SII IP-7700 User manual

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3OLVENT)NK#OLOR)NKJET0RINTER
5
1UICK2EFERENCE'UIDE
'UIDEDERÏFÏRENCERAPIDE
'UIDADIRIFERIMENTORAPIDO
3CHNELLREFERENZ
'UÓADECONSULTARÉPIDA
-ANUALDE#ONSULTA2ÉPIDA
クイックリファレンスガイド
日本語
ENGLISH
FRANÇAIS
ITALIANO
DEUTSCH
ESPAÑOL
PORTUGUÊS

1
日本語
目 次
装置外観・各部の名称と働き………………… 2
プリンタ前面(排紙側)2
プリンタ背面(給紙側)3
プリンタヒータ部 4
プリンタ操作パネル部 4
メディアの取り付け/取り外し……………… 6
ロールメディアの取り付け手順 6
一般ロールメディアの巻き取り装置への
取り付け手順 10
装置からのメディアロールの取り外し手順
12
メディア送り補正値の設定 14
スクローラシャフトの使い方………………… 15
メディアロールへの取り付け手順 15
インクパックの装着・交換…………………… 16
インクパックの装着・交換手順 16
廃インクボトルの取り付け・交換…………… 17
廃インクボトルが一杯になった場合の処置
17
廃インクボトルが未装着の場合の処置 17
ワイパーブレードの交換……………………… 18
エッジセンサ位置の調整……………………… 19
テンションバーの長さ調整…………………… 20
プリントヘッドのクリーニング……………… 20
メディアを送る「フィード」 ………………… 21
メディアを戻す「バックフィード」 ………… 22
加圧操作ノブの使い方………………………… 22
ヘッド上下機構の使い方……………………… 23
メディアエッジガードの使い方……………… 23
毎日の点検・保守……………………………… 24
メニューツリー………………………………… 28
設定できるメニュー…………………………… 29
故障?と思う前に……………………………… 32
エラーメッセージ……………………………… 33
サービスコールエラー 33
オペレータコールエラー 33
警告メッセージ………………………………… 34
LCD に表示されるメッセージの言語を選択します。
ファンクション システム
メカチョウセイ ヒータ
#LANGUAGE
>JAPANESE
<パラメータ ( 選択肢入力 ) >
JAPANESE
LCD メッセージを日本語で表示します。
ENGLISH
LCD メッセージを英語で表示します。
FRENCH
LCD メッセージをフランス語で表示します。
ITALIAN
LCD メッセージをイタリア語で表示します。
GERMAN
LCD メッセージをドイツ語で表示します。
SPANISH
LCD メッセージをスペイン語で表示します。
PORTUGUESE
LCD メッセージをポルトガル語で表示します。
IP-7700
クイックリファレンスガイド
日本語

2
装置外観・各部の名称と働き
ここでは、プリンタの外観を示し、構成品の各部の名称と機能を説明します。
プリンタ前面(排紙側)
解除
(OFF)
ロック
(ON)
操作パネル プリンタの状態を表示するランプや LCD、各種機能を設定するキーが割り付
けられています。
インクボックスカバー インクをセットする挿入口です。
(注意:LCD 表示では、インクカバーと表示されます。)
テンションバーガイド メディアに一定のテンションを掛けるバーのガイドです。
キャスタ プリンタを移動するときにロックを解除し、固定するときはロックします。
加圧操作ノブ メディアを押さえる力を切り換えます。
フロントカバー 印刷するときは必ず閉じておきます。
廃インクボトルユニット 廃インクを収容するユニットです。
キャップカバー キャッピングユニットの清掃やキャリッジ部の清掃をするときなどに開けま
す。
ワイプカバー ワイパーブレードの交換を行う際に開けます。
巻き取り方向スイッチ メディアを巻き取る方向を決めるスイッチです。
送り出しスイッチ メディアを自動で送り出すスイッチです。
巻き取りスイッチ メディアを自動で巻き取るスイッチです。
フットスイッチコネクタ フットスイッチ(オプション)をつなぐためのコネクタです。
スクローラフランジ メディアを送り出したり、巻き取るために、紙管の両端に取り付けて軸を回
転させるためのフランジです。
メディア乾燥ファン 印刷後のインクを乾燥させるファンです。
防護バー 印刷直後のメディアを保護します。

3
日本語
プリンタ背面(給紙側)
プリンタ電源インレット
プリンタ電源スイッチ
ヒータ電源インレット
ヒータ電源スイッチ
USB コネクタ プリンタサーバーと接続します。
サブカートリッジ
インクを交換しているときでも、印刷できるようにするた
めの補助インクです。
(注意:LCD 表示では、サブタンクと表示されます。)
巻き取りスイッチ
送り出しスイッチ
加圧操作ノブ メディアを押さえる力を切り換えます。
スクローラフランジ メディアを送り出したり、巻き取るために、紙管の両端に
取り付けて軸を回転させるためのフランジです。
引き剥がしローラ

4
プリンタ操作パネル部
プリンタの操作パネルには、キー,LED,LCDが下図のようにレイアウトされています。なお、エラー時や無効キー
入力時には、ブザーで通知する機能もついています。
LCD プリンタの状態やメニュー画面などを表示し
ます。
B
電源スイッチ
A
D
C
E
OK
MENU ONLINE
HEATER CANCEL
プリンタヒータ部
プリンタには、印刷メディアへのインクの定着、画質の安定化のために3つのヒータを搭載しています。
メディア
ヘッド
1 2 3
給紙側
︵背面︶
排紙側
︵前面︶
LED 点灯、点減、消灯によって、
プリンタの状態を表示しま
す。
キー プリンタのメニュー操
作などに使用します。
ブザー
プリヒータ(背面)
メディアを予熱します。
プリントヒータ(前面)
メディアにインクを浸透させ、インクを定着させ
ます。
アフターヒータ(仕上げ)
インクを乾燥し、画質を安定させます。
*3 つのヒータは各々独立にコントロールされます。
ヒータ温度はパネルおよびホスト PC(RIP)からコ
ントロールできます。
警 告
◆各ヒータ面は熱くなりますので、決して触らないで
ください。火傷をするおそれがあります。

5
日本語
■LCD,LED,キーの名称と機能
番号/分類 名 称 機 能
LED
Aデータ LED
(緑)
データの受信状態を表示します。
・点滅:ホストからのデータ受信中
・消灯:ホストからの受信データなし
Bエラー LED
(オレンジ)
エラーの有/無を表示します。
・点灯:エラーあり
・点滅:ワーニングあり
・消灯:正常(エラーなし)
Cインク LED
(緑)
インクの有/無を表示します。
・点灯:すべてのインクあり
・点滅:インクの残量が少ない
・消灯:インクなし
Dメディア LED
(緑)
メディアの有/無を表示します。
・点灯:メディアあり(ロールあるいはカットメディア
どちらかが装着されている)
・点滅:巻き取りタイムアウト
・消灯:メディアなし(ロール、カットメディアがどち
らもない)
Eオンライン
(緑)
プリンタのオンライン/オフライン状態を表示します。
・点灯:オンライン
・点滅:プリントポーズモード
・消灯:オフライン
キー
ONLINE キー プリンタのオンライン/オフラインの切り換えに使用します。
MENU キー パラメータの入力補助(メニューの階層表示の切り換え)キー
として使用します。
CANCEL キー 入力したパラメータをキャンセルするときに使用します。
OK キー メニューの確定、パラメータの確定に使用します。
HEATER キー ヒータコントロールメニューに入るときに使用します。
>
キー
メニューグループの選択、メニューの切り換え(選択、数
値のアップ/ダウン)などに使用します。
>
キー
> キー
< キー
電源スイッチ 電源スイッチ プリンタの電源をオン/オフする電源スイッチとして使用しま
す。
LCD LCD
英数字、カタカナ、記号表示(20 桁、2 行)でプリンタの各種メッ
セージを表示したり、状態を表示したりします。メニューは階
層構造をとっています。各メニューには、▲、▼、
▲
、
▼
キー
でアクセスします。
ブザー ブザー
エラー発生時、無効キー入力の警告、および日常メンテナンス
などでプリントヘッドがキャップされていない状態の警告時に
鳴動します。

6
メディアの取り付け/取り外し
1
メディアを台の上にのせます。
台車をご使用される場合は、弊社の推奨品をご利
用頂くことをおすすめします。(詳しくは当社ま
でお問い合わせください。)
2
メディアロールの両端に、スクローラフラン
ジを取り付けます。
① 紙管の両端にスクローラフランジを挿入しま
す。
スクローラフランジ
② スクローラフランジとメディアロールの間にフ
ランジスペーサを差し込みます。
フランジスペーサ
注 意
◆ 塩化ビニールメディアをご使用の場合は、フラン
ジスペーサを差し込まずに、そのままスクローラ
フランジを奥まで押し込んでください。
◆ フランジスペーサは B の面にセットするように作
られています。
無理に押し広げて変形させないようご注意くださ
い。
A
B
ロールメディアの取り付け手順
メディアの種類や重量、巻き取り方向などによって、スクローラフランジの取り付け方法が異なります。
下表を参照して、正しく取り付けてください。
ここでは、スクローラシャフトを使用しない場合の取り付け手順を説明します。
スクローラシャフトの使い方については、P.15 をご参照ください。
一般メディアを使用する場合
メディア重量 35kg 未満 35kg 〜 50kg
メディア印刷面 内巻きメディア 外巻きメディア 内巻きメディア 外巻きメディア
フランジスペーサ ○必要 ○必要 ○必要 ○必要
スクローラシャフト ×不要 ×不要 ○必要
P.15
○必要
P.15
塩化ビニールメディアを使用する場合
メディア重量 35kg 未満 35kg 〜 50kg
メディア印刷面 内巻きメディア 外巻きメディア 内巻きメディア 外巻きメディア
フランジスペーサ ×不要 ×不要 ×不要 ×不要
スクローラシャフト − ×不要 ○必要
P.15
○必要
P.15

7
日本語
③ スクローラフランジを奥まで押し込み、紙管に
固定されるまでハンドルを時計方向に回しま
す。
スクローラフランジ
ハンドル
④ フランジスペーサを抜きます。
フランジスペーサ
3
スクローラフランジを取り付けたメディア
ロールをプリンタのロール溝に合わせて取り
付けます。
プリンタ背面(給紙側)
ローラ溝
スクローラフランジ
4
キャップ側 ワイプ側
フランジ押さえを取り付けます。
注 意
◆フランジ押さえは左右で形が異なりますので、ご注意く
ださい。
5
防護バーを取り外し、フロントカバーを開け
ます。 フロントカバー
防護バー
6
メディアエッジガードがメディアの下になら
ないように、両サイドに移動させておきます。
メディアエッジガード
7
加圧操作ノブを時計方向へ回して、加圧ロー
ラを上げます。
排紙側 給紙側
または
加圧操作ノブ
8
メディアにシワが入らないように手で伸ばし
ながら、メディアの先端を給紙部に挿入しま
す。
プリンタ背面(給紙側)
給紙部
メディアに巻き癖があって給紙部に差しづらい場合
は、別紙(間紙)を使用してメディアを差し込んで
ください。(下図参照)
メディア メディア
間紙
間紙
アップカール ・ダウンカール・

8
9
メディアの先端を床に着く手前まで送り出し
ます。
このとき、メディア中央部のシワが無くなるよう
に、プラテン上で両サイドに向けてメディアをな
らします。
プラテン
注 意
◆メディアが斜めだったり、シワが入っていたりするとメディ
アジャムやスキューの原因になります。
10
メディアをフロントペーパガイドの上部ま
で巻き戻します。
フロントペーパガイド
給紙側でメディア中央を軽く押さえながら戻
します。
◇ 10 の作業はメディアを正しくセットするために行う
重要な作業です。
11
排紙側 給紙側
または
加圧操作ノブ
加圧操作ノブを矢印方向に回して、加圧ロー
ラを下げます。
12
メディアエッジガードをセットし、フロン
トカバーを閉めます。
エッシ゛カ゛ート゛カクニン
*OK?
メディアエッジガードがメディアの下に入り込
んでいたり、厚いメディアを無理に差し込んで
引っかかったりしていないか確認します。
メディアエッジガードが正しくセットされてい
ることを目視確認し、 キーを押します。
13
ロールメディアかカットメディア(シート)
の選択をします。
メテ゛ィアセンタク:シート
メテ゛ィアヲセンタクシテクタ゛サイ
メテ゛ィアセンタク:ロール
キー,キーで「ロール」か「シート」が
選択できます。ここでは「ロール」を選択し、
キーを押します。
(CANCEL キーでメディア選択を元に戻しま
す。)
14
メディアの種類を選択します。
キー, キーで登録されているメディアの種
類を選択し、 キーを押します。
シュルイセンタク:XXXXX
シュルイヲセンタクシテクタ゛サイ
シュルイセンタク:PAPER
メディアを新たに登録するには
登録済みメディアの最後に「メディアヲトウロクシテ
クダサイ」が表示されます。
キーを押すと、メディア登録メニューに入ります。
メディア登録方法は、トウロクメニューから登録する
場合と同じ操作方法となります。
キーを押すと、メディア登録メニューからメディ
アの種類選択メニューに戻ります。
CANCEL キーを押すと、入力前の値に戻ります。
シュルイセンタク:XXXXX
シュルイヲセンタクシテクタ゛サイ
シュルイセンタク:PAPER
(登録済みのメディアが表示される)
シュルイヲセンタクシテクタ゛サイ
メテ゛ィアヲトウロクシテクタ゛サイ
(メディアの登録メニューに入ります)

9
日本語
15
メディア残量を入力します。
プリンタに取り付けたロールメディアの残量を
入力してください。
サ゛ンリョウヲセットシテクタ゛サイ
*XXXm
注 意
◆メディアを取り付けた後、プラテン上のメディアに浮きやシ
ワがないかなどを確認してください。
16
メディアのたるみが不足している場合に表
示されます。
シートメディアを使用した場合は、本メッセージは
スキップされます。
メディアのたるみが不十分な場合は、次の操作に入
りません。
タルミハ゛ッファヲ
カクニンシテクタ゛サイ
・
・
17
テンションバーを引き剥がしローラ上部に
押しあてます。給紙側送り出しスイッチ(黒)
を使って、テンションバーを奥へ送りこむ
ようにして、たるみを作ります。
スイッチ テンションバー
テンションバー
給紙側テンションバーの長さとフランジの有無
は、メディアの種類・幅により調節してください。
テンションバー組み合わせ例
使用サイズ テンションバーの長さ
L 48 インチ(123cm)
L、S 64 インチ(164cm)
L、S、S 80 インチ(204cm)
<一般メディアでテンション巻きをする場合>
通常は、メディア幅に合わせたテンションバーを使い
ます。(ただし例外もあります。)
<一般メディアで巻き取りをしない場合>
メディア幅の半分のテンションバーを使います。
<塩化ビニールメディアの場合>
S サイズのテンションバー(フランジなし)を、たる
みの中央に乗せます。
引き剥がしローラ
スクローラ
給紙側たるみセンサー
給紙側たるみセンサーより下まで、たるませてくださ
い。
たるみがセンサーに反応する位置までくると、パネル
から「ピッ」と音がします。
注 意
◆引き剥がしローラを、手で回さないでください。無理に回
転させると、故障の原因となる場合があります。
引き剥がしローラは、必ず、スイッチを使って回してくだ
さい。
18
メディアセットの確認をします。
キーを押します。
メテ゛ィアセット
*OK?
メテ゛ィアセットチュウ
シハ゛ラクオマチクタ゛サイ
注 意
◆塩化ビニールメディアをセットした状態で、一晩以上放置
すると、メディアジャムが起こるおそれがあります。メディ
アを巻き取っておくことをおすすめします。

10
一般ロールメディアの巻き取り装置への取り付け手順
1
紙管を用意し、スクローラフランジを取り付
けます。
① 紙管の両端にスクローラフランジを挿入しま
す。
紙管
スクローラフランジ
② スクローラフランジと紙管の間にフランジス
ペーサを差し込みます。
注 意
◆ 塩化ビニールメディアを巻き取る場合は、フラン
ジスペーサを差し込まずに、そのままスクローラ
フランジを奥まで押し込んでください。
◆ フランジスペーサは B の面にセットするように作
られています。
無理に押し広げて変形させないようご注意くださ
い。
A
B
③ スクローラフランジを奥まで押し込み、紙管に
固定されるまでハンドルを時計方向に回しま
す。
スクローラフランジ
ハンドル
④ フランジスペーサを抜きます。
2
巻き取り方向スイッチを「オフ」にします。
注 意
◆巻き取り方向スイッチを「オフ」にしないで次の操作に進む
と、スクローラが固定されないため、手をはさむ原因となり
ます。
巻き取り方向スイッチ
OFF
↑外巻き
・オフ
↓内巻き
3
スクローラフランジ
ロール溝
スクローラフランジをプリンタのロール溝に
合わせて取り付けます。
注 意
◆テンションバーはあらかじめテンションバーフックに掛けて
おいてください。
テンションバーフック
テンションバー
4
操作パネルのフィードメニューで、メディア
を巻き取れる程度まで送ります。
フランジスペーサ
フランジスペーサ
スクローラフランジ

11
日本語
5
引き出したメディアを、紙管に取り付けます。
紙管
テープ
① 巻き取る方向を確認し、メディアのたるみを
取り、給紙側と巻き取り側でメディア位置に
ズレがないことを確認してください。
② テープを使って、最初に中央部分を、次に両
端に向かって止めてください。
内巻き:
印刷面が内側にくる
ように巻き取ります。
外巻き:
印刷面が外側にくる
ように巻き取ります。
注 意
◆巻き取り側のテープの貼り付け方向に注意してください。
◆メディアを紙管に対して斜めに取り付けると、メディアの斜
行の原因となりますので注意してください。
6
巻き取り方向に合わせて、巻き取り方向ス
イッチを押します。
巻き取り方向スイッチ
OFF
↑外巻き
・オフ
↓内巻き
7
操作パネルのフィードメニューでメディアを
送り、紙管に 1 周分巻き付けます。再度巻き
取り方向スイッチを「オフ」にします。
注 意
◆メディアを 1 周分巻き取らずにテンションバーを取り付
けると、テープがはがれてしまいます。
8
操作パネルのフィードメニューで、たるみ
が作れる程度までメディアを送ります。
テンションバーがガイドの底部にのせられるく
らいに、十分なたるみを作ってください。
9
テンションバーガイドのカバーを開けます。
10
テンションバーをテンションバーガイドの
底に置きます。
注 意
◆たるみが足りず、テンションバーが底に届かない場合は、操
作パネルのフィードメニューでメディアを送り、テンション
バーがテンションバーガイドの底に確実に届くようにメディ
アを送り出してください。
11
テンションバーガイドのカバーを閉じます。
12
巻き取り方向に合わせて、巻き取り方向ス
イッチを押します。 巻き取り方向スイッチ
OFF
↑外巻き
・オフ
↓内巻き
注 意
◆たるみが多すぎると、巻き取り時間が所定値を越え、巻き取
りタイムアウトエラーが発生する場合があります。エラーが
発生した場合は、巻き取り方向スイッチをオフにしてから再
度押してください。

12
<排紙側のメディア>
1
巻き取り方向スイッチをオフにします。
巻き取り方向スイッチ
OFF
↑外巻き
・オフ
↓内巻き
2
テンションバーガイドのカバーを開けます。
3
排紙側のテンションバーをテンションバーフッ
クにかけます。
塩化ビニールメディアの場合は、排紙側にテン
ションバーは用いないので、この操作は不要です。
4
フロントカバーを開け、メディアをカットし
ます。
カッター溝にカッターナイフの刃を入れて、メ
ディアをカットすることを推奨します。
プラテン
ペーパーガイド
注 意
◆給紙側、巻き取り側のペーパーガイドには、それぞれ
メディアが貼り付かないようにするためのネットが貼
られています。
これらのネットは取り外さないようにしてください。
◆メディアをカットする際はペーパーガイドネットを傷
つけないようにしてください。
◆印刷済みのメディアが床に落下して汚れないように、
ご注意ください。
装置からのメディアロールの取り外し手順
5
プリンタをオフラインにします。
(ONLINE キーを押します。)
インク トウロク
メテ゛ィア オクリ
6
キーを押します。
メディアを選択し、巻き取り装置の巻き取り方向
スイッチをオンにすることにより、巻き取りス
イッチが有効となります。
7
排紙側の巻き取りスイッチ(黒)を使ってメ
ディアを巻き取ってください。
巻き取りスイッチ(黒)
8
防護バーを取り外します。
防護バー
9
可動式のメディア乾燥ファン横のツマミネジ
(左右2本)をゆるめます。
メディア乾燥ファン
ツマミネジ
10
メディア乾燥ファンを手前に引いてから、
上へ 90 度回転させます。
メディア乾燥ファン
注 意
◆メディア乾燥ファンを上へ回転させると、やや下がって固定
されます。
メディア乾燥ファンを戻すときは、上へ引き上げてから手前
に倒し、奥へ押し込みツマミネジで固定してください。
◆メディア乾燥ファンを接続するケーブルが加圧操作ノブや横
の支えの板金に引っかからないよう注意して下さい。

13
日本語
11
テンションバーをテンションバーフックか
ら取り外します。
12
各テンションバーフックのツマミネジをゆ
るめ、横にはね上げます。
ツマミネジ
テンションバーフック
13
推奨台車 メディア
台車をメディアの下にセットして、メディ
アを持ち上げ、取り外します。
<給紙側のメディア>
1
プリンタをオフラインにします。
(ONLINE キーを押します。)
インク トウロク
メテ゛ィア オクリ
2
キーを押します。
メディアを選択する事により、巻き取り装置の
巻き取りスイッチが有効となります。
3
引き剥がしローラの逆転スイッチ(白)を押
して、たるみ部分を持ち上げ、給紙側のテン
ションバーを取り外します。
引き剥がしローラ
スクローラ
<一般的なメディアの場合>
テンションバー
<塩化ビニールメディアの場合>
プリンタ背面(給紙側)
引き剥がしローラ
テンションバー
Sサイズテンションバー
スイッチ
注 意
◆引き剥がしローラを手で回そうとしないでください。
無理に回すと故障の原因になる場合があります。
4
加圧操作ノブを右方向へ回して、加圧ローラ
を上げます。
排紙側 給紙側
または
加圧操作ノブ
5
手動でスクローラを回転させてメディアを巻
き取ります。
6
スクローラフランジを本体から取り外しま
す。
プリンタ背面(給紙側)
スクローラフランジ

14
◇メディア送り補正値が変わる要因には、以下
のようなものがあります。
印刷モードの変更
加圧操作ノブによる圧力変更
巻き取り装置の使用/未使用
メディアの種類
搬送経路の変更
・
・
・
・
・
1
長さ 4m 以上のメディアを取り付けます。
メディア送りの補正はメディア送り調整パターン
「ラフ」で、おおよそのメディア送り補正値を求
め、「ショウサイ」で正式な補正値を設定します。
取り付けるメディアは、「ラフ」1 回の印刷で約
90cm、「ショウサイ」1 回の印刷で約 90cm の長
さが必要です。
(なお、メディア送り調整パターンの印刷を中止
するときは、 CANCEL キーを押してください。)
2
プリンタをオフラインにします。
(ONLINE キーを押す)
インク トウロク
メテ゛ィア オクリ
3
キーを押し、 キーを押して、メディア
送り調整パターンの表示にします。
#オクリチョウセイハ゜ターン
*ラフ(ヒョウシ゛ュン1)
メディア送り補正値を設定するメディアで、通常
お使いいただく印刷モードを選択してください。
印刷モードの詳細は、 P.4-2「印刷モード」を
ご参照ください。
注 意
◆以下の印刷モードの送り補正値を求める場合は、使用する調
整パターンの名称が異なります。
送りを合わせたい印刷モード 使用する調整パターン
コウノウド 2 ラフ(コウヒンイ)
ショウサイ(コウヒンイ)
4
, キーを押してラフの印刷モードを選
択し、 キーを押します。
#オクリチョウセイハ゜ターン
*OK?
5
キーを押すと、メディア送り調整パターン
「ラフ」が印刷されます。
選択された印刷モードで、メディア送り調整パ
ターン「ラフ」が印刷されます。
#オクリチョウセイハ゜ターン
*シ゛ッコウチュウ
6
印刷結果から、おおよそのメディア送り補正
値を選びます。
99.00%〜 101.00%の範囲を 0.5 刻みで 9 つのパ
ターンが印刷されますので、その中からおおよそ
の補正値を選びます。
7
キーを押し、 キーを押して、メディア
送り補正値の入力表示にします。
#オクリホセイチ
*100.00%
8
メディア送り補正値を入力し、 キーを押し
ます。
,キーで桁を合わせ、,キーで数
値を設定します。
9
キーを押し、 キーを押して、メディア
送り調整パターンの表示にします。
#オクリチョウセイハ゜ターン
*ラフ(ヒョウシ゛ュン)
10
, キーを押してショウサイの印刷モー
ドを選択します。
「ラフ」と同じ印刷モードを選択してください。
#オクリチョウセイハ゜ターン
*ショウサイ(ヒョウシ゛ュン)
11
キーを 2 回押して、メディア送り調整パ
ターン「ショウサイ」を印刷します。
#オクリチョウセイハ゜ターン
*シ゛ッコウチュウ
12
印刷結果から、正式なメディア送り補正値
を選びます。
入力した補正値に対して、-0.20%〜 +0.20%の範
囲を 0.1%刻みで 5 つのパターンが印刷されます
ので、適切な補正値を選びます。
13
キーを押し、 キーを押して、メディア
送り補正値の入力表示画面にします。
#オクリホセイチ
*100.00%
14
メディア送り補正値を入力し、 キーを押
します。
, キーで桁を合わせ、 , キーで数値
を設定します。
15
キーを押すと、もとのオフライン状態に
戻ります。
メディア送り補正値の設定

15
日本語
スクローラシャフトの使い方
1
メディアロールを台の上にのせます。
台車をご使用される場合は、弊社の推奨品をご利
用頂くことをおすすめします。(詳しくは当社ま
でお問い合わせください。)
2
紙管にスクローラシャフトを挿入します。
注 意
◆ロールスペーサがメディアロールの中央にくるよ
うに合わせてください。
3
メディアロールの両端に、スクローラフラン
ジを取り付けます。
① 紙管の両端にスクローラフランジを挿入しま
す。
② スクローラフランジとメディアロールの間にフ
ランジスペーサを差し込みます。
③ スクローラフランジを奥まで押し込み、紙管に
固定されるまでハンドルを時計方向に回します。
スクローラフランジ ハンドル
④ フランジスペーサを抜きます。
4
スクローラシャフトの留め具を取り付けます。
① スクローラシャフトの留め具をスクローラシャ
フトに通します。
② ノブを回して固定します。
2
1
メディアロールへの取り付け手順
ロールスペーサ
スクローラシャフト
スクローラフランジ
フランジスペーサ
ノブ
スクローラシャフトの留め具

16
インクパックの装着・交換
1
インクボックスカバーのノブを押して、イン
クボックスカバーを開けます。
ノブ
インクボックスカバー
2
交換するインクパックの色を確認し、プリン
タからインクトレイを抜き取ります。
インクトレイ
3
インクトレイから、空になったインクパック
を取り外します。
インクが未装着の場合は手順
4
へ進んでください。
インクパックのプレート下部の2ヶ所の爪を押
し、プレートを上方向へ抜きます(①)。その後、
インクトレイのフックからインクパックを外しま
す(②)。
1
2
プレート
フック
爪2ヶ所を押す
インクパック
インクトレイ
インクパックの装着・交換手順
4
新しいインクパックを箱から取り出し、イン
クトレイにセットします。
インクトレイのフック2ヶ所をインクパックの穴
(末端の2ヶ所)に通します(①)。その後、プレー
トをインクトレイに、カチッと音がするまで差し
込みます(②)。
2
1
新しいインクパック
プレート
フック
インクトレイ
5
インクトレイをインクボックスのスロットに
差し込みます。
注 意
◆奥までしっかりと差し込んでください。
◆色ごとに装着場所が決まっています。必ず所定のスロットに
差し込んでください。
インクトレイ
6
インクボックスカバーを閉めます。
インクボックスカバー
7
交換終了。
正常に終了した場合は、オンラインの状態、また
はオフラインの状態に戻ります。
正常に終了しなかった場合は、エラーメッセージ
が表示されます。
手順
1
に戻ってやり直してください。
インク交換中でも、サブカートリッジ内にインクが
残っている間は印刷します。
・
・
・
インクトレイ
インクパック

17
日本語
廃インクボトルの取り付け・交換
注 意
◆外装カバーの上部に頭をぶつけないようにご注意くださ
い。
◆廃インクをこぼさないよう、十分にご注意ください。
1
レバーを上にスライドさせ、キャップ全体を
持ち上げます。
チューブ
レバー
廃インクボトル
2
チューブからインクがたれますので、しばら
くそのままの状態で待ちます。
3
一杯になった廃インクボトルをユニットから
外し、キャップをして新品と交換します。
4
廃インクボトルユニット中のこぼれたインク
を拭き取ります。
5
レバーを上にスライドさせ、新しい廃インク
ボトルをセットします。
6
レバーを下げます。
チューブ
レバー
廃インクボトル
7
廃インクカウンタのリセット(クリア)を選
択するメッセージが表示されます。
#ハイインクカウンタリセット
*NO
,
#ハイインクカウンタリセット
*YES
8
ハイインクカウンタリセット* YES を選択し、
キーを押します。
廃インクボトルが一杯になった場合の処置
廃インクボトルが未装着の場合の処置
1
ガイダンスメッセージが表示されます。
ホ゛トルカ゛ミソウチャクテ゛ス
ホ゛トルヲセットシテクタ゛サイ
2
新しい廃インクボトルを取り付けます。
「◆廃インクボトルが一杯になった場合の処置」を
参照。
3
廃インクカウンタのリセット(クリア)を選
択するメッセージが表示されます。
#ハイインクカウンタリセット
*NO
,
#ハイインクカウンタリセット
*YES
4
ハイインクカウンタリセット* YES を選択し、
キーを押します。

18
ワイパーブレードの交換
「ワイパーブレードの交換手順」について説明します。
ワイパーブレードは、毎日の点検でワイパーブレードに傷がついている場合に交換します。交換作業の前に、あら
かじめピンセットを用意してください。(日常メンテナンスキットに同梱されています。)
1
フロントカバーとワイプカバーを開けます。
2
ワイパーブレードの下の縁をピンセットで挟
み、プラスチックの突起部分の引っかかりを
外します。
3
上に持ち上げるようにしてワイパーブレード
を抜き取ります。
4
新しいワイパーブレードのゴム部分をピン
セットで挟んで上からまっすぐ差し込み、ゴ
ム部分の穴にプラスチックの突起部分が引っ
かかるように取り付けます。
ワイパーブレード肩部両側が図のように突き当
たっていることを確認してください。
ゴム部分
注 意
◆ワイパーブレードの上部はプリントヘッドに直接触
れる部分なので、ワイパーブレードを取り扱う際に
手で触ったり、ピンセットで挟んだりしないでくだ
さい。
5
ワイプカバーとフロントカバーを閉めます。
ワイパーブレード上部

19
日本語
エッジセンサ位置の調整
エッジセンサ調整パターンを印刷して、エッジセンサ位置を補正します。印刷後、距離を測定し、パラメータのセッ
トを行います。
1
「メカチョウセイ」メニューが表示されるまで
MENU キーを押します。
ファンクション システム
メカチョウセイ ヒータ
2
キーを押して、「メカチョウセイ」メニュー
に入ります。
#チョウセイハ゜ターン
>ノズ ルフ゜リント
3
キーを押します。
#チョウセイハ゜ターン
>エッジ センサチョウセイ
4
「エッジセンサチョウセイ」が表示されるまで
キーを押します。
#チョウセイハ゜ターン
*OK?
5
キーを押します。
#チョウセイハ゜ターン
*ジ ッコウチュウ
6
キーを押します。
508 ノズル
(偶数ヘッド分
空白)
508 ノズル
(全ノズル)
15mm
7
印刷結果を判定します。
印字結果の余白部分を金尺で測定します。
仕様 15mm に対しての誤差を求めます。
誤差が 15mm であれば終了とします。
誤差が 15mm でない場合は、以下の手順で補正
します。
8
キーを押して、「メカチョウセイ」メニュー
に入ります。
#エッジ センサ イチホセイチ
>±Y.Ymm
9
「エッジセンサイチホセイ」が表示されるまで
キーを押します。
10
センサ調整パターンの印刷結果をもとに、
エッジセンサ位置の補正値を入力します。
#エッジ センサ イチホセイチ
>±Y.Ymm
Y.Y
11
キーを押して入力を確定します。
#エッジ センサ イチホセイチ
>+0.0mm
12
キーを押して、上位メニューに戻ります。
・補正値の求め方
15mm を基準値として余白部分を計測し、補正
値を求めます。
<例>
余白部分が 14mm だった場合:-1.0mm が補正
値になります。
余白部分が 16mm だった場合:+1.0mm が補
正値になります。
Table of contents
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