
ス窓口にご依頼ください。
DSBK-2020
HD Up-Converter
Board
3-990-802-03(1)
© 2005 Sony Corporation
設置説明書2ページ JP
Installation Instructions Page 17 GB
Manuel d’installation Page 32 FR
Installationsanleitung Seite 47 DE
Istruzioni per l’installazione Pagina 62 IT
Instrucciones de instalación Pagina 77 ES
お買い上げいただきありがとうございます。
Printed in Japan

目次
2
目次
概要 .....................................................................................3
追加されるメニュー項目 ................................................. 4
DSBK-2020 の構成品........................................................ 9
お客様へ ............................................................................10
取り付け ............................................................................11
日本語

概要 3
JP
概要
HD アップコンバーターボード DSBK-2020 は、ソニーデジタ
ルビデオカセットレコーダー DSR-2000/2000A に装着して使
用するオプション基板です。
本基板の主な特長は以下のとおりです。
•DSR-2000/2000A で再生される SD ビデオ信号を HD ビデオ
信号にアップコンバートして、2 系統の HDSDI 出力を行
います 1)。HDSDI 出力信号には、アップコンバートされ
たビデオ信号に同期したオーディオ（4 チャンネル）とタ
イムコードがエンベッドされます。
•DSR-2000/2000A の入力信号をアップコンバートして HD
SDI 出力することが可能です。ただし、制約がありますの
で以下の「ご注意」をお読みください。
1)HDSDI：SMPTE292M 準拠
•外部基準信号として、HDの 1125正負両極性 3値同期信号に
は対応していません。
•HD のビデオプロセスコントローラーには対応していませ
ん。SD のビデオプロセスコントロールを反映したビデオ
信号をアップコンバートします。
•SD出力とHD出力は同時に出力されますが、HDSDI 出力は
SD 出力に対して 1 フレーム遅れて出力されます。
•DSR-2000に装着する場合、他のオプション基板と同時に
使用することはできません。DSBK-2020 の装着により、コ
ネクターパネルには i.LINK コネクターが装備されますが、
i.LINK インターフェースは機能しません。
•入力信号をアップコンバートするモードでは、以下の制限
があります。
- i.LINK 入力、SDTI 入力からのアップコンバート、HD
SDI 出力はできません。i.LINK 入力または SDTI 入力選
択時は、EE モードになると、HDSDI 出力はミュートさ
れます。
- タイムコードの入力は、タイムコード入力端子およびビ
デオ信号に挿入されている VITC 信号に対応していま
す。SDI 入力のエンベデッドタイムコード（RP188）に
ご注意

概要
4
は対応していません。
このモードでタイムコードをエンベッドするには、メ
ニュー項目 902（SYSTEMEEMODE）を ON に設定
し、タイムコードの設定を EXT/REGEN に設定してく
ださい。
•本基板を装着するためには DSR-2000/2000A のアップグ
レードが必要になります。
詳細はソニーのサービス窓口にお問い合わせください。
お使いになる前に、必ず動作確認を行ってください。故障その他に伴う営業上の機
会損失等は保証期間中および保証期間経過後にかかわらず、補償はいたしかねます
のでご了承ください。
追加されるメニュー項目
本基板を DSR-2000/2000A に取り付けると、セットアップメ
ニューに以下の項目が追加されます。
◆ メニューの操作方法については、DSR-2000/2000A の取扱説明書をご
覧ください。
表の設定の欄で下線を引いてある値が、工場出荷時の設定で
す。
項目番号 項目名 設定
018 UPCONVERTERLINE
SELECT
（UPCONVLINE）
HDSDI 出力のラインスタンダード変換（1080i/
720P）を設定する。
1080i：1080i に設定する
720P：720P に設定する（59.94Hz のみ）
ご注意
設定の変更は、次回の電源投入時に有効になりま
す。

概要 5
338 9PINTCPHASE
（9PTCPHASE）
DSR-2000/2000Aの RS-422Aリモート端子からの
タイムコードセンスの応答の基準を設定する。
SD：SD 出力位相に合わせる
HD：HD 出力位相に合わせる
ご注意
本機を HDSDI 接続のリニア編集用フィーダーと
して、9 ピン（RS-422A）リモート接続で使用す
る場合には「HD」に設定してください。
618 UPCONVEMBEDDEDVITC
（UPCONVVITC）
HDSDI にエンベッドする VITC として、SD テー
プに記録されている VITC、TC のどちらを使用
するかを選択する。
TC：TC を使用する
VITC：VITC を使用する
746 SYNCPHASE（HD）
（HDSYNCPHASE）
HDSDIOUTPUT 端子に出力される HD ビデオ
信号の H シンク位相を粗調整する。
0 〜 80H 〜FFH
ご注意
リファレンスビデオ入力に対する HDSDI 出力の
H シンク位相は、DSR-2000/2000A 本体のシンク
位相調整により SD 出力の調整を行った結果が反
映されます。
このメニューは、SD の位相に対して HD の位相
をさらに調整する必要がある場合にお使いくださ
い。
747 FINE（HD） HDSDIOUTPUT 端子に出力される HD ビデオ
信号の H シンク位相を微調整する。
0 〜 20H 〜3FH
ご注意
リファレンスビデオ入力に対する HDSDI 出力の
H シンク位相は、DSR-2000/2000A 本体のシンク
位相調整により SD 出力の調整を行った結果が反
映されます。
このメニューは、SD の位相に対して HD の位相
をさらに調整する必要がある場合にお使いくださ
い。
項目番号 項目名 設定

概要
6
921 ASPECTFLAG SD 信号に含まれるアスペクト識別信号の扱いを
設定する。
OFF：アップコンバーターモードは、アスペクト
識別信号の有無にかかわらずメニュー項目
950 に従う。
ON：アップコンバーターモードは、テープ上に
記録されたアスペクト識別信号または選択さ
れた入力に付加されているアスペクト識別信
号に従う。
ご注意
アスペクト識別信号が検出できない場合には、メ
ニュー項目 950 の設定が有効となります。
950 UPCONVERTERMODE
（UPCONVMODE）
アップコンバート時のアスペクト変換モードを選
択する。
EDGE-CROP(CROP)：エッジクロップモード
を選択するa)
LETTERBOX(L-BOX)：レターボックスモード
を選択するb)
SQUEEZE(SQUEZ)：スクイーズモードを選択
するc)
951 HCROPPOSITION
（H-CROPPOSI）
メニュー項目 950 で「EDGE-CROP」が選択され
ているとき、H クロップ（元の画像の左右に挿入
する画枠の水平方向の位置）を調整する。
0〜20H〜3FH
952 LETTERBOXPOSITION
（L-BOXPOSI）
メニュー項目 950 で「LETTERBOX」が選択さ
れているとき、レターボックスモードで元の画像
から抜き出す位置の垂直方向の位置を調整する。
0〜20H〜3FH
項目番号 項目名 設定

概要 7
953 UPCONVERTERPROCESS
（UPCONVPROC）
SD を HD に変換するとき、元画像をどのように
使用するかを選択する。
FIELD：フィールド画面を使用する。
FRAME：フレーム画面を使用する。
ADAPTIVE(ADAPT)( 標準モード )：元の画像
の動きから判別して、フレームまたはフィー
ルドから変換する。
ADAPTIVE2(ADAP2)( 静止優先モード )：フ
レームから変換する割合を「ADAPTIVE」
より高く設定したモード。
ADAPTIVE3(ADAP3)( 動き優先モード )：
フィールドから変換する割合を
「ADAPTIVE」より高く設定したモード。
954 DETAILGAIN アップコンバーターのイメージエンハンサーの調
整を行う。輪郭強調の鮮鋭度を設定する。
0〜20H〜3FH
955 LIMITER アップコンバーターのイメージエンハンサーの調
整を行う。元信号を強調するために加算される
ディテール信号の最大レベルを設定する。
0〜10H 〜1FH
956 CRISPTHRESHOLD
（CRISPTHRES）
アップコンバーターのイメージエンハンサーの調
整を行う。小振幅領域内で強調しない振幅値を設
定する。
0〜8H〜FH
957 LEVELDEPENDTHRESHOLD
（LEVELTHRES）
アップコンバーターのイメージエンハンサーの調
整を行う。輪郭強調の明度範囲を設定する。
0〜8H〜FH
958 HDETAILFREQUENCY
（DETAILFREQ）
アップコンバーターのイメージエンハンサーの調
整を行う。輪郭強調の中心周波数及び周波数特性
を設定する。
3.2MHz：3.2MHz ± 1.1MHz
4.5MHz：4.5MHz ± 1.4MHz
5.0MHz：5.0MHz ± 0.7MHz
4.0MHz：4.0MHz ± 2.0MHz
959 H/VRATIO アップコンバーターのイメージエンハンサーの調
整を行う。輪郭強調の縦横方向比を設定する。
0〜03H〜7H
960 GAMMALEVEL アップコンバーターのイメージエンハンサーの調
整を行う。ガンマ補正カーブの傾きを調整する。
0〜08H〜 10H
項目番号 項目名 設定

概要
8
メニュー項目 950「UPCONVERTERMODE」の設定と 4：3 から 16：9 への変換方法
a) EDGE-CROP
b) LETTERBOX
c) SQUEEZE
961 BACKGROUNDCOLOR
（BGCOLOR）
アップコンバート出力時の素材のない部分（バッ
クグラウンド）の色味を設定する。
BLACK：黒
GRAY：グレー
BLUE：青
項目番号 項目名 設定
4：3 16：9
4：3 16：9
4：3 16：9

概要 9
DSBK-2020 の構成品
DSBK-2020 は、下図の品目で構成されています。
HIF-34 基板
ハーネス（2 連同軸ケーブル）
ネジ(M3 × 6、銀色 )
コネクターパネル
（i.LINK/HDSDI 端子）

お客様へ
10
お客様へ
11 ページ以降の設置説明(「取り付け」の項 ) は、特約店お
よびソニーのサービス窓口用の設置説明書です。
お客様がこの設置説明書に記載された作業を行うと、火災
や、感電やけがなどの人身事故につながることがあります。
お客様自身では絶対に取り付け作業をしないでください。
本基板の取り付けは、必ずお買い上げ店またはソニーのサー
ビス窓口にご依頼ください。

取り付け 11
取り付け
DSBK-2020 を DSR-2000/2000A に取り付ける手順は、以下の
通りです。
DSBK-2020 の装着には、DSR-2000/2000A 本体ファームウエ
アのバージョンアップが必要です。詳細はソニーのサービス
窓口にお問い合わせください。
1 DSR-2000/2000A の天板を外す。
ネジ 3 本をゆるめて天板のフロント側を持ち上げ、リア
側の天板ストッパーおよびブランクパネルから引き出す
ようにして外す。
2 基板押さえを外す。
ネジ 1 本をゆるめて、基板押さえを持ち上げ、基板押さ
えガイドから引き出すようにして外す。
ご注意
ネジ
ネジ
ネジ
ブランクパネル（また
はコネクターパネル）
天板ストッパー
DSR-2000/
2000A
フロント側
リア側

取り付け
12
3 ブランクパネルまたはコネクターパネルを外す。i.LINK
（接続用）ケーブルがコネクターパネルに接続されてい
る場合は、これを外す。
ブランクパネルまたはコネクターパネルとネジをなくさ
ないように保管してください。
4 ハーネスをHIF-34 基板上のTX-96A 基板にあるCN201 お
よび CN202 コネクターに接続する。( どちらのコネク
ターにも同じ信号が出力されます。)
ご注意
基板押さえ
基板押さえ
ガイド
ネジ
ネジ
ブランクパネル
（またはコネクターパネル）
DSR-2000/2000A

取り付け 13
5 外側から 4 番目の基板スロットに、他のオプション基板
が差し込んである場合は取り外し、HIF-34 基板を差し込
む。両端のガイドに沿ってコネクターが接続されるまで
しっかり押し下げる。
6 以下のように、同梱のコネクターパネルを取り付ける。
1コネクターパネル取り付け用開口部にハーネスを通し
てコネクターパネルに接続する（次図の 1）。
TX-96A 基板
CN201、CN202 コネクター
HIF-34 基板

取り付け
14
2DSR-2000A に取り付ける場合は、手順 3で外した
i.LINK（接続用）ハーネスをコネクターパネルに接続
する（次図の 2）。（DSR-2000 に取り付ける場合は、
i.LINK ハーネスの接続は不要です。）
3コネクターパネルをネジ止めする（次図の 3）。
7 以下のように、フェライトコアおよびハーネスを収め
る。
1フェライトコアを HIF-34 基板の脇に収める。
2ハーネス（CN201、CN202）のたるみを寄せて、ケー
ブルホルダー AとBにはめ込む。
3i.LINK ハーネスのたるみを寄せて、ケーブルホルダー
Cと黒いプラスチック部品の溝 Dにはめ込む。（DSR-
2000 に取り付ける場合は、この作業は不要です。）
ハーネス
コネクター
パネル
付属のネジ ( 銀色 )
DSR-2000/2000A
i.LINK ハーネス

取り付け 15
8 手順 2で外した基板押さえを元どおりに取り付ける。
基板押さえを基板押さえガイドに合わせて押し込んでか
ら、ネジ穴を合わせてネジを締める。
このとき、基板押さえ下面の 6 対のツメが、6 個の基板
スロットに装着されている基板をそれぞれはさむ位置に
なっていることを確認する。
フェライトコア
コネクターパネル
ハーネス（CN201、CN202)
ケーブルホルダー A
ケーブルホルダー C
HIF-34 基板
ケーブルホルダー
B
溝D
i.LINK ハーネス

取り付け
16
9 DSR-2000/2000A の天板を取り付ける。
基板押さえガイド
ネジ
基板押さえのツメ

17
GB
For the customers in the USA
This equipment has been tested and found to comply with the limits for
a Class A digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rules. These
limits are designed to provide reasonable protection against harmful
interference when the equipment is operated in a commercial
environment. This equipment generates, uses, and can radiate radio
frequency energy and, if not installed and used in accordance with the
instruction manual, may cause harmful interference to radio
communications. Operation of this equipment in a residential area is
likely to cause harmful interference in which case the user will be
required to correct the interference at his own expense.
You are cautioned that any changes or modifications not expressly
approved in this manual could void your authority to operate this
equipment.
All interface cables used to connect peripherals must be shielded in
order to comply with the limits for a digital device pursuant to Subpart
B of Part 15 of FCC Rules.
This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is
subject to the following two conditions: (1) This device may not cause
harmful interference, and (2) this device must accept any interference
received, including interference that may cause undesired operation.
For the customers in Canada
This Class A digital apparatus complies with Canadian ICES-003.
For the customers in Europe
This product with the CE marking complies with the EMC Directive
issued by the Commission of the European Community.
Compliance with this directive implies conformity to the following
European standards:
• EN55103-1: Electromagnetic Interference (Emission)
• EN55103-2: Electromagnetic Susceptibility (Immunity)
This product is intended for use in the following Electromagnetic
Environments: E1 (residential), E2 (commercial and light industrial),
E3 (urban outdoors), E4 (controlled EMC environment, ex. TV studio).
The manufacturer of this product is Sony Corporation, 1-7-1 Konan,
Minato-ku, Tokyo, Japan.
The Authorized Representative for EMC and product safety is Sony
Deutschland GmbH, Hedelfinger Strasse 61, 70327 Stuttgart, Germany.
For any service or guarantee matters please refer to the addresses given
in separate service or guarantee documents.
English

18 Table of Contents
Table of Contents
Overview................................................................................ 19
Additional Menu Items ...................................................20
Components of the DSBK-2020 .....................................25
Installation............................................................................. 26

19
Overview
Overview
The DSBK-2020 HD Up-Converter Board is an optional board for
installation in the Sony DSR-2000/2000P/2000A/2000AP Digital
Videocassette Recorder.
The principal features of this board are as follows.
• An SD video signal from DSR-2000/2000P/2000A/2000AP
playback is up-converted to an HD video signal, and supplied from
two HD SDI outputs 1). The HD SDI output signal also has audio
signals (four channels) synchronized to the up-converted video
signal, and timecode embedded.
• A DSR-2000/2000P/2000A/2000AP input signal can be up-
converted to an HD SDI output. However, this is subject to
restrictions: read the following “Notes”.
1) HD SDI : SMPTE 292M compliant
• For the external reference signal, an HD 1125 bipolar tri-level sync
signal is not supported.
• An HD video process controller is not supported. A video signal
reflecting SD video process control is up-converted.
• SD and HD signals are output simultaneously, but HD SDI output is
delayed one frame with respect to SD output.
• When installed in the DSR-2000/2000P, it is not possible to use other
option boards simultaneously. Installing the DSBK-2020 provides an
i.LINK connector in the connector panel, but there is no i.LINK
interface.
• The following restrictions apply when an input signal is up-
converted.
- It is not possible to up-convert an i.LINK input or SDTI input to an
HD SDI output. When an i.LINK input or SDTI input is selected,
in the E-E mode HD SDI output is muted.
- Timecode input is supported through the timecode input connector
or by a VITC signal inserted in a video signal. Embeded timecode
(RP188) in an SDI input is not supported.
In this mode, to embed timecode set menu item 902 (SYSTEM EE
MODE) to ON, and set the timecode to EXT/REGEN.
• Installing this board requires a DSR-2000/2000P/2000A/2000AP
upgrade.
For details, consult Sony service representative.
Notes

20 Overview
Note
Always verify that the unit is operating properly before use. SONY WILL NOT BE
LIABLE FOR DAMAGES OF ANY KIND INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO,
COMPENSATION OR REIMBURSEMENT ON ACCOUNT OF THE LOSS OF
PRESENT OR PROSPECTIVE PROFITS DUE TO FAILURE OF THIS UNIT, EITHER
DURING THE WARRANTY PERIOD OR AFTER EXPIRATION OF THE
WARRANTY, OR FOR ANY OTHER REASON WHATSOEVER.
Additional Menu Items
When this board is installed in the DSR-2000/2000P/2000A/2000AP,
the following additional items appear in the setup menus.
For details of how to use the menus, refer to the Operating Instructions for the DSR-
2000/2000P/2000A/2000AP.
In the table, the underlined settings are the factory default values.
Item number Item name Settings
018 UP CONVERTER
LINE SELECT
(UP CONV LINE)
Set the line standard conversion (1080i/
720P) for HD SDI output.
1080i: Select 1080i
720P: Select 720P (59.94 Hz only)
Note
If the setting is changed, the new setting will
be effective when the power is turned on after
once turned off.
338 9PIN TC PHASE
(9P TC PHASE)
Set the basis for response to timecode
sensing through the DSR-2000/2000P/
2000A/2000AP RS-422A remote connector.
SD: Set to SD output phase
HD: Set to HD output phase
Note
When this unit is used as a linear editing
feeder through an HD SDI connection, using
the 9-pin (RS-422A) remote control interface,
select “HD”.
618 UPCONV
EMBEDDED VITC
(UP CONV VITC)
For the VITC embedded in the HD SDI
output, select whether to use the VITC or TC
recorded on the SD tape.
TC: Use the TC
VITC: Use the VITC