Sony BKS-R1608 User manual

UNIVERSAL CONTROL UNIT
BKS-R1608/
BKS-R3209
OPERATION MANUAL [Japanese/English]
1st Edition (Revised 1)
Serial No. 10001 and Higher
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災
や人身事故になることがあります。
このオペレーションマニュアルには、事故を防ぐための重要な注意事項と製
品の取り扱いかたを示してあります。このオペレーションマニュアルをよく
お読みのうえ、製品を安全にお使いください。お読みになったあとは、いつ
でも見られるところに必ず保管してください。
警告

安全のために
電気製品は、安全のための注意事項を守らないと、火災や感電などにより死
亡や大けがなど人身事故につながることがあり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
2(J)〜3(J)ページの注意事項をよくお読みください。
定期点検を実施する
長期間安全に使用していただくために、定期点検を実施することをおすすめ
します。点検の内容や費用については、本機を購入された販売会社またはソ
ニー株式会社にご相談ください。
故障したら使用を中止する
本機を購入された販売会社またはソニー株式会社にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
警告表示の意味
このオペレーションマニュアル
および製品では、次のような表
示をしています。表示の内容を
よく理解してから本文をお読み
ください。
警告
この表示の注意事項を守らない
と、火災や感電などにより死亡
や大けがなど人身事故につなが
ることがあります。
注意
この表示の注意事項を守らない
と、感電やその他の事故により
けがをしたり周辺の物品に損害
を与えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
行為を指示する記号
火災 感電
注意
禁止
分解禁止
強制
アース線を
接続せよ
•異常な音、
におい、煙
が出たら
•内部に水、
異物が入っ
たら
•製品を落と
したり、
キャビネッ
トを破損さ
せたときは
/1電源を切る。
ご注意
本機の電源スイッチは後面パネルにあります。
2電源コードや接続コードを抜く。
3本機を購入された販売会社またはソニー株式会
社に修理を依頼する。
すぐに電源を切り、消火する。
炎が出たら /

1 (J)
目次
日
本
語
警告 .................................................................................2 (J)
注意 .................................................................................3 (J)
概要......................................................................................4 (J)
特長................................................................................... 4(J)
ボタン機能の設定........................................................... 5(J)
システム接続例............................................................... 6(J)
ブレークアウェイ機能について................................... 7(J)
コントロールユニットの複数台使用........................... 8(J)
ルート機能について....................................................... 8(J)
ファントム機能について............................................... 9(J)
各部の名称と働き ............................................................10 (J)
準備................................................................................... 12 (J)
コントロールターミナルでの設定............................. 12(J)
本機の準備..................................................................... 13(J)
ボタンによる設定(セットアップ)............................. 13(J)
操作................................................................................... 15 (J)
仕様................................................................................... 16 (J)

2 (J)
外装を外さない、改造しない
外装を外したり、改造したりすると、感電の原因となります。
内部の点検等の整備を行う必要がある場合は、必ずサービストレーニングを
受けた技術者にご依頼ください。
指定された電源コード (部品番号 : 1-575-181-11) を使用す
る
指定以外の電源コードを使用すると、火災や感電の原因となります。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となります。
・電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
・重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
・熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
・電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
万一、電源コードが傷んだら、本機を購入された販売会社またはソニー株式
会社にご相談ください。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所では設置 •使用しない
上記のような場所で設置・使用すると、火災や感電の原因となります。
分解禁止
下記の注意を守らないと、
火災や感電により死亡や大けがにつながることがあります。
感電火災
警告
強制
禁止
禁止

3 (J)
下記の注意を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
注意
禁止
強制
変換プラグ
アース線
アース線を
接続せよ
通風孔をふさがない
通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、火災や故障の原因となることがありま
す。風通しをよくするために次の項目をお守りください。
•壁から 20cm 以上離して設置する。
•密閉された狭い場所に押し込めない。
•毛足の長い敷物 (じゅうたん・布団など) の上に置かない。
•布などで包まない。
•あおむけや横倒し、逆さまにしない。
安定した場所に設置する
ぐらついた台の上や傾いたところなどに設置すると、製品が落下してけがの
原因となることがあります。
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因となることがあります。次の方法で
アースを接続してください。
•電源コンセントが3極の場合
別売りの電源コードセット(1-575-181-11)を使用することで安全アースが
接続されます。
•電源コンセントが2極の場合
別売りの3極→2極変換プラグ(1-750-686-11)を使用し、変換プラグから
出ている緑色のアース線を建物に備えられているアース端子に接続してく
ださい。
安全アースを取り付けることができない場合は、本機を購入された販売会社
またはソニー株式会社にご連絡ください。

4 (J)
概要
ユニバーサルコントロールユニットBKS-R1608/R3209は、S-BUS
データリンクに接続してスイッチャー(デジタルビデオルーティング
スイッチャーDVS-V6464B、オーディオルーティングスイッチャー
DVS-A3232、タイムコードルーティングスイッチャーDVS-TC3232な
ど)の入力信号(ソース)を切り換え、指定した出力(デスティネー
ション)に送り出します。さらに、DVS-V3232B、DVS-V6464Bにモ
ニターボードBKDS-V3292Bを装着して入出力をモニターしている
場合は、そのモニター信号を切り換えることができます。S-BUS
データリンクの1次局に接続したコントロールターミナ ル であらかじ め
機能を割り当てておいた選択ボタンを使って、ソースまたはデス
ティネーション、モニター信号を切り換えます。
特長
色分類表示ができる使い易い大型のボタン
前面パネルには大型の自照式ボタンを採用し、操作性の良いデザ
インになっています。選択ボタンは、緑色または橙色の薄い点灯、
明るい点灯により、ボタンの機能、ソースやデスティネーションの現
在の選択状況がひとめでわかります。
ソース選択/デスティネーション選択の両方に使える選択ボ
タン
前面パネル上の選択ボタンはすべて、コントロールターミナルの設
定によりソース選択ボタン/デスティネーション選択ボタンのどちらに
でも使うことが できます。ボタン点灯時の色により現在どちらに設定
されているか、ひとめで識別できます。
キーラベルによるスイッチ名称の表示
各ボタンのキーラベルに、コントロールターミナルで設定したソース
やデスティネーションの名称を記入しておくことが できます 。キーラ
ベルは付属の引き抜き治具を使って簡単に交換できますので、設
定の変更にも容易に対応できます。
コントロール範囲の拡張可能 (選択ボタン数の拡張)
複数台のBKS-R1607/R1608/R3209/R3210を組み合わせ、コント
ロール できるソース / デスティネーション数を拡張することができま
す。最大253台までのコントロールユニットを組み合わせ、あたかも
一台のユニットのように操 作 できます 。また、ひとつのシステムにこ
のような組み合わせのコントロールユニットを最大10組まで組み込
むことができます(ただし使用できるコントロールユニットの数は、10
組の合計で最大253台です)。
スイッチャーの入力拡張をサポートするルート機能
カスケード接続機能がないデジタルビデオスイッチャーDVS-7000
などでソースを拡張したとき、拡張したスイッチャーのクロスポイン
トを検出し、そこで切り換えたソース名称を表示することができま
す。
8レベル1) のコントロールが可能
コントロールターミナルでの設定により、最大8レベル(8種類の信
号)のコントロールができます。
レベルごとに異なるソースの選択が可能 (ブレークアウェイ
機能)
BKS-R3210と組み合わせて使用すると、各レベルごとに異なる
ソースを選択/表示できるブレークアウェイ機能を備えています。
1回の操作で複数のクロスポイントの切り換えができるファ
ントム機能 (サルボ機能)
コントロールターミナルを使ってあらかじめ複数のクロスポイントを選
択してファントム名称を設定しておくと、1つのボタンを押すだけで
ファントム名称に設定したすべてのクロスポイントを切り換えることが
できます。
ケーブル1本でコントロール可能
75Ω同軸ケーブル1本で本機とソニールーティングスイッチャーを
接続し、S-BUSデータリンクを用いてコントロールします。
自己診断機能
電源を入れたときのパネルの点灯テストをはじめ、通信状態の監視
などの自己診断を行います。診断結果は、表示部に表示されます。
電源切り換え不要
電源電圧は、電圧切り換えなしでAC100V〜240Vに対応してい
ます。
...................................................................................................................................................................................................................................................................................
1) レベル
多種類の信号を同時に扱う場合、それぞれの信号別にルーティングスイッ
チャーが必要になります。たとえば、VTRで記録を行うために必要な信号 には、ビデオ、オーディオ1、オーディオ2、タイムコード、リモートコントロー
ルがあります。これらを総称してレベルと呼びます。

5 (J)
......
ボタン機能の設定
本機は、コントロールターミナルまたは本機のセットアップ機能を
使って、前面パネルの選択ボタンをソース選択ボタンとして使うか、
デスティネーション選択ボタンとして使うか、システムに合わせて設
定できます。ボタンの設定は、各ボタンごとに行えます。またボタン
数が足りない場合は、他のコントロールユニットと組み合わせ、親
子設定を利用してコントロール できるソース/ デ スティネーションのボ
タン数を拡張できます。
このように設定したユニットを最大253台まで組み合わせて使用す
ることが できます。
ご注意
コントロールするデスティネーションが1つの場合は、親子設定は必
要ありません。
◆コントロールターミナルでの設定のしかたについて詳しくは、ルーティン
グスイッチャーに付属のインストレーションマニュアルをご覧ください。

6 (J)
システム接続例
S-BUSデータリンクの構成例
:S-BUS
:信号ライン
:RS-232C
:T型ブリッジ(A)
:T型ブリッジ(B)
:75Ω終端器3)
:マトリックスの階層
タイムコード
ソースVTR
ビデオルーディング
スィチャー
DVS-V3232B (S)2)
オーディオルーティン
グスイッチャー
DVS-A3232 (S)2)
タイムコードルーティ
ングスイッチャー
DVS-TC3232 (S)2)
各種ルーティングス
イッチャー
最大
253台
最大
128 台
BKS-R3209
BKS-R3210 BKS-R1607
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R1607
BKS-R1608
BKS-R3209
BKS-R3209
REMOTE3
REMOTE 1
REMOTE 1
REMOTE 1
概要
レベル2レベル3レベル4レベル8
ビデオ オーディオ タイムコード
レベル1レベル1
2次局のルーティングスイッチャーのREMOTE1コネクターは、複数個のうち1個のみ使用可能です。
1) Windows95/NTのターミナルモードを使用した場合、ファンクションキーは機能しません。
2) (M)(S)は、ルーティングスイッチャーの内部基板上にあるM/Sスイッチの設定を表します。
3)75Ω終端器は、S-BUSデータリンクの最終器に取り付けたT型ブリッジ、および使用しないREMOTE1コネクターに取り付けておきます。
ターミナル
通信ソフトまたは
Windows3.1をインストー
ルしたコンピューター 1)
1次局 レベル1
ビデオ
ビデオ
オーディオ
デスティネーション
VTR
ビデオ
ルーディングスィチャー
DVS-V6464B (M)2)
ビデオ
2次局

7 (J)
ブレークアウェイ機能を使った場合の表示:
例:コントロールするレベルごとにソースが異なる。
レベル ソース デスティネーション
LEVEL1 IN11 OUT3
LEVEL2 IN14 OUT3
LEVEL3 IN16 OUT3
a) 複数のLEVELインジケーターが緑色に点灯している場合、緑色
に点灯しているソース選択ボタンは一番若い番号のレベル上の
ソースです。
ブレークアウェイ機能使用時の表示 (シングルレベルモード時)
IN 14
IN 11
OUT 3
OUT 3
OUT 3
IN 16
SELECTION
S
PROT LOCK TYPE CLR LEVEL DEST LEVEL
12345678 TAKE
1234
9101112 5678
13 14 15 16 BKS-R3210
SELECTION
S
PROT LOCK TYPE CLR LEVEL DEST LEVEL
12345678 TAKE
1234
9101112 5678
13 14 15 16 BKS-R3210
SELECTION
S
PROT LOCK TYPE CLR LEVEL DEST LEVEL
12345678 TAKE
1234
9101112 5678
13 14 15 16 BKS-R3210
SELECTION
S
PROT LOCK TYPE CLR LEVEL DEST LEVEL
12345678 TAKE
1234
9101112 5678
13 14 15 16 BKS-R3210
ブレークアウェイ機能について
本機をX-YコントロールユニットBKS-R3210と組み合わせ、BKS-
R3210を使ってソースを切り換えるとき、レベルごとに異なるソース
を選択して切り換えを行うことが できます。これをブレークアウェイ
機能と呼びます。
ブレークアウェイ機能を使用すると、ソース/デスティネーション選択
ボタンと、LEVELボタンの表示方法が基本動作と異なります。表示
方法の例を下図に示します。
ブレークアウェイ機能を使わない場合の表示
例:コントロールするレベルのソースがすべて同じ。
レベル ソース デスティネーション
LEVEL1 IN11 OUT3
LEVEL2 IN11 OUT3
LEVEL3 IN11 OUT3
ソース、デスティネーション、レベルの基本表示
ビデオルー
ティングス
イッチャー
デスティ
ネーション
VTR
他のレベルのソース
(明るい橙色)
ボタン1〜8がレベル選択ボタンとなる
選択されたレベル名称 (LEVEL1)
LEVEL
ボタン
を押す
レベル選択ボタン
選択されたレベル名称 (LEVEL3)
選択されたレベルのソース名称 (IN16)
選択されたレベル (明るい緑色)
コントロール対象のレベル
(明るい橙色)
LEVELボタン (点灯)
レベル
選択ボ
タン3
を押す
TAKE
ボタン
を押す
コントロール対象の
レベル (明るい橙色)
LEVELボタン (点灯)選択されたレベル (明るい緑色)
選択されたレベルの
ソース (明るい緑色)
他のレベルのソース
(明るい橙色)
選択されたレベル
(明るい緑色)
コントロール対象の
レベル (明るい橙色)
選択されたレベルのソース名称 (IN11)
選択されたレベル
(明るい緑色)コントロール
対象のレベル
(明るい橙色)選択されたレベルのソース
(明るい緑色)
ソース
VTR ビデオ: LEVEL 1
オーディオチャンネル
1/2: LEVEL 2
オーディオチャンネル
3/4: LEVEL 3
オーディ
オルーティ
ングスイッ
チャー
オーディオ
ソース
オーディオ
ソース
IN 11
IN 11 OUT 3
OUT 3
OUT 3IN 11
ビデオルー
ティングス
イッチャー
ソース
VTR
オーディオチャンネル
3/4: LEVEL 3
オーディオチャンネル
1/2: LEVEL 2
ビデオ: LEVEL 1
オーディ
オルーティ
ングスイッ
チャー
デスティ
ネーション
VTR
SELECTION
S
PROT LOCK TYPE CLR LEVEL DEST LEVEL
12345678
TAKE
1234
9101112 5678
13 14 15 16
BKS-R3210
選択された
ソース
(明るい緑色)
選択された
レベル
(明るい緑色)
ソース選択
ボタン
(うすい緑色)

8 (J)
概要
コントロールユニットの複数台使用
コントロールユニットを使ってルーティングスイッチャーをコントロール
するときに、BKS-R1607/R1608/R3209/R3210を複数台組み合わ
せ、コントロール できるソース/ デ スティネーション数を拡張すること
ができます。このような複数台のコントロールユニットの組み合わせ
を、ひとつのスイッチングシステムに最大10組まで使用できます。
1組の組み合わせには最大253台までのコントロールユニットを組
み込むことができますが、10組までの組み合わせで使用できる合
計台数も253台が限度です。
複数台使用時は、コントロールターミナルから1台を親機、残りのす
べてのコントロールユニットを子機に設定します。1組の組み合わせ
の中に、2 台の親機を設定することはできません。
◆親機、子機の設定のしかたについて詳しくは、ルーティングスイッチャー
に付属のインストレーションマニュアルをご覧ください。
コントロールユニットの複数台使用例
BKS-R3210
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R3210
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R3210
BKS-R3209
BKS-R3209
BKS-R3209
. . . . . . . . .
. . . . . .
. . . . . .
. . . . . .
ルーティングスイッチャー
親機
子機
最大10組、253台
最大253台
ルート機能について
カスケード入力を持たないDVS-7000などのスイッチャーBのソース
にスイッチャーAのデスティネーションを接続してソースを拡張した
場合、通常はスイッチャーBのソースが表示され、拡張スイッチャー
Aで何が選択されたかを表示することはできません。例えば下の図
でスイッチャーAのクロスポイントを切り換えても、ソースとして表示
されるのは、スイッチャーBのIN5になります。実際に選択されてい
るソースを表示するためには、コントロールターミナルでルート設定
を行います。ルート設定されたクロスポイントを切り換えると拡張入
力と判断し、拡張したスイッチャーのソースを検索して表示します。
設定する内容は、スイッチャーA のデスティネーション、スイッチャー
Bのデスティネーション、拡張入力、レベルです。下の図の場合の
設定は、OUT1:OUT2<IN51となります。
ルート設定を行うと切り換えもシンプルにできます。ルート設定され
たスイッチャーAのデスティネーション(OUT1)を含む切り換え要求
を行うと、自動的にスイッチャーB のクロスポイント(IN5-OUT2)の
切り換えも実行します。たとえば、デスティネーション(OUT1)に対
し、ソース(IN1)を選択すればIN5-OUT2の切り換えも同時に実行
されます。
一方、スイッチャー A のデスティネーション (OUT2) に対し、ソース
(IN1) を選択するときには、あらかじめIN1-OUT1とIN5-OUT2を
含んだファントムを設定しておく必要があります。この場合、ルート
設定がされていれば、IN1-OUT2が表示されます。
◆詳しくは、ルーティングスイッチャーに付属のインストレーションマニュアル
を参照してください。
ルート機能
拡張入力
DVS-V6464B
Level1 DVS-7000 Level1
IN 5
OUT 1
OUT 2
IN 1 2 3 4
678
スイッチャー A スイッチャー B

9 (J)
例2
クロスポイントをペアで取る(例えばオーディオの多チャンネル、ビ
デオのキー信号など)
デスティネーションオフセット型ファントムの設定
IN001:DST+0<IN001-1
IN001:DST+1<IN002-1
IN003:DST+0<IN003-1
IN003:DST+1<IN004-1
ファントム機能について
本機は、グローバルファントム、通常のローカルファントム、デスティ
ネーションオフセット型ローカルファントム 機 能 があり、様々な切り換
えに対応します。各ファントムは次のような特長を備えています。
グローバルファントム
1つのボタンを押すだけで、最大4096のクロスポイントを切り換える
ことが できます。2台以上のコントロールユニットから共通のファント
ム切り換えを行いたいときに使用します。
ご注意
グローバ ルファントムは切り換えデータを1次局に設定するため、
ルート設定とは連動しません。グローバルファントムを ル ート設 定と
組み合わせて使用し、ルート表示機能を働かせるには、切り換える
全てのクロスポイントをファントムとして設定しておく必要があります。
ローカルファントム
1つのボタンを押すだけで複数のクロスポイントを切り換えたい場合
や、コントロールユニットが制御するデスティネーションとは無関係な
ポイントを切り換えたい場合に使用します。1つのボタンに最大57の
クロスポイントを設定できます。
デスティネーションオフセット型ローカルファントム
デスティネーションオフセット型ローカルファントムでは、ローカルファ
ントム の デスティネーション設定を置換変数(DST+*)にしておき
ます。*はデスティネーション端子番号のオフセット値です。変数
DSTは、ファントム切り換え時に選択されたデスティネーションの端
子番号に自動的に置き換えられます。例えば、デスティネーションが
OUT005で、デスティネーションの端子番号が015、オフセット値が
2(*=2)の場合、017のデスティネーションが切り換わります。
デスティネーションオフセット型ファントムを実行する場合は、まずデ
スティネーションを選択または確認します。
デスティネーションオフセット型ファントムに は 、次のような使いかた
があります。
例1
あるレベルの複数のソース(例えばビデオソースIN001とIN005)
に、他のレベルのソース(例えばオーディオソースAUD007)を重複
して設定する
各レベルのソース名称 デスティネーション
ソース名 LEVEL 1 LEVEL 2 オフセット型ファントムの設定
IN001 IN001 AUD007 IN001:DST+0<IN001-1
IN001:DST+0<AUD007-2
IN005 IN005 AUD007 IN005:DST+0<IN005-1
IN005:DST+0<AUD007-2

10 (J)
各部の名称と働き
S
PROT
ERROR
LOCK
BKS-R1608
1ERRORインジケーター
3LOCKボタン/ランプ
2PROTボタン/ランプ
4ソース/デスティネーション
選択ボタン
S
PROT
ERROR
LOCK
BKS-R3209
⁄AC IN POWER
REMOTE-1 REMOTE-2
STATION ID
y
ON
OFF
1248163264
128
I
O
12345678
5〜AC IN端子
6POWERスイッチ
7REMOTE-1端子
8y
(アース) ターミナル
9STATION IDスイッチ
!º REMOTE-2端子
1ERRORインジケーター
3LOCKボタン/ランプ
2PROTボタン/ランプ
4ソース/デスティネーション
選択ボタン
1ERROR(エラー)インジケーター
本機の動作に不具合が発生すると赤く点灯します。
2PROT (プロテクト) ボタン/ランプ
このボタンには出力のプロテクトを設定/解除する切り換え機能と、
プロテクトされているかどうかを表示する表示機能があります。
プロテクト表示機能
現在選択しているデスティネーションがプロテクトされていると点灯
します。ランプが点灯しているときは、ソース選択ボタンは働きませ
ん。
プロテクト切り換え機能
PROTランプ消灯中にボタンを押すと、現在選択しているデスティ
ネーションがプロテクトされます。プロテクトされているデスティネー
ションに対しては、全てのパネルからソースの切り換えができなくな
ります。
プロテクトを解除するには、PROTボタンを押してランプを消灯しま
す。
ご注意
コントロールターミナ ル でプロテクトモードをONAIRにすると、プロ
テクトの設定に関係なく切り換えを行います。通常は、プロテクト
モードをNORMALに設定しておいてください。
3LOCK (ロック) ボタン/ランプ
LOCKランプ消灯中に押すと点灯し、パネル上のLOCKボタンを
除くすべてのボタンは働かなくなります。不用意に選択ボタンに
触って切り換えが行われるのを防ぎます。
LOCKランプ点灯中に他のボタンを押すと、ERRORインジケーター
が点灯します。
BKS-R1608
の前面
BKS-R3209
の前面
BKS-R1608/R3209
の後面

11 (J)
5〜AC IN (AC電源入力) 端子
指定の電源コードを使ってAC電源に接続します。
6POWER (電源) スイッチ
電源スイッチを I側にすると電源が入ります。
電源が入ると、ROMチェックサム、RAM書き込みテスト、ランプ 点
灯テストを行い、通信状態に入ります。状態表示モードになってい
ると、前面の表示部には、最新の選択状態が表示されます。
7REMOTE 1 (リモート1) 端子 (BNC型)
S-BUS通信回線に接続します。付属のT型ブリッジと市販の5C-2V
の同軸ケーブルを使って接続してください。
8y(アース) 端子
信号用アースです。
9STATION ID (ステーション番号) スイッチ
各コントロールユニットごとに、S-BUS通信回線内のステーション番
号を設定します。2〜254の任意の番号を設定できます。
ご注意
1台のルーティングスイッチャーに接続したコントロールユニットには
同じ番号が存在しないように設定してください。
◆ステーション番号の設定のしかたについては「準備」の「ステーション番
号の設定」をご覧ください。
0REMOTE 2 (リモート2) 端子 (D-sub 9ピン)
RS-422の通信回線に接続します。
4ソース/デスティネーション選択ボタン
このボタンは、ソース選択機能とデスティネーション選択機能の2つ
の機能があります。どちらの選択に使うかは、コントロールターミナ
ルまたはセットアップ機能で設定します。
コントロールターミナル でソース/ デスティネーション名称を設定する
と、ソース(入力)に設定したボタンは薄い緑色、デスティネーショ
ン(出力)に設定したボタンは薄い橙色で点灯します。ボタンを押
して選択すると、同じ色で明るく点灯します。
ご注意
ソースボタンが明るく橙色で点灯する場合がありますが、これは橙
色で点灯しているソースが他のレベルで選択されていることを示し
ています。(ブレークアウェイ状態)
◆ボタンの機能設定について詳しくは、ルーティングスイッチャーに付属の
インストレーションマニュアルを参照してください。
ソース選択機能 (緑色に点灯)
このボタンを押すと、現在選択しているデスティネーションに対し
て、押したボタンに対応するソースへの切り換え要求をS-BUSに出
力します。 (ファントムとして設定されていた場合はファントム切り換
えになります。)
ランプ表示モードが即時点灯モードになっている場合は、押したボ
タンがすぐに明るく緑色に点灯します。状態表示モードになってい
る場合は、切り換えが行われたことを確認してから、明るく緑色に
点灯します。
ご注意
PROTランプが点灯しているときはソースの切り換えはできません。
◆表示モードについては、13 (J) ページをご覧ください。
デスティネーション選択機能 (橙色に点灯)
このボタンを押すと、パネルが選択しているデスティネーションが変
更されます。押したボタンが明るく橙色に点灯します。

12 (J)
コントロールターミナルでの設定
本機を使って信号の切り換えを行う前に、あらかじめS-BUSデータ
リンクの1次局に接続したコントロールターミナ ル で、次 のような設
定が必要です。
◆設定方法について詳しくは、ルーティングスイッチャーに付属のインスト
レーションマニュアルをご覧ください。
1入出力端子名称の種類(「種別名称+番号」またはデスクリプ
ション名称)を選択する。
2ソースの種別名称(VTR、FLM、AUXなど)を設定する。
最大16の名称を設定できます。
3ソース名称(種別名称と001〜999の番号、FLM034など)を設
定する。
登録したソース名称の一覧をソーステーブルと呼びます。
4デスティネーション名称(種別名称と001〜999の番号、
VTR034など)を設定する。
登録したデスティネーション名称の一覧をデスティネーション
テーブルと呼びます。
5ファントム 名 称を 設 定 する。
登 録したファントム名称の一覧をファントムテーブルと呼びま
す。
6本機のソース/デスティネーション選択ボタンの割り当てを設定
する。
7コントロールするレベルを設定する。
8コントロールユニットを複数台使用する場合、親機、子機の設
定をする。
親機の設定
PANELモード:MOTHER(親機)
SETBLOCKNUMBER:使用するブロック番号(1〜10)
子機の設定
PANELモード:DAUGHTER(子機)
MOTHERSTATIONID:親機のステーション番号
ご注意
親機を先に設定してください。
9ルート表示機能を使うときは、ルート設 定をする。
本機の準備
本機は、単体でスイッチャーをコントロール することもできますが、
本機を含んだ2台以上、最大253台までのコントロールユニットを
組み合わせ、コントロール できるソース / デスティネーション数を拡
張することができます。単体で使用する場合と、複数台で使用す
る場合で設定のしかたが異なることがあります。設置したシステム
に合わせて、以下の設定を行ってください。複数台を組み合わせ
る場合、任意の一台を親機に設定し、残りを子機に設定します。
ステーション番号の設定
後面のSTATIONIDスイッチを使って設定します。ONに設定した
スイッチの数値を加えた値が番号になります。例えば、下図のよう
にスイッチ 1、2、8をONに設定すると、ステーション番号は11にな
ります。
ステーション番号: 1+2+8=11
ステーション番号の設定例
1248163264128
STATION ID
ON
OFF
12345678
準備

13 (J)
キーラベル表示
ソース/デスティネーション選択ボタンのキーラベルにソース名称や
デスティネーション名称を記入しておくと、どのボタンに何が割り当
てられているかがひとめでわかります。
キーラベルの挿入
本機には、ラベルが付属しています。次のようにして、ラベルをボ
タンに 挿 入し てください。
キーラベルの挿入
1付属のラベルに名称を書き込む。
2付属のキートップ引き抜き治具でキートップを外す。
3キーラベルをボタン上に置き、キートップを元通りに取り付ける。
1
2
3
VTR 12
VTR 12
キートップ引き抜き治具
キートップ
キーラベル
キーラベル BKS-R3209
1234 9101112
5678 13 14 15 16
BKS-R1608
9101112
25 26 27 28
13 14 15 16
29 30 31 32
1234
17 18 19 20
5678
21 22 23 24
ボタンによる設定 (セットアップ)
S-BUSシステムでは、基本的には様々な設定を1次局に接続した
コントロールターミナルで行いますが、次の設定は本機単独でも行
えます。設定項目ごとに、本機のソース/デスティネーション選択ボ
タンを以下の組み合わせで同時に押しながら電源を入れてくださ
い。
ソース/デスティネーション選択ボタンの番号
設定を初期化するには
ボタン1、2を同時に押しながら電源を入れます。
コントロールユニットの設定が次のように工場出荷時の状態になり
ます。
1) 状態表示モード
2) 単体使用モード
3) ファントム部分プロテクトモード
ご注意
ボタンは、パネルのランプ点灯チェックが終了するまで押し続けて
ください。
単体使用モードに設定するには (本機を単体で使用する場合)
ボタン5、8を同時に押しながら電源を入れます。
ランプ表示を即時点灯モードにするには
ボタン1、3を同時に押しながら電源を入れます。
ソース選択ボタンを押すと、押したランプが即時点灯します。
ランプ表示を状態表示モードにするには
ボタン1、2、3を同時に押しながら電源を入れます。
ソース選択ボタンを押すと、クロスポイントの切り換えを確認してか
ら、入力の選択状態に従いランプが点灯します。

14 (J)
セットアップ操作一覧表
設定内容 同時押しする
ボタン
設定を初期化する 1、2
単体使用モードに設定する 5、8
ランプ表示を即時点灯モードにする 1、3
ランプ表示を状態表示モードにする 1、2、3
32ソース (16ソース) 選択モードに設定する 1、4(または5、7)
16ソース/16デスティネーション(8ソース/
8デスティネーション) 選択モード1に設定する 5、6
16ソース/16デスティネーション選択モードに
設定するには 5、7
ファントム 全プロテクトモードにする 9、11
ファントム 部 分プロテクトモードにする 9、10、11
準備
32ソース(16ソース)選択モードに設定するには
ボタン1、4を同時に押しながら電源を入れます。
全てのソース/デスティネーション選択ボタンが、ソース選択ボタン
とし て 働きます 。
16ソース/16デスティネーション(8ソース/8デスティネー
ション)選択モード1に設定するには
ボタン5、6を同時に押しながら電源を入れます。
BKS-R1608では、ボタン1〜8がソース選択ボタン、ボタン9〜16が
デスティネーション選択ボタンとして働きます。
BKS-3209では、ボタン1〜8と17から24がソース選択ボタン、ボタ
ン9〜16と25〜32がデスティネーション選択ボタンとして働きます。
16ソース/16デスティネーション選択モード2を設定するに
は
ボタン5、7を同時に押しながら電源を入れます。
BKS-3209では、ボタン1から16がソース選択ボタン、ボタン17〜32
がデスティネーション選択ボタンとして働きます。
BKS-1608では、16個の選択ボタンが全て、ソース選択ボタンとし
て働きます。
ファントム全プロテクトモードにするには
ボタン9、11を同時に押しながら電源を入れます。
ファントム 切り換え時に、クロスポイントのひとつでもプロテクトがか
かっていると、全てのクロスポイントの切り換えを禁止します。
ファントム部分プロテクトモードにするには
ボタン9、10、11を同時に押しながら電源を入れます。
ファントム切り換え時に、プロテクトがかかっているデスティネーショ
ンがあると、そのデスティネーションを含むクロスポイントの切り換え
だけを禁止し、プロテクトがかかってないデスティネーションのクロ
スポイントを切り換えます。
BKS-R1608
BKS-R3209
1234 9101112
5678 13 14 15 16
9101112
25 26 27 28
13 14 15 16
29 30 31 32
1234
17 18 19 20
5678
21 22 23 24
ソース選択ボタン デスティネーション選択ボタン
ソース選択ボタン デスティネーション選択ボタン

15 (J)
操作
先ずデスティネーションを選択してからソースを選択します。
レベルはコントロールターミナルの設定に従います。
操作を始める前に、本機およびシステムの電源を入れ、PROTボタ
ンのランプが点灯していないことを確認してください。
ソースとデスティネーションの選択
1デスティネーション選択ボタンを押し、デスティネーションを選択
する。
押したボタンが明るくなります。
本機にデスティネーション選択機能が設定されていないとき
(すべての選択ボタンが緑色に点灯している)は、この手順は
必要ありません。コントロールターミナルで設定したデスティ
ネーションが自動的に選択されます。
2ソース選択ボタンを押し、ソースを選択する。
押したボタンが明るくなります。
デスティネーション選択時のソースボタンの点灯
のしかた
状態表示モードでは、常に選択したデスティネーションに何のソース
が選択されているかボタン表示します。
表示するソース名のボタンがあるときは
選択したデスティネーションに対して表示するソース名のボタンがあ
るときは、設定されたソースに対応するソース選択ボタンが明るい
緑色に点灯します。
表示するソース名のボタンがないときは
選択したデスティネーションに対して表示するソース名のボタンがな
いときは、全てのソース選択ボタンがうすい緑色に点灯します。
モニター系S-BUSデータリンクで使用する場合
の選択
ビデオルーティングスイッチャーDVS-V3232B/V6464Bに別売のモ
ニターボードBKDS-V3292Bを装着して、入出力信号をモニターす
るとき、モニターする信号をBKS-R1608R3209を使って切り換える
ことができます。モニターする信号は、あらかじめコントロールター
ミナルで設定しておきます。
◆設定のしかたについては、スイッチャーに付属しているインストレーション
マニュアルをご覧ください。
選択ボタンの点灯のしかた
選択ボタンは、通常はソース選択ボタンはうすい緑色に、デスティ
ネーション選択ボタンはうすい燈色に点灯しています。ボタンを押
してモニターする信号を選択すると、押したボタンはソース選択ボ
タン、デスティネーション選択ボタンのいずれも明るい緑色に変わり
ます。
エラー表示について
本機の動作に不具合が発生すると、ERRORランプが点灯します。

16 (J)
仕様
コントロール信号 REMOTE(BNC型)×1
S-BUS
データ転送方式 BI-PHASESPACE
データ転送速度 312.5kbps
信号電送距離 500m(75Ω同軸ケーブル5C-2V使用時)
動作温度 0℃〜45℃
電源 AC100〜240V、50/60Hz
消費電力 10W
最大外形寸法 424×44×150mm(幅/高さ/奥行き)
質量 3kg
付属品 T型ブリッジ(1)
キートップ引き抜き治具(1)
キーラベル(1組)
オペレーションマニュアル(1)
仕様および外観は、改良のため予告なく変更することがあります
が、ご了承ください。

1 (E)
WARNING
To prevent fire or shock hazard, do not expose the unit to
rain or moisture.
To avoid electrical shock, do not open the cabinet. Refer
servicing to qualified personnel only.
VORSICHT
Um Feuergefahr und die Gefahr eines elektrischen Schlages
zu vermeiden, darf das Gerät weder Regen noch
Feuchtigkeit ausgesetzt werden.
Um einen elektrischen Schlag zu vermeiden, darf das
Gehäuse nicht geöffnet werden. Überlassen Sie
Wartungsarbeiten stets nur einem Fachmann.
For the customers in the USA
This equipment has been tested and found to comply with
the limits for a Class A digital device, pursuant to Part 15 of
the FCC Rules. These limits are designed to provide
reasonable protection against harmful interference when the
equipment is operated in a commercial environment. This
equipment generates, uses, and can radiate radio frequency
energy and, if not installed and used in accordance with the
instruction manual, may cause harmful interference to radio
communications. Operation of this equipment in a residential
area is likely to cause harmful interference in which case the
user will be required to correct the interference at his own
expense.
You are cautioned that any changes or modifications not
expressly approved in this manual could void your authority
to operate this equipment.
The shielded interface cable recommended in this manual
must be used with this equipment in order to comply with the
limits for a digital device pursuant to Subpart B of Part 15 of
FCC Rules.
WARNING: THIS WARNING IS APPLICABLE FOR USA
ONLY.
If used in USA, use the UL LISTED power cord specified
below.
DO NOT USE ANY OTHER POWER CORD.
Plug Cap Parallel blade with ground pin
(NAME 5-15P Configuration)
Cord Type SJT, three 16 or 18 AWG wires
Length Less than 2.5 m (8 ft. 3 in.)
Rating Minimum 10 A, 125 V
WARNING
THIS APPARATUS MUST BE EARTHED.
WARNUNG
DIESES GERÄT MUSS GEERDET WERDEN.
AVERTISSEMENT
CET APPAREIL DOIT ÊTRE RELIÉ À LA TERRE.
English
For the Customers in the United Kingdom
IMPORTANT
The wires in this mains lead are coloured in accordance with
the following code:
Green-and-yellow: Earth
Blue: Neutral
Brown: Live
As the colours of the wires in the mains lead of this apparatus
may not correspond with the coloured markings identifying the
terminals in your plug proceed as follows:
The wire which is coloured green-and-yellow must be
connected to the terminal in the plug which is marked by the
letter E or by the safety earth symbol Yor coloured green or
green-and-yellow.
The wire which is coloured blue must be connected to the
terminal which is marked with the letter N or coloured black.
The wire which is coloured brown must be connected to the
terminal which is marked with the letter L or coloured red.
For the customers in Europe
This product with the CE marking complies with both the EMC
Directive (89/336/EEC) and the Low Voltage Directive (73/23/
EEC) issued by the Commission of the European Community.
Compliance with these directives implies conformity to the
following European standards:
• EN60950: Product Safety
• EN55103-1: Electromagnetic Interference (Emission)
• EN55103-2: Electromagnetic Susceptibility (Immunity)
This product is intended for use in the following
Electromagnetic Environment(s):
E1 (residential), E2 (commercial and light industrial), E3
(urban outdoors) and E4 (controlled EMC environment, ex. TV
studio).
Pour les clients européens
Ce produit portant la marque CE est conforme à la fois à la
Directive sur la compatibilité électromagnétique (EMC) (89/
336/CEE) et à la Directive sur les basses tensions (73/23/
CEE) émises par la Commission de la Communauté
Européenne.
La conformité à ces directives implique la conformité aux
normes européennes suivantes:
• EN60950: Sécurité des produits
• EN55103-1: Interférences électromagnétiques (émission)
• EN55103-2: Sensibilité électromagétique (immunité)
Ce produit est prévu pour être utillisé dans les
environnements électromagnétiques suivants:
E1 (résidentiel), E2 (commercial et industrie légère),
E3 (urbain extérieur) et E4 (environnement EMC contrôlé ex.
studio de télévision).
Für Kunden in Europa
Dieses Produkt besitzt die CE-Kennzeichnung und erfüllt
sowohl die EMV-Direktive (89/336/EEC) als auch die Direktive
Niederspannung (73/23/EEC) der EG-Kommission.
Die Erfüllung dieser Direktiven bedeutet Konformität für die
folgenden Europäischen Normen:
• EN60950: Produktsicherheit
• EN55103-1: Elektromagnetische Interferenz (Emission)
• EN55103-2: Elektromagnetische Empfindlichkeit (Immunität)
Dieses Produkt ist für den Einsatz unter folgenden
elektromagnetischen Bedingungen ausgelegt:
E1 (Wohnbereich), E2 (kommerzieller und in beschränktem
Maße industrieller Bereich), E3 (Stadtbereich im Freien) und
E4 (kontrollierter EMV-Bereich, z.B. Fernsehstudio).

2 (E)
Table of Contents
Overview............................................................... 3(E)
Features ...........................................................3(E)
Example of Setting the Select Button
Functions...............................................4(E)
System Connection Example ..........................5(E)
Break-away Function ......................................6(E)
Use of Multiple Control Units.........................7(E)
Route Function ................................................7(E)
Phantom Function ...........................................8(E)
Location and Fucntion of Parts.......................... 9(E)
Preparations ....................................................... 11(E)
Settings on the Control Terminal ..................11(E)
Preparation for the BKS-R1608/3209 ...........11(E)
Settings by Using the Buttons (Setup Function) ....
.............................................................12(E)
Operations .......................................................... 14(E)
Specifications...................................................... 15(E)
This manual suits for next models
2
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