Seiko 4F56 User manual

4F56 8F56
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BSB8F56C-A0605
お客様相談窓口〔全国フリーダイヤル〕0120-612-911
(下記の最寄地に着信いたします)
お客様相談室
〒101-0044 東京都千代田区鍛冶町2-1-10東京
〒550-0013大阪市西区新町1-4-24
大阪 大阪四ツ橋新町ビルディング 8階
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INSTRUCTIONS
F-2
24時針ありモデル・なしモデル兼用/回転ベゼル説明付/
簡易方位計(回転ベゼルタイプ・内転リングタイプ)説明付

この度 は 弊 社 製品をお買い上げいただき、
誠にありがとうござ いました。
ご使用の前にこの 説明書をよくお読みの上
正しくご愛用くださいますよう、お願い申し上げます。
なお、この 説明書はお手元に保管し必要に応じてご覧ください。
※お買い求めの際の金属バンドの調整は
お買い上げ店・弊 社お客様相談窓口
(裏表紙に記載)にて承っておりますが 、
その他のお店では有料もしくはお取扱い
いただけない場合があります 。
※保証期間内でも電池交換は
有料となります 。
お買い上げの時計には検査用のモニター
電池が入っています。所定の年数よりも
早めに電池が切れることがあります 。

注意
注意
以下の場所での携帯・保管は避けてください
○揮発性の薬品が発散しているところ
(除光液などの化粧品・防虫剤・シンナーなど)
○5℃〜35℃から外れる温度に長期間なるところ ○高湿度なところ
○磁気や静電気の影響があるところ ○ホコリの 多いところ ○強い振動のあるところ
※電池が切れた状態で長時間放置しないでください。電池が漏液するおそれがあります 。
注意
その他のご注意
○
○
注意
アレル ギ ー や かぶれを起こした場合
ただちに時計の使用をやめ、皮膚科など専門医に相談してください。
注意
取扱いを誤った場合に、軽傷を負う危険性や物質的
損害をこうむることが 想 定されることを示します 。
提げ時計やペンダント時計のひもや
チェーンが 衣 類 や 手・首などを傷つける
おそれがありますのでご注 意ください 。
○
商品の分解・改造はしないでください 。
乳幼児に時計が触れないように
ご注意ください 。ケガやアレルギー
をひき起こすおそれがあります 。
警告
時計から電池を取り出さないでください
警告
乳幼児の手の届くところに 時 計本体や部品を置かないでください
警告
次のような場合、ご使用を中止してください
○時計本体やバンドが腐食等により鋭利になった場合
○バンドのピンが飛び出してきた場合
警告
※すぐに、お買い上げ店・弊社お客様相談窓口(裏表紙に記載)にご相 談ください
取扱いを誤った場合に、重傷を負うなどの重大な
結果になる危険性が想定されることを示します 。
電池や部品を乳幼児が飲み込んでしまうおそれ があります 。
万一飲み込んだ場合は、身体に害があるため、
ただちに医師とご相談ください。
2 3

5
操作について
ご注意いただきたいこと
製品の特長
ご使用になる前に 5
6
各部の名称とはたらき
カレンダー(うるう年からの 年数 ・ 月・日付)の確認のしかた
時刻の合わせかた
日付けの合わせかた
時差修正の使い方
都市と時差の比較表
世界の時間が分かります
24時目盛り付き回転 ベ ゼルの使いかた
簡易方位計
うるう秒について
8
10
13
20
23
25
26
28
29
30
32
34
36
38
42
44
46
52
55
アフターサービスについて
保証について
お手入れについて
防水性能について
耐磁性能について
バンドについて
特殊な中留の使い方について
電池・精度について
ルミブライトについて
目次
この時計は、うるう年を含めた大の月、小の月を判別し、自動的に月末の日
付を修正するパーペチャルカレンダー機能を搭載した時計です。
2100年2月28日までのカレンダーを修正する必要がありません。
また、時差修正機能、24時間表示機能(24時針ありモデルの場合。)を加え、
回転ベゼルには世界主要22都市(モデルにより異なります。)が記され、ホ
ームタイムとローカルタイムを瞬時に知ることができます。(24時針ありモ
デルの場合。)
○パーペチャルカレンダー機能
フルオートカレンダー機能のことをSEIKOでは、「パーペチャルカレンダー」と呼
んでいます。
うるう年を含めた大の月、小の月を判別し、自動的に月末の日付を修正します。2月
29日まである年が、うるう年です。
○時差修正機能
時計の分針、秒針を止めずに簡単な操作で時針だけを1時間単位で修正することが
できます。
製品の特長
4

操 作 に つ い て
この時計は、内部にカレンダー(うるう年からの年数、月、日付)を記憶し
ており、月末の日付(うるう年を含め、小の月の日付)修正を自動的に行い、
以降お客様がその度に修正される必要が無いようになっています。ご使用にな
る前に、現在時刻に合わせてからご使用ください。「時刻の合わせかた」の項
をご参照ください。
通常は、工場出荷時点でカレンダー(うるう年からの年数、月、日付)が正しく設定
されていますが、万が一、日付が正しく表示されない場合は、「カレンダー(うるう
年からの年数・月・日付)の確認のしかた」をご参照の上、カレンダーを確認してく
ださい。
ご使用になる前に
6

りゅうず を ご 確 認くだ さ い
操作の
しかたへ
回る
回らない
りゅうず を
右に回して
みてください 。
りゅうずを左 に 回してゆるめてください。
時計を操作する場合
ゆるめる
締める
「ねじロック式りゅうず 」
※です
※りゅうずが誤って引き出される事を防止するため、時計本体にねじ止めできるりゅうずです。
○時計の操作後は必ずりゅうずを押し付けながら右に回して元通りに 締 めてくださ い。
○りゅうず を 締 め る 時 、回しにくい 場 合 は 元 に 戻してからやり 直してくだ さ い 。
○無理に締めますとねじを壊す恐れがあります。
2段 目:時刻合わせ
1段 目:時差修正
(カレンダーの確認操作に使います。)
※りゅうず 位 置 、日付位置、24時針等は、製品により異なる場合があります 。
各部の名称とはたらき
りゅうず
日付
分針
時針
24時針
秒針
ご注意 この時計は、りゅうず1段 目、および2段目の引き出し状態で放置しないでください。
(電池寿命が短くなります 。)
8 9

1110
5秒分針が進む
うるう年 の1年後
2005
2009
2013
・
・
2089
2093
2097
5秒 分 の 進 みが2回
うるう年 の2年後
2006
2010
2014
・
・
2090
2094
2098
5秒 分の進みが3回
うるう年 の3年後
2007
2011
2015
・
・
2091
2095
2099
5秒 分 の 進 みが4回
うるう年
2008
2012
2016
・
・
2092
2096
−−−
秒針の動き
うるう年から
西暦
2. 月 表示は、秒針が停止し、日付が進んで、
現在月を5秒間表示します。
3.月表示後、現在日の表示に戻ります 。
※月と日が同じ場合は、日付が1日進み、1日 戻 り ま す 。
4.その後、秒針が追いかけて通常の秒運針に戻ります 。
例:2006年11月1日
2006年は、うるう年から2年 後 のため 、秒針は5秒 分 の 進 みを2回 行います 。その後、カレンダー
の数字が、「1」より、「11」に変わり5秒 間月 表 示します 。次に、「11」より「1」に変わり日付を表
示し、秒針が追いかけて通常の秒運針に戻ります 。
11
1
11
秒針 5秒分の進み
うるう年の1年後
うるう年の2年後
月を表示
(5秒)
秒針が動き通常の
運針にもどります。
日を表示
秒針
日付(1日)
カレンダー(うるう年からの年数・月・日 付 )の確認のしかた
1
5秒 分 の 進み
うるう年 の1年後
うるう年 の2年後
うるう年 の3年後
うるう年
秒針
○りゅうず 操作により、うるう年からの 年 数・月・現在日の確認ができます。
○日付合わせ後のカレンダーの確認ができます。
※「電池寿命切れ予告機能(2秒運針)」の状態の場合は、カレンダー の 確 認 ができません
ので、ご注意ください。
○りゅうずを1段目に引き出し、0段 目 に 押 し 込 む動作を1秒以内で行います。
(りゅうずを2段 目に 引き 出した 場 合 は、確認できません 。)
1. 年 →2. 月 →3. 現在日
1. 年 表示は、うるう年からの 年 数を、秒針
の動きで表示します。
連続した5秒分の動きを1年として何 回
進むかで表示します。
※
最初の秒針の位置を覚えておいてください。
※
たとえば、秒針が5秒分の進みを4回 繰 り返
したときは、うるう年であることを表わします。

1312
24時針ありの場合
この時 計の24時 針の使いかたには、2つ のタイプ が あります 。そのタイプによって時刻の合わせかたが異
なりますので、どんな使 いかたにするか選択してから時刻合わせをしてください 。
時刻の合わせかた
( )
24時針ありの場合と24時針なしの場合とで異なります
24時針の使用用途に2つのタイプがあります
【24時針を普通の24時針(午前・午後が読める)として使 用する場合】
24時間針を通常生活している地域の時刻に合わせて使う場合です。
・普通の使いかたがこのタイプ になります 。
・たとえば 、24時針を日本時間に合わせておくと、海外旅行中に旅先の時刻を時針・分針で
表示しても、24時針で日本時間を見ることができ便利です。
この時の日本時間をホームタイムと呼ぶことがあり、以下の説明ではそう表 現します。
①りゅうずを2段目まで引き出すと秒針が止まります。
①※ねじロックりゅうず の 場 合 は 、ねじロックを解除後に操作してください。
①※秒針まで正確に合わせたい場合は、秒針が12時(0秒)位置にきたときに、りゅうずを2 段 目
まで引き出してください 。
例:2007年5月5日
2007年は、うるう年から3年 後 のため、秒針は5秒 分 の 進 みを3回 行 います 。その後、カレンダー
の数字が1つ進み「6」を表示後、直ぐ、1つ 戻り現 在 の日付「5」を表示し、日付と月が同じである
ことを示します 。次に、秒針が追いかけて通常の秒運針に戻ります 。
秒針が動き
通常の秒運針
に戻ります
。
15
5 6 5
日付(5日)
秒針
5秒 分 の 進み
うるう年 の1年後
うるう年 の2年後
うるう年 の3年後
秒針
※うるう年からの年数・月が正しく表示されていない場合は、お買い上げ店または、「セイコーウオ
ッチ株式会社お客様相談室」にお問い合わせください。

1514
③時報と同時にりゅうずを押し込んでください。
①24時針、分針、秒針の合わせができました。
④りゅうず を1段 目 ま で 引き出して回し、時針を現在時刻に合わせます。
①日付けを合わせる場合は、ここで一緒に合わせてください。
(詳しくは「日付けの合わせかた」を参照 )
※時刻合わせの際は、午前午後を間違いなく合わせてください。
※りゅうず の 回 転 の 際 、時針の1時間単位の動きを確認しながら静かに回してください。
※時針を修正している時、その他の針が少し動きますが故障ではありません 。
⑤合わせ終わったらりゅうず を押し込んでください。
①
※ネジロックモデルは、さらに押しつけながら右に回し、りゅうず が 止 まるまでネジ 込 んでください 。
このタイプでの時刻合わせができました。海外旅行中などで時針を単独に修正(時差修正)
したときは、24時針がホームタイムとして機 能を果たすので便利です。(「時差修正の使いかた」
を参照 )
②りゅうずを回して時刻を合わせてください。
①※24時針と分針に注目し、午前または午後を間違えないように 合わ せてください 。
①※この時、正確に合わせるために分針を正しい時刻より4 〜 5分進めてから針を戻してください 。
〈例〉午前10時0分に合わせる場合は・・
24時針を10時位置(5時方向)に分針を0分 に 合 わせます 。
〈例〉午後6時0分 に 合 わせる場 合は・・
24時針を18時位置(9時方向)に分針を0分 に 合 わせます 。
※時針が合わせる時刻と異なる時間を示している場合がありますが、24時針と分針とで
合わせてください。(時針は後から合わせます。)
※この時、時針の位置によって日付けが修正される場 合 がありますが 、これも後で合わせ
られます のでご安 心ください 。
※時刻合わせは電話の時報サービスTEL117が便利です。

1716
このタイプでの時刻合わせができました。時分針で現在時刻を見ながら、24時針で特定の地域の時刻
をいつでも確 認でき、便利です。24時針に表示させる時刻を変更する場合は、このタイプの操作①から
あらためて 行ってください 。世界各地の時差については「都市と時差の比較表」を参照ください。
※時針が合わせる時刻と異なる時間を示している場合がありますが、24時針と分針とで
合わせてください。(時針は後から合わせます。)
※この時、時針の位置によって日付けが修正される場 合 がありますが 、これも後で合わせ
られます のでご安 心ください 。
③時報と同時にりゅうずを押し込んでください。
①24時針、分針、秒針の合わせができました。
④りゅうず を1段 目 ま で 引き出して回し、時針を現在時刻(日本時間)に合わせます。
①日付けを合わせる場合は、ここで一緒に合わせてください 。
(詳しくは「日付けの合わせかた」を参照 )
※時刻合わせの際は、午前午後を間違いなく合わせてください。
※りゅうず の 回 転 の 際 、時針の1時間単位の動きを確認しながら静かに回してください。
※時針を修正している時、その他の針が少し動きますが故障ではありません 。
⑤合わせ終わったらりゅうずを押し込んでください。
①
※ネジロックモデルは、さらに押しつけながら右に回し、りゅうず が 止 まるまでネジ 込 んでください 。
【24時針を他の地域の時刻24時針として使 用する場合】
・住 む 場 所とは 異 なる 地 域 の 時 刻(時差のある時刻)に合わせておき、24時針と時分針と
のデュアルタイム 表 示として使 用する場合にこのタイプを選びます。
・たとえば 、24時針を世界標準時(GMT)に合わせ、時分針を日本時間に合わせると、いつ
でも24時針でGMTを確認できることになります 。
〈例として24時針でGMTを表示し、時分針で日本時間を表示させる方法で説明します〉
①りゅうずを2段目まで引き出すと秒針が止まります。
①※ねじロックりゅうず の 場 合 は 、ねじロックを解除後に操作してください。
①※
秒針まで正確に合わせたい場合は、秒針が12時(0秒)位置にきたときに、りゅうずを2 段 目まで 引き 出してください 。
②りゅうずを回して合わせたい「他の地域」の時刻に合わせてください。
①※24時針と分針に注目し、午前または午後を間違えないように 合わ せてください 。
①※この時、正確に合わせるために分針を正しい時刻より4 〜 5分進めてから針を戻してください 。
①※時差については事前に調べておきましょう。(「都市と時差の比較表」を参照)
〈例〉世界標準時(GMT)に合わせる場合
日本時間午前10時0分の場合、GMTは午前1時0分になります 。
24時針を午前1時に合わせる場合は、24時針を1時位置(12時と1時 の 間 )に、分針を0分 に 合 わせます 。

1918
③時報と同時にりゅうずを押し込みます。
※ねじロック式りゅうず の 場 合 は 、りゅうずを押し 込 んだ 後りゅうずを 押し 込 み ながら右にまわしてネジを締 め
てください 。)
※りゅうず1段 目 、および2段目の引き出し状態で放置しないでください。(電池寿命が短くなります 。)
※時刻合わせ後のカレンダーの確認をしたいときは、「カレンダー(うるう年からの 年 数・月・日付)の確認
のしかた 」の項をご参照ください 。
66
6
24時針なしの場合
①りゅうずを2段 目 ま で
①引き出します。
※ねじロックりゅうず の 場 合
はねじロックを解除後に
操作してください。
※秒針は0秒の位置に止め
てください 。
②りゅうずをまわして時刻を合わせてください。
この時、日付けが修正される場合がありますが 、日付けは後で合わせます。
(「日付けの合わせかた」を参照 )
※午前午後を間違えないように合わせてください。(日付は24時間に1
度切り替わります。)午前午後を間違えて時刻合わせをすると、昼の
時間に日付が切り替わってしまいますので、ご注意ください
※日付が動いたときが、午前0時です。
※正確に合わせるためには、分針を正しい時刻より4〜5分 進 めてから
逆にもどしてください 。
※時刻合わせは、電話の時報サービスTEL.117が便利です。
66
6

2120
・午後9時から翌日午前3時の間で時刻を進めたり戻したりしたとき、午前0時前後に日付が切
り替わらないことがありますが、午前3時をすぎれば、日付は午後9時以前の日付の翌日(=午
前3時以降の日付)に切り替わっています。また、運針状態では、日付が切り替わる時刻も、通
常の運針状態の切り替わり時刻に戻ります 。
この時計の日付けの修正は、時差修正の方法で時針を2周させて1日分の日付け修
正を行います。(「時差修正の使い方」を参照ください。)
時針を時計回りに2周させると「日を送る」こととなり、逆回転させると「日を戻す」
ことができます 。
①りゅうずを1段目まで引き出してください。
①※ねじロックりゅうず の 場 合 は ねじロックを 解除後に操作してください。
日付の合わせかた
日付は、時刻に連動しており、時刻の運針状態、りゅうず操作による時刻合わせ状態
のどちらでも24時間に1度切り替わります。日にちをまたいで時刻を進めると日付
も進み、時刻を戻すと日付も戻ります。
・
時計の運針状態では、午前0時前後(午後11時45分〜午前0時30分の間)で日 付が 切り替わります 。
・りゅうず 操 作 による時刻合わせで、時刻を進める場合と戻す場合では日付の切り替わり時刻
が異なりますが、午後9時から翌日午前3時の間で切り替わります 。その後、通常運針では、通
常の午前0時前後(午後11時45分〜午前0時30分の間)で日 付が 切り替わります 。
※午後9時から翌日午前3時の間で時刻合わせをする場合
・午前0時をはさんで、午後9時から翌日の午前3時の間で時刻を合わせるときは、時刻をいった
ん午後9時より前に戻して(あるいは午 前3時より先 に進めて)、その日付が正しいことを確 認
してから時刻合わせをしてください 。

23
②りゅうずを回転させ時針を2周させる毎に、日付けが「1日 分 」修正できます。
※日付けはどちらの 方 向で修 正してもかまいません 。日付け修正が少ない方向を選択してくだ
さい 。
右回転:時針は時計回りと逆方向に回転し、
時針を2周させると日付けが1日戻ります。
左回転:時針は時計回りに回転し、
時針を2周させると日付けが1日進みます。
※りゅうず の 回 転 は 静かに行ってください。
※2周単位で時針を回転させると、時刻を変えることなく日付の修正ができます。
※時針を修正している時、その他の針が少し動きますが故障ではありません 。
③日付け合わせが終わったら、時針の位置を再度確認してりゅうずを押し込んでく
ださい。
ネジロックモデルは、さらに 押しつけながら右に回し、りゅうずが 止まるまでネジ込んでください。
海外旅行等で時差のある地域へ移動した場合、時計を止めることなく現地の時刻に
合わせられます。この修正は、日付けに連動していますので、時差の修正を行うと
現地の日付けを表示させることができます。
○時差の求めかた
・時差修正の前に、修正する「時差」を正確に知っておくことが 重 要 で す 。
・単に時計の表示を現地の時刻に合わせるだけでは、午前と午後および日付けが合わない場
合もあるので正しい 時 差を求める必要があります 。
〈計算方法〉
A地域にいる人がB地域へ移動したとすると、それぞれの 地 域 の GMTからの時差の数値を使
い計算します。(「都市と時差の比較表」参照)
・A地域のGMTからの時差を〔a〕、B地域のGMTからの時差を〔b〕とした場 合 、修正するべ
き時差は、〔b〕−〔a〕で求められます。
《例》日本からアメリカ の ニ ューヨ ーク へ 移動した場合、
A地域日本(東京)のGMTからの時差〔a〕=(+9)
B地域ニューヨークの 〃 〃 〔b〕=(−5)
◎修正すべき時差=〔b〕−〔a〕=(−5)−(+9)=(−14)時間
※サマータイムを使う地域では、GMTからの時差の数値を「+1」時間して計算します。
時差修正の使い方
22

25
○時差修正のしかた
●時差の求めかたで計算した値などで時差修正します。
①りゅうずを1段目まで引き出してください。
※ねじロックりゅうず の 場 合 は ねじロックを 解除後に操作してください。
②りゅうずを回転して時差修正をします。1時間単位の進みかたを確認しながら回
してください。
※
時差修正はどちらの 方 向で修 正してもかまいません。時差修正が少ない方向を選択して下さい。
右回転:マイナス時差修正
左回転:プラス時差修正
※時差修正をするときには、午前・午後および日付け等にご注意ください。
※りゅうず の 回 転 は 静かに行ってください。
※時針を修正している時、その他の針が少し動きますが、故障ではありません。
※右回転で時差修正をしてAM0:00を通過してPM9:00〜AM0:00付近に合わせる場合は一
旦PM8:00まで戻し合わせてください。
③時差修正が終わったら、りゅうずを押し込んで下さい。
●ネジロックモデルは、さらに押しつけながら右に回し、りゅうずが 止まるまでネジ 込 んでください 。
都市と時差の比較表
+2
+3
+4
+5
+6
+7
+8
+9
+10
+11
+12
−11
−10
−9
−8
−7
−6
−5
−4
−3
LONDON ロンドン
PARIS パリ
ROME ローマ
CAIRO カイロ
MOSCOW モスクワ
DUBAI デュバイ
KARACHI カラチ
DACCA
ダッカ
BANGKOK バンコック
HONGKONG 香港
TOKYO 東京
SYDNEY シドニー
NOUMEA ヌメア
WELLINGTON ウェリントン
MIDWAY ミッドウェイ
HONOLULU ホノルル
ANCHORAGE アンカレッジ
LOSANGELES ロサンゼルス
DENVER デンバー
CHICAGO シカゴ
NEWYORK ニューヨーク
CARACAS カラカス
RIODEJANEIRO リオデジャネイロ
サマータイム有
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●アムステルダム,●フランクフルト
●ベルリン
●アテネ,●イスタンブール,●キエフ,
ケープタウン,トリポリ
メッカ,ナイロビ
プノンペン,ジャカルタ
マニラ,北京,シンガポール
ソウル,平壤
グアム島,●ハバロフスク
ソロモン諸島
フィージー諸島,●オークランド
●サンフランシスコ,●バンクーバー,
●ドーソン(カナダ)
●エドモント(カナダ)
●メキシコシティー
●ワシントンDC,●モントリオール
●サンチャゴ(チリ)
ブエノスアイレス
(ニューカレドニア)
その他の都市(●印はサマータイム有)都 市 名
カサブランカ,ダカール
●
●
●
GMTは、グリニッチ標準時を示しています。+はGMTより進み、−は遅れを示しています。
※)サマータイムの各都市における採用は、年毎に変わる可能性がありますのでご注意ください。
この表は2006年4月時点の採用状況に基づいて作成してあります。
+1
0
GMTとの時差
24

27
世界の時間が分かります(ワールドタイム用回転ベゼルモデルの場合)
分針
24時針
回転ベゼル
秒針
時針
NYC(ニューヨーク)
は20時つまり
午後8時8分
と読み取れます
「TYO」を
24時針に合わせてください。
イラストは現在時刻が午前10時8分の場合を例としてあります。
GMTとLON(ロンドン)
は午前1時8分と読み取
れます。
回転ベゼルに右図のような都市名があるモデルに限り世界の主要都市の時刻が分かります。
24時針が示す位置に、回転ベゼル上の代表都市名を合わせると各地の時刻が読み取れます。
【24時針を日本時間に合わせてご使用の場合】
①24時針が日本時間に合っていることを確認します。
午前午後の違いに注意してください 。「午後2時」の場合は「14時」を指しているはずです。
※
合っていない場合は、「時刻の合わせかた」を参照し、合わせ直してください 。
※
24時針を日本時間ではない別の地域の時刻に合わせてご使用の場合は、
回転ベゼルの合わせかたで使用できますので合わせ直す必要はありません 。
②
回転ベゼルを回し、24時針が示している位置に
「TYO」を合わせます。これで、世界各都市の時
刻が読み取れます。「回転ベゼル上の都市略称」
のそれぞれの位置の文字板上にある「24時間
制の目盛り」とで読み取れます。
※
世界各地の時刻を知りたいときは、その都
度24時針に「TYO」を合わせてください。
【24時針を別の地域の時刻に合わせてご使用の場合】
・24時針をニューヨークに合わせ、時分針を日本時間に合わせてあるような 場 合 。
〈24時針がニューヨークに合わせてある場合を例にとって〉
回転ベゼルを回し、24時針が示している位置に「NYC」を合
わせます。これで、世界各都市の時刻が読み取れます。「回転
ベゼル上の都市略称」のそれぞれの位置の文字板外周部にあ
る「24時間制の目盛り」とで読み取れます。
〈回転ベゼル上の都市略称について〉
都市略称と都市名は下表のとおりです。時差等については「都市と時差の比
較表」を参照ください。
24時針に「NYC」
を合わせます。
都市
略称 都 市 名
GMT
ROM
IST
MOW
DXB
KHI
DAC
BKK
グリニッジ標準時
ローマ
イスタンブール
モスクワ
デュバイ
カラチ
ダッカ
バンコック
都市
略称 都 市 名
HKG
TYO
SYD
NOU
WLG
HNL
ANC
LAX
香港
東京
シドニー
ヌメア
ウェリントン
ホノルル
アンカレッジ
ロサンゼルス
都市
略称 都 市 名
DEN
CHI
NYC
CCS
BUE
PDL
デンバー
シカゴ
ニューヨーク
カラカス
ヴェノスアイレス
アゾレス諸島
26

29
24時目盛り付き回転ベゼルの使いかた
(24時目盛り付回転ベゼルモデルの場合)
回転ベゼルを回すことで、24時針で別の時間が読み取れます。
<回転ベゼルを回す方向と量は、下記の方法で求められます>
[回転ベゼルを回す方向と量]Eは、
[24時針のGMTからの時差C]−[これから知りたい地域のGMTからの時差D]で求められます。
E=C−D
この例では、24時針が日本時間に合っていますので、C=+9
a)1つの例として、これから知りたい地域がGMTとすると、GMTからの
時差が「0」ですから、
D=0
E=C−D=(+9)−(0)=+9
回転ベゼル目盛りで、GMTが「1:00」と読めます。
※
Eが「+」のときは、回転ベゼルを右回転、「−」のときは左 回 転させます。
b)その他の例として、これから知りたい地域が「ロサンゼルス」とすると、
GMTからの時差が「−8時間」ですから、D=−8
E=C−D=(+9)−(8)=+17
右回転で17時間回します。(結果:左回転で7時間でも同じです)
ロサンゼルス時間で「17:00」と読めます。
※この使用用途が不要になった場合、回転ベゼルは元の位置「24」マークを12時間位
※置に戻してください。
6
6
24時針
1:00
24時針
17:00
6
〈簡易方位計を使用する際の注意事項〉
・北半球でのみ使用可能ですが、緯度の低い地域(北回帰線より南)では季 節
により利用できない場合があります 。
・太陽の位置が確認できることが必要です。
・24時針が今いる場所の現在時刻に合っていることが必要です。
(「時刻の合わせかた」を参照)
・あくまでも 簡易方位計であり、正確な方位を知るためのものではありません。
○具体的な使用方法
【方位表示付回転ベゼルモデルの場合】
①回転ベゼルの「◎」又は「N」を12時方向へ合わせます。
3時方向:E(東) 6時方向:S(南) 9時方向:W(西)
②
時計を水平に保ち、時計の24時針を太陽の方角に向けてください。
その時、ベゼルの方位がそのまま方位となります。
【方位表示付内転リングモデルの場合】
①
内転リング用りゅうずを回して、内転リングの「▼」を12時方向へ合わせます。
3時方向:E(東) 6時方向:S(南) 9時方向:W(西)
②
時計を水平に保ち、時計の24時針を太陽の方角に向けてください。
その時、内転リングの方位がそのまま方位となります。
簡易方位計
(24時針を使い方位を知る)(方位表示付回転ベゼルまたは方位表示付内転リングモデルの場合)
南
北
6
6
南
北
内転リング用
りゅうず
※内転リング用りゅうず の 位 置 は 、製品により異なる場合があります 。
28

普通1日は標準時間で86,400秒ですが、86,401秒になることがあります 。これは、地球の自転
の誤差による時刻のくるいを補 正するも ので、これを「うるう秒 」と呼びます。「うるう秒 」が実施
されますと、時計が標準時間に比較して1秒 進 み になりますので、時刻を修正してください。
「うるう秒 」は、世界各国の天文台の観測情報にもとづき、英国のグリニッジ天文台を中心と
して全世界いっせいに実施されます。
グリニッジ標 準 時では、「12月31日」または「6月30日」の午後11:59〜午前0:00が61秒間と
なります 。
日本の場合、時差換算すると、うるう秒がおこなわれる日は「1月1日」または「7月1日」で日本
時間の午前8:59〜午前9:00の60秒間が61秒間となりますが 、おこなわれないこともありますの
で新聞等でご確認ください。
うるう秒について
30
ご注意いただきたいこと

33
時計は精密機械です。部品の油切れや磨耗により止まり遅れが 生じることがあります 。
その際にはオーバーホールをご依頼ください。
オーバーホール
(分解掃除)
について
○修理やオーバーホールの際は、お買い上げ店・弊社お客様相談窓口にご相談ください。
○保証期間内の場合は必ず保証書を添えてください。
○保証内容は保証書に記載したとおりです。よくお 読 み い ただき 大 切 に保管してください。
保証と修理について
アフターサービスについて
○この時計の修理用部品の保有期間は通常7年間を基準としています。
○修理の際、一部代替部品を使用させていただくことがありますのでご了 承ください 。
修理用部品について
○電池交換はお買い上げ店・弊社お客様相談窓口にご依頼ください。
(交換の際に電池の回収をおこなっております 。)
その際防水性能を維持するためパッキン交換をご依頼ください。
○電池交換は保証期間内でも有料となります 。
○10気圧防水以上の時計は、防水検査をご依頼ください。
防水検査は日数を要しますので期間をご確認ください。
○電池交換してもすぐ止る場合はオーバーホールが必要です。
電池交換について
32

保証について
取扱説明書にそった正常な使用により、お買い上げ後1年以内に
不具合が生じた場合には、下記の保証規定によって無料で修理・調整いたします。
保証の対象部分
保証の適用除外
(保証期間内あるいは保証対象部分であっても、次のような場合には有料になります)
○時計本体(ムーブメント・ケース)及び金属バンドです。
○電池交換及び皮革・ウレタン・布等のバンドの交換
○事故または不適切な取扱いによって生じた故障および損傷
○ご使用中に生じるキズ・汚れ等
○火災・水害・地震等の天災地変による故障及び損傷
○保証書記載項目の全てが記入された保証書のみが有効です。
故意に字句を書き換えた場合は規定の無償修理は受けられません。
保証は、保証書に明示した期間・条件のもとにおいて、無料修理をお約束するものです。
これによりお客様の法律上の権利を制限するものではありません。
保証書は日本国内のみ有効です。
保証を受ける手続き
その他
○保証対象の不具合が生じた場合は、時計と別紙保証書をご持参の上、
お買い上げ店にご依頼ください。
○お買い上げ店の保証が受けられない場合には、「セイコーウオッチ 株式会社
お客様相談窓口」に保証書を添えてご依頼ください。
○修理のとき、ムーブメントを 交 換させていただいたり、ケース・文字板・針・ガラス・
バンドなどに、一部代替部品を使用させていただくこともありますので、ご了承ください。
ご使用部品の保有期間は本取扱説明書(P.32)をご 参 照ください 。
○金属バンド等の調整は、お買い上げ店または弊社お客様相談窓口に
ご依頼ください 。上記以外の販売店での調整は有料になります 。
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37
WATER RESISTANT
10
BAR
7N01-0B40
R2 AG
W
A
T
E
R
R
E
S
I
S
T
A
N
T
1
0
B
A
R
7
N
0
1
-
0
B
4
0
A
G
R2
防水性能
耐磁性能
「耐磁性能に
ついて」を参照
型式番号
お客様の時計の
種類を示す番号
型式番号
お客様の時計の
種類を示す番号
耐磁性能
型式番号
時計の裏ぶたでも性能と型式の確認ができます
※上記の図は例であり、お買上げいただいた時計とは異なります 。
お手入れについて
日頃からこまめにお手入れしてくだ さい
○水分や汗、汚れはこまめに柔らかい布で拭き取るように 心 掛 けてください 。
○すきま
(金属バンド、りゅうず 周り、裏ぶた周りなど)
の汚れは柔らかい歯ブラシが有効です。
○海水に浸けた後は、必ず真水でよく洗ってから拭き取ってください 。
その際、直接蛇口から水をかけることは避け、容器に水をためるなどしてから洗ってください。
○りゅうず の 錆 び 付きを 防 止 するた めに 、時々りゅうずを回してください 。
○ねじロック式りゅうず の 場 合も 同様です。(りゅうずを引く必 要はありません )
りゅうず は 時々回してください
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This manual suits for next models
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